JPH06132484A - 半導体素子の電極構造および配線構造 - Google Patents

半導体素子の電極構造および配線構造

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JPH06132484A
JPH06132484A JP28137192A JP28137192A JPH06132484A JP H06132484 A JPH06132484 A JP H06132484A JP 28137192 A JP28137192 A JP 28137192A JP 28137192 A JP28137192 A JP 28137192A JP H06132484 A JPH06132484 A JP H06132484A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
semiconductor element
chip
package
electrodes
Prior art date
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Pending
Application number
JP28137192A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuji Okita
勝司 大北
Yoshinobu Nakayama
好信 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Computer Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Computer Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Computer Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH06132484A publication Critical patent/JPH06132484A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体チップの内部配線を外部に引き出しす
る電極は、上端面のみにあり、半導体チップ電極リード
部のリアクタンス成分が多くなり、半導体チップの電気
的特性低下の要因になり、安定な半導体素子のテストを
行うことが困難となる。 【構成】 半導体素子の外部引き出し電極を、上面電極
に加えて側面にも形成して成ることを特徴とする半導体
素子の電極構造。 【効果】 電極部を多く構成することにより、電極部の
リアクタンス成分を減少させ、電気的特性の向上が可能
となり、また、電圧降下等の問題がなくなり、電源、グ
ランドが安定になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体素子の電極構造
および該半導体素子とパッケージ、リードフレームなど
のその支持体との配線構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体チップの内部配線を外部に
引き出し、当該チップを機能させる電極は、一般に、上
端面にあり、その結果、電極(リード)を取り出す部分
が限定され、電源の送受の電源線や信号の授受の信号線
などを引き出す為に、これら各上面電極において、例え
ば、アルミ線、金線などのコネクタワイヤを用いてワイ
ヤボンディングにより電気的に接続すると、チップ上端
面に、電源の送受の電源線や信号の授受の信号線などよ
りなるコネクタワイヤが密集することになる。その為、
半導体チップ電極リード部のリアクタンス成分が多くな
り、半導体チップの電気的特性低下の要因になる。その
結果、安定な半導体素子のテストを行うことが、困難と
なる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の有する欠点を解消し、半導体素子の電極リード部
をできるだけ多く構成し、半導体素子の電源を送受する
アルミ線などを密集させないことにより、半導体素子の
電極リード部のリアクタンス成分を減少し、半導体素子
の電気的特性の向上を図り、安定な半導体素子のテスト
を行うことができるようにすることを目的としたもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、半導体チップの製造工程で電極部を当該チップの上
面のみに構成するのではなく、当該チップ上面に加えて
側面にも構成するようにした。
【0005】
【作用】上記手段に示す如く、チップ上面に加えて側面
にも構成するようにし、LSIの電極部を多く構成する
ことにより、電極部のリアクタンス成分を減少させ、電
気的特性の向上が可能となる。また、電極部を多く構成
することにより、電圧降下等の問題がなくなり、電源、
グランドが安定になる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1に、ウエハから半導体チップを形成する際
に、側面に電極を構成する工程フローの一例を示す。図
1にて、1はウエハ、2は絶縁膜、3はアルミ配線によ
る電極、4はマスク、5はプローブ針である。側面に電
極を構成するに、ウエハ1の内部配線のアルミ配線3を
側面まで延在させ、側面から露出させることにより形成
できる。チップの製造工程での、側面電極3の形成後に
は、マスク4を用い、チップ側面の電極を構成する層部
