JPH06133120A - 複合機 - Google Patents

複合機

Info

Publication number
JPH06133120A
JPH06133120A JP4277286A JP27728692A JPH06133120A JP H06133120 A JPH06133120 A JP H06133120A JP 4277286 A JP4277286 A JP 4277286A JP 27728692 A JP27728692 A JP 27728692A JP H06133120 A JPH06133120 A JP H06133120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
function
parameter
signal
engine
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4277286A
Other languages
English (en)
Inventor
Takamasa Hayashi
崇雅 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP4277286A priority Critical patent/JPH06133120A/ja
Publication of JPH06133120A publication Critical patent/JPH06133120A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザによるパラメータの切り換え作業を軽
減すること。 【構成】 コピー機能,プリンタ機能,スキャナ機能,
及びファクシミリ(FAX)機能の各機能毎にパラメー
タを記憶することにより、ある機能への切り換えを行な
う時にその機能に対応するパラメータを自動的に読み出
して設定することができる。なお、ある機能への切り換
えが行なわれた際に、各パラメータをその機能の初期値
にするとよい。また、設定された機能が動作中に機能の
切り換え要求があった際に、現在設定されている機能の
ジョブが終了してから機能の切り換えを行なえばよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スキャナ等の画像読
取部とレーザプリンタ等の画像形成部とを備えたデジタ
ル複写(コピー)機等の複合機に関する。
【0002】
【従来の技術】画像読取部と画像形成部とからなる装置
として、ファクシミリ装置やデジタル複写機が存在する
が、これらは単独の機能しかもっていない。そこで、近
年それらの機能を1つの装置に盛り込んだ複合機が多く
提案されている。機能としては、上述の機能の他にプリ
ンタやスキャナとしての機能も使用できる。
【0003】ところで、このような複合機を複写機とし
て使用する時もプリンタとして使用する時も画像形成部
は1つであるから、例えばあるユーザAがコピー機能で
給紙トレイ#1を使った後に、他のユーザBがプリンタ
機能に切り換えた時、給紙トレイはまだ#1のままであ
る。したがって、ユーザBは給紙トレイ#2を使用する
場合には設定を給紙トレイ#2に変更してからプリント
アウトを行なう。その後、ユーザAが再びコピーを行な
う際、現在給紙トレイは#2であるので、給紙トレイ#
1を使用する場合には設定を給紙トレイ#1に切り換え
なければならない。このように、通常は機能に応じてユ
ーザがいちいちパラメータを切り換えることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなパラメータの切り換えはユーザにとって非常に面
倒なものであり、煩わしい作業であった。この発明は上
記の点に鑑みてなされたものであり、複合機を使用する
際のユーザによるパラメータの切り換え作業を軽減する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、画像読取部と画像形成部とを備え、複数
の機能が動作可能な複合機において、その各機能毎にパ
ラメータを記憶する手段を設けたものである。なお、機
能の切り換えが行なわれた際、各パラメータを各機能の
初期値にする手段や、設定された機能が動作中に機能の
切り換え要求があった際に、現在設定されている機能の
ジョブが終了してから機能の切り換えを行なう手段を設
けるとよい。
【0006】
【作用】この発明の複合機によれば、各機能毎に使用頻
度の高いパラメータを記憶することにより、ある機能へ
の切り換えを行なう時にその機能に対応する使用頻度の
高いパラメータを自動的に選択できるので、ユーザによ
るパラメータの切り換え作業が軽減される。
【0007】なお、機能の切り換えが行なわれた際、各
パラメータを各機能の初期(デフォルト)値にセットす
