JPH0612985U - 可動飾り装置 - Google Patents

可動飾り装置

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JPH0612985U
JPH0612985U JP1079092U JP1079092U JPH0612985U JP H0612985 U JPH0612985 U JP H0612985U JP 1079092 U JP1079092 U JP 1079092U JP 1079092 U JP1079092 U JP 1079092U JP H0612985 U JPH0612985 U JP H0612985U
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movable
sun gear
movable ornament
rotation
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真 谷中
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株式会社精工舎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可動飾りの複雑な動きを簡単な機構によって
実現する。 【構成】 中心部に第1の可動飾り1が位置し、これと
同心的に回転可能に支持板5が設けてある。支持板5上
にそれぞれ回転可能にかつ支持板5の回転中心と同心円
周上に複数の第2の可動飾り2が整列支持してある。可
動飾り1と同心的に太陽歯車22が設けてあり、可動飾り
2のそれぞれに設けてあるアイドラ23が太陽歯車22と噛
合している。可動飾り1は機械体6により回転駆動さ
れ、支持板5はモータ18の回転が伝達輪列19,20,21,
11,を介して伝達されて回転駆動される。支持板5の回
転によりアイドラ23が太陽歯車22上を回転しながら転が
り、これにより可動飾り2を自転しながら公転させる。
太陽歯車22はモータ24により回転駆動され、支持板5は
規制手段により回転角度を規制されて往復回転する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、時計などに用いられる可動飾り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の可動飾り装置として、飾りが往復回転したり、往復揺動したり、回転板 上の回転小軸や飾りが回転板と共に回転するもの等があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の可動飾りでは、その動きが単調であり、近来の複雑で面白味のある動き を求める需要者の要望に応えるものではなかった。
【0004】 そこで本考案の目的は、簡単な機構によって、複雑な動きを可能にし、需要者 の要望に応えることのできる可動飾り装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の可動飾り装置は、中心部に位置する第1 の可動飾りと、第1の可動飾りと同心的に回転可能な支持板と、この支持板上に その回転中心と同心円周上に整列され、それぞれ回転可能に支持してある第2の 可動飾りと、第1の可動飾りと同心的に設けてある太陽歯車と、第2の可動飾り のそれぞれに設けてあり、太陽歯車と噛合するアイドラと、第1の可動飾りを回 転駆動する駆動手段と、支持板を回転駆動する駆動手段とを具備している。
【0006】 動きを更に複雑にするには、上記の太陽歯車を回転可能に支持し、太陽歯車を 回転駆動する駆動手段が設けられることもある。
【0007】 更に上記の支持板の回転角度を規制する規制手段を設け、往復回転するように 駆動されることもある。
【0008】
【実施例】
図1に示すように、中心部に第1の可動飾り1が位置しており、この可動飾り 1を中心として同心円周上に複数の小軸状の第2の可動飾り2が位置している。 可動飾り2はねじり棒状をしており、軸3,3により所定の間隔に保たれている 支持板4,5によって、回転自在に支持してある。
【0009】 可動飾り1はバランス良く鈴状の複数の飾りを吊支した形状をしており、可動 飾り1の回転駆動手段である機械体6は、図2に示すように、取付板8に起立す る柱9により支持された支持板10に固着してある。機械体6により回転駆動さ れる軸7は、機械体6の上面に突出するパイプ6a内を貫通して支持板5上に突 出し、その突出端に可動飾り1が相対的に回転不能に連結してある。このパイプ 6aは支持板10の上面に突出するパイプ10a内を貫通し、その上端部は支持 板5に開口している中心孔5aに嵌合している。
【0010】 パイプ10aには歯車11のパイプ部11aが回転自在に嵌合している。支持 板5と取付板8との間に、3枚の支持板12,13,14が設けてある。支持板 12,13,14は、それぞれ取付板8に起立する柱15,16,17により支 持してある。支持板12の中心に設けた開口12aを歯車11のパイプ部11a が貫通し、舌片状の支持板13の先端部に設けた開口13aを、パイプ部11a の上端部が貫通している。したがって、歯車11は、パイプ10aと支持板12 と支持板13とによって正しい姿勢が保たれ、かつ回転自在に支持される。また 、歯車11の上端部は、可動飾り2の支持板5に固着してある。
【0011】 次に、支持板5を回転駆動し、これにより第2の可動飾り2を回転駆動する駆 動手段について説明する。 取付板8と支持板14とによってモータ18が支持してあり、支持板14か
ら 突出するモータ軸18aにモータピニオン19が固着してある。支持板12と1 4及び支持板12と10との間に歯車20,21が回転自在に支持してあり、モ ータピニオン19の回転を歯車11に伝達する伝達輪列を構成している。
【0012】 支持板13と12との間には、太陽歯車22がパイプ部11aに回転自在に嵌 合している。図3に示すように、太陽歯車22の外周のほぼ半周の範囲には、可 動飾り2の中心軸2aが支持板5を下方に貫通して突出位置し、各中心軸2aに アイドラ23が固着してある。各アイドラ23は太陽歯車22に噛合しているの で、歯車11の回転によって支持板5が回転すると、アイドラ23が太陽歯車2 2上を回転しながら転がり、これに伴って可動飾り2も自転しながら公転する。
【0013】 支持板5の回転角度を規制するために、支持板12の上面には、スイッチSw 1 とSw2 とが所定の開き角をもって背中合わせに設けてある。スイッチSw1 の作動片は、可動飾り2の一方の端部の中心軸2a1 に押圧されてオンとなり、 他方のスイッチSw2 の作動片は、可動飾り2の他方の端部の中心軸2a2 に押 圧されてオンとなる。両スイッチの開き角により支持板5の回転角度が決まり、 可動飾り2の移動範囲が設定できる。図示の例では、可動飾り2が可動飾り1の 後に整列する位置から、前に整列して可動飾り1を隠す位置まで移動できるよう に設定してある。
【0014】 太陽歯車22は固定でも良いが、本考案では、太陽歯車22を任意の時に回転 駆動する駆動手段を更に具備している。即ち、図1及び図3に示すように、支持 板12にモータ24が固着され、モータの軸に固着してあるモータピニオン25 に歯車26が噛合している。歯車26のピニオン26aは太陽歯車22に噛合し ている。