分には絶縁膜形成を行わないようにする。図1(A)に
示す電極構造形成後、図1(B)に示すように、プロー
ブ針5を、側面電極3Aなどに当て、プローブ検査(P
検)を行った後に、図1(B)に示す破線部分を切断し
チップとする。
【0007】図2〜図7は、上記で得られたような側面
に電極を有するチップと、パッケージの電極リード部と
を電気的に接続する配線構造を示す。図2に示すよう
に、パッケージ6には、電極7が形成されている。図3
に示すように、チップ8の一層目側面電極3Aを覆っ
て、当該電極3Aからパッケージ6の電極7Aにかけ
て、絶縁膜9Aを形成する。図4に示すように、マスク
(図示せず)を用いて、当該絶縁膜9Aをエッチングす
る。次いで、図5に示すように、アルミ蒸着して、チッ
プ8の一層目側面電極3Aとパッケージ6の電極7Aと
を電気的に接続するアルミ配線10Aを形成する。図5
で、矢印で示したように、三層目絶縁膜2Cをエッチン
グして、図6に示すように構成した二層目側面電極3B
に、前記と同様にして、絶縁膜9Bを形成し、アルミ蒸
着して、チップ8の二層目側面電極3Bとパッケージ6
の電極7Bとを電気的に接続するアルミ配線10Bを形
成し、以下順次同様にして、さらに、絶縁膜9Cを形成
し、アルミ蒸着して、チップ8の三層目側面電極3Cと
パッケージ6の電極7Cとを電気的に接続するアルミ配
線10Cを形成する。
【0008】図8は、側面に電極を有するチップ8と、
パッケージ6の電極リード部7とを電気的に接続する配
線構造を模式的に示す平面図である。チップ8には、上
面電極11に加えて側面電極3を有して成る。チップ8
の側面電極3とパッケージ6の電極リード部7の配線1
0Aは、例えば、電源線となり、同配線10Bは信号線
となる。
【0009】上記のように、チップ8の電極として、上
面電極11に加えて側面電極3を形成することにより、
これら電極部11、3のリアクタンス成分を減少させ、
電気的特性の向上が可能となる。また、このように電極
部を多く構成することにより、電圧降下等の問題がなく
なり、電源、グランドが安定になる。また、チップ8の
一層目、二層目、三層目各側面電極3A、3B、3Cと
パッケージ6の電極7A、7B、7Cとを電気的に接続
するアルミ配線10A、10B、10Cによる配線構造
を採用することにより、同様に、電極部11、3のリア
クタンス成分を減少させ、電気的特性の向上が可能とな
り、また、このように電極部を多く構成することによ
り、電圧降下等の問題がなくなり、電源、グランドが安
定になる。
【発明の効果】本発明によれば、半導体素子の電極部を
多く構成することにより、電極部のリアクタンス成分を
減少させ、電気的特性の向上が可能となる。また、電
源、グランドが安定であるため、安定した状態でテスト
を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)および(B)は、それぞれ本発明の実施
例を示すチップ製造工程フロー図、
【図2】本発明の実施例を示す配線構造形成工程断面
図、
【図3】本発明の実施例を示す配線構造形成工程断面
図、
【図4】本発明の実施例を示す配線構造形成工程断面
図、
【図5】本発明の実施例を示す配線構造形成工程断面
図、
【図6】本発明の実施例を示す配線構造形成工程断面
図、
【図7】本発明の実施例を示す配線構造形成工程断面
図、
【図8】本発明の実施例を示す平面図
【符号の説明】
1 ウエハ、 2 絶縁膜、 3 アルミ配線による電極、 4 マスク、 5 プローブ針 6 パッケージ 7 パッケージ電極 8 チップ 9 絶縁膜 10 配線 11 上面電極

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子の外部引き出し電極を、上面
    電極に加えて側面にも形成して成ることを特徴とする半
    導体素子の電極構造。
  2. 【請求項2】 半導体素子の側面に形成した電極と当該
    半導体素子を支持する支持体の電極リード部とをエッチ
    ングによる配線により電気的に接続して成ることを特徴
    を有する半導体素子とその支持体との配線構造。
JP28137192A 1992-10-20 1992-10-20 半導体素子の電極構造および配線構造 Pending JPH06132484A (ja)

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JP28137192A JPH06132484A (ja) 1992-10-20 1992-10-20 半導体素子の電極構造および配線構造

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JP28137192A JPH06132484A (ja) 1992-10-20 1992-10-20 半導体素子の電極構造および配線構造

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JPH06132484A true JPH06132484A (ja) 1994-05-13

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JP28137192A Pending JPH06132484A (ja) 1992-10-20 1992-10-20 半導体素子の電極構造および配線構造

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