JPH061318B2 - 波長分割多重光スイツチ - Google Patents
波長分割多重光スイツチInfo
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- JPH061318B2 JPH061318B2 JP17659685A JP17659685A JPH061318B2 JP H061318 B2 JPH061318 B2 JP H061318B2 JP 17659685 A JP17659685 A JP 17659685A JP 17659685 A JP17659685 A JP 17659685A JP H061318 B2 JPH061318 B2 JP H061318B2
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Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は波長分割多重された光信号を波長変換するた
めの波長分割多重光スイツチに関するものである。
めの波長分割多重光スイツチに関するものである。
「従来の技術」 従来のこの種の波長分割多重光スイツチは、入力光ハイ
ウエイからのn波長(λ1〜λn)の波長多重化光信号
がn個の光分波器により各波長ごとに分波され、これら
分波されたn個の各波長ごとの光信号は光マトリクスス
イツチへ供給され、その光マトリクススイツチのn個の
出力光はそれぞれn個の光−電気変換素子により電気信
号に変換される。この際、光マトリクススイツチの制御
状態により、その入力された各波長(λ1〜λn)の光
を何れの光−電気変換素子へも出力することができる。
n個の光−電気変換素子の各出力電気信号は予め決めら
れたn個の電気−光変換素子によりそれぞれ波長λ1〜
λnの光信号に変換され、これら変換された光信号は出
力レンズにより集光されて1本の出力ハイウエイへ出射
される。
ウエイからのn波長(λ1〜λn)の波長多重化光信号
がn個の光分波器により各波長ごとに分波され、これら
分波されたn個の各波長ごとの光信号は光マトリクスス
イツチへ供給され、その光マトリクススイツチのn個の
出力光はそれぞれn個の光−電気変換素子により電気信
号に変換される。この際、光マトリクススイツチの制御
状態により、その入力された各波長(λ1〜λn)の光
を何れの光−電気変換素子へも出力することができる。
n個の光−電気変換素子の各出力電気信号は予め決めら
れたn個の電気−光変換素子によりそれぞれ波長λ1〜
λnの光信号に変換され、これら変換された光信号は出
力レンズにより集光されて1本の出力ハイウエイへ出射
される。
前述したように光マトリクススイツチを制御することに
より、入力光信号の各波長対応の信号を、他の波長の光
信号として出力ハイウエイへ出力することができ、波長
分割多重スイツチとして作用する。
より、入力光信号の各波長対応の信号を、他の波長の光
信号として出力ハイウエイへ出力することができ、波長
分割多重スイツチとして作用する。
この従来の波長分割多重光スイツチは、多重度nの数が
多くなると光マトリクススイツチの各格子交差点の光ス
イツチの数がn2で増加し、そのハードウエアの規模が
著しく大きくなる。このような点から第5図に示す波長
分割多重光スイツチを提案した。すなわち光入力ハイウ
エイ1にはn個の波長λ1〜λnの光信号が波長分割多
重化されており、この光入力ハイウエイ1からの光信号
は光分岐器2によつてn個の同一光信号に分岐され、こ
のn個の分岐出力光はそれぞれ可変波長フイルタ31〜3
nに分岐される。各可変波長フイルタ31〜3nはそれぞ
れ端子41〜4nからの制御信号によりλ1〜λn中の任
意の波長の光信号が出力される。可変波長フイルタ31〜
3nの出力光はそれぞれ光−電気変換素子51〜5nによ
り電気信号に変換される。これら光−電気変換素子51〜
5nの出力電気信号は波長λ1〜λnの電気−光変換素
子61〜6nによりそれぞれ互に異なる波長の光信号に変
換される。これらの変換された光信号は光合波器7によ
り合波され、光出力ハイウエイ8に出射される。可変波
長フイルタ31〜3nにより選択する光信号の波長を変え
ることにより入力光信号の波長を任意の波長に変換して
出力できるためこの構成は波長分割多重光スイツチとし
て用いることができる。
多くなると光マトリクススイツチの各格子交差点の光ス
イツチの数がn2で増加し、そのハードウエアの規模が
