JPH05327970A - 複合機 - Google Patents

複合機

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JPH05327970A
JPH05327970A JP4133857A JP13385792A JPH05327970A JP H05327970 A JPH05327970 A JP H05327970A JP 4133857 A JP4133857 A JP 4133857A JP 13385792 A JP13385792 A JP 13385792A JP H05327970 A JPH05327970 A JP H05327970A
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JP
Japan
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signal
reading
image forming
image
image reading
Prior art date
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Pending
Application number
JP4133857A
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English (en)
Inventor
Takamasa Hayashi
崇雅 林
Toru Nagatsuma
徹 永妻
Kazuyuki Shimada
和之 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05327970A publication Critical patent/JPH05327970A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリ容量を増やすことなく、リアルタイム
のコピーを行なえるようにする。 【構成】 画像読取モード時にはラインカウンタ62,
ドットカウンタ63,及びクロック発生回路65により
画像読取部に使用する信号(読み取り系の信号)を発生
させ、それをプリンタコントローラ41へ出力して画像
読取部による読み取り動作を行なう。画像形成モードの
時には光書込用ゲートアレー66により画像形成部に使
用する信号(書き込み系の信号)を発生させ、それをプ
リンタコントローラ41へ出力して画像形成部による画
像形成動作を行なう。コピーモード時には上述と同様に
読み取り系の信号と書き込み系の信号を発生させ、その
うち読み取り系の信号を光書込用ゲートアレー66によ
り書き込み系の信号に同期させ、書き込み系の信号とそ
れに同期した読み取り系の信号をプリンタコントローラ
41へ出力して画像読取部による読み取り動作と画像形
成部による書き込み動作を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スキャナ等の画像読
取装置とレーザプリンタ等の画像形成装置とを備えたデ
ジタル複写機等の複合機に関する。
【0002】
【従来の技術】画像読取装置や画像形成装置などは、従
来から別々の独立した機械としてホストコンピュータの
周辺装置として使用されてきた。また、これとは別にデ
ジタル複写機等など一台で画像読み取りと画像形成を行
なえる複合機も存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、独立し
た機械では信号が独立して同期していないのは明白であ
るが、デジタル複写機等の複合機においても自らの最大
メモリ内での処理を考えて、メモリへの画像読み取りデ
ータの入力とメモリから画像形成部へのデータの出力と
を同期させることは行なわれておらず、コピー速度の高
速化に限界があった。
【0004】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、メモリ容量を増やすことなく、リアルタイムの
コピーを行なう(読み取り動作を行ないながら画像形成
を行なう)ことができるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、画像読取部と画像形成部とを備えた複合