るようにすれば、複数のユーザがこの複合機を使用する
ような環境であった場合でも、それに対応することがで
きる。また、設定された機能が動作中に機能の切り換え
要求があった際に、現在設定されている機能のジョブが
終了してから機能の切り換えを行なうことにより、各機
能による処理が途中で終了してしまうような不都合を回
避できる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図2は、この発明の一実施例である複
合機の機構部の概略を示す全体構成図である。
【0009】この複合機は、給紙カセット1a,1b,
ペーパエンドセンサ(紙の有無を検知するセンサ)2,
レジストセンサ(潜像と同期をとるためのセンサ)3,
レジストローラ4,感光体ドラム5,定着装置6,排紙
センサ7,及び排紙トレイ8a,8bを備えた画像形成
部9と、原稿セットトレイ(兼給紙トレイ)11a,1
1b,原稿セットセンサ(兼ペーパエンドセンサ)1
2,フィードローラ13,ヘッド前センサ14,読み取
りヘッド15,搬送切換爪16,原稿排紙センサ17,
及び原稿排紙トレイ18a,18bを備えた画像読取部
19と、それらを制御する図示しないマイクロコンピュ
ータ(以下「エンジンCPU」という)と、プリンタコ
ントローラとにより構成される。なお、画像形成部9,
画像読取部19,及びエンジンCPUにより複合機のエ
ンジンを構成する。
【0010】図3は、図2の画像形成部9内の光書込ユ
ニット(図2では図示を省略している)の構成例を示す
斜視図である。同図において、レーザダイオード(LD)
22より射出されたレーザビームは、コリメートレンズ
23により平行光束とされ、次に形成するドット(画素
密度)の大きさに応じたスリットを持つアパーチャ24
により余分なレーザ光がカットされる。
【0011】そのアパーチャ24により整形された平行
光束は、シリンダレンズ25により主走査方向の画像形
成用のレーザ光が感光体ドラム5上で所定の大きさにな
るように集光され、ポリゴンモータ26により回転され
るポリゴンミラー27で主走査方向(感光体ドラム5の
軸方向)xに走査される。そして、一対のFθレンズ2
8により等角運動を等速運動にし、また像面湾曲を補正
する。
【0012】Fθレンズ28を通ったレーザビームは、
反射ミラー29により角度を変えられ、シリンダレンズ
30により副走査方向(感光体ドラム2の回転方向)y
の集光がなされ、感光体ドラム5上に所定ビーム径でス
ポット状に結像される。
【0013】なお、感光体ドラム5上を走査する直前の
レーザビームは、ミラー31及びシリンダレンズ32を
介して光ファイバ33に入射された後、図示しないエン
ジンCPUに備えられたフォトダイオード等の同期検知
センサ(受光素子)34で検知される。そして、エンジ
ンCPUが同期検知センサ34からの同期検知信号を用
い、1走査毎にレーザビームの発光開始タイミングを制
御する。
【0014】図4は、この複合機のプリンタコントロー
ラの詳細例を示すブロック構成図である。このプリンタ
コントローラ41は、CPU42,プログラムROM4
3,フォントROM44,RAM45,スキャナバッフ
ァ46,NVRAM47,ICカード48と、エンジン
インタフェース(以下インタフェースをI/Fと略称す
る)49,パネルI/F50,ディスクI/F51,ホ
ストI/F52の各I/Fから構成されている。
【0015】CPU42は、プログラムROM43のプ
ログラムとパネル装置53からのモード指示、及びホス
ト装置(ホストコンピュータ)54からのコマンドによ
ってプリンタコントローラ41全体を制御する中央処理
装置である。プログラムROM43は、このプリンタコ
ントローラ41の制御プログラムを格納しているリード
オンリ・メモリ、フォントROM44は、フォントのパ
ターンデータなどを記憶するリードオンリ・メモリであ
る。
【0016】RAM45は、CPU42用のワークメモ
リ,入力データを格納するためのインプットバッファ,
ページデータを格納するためのページバッファ,画像イ
メージデータを書き込むためのスキャンバッファ(ビデ
オバッファ),ダウンロードフォントを格納するための
フォントファイル等に使用するランダムアクセス・メモ
リ、スキャナバッファ46は、エンジン55から送られ
てくるスキャナデータ(画像読取部19で読み取った画
像データ)を書き込むためのスキャナバッファに使用す
るランダムアクセス・メモリである。
【0017】NVRAM47は、パネル装置53からの
モード指示の内容などを記憶しておく不揮発性メモリで
あり、ICカード48は、フォントデータやプログラム
を外部から供給する場合に使用する着脱可能なメモリカ
ードである。
【0018】エンジンI/F49は、原稿画像の読み取
り及び印字を行なうエンジン55とコマンド及びステー
タスや印字データの通信を行なうためのインタフェー
