JPH06132950A - データ同期出力装置 - Google Patents

データ同期出力装置

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JPH06132950A
JPH06132950A JP4284190A JP28419092A JPH06132950A JP H06132950 A JPH06132950 A JP H06132950A JP 4284190 A JP4284190 A JP 4284190A JP 28419092 A JP28419092 A JP 28419092A JP H06132950 A JPH06132950 A JP H06132950A
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Japan
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signal
data
synchronization
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partition
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JP4284190A
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Toru Setoyama
徹 瀬戸山
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
    • G11B27/19Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier
    • G11B27/28Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording
    • G11B27/30Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording on the same track as the main recording
    • G11B27/3027Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording on the same track as the main recording used signal is digitally coded
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 同期信号から先頭の同期パルスが欠落するこ
と及びそれに対応する先頭のデータが消失してしまうこ
とを確実に防止する。 【構成】 シリアル信号SINを記憶するメモリ2と、そ
のメモリ2の出力信号SDまたは前記シリアル信号SIN
の一方を選択して出力するセレクタ1と、セレクタ1の
出力信号Ssから区切部とデータ部を抽出し区切部ごと
に同期パルスを生成して同期信号CKを出力すると共に
データ部に含まれるデータをデータ信号Soとして同期
信号CKと並列に出力するデータ・同期信号出力回路3
と、データ部の抽出に失敗したことを検知すると,抽出
に失敗したデータ部を含むシリアル信号SINをメモリ2
から出力させると共にセレクタ1でメモリ2の出力信号
SDを選択させる制御回路4とを具備するデータ同期出
力装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ同期出力装置に
関し、さらに詳しくは、区切部で区切られた複数個のデ
ータ部を含むシリアル信号から区切部を抽出し,その区
切部に対応させて同期信号を出力すると共に,その同期
信号と並列に且つ同期させてパラレル変換したデータを
出力するデータ同期出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル信号を記録再生するヘリカルス
キャン方式の磁気テープシステムにおいて、磁気テープ
から再生される再生信号は、区切パタンとデータ部の対
が複数個連続するデータセグメントが不連続に複数個続
くシリアル信号である。データ同期出力装置は、このよ
うなシリアル信号から区切パタンを抽出し、区切パタン
ごとに同期パルスを生成して同期信号として出力すると
共に、その同期信号と並列に且つ同期させてパラレル変
換したデータを出力する。このようなデータ同期出力装
置は、区切パタンの抽出に失敗したときも、既定の区切
パタンの周期τに基づいて保護同期パルスを発生し、同
期信号から同期パルスが欠落するのを防止する機能をも
っている。保護同期パルスを発生したときは、データ同
期出力装置は、保護同期パルスに位相を合せてシリアル
信号をパラレル変換して、データ信号とする。そこで、
区切パタンを正しく抽出できた後では、区切パタンの抽
出に失敗しても、シリアル信号が正しくパラレル変換さ
れて、正しいデータ信号が出力される。ところが、先頭
データセグメントの先頭の区切パタンの抽出に失敗した
ときは、シリアル信号が正しくパラレル変換されないた
め、先頭データ部のデータが消失してしまう。
【0003】これを防止するために、まず、シリアル信
号から区切パタンを抽出し、その区切パタンごとに同期
