JPH06129927A - 圧力センサ - Google Patents

圧力センサ

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JPH06129927A
JPH06129927A JP27637392A JP27637392A JPH06129927A JP H06129927 A JPH06129927 A JP H06129927A JP 27637392 A JP27637392 A JP 27637392A JP 27637392 A JP27637392 A JP 27637392A JP H06129927 A JPH06129927 A JP H06129927A
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JP
Japan
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pressure
housing
sensor
sensor element
responsiveness
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP27637392A
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English (en)
Inventor
Naohiro Fukuda
直弘 福田
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SAAPASU KOGYO KK
Original Assignee
SAAPASU KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明の圧力センサ21は、ガラスからなる
感圧部5aを有するセンサ素子5と、センサ素子5を収
容するハウジング22とを備え、ハウジング22はフッ
素樹脂を主成分とする材料からなり、感圧部5aが密着
するハウジング22の壁面22aは厚みを周囲の壁面よ
り薄くしてなるダイヤフラム部23からなり、ハウジン
グ22を流体中に挿入することにより、前記感圧部5a
がダイヤフラム部23を介して前記流体の圧力を検知す
ることを特徴とする。 【効果】 硝酸(HNO3)、塩酸(HCl)、硫酸
(H2SO4)、フッ化水素酸(HF)等を含む腐食性溶
液に腐食され難く、耐薬品性を大幅に向上させることが
できる。また、従来のようにシリコンオイルによる測定
精度及び応答性の低下がなく、測定精度及び応答性を大
幅に向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は流体の圧力を検知する圧
力センサに係り、特に、例えば、半導体のウエット処理
において用いられる硝酸、塩酸等のような腐食性溶液の
圧力を検知するための圧力センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、超LSI等の半導体製造プロセス
においては、ウェハの表面洗浄やエッチング処理等にお
いて多数のウエット処理が行なわれており、これらの処
理では、通常の半導体用グレードより高純度、高清浄度
の腐食性溶液、すなわち、硝酸(HNO3)、塩酸(H
Cl)、硫酸(H2SO4)、フッ化水素酸(HF)等を
含む腐食性溶液が用いられている。
【0003】図2は、これらの溶液の圧力を検知するセ
ンサの一例である圧力センサ1を示す図であって、略円
筒状のステンレス製のハウジング2の先端部壁面2a中
央に、厚みを周囲より薄くしてなるダイヤフラム部3が
形成され、該ダイヤフラム部3には注入されたシリコン
オイル4を介してセンサ素子5の感圧部5aが密着さ
れ、該センサ素子5はOリング6、センサ押え板7及び
センサ押え螺子8により該ハウジング2内に固定され、
センサ押え螺子8には温度補償回路が形成された温度補
償基板9が当接され、該温度補償基板9にはケーブル1
0が接続され、このケーブル10はキャップ11及びO
リング12,13によりハウジング2に固定されてい
る。この圧力センサ1は、Oリング14を介して腐食性
溶液Sが充填されたケース15に密着した状態で固定さ
れている。
【0004】この圧力センサ1においては、センサ素子
5の感圧部5aがシリコンオイル4及びダイヤフラム部
3を介して腐食性溶液Sの圧力を検知し、この圧力値は
電気信号に変換されて温度補償基板9により抵抗値の温
度変化が補正され、外部に取り出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
圧力センサ1では、ハウジング2の材質がステンレスで
あるために硝酸(HNO3)、塩酸(HCl)、硫酸
(H2SO4)、フッ化水素酸(HF)等の強酸に侵され
易く、耐薬品性が不十分であるという欠点があった。
また、感圧部5aがシリコンオイル4及びダイヤフラム
部3を介して腐食性溶液Sの圧力を検知しているため
に、シリコンオイル4により測定精度及び応答性が低下
し、測定精度及び応答性を向上させることが難しいとい
う欠点もあった。
【0006】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであって、耐薬品性を向上させることができ、また、
センサとしての測定精度及び応答性を向上させることが
できる圧力センサを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次の様な圧力センサを採用した。すなわ
ち、ガラスからなる感圧部を有するセンサ素子と、該セ
ンサ素子を収容するハウジングとを備え、該ハウジング
はフッ素樹脂を主成分とする材料からなり、前記感圧部