機において、画像読取部に使用する信号を発生させる画
像読取用信号発生手段と、画像形成部に使用する信号を
発生させる画像形成用信号発生手段と、画像読取用信号
発生手段及び画像形成用信号発生手段によって発生され
る各信号を同期させる同期手段とを設けたものである。
【0006】さらに、上記の複合機において、電源投入
時,画像読取部あるいは画像形成部でエラーが発生して
いる時,及び画像読取部の読み取り密度と画像形成部の
書き込み密度が異なる場合には、それぞれ上記同期手段
による同期をとらないようにする手段を設けるとよい。
また、画像読取部による画像読み取り中は上記各信号の
同期又は非同期の状態を変更しないようにする手段を設
けるとよい。
【0007】
【作用】この発明の複合機によれば、画像読取用信号発
生手段により画像読取部に使用する信号を、画像形成用
信号発生手段により画像形成部に使用する信号をそれぞ
れ独立して発生させ、且つその各信号を同期手段によっ
て同期させることもできるので、通常は画像読取部によ
る読み取り動作と画像形成部による画像形成動作を個別
に行なえ、同期手段の作動時には画像読取部により読み
取り動作を行ないながら画像形成部により画像形成を行
なうリアルタイムのコピーをも行なえる。
【0008】なお、電源投入時や画像読取部又は画像形
成部でエラーが発生している時には同期手段による同期
をとらないようにすれば、画像読取部又は画像形成部の
いずれか一方が故障していても、もう一方を独立して動
作させることができる。また、画像読取部による画像読
み取り中は同期又は非同期の状態を変更しないようにす
ることにより、画像読み取り中に信号状態が切り換えら
れることがなくなるため、読み取り動作を常にスムーズ
に行なうことができる。
【0009】さらに、画像読取部の読み取り密度と前記
画像形成部の書き込み密度が異なる場合には同期手段に
よる同期をとらないようにすることによって、リアルタ
イムのコピーを行なう際には常に読み取りと書き込みの
ライン同期をとることができる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図2は、この発明の一実施例である複
合機の機構部の概略を示す全体構成図である。
【0011】この複合機は、給紙カセット1,ペーパエ
ンドセンサ(紙の有無を検知するセンサ)2,レジスト
センサ(潜像と同期をとるためのセンサ)3,レジスト
ローラ4,感光体ドラム5,定着装置6,排紙センサ
7,及び排紙トレイ8を備えた画像形成部9と、原稿セ
ットトレイ(兼給紙トレイ)11,原稿セットセンサ
(兼ペーパエンドセンサ)12,フィードローラ13,
ヘッド前センサ14,読み取りヘッド15,搬送切換爪
16,原稿排紙センサ17,及び原稿排紙トレイ18を
備えた画像読取部19と、それらを制御する図示しない
マイクロコンピュータ(以下「エンジンCPU」とい
う)と、プリンタコントローラとにより構成される。な
お、画像形成部9,画像読取部19,及びエンジンCP
Uにより複合機のエンジンを構成する。
【0012】図3は、図2の画像形成部9内の光書込ユ
ニット(図2では図示を省略している)の構成例を示す
斜視図である。同図において、レーザダイオード(LD)
22より射出されたレーザビームは、コリメートレンズ
23により平行光束とされ、次に形成するドット(画素
密度)の大きさに応じたスリットを持つアパーチャ24
により余分なレーザ光がカットされる。
【0013】そのアパーチャ24により整形された平行
光束は、シリンダレンズ25により主走査方向の画像形
成用のレーザ光が感光体ドラム5上で所定の大きさにな
るように集光され、ポリゴンモータ26により回転され
るポリゴンミラー27で主走査方向(感光体ドラム5の
軸方向)xに走査される。そして、一対のFθレンズ2
8により等角運動を等速運動にし、また像面湾曲を補正
する。
【0014】Fθレンズ28を通ったレーザビームは、
反射ミラー29により角度を変えられ、シリンダレンズ
30により副走査方向(感光体ドラム2の回転方向)y
の集光がなされ、感光体ドラム5上に所定ビーム径でス
ポット状に結像される。
【0015】なお、感光体ドラム5上を走査する直前の
