JPH06129812A - ヘテロダイン干渉測長器 - Google Patents

ヘテロダイン干渉測長器

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JPH06129812A
JPH06129812A JP4276468A JP27646892A JPH06129812A JP H06129812 A JPH06129812 A JP H06129812A JP 4276468 A JP4276468 A JP 4276468A JP 27646892 A JP27646892 A JP 27646892A JP H06129812 A JPH06129812 A JP H06129812A
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beam splitter
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beat signal
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Naoyuki Nishikawa
尚之 西川
Koji Ono
浩司 大野
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】距離測定用光学系で測定される距離データから
半導体レーザの発振波長やビート周波数の揺らぎに起因
する誤差を補正することを可能としたヘテロダイン干渉
測長器を提供するにある。 【構成】ハーフミラー12で反射されて補助光学系の偏
光ビームスプリッタ4 4 に入射した光は再びν1 、ν2
の別々の周波数遷移を受けた2つの光束path5、path6
に分けられる。光束path5 の光は偏光ビームスプリッタ
5 に入射し、光束path6 の光はミラー154 、155
で反射されて偏光ビームスプリッタ45で光束path6
光と再び重なり、偏光板82 を介してフォトダイオード
2 に入射し、フォトダイオード92 上で補正用ビート
信号I12として観測される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工場等のラインで用い
られるFA用測距センサに用いられるヘテロダイン干渉
測長器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来例の構成を示しており、半導
体レーザ1から出射された光はコリメータレンズ2によ
り平行光にされ、音響光学変調器(以下AOMと略す)
1 により周波数遷移を受けない光束path1 とν1 の周
波数遷移を受ける光束path2 に分けられ、光束path1
そのまま偏光ビームスプリッタ41 に入射し、1/4波
長板5により円偏光になった後、物体6を照射する。物
体6で反射した光は再び1/4波長板5によって入射時
より90度回転した直線偏光になり、偏光ビームスプリ
ッタ41 で反射してビームスプリッタ7に入射する。一
方AOM31 でν 1 の周波数遷移を受けた光束path
2 は、AOM32 で更に−ν2 の周波数遷移を受け、ビ
ームスプリッタ7で光束path1 の光と重なる。ここでビ
ームスプリッタ7と、フォトダイオード9との間に介在
する偏光板8の角度を適当に調節することで、光束path
1 の光と光束path2 の光が干渉して周波数Δν(=ν1
−ν2 )のビート信号I1 を形成する。
【0003】一方、半導体レーザ1は注入電流を変化さ
せると、発振波長が変化する。今半導体レーザ1の注入
電流を発振器OSC1 により変調させ、その半導体レー
ザ1の発振波長λの波長変化幅をΔλ、光束path1 、pa
th2 の光路差をLとすると、フォトダイオード9上で観
測されるビート信号I1 は以下の式で表せる。 I1 =Acos(2π(Δνt+LΔλ/λ2 +L/λ) … 式より半導体レーザ1の発振波長λが変化した場合ビ
ート信号I1 の位相項の第2項2πLΔλ/λ2 (=Δ
φ)が変化する。λ、Δλが既知ならば、Δφを測定す
ることで、光路差Lを求めることができる。またΔλを