パルスを生成して第1の同期信号とし、一方、区切パタ
ンの周期の整数倍だけシリアル信号を遅延させ、その遅
延シリアル信号から区切パタンを抽出し、その区切パタ
ンごとに同期パルスを生成して第2の同期信号とし、前
記第1の同期信号と前記第2の同期信号の論理和をとっ
て、その論理和を新たな同期信号とする技術が提案され
ている(特開昭63−90070号公報)。
【0004】この従来技術を、図8により更に説明す
る。なお、区切パタンを正しく抽出できる前の保護同期
パルスは説明上不要なので、ここでは無視している。図
8の(a)は、シリアル信号SINである。このシリアル
信号SINにおいて、DMaはダミーデータ部、SGaは
先頭データセグメント、DB0,DB1,…はデータブ
ロック、C0,C1,…は区切パタン、D0,D1,…
はデータ部である。図8の(b)は、遅延シリアル信号
DSINである。この遅延シリアル信号DSINは、予め判
っている区切パタンの1周期分だけシリアル信号SINを
遅延させたものである。図8の(c)は、シリアル信号
SINから抽出した区切パタンC1,C2,…ごとに同期
パルスK1,K2,…を生成した第1の同期信号CKで
ある。先頭データブロックDB0の区切パタンC0の抽
出に失敗しており、区切パタンC0に対応する同期パル
スK0が欠落している。図8の(d)は、遅延シリアル
信号DSINから抽出した区切パタンC1,C2,…ごと
に同期パルスK1,K2,…を生成した第2の同期信号
DCKである。やはり、先頭データブロックDB0の区
切パタンC0の抽出に失敗しており、区切パタンC0に
対応する同期パルスK0が欠落している。図8の(e)
は、第1の同期信号CKと第2の同期信号DCKの論理
和をとった新たな同期信号NCKである。この新たな同
期信号NCKの同期パルスK0,K1,…に基づいて遅
延シリアル信号DSINからデータ部D0,D1,…を抽
出し、そのデータ部D0,D1,…に含まれているデー
タを前記新たな同期信号NCKの同期パルスK0,K
1,…に同期させて、前記新たな同期信号NCKと並列
に出力すれば、先頭の同期パルスK0の欠落が防止され
る。従って、先頭データブロックDB0のデータD0が
消失してしまうことも防止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、区
切パタンの周期の整数M倍だけシリアル信号を遅延させ
るが、先頭の整数M個分の区切パタンを抽出するのに失
敗すると、先頭の同期パルスの欠落を防止できなくな
り、従って、先頭のデータを消失してしまう問題点があ
る。例えば、図8で、区切パタンC0,C1の抽出に失
敗すると、第1の同期信号CKから同期パルスK0,K
1が欠落し、第2の同期信号DCKからも同期パルスK
0,K1が欠落するから、論理和である新たな同期信号
NCKから同期パルスK0が欠落する。このため、先頭
データブロックDB0のデータD0も消失してしまう。
【0006】そこで、本発明の目的は、同期信号から先
頭の同期パルスが欠落すること及びそれに対応する先頭
のデータが消失してしまうことを確実に防止できるよう
にしたデータ同期出力装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数個のデー
タ部を区切部で区切ったシリアル信号から区切部を抽出
し,その区切部に対応させて同期信号を出力すると共
に,その同期信号と並列に且つ同期させてパラレル変換
したデータをデータ信号として出力するデータ同期出力
装置であって、シリアル信号またはデータ信号を記憶す
る記憶手段と、区切部の抽出に成功したか失敗したかを
モニタし,抽出に失敗したことを検知すると,抽出に失
敗した区切部を含む前記シリアル信号またはデータ信号
を前記記憶手段から読み出し,先に抽出に失敗した区切
部に対応するデータをデータ信号化して同期信号と並列
に出力させる制御手段とを具備したことを特徴とするデ
ータ同期出力装置を提供する。
【0008】
【作用】本発明のデータ同期出力装置では、シリアル信
号またはデータ信号を記憶手段に記憶しておき、区切部
の抽出に失敗すると、その区切部を含む部分のシリアル
信号またはデータ信号を記憶手段から読み出し、正しい
データを作成させ、同期信号と並列に出力させる。すな
わち、先頭の区切パタンから連続して抽出に失敗して
も、記憶手段の容量が適当であれば、抽出に失敗した区
切部に対応するデータを正しく回復して出力させること
が出来る。従って、同期信号から先頭の同期パルスが欠
落すること及びそれに対応する先頭のデータが消失して
しまうことを確実に防止できるようになる。
【0009】
【実施例】以下、図に示す実施例により本発明をさらに
詳しく説明する。なお、これにより本発明が限定される
ものではない。 −第1実施例− 図1は、本発明の第1実施例のデータ同期出力装置10
1のブロック図である。このデータ同期出力装置101
には、ヘリカルスキャン方式の磁気テープから再生され
たシリアル信号SINが入力される。図2に、磁気テープ
MTにおける記録形式を示す。磁気テープMTの先頭の
記録領域には、ダミーデータ部DMaに続いて、先頭デ
ータセグメントSGaが記録されている。この先頭セグ
メントSGaは、データブロックDB0〜DBnから構
成されている。各データブロックDB0,DB1,…