著しく大きくなる。このような点から第5図に示す波長
分割多重光スイツチを提案した。すなわち光入力ハイウ
エイ1にはn個の波長λ1〜λnの光信号が波長分割多
重化されており、この光入力ハイウエイ1からの光信号
は光分岐器2によつてn個の同一光信号に分岐され、こ
のn個の分岐出力光はそれぞれ可変波長フイルタ31〜3
nに分岐される。各可変波長フイルタ31〜3nはそれぞ
れ端子41〜4nからの制御信号によりλ1〜λn中の任
意の波長の光信号が出力される。可変波長フイルタ31〜
3nの出力光はそれぞれ光−電気変換素子51〜5nによ
り電気信号に変換される。これら光−電気変換素子51〜
5nの出力電気信号は波長λ1〜λnの電気−光変換素
子61〜6nによりそれぞれ互に異なる波長の光信号に変
換される。これらの変換された光信号は光合波器7によ
り合波され、光出力ハイウエイ8に出射される。可変波
長フイルタ31〜3nにより選択する光信号の波長を変え
ることにより入力光信号の波長を任意の波長に変換して
出力できるためこの構成は波長分割多重光スイツチとし
て用いることができる。
波長可変フイルタ31〜3nに用いる波長可変フイルタを
第6図に示す。第6図においてλ1〜λnの波長に波長
分割多重化されている入力光信号が入力側導波路9から
入力され、入力側レンズ11に入射され、この入力光は
平行光に変換されて音響光学素子12に入射される。音
響光学素子12は二酸化テルル(TeO2)等の音響光学媒
体13に圧電素子14を接着したものであり、圧電素子
14に駆動回路15により一定周波数の正弦波電圧を印
加し、超音波を発生させ、その超音波を音響光学媒体1
3中を伝搬させる。入力側レンズ11から平行光が音響
光学媒体13に入射されると平行光のまま各波長ごとに
(1)式で示されるθの方向に回折される。その特定方向
の回折光のみが出力側レンズ16によつて集光し、出力
側導波路17に入射される。
第6図に示す。第6図においてλ1〜λnの波長に波長
分割多重化されている入力光信号が入力側導波路9から
入力され、入力側レンズ11に入射され、この入力光は
平行光に変換されて音響光学素子12に入射される。音
響光学素子12は二酸化テルル(TeO2)等の音響光学媒
体13に圧電素子14を接着したものであり、圧電素子
14に駆動回路15により一定周波数の正弦波電圧を印
加し、超音波を発生させ、その超音波を音響光学媒体1
3中を伝搬させる。入力側レンズ11から平行光が音響
光学媒体13に入射されると平行光のまま各波長ごとに
(1)式で示されるθの方向に回折される。その特定方向
の回折光のみが出力側レンズ16によつて集光し、出力
側導波路17に入射される。
θ=(f・λ)/v …………(1) (1)式より圧電素子14に印加する正弦波電圧の周波数
を変化させると回折角角θが変化し、任意の波長の光を
出力側導波路17に入力することができ、可変波長フイ
ルタの機能が実現される。
を変化させると回折角角θが変化し、任意の波長の光を
出力側導波路17に入力することができ、可変波長フイ
ルタの機能が実現される。
「発明が解決しようとする問題点」 前述した従来の波長分割多重光スイツチは多重度nの二
乗で光スイツチの数が多くなるが、この第5図に示すも
のでは系列の数がn個であり、ハードウエアの規模の増
加率が従来のものよりも少ない。しかもこの第5図に示
すものにおいても可能波長フエイルタ31〜3n、光−電
気変換素子51〜5n、電気−光変換素子61〜6nがそれ
ぞれn個の個別な部品により構成されているため装置規
模が可成り大きくなる。
乗で光スイツチの数が多くなるが、この第5図に示すも
のでは系列の数がn個であり、ハードウエアの規模の増
加率が従来のものよりも少ない。しかもこの第5図に示
すものにおいても可能波長フエイルタ31〜3n、光−電
気変換素子51〜5n、電気−光変換素子61〜6nがそれ
ぞれn個の個別な部品により構成されているため装置規
模が可成り大きくなる。
この発明の目的ハードウエアの規模が像合、n2(nは
光波長多重度)ではなくnに比例するが、各部をn個の
個別のものではなくそれぞれ1個に集積化して装置規模
を著しく小さくした波長分割多重光スイツチを提供する
ことにある。
光波長多重度)ではなくnに比例するが、各部をn個の
個別のものではなくそれぞれ1個に集積化して装置規模
を著しく小さくした波長分割多重光スイツチを提供する
ことにある。
「問題点を解決するための手段」 この発明の一つによれば1本の光入力ハイウエイからの
n波長多重化光信号は1個の入力レンズにより平行光に
変換され、その平行光はn個の音響光学素子を密着させ
て配列した1個の音響光学素子アレイにより独立なn個
の方向に回折され、これらn個の音響光学素子はn個の
駆動回路によりそれぞれ独立な制御信号が印加され、こ
れら一定方向に回折されたn個の光信号はそれぞれ1個
の集光レンズによりn個の点に集光され、これらn点に
集光された光は、n個の光−電気変換素子を密着配列さ
せた1個の光−電気信号素子アレイによりそれぞれn個
の電気信号に変換され、これら電気信号にn個の電気−
光変換素子を密着配列させた1個の電気−光変換素子ア
レイによりn波長(λ1〜λn)の光信号に変換され、
これらn波長の光信号は1個の出力光レンズにより集光
されて1本の出力ハイウエイへ入射される。
n波長多重化光信号は1個の入力レンズにより平行光に
変換され、その平行光はn個の音響光学素子を密着させ
て配列した1個の音響光学素子アレイにより独立なn個
の方向に回折され、これらn個の音響光学素子はn個の
駆動回路によりそれぞれ独立な制御信号が印加され、こ
れら一定方向に回折されたn個の光信号はそれぞれ1個
の集光レンズによりn個の点に集光され、これらn点に
集光された光は、n個の光−電気変換素子を密着配列さ
せた1個の光−電気信号素子アレイによりそれぞれn個
の電気信号に変換され、これら電気信号にn個の電気−
光変換素子を密着配列させた1個の電気−光変換素子ア
レイによりn波長(λ1〜λn)の光信号に変換され、
これらn波長の光信号は1個の出力光レンズにより集光
されて1本の出力ハイウエイへ入射される。
この発明の他の一つによれば1本の光入力ハイウエイか
らのn波長多重化信号は1個の入力レンズにより平行光
に変換され、その平行光は1個の音響光学素子により独
立なn個の方向に回折され、その音響光学素子は1個の
駆動回路からのn個の制御信号を重畳した信号により制
御され、その一定方向に回折されたn個の光信号は1個
の集光レンズによりn個の点に集光され、そのn個の点
に集光された光は、n個の光−電気変換素子を密着配列
させた1個の光電気変換素子アレイによりn個の電気信
号に変換され、これらn個の電気信号はそれぞれn個の
電気−光変換素子を密着配列させた1個の電気−光変換
素子アレイによりそれぞれ予め決められたn波長(λ1
〜λn)の光信号に変換される。そのn個の光信号は1
個の出力レンズにより集光されて1本の出力ハイウエイ
へ入射される。
らのn波長多重化信号は1個の入力レンズにより平行光
に変換され、その平行光は1個の音響光学素子により独
立なn個の方向に回折され、その音響光学素子は1個の
駆動回路からのn個の制御信号を重畳した信号により制
御され、その一定方向に回折されたn個の光信号は1個
の集光レンズによりn個の点に集光され、そのn個の点
に集光された光は、n個の光−電気変換素子を密着配列
させた1個の光電気変換素子アレイによりn個の電気信
号に変換され、これらn個の電気信号はそれぞれn個の
電気−光変換素子を密着配列させた1個の電気−光変換
素子アレイによりそれぞれ予め決められたn波長(λ1
〜λn)の光信号に変換される。そのn個の光信号は1
個の出力レンズにより集光されて1本の出力ハイウエイ
へ入射される。
「第1実施例」 第1図は第1発明の実施例を示し、簡単のためn=4
(n:波長多重数)の場合を示した。第1図において4
つの異なる波長λ1〜λ4の光信号を波長分割多重した
光信号が光入力ハイウエイ1からセルフオツクレンズの
ような入力光レンズ21に入射され、この入力光レンズ
21により平行光に変換される。入力光レンズ21の出
射面と接して又は近接して音響光学素子アレイ22が設
けられる。音響光学素子アレイ22は音響光学媒体131
〜134に圧電素子141〜144を接着した4個の音
響光学素子を、その圧電素子による超音波の伝搬方向を
互に平行に密着して配列したものである。従つて各音響
光学素子ではその配列方向と直角方向に光が回折され
る。駆動回路151〜154によりそれぞれf1,
f2,f3,f4なる周波数の正弦波が圧電素子141
〜144に印加されており、従つて(1)式によりそれぞ
れ特定波長の光が特定方向に回折される。これら回折さ
れた各平行光は半円柱状の集光レンズ24によりそれぞ
れ集光され、光−電気変換素子アレイ25に入射され
る。光−電気変換素子アレイ25は光−電気変換素子26
1〜264を密着配列したものであり、その各素子26
1〜264の受光面27は第2図に示すように充分小さ
くそれ回折光中の特定波長の光のみが受光面に入射され
る。これら光−電気変換素子261〜264からの各電気
信号は電気−光変換素子アレイ28の電気−光変換素子
291〜294によりそれぞれλ1〜λ4の波長の光に
変換され、これら変換出力光はセルフオルクレンズのよ
うな出力光レンズ30によつて集光され、光出力ハイウ
エイ8に入射される。電気−光変換素子291〜294
は密着配列されている。各駆動回路151〜154の出
力電圧の周波数をf1〜f4中の任意に変化させること
により任意の波長の光を、光−電気変換素子アレイ25
中の各光−電気変換素子261〜264において集光さ
せることができ、従つて波長分割多重光スイツチが実現
できる。
(n:波長多重数)の場合を示した。第1図において4
つの異なる波長λ1〜λ4の光信号を波長分割多重した
光信号が光入力ハイウエイ1からセルフオツクレンズの
ような入力光レンズ21に入射され、この入力光レンズ
21により平行光に変換される。入力光レンズ21の出
射面と接して又は近接して音響光学素子アレイ22が設
けられる。音響光学素子アレイ22は音響光学媒体131
〜134に圧電素子141〜144を接着した4個の音
響光学素子を、その圧電素子による超音波の伝搬方向を
互に平行に密着して配列したものである。従つて各音響
光学素子ではその配列方向と直角方向に光が回折され
る。駆動回路151〜154によりそれぞれf1,
f2,f3,f4なる周波数の正弦波が圧電素子141
〜144に印加されており、従つて(1)式によりそれぞ
れ特定波長の光が特定方向に回折される。これら回折さ
れた各平行光は半円柱状の集光レンズ24によりそれぞ
れ集光され、光−電気変換素子アレイ25に入射され
る。光−電気変換素子アレイ25は光−電気変換素子26
1〜264を密着配列したものであり、その各素子26
1〜264の受光面27は第2図に示すように充分小さ
くそれ回折光中の特定波長の光のみが受光面に入射され
る。これら光−電気変換素子261〜264からの各電気
信号は電気−光変換素子アレイ28の電気−光変換素子
291〜294によりそれぞれλ1〜λ4の波長の光に
変換され、これら変換出力光はセルフオルクレンズのよ
うな出力光レンズ30によつて集光され、光出力ハイウ
エイ8に入射される。電気−光変換素子291〜294
は密着配列されている。各駆動回路151〜154の出
力電圧の周波数をf1〜f4中の任意に変化させること
により任意の波長の光を、光−電気変換素子アレイ25
中の各光−電気変換素子261〜264において集光さ
せることができ、従つて波長分割多重光スイツチが実現
できる。
「第2実施例」 第3図は第2発明の実施例であつて簡単のためn=4
(n:波長多重数)の場合を示した。第3図において4
つの異なる波長λ1〜λ4の光信号を波長分割多重した
光信号は光入力ハイウエイ1から入力光レンズ21に入
射されて平行光に変換される。入力光レンズ21の射出
面に音響光学素子31が配されている。音響光学素子3
1の圧電素子32には駆動回路15によりf1,f2,f3,
f4なる周波数の正弦波を重畳した電気信号が印加されて
いる。この場合音響光学素子31の性質からf1,f2,
f3,f4の各光信号に対してそれぞれ(1)式を満たすよう
に独立に回折が起こる。従つて第3図に示すようにλ1
〜λ4の光の群がf1〜f4に対応して4つの方向に回折さ
れる。これら4つの方向に回折された光は、セルフオツ
クスレンズのような、異なる方向から入射された平行光
をそれぞれ互に異なる点に集光レンズ33に入射され
る。集光レンズ33からの4つの出力光は変換素子26
1〜264に入射される。第4図に示すような各光−電
気変換素子において各f1〜f3によりそれぞれ異なる点に
集められた光はその波長λ1〜λ4により更に異なる点
に集まる。その特定の一つの波長の光のみを受光面27
で受光するようにする。これら各光−電気変換素子26
1〜264の光−電気変換素子アレイ25の各光−電気
出力は電気−光変換素子アレイ28の電気−光変換素子
291〜294によりそれぞれλ1〜λ4の波長の光に
変換され、更に出力光レンズ30によつて集光されて光
出力ハイウエイ8に入射される。駆動回路15の出力中
の周波数f1を僅か変化させることにより、光−電気変換
素子261の受光面27に集光する光の波長が変化する。
従つてf1〜fsの周波数を僅か変化させることにより波長
分割多重光スイツチが実現できる。
(n:波長多重数)の場合を示した。第3図において4
つの異なる波長λ1〜λ4の光信号を波長分割多重した
光信号は光入力ハイウエイ1から入力光レンズ21に入
射されて平行光に変換される。入力光レンズ21の射出
面に音響光学素子31が配されている。音響光学素子3
1の圧電素子32には駆動回路15によりf1,f2,f3,
f4なる周波数の正弦波を重畳した電気信号が印加されて
いる。この場合音響光学素子31の性質からf1,f2,
f3,f4の各光信号に対してそれぞれ(1)式を満たすよう
に独立に回折が起こる。従つて第3図に示すようにλ1
〜λ4の光の群がf1〜f4に対応して4つの方向に回折さ
れる。これら4つの方向に回折された光は、セルフオツ
クスレンズのような、異なる方向から入射された平行光
をそれぞれ互に異なる点に集光レンズ33に入射され
る。集光レンズ33からの4つの出力光は変換素子26
1〜264に入射される。第4図に示すような各光−電
気変換素子において各f1〜f3によりそれぞれ異なる点に
集められた光はその波長λ1〜λ4により更に異なる点
に集まる。その特定の一つの波長の光のみを受光面27
で受光するようにする。これら各光−電気変換素子26
1〜264の光−電気変換素子アレイ25の各光−電気
出力は電気−光変換素子アレイ28の電気−光変換素子
291〜294によりそれぞれλ1〜λ4の波長の光に
変換され、更に出力光レンズ30によつて集光されて光
出力ハイウエイ8に入射される。駆動回路15の出力中
の周波数f1を僅か変化させることにより、光−電気変換
素子261の受光面27に集光する光の波長が変化する。
従つてf1〜fsの周波数を僅か変化させることにより波長
分割多重光スイツチが実現できる。
「発明の効果」 以上説明したようにこの発明によれば、従来構成のよう
に個別部品で構成するのではなく、セルフオツクレンズ
やアレイ状に配列した一体構成の素子を用い異なる波長
の光信号の一つの部品を共用する構成であるため小型化
される利点がある。
に個別部品で構成するのではなく、セルフオツクレンズ
やアレイ状に配列した一体構成の素子を用い異なる波長
の光信号の一つの部品を共用する構成であるため小型化
される利点がある。
しかも第2実施例では音響光学素子が1個で済み、音響
光学素子アレイと比較して著しく構成が簡単であり、装
置を小型化できる。
光学素子アレイと比較して著しく構成が簡単であり、装
置を小型化できる。
第1図はこの発明の第1実施例を示す構成図、第2図は
第1図中のA部の拡大図、第3図はこの発明の第2実施
例を示す構成図、第4図は第3図中のB部の拡大図、第
5図は提案されている波長分割多重光スイツチを示す構
成図、第6図は従来構成に用いる可変波長フイルタの構
成を示す図である。 1:光入力ハイウエイ、2:光分岐器、31〜3n:可変波
長フイルタ、7:光合波器、8:光出力ハイウエイ、1
5,151〜154:駆動回路、21:入力光レンズ、2
2:音響光学素子アレイ、24,33:集光レンズ、2
5:光−電気変換素子アレイ、261〜264:光−電気変換
素子、28:電気−光変換素子アレイ、291〜2
94:電気−光変換素子、30:出力光レンズ、31:音
響光学素子。
第1図中のA部の拡大図、第3図はこの発明の第2実施
例を示す構成図、第4図は第3図中のB部の拡大図、第
5図は提案されている波長分割多重光スイツチを示す構
成図、第6図は従来構成に用いる可変波長フイルタの構
成を示す図である。 1:光入力ハイウエイ、2:光分岐器、31〜3n:可変波
長フイルタ、7:光合波器、8:光出力ハイウエイ、1
5,151〜154:駆動回路、21:入力光レンズ、2
2:音響光学素子アレイ、24,33:集光レンズ、2
5:光−電気変換素子アレイ、261〜264:光−電気変換
素子、28:電気−光変換素子アレイ、291〜2
94:電気−光変換素子、30:出力光レンズ、31:音
響光学素子。
Claims (2)
- 【請求項1】n波長(λ1〜λn)(nは2以上の整
数)の異なる波長の光信号を波長分割多重した光信号を
供給する1本の光入力ハイウエイと、 その光入力ハイウエイの光信号を平行光に変換する1個
の入力光レンズと、 その入力光レンズからの平行光を独立なn個の方向に回
折させる、n個の音響光学素子を密着させて配列した1
個の音響光学素子アレイと、 そのn個の音響光学素子にそれぞれ独立な制御信号を印
加するためのn個の駆動回路と、 上記音響光学素子アレイによつてそれぞれ一定の方向に
回折されたn個の光信号をそれぞれn個の点に集光する
1個の集光レンズと、 その集光レンズによりn個の点に集光された光をそれぞ
れ電気信号に変換するn個の光−電気変換素子を密着さ
せて配列した1個の光−電気変換素子アレイと、 その光−電気変換素子アレイから出力されたn個の電気
信号出力をそれぞれn波長(λ1〜λn)の光信号に変
換するn個の電気−光変換素子を密着させて配列した1
個の電気−光変換素子アレイと、 その電気−光変換素子アレイからのn個の光信号出力を
集光する1個の出力光レンズと、 その出力光レンズによつて集光された光が入射される1
個の光出力ハイウエイ1個とから成る波長分割多重光ス
イツチ。 - 【請求項2】n波長(λ1〜λn)(nは2以上の整
数)の異なる波長の光信号を波長分割多重した光信号が
供給する1本の光入力ハイウエイと、 その光入力ハイウエイからの光信号を平行光に変換する
1個の入力光レンズと、 その入力光レンズからの平行光を、独立なn個の方向に
回折させる1個の音響光学素子と、 その音響光学素子にn個の制御信号を重畳させて印加す
る1個の駆動回路と、 上記音響光学素子によつてそれぞれ一定の方向に回折さ
れたn個の光信号をそれぞれn個の点に集光する1個の
集光レンズと、 その集光レンズによりn個の点に集光された光をそれぞ
れ電気信号に変換するn個の光−電気変換素子を密着さ
せて配列した1個の光−電気変換素子と、 その光−電気変換素子アレイからのn個の電気信号出力
をそれぞれn波長(λ1〜λn)の光信号に変換するn
個の電気−光変換素子を密着させて配列した1個の電気
−光変換素子アレイと、 その電気−光変換素子アレイからのn個の光信号出力を
集光する1個の出力光レンズと、 その出力光レンズによつて集光させた光が入射される1
個の光出力ハイウエイとから成る波長分割多重光スイツ
チ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17659685A JPH061318B2 (ja) | 1985-08-09 | 1985-08-09 | 波長分割多重光スイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17659685A JPH061318B2 (ja) | 1985-08-09 | 1985-08-09 | 波長分割多重光スイツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6236643A JPS6236643A (ja) | 1987-02-17 |
JPH061318B2 true JPH061318B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=16016330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17659685A Expired - Lifetime JPH061318B2 (ja) | 1985-08-09 | 1985-08-09 | 波長分割多重光スイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH061318B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5040169A (en) * | 1989-07-25 | 1991-08-13 | International Business Machines Corporation | Wavelength division photonic switch |
JP3909946B2 (ja) | 1998-01-30 | 2007-04-25 | 富士通株式会社 | 双方向波長スイッチ及び光合分波装置 |
-
1985
- 1985-08-09 JP JP17659685A patent/JPH061318B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6236643A (ja) | 1987-02-17 |
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