JPH0613065B2 - 形態可動物 - Google Patents

形態可動物

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JPH0613065B2
JPH0613065B2 JP63292183A JP29218388A JPH0613065B2 JP H0613065 B2 JPH0613065 B2 JP H0613065B2 JP 63292183 A JP63292183 A JP 63292183A JP 29218388 A JP29218388 A JP 29218388A JP H0613065 B2 JPH0613065 B2 JP H0613065B2
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gear
support shaft
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慎矢 斉藤
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Takara Co Ltd
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Takara Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は形態可動物に関し、詳しくは日常の生活空間に
置かれている造花、置き物等の形態が変化する形態可動
物に関する。
(従来技術と発明の目的) 一般に造花、置き物等は観賞用インテリアとして生活空
間に静置するのが常識であったが、最近このような観賞
用インテリアにおいて、従来の狭い概念でとらえられて
いたものを取りはらい、遊び心、心のふれあいが計ら
れ、人と人とのコミュニケーションを円滑にさせること
ができる形態可動物が望まれるようになってきている。
本発明は上記のような形態可動物を提供することをその
目的とする。
(目的を達成するための手段) 前記目的を達成するための手段として、本発明に係る形
態可動物は、下記要件を備えることを特徴とする。
(イ)基台とその上に設けられたパイプ部材とその上端に
設けられた形態可動体とから構成されていること (ロ)上記形態可動体の内部には外観を変化させる作動装
置が設けられていること (ハ)上記作動装置はモータを動力源とし且つその作動回
路には外的刺激を感知するセンサによるセンサスイッチ
が設けられていること (ニ)モータの電源は上記基台の内部に設けられ、電源と
モータとの接続コードは上記パイプ部材の内部に設けら
れていること (発明の作用、効果) 上記構成のように、本発明に係る形態可動物によれば、
音や光などの外的刺激を感知したセンサスイッチにより
形態可動体の内部に設けられたモータが作動し、さらに
作動装置が作動して上記形態可動体の外観が変化する。
このように、例えば外的刺激を音とすることによって、
拍手を感知して形態可動体が変化するので、手を打った
者と形態可動物との間にコミュニケーションが存在する
かのような印象を与えることができ、見る者に意外性と
驚きを与えることができる。
しかも、形態可動体はパイプ部材の上端に設けられてい
るので、形態が変化している状態では一見不安定に見え
る。そのため、その驚きが一層増す。
また、モータの電源は上記基台の内部に設けられている
から、形態可動体の内部には作動装置の設置空間だけが
必要で、電池等の電源等を入れる空間を必要とせず、ま
た形態可動体から電源分の重量を軽くすることができ
る。したがって、形態可動体の形状を自由に設計するこ
とができるとともに、軽快な形態変化を実現することが
できる。なお、電源とモータとの接続コードはパイプ部
材の内部に設けられ、外部に露出することがないので、
全体の外観が損なわれない。
さらにまた上記形態可動物は観賞用インテリアとしての
ほか、玩具等に応用することができるので、従来にない
面白いものを得ることができる。
(実施例) 以下、図面によって本発明の実施態様の一例について説
明する。
第1図及び第2図(a)(b)において、符号1は形態可動体
を示す。この形態可動体1は外観が魚を模して形成され
るとともに、腹部中央にはパイプ部材2が取り付けられ
ている。そして、該パイプ部材2の下部には略半球状を
有する基台3が設けられるとともに、該基台3の内部に
は電源4とメインスイッチ5とが設けられ、且つ該メイ
ンスイッチ5は外部より操作可能に形成されている。
上記形態可動体1の腹部には支軸6が突出されるととも
に、該支軸6は上記パイプ部材2の上部に遊嵌され、且
つ該支軸6の基端は支持部材7に固定されている。そし
て、該支持部材7は上記形態可動体1の外郭部材1aの
内部に設けられた作動装置aの機枠に固定されている。
これによって、形態可動体1は支軸6を支点に左右方向
に動作することができる。また、魚を模して形成された
上記形態可動体1の口部9と背鰭部10と腹鰭部11と
は可動するように形成されている。
口部9は上部材9aと下部材9bによって形成されると