【0015】 この様な構造であるので、可動飾り1を回転駆動するには、機械体6を駆動す ることにより行なう。可動飾り1の回転は、一方向に回転するように設定しても よく、また往復回転するように設定することも可能で、任意の動きを得ることが できる。
【0016】 可動飾り2を回転駆動する場合には、モータ18を駆動すると、モータピニオ ン19が回転し、歯車20,21を介して歯車11が回転駆動される。これによ り支持板5がパイプ6aを中心として回転し、支持板5上の可動飾り2もパイプ 6aを中心とする円周状を移動する。アイドラ23は太陽歯車22に噛合してい るので、可動飾り2の移動時に太陽歯車22上を回転しながら転がり、このため に可動飾り2は自転しながら公転することになる。
【0017】 いま、図3に示すように、第2の可動飾り2の左端の中心軸2a1 がスイッチ Sw1 をオンにしている状態から、支持板5が回転駆動されて時計方向の回転が 始まり、所定の角度回転した時に、右端の中心軸2a2 がスイッチSw2 の作動 片を押圧してこれをオンにすると、モータ18が逆転駆動され、今度は支持板5 は反時計方向に回転される。そこで再び中心軸2a1 がスイッチSw1 をオンに した時にモータ18の駆動が停止される。
【0018】 可動飾り2の動きを更に複雑にするために、モータ24を駆動すると、モータ ピニオン25が回転し、歯車26,ピニオン26aを介して太陽歯車22を回転 する。太陽歯車22の回転により、アイドラ23は太陽歯車22上を回転するの で、可動飾り2も回転する。
【0019】 可動飾り2の駆動に際して、モータ18からの駆動とモータ24からの駆動と を組み合わせると、その動きは一層複雑になる。
【0020】 なお、第2の可動飾りは、上に説明したように規制手段により1回の往復回転 を行うように設定されるものに限られず、複数回の往復回転を繰り返すように設 定してもよく、また規制手段を用いないで1方向に回転駆動されるものであって もよい。
【0021】 この機構を時計などの飾りに利用するときは、機械体6とモータ18の駆動信 号として、時計の正時信号を用いることができ、モータ24の駆動信号は任意の ときに供給できるものとしてもよい。
【0022】
【考案の効果】
上に説明したように、本考案の可動飾り装置は、中心部に位置する第1の可動 飾りが回転駆動されると共に、これと同心円周上に整列する複数の第2の可動飾 りが自転しながら公転するので、複雑な飾りの動きを可能にし、需要者のニーズ に合ったものとすることができる。またそれぞれの駆動手段により駆動するので 、簡単な機構とすることができ、安価に提供できる。更に太陽歯車を別に駆動さ せたり、また支持板を往復回転させたりすることにより、第2の可動飾りの動き を一層複雑にでき、需要者の要望に応えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す正面図である。
【図2】要部の拡大正面図である。
【図3】図1A−A線断面図である。
【符号の説明】
1 第1の可動飾り 2 第2の可動飾り 5 支持板 6 第1の可動飾りの駆動手段 18 支持板の駆動手段 22 太陽歯車 23 アイドラ 24 太陽歯車の駆動手段 Sw1 ,Sw2 規制手段(スイッチ)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心部に位置する第1の可動飾りと、 上記第1の可動飾りと同心的に回転可能な支持板と、 上記支持板上にその回転中心と同心円周上に整列され、
    それぞれ回転可能に支持してある複数の第2の可動飾り
    と、 上記第1の可動飾りと同心的に設けてある太陽歯車と、 上記第2の可動飾りのそれぞれに設けてあり、上記太陽
    歯車と噛合するアイドラと、 上記第1の可動飾りを回転駆動する駆動手段と、 上記支持板を回転駆動する駆動手段とを具備することを
    特徴とする可動飾り装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記太陽歯車を回転
    可能に支持し、上記太陽歯車を回転駆動する駆動手段を
    具備することを特徴とする可動飾り装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、上記支持板
    の回転角度を規制する規制手段を具備することを特徴と
    する可動飾り装置。
JP1992010790U 1992-03-04 1992-03-04 可動飾り装置 Expired - Lifetime JP2500070Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992010790U JP2500070Y2 (ja) 1992-03-04 1992-03-04 可動飾り装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1992010790U JP2500070Y2 (ja) 1992-03-04 1992-03-04 可動飾り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0612985U true JPH0612985U (ja) 1994-02-18
JP2500070Y2 JP2500070Y2 (ja) 1996-06-05

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ID=11760141

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992010790U Expired - Lifetime JP2500070Y2 (ja) 1992-03-04 1992-03-04 可動飾り装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1270890A2 (en) 2001-06-13 2003-01-02 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Vibration absorbing apparatus for exhaust system of engine

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JPS57109825A (en) * 1980-12-26 1982-07-08 Kao Corp Preparation of novel polyester resin
JPS5856459A (ja) * 1981-09-30 1983-04-04 Fujitsu Ltd 半導体装置の製造方法
JPS59132875A (ja) * 1983-01-07 1984-07-31 ストルク・アムステルダム・ベ−・ヴエ−・ 液体製品の熱処理装置とその使用法

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Also Published As

Publication number Publication date
JP2500070Y2 (ja) 1996-06-05

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