ス、パネルI/F50は、使用者に現在のプリンタの状
態を知らせたりモード指示を行なったりするパネル装置
53と、コマンドやステータスの通信を行なうインタフ
ェースである。
【0019】ディスクI/F51は、ディスク装置56
と通信を行なうためのインタフェースである。ホストI
/F52は、ホスト装置54と通信を行なうインタフェ
ースであり、通常はセントロI/FやRS232Cであ
る。
【0020】ディスク装置56は、フォントデータやプ
ログラム,印字データなどの様々のデータを記憶してお
く外部記憶装置であり、フロッピディスク装置(FD
D)やハードディスク装置(HDD)などである。
【0021】図5はこの実施例によるデータの流れを示
す概念図であり、ホスト装置54から送られる印字デー
タはプリンタコントローラ41内のホストI/F52で
受信され、その受信された入力データは一旦RAM45
のインプットバッファ45aに蓄えられる。このインプ
ットバッファはFIFO形式のバッファである。
【0022】インプットバッファ45aに蓄えられた入
力データは、インタプリタ57によって種々のコマンド
等が解釈され、ページ単位のデータバッファであるペー
ジバッファ45b上にページデータが作られる。このペ
ージバッファは、印字動作に非同期でRAM45にその
メモリ容量に応じて複数ページ分先作りができる。
【0023】次のドロワ58は作られたページバッファ
の順番でページバッファ上のデータを読み取り、文字コ
ードまたはグラフィックスコマンドなどを解釈し、スキ
ャンバッファ45cに画像イメージデータを作成する。
そのスキャンバッファ45cはそれぞれ1ページ分の画
像イメージデータを記憶できるメモリである。
【0024】スキャンバッファ45c上で1ページ分の
画像イメージデータが完成すると、エンジンI/F49
はエンジン55に対して印字動作開始命令を出し、その
後エンジン55からの同期信号に合わせてスキャンバッ
ファ45cからデータセレクタ(図4では図示を省略)
59を介してその画像イメージデータを読み出し、書き
込みデータ(ビデオデータ)としてエンジン55へ転送
する。
【0025】ここで、スキャンバッファ45cが1ペー
ジ分しかない場合、エンジン55の印字動作が完了して
いないと次のページのための画像イメージデータの作成
ができない。そのため、ドロワ58以降の動作はエンジ
ン55の印字動作完了を待ってから実行される。そこ
で、この待ち時間をなくすために、スキャンバッファ4
5cを2ページ分持ち、ドロワ58以降の動作をスキャ
ンバッファを交互に切り替えて行なうことが考えられ
る。
【0026】一方、エンジン55の画像読取部(スキャ
ナ部)19から読み取り画像データが送られてくると、
それをスキャナバッファ46に取り込むと共に、データ
セレクタ59によりその読み取り画像データをエンジン
I/F49に送り、書き込みデータとしてエンジン55
へ転送させる。
【0027】なお、ここで説明したインタプリタ57及
びドロワ58の機能はソフトウェアで実現する。具体的
には、機能をプログラムで制御してCPU42が実行す
る。また、ホストI/F52,エンジンI/F49,及
びデータセレクタ59の制御もCPU42が行なう。
【0028】図6はこの複合機のエンジンCPUが行な
う各制御の種類を示すブロック図である。エンジンCP
U60は、エンジン55全体の制御、すなわちプリンタ
コントローラ41とのI/F制御、画像形成部9におけ
る紙搬送制御,光書き込み制御,プロセス制御,及び定
着制御、画像読取部19における紙搬送制御,画像読取
制御を行なう。
【0029】図7はエンジンCPU60の要部を示すブ
ロック構成図であり、中央処理装置(以下「CPU」と
略称する)61,ラインカウンタ(C1)62,ドット
カウンタ(C2)63,クロック発生回路64,読み取
りヘッドドライバ65,光書込用ゲートアレー(G/
A)66,及びLDドライバ67を備えている。
【0030】CPU61は、図示しないROM内のプロ
グラムに従ってエンジンCPU60全体を統括的に制御
する中央処理装置である。ラインカウンタ62は、CP
U61から出力される読み取り副走査有効幅信号/SF
GATE1(「/」はローアクティブを意味する)を読
み取りライン同期信号SOに同期させ、/SFGATE
としてプリンタコントローラ41へ出力する。
【0031】ドットカウンタ63は、クロック発生回路
64から出力されるクロック信号を読み取りクロック/
SCLKに同期させ、読み取り主走査有効幅信号/SL
GATEとしてセレクタ68へ出力する。読み取りヘッ
ドドライバ65は、セレクタ68から入力される読み取
り副走査有効幅信号/SFGATE,読み取り主走査有
効幅信号/SLGATE,読み取りライン同期信号S
O,読み取りクロック/SCLKに基づき、図2の読み
取りヘッド15を駆動してそのヘッド面上を搬送される