連続的に変化させるとΔφが2πを越えても、その値を
決定できる。
【0004】Δφを求める方法としてはヘテロダイン計
測を用いる。ここで参照信号としては、AMO31 、3
2 に入力される発振器OSC2 、OSC3 の周波数ν1
の信号と周波数ν2 の信号とを電気的に抽出してミキサ
10により掛け合わせることにより発生する周波数Δν
の参照用のビート信号I0 を用いる。ここで半導体レー
ザ1の発振波長λを変化させると、ビート信号I1 の位
相は変化するが、参照用ビート信号I0 は発振器OSC
2 、OSC3 の信号を掛け合わせて得ているため全く変
化しない。この参照用ビート信号10 を基準として周波
数Δνの信号の位相ずれΔφを位相比較器11により測
定する。
【0005】この測定の特徴として周波数Δν以外の周
波数成分の雑音やレーザ光の強度変化の影響を受けにく
いことと、位相検出の分解能が高いということが挙げら
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述のように
半導体レーザ1の波長シフトを利用して干渉測定を行う
場合、半導体レーザ1の発振波長λの安定性が測定精度
を直接左右する。例えば、半導体レーザ1の発振波長λ
はケース温度や半導体レーザ1の注入電流により変化す
るので、一定の発振波長λ、波長変化幅Δλを得るため
にはケース温度や注入電流を安定にする必要がある。ま
た戻り光等による発振波長λの揺らぎ、更にAOM
1 、32 の変調周波数ν1 、ν2 の揺らぎも測定精度
に影響し、これらの安定化には高度の制御が必要となる
という問題があった。
【0007】本発明は、上述の問題点に鑑みて為された
もので、その目的とするところ距離光学系で測定された
距離情報から半導体レーザの発振波長やビート周波数の
揺らぎに起因する誤差を補正することを可能としたヘテ
ロダイン干渉測長器を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、半導体レーザより出射し
た光から直交する偏光を持つ2つの光束に第1の偏光ビ
ームスプリッタで分けて各光束を夫々に対応する第1、
第2の音響光学変調器に入射して異なる周波数で周波数
遷移を受けさせ、この周波数遷移を受けた光束の光を光
路長が同一光路長となるようにして第2の偏光ビームス
プリッタに入射し、第2の偏光ビームスプリットから同
一光路を通る光束として出射される光束を距離測定用の
光学系へ送って半導体レーザの波長シフトを用いてヘテ
ロダイン干渉により物体までの距離を求めるヘテロダイ
ン干渉測長器において、上記第2の偏光ビームスプリッ
タから出射する光を、再び直交する偏光を持つ2つの光
束に分ける第3の偏光ビームスプリッタと、分けた光束
に光路差を持たせる光学系と、この光学系で光路差を持
った2つの光束を重ねる第4の偏光ビームスプリッタ
と、第4の偏光ビームスプリッタから出射する2つの光
束の光を干渉させる偏光板と、この偏光板を通じて2つ
の光束の光を受光してビート信号を補正用ビート信号と
して出力する受光素子とからなる補正用光学系を備えた
ものである。
【0009】また請求項2記載の発明は、半導体レーザ
より出射した光を第1の音響光学変調器に入射して周波
数遷移を受けない光束と、所定周波数で周波数遷移を受
けた光束とに分け、周波数遷移を受けた光束を第2の音
響光学変調器に入射して更に周波数遷移を受けさせ、上
記周波数遷移を受けない光束を90度偏光を行なった後
第2の音響光学変調器におり周波数遷移を受けて出射さ
れる光束と重ねて同一光路で距離測定用の光学系へ送
り、半導体レーザの波長シフトを用いてヘテロダイン干
渉により物体までの距離を求めるヘテロダイン干渉測長
器において、上記第1の音響光学変調器で周波数遷移を
受けない光束と、上記第2の音響光学変調器で周波数遷
移を受けた光束とを重ねた状態で入射させて両光束の光
を干渉させる偏光板と、この偏光板から出射する光を受
光してビート信号を補正用ビート信号として出力する受
光素子とからなる補正用光学系を備えたものである。
【0010】更に請求項3記載の発明は、半導体レーザ