レーザビームは、ミラー31及びシリンダレンズ32を
介して光ファイバ33に入射された後、図示しないエン
ジンCPUに備えられたフォトダイオード等の同期検知
センサ(受光素子)34で検知される。そして、エンジ
ンCPUが同期検知センサ34からの同期検知信号を用
い、1走査毎にレーザビームの発光開始タイミングを制
御する。
【0016】図4は、この複合機のプリンタコントロー
ラの詳細例を示すブロック構成図である。このプリンタ
コントローラ41は、CPU42,プログラムROM4
3,フォントROM44,RAM45,スキャナバッフ
ァ46,NVRAM47,ICカード48と、エンジン
インタフェース(以下インタフェースをI/Fと略称す
る)49,パネルI/F50,ディスクI/F51,ホ
ストI/F52の各I/Fから構成されている。
【0017】CPU42は、プログラムROM43のプ
ログラムとパネル装置53からのモード指示、及びホス
ト装置(ホストコンピュータ)53からのコマンドによ
ってプリンタコントローラ41全体を制御する中央処理
装置である。プログラムROM43は、このプリンタコ
ントローラ41の制御プログラムを格納しているリード
オンリ・メモリ、フォントROM44は、フォントのパ
ターンデータなどを記憶するリードオンリ・メモリであ
る。
【0018】RAM45は、CPU42用のワークメモ
リ,入力データを格納するためのインプットバッファ,
ページデータを格納するためのページバッファ,画像イ
メージデータを書き込むためのスキャンバッファ(ビデ
オバッファ),ダウンロードフォントを格納するための
フォントファイル等に使用するランダムアクセス・メモ
リ、スキャナバッファ46は、エンジン55から送られ
てくるスキャナデータ(画像読取部19で読み取った画
像データ)を書き込むためのスキャナバッファに使用す
るランダムアクセス・メモリである。
【0019】NVRAM47は、パネル装置53からの
モード指示の内容などを記憶しておく不揮発性メモリで
あり、ICカード48は、フォントデータやプログラム
を外部から供給する場合に使用する着脱可能なメモリカ
ードである。
【0020】エンジンI/F49は、原稿画像の読み取
り及び印字を行なうエンジン55とコマンド及びステー
タスや印字データの通信を行なうためのインタフェー
ス、パネルI/F50は、使用者に現在のプリンタの状
態を知らせたりモード指示を行なったりするパネル装置
53と、コマンドやステータスの通信を行なうインタフ
ェースである。
【0021】ディスクI/F51は、ディスク装置56
と通信を行なうためのインタフェースである。ホストI
/F52は、ホスト装置54と通信を行なうインタフェ
ースであり、通常はセントロI/FやRS232Cであ
る。
【0022】ディスク装置56は、フォントデータやプ
ログラム,印字データなどの様々のデータを記憶してお
く外部記憶装置であり、フロッピディスク装置(FD
D)やハードディスク装置(HDD)などである。
【0023】図5はこの実施例によるデータの流れを示
す概念図であり、ホスト装置54から送られる印字デー
タはプリンタコントローラ41内のホストI/F52で
受信され、その受信された入力データは一旦RAM45
のインプットバッファ45aに蓄えられる。このインプ
ットバッファはFIFO形式のバッファである。
【0024】インプットバッファ45aに蓄えられた入
力データは、インタプリタ57によって種々のコマンド
等が解釈され、ページ単位のデータバッファであるペー
ジバッファ45b上にページデータが作られる。このペ
ージバッファは、印字動作に非同期でRAM45にその
メモリ容量に応じて複数ページ分先作りができる。
【0025】次のドロワ58は作られたページバッファ
の順番でページバッファ上のデータを読み取り、文字コ
ードまたはグラフィックスコマンドなどを解釈し、スキ
ャンバッファ45cに画像イメージデータを作成する。
そのスキャンバッファ45cはそれぞれ1ページ分の画
像イメージデータを記憶できるメモリである。
【0026】スキャンバッファ45c上で1ページ分の
画像イメージデータが完成すると、エンジンI/F49
はエンジン55に対して印字動作開始命令を出し、その
後エンジン2からの同期信号に合わせてスキャンバッフ
ァ45cからデータセレクタ(図4では図示を省略)5