ともに、上部材9aは上記外郭部材1aに固定され、ま
た下部材9bは外郭部材1aに支軸12を介して可動状
態に取付けられている。そして、下部材9bの基部近傍
には長孔13が穿設されている。
また、背鰭部10は外郭部材1aに設けた軸受部15に
可動状態で軸支された軸部材16の上部に固定されると
ともに、軸部材16の一側寄り下部には一体に係合片1
7が形成されている。そして、係合片17には長孔18
が穿設されている。
さらに、上記腹鰭部11は上記外郭部材1aに設けた軸
受部19に可動状態で軸支された軸部材20の下部に固
定されるとともに、軸部材20の一側寄り上部には一体
に係合片21が形成され且つ係合片21には長孔22が
穿設されている。
23は音を感知して作動するセンサによるセンサスイッ
チを示し、センサスイッチ23は上記形態可動体1の内
部前方に設けられている。
次に、作動装置aはモータ25の出力軸に固定された歯
車26と、支軸27に固定され且つ一体に並設された歯
車28、29と支軸27に遊挿され且つ一体に並設され
た歯車30、31と、支軸32に固定された歯車33、
34と、支軸35に固定された歯車36と支軸35に遊
挿され且つ一体に並設された歯車37、38、歯車3
9、40、歯車41、42及び歯車43と、上下方向に
移動可能な支軸44に固定され且つ並設された歯車4
5、46、47と、支軸48に固定された歯車49と、
支軸50に固定された歯車51とによって構成されてい
る。そして、上記歯車26は歯車33に、歯車28は歯
車38に、歯車29は歯車39に、歯車30は歯車42
に、歯車31は歯車43に、歯車34は歯車37に、歯
車40は歯車45に、歯車45は歯車49に、歯車49
は、歯車51に、歯車36は歯車46に、歯車41は歯
車47にそれぞれ噛合されている。
上記支軸35の一端は作動装置aの機枠の下部より突出
され且つカム材52が遊挿されている。そして、支軸3
5の端部には回転部材53が固定されるとともに、回転
部材53の表面外周寄りに突設され、係合軸54は上記
パイプ部材2の上端外周の一側に設けた突出片55の長
孔55aに遊嵌されている。これによって、回転部材5
3の回転に伴なって、形態可動体1はパイプ部材2に遊
嵌されている支軸6を支点に左右に動作させることがで
きる。また、上記カム部材52は円形状を有するととも
に、外周には凹凸状の係合片52a、52a…が形成さ
れ且つ上記支軸35に遊嵌されている歯車43に固定さ
れている。これによって、歯車43の回転に伴なってカ
ム部材52も同様に回転する。
57は摺動部材を示し、摺動部材57は上記支持部材7
に適宜手段によって支持されるとともに、その一端は弾
性部材58を介して上記カム部材52の係合片52a、
52a…は常に当接するように形成されている。また上
記摺動部材57の他端一側には支軸59が突設されると
ともに、支軸59は上記口部9を構成する下部材9bに
設けた長孔13に遊嵌されている。
これによって、カム部材52を介して摺動部材57が前
後に摺動することにより、下部材9bを開閉させること
ができる。
上記支軸44には弾性部材60が巻装されるとともに、
弾性部材60によって支軸44に固定されている歯車4
5、46、47は常に下方に抑止されるように形成され
且つ支軸44の先端も上記カム部材52の表面に常に当
接されている。これによって、カム部材52の回転に伴
なってカム部材52の表面に形成された凹凸部52bに
対応し上記支軸44を上下動させることができるととも
に、支軸44が上動したときに、支軸44に固定された
歯車46と支軸35に固定された歯車36との噛合が解
除され、回転部材53の回転を停止させ、形態可動体1
は支軸6を支点に左右に動作するのを止める。
上記支軸50の両端50a、50bは上記機枠の上下部
より突出され且つ略L字状に相反する方向に折曲される
とともに、折曲部50aの一方は上記背鰭部10が取付
けられた軸部材16に一体に形成された係合片17の長
孔18に遊嵌され、また他方の折曲部50bは上記腹鰭
部11が取付けられた軸部材20に一体に形成された係
合片21の長孔22に遊嵌されている。これによって、
支軸50の回転に伴なって背鰭部10と腹鰭部11とを
軸部材16及び20を支点に動作させることができる。
上記電源4とメインスイッチ5とセンサスイッチ23と
モータ25とは第3図に示すように電気的に接続されて
いる。これによって、センサスイッチ23が音を感知す
ることによりモータ25を回転させることができる。
なお、センサスイッチ23は音に限らず、光、熱等を感
知するものであってもよい。
上記構成の形態可動体1メインスイッチ5をオンした状
態において、センサスイッチ23によって音の所定の音
量が感知されるとモータ25が回転する。モータ25の
出力軸に固定された歯車26に複数の歯車から成る作動
装置aの一つの歯車33が噛合されているから、作動装
置aが駆動され、これによって他の歯車51の支軸50
が回転して軸部材16、20を左右に揺らし、軸部材1
6に取付けられた背鰭部10と軸部材20に取付けられ
た腹鰭部11とを動作させることができるとともに、カ