より出射した光を第1の音響光学変調器に入射して周波
数遷移を受けない光束と、所定周波数で周波数遷移を受
けた光束とに分け、周波数遷移を受けた光束を第2の音
響光学変調器に入射して更に周波数遷移を受けさせ、こ
の両光束を距離測定用光学系に送り、半導体レーザの波
長シフトを用いてヘテロダイン干渉により物体までの距
離を求めるヘテロダイン干渉測長器において、上記第1
の音響光学変調器から出射される周波数遷移を受けない
光束の光の一部を抽出する第1のビームスプリッタと、
第2の音響光学変調器から出射される周波数遷移を受け
た光束の光の一部を抽出する第2のビームスプリッタ
と、両ビームスプリッタで抽出された光束を重ねる第3
のビームスプリッタと、この第3のビームスプリッタか
ら出射する2つの光束の光を受光してビート信号を補正
用ビート信号として出力する受光素子とからなる補正用
光学系を備えたものである。
【0011】請求項4記載の発明は、半導体レーザより
出射した光から直交する偏光を持つ2つの光束に第1の
偏光ビームスプリッタで分けて各光束を夫々に対応する
第1、第2の音響光学変調器に入射して異なる周波数で
周波数遷移を受けさせ、この周波数遷移を受けた光束を
光路長が同一光路長となるようにして第2の偏光ビーム
スプリッタに入射し、第2の偏光ビームスプリットから
同一光路を通る光束として出射される光束の光を距離測
定用の光学系へ送り、半導体レーザの波長シフトを用い
てヘテロダイン干渉により物体までの距離を求めるヘテ
ロダイン干渉測長器において、第2の偏光ビームスプリ
ッタから出射する2つの光束の光を干渉させる偏光板
と、この偏光板から出射する光を受光してビート信号を
補正用ビート信号として出力する受光素子とからなる補
正用光学系を備えたものである。
【0012】
【作用】請求項1の発明、請求項2の発明、請求項3の
発明の構成によれば、補正用光学系の、補正用ビート信
号を得るための光束に光路差を持たせておくため、この
光路差を予め正確に測定した既知の値とすることによ
り、半導体レーザの発振波長や、発振波長の変化幅が予
め求めた値よりも変化しても、補正用ビート信号に基づ
いて距離データを補正して正しい距離を求めることが可
能となり、また音響光学変調器の変調周波数が揺らいで
も、距離測定用光学系で得る距離測定用ビート信号と、
補正用光学系の補正用ビート信号の両方に影響が現れる
ため、揺れによる影響を相殺して揺れによる誤差を補正
することができ、その結果高精度な距離測定が可能とな
る。
【0013】また請求項4の発明の構成によれば、補正
用光学系の補正用ビート信号を得る光束の光の光路差が
0であるため、半導体レーザの発振波長を変化させても
補正用ビート信号の位相は変化せず、また音響光学変調
器を駆動する注入信号の電気的な出力と光の周波数偏移
量とがずれたとしても、距離測定用光学系で得る距離測
定用ビート信号と位相比較をする補正用ビート信号と距
離測定用ビート信号と同じ光束の光から作られるため、
ずれの影響を相殺することができ、その結果より高精度
な距離測定が可能となる。
【0014】
【実施例】以下本発明を実施例により説明する。 (実施例1)本実施例は請求項1の発明に対応するもの
で、図1はその構成を示しており、本実施例では、半導
体レーザ1より出射された光はコリメータレンズ2によ
り平行光にされた後、アイソレータ14を介して第1の
偏光ビームスプリッタ41 に入射して偏光ビームスプリ
ッタ41 により直交する偏光を持つ2光束に分けられ
る。光束path1 の光はAOM31 に入射してν1 の周波
数偏差を受け、第2の偏光ビームスプリッタ42 にミラ
ー151 を介して入射する。光束path2 の光はミラー1
2 を介してAOM32 を通過することにより、−ν2
の周波数遷移を受け、偏光ビームスプリッタ42 に入射
する。ここでミラー151 、152 によって両光束path
1 、path2 の光の光路長が等しくなるようしている。偏
光ビームスプリッタ42 から出射する光は、つまり直交
する偏光の周波数がν1 、−ν2 の別々の周波数遷移を
受けた光は同一光路を通ることになる。