が密着するハウジングの壁面は厚みを周囲の壁面より薄
くしてなるダイヤフラム部からなり、前記ハウジングを
流体中に挿入することにより、前記感圧部がダイヤフラ
ム部を介して前記流体の圧力を検知することを特徴とし
ている。
【0008】
【作用】本発明の圧力センサでは、ハウジングをフッ素
樹脂を主成分とする材料とすることにより、硝酸(HN
3)、塩酸(HCl)、硫酸(H2SO4)、フッ化水
素酸(HF)等を含む腐食性溶液に対する耐薬品性が向
上する。このフッ素樹脂は、腐食性溶液に対する耐薬品
性は優れているが、一般的に樹脂にはガス透過があるた
めに腐食性ガスがダイヤフラム部を透過してハウジング
内に侵入しセンサ素子を劣化させてしまうという欠点が
ある。そこで、前記センサ素子の感圧部を耐薬品性に優
れたガラスとすることにより、センサ素子の劣化を防止
する。
【0009】また、センサ素子の感圧部をハウジングの
ダイヤフラム部に密着させることにより、従来のように
シリコンオイルによる測定精度及び応答性の低下がな
く、測定精度及び応答性が向上する。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例の圧力センサに
ついて説明する。図1は、圧力センサ21を示す図であ
る。なお、この圧力センサ21は従来の圧力センサ1を
改良したものであり、図1において図2と同一の構成要
素には同一の符号を付し説明を省略する。
【0011】この圧力センサ21は、略円筒状のテフロ
ン(フッ素樹脂)製のハウジング22の先端部壁面22
a中央に、厚みを周囲より薄くしてなるダイヤフラム部
23が形成され、該ダイヤフラム部23にはセンサ素子
24の感圧部24aが密着されている。テフロン(フッ
素樹脂)は、硝酸(HNO3)、塩酸(HCl)、硫酸
(H2SO4)、フッ化水素酸(HF)等を含む腐食性溶
液に腐食され難く、極めて耐薬品性に優れている。ま
た、ここでは、感圧部24aを耐薬品性に優れたガラス
とすることにより、ダイヤフラム部23を透過した腐食
性ガスによる劣化を防止している。
【0012】この圧力センサ21においては、センサ素
子24の感圧部24aがダイヤフラム部23に掛かる腐
食性溶液Sの圧力を直接検知し、この圧力値は電気信号
に変換されて温度補償基板9により抵抗値の温度変化が
補正され、外部に取り出される。したがって、従来のよ
うにシリコンオイルによる測定精度及び応答性の低下が
なく、測定精度及び応答性が向上する。
【0013】以上説明した様に、この実施例の圧力セン
サ21によれば、ハウジング22をテフロン(フッ素樹
脂)製としたので、硝酸(HNO3)、塩酸(HC
l)、硫酸(H2SO4)、フッ化水素酸(HF)等を含
む腐食性溶液に腐食され難く、耐薬品性を大幅に向上さ
せることができる。また、感圧部24aを耐薬品性に優
れたガラスとしたので、ダイヤフラム部23を透過した
腐食性ガスによる劣化を防止することができ、耐薬品性
を大幅に向上させることができる。
【0014】また、ダイヤフラム部23にセンサ素子2
4の感圧部24aを密着することとしたので、従来のよ
うにシリコンオイルによる測定精度及び応答性の低下が
なく、測定精度及び応答性を大幅に向上させることがで
きる。
【0015】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の圧力センサ
によれば、ガラスからなる感圧部を有するセンサ素子
と、該センサ素子を収容するハウジングとを備え、該ハ
ウジングはフッ素樹脂を主成分とする材料からなること
としたので、硝酸(HNO3)、塩酸(HCl)、硫酸
(H2SO4)、フッ化水素酸(HF)等を含む腐食性溶
液に腐食され難く、耐薬品性を大幅に向上させることが
できる。
【0016】また、前記感圧部が密着するハウジングの
壁面は厚みを周囲の壁面より薄くしてなるダイヤフラム
部からなることとしたので、従来のようにシリコンオイ
ルによる測定精度及び応答性の低下がなく、測定精度及
び応答性を大幅に向上させることができる。
【0017】以上により、センサ素子及びハウジングの
耐薬品性を大幅に向上させることができ、また、測定精
度及び応答性も大幅に向上させることができる圧力セン
サを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧力センサを示す断面図である。
【図2】従来の圧力センサを示す断面図である。
【符号の説明】
21 圧力センサ 22 ハウジング 22a 先端部壁面 23 ダイヤフラム部 24 センサ素子 24a 感圧部 6 Oリング 7 センサ押え板 8 センサ押え螺子 9 温度補償基板 10 ケーブル 11 キャップ 12,13 Oリング 14 Oリング 15 ケース S 腐食性溶液

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラスからなる感圧部を有するセンサ素
    子と、該センサ素子を収容するハウジングとを備え、 該ハウジングはフッ素樹脂を主成分とする材料からな
    り、 前記感圧部が密着するハウジングの壁面は厚みを周囲の
    壁面より薄くしてなるダイヤフラム部からなり、 前記ハウジングを流体中に挿入することにより、前記感
    圧部がダイヤフラム部を介して前記流体の圧力を検知す
    ることを特徴とする圧力センサ。
JP27637392A 1992-10-14 1992-10-14 圧力センサ Withdrawn JPH06129927A (ja)

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Cited By (7)

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