9を介してその画像イメージデータを読み出し、書き込
みデータ(ビデオデータ)としてエンジン55へ転送す
る。
【0027】ここで、スキャンバッファ45cが1ペー
ジ分しかない場合、エンジン55の印字動作が完了して
いないと次のページのための画像イメージデータの作成
ができない。そのため、ドロワ58以降の動作はエンジ
ン55の印字動作完了を待ってから実行される。そこ
で、この待ち時間をなくすために、スキャンバッファ4
5cを2ページ分持ち、ドロワ58以降の動作をスキャ
ンバッファを交互に切り替えて行なうことが考えられ
る。
【0028】一方、エンジン55の画像読取部(スキャ
ナ部)19から読み取り画像データが送られてくると、
それをスキャナバッファ46に取り込むと共に、データ
セレクタ59によりその読み取り画像データをエンジン
I/F49に送り、書き込みデータとしてエンジン2へ
転送させる。
【0029】なお、ここで説明したインタプリタ57及
びドロワ58の機能はソフトウェアで実現する。具体的
には、機能をプログラムで制御してCPU42が実行す
る。また、ホストI/F52,エンジンI/F49,及
びデータセレクタ59の制御もCPU42が行なう。
【0030】図6はこの複合機のエンジンCPUが行な
う各制御の種類を示すブロック図である。エンジンCP
U60は、エンジン55全体の制御、すなわちプリンタ
コントローラ41とのI/F制御、画像形成部9におけ
る紙搬送制御,光書き込み制御,プロセス制御,及び定
着制御、画像読取部19における紙搬送制御,画像読取
制御を行なう。
【0031】図1はエンジンCPU60のこの発明に係
わる部分のみを示す要部ブロック図であり、中央処理装
置(以下「CPU」と略称する)61,ラインカウンタ
(C1)62,ドットカウンタ(C2)63,クロック
発生回路64,読み取りヘッドドライバ65,光書込用
ゲートアレー(G/A)66,及びLDドライバ67を
備えている。
【0032】CPU61は、図示しないROM内のプロ
グラムに従ってエンジンCPU60全体を統括的に制御
する中央処理装置である。ラインカウンタ62は、CP
U61から出力される読み取り副走査有効幅信号/SF
GATE1(「/」はローアクティブを意味する)を読
み取りライン同期信号SOに同期させ、/SFGATE
としてプリンタコントローラ41へ出力する。
【0033】ドットカウンタ63は、クロック発生回路
64から出力されるクロック信号を読み取りクロック/
SCLKに同期させ、読み取り主走査有効幅信号/SL
GATEとしてセレクタ68へ出力する。読み取りヘッ
ドドライバ65は、セレクタ68から入力される読み取
り副走査有効幅信号/SFGATE,読み取り主走査有
効幅信号/SLGATE,読み取りライン同期信号S
O,読み取りクロック/SCLKに基づき、図2の読み
取りヘッド15を駆動してそのヘッド面上を搬送される
原稿の画像を読み取らせ、その読み取り画像データを/
SDATAとしてプリンタコントローラ41へ転送す
る。
【0034】光書き込み用ゲートアレー66は、CPU
61からの指示とクロック発生回路64からのクロック
信号に基づいて、プリンタコントローラ41へ書き込み
副走査有効幅信号/FGATE,書き込み主走査有効幅
信号/LGATE,書き込みライン同期信号/LSYN
C,及び書き込みクロック/WCLKを送出したり、セ
レクタ68へ読み取り主走査有効幅信号/SLGAT
E,読み取りライン同期信号SO,及び読み取りクロッ
ク/SCLKを出力する。また、プリンタコントローラ
41から送られてくる書き込みデータ/WDATAをビ
デオ信号/VIDEOとしてLDドライバ67へ出力す
る。
【0035】LDドライバ67は、光書き込み用ゲート
アレー66から入力されるビデオ信号/VIDEOに応
じて図3のレーザダイオード22をオン・オフ発光す
る。セレクタ68は、ドットカウンタ63及びクロック
発生回路64から入力される読み取り系の各信号と光書
き込み用ゲートアレー66から入力される読み取り系の
各信号のいずれかをCPU61の指示に従って選択して
出力する。
【0036】図7はエンジン55における画像読み取り
モード(スキャナモード)時の各信号を示すタイミング
チャートである。同図において、/SMONは画像読取