は、区切パタンC0,C1,…およびデータ部D0,D
1,…から構成されている。次の記録領域には、ダミー
データ部DMbに続いて、2番目のデータセグメントS
Gbが記録されている。この2番目のデータセグメント
SGbの構成は、上記と同様である。図3の(a)に、
シリアル信号SINの構成を示す。
【0010】図1に戻り、シリアル信号SINは、セレク
タ1に入力されると共に,メモリ2に入力される。
【0011】セレクタ1は、シリアル信号SINを選択す
るか又はメモリ2から読み出した読出シリアル信号SD
を選択して、いずれか一方を出力する。
【0012】メモリ2は、記憶容量分だけの最新のシリ
アル信号SINを記憶する。記憶容量は、最大で1データ
セグメント分,最小で3データブロック分を記憶できる
だけの容量が必要である。そして、メモリ2は、制御回
路4からの読出指令ADにより指令された部分から後の
シリアル信号SINを読出シリアル信号SDとしてセレク
タ1へ出力する。
【0013】データ・同期信号出力回路3は、セレクタ
1の出力信号Ssから区切パタンとデータ部とを抽出す
る。そして、区切パタンごとに同期パルスを生成して同
期信号CKとして出力する。また、データ部に含まれて
いるデータを、データ信号Soとして、前記同期パルス
CKに同期させて、同期信号CKと並列に出力する。な
お、データ信号Soは、例えば8ビットのパラレル信号
である。また、データ・同期信号出力回路3は、区切パ
タンを抽出できなかったときに、既定の区切パタンの周
期に合せて保護同期パルスを生成する機能を有してい
る。
【0014】制御回路4は、同期信号CKでタイミング
をとってデータ信号Soを読み込み、そのデータ信号S
oを解析して、前記データ・同期信号出力回路3が区切
部の抽出に成功したか失敗したかをモニタしている。例
えばデータのIDが“DB0”から欠落なく出現すれば
成功と判定し(重複してもよい)、欠落があれば失敗と
判定する。そして、初期状態および成功と判定している
間は、前記セレクタ1でシリアル信号SINを選択するよ
うに切換指令SCをセレクタ1へ送出する。一方、失敗
したと判定したなら、欠落したデータのIDに対応する
データブロックから以後をメモリ2から読み出すよう
に、読出指令ADをメモリ2に送出する。また、前記セ
レクタ1で読出シリアル信号SDを選択するように切換
指令SCをセレクタ1へ送出する。メモリ2からの読出
し及びセレクタ1の切換えのタイミングは、同期信号C
Kの同期パルスの周期から次の同期パルス(又は保護同
期パルス)の出現時刻を予測し、その出現時刻に読出シ
リアル信号SDを合せるようにする。
【0015】次に、図3を参照して、上記データ同期出
力装置101の動作を具体的に説明する。まず、初期状
態では、セレクタ1がシリアル信号SINを選択するの
で、シリアル信号SINがそのままセレクタ1からの出力
信号Ssとなる。データ・同期信号出力回路3は、セレ
クタ1からの出力信号Ssの先頭の区切パタンC0を抽
出しようとするが、ノイズなどの影響で区切パタンC0
が変化していたため、その抽出に失敗する。このため、
先頭の同期パルスK0を欠落すると共に、先頭のデータ
D0も欠落させてしまう。
【0016】次に、データ・同期信号出力回路3は、セ
レクタ1からの出力信号Ssの区切パタンC1の抽出に
成功し、区切パタンC1の開始時刻から所定時間Δtだ
け遅れて同期パルスK1を生成し、同期信号CKとして
出力する。また、区切パタンC1に対応するデータ部D
1から作成したデータP1を、同期パルスK1に同期さ
せて、データ信号Soとして出力する。制御回路4は、
同期パルスK1に同期したデータP1を取り込み、デー
タP1のIDを調べる。すると、IDは“DB1”であ
る。しかし、このIDが正しいか誤りか判らないため、
この時点では、まだメモリ2からの読出しやセレクタ1
の切換えはしない。
【0017】次に、データ・同期信号出力回路3は、セ
レクタ1からの出力信号Ssの区切パタンC2の抽出に
成功し、区切パタンC2の開始時刻から所定時間Δtだ
け遅れて同期パルスK2を生成し、同期信号CKとして
出力する。また、区切パタンC2に対応するデータ部D
2から抽出したデータP2を、同期パルスK2に同期さ
せて、データ信号Soとして出力する。制御回路4は、
同期パルスK2に同期したデータP2を取り込み、デー
タP2のIDを調べる。すると、IDは“DB2”であ
るから、先のデータブロックDB1の次のデータブロッ
クDB2である。ここで、先のデータブロックDB1お
よび次のデータブロックDB2が正しいことが判る。従
って、IDが“DB0”のデータブロックDB0の区切
パタンC0の抽出に失敗したことも判る。そこで、既定
の周期τから次の同期パルスの出現時刻tpを予測す
る。そして、その出現時刻tpから所定時間Δtだけ前
の時刻(tp−Δt)に、メモリ2からの読出しとセレ
クタ1の切換えを行う。メモリ2から読み出すデータブ
ロックは、区切パタンの抽出に失敗したデータブロック
DB0からである。欠落したデータブロックDB0の記
憶位置は、抽出に成功したデータブロックDB1の区切
パタンの記憶位置が判るから、それよりも1データブロ
ック分だけ前の位置を逆算することにより判る。
【0018】メモリ2は、シリアル信号SINを記憶して
いるが、読出指令ADが与えられたため、データブロッ