原稿の画像を読み取らせ、その読み取り画像データを/
SDATAとしてプリンタコントローラ41へ転送す
る。
【0032】光書き込み用ゲートアレー66は、CPU
61からの指示とクロック発生回路64からのクロック
信号に基づいて、プリンタコントローラ41へ書き込み
副走査有効幅信号/FGATE,書き込み主走査有効幅
信号/LGATE,書き込みライン同期信号/LSYN
C,及び書き込みクロック/WCLKを送出したり、セ
レクタ68へ読み取り主走査有効幅信号/SLGAT
E,読み取りライン同期信号SO,及び読み取りクロッ
ク/SCLKを出力する。また、プリンタコントローラ
41から送られてくる書き込みデータ/WDATAをビ
デオ信号/VIDEOとしてLDドライバ67へ出力す
る。
【0033】LDドライバ67は、光書き込み用ゲート
アレー66から入力されるビデオ信号/VIDEOに応
じて図3のレーザダイオード22をオン・オフ発光す
る。セレクタ68は、ドットカウンタ63及びクロック
発生回路64から入力される読み取り系の各信号と光書
き込み用ゲートアレー66から入力される読み取り系の
各信号のいずれかをCPU61の指示に従って選択して
出力する。
【0034】図8はエンジン55における画像読み取り
モード(スキャナモード)時の各信号を示すタイミング
チャートである。同図において、/SMONは画像読取
部(スキャナ部)19の搬送用モータをオン・オフする
ための信号であり、その搬送用モータは信号/SMON
がローレベル“L”になった時にオン、ハイレベル
“H”になった時にオフになる。
【0035】/CHSOLは図2の搬送切り換え爪16
を切り換えるソレノイドをオン・オフするための信号で
あり、そのソレノイドは信号/CHSOLが“L”にな
った時にオンになって搬送切り換え爪16を紙が画像形
成部(プリンタ部)9に送り込まれるように切り換え、
“H”になった時にオフになって搬送切り換え爪16を
紙が原稿排紙トレイ18aに排紙されるように切り換え
る。
【0036】/MMONは画像形成部9の搬送用モータ
をオン・オフするための信号であり、その搬送用モータ
は信号/MMONがローレベル“L”になった時にオ
ン、ハイレベル“H”になった時にオフになる。/S2
はヘッド前センサ14の入力、/S3は原稿排紙センサ
17の入力、/P2はレジストセンサ3の入力、/FG
ATEは副走査方向の画像エリア信号である。
【0037】エンジンCPU60は、プリンタコントロ
ーラ41から画像読み取り命令を受け取ると、図2の原
稿セットセンサ12によって原稿セットトレイ11aに
原稿があることを確認した後、画像読取モードなので信
号/CHSOLを“H”にして(通常は“H”)搬送切
り換え爪16を原稿が原稿排紙トレイ18aに排紙され
るように切り換える。
【0038】それと同時に、信号/SMONを“L”に
して画像読取部19内の搬送用モータをオンにし、原稿
の搬送を開始する。それからt1が経過して信号/S2
が“H”であれば、ヘッド前センサ14に原稿が到着し
ていないことになり、ジャム(JAM1)と判断して原
稿の搬送を停止させる。同様に信号/S2が“L”にな
ってからt2経過時に信号/S3が“L”、S3が
“L”になってからt3経過時に信号/S3が“H”に
それぞれなっていなかったらジャム(JAM2,3)と
判断して画像読取部19内の搬送用モータを含む各駆動
部を停止させる。
【0039】搬送されている原稿は、ヘッド前センサ1
4を通ってt5経過後、読み取りヘッド15により画像
情報が読み取られる。その後、信号/CHSOLが
“H”なので、原稿はそのままの状態で搬送を続け、原
稿排紙センサ17を通過して(/S3が“H”になっ
て)t4経過した後、原稿が原稿排紙トレイ18aに排
紙されたと判断し、信号/SMONを“H”にして画像
読取部19内の搬送用モータをオフにする。
【0040】図9はエンジン55における画像形成モー
ド(プリンタモード)時の各信号を示すタイミングチャ
ートである。同図において、/P3は排紙センサ7の入
力、/SFGATEは副走査方向の原稿エリア信号であ
る。
【0041】エンジンCPU60は、プリンタコントロ
ーラ41から画像形成命令を受け取ると、信号/CHS
OLを“L”にして搬送切り換え爪16を紙が画像形成
部9に送り込まれるように切り換える。それと同時に、
信号/SMONを“L”にして画像読取部19内の搬送
用モータをオンにし、用紙の搬送を開始する。その後、
t12,t13,t14をそれぞれ経過して所定のセン
サに達しない時にはジャムと判断し、全ての駆動を停止
させる。
【0042】信号/SMONを“L”にしてt11が経
過したら、用紙が画像形成部1内に搬送されたものと判
断して信号/MMONを“L”にし、画像形成部1の搬
送用モータをオンにする。その後、信号/S2が“H”
になってt14が経過したら、画像読取部19内に用紙