部(スキャナ部)19の搬送用モータをオン・オフする
ための信号であり、その搬送用モータは信号/SMON
がローレベル“L”になった時にオン、ハイレベル
“H”になった時にオフになる。
【0037】/CHSOLは図2の搬送切り換え爪16
を切り換えるソレノイドをオン・オフするための信号で
あり、そのソレノイドは信号/CHSOLが“L”にな
った時にオンになって搬送切り換え爪16を紙が画像形
成部(プリンタ部)9に送り込まれるように切り換え、
“H”になった時にオフになって搬送切り換え爪16を
紙が原稿排紙トレイ18に排紙されるように切り換え
る。
【0038】/MMONは画像形成部9の搬送用モータ
をオン・オフするための信号であり、その搬送用モータ
は信号/MMONがローレベル“L”になった時にオ
ン、ハイレベル“H”になった時にオフになる。/S2
はヘッド前センサ14の入力、/S3は原稿排紙センサ
17の入力、/P2はレジストセンサ3の入力、/FG
ATEは副走査方向の画像エリア信号である。
【0039】エンジンCPU60は、プリンタコントロ
ーラ41から画像読み取り命令を受け取ると、図2の原
稿セットセンサ12によって原稿があることを確認した
後、画像読取モードなので信号/CHSOLを“H”に
して(通常は“H”)搬送切り換え爪16を原稿が原稿
排紙トレイ18に排紙されるように切り換える。
【0040】それと同時に、信号/SMONを“L”に
して画像読取部19内の搬送用モータをオンにし、原稿
の搬送を開始する。それからt1が経過して信号/S2
が“H”であれば、ヘッド前センサ14に原稿が到着し
ていないことになり、ジャム(JAM1)と判断して原
稿の搬送を停止させる。同様に信号/S2が“L”にな
ってからt2経過時に信号/S3が“L”、S3が
“L”になってからt3経過時に信号/S3が“H”に
それぞれなっていなかったらジャム(JAM2,3)と
判断して画像読取部19内の搬送用モータを含む各駆動
部を停止させる。
【0041】搬送されている原稿は、ヘッド前センサ1
4を通ってt5経過後、読み取りヘッド15により画像
情報が読み取られる。その後、信号/CHSOLが
“H”なので、原稿はそのままの状態で搬送を続け、原
稿排紙センサ17を通過して(/S3が“H”になっ
て)t4経過した後、原稿が原稿排紙トレイ18に排紙
されたと判断し、信号/SMONを“H”にして画像読
取部19内の搬送用モータをオフにする。
【0042】図8はエンジン55における画像形成モー
ド(プリンタモード)時の各信号を示すタイミングチャ
ートである。同図において、/P3は排紙センサ7の入
力、/SFGATEは副走査方向の原稿エリア信号であ
る。
【0043】エンジンCPU60は、プリンタコントロ
ーラ41から画像形成命令を受け取ると、信号/CHS
OLを“L”にして搬送切り換え爪16を紙が画像形成
部9に送り込まれるように切り換える。それと同時に、
信号/SMONを“L”にして画像読取部19内の搬送
用モータをオンにし、用紙の搬送を開始する。その後、
t12,t13,t14をそれぞれ経過して所定のセン
サに達しない時にはジャムと判断し、全ての駆動を停止
させる。
【0044】信号/SMONを“L”にしてt11が経
過したら、用紙が画像形成部1内に搬送されたものと判
断して信号/MMONを“L”にし、画像形成部1の搬
送用モータをオンにする。その後、信号/S2が“H”
になってt14が経過したら、画像読取部19内に用紙
はないと判断して/SMONを“H”にして搬送用モー
タをオフにすると共に、信号/CHSOLを“H”にし
て搬送切り換え爪16を紙が原稿排紙トレイ18に送り
込まれるように切り換える。信号/P2が“L”になっ
てからt17が経過したら、信号/FGATEを“L”
にして画像形成を開始する。
【0045】図9はエンジン55におけるコピーモード
時の各信号を示すタイミングチャートである。エンジン
CPU60は、プリンタコントローラ41からコピー命
令を受け取ると、信号/CHSOLを“H”にして搬送
切り換え爪16を紙が原稿排紙トレイ18に排紙される
ように切り換える。
【0046】それと同時に、信号/SMONを“L”に
して画像読取部19内の搬送用モータをオンにし、原稿
の搬送を開始する。これとは独立して画像形成部9の動