クDB0から始る読出シリアル信号SDを出力する。従
って、メモリ2は、実質的には、シリアル信号SINを遅
延させて出力する遅延回路として働くことになる。切換
指令SCにより、セレクタ1が読出シリアル信号SDを
選択するので、読出シリアル信号SDがセレクタ1から
の出力信号Ssとなる。データ・同期信号出力回路3
は、セレクタ1からの出力信号Ssの区切パタンC0の
抽出にやはり失敗するため、同期パルスK2より時間τ
だけ後の時刻に保護同期パルスH0を生成し、同期信号
CKとして出力する。また、先のデータブロックDB2
の区切パタンC2の終了時刻から時間τだけ後に入力さ
れたセレクタ1からの出力信号Ssからデータ部D0を
抽出し、そのデータ部D0から作成したデータP0を、
保護同期パルスH0に同期させて、データ信号Soとし
て出力する。
【0019】以後は、データセグメントSGaの終わり
まで、データ・同期信号出力回路3は、遅延シリアル信
号SINから区切パタンとデータ部の抽出を行い、区切パ
タンごとに同期パルスを生成して同期信号CKとして出
力する。また、データ部に含まれているデータを、デー
タ信号Soとして、前記同期パルスCKに同期させて、
同期信号CKと並列に出力する。
【0020】なお、データ信号Soにおいて、データP
1,P2は重複しているが、データP1,P2のIDに
よりエラーを回避できるので支障はない。
【0021】制御回路4は、データ信号So中のデータ
のIDからデータセグメントSGaの終わりを知ると、
既定の周期τから次に出力されるであろう保護同期パル
スHqの出現時刻tqを予測する。そして、その出現時
刻tqから所定時間Δtだけ前の時刻(tq−Δt)
に、メモリ2からの読出しを停止するとともに、セレク
タ1の切換えを行う。これで初期状態に戻る。なお、デ
ータセグメントSGaからデータセグメントSGbまで
の間、保護同期パルスを継続的に出力していてもよい。
【0022】次のデータセグメントSGbでも、上記と
同じ動作が行われる。ただし、図3では、データセグメ
ントSGbの先頭データブロックの区切パタンCn+1 の
抽出に成功している。
【0023】以上のデータ同期出力装置101によれ
ば、メモリ2の容量が1データセグメント分あれば、デ
ータセグメントの末尾の2データブロックからさえ区切
パタンとデータ部を抽出できれば、そのデータセグメン
トの全てのデータを同期信号と並列に欠落なく出力でき
る。従って、先頭から数個のデータブロックの区切パタ
ンの抽出に失敗しても、先頭の同期パルスが欠落するこ
と及びそれに対応する先頭のデータが消失してしまうこ
とを確実に防止できる。
【0024】−第2実施例− 図4は、本発明の第2実施例によるデータ同期出力装置
201のブロック図である。このデータ同期出力装置2
01は、第1実施例によるデータ同期出力装置101と
ほぼ同じ構成であるが、メモリ2とセレクタ1の間に区
切パタン付加回路26を介設すると共に,第1実施例に
おける制御回路4に代えて制御回路24を用いる点が第
1実施例と異なっている。
【0025】セレクタ1は、シリアル信号SINを選択す
るか又は区切パタン付加回路26が出力する区切パタン
付加シリアル信号Skを選択して、いずれか一方を出力
する。メモリ2およびデータ・同期信号出力回路3は、
第1実施例におけるものと同じである。
【0026】制御回路24は、同期信号CKでタイミン
グをとってデータ信号Soを読み込み、そのデータ信号
Soを解析して、前記データ・同期信号出力回路3が区
切パタンの抽出に成功したか失敗したかをモニタしてい
る。そして、初期状態および成功と判定している間は、
前記セレクタ1でシリアル信号SINを選択するように切
換指令SCをセレクタ1へ送出する。一方、失敗したと
判定したなら、区切パタンの抽出に失敗したデータブロ
ックから以後をメモリ2から読み出すように、読出指令
ADをメモリ2へ送出する。また、前記セレクタ1で区
切パタン付加シリアル信号Skを選択するように切換指
令SCをセレクタ1へ送出する。メモリ2からの読出し
及びセレクタ1の切換えのタイミングは、失敗したと判
定した直後でよく、第1実施例のように次の同期パルス
の予測出現時刻に合せるために待つ必要はない。さら
に、制御回路24は、区切パタンの抽出に失敗したと判
定したデータブロックに対応する区切パタンを付加する
ように区切パタン付加指令FCを、区切パタン付加回路
26へ送出する。
【0027】区切パタン付加回路26は、入力された読
出シリアル信号SDの先頭の区切パタン部分を除去して
代りに前記区切パタン付加指令FCで指令された位置に
区切パタンを付加した区切パタン付加シリアル信号Sk
を生成し、出力する。
【0028】データ・同期信号出力回路3は、区切パタ
ン付加シリアル信号Skの先頭の区切パタンおよびデー
タ部を確実に抽出できるので、先頭の同期パルスが欠落
すること及びそれに対応する先頭のデータが消失してし
まうことを確実に防止できるようになる。
【0029】以上の第4実施例によれば、区切パタンを
付加し、データ・同期信号出力回路3で確実に区切パタ
ンを抽出できるようにするため、第1実施例のように次
の同期パルスの予測出現時刻にタイミングを合せて読出
指令ADや切換指令SCを送出する必要がなくなる効果
が追加される。