はないと判断して/SMONを“H”にして搬送用モー
タをオフにすると共に、信号/CHSOLを“H”にし
て搬送切り換え爪16を紙が原稿排紙トレイ18aに送
り込まれるように切り換える。
【0043】また、信号/P2が“L”になってからt
17が経過したら、信号/FGATEを“L”にして画
像形成を開始し、その後信号/P3がt15以内で
“L”から“H”に変化したら、t16が経過した後に
信号MMONを“H”にして画像形成部9の搬送用モー
タをオフにし、一連の画像形成動作を終了する。
【0044】図10はエンジン55におけるコピーモー
ド時の各信号を示すタイミングチャートである。エンジ
ンCPU60は、プリンタコントローラ41からコピー
命令を受け取ると、信号/CHSOLを“H”にして搬
送切り換え爪16を紙が原稿排紙トレイ18aに排紙さ
れるように切り換える。
【0045】それと同時に、信号/SMONを“L”に
して画像読取部19内の搬送用モータをオンにし、原稿
の搬送を開始する。これとは独立して画像形成部9の動
作が始まるが、読み取り開始時間と書き込み開始時間を
合わせるため、原稿がヘッド前センサ14に達する時点
(t20経過時)まで書き込み動作をウェイトさせてお
く。
【0046】そして、信号/S2が“L”になったのに
同期させ、一定時間後に信号/SFGATEと/FGA
TEを同時に“L”にする。その後、/SFGATEと
/FGATEを同時に“H”にすることによってコピー
動作を実現する。その後は、読み取りと書き込みを独立
したタイミングで行ない、原稿及び用紙の排紙を行な
う。
【0047】次に、この複合機におけるこの発明に係わ
る部分を具体的に説明する。図1はエンジンCPU60
が管理するメモリエリアの一部を示すメモリマップ図で
あり、いまコピー機能のパラメータ格納領域にはコピー
機能の各パラメータを、プリンタ機能のパラメータ格納
領域にはプリンタ機能の各パラメータを、スキャナ機能
のパラメータ格納領域にはスキャナ機能の各パラメータ
を、ファクシミリ(FAX)機能のパラメータ格納領域
にはファクシミリ機能の各パラメータがそれぞれ記憶さ
れているものとする。
【0048】図11は、エンジンCPU60によるこの
発明に係わる機能切り換え時の処理を示すフローチャー
トである。このルーチンは図示しないメインルーチンか
らコールされるとスタートし、まずプリンタコントロー
ラ41から機能の切り換え要求が送られてきたか否かを
チェックして、送られてこなければメインルーチンへリ
ターンし、送られてくると現在の機能でジョブを行なっ
ているか否か、すなわちエンジン55が現在処理してい
るジョブがあるかないかを判断する。
【0049】そして、現在の機能でジョブを行なってい
る場合には、そのジョブが完了するまで処理を保留する
ことになるが、その際機能の切り換え要求をホールドし
てメインルーチンへリターンする。また、現在の機能で
ジョブを行なっていない場合には、各パラメータの設定
を行なう。すなわち、現在の機能の各パラメータをその
パラメータ格納メモリに退避した後、切り換え要求のあ
った機能の各パラメータをその機能のパラメータ格納メ
モリから読み出して設定する。なお、切り換え要求のあ
った機能への切換処理も行なうが、その図示は省略す
る。
【0050】例えば、この複合機は現在コピー機能で以
下に示す環境(図1にも示す)で動作しているものとす
る。 (1)書き込み給紙トレイ #1 (2)書き込み排紙トレイ #1 (3)書き込み紙サイズ A3 (4)書き込み解像度 400dpi (5)読み取り給紙トレイ #2 (6)読み取り排紙トレイ #1 (7)読み取り解像度 400dpi (8)読み取り範囲 A3 (9)画像処理 写真モード
【0051】この状態で複数枚分のコピーを取り終わっ
た後、エンジンCPU60がプリンタコントローラ41
からプリンタ機能への切り換え要求を受け取ると、
(1)〜(9)の各パラメータをアドレス0000hか
らのコピー機能パラメータ格納領域へ退避させ、アドレ
ス1000hからのプリンタ機能パラメータ格納領域よ
り以下に示すパラメータを読み出して設定する。
【0052】(1)書き込み給紙トレイ #2 (2)書き込み排紙トレイ #2 (3)書き込み紙サイズ A4 (4)書き込み解像度 300dpi なお、(5)〜(9)のパラメータは書き換えないが、
プリンタ機能には影響しないため問題にならない、
【0053】この状態で複数枚分のプリントアウトが終
了し、エンジンCPU60がプリンタコントローラ41
から再びコピー機能への切り換え要求を受け取ると、
(1)〜(4)の各パラメータをアドレス1000hか
らのプリンタ機能パラメータ格納領域へ退避させ、アド
レス0000hからコピー機能パラメータ格納領域より
上述した各パラメータを読み出して設定する。
【0054】ここで、エンジンCPU60はユーザによ