作が始まるが、読み取り開始時間と書き込み開始時間を
合わせるため、原稿がヘッド前センサ14に達する時点
(t20経過時)まで書き込み動作をウェイトさせてお
く。
【0047】そして、信号/S2が“L”になったのに
同期させ、一定時間後に信号/SFGATEと/FGA
TEを同時に“L”にする。その後、/SFGATEと
/FGATEを同時に“H”にすることによってコピー
動作を実現する。その後は、読み取りと書き込みを独立
したタイミングで行ない、原稿及び用紙の排紙を行な
う。
【0048】ここで、このような複合機において、画像
読取部が故障しても画像形成部は動作可能であり、また
画像形成部が故障しても画像読取部は動作可能である。
それぞれを独立して動作させることができるように、図
1に示したような読み取り系の信号及び書き込み系の信
号を非同期で発生させる必要がある。
【0049】これとは逆に、読み取り動作を行ないなが
ら書き込み動作を行なうリアルタイムのコピーについて
は、読み取り系の信号と書き込み系の信号とを同期させ
る必要がある。そうしないと、読み取り画像データの用
紙への転写位置が本来の転写位置からずれてしまう。例
えば、図10に示すように等倍コピーを行なっても転写
位置がずれてしまう。
【0050】そこで、この実施例においては、リアルタ
イムのコピーを行なう場合には非同期で発生する両者の
信号を同期させている。すなわち、原稿がヘッド前セン
サ14に到達する(図9ではt20経過する)まで書き
込み動作をウェイトさせ、ヘッド前センサ15に到達し
てt5経過後に、書き込み副走査有効幅信号/FGAT
Eと読み取り副走査有効幅信号/SFGATEを同時に
“L”にする。
【0051】また、主走査方向の同期については、ライ
ン周期が早いため、CPUで管理できない。そこで、図
1の書き込み用ゲートアレー66によってハード的にク
ロック発生回路64から発生した読み取りライン同期信
号SOを書き込みライン同期信号/LSYNCに同期さ
せ、セレクタ68を介して読み取りヘッドドライバ65
及びプリンタコントローラ41へ出力している。
【0052】なお、この実施例では書き込み系の信号に
読み取り系の信号を同期させているが、その逆でも問題
はない。しかし、この実施例では書き込みにレーザ光学
系,読み取りに固体読み取り系(CCDや等倍センサ)
を使用しているため、書き込みの同期検知位置に基準を
おく必要(メカ的な位置で決定するため)がある。
【0053】そのため、書き込み系の各信号は常に1本
(読み取りと非同期)なのに対し、読み取り系の各信号
は2本あり、そのいずれかをセレクタ68によってセレ
クトするようにしている。この場合、そのセレクトを画
像読み取り中に変更すると、読み取りがスムーズに行な
われないため、禁止しなければならない。
【0054】また、このセレクタ68は、電源投入時は
読み取り又は書き込みのいずれかにエラーがあっても複
合機としてのシステムが立ち上がるように、非同期の信
号を選択するのが望ましいが、ユーザによりコピーでの
ニーズが高い場合などにスイッチ等の設定手段でデフォ
ルトのモードを切り換えることも考えられる。
【0055】さらに、この実施例の複合機では、書き込
み密度をライン周期を変更する(書き込みクロックWC
LKも変える)ことによって実現しているが、固体読み
取りの主走査密度は固定のため、書き込み密度と読み取
り密度が異なるとライン周期も異なり、毎ライン同期が
とれなくなってしまうことがある。そこで、CPU61
が書き込み密度と読み取り密度を管理して、異なる時は
セレクタ68を介して同期信号を選択しないようにすれ
ばよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、メモリ容量を増やすことなく、読み取り動作を行
ないながら画像形成を行なうリアルタイムのコピーを行
なうことができる。なお、請求項2及び3の発明によれ
ば、画像読取部又は画像形成部のいずれか一方が故障し
ていても、もう一方を独立して動作させることができ
る。
【0057】また、請求項4の発明によれば、画像読取
部による読み取り動作を常にスムーズに行なうことがで
きる。さらに、請求項5の発明によれば、リアルタイム
のコピーを行なう場合、常に読み取りと書き込みのライ