【0030】−第3実施例− 図5は、本発明の第3実施例によるデータ同期出力装置
301のブロック図である。このデータ同期出力装置3
01は、第2実施例によるデータ同期出力装置201と
ほぼ同じ構成であるが、第2実施例の区切パタン付加回
路26に代えて区切パタン・ID付加回路36を用いる
と共に,第2実施例における制御回路24に代えて制御
回路34を用いる点が第2実施例と異なっている。
【0031】セレクタ1,メモリ2,データ・同期信号
出力回路3は、第2実施例におけるものと同じである。
【0032】制御回路34は、同期信号CKでタイミン
グをとってデータ信号Soを読み込み、そのデータ信号
Soを解析して、前記データ・同期信号出力回路3が区
切パタンの抽出に成功したか失敗したかをモニタしてい
る。そして、初期状態および成功と判定している間は、
前記セレクタ1でシリアル信号SINを選択するように切
換指令SCをセレクタ1へ送出する。一方、失敗したと
判定したなら、区切パタンの抽出に失敗したデータブロ
ックから以後をメモリ2から読み出すように、読出指令
ADをメモリ2へ送出する。また、前記セレクタ1で区
切パタン・ID付加シリアル信号Skiを選択するように
切換指令SCをセレクタ1へ送出する。メモリ2からの
読出し及びセレクタ1の切換えのタイミングは、失敗し
たと判定した直後でよく、第1実施例のように次の同期
パルスの予測出現時刻に合せるために待つ必要はない。
さらに、制御回路34は、区切パタンの抽出に失敗した
と判定したデータブロックに対応する区切パタンおよび
IDを付加するように区切パタン・ID付加指令Fci
を、区切パタン・ID付加回路36へ送出する。
【0033】区切パタン.ID付加回路36は、入力さ
れた読出シリアル信号SDの先頭の区切パタン部分およ
びID部分を除去して代りに前記区切パタン・ID付加
指令Fciで指令された区切パタンおよびIDを付加した
区切パタン・ID付加シリアル信号Skiを生成し、出力
する。
【0034】データ・同期信号出力回路3は、区切パタ
ン・ID付加シリアル信号Skiの先頭の区切パタンおよ
びデータ部を確実に抽出できるので、先頭の同期パルス
が欠落すること及びそれに対応する先頭のデータが消失
してしまうことを確実に防止できるようになる。
【0035】以上の第3実施例によれば、IDがノイズ
等でおかしくなった場合に、IDを正しく回復できる効
果が追加される。
【0036】−第4実施例− 図6は、本発明の第4実施例によるデータ同期出力装置
401のブロック図である。シリアル信号SINは、デー
タ・同期信号出力回路43に入力される。データ・同期
信号出力回路43は、シリアル信号SINから区切パタン
を抽出する。そして、区切パタンを抽出すると、区切パ
タンごとに同期パルスを生成して同期信号CKとして出
力する。さらに、区切パタンから後のシリアル信号SIN
を8ビットづつ直列並列変換したパラレル信号Spを、
前記同期パルスCKに同期させて、同期信号CKと並列
に、セレクタ41,メモリ42,制御回路44へ出力す
る。また、データ・同期信号出力回路43は、既抽出の
区切パタンが少なくとも1つあり、且つ、区切パタンを
抽出できなかったときは、既定の区切パタンの周期に合
せて保護同期パルスを生成する機能を有している。さら
に、データ・同期信号出力回路43は、電源投入から所
定時間経過しても区切パタンを抽出できない場合は、自
動的に周期τで保護同期パルスを発生し、その保護同期
パルスに位相を合せてシリアル信号SIN(または見かけ
上のシリアル信号SIN)を8ビットづつ直列並列変換し
たパラレル信号Spを、セレクタ41,メモリ42,制
御回路44へ出力する。
【0037】セレクタ41は、パラレル信号Spを選択
するか又はバレルシフタ45から出力された調整パラレ
ル信号SBを選択して、いずれか一方を、データ信号S
oとして、同期信号CKと並列に出力する。
【0038】メモリ42は、記憶容量分だけの最新のパ
ラレル信号Spを記憶する。記憶容量は、最大で1デー
タセグメント分,最小で3データブロック分を記憶でき
るだけの容量が必要である。そして、メモリ42は、制
御回路44からの読出指令ADにより指令された部分か
ら後のパラレル信号Spを読出パラレル信号SDとして
バレルシフタ45へ出力する。
【0039】バレルシフタ45は、読出パラレル信号S
Dの連続する2つの8ビットを、制御回路44から指令
されたビット数だけ直列にビットシフトし、データ部を
正しく8ビットづつに並列化したものに調整する働きを
する。すなわち、先頭のデータセグメントの先頭のデー
タブロックの区切パタンがノイズ等により崩れている
と、パラレル信号Spは、データ部を正しく8ビットづ
つに並列化したものとならない。そこで、読出パラレル
信号SDからの連続する2つの8ビットを直列にビット
シフトして8ビットの切れ目を変更し、データ部を正し
く8ビットづつに並列化して、調整パラレル信号SBと
する。
【0040】制御回路44は、同期信号CKでタイミン
グをとってパラレル信号Spを読み込み、そのパラレル
信号Spを解析して、前記データ・同期信号出力回路4
3が区切パタンの抽出に成功したか失敗したかをモニタ
している。例えばデータのIDが“DB0”から欠落な
く出現すれば成功と判定し(重複してもよい)、欠落が
あれば失敗と判定する。そして、初期状態および成功と