ム部材52の回転によって摺動部材57が押圧され動作
し、摺動部材57に連係されている口部9の下部材9b
を支軸12を支点に動作させることができる。
上記カム部材52の表面の凹凸部52bには弾性部材6
0を介して歯車45、46、47は固定されている支軸
44の先端が常に当接されているから、カム部材52の
回転によって上記支軸44が上動したときに歯車46と
支軸35に固定された歯車36との噛合状態が解除さ
れ、支軸35の先端に固定された回転部材53の回転が
停止されパイプ部材2に対し形態可動体1の左右動が止
まり、また、上記支軸44が下動し上記歯車46と上記
歯車36とが噛合したときに上記支軸35が回転するの
と同時に回転部材53も回転する。回転部材53に突設
されている支軸54はパイプ部材2の上端一側に設けた
突出片55の長孔55aに遊嵌されているから、上記形
態可動体1は上記パイプ部材2に遊嵌されている支軸6
を支点に左右に動作させることができる。
また、形態可動体1の内部に設けたセンサスイッチ23
及びモータ25と基台3に設けた電源4及びメインスイ
ッチ5とを接続する接続コード(図示せず)はパイプ部
材2内に収めてカムフラージュすることができるととも
に、モータ35の駆動回路には音によって反応するセン
サスイッチ23が設けられているから、例えば拍手に呼
応して生きているかのように動作するので、手を打った
者と形態可動体1との間に恰もコミュニケーションが存
在するかのような印象を与えることができる。
なお、形態可動体1は魚に限定されず、例えば鳥を模し
て形成してもよい。
次に、第4図(a)(b)及び第5図(a)(b)は形態可動物の他
の実施例を示す者で、第4図(a)(b)は形態可動体1内に
作動装置のほかに電球から成る発光装置62を設けたも
のである。これによって形態可動体1が光り、見る者に
意外性と驚きを与えることができる。なお、発光装置6
2は電球に限定されるものではない。
また、第5図(a)(b)は形態可動体1内に作動装置のほか
に音声発生装置63を設けたもので、音声発生装置63
は音声合成ICから成り且つ音声発生装置63が作動し
たときに適宜な音または声をスピーカ64から発するよ
うに形成されている。これによって、奇抜で意外性が得
られて面白い。
なお、第4図(a)(b)及び第5図(a)(b)において、第1図
乃至第3図と同符号は同部位を示すものとし、その説明
は省略する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る形態可動物の使用態様を示す斜視
図、第2図(a)(b)は第1図の内部構造を示す説明図、第
3図は電気回路図、第4図(a)(b)は他の実施例を示す斜
視図及び電気回路図、第5図(a)(b)はさらに他の実施例
を示す斜視図及び電気回路図である。 符号a……作動装置、1……形態可動体、2……パイプ
部材、3……基台、4……電源、23……センサスイッ
チ、25……モータ、62……発光装置、63……音声
発生装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記要件を備えることを特徴とする形態可
    動物。 (イ)基台とその上に設けられたパイプ部材とその上端に
    設けられた形態可動体とから構成されていること (ロ)上記形態可動体の内部には外観を変化させる作動装
    置が設けられていること (ハ)上記作動装置はモータを動力源とし且つその作動回
    路には外的刺激を感知するセンサによるセンサスイッチ
    が設けられていること (ニ)モータの電源は上記基台の内部に設けられ、電源と
    モータとの接続コードは上記パイプ部材の内部に設けら
    れていること
JP63292183A 1988-11-17 1988-11-17 形態可動物 Expired - Lifetime JPH0613065B2 (ja)

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JP63292183A JPH0613065B2 (ja) 1988-11-17 1988-11-17 形態可動物

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JPH02136161A JPH02136161A (ja) 1990-05-24
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JP2549243Y2 (ja) * 1991-08-09 1997-09-30 株式会社タカラ 水槽玩具
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JPS59177087A (ja) * 1983-03-29 1984-10-06 塩尻工業株式会社 赤外線センサ−付き玩具
JPS63130097U (ja) * 1987-02-19 1988-08-25

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