【0015】偏光ビームスプリッタ42 から出射した光
は、ハーフミラー12により距離測定用光学系の偏光ビ
ームスプリッタ43 へ行く光と、補正用光学系の第3の
偏光ビームスプリッタ44 へ行く光とに分けられ、偏光
ビームスプリッタ43 に入射した光は再びν1 、ν2
別々の周波数遷移を受けた2つの光束path3 、path4
分けられる。光束path3 の光は1/4波長板52 を通っ
てミラー153 で反射された後再び1/4波長板52
通った後、偏光ビームスプリッタ43 を通り、偏光板8
1 に入射する。
【0016】一方光束path4 の光は1/4波長板52
通って物体6で反射された後再び1/4波長板52 を通
って、偏光ビームスプリッタ43 で反射され偏光板81
に入射する。偏光板81 を通過した光は干渉を起こし、
フォトダイオード91 上に式で示されるΔν(=ν1
−ν2 )の距離測定用ビート信号I11が観測される。
【0017】 I11=Acos(2π(Δνt+LΔλ/λ2 +L/λ) … ここでLは光束path3 、path4 の光路差である。上記
式より半導体レーザ1の発振波長λが変化した場合、距
離測定用ビート信号I11の位相項の第2項2πLΔλ/
λ2 (=Δφ1 )が変化する。λ、Δλが既知ならば、
位相変化成分Δφ1 を測定することで、光路差Lを求め
ることができる。位相変化成分Δφ1 は距離測定用ビー
ト信号I11と、発振器OSC2 、OSC3 の周波数
ν1 、ν2 をミキサ10で混合して得た参照用ビート信
号I0 とを用いて位相比較器111 により位相変化成分
Δφ1 (=2πLrΔλ/λ2 )を抽出することにより
測定できるのである。またΔλを連続的に変化させると
Δφ1 が2πを越えても、その値を決定できる。そして
光束path3 の光路長は一定なので、光路差Lを求めるこ
とで測長器から物体6までの距離が求められる。
【0018】他方上記ハーフミラー12で反射されて偏
光ビームスプリッタ44 に入射した光は再びν1 、ν2
の別々の周波数遷移を受けた2つの光束path5 、path6
に分けられる。光束path5 の光は偏光ビームスプリッタ
5 に入射し、光束path6 の光はミラー154 、155
で反射されて偏光ビームスプリッタ45 で光束path6
光と再び重なり、偏光板82 を介してフォトダイオード
2 に入射し、フォトダイオード92 上で補正用ビート
信号I12として観測される。ここで光束path5、path6
の光路差をLrとすると、半導体レーザ1の発振波長λ
をΔλ変化させたときのフォトダイオード92 で観測さ
れる上記補正用ビード信号I12は式で表される。
【0019】 I12=Bcos(2π(Δνt+LrΔλ/λ2 +L/λ) … ここで補正用ビート信号I12と、発振器OSC2 、OS
3 の周波数ν1 、ν 2 をミキサ10で混合して得た参
照用ビート信号I0 とを用いて位相比較器11 1 により
位相変化成分Δφ2 を抽出する。このΔφ2 を補正用デ
ータとし使用する。
【0020】この補正方法の一例を挙げると、例えば
、式より L=LrΔφ1 /Δφ2 … になる。光路差Lrが予め正確に測定されている場合、
式を用いると半導体レーザ1の波長λや波長変化幅Δ
λが分からない場合でも、光路差Lを正確に求めること
ができる。またΔφ2 =2πLrΔλ/λより光路差L
r,半導体レーザ1の発振波長λが分かっていれば、補
正用光学系よりΔλを求めることができる。この求めた
値より半導体レーザ1に注入する電流の変調幅を適切に
調節することができたり、式に代入することにより光
路差Lを求めることができる。またAOM31 、AOM
2 による変調周波数ν1 、ν2 が揺らいだ場合でも、
距離測定用ビート信号I11と補正用ビート信号I12の両
方にその影響が現れるので、式による補正を用いるこ
とにより変調周波数ν1 、ν2 の揺らぎを相殺すること
ができる。
【0021】(実施例2)ところで半導体レーザ1の波
長λを偏移させない場合(Δλ=0)の上記Δφ 2 は光
学系の不安定性を示し、これは光路差Lrやλが揺らい
でいることを意味する。例えば光路差Lrの変動が充分
