JPH06131752A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH06131752A
JPH06131752A JP30329792A JP30329792A JPH06131752A JP H06131752 A JPH06131752 A JP H06131752A JP 30329792 A JP30329792 A JP 30329792A JP 30329792 A JP30329792 A JP 30329792A JP H06131752 A JPH06131752 A JP H06131752A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
capstan shaft
capstan
tape
magnetic recording
Prior art date
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Pending
Application number
JP30329792A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Asai
繁樹 浅居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP30329792A priority Critical patent/JPH06131752A/ja
Publication of JPH06131752A publication Critical patent/JPH06131752A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 含油軸受からの油がキャプスタン軸上のテー
プ当接面へ進入するのを防止する。 【構成】 キャプスタン軸4上のテープ当接部を挟む部
位にローレット加工部10,11を設けたり、上記部位
に対応するキャプスタンハウジング2の所定位置に油溜
り部を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、キャプスタン軸を含
油軸受により支持する磁気記録再生装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図4および図5は従来の磁気記録再生装
置を示す断面図および斜視図であり、図において、1は
シャーシ、2はシャーシ1上に立設されたキャプスタン
ハウジング、3はキャプスタンハウジング2に固定され
た上下一対の含油軸受である。
【0003】また、4は含油軸受3に支持されたキャプ
スタン軸、5はピンチローラ、6はワッシャ、7はキャ
プスタン軸4の回転を安定化するフライホイール、8は
フライホイール7に掛けられたキャプスタン軸4の駆動
用のベルト、9は上記キャプスタン軸4およびピンチロ
ーラ5間に挟まれて送り出されるテープである。
【0004】次に動作を説明する。上記のように、キャ
プスタン軸4には、上下の含油軸受3に近接してワッシ
ャ6が圧入されており、ベルト8によりフライホイール
7が駆動されると、キャプスタン軸4が回転する。この
回転によって、含油軸受3から徐々に流出する油が、キ
ャプスタン軸4のテープ9当接部へ進入するのを、これ
らのワッシャ6が防いでいる。なお、かかる従来の磁気
記録再生装置に類似する技術が実開平1−146325
号公報に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の磁気記録再生装
置のキャプスタンは以上のように構成されているので、
ワッシャ6をキャプスタン軸4に圧入する作業および構
成が複雑になり、また、ワッシャ6がテープ走行の妨げ
にならないようにこれの位置調整をする必要があるなど
の問題点があった。
【0006】請求項1の発明は上記のような問題点を解
消するためになされたもので、キャプスタン軸の表面を
加工するだけで、含油軸受からの油がキャプスタン軸上
のテープ当接部へ進入するのを防止できる磁気記録再生
装置を得ることを目的とする。
【0007】請求項2の発明は、キャプスタンハウジン
グを加工するだけで、含油軸受からの油がキャプスタン
軸上のテープ当接部に進入するのを防止できる磁気記録
再生装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る磁
気記録再生装置は、キャプスタン軸上のテープ当接部を
挟む部位にローレット加工部を設けたものである。
【0009】請求項2の発明に係る磁気記録再生装置
は、含油軸受を保持するキャプスタンハウジング内であ
って、キャプスタン軸のテープ当接部を挟む部位の対応
位置に油溜り部を設けたものである。
【0010】
【作用】請求項1の発明における磁気記録再生装置は、
含油軸受から流出する油をローレット加工部に溜め、キ
ャプスタン軸を伝わってテープ当接部へ流れるのを阻止
する。
【0011】請求項2の発明における磁気記録再生装置
は、含油軸受から流出する油をキャプスタンハウジング
内の油溜り部に溜め、キャプスタン軸を伝わってテープ
当接部へ流れるのを阻止する。
【0012】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、1はシャーシ、2はシャーシ1上
に立設されたキャプスタンハウジング、3はキャプスタ
ンハウジング2に固定された上下一対の含油軸受であ
る。
【0013】また、4は含油軸受3に支持されたキャプ
スタン軸、7はキャプスタン軸4の回転を安定化するフ
ライホイール、8はフライホイール7に掛けられたキャ
プスタン軸4の駆動用のベルト、9は上記キャプスタン
軸4およびピンチローラ5間に挟まれて送り出されるテ
ープ、10,11はキャプスタン軸4上のテープ当接部
を挟む部位に形成されたローレット加工部である。
【0014】次に動作について説明する。フライホイー
ル7が回転すると、これと一体となっているキャプスタ
ン軸4も回転し、このため上記のように、含油軸受3か
らキャプスタン軸4の表面に油が徐々に流出する。しか
し、この流出した油はキャプスタン軸4のローレット加
工部10,11に流れ込んで、ここに溜り、キャプスタ
ン軸4のテープ当接部4aに進入することが阻止され
る。
【0015】また、キャプスタン軸4が回転していない
ときは、油の流出は止まり、ローレット加工部10,1
1の油が蒸発して乾燥する。なお、上記実施例では、デ
ィジタル・オーディオ・テープレコーダについて説明し
たが、ビデオ・テープレコーダ等の磁気記録再生装置に
も利用できることはいうまでもない。
【0016】実施例2.図2はキャプスタンハウジング
2を樹脂化した実施例を示す。ここでは、含油軸受3お
よびキャプスタン軸4にともに臨むキャプスタンハウジ
ング2内に図3にも示すような油溜り部14を設けてあ
る。また、キャプスタンハウジング2とキャプスタン軸
4との上下2箇所の近接部12,13では、キャプスタ
ン軸4がスムーズに回転できる程度に隙間をつめてあ
る。
【0017】従って、この実施例によれば、キャプスタ
ン軸4が回転すると、含油軸受3から徐々に流出した油
が、上記キャプスタンハウジング2に一体に設けた油溜
り部14に溜る。また、一部の油はキャプスタン軸4を
つたって、キャプスタンハウジング2とキャプスタン軸
4との近接部12,13に流れ込むが、これらの近接部
分を長くとっているのでその隙間に溜り、上記テープ当
接部4aに進入することはない。
【0018】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、キャプスタン軸のテープ当接部を挟む部位にローレ
ット加工部を設けるように構成したので、含油軸受から
キャプスタン軸を伝わってテープ当接部へ流れる油を、
そのローレット加工部で阻止でき、磁気テープ上の磁気
媒体を傷めたり、テープ走行系の走行を不安定にするな
どの問題発生を回避できるものが得られる効果がある。
【0019】また、請求項2の発明によれば、含油軸受
を保持するキャプスタンハウジング内であって、キャプ
スタン軸のテープ当接部を挟む部位の対応位置に、油溜
り部を設けるように構成したので、キャプスタンハウジ
ング内で、部品や組立工数の増加なく、油の回収,貯留
を安価に実現できるものが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施例による磁気記録再生
装置を示す断面図である。
【図2】請求項2の発明の一実施例による磁気記録再生
装置を示す断面図である。
【図3】図2におけるキャプスタンハウジングの要部を
示す断面図である。
【図4】従来の磁気記録再生装置を示す断面図である。
【図5】図4におけるキャプスタン機構を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
2 キャプスタンハウジング 3 含油軸受 4 キャプスタン軸 4a テープ当接部 5 ピンチローラ 9 磁気テープ 10,11 ローレット加工部 14 油溜り部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 含油軸受によって回転自在に支持された
    キャプスタン軸と、該キャプスタン軸との間に磁気テー
    プを挟んで、該磁気テープを走行させるピンチローラと
    を備えた磁気記録再生装置において、上記キャプスタン
    軸上のテープ当接部を挟む部位にローレット加工部を設
    けたことを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 含油軸受によって回転自在に支持された
    キャプスタン軸と、該キャプスタン軸との間に磁気テー
    プを挟んで、該磁気テープを走行させるピンチローラと
    を備えた磁気記録再生装置において、上記含油軸受を保
    持するキャプスタンハウジング内であって、上記キャプ
    スタン軸のテープ当接部を挟む部位の対応位置に油溜り
    部を設けたことを特徴とする磁気記録再生装置。
JP30329792A 1992-10-16 1992-10-16 磁気記録再生装置 Pending JPH06131752A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30329792A JPH06131752A (ja) 1992-10-16 1992-10-16 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30329792A JPH06131752A (ja) 1992-10-16 1992-10-16 磁気記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06131752A true JPH06131752A (ja) 1994-05-13

Family

ID=17919262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30329792A Pending JPH06131752A (ja) 1992-10-16 1992-10-16 磁気記録再生装置

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JP (1) JPH06131752A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1437727A2 (en) * 2002-12-30 2004-07-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Tape deck

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1437727A2 (en) * 2002-12-30 2004-07-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Tape deck
EP1437727A3 (en) * 2002-12-30 2007-08-15 Samsung Electronics Co., Ltd. Tape deck

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