ン同期をとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図6のエンジンCPU60のこの発明に係わる
部分のみを示す要部ブロック図である。
【図2】この発明の一実施例である複合機の機構部の概
略を示す全体構成図である。
【図3】図2の画像形成部9内の光書き込みユニットの
構成例を示す斜視図である。
【図4】図2の複合機のプリンタコントローラの詳細例
を示すブロック構成図である。
【図5】図2の複合機によるデータの流れを示す概念図
である。
【図6】図2の複合機のエンジンCPUが行なう各制御
の種類を示すブロック図である。
【図7】図4のエンジン55における画像読み取りモー
ド時の各信号を示すタイミング図である。
【図8】同じく画像形成モード時の各信号を示すタイミ
ング図である。
【図9】同じくコピーモード時の各信号を示すタイミン
グ図である。
【図10】図2の実施例の作用説明に供する説明図であ
る。
【符号の説明】
1 給紙カセット 2 ペーパエンド
センサ 3 レジストセンサ 4 レジストロー
ラ 5 感光体ドラム 6 定着装置 7 排紙センサ 8 排紙トレイ 9 画像形成部 11 原稿セット
トレイ 12 原稿セットセンサ 13 フィードロ
ーラ 14 ヘッド前センサ 15 読み取りヘ
ッド 16 搬送切換爪 17 原稿排紙セ
ンサ 18 原稿排紙トレイ 19 画像読取部 22 レーザダイオード 41 プリンタコ
ントローラ 42,61 CPU 43 プログラム
ROM 44 フォントROM 45 RAM 45c スキャンバッファ 46 スキャナバ
ッファ 47 NVRAM 49 エンジンI
/F 53 パネル装置 54 ホスト装置 55 エンジン 60 エンジンC
PU 61 CPU 62 ラインカウ
ンタ 63 ドットカウンタ 64 クロック発
生回路 65 読み取りヘッドドライバ 66 光書込用ゲ
ートアレー 67 LDドライバ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像読取部と画像形成部とを備えた複合
    機において、前記画像読取部に使用する信号を発生させ
    る画像読取用信号発生手段と、前記画像形成部に使用す
    る信号を発生させる画像形成用信号発生手段と、前記画
    像読取用信号発生手段及び画像形成用信号発生手段によ
    って発生される各信号を同期させる同期手段とを設けた
    ことを特徴とする複合機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の複合機において、電源投
    入時には前記同期手段による同期をとらないようにする
    手段を設けたことを特徴とする複合機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の複合機において、前記画
    像読取部あるいは画像形成部でエラーが発生している時
    には前記同期手段による同期をとらないようにする手段
    を設けたことを特徴とする複合機。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の複合機において、前記画
    像読取部による画像読み取り中は前記各信号の同期又は
    非同期の状態を変更しないようにする手段を設けたこと
    を特徴とする複合機。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の複合機において、前記画
    像読取部の読み取り密度と前記画像形成部の書き込み密
    度が異なる場合には、前記同期手段による同期をとらな
    いようにする手段を設けたことを特徴とする複合機。
JP4133857A 1992-05-26 1992-05-26 複合機 Pending JPH05327970A (ja)

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JP4133857A JPH05327970A (ja) 1992-05-26 1992-05-26 複合機

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