小さい場合は、上記Δφ2 の揺らぎは半導体レーザ1の
発振波長λの揺らぎを表しているので、半導体レーザ1
の温度や注入電流を適切に調整し位相が揺らがないよう
にすれば良いのである。このような補正例が、請求項2
の発明に対応する本実施例であり、図2は本実施例の構
成を示している。
【0022】本実施例では半導体レーザ1から出射した
光はコリメータレンズ2により平行光にされ、AOM3
1 により周波数遷移を受けない光束path1 と、ν1 の周
波数遷移を受ける光束path2 に分けられ、光束path1
光は1/2波長板13を通って90度偏光方向が回転し
た光となった後、ミラー156 で反射されてハーフミラ
ー12に入射する。
【0023】AMO31 でν1 の周波数遷移を受けた光
束path2 はAOM32 で更に−ν2の周波数遷移を受
け、ハーフミラー12で光束path1 の光と重なる。ハー
フミラー12から出射する光の一部は偏光ビームスプリ
ッタ46 によってΔν(=ν1−ν2 )の周波数遷移を
受け、その周波数遷移を受けた光はミラー157 へ、ま
た周波数遷移を受けない光は1/4波長板53 を通って
物体6を照射する。物体6で反射した光は再び1/4波
長板53 により入射時より90度回転した直線偏光にな
り、偏光ビームスプリッタ46 で反射され、偏光板81
を介してフォトダイオード91 に入射する。ここで偏光
板81 の角度を適当に調節することで、光束path1 と光
束path2 の光が干渉して周波数Δν(=ν1 −ν2 )の
距離測定用ビート信号I11がフォトダイオード91 上で
観測される。偏光ビームスプリッタ46 で分けられた物
体6側と、ミラー157 側の光路の光路差をLとする
と、フォトダイオード91 で観測されるビート信号I11
は、式と同じ式となる。またハーフミラー12で反射
した光の一部は、補正用光学系の偏光板82 を通ってフ
ォトダイオード92 に入射する。
【0024】ここで光束path1 と光束path2 の光路差を
Lrとすると、フォトダイオード9 2 上で観測されるビ
ート信号I12は、式と同じ式となる。従って、図1の
実施例と同じようにフォトダイオード91 で観測される
ビート信号I11を距離測定用ビート信号、フォトダイオ
ード92 で観測されるビート信号I12を補正用ビート信
号と考えると、図1の実施例と同じ処理により、距離測
定用ビート信号I11から発振波長λやビート周波数の揺
らぎに起因する誤差を補正することができるのである。
【0025】(実施例3)本実施例は請求項3の発明に
対応するもので、AOMのビート周波数の揺らぎを補正
するようになっており、図3は本実施例の構成を示す。
本実施例では図5の構成において光束path1 、path2
光路の途中にビームスプリッタ71 、72 、73 、74
を夫々設けており、AOM31 で周波数偏移を受け無か
った光束path1 の光の一部はビームスプリッタ71 で一
部が抽出されてミラー158 で反射され、ビームスプリ
ッタ74 に入射する。一方ビームスプリッタ71 を通過
した光束path1 の一部は偏光ビームスプリッタ4と、1
/4波長板54 とを通過して物体6に照射された後、再
び1/4波長板54 を通過して偏光ビームスプリッタ4
で入手する。
【0026】他方AOM1 でν1 の周波数遷移を受け、
更にAOM32 で−ν2 の周波数偏移を受けた光束path
2 の一部が反射抽出されてビームスプリッタ74 に入
り、光束path1 の光と重なってフォトダイオード92
入力する。また光束path2 の一部はビームスプリッタ7
4 を通過してビームスプリッタ7 3 で上記偏光ビームス
プリッタ4で反射して光と重なり、偏光板81 を介して
フォトダイオード91 に入力する。
【0027】つまり、この場合も図1、図2の実施例と
同じように、フォトダイオード91で観測される信号が
距離測定用ビート信号I11となり、フォトダイオード9
2 で観測される信号が補正用ビート信号I11となる。従
って図1の実施例と同じ処理により、距離測定用ビート
信号から発振波長λやビート周波数の揺らