JPH0613216U - 車載用オーディオ装置 - Google Patents

車載用オーディオ装置

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Publication number
JPH0613216U
JPH0613216U JP10979991U JP10979991U JPH0613216U JP H0613216 U JPH0613216 U JP H0613216U JP 10979991 U JP10979991 U JP 10979991U JP 10979991 U JP10979991 U JP 10979991U JP H0613216 U JPH0613216 U JP H0613216U
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JP
Japan
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volume
detecting
switch
attenuation
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP10979991U
Other languages
English (en)
Inventor
茂紀 鈴木
Original Assignee
日本コロムビア株式会社
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Publication date
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車載用オーディオ装置の音量を高速で調整す
る。 【構成】 ロータリー型スイッチを用いた電子ボリュー
ムの変位を検出する手段を設けボリュームの一定角度の
回転スピードを検出する手段と回転スピードを検出する
手段によって得られた値により音量の減衰量を設定し高
速音量調整を可能にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車載用オーディオ装置の音量調整に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車載用オーディオ装置の電子式音量調整ボリュームは可変抵抗素子を用いた機 械式に比較し目的とする音量設定を得るのに時間を要した。その理由を図5及び 図6を用いて説明する。音声信号は音声入力端子1に入力され電子ボリューム2 で希望する音量に減衰し出力端子3に出力される。電子ボリューム2はスイッチ 6、スイッチ7からの入力によりマイクロコンピュータ4で制御される。ここで スイッチ6及びスイッチ7は音量を上下させるためのスイッチでスイッチ6がO Nすると、ONしている間一定時間毎にあらかじめ設定されている音量で入力端 子1からの音声信号の減衰量は大きくなる。
【0003】 すなわち出力端子3に出力される音声信号は小さくなる。スイッチ7がONす ると、ONしている間一定時間毎にあらかじめ設定されている音量で入力端子1 からの音声信号の減衰量を小さくする。すなわち出力端子3に出力される音声信 号は大きくなる。しかし、減衰量を大きく短時間に設定することは困難であった 。この理由を図6を用いて説明する。横軸は音声信号の減衰量を示している。時 間tごとに一定減衰量が得られるのでスイッチ6がONしている時間TにT/t ×Gの減衰量が得られる。時間tに変化する減衰量Gを大きく設定すると微小な 調整ができなくなる。これから分かるようにスイッチで操作する電子ボリューム は減衰量を大きく短時間に設定することは困難である事が分かる。特に車載用オ ーディオ装置においては運転者が操作する場合に操作が長くなり危険である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
電子式音量調整ボリュームを用いた車載用オーディオ装置において短時間に目 的の音量設定をする事ができなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案はロータリ型スイッチを用いた音量調整ボリュームにおいて、音量調整 ボリュームの変位を検出する手段と音量調整ボリュームの一定角度の回転スピー ドを検出する手段とを有し、上記回転スピードを検出する手段によって得られた 値により音量の減衰量が設定するように構成する事により、早く回転した時は大 きく、遅く回転した時は小さい設定量が得られるようにし、電子式音量調整ボリ ュームを用いた車載用オーディオ装置において短時間でも減衰量を大きく設定す る事ができ、さらに微小な調整も可能な電子式音量調整ボリュームを用いた車載 用オーディオ装置を提供する事にある。
【0006】
【作用】
従って、早く回転した時は大きく、遅く回転した時は小さい設定量が得られる ようになり、電子式音量調整ボリュームを用いた車載用オーディオ装置において 短時間でも減衰量を大きく設定する事ができ、さらに微小な調整も可能になる。 これはデジタル・オーディオなどデジタル音声信号のまま音量を制御する場合も 適用できる。
【0007】
【実施例】
本考案の一実施例を図面と共に説明する。図1は電子式音量調整ボリュームの 一例を示すブロック図で、音声信号は音声入力端子1に入力され電子ボリューム 2で希望する音量に減衰し出力端子3に出力される。電子ボリューム2はロータ リ型スイッチ5からの入力によりマイクロコンピュータ4で制御される。
【0008】 ここでロータリ型スイッチ5は図4に示すような出力波形を出力する。今1回 転36パルスを出力するロータリ型スイッチを示している。B−C端子間にパル スが発生し図1のマイクロコンピュータ4に入力されると音量は大きくなり、A −C端子間にパルスが発生しマイクロコンピュータ4に入力されると音量は小さ くなるように電子ボリューム2を制御する。この時ロータリ型スイッチ5の回転 角θの回転スピード時間Tにより図2及び図3に示すように回転スピード時間T が長い場合はaの特性になり、回転スピード時間Tが短い場合はb,cと特性に なるようマイクロコンピュータ4で制御する。
【0009】 回転スピード時間Tは図4に示す10度の角度ごとに破線で示してあるクリッ ク位置間を通過する時間をマイクロコンピュータ4に内蔵されているクロック周 波数を基準に測定して図3に示す特性になるよう電子ボリューム2を制御する。 電子ボリューム2は外部からのデータにより音量を制御する集積回路で例えばT C9176に相当する。音声入力端子1に入力される音声信号がデジタル信号の 場合は図1の電子ボリューム2はデジタル・シグナル・プロセッサー(DSP) に置き換える事により上記で述べた事と同様に制御する事ができる。
【0010】
【考案の効果】
早く回転した時は大きく、遅く回転した時は小さい設定量が得られるようにな り、電子式音量調整ボリュームを用いた車載用オーディオ装置において短時間で も減衰量を大きく設定する事ができ、さらに微小な調整も可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のブロック図。
【図2】ある時間における回転角スピードを説明する
図。
【図3】減衰特性図。
【図4】ロータリ型スイッチ5の動作を示す出力波形を
示す。
【図5】従来例を示すブロック図。
【図6】図5の特性図。
【符号の説明】
1 音声入力端子 2 電子ボリューム 3 音声出力端子 4 マイクロコンピュータ 5 ロータリ型スイッチ 6,7 スイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータリ型スイッチを用いた音量調整ボ
    リュームにおいて、音量調整ボリュームの変位を検出す
    る手段と、該音量調整ボリュームの一定角度の回転スピ
    ードを検出する手段と回転スピードを検出する手段によ
    って得られた値により音量の減衰量を設定する手段を具
    備し音量をすばやく調整するようにしたことを特徴とす
    る車載用オーディオ装置。
JP10979991U 1991-12-12 1991-12-12 車載用オーディオ装置 Pending JPH0613216U (ja)

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JPH0613216U true JPH0613216U (ja) 1994-02-18

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015065519A (ja) * 2013-09-24 2015-04-09 オンキヨー株式会社 数量調整装置
US9471487B2 (en) 2013-12-20 2016-10-18 Onkyo Corporation Data restoration in electronic device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015065519A (ja) * 2013-09-24 2015-04-09 オンキヨー株式会社 数量調整装置
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Effective date: 19951031