判定している間は、前記セレクタ41でパラレル信号S
pを選択するように切換指令SCをセレクタ41へ送出
する。一方、失敗したと判定したなら、欠落したデータ
のIDに対応するデータブロックから以後をメモリ42
から読み出すように、読出指令ADをメモリ42に送出
する。また、前記セレクタ41で調整パラレル信号SB
を選択するように切換指令SCをセレクタ41へ送出す
る。メモリ42からの読出し及びセレクタ41の切換え
のタイミングは、同期信号CKの同期パルスの周期から
次の同期パルス(又は保護同期パルス)の出現時刻を予
測し、その出現時刻に調整パラレル信号SBがデータ信
号Soとして出力されるように合せる。メモリ42から
読み出すデータブロックの記憶位置およびバレルシフタ
45でビットシフトするべきビット数は、抽出に成功し
たデータブロックの区切パタンの記憶位置から逆算する
ことにより判る。
【0041】制御回路44は、1つのデータセグメント
についてのデータ信号Soの出力が終わると、セレクタ
41を切り換えて初期状態に戻す。
【0042】以上のデータ同期出力装置401によれ
ば、メモリ42の容量が1データセグメント分あれば、
データセグメントの末尾の2データブロックからさえ区
切パタンとデータ部を抽出できれば、そのデータセグメ
ントの全てのデータを同期信号と並列に欠落なく出力で
きる。従って、先頭から数個のデータブロックの区切パ
タンの抽出に失敗しても、先頭の同期パルスが欠落する
こと及びそれに対応する先頭のデータが消失してしまう
ことを確実に防止できる。
【0043】さらに、上記第4実施例によれば、メモリ
42としてアクセスタイムの遅い安価なメモリを使用で
きる効果がある。これは、メモリ42のデータ入出力形
式が8ビットパラレルなので、高ビットレートのシリア
ル信号SINに対しても、高速のアクセスを要しないため
である。
【0044】−第5実施例− 図7は、本発明の第5実施例によるデータ同期出力装置
501のブロック図である。シリアル信号SINは、セレ
クタ51に入力される。セレクタ51は、シリアル信号
SINを選択するか又は並列直列変換回路57から出力さ
れる読出シリアル信号Srを選択して、いずれか一方を
出力する。
【0045】データ・同期信号出力回路53は、シリア
ル信号SINから区切パタンを抽出する。そして、区切パ
タンを抽出すると、区切パタンごとに同期パルスを生成
して同期信号CKとして出力する。さらに、区切パタン
から後のシリアル信号SINを8ビットづつ直列並列変換
し、データ信号Soとして、メモリ52および制御回路
54へ出力する。また、データ・同期信号出力回路53
は、既抽出の区切パタンが少なくとも1つあり、且つ、
区切パタンを抽出できなかったときは、既定の区切パタ
ンの周期に合せて保護同期パルスを生成する機能を有し
ている。さらに、データ・同期信号出力回路53は、電
源投入から所定時間経過しても区切パタンを抽出できな
い場合は、自動的に周期τで保護同期パルスを発生し、
その保護同期パルスに位相を合せてシリアル信号SIN
(または見かけ上のシリアル信号SIN)を8ビットづつ
直列並列変換し、データ信号Soとして、メモリ52お
よび制御回路54へ出力する。
【0046】メモリ52は、記憶容量分だけの最新のデ
ータ信号Soを記憶する。記憶容量は、1データセグメ
ント分が必要である。また、メモリ52は、制御回路5
4からの読出指令ADにより指令された部分から後のデ
ータ信号Soを読出データ信号SDとして並列直列変換
回路57へ出力する。
【0047】並列直列変換回路57は、8ビットの読出
データ信号SDを1ビットの読出シリアル信号Srに変
換する。
【0048】制御回路54は、同期信号CKでタイミン
グをとってデータ信号Soを読み込み、そのデータ信号
Soを解析して、前記データ・同期信号出力回路3が区
切パタンの抽出に成功したか失敗したかをモニタしてい
る。例えばデータのIDが“DB0”から欠落なく出現
すれば成功と判定し(重複してもよい)、欠落があれば
失敗と判定する。そして、初期状態から1つのデータセ
グメントの末尾のデータブロックのデータが出力される
までは、前記セレクタ51でシリアル信号SINを選択す
るように切換指令SCをセレクタ51へ送出する。そし
て、失敗したと判定したなら、1つのデータセグメント
の末尾のデータブロックのデータが出力された後、欠落
したデータのIDに対応するデータブロックから以後を
メモリ52から読み出すように、読出指令ADをメモリ
52に送出する。また、前記セレクタ51で読出シリア
ル信号Srを選択するように切換指令SCをセレクタ5
1へ送出する。メモリ52からの読出し及びセレクタ5
1の切換えのタイミングは、同期信号CKの同期パルス
の周期から次の同期パルス(又は保護同期パルス)の出
現時刻を予測し、その出現時刻に読出シリアル信号Sr
を合せるようにする。メモリ52から読み出すデータブ
ロックの記憶位置は、抽出に成功したデータブロックの
区切パタンの記憶位置から逆算することにより判る。
【0049】制御回路54は、1つのデータセグメント
についてのデータ信号Soの出力が終わり、且つ、欠落
したデータブロックからのデータ信号Soの再出力が終
わると、セレクタ51を切り換えて初期状態に戻す。
【0050】以上のデータ同期出力装置501によれ
ば、データセグメントの末尾の2データブロックからさ
え区切パタンとデータ部を抽出できれば、そのデータセ
グメントの全てのデータを同期信号と並列に欠落なく出
力できる。従って、先頭から数個のデータブロックの区
切パタンの抽出に失敗しても、先頭の同期パルスが欠落
すること及びそれに対応する先頭のデータが消失してし
まうことを確実に防止できる。
【0051】さらに、上記第5実施例によれば、メモリ
52としてアクセスタイムの遅い安価なメモリを使用で
きる効果がある。これは、メモリ52のデータ入出力形
式が8ビットパラレルなので、高ビットレートのシリア
ル信号SINに対しても、高速のアクセスを要しないため
である。また、第4実施例に比較すると、バレルシフタ
45を省略できる効果がある。
【0052】−他の実施例− 他の実施例としては、第1実施例のデータ同期出力装置
101において、第3実施例の区切パタン・ID付加回
路36から区切パタン付加機能を除いたID付加回路を
備えたものが挙げられる。
【0053】また、他の実施例としては、第4実施例の
データ同期出力装置401や第5実施例のデータ同期出
力装置501において、区切パタン付加回路や区切パタ
ン・ID付加回路やID付加回路を備えたものが挙げら
れる。
【0054】
【発明の効果】本発明のデータ同期出力装置によれば、
先頭から数個のデータブロックの区切パタンの抽出に失
敗しても、先頭の同期パルスが欠落すること及びそれに
対応する先頭のデータが消失してしまうことを確実に防
止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるデータ同期出力装置
のブロック図である。
【図2】デジタル信号をヘリカルスキャン方式で記録し
た磁気テープの記録形式の説明図である。
【図3】図1のデータ同期出力装置の動作を説明するタ
イミングチャートである。
【図4】本発明の第2実施例によるデータ同期出力装置
のブロック図である。
【図5】本発明の第3実施例によるデータ同期出力装置
のブロック図である。
【図6】本発明の第4実施例によるデータ同期出力装置
のブロック図である。
【図7】本発明の第5実施例によるデータ同期出力装置
のブロック図である。
【図8】従来技術を説明するためのタイミングチャート
である。
【符号の説明】
101,201,301,401,501 データ同
期出力装置 1,41,51 セレクタ 2,42,52 メモリ 3,43,53 データ・
同期信号出力回路 4,24,34,44,54 制御回路 26 区切パタ
ン付加回路 36 区切パタ
ン・ID付加回路 45 バレルシ
フタ C0,C1,C2,… 区切パタ
ン D0,D1,D2,… データ部 SIN シリアル
信号 So データ信
号 CK 同期信号

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のデータ部を区切部で区切ったシ
    リアル信号から区切部を抽出し,その区切部に対応させ
    て同期信号を出力すると共に,その同期信号と並列に且
    つ同期させてパラレル変換したデータをデータ信号とし
    て出力するデータ同期出力装置であって、 シリアル信号またはデータ信号を記憶する記憶手段と、
    区切部の抽出に成功したか失敗したかをモニタし,抽出
    に失敗したことを検知すると,抽出に失敗した区切部を
    含む前記シリアル信号またはデータ信号を前記記憶手段
    から読み出し,先に抽出に失敗した区切部に対応するデ
    ータをデータ信号化して同期信号と並列に出力させる制
    御手段とを具備したことを特徴とするデータ同期出力装
    置。
  2. 【請求項2】 複数個のデータ部を区切部で区切ったシ
    リアル信号を記憶する記憶手段と、その記憶手段の出力
    信号または前記シリアル信号の一方を選択して出力する
    信号選択手段と、その信号選択手段の出力信号から区切
    部を抽出しその区切部に対応させて同期信号を出力する
    と共にその同期信号と並列に且つ同期させてパラレル変
    換したデータを出力するデータ・同期信号出力手段と、
    初期状態では前記信号選択手段で前記シリアル信号を選
    択させ,且つ,前記データ信号をモニタして区切部の抽
    出に成功したか失敗したかを監視し,抽出に失敗したこ
    とを検知すると,抽出に失敗した区切部を含む前記シリ
    アル信号を前記記憶手段から出力させると共に前記信号
    選択手段で前記記憶手段の出力信号を選択させ,先に抽
    出に失敗した区切部に対応するデータを同期信号と並列
    に且つ同期させてパラレル変換して出力させる制御手段
    とを具備したことを特徴とするデータ同期出力装置。
  3. 【請求項3】 複数個のデータ部を区切部で区切ったシ
    リアル信号から区切部を抽出しその区切部に対応させて
    同期信号を出力すると共にその同期信号と並列に且つ同
    期させてシリアル信号をパラレル変換した内部データ信
    号を出力するデータ・同期信号出力手段と、前記内部デ
    ータ信号を記憶する記憶手段と、その記憶手段の出力信
    号を調整してデータを揃えるデータ調整手段と、そのデ
    ータ調整手段の出力信号または前記内部データ信号の一
    方を選択してデータ信号として出力する信号選択手段
    と、初期状態では前記信号選択手段で前記内部データ信
    号を選択させ,且つ前記形式データ信号をモニタして区
    切部の抽出に成功したか失敗したかを監視し,抽出に失
    敗したことを検知すると,抽出に失敗した区切部に対応
    する前記内部データ信号を前記記憶手段から出力させる
    と共に前記データ調整手段でデータを揃えさせ且つ前記
    信号選択手段で前記データ調整手段の出力信号を選択さ
    せる制御手段とを具備したことを特徴とするデータ同期
    出力装置。
  4. 【請求項4】 シリアルな入力信号から区切部を抽出し
    その区切部に対応させて同期信号を出力すると共にその
    同期信号と並列に且つ同期させてパラレル変換したデー
    タを出力するデータ・同期信号出力手段と、そのデータ
    ・同期信号出力手段の出力するデータ信号を記憶する記
    憶手段と、その記憶手段の出力信号を前記シリアルな入
    力信号の形式に変換して出力する形式変換手段と、複数
    個のデータ部を区切部で区切ったシリアル信号または前
    記形式変換手段の出力信号の一方を選択して前記データ
    ・同期信号出力手段に入力する信号選択手段と、初期状
    態では前記信号選択手段で前記シリアル信号を選択さ
    せ,且つ,前記データ信号をモニタして区切部の抽出に
    成功したか失敗したかを監視し,抽出に失敗したことを
    検知すると,抽出に失敗した区切部に対応する前記デー
    タ信号を前記記憶手段から出力させると共に前記信号選
    択手段で前記形式変換手段の出力信号を選択させる制御
    手段とを具備したことを特徴とするデータ同期出力装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項2から請求項4のいずれかに記載
    のデータ同期出力装置において、記憶手段の出力信号に
    適正な区切部を付加して信号選択手段に入力させる区切
    部付加手段を、記憶手段と信号選択手段の間に設けたこ
    とを特徴とするデータ同期出力装置。
  6. 【請求項6】 請求項2から請求項4のいずれかに記載
    のデータ同期出力装置において、記憶手段の出力信号に
    適正なデータ識別情報を付加して信号選択手段に入力さ
    せるデータ識別情報付加手段を、記憶手段と信号選択手
    段の間に設けたことを特徴とするデータ同期出力装置。
  7. 【請求項7】 請求項2から請求項4のいずれかに記載
    のデータ同期出力装置において、記憶手段の出力信号に
    適正な区切部およびデータ識別情報を付加して信号選択
    手段に入力させる区切部・データ識別情報付加手段を、
    記憶手段と信号選択手段の間に設けたことを特徴とする
    データ同期出力装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7のいずれかに記載
    のデータ同期出力装置において、制御手段は、抽出に成
    功した区切部に対応するデータ識別情報に基づいて、そ
    れより前の区切部の抽出に成功したか失敗したかを判断
    することを特徴とするデータ同期出力装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項8のいずれかに記載
    のデータ同期出力装置において、制御手段は、抽出に成
    功した区切部に対応するデータ識別情報に基づいて、抽
    出に失敗した区切部に対応するデータが記憶されている
    記憶装置内の位置を算出し、その位置から読み出すこと
    を特徴とするデータ同期出力装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9のいずれかに記
    載のデータ同期出力装置において、制御手段は、データ
    信号が同期信号と同期するように、記憶装置からの読出
    しのタイミングをとることを特徴とするデータ同期出力
    装置。
  11. 【請求項11】 請求項1から請求項10のいずれかに
    記載のデータ同期出力装置において、シリアル信号が、
    デジタル信号をヘリカルスキャン方式で記録した磁気テ
    ープから再生された再生信号であることを特徴とするデ
    ータ同期出力装置。
JP4284190A 1992-10-22 1992-10-22 データ同期出力装置 Pending JPH06132950A (ja)

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JP4284190A JPH06132950A (ja) 1992-10-22 1992-10-22 データ同期出力装置
US08/137,993 US5546243A (en) 1992-10-22 1993-10-19 Data and synchronization signal outputting apparatus for recovering missing data and synchronization signals

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