って図4のパネル装置53あるいはホスト装置54から
プリンタコントローラ41を介してコピー機能のパラメ
ータの変更が要求されると、次回の機能切り換え時に新
たなパラメータがアドレス0000hからのコピー機能
パラメータ格納領域に格納されることになる。また、こ
の複合機を複数のユーザが使用する場合には、ある機能
への切り換え時にその機能のデフォルトのパラメータを
対応するパラメータ格納領域より読み出して設定する。
【0055】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、複合を使用する際のユーザによるパラメータの切
り換え作業が軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図6のエンジンCPU60が管理するメモリエ
リアの一部を示すメモリマップ図である。
【図2】この発明の一実施例である複合機の機構部の概
略を示す全体構成図である。
【図3】図2の画像形成部9内の光書き込みユニットの
構成例を示す斜視図である。
【図4】図2の複合機のプリンタコントローラの詳細例
を示すブロック構成図である。
【図5】図2の複合機によるデータの流れを示す概念図
である。
【図6】図2の複合機のエンジンCPUが行なう各制御
の種類を示すブロック図である。
【図7】図6のエンジンCPU60の要部を示すブロッ
ク構成図である。
【図8】図4のエンジン55における画像読み取りモー
ド時の各信号を示すタイミング図である。
【図9】同じく画像形成モード時の各信号を示すタイミ
ング図である。
【図10】同じくコピーモード時の各信号を示すタイミ
ング図である。
【図11】図6のエンジンCPU60によるこの発明に
係わる機能切り換え時の処理を示すフロー図である。
【符号の説明】
1a,1b 給紙カセット 2 ペーパエンド
センサ 3 レジストセンサ 4 レジストロー
ラ 5 感光体ドラム 6 定着装置 7 排紙センサ 8a,8b 排紙
トレイ 9 画像形成部 11a,11b
原稿セットトレイ 12 原稿セットセンサ 13 フィードロ
ーラ 14 ヘッド前センサ 15 読み取りヘ
ッド 16 搬送切換爪 17 原稿排紙セ
ンサ 18a,18b 原稿排紙トレイ 19 画像読取部 22 レーザダイオード 41 プリンタコ
ントローラ 42,61 CPU 43 プログラム
ROM 44 フォントROM 45 RAM 45c スキャンバッファ 46 スキャナバ
ッファ 47 NVRAM 49 エンジンI
/F 53 パネル装置 54 ホスト装置 55 エンジン 60 エンジンC
PU 61 CPU 62 ラインカウ
ンタ 63 ドットカウンタ 64 クロック発
生回路 65 読み取りヘッドドライバ 66 光書込用ゲ
ートアレー 67 LDドライバ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像読取部と画像形成部とを備え、複数
    の機能が動作可能な複合機において、前記各機能毎にパ
    ラメータを記憶する手段を設けたことを特徴とする複合
    機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の複合機において、機能の
    切り換えが行なわれた際、前記各パラメータを各機能の
    初期値にする手段を設けたことを特徴とする複合機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の複合機において、
    設定された機能が動作中に機能の切り換え要求があった
    際に、現在設定されている機能のジョブが終了してから
    機能の切り換えを行なう手段を設けたことを特徴とする
    複合機。
JP4277286A 1992-10-15 1992-10-15 複合機 Pending JPH06133120A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4277286A JPH06133120A (ja) 1992-10-15 1992-10-15 複合機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4277286A JPH06133120A (ja) 1992-10-15 1992-10-15 複合機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06133120A true JPH06133120A (ja) 1994-05-13

Family

ID=17581420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4277286A Pending JPH06133120A (ja) 1992-10-15 1992-10-15 複合機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06133120A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006259360A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Ricoh Co Ltd 書き込み制御装置、光書き込み装置、画像形成装置、及び書き込み制御方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006259360A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Ricoh Co Ltd 書き込み制御装置、光書き込み装置、画像形成装置、及び書き込み制御方法
JP4723886B2 (ja) * 2005-03-17 2011-07-13 株式会社リコー 書き込み制御装置、光書き込み装置、画像形成装置、及び書き込み制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4933772A (en) Electrophotographic printer with improved timing arrangements
US20060028678A1 (en) Image processing apparatus and its control method
JP3368749B2 (ja) 画像形成装置
US7382938B2 (en) Image data storing device, image processing apparatus including the same and image data transfer control method
US5581358A (en) Information recording apparatus with smoothing processing via pixel feature detection and recording density variation and toner conservation
US5283662A (en) Image reading apparatus controllable by external apparatus
US5220431A (en) Image-forming apparatus having a landscape mode and a portrail mode
US5889594A (en) Both-side recording apparatus and control apparatus for controlling the same
JP3486478B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP4181661B2 (ja) 画像処理装置および画像処理装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
EP0802502B1 (en) Control over image formation based on change in status of image formation means
US6407822B1 (en) Image input-output apparatus and method therefor
JP3937864B2 (ja) 印刷装置及びその制御方法
US4975858A (en) Controller for a printer for printing data received from an external data processor
JPH0863310A (ja) 画像処理装置
JPH06133120A (ja) 複合機
JP3685966B2 (ja) 画像形成装置
US6701384B1 (en) Image output method and system with a function to change a received print condition
JP2003025693A (ja) 画像記録方法及び画像記録装置並びにデータ処理装置
JPH09219765A (ja) 画像処理システム及び方法
JPH05327970A (ja) 複合機
JPH04115667A (ja) 画像記録装置
JP3358046B2 (ja) 複合画像記録装置
JP2003237190A (ja) 印刷システム及びプリンタドライバ並びにプリンタ制御方法
US7161703B2 (en) Image processing system having a storage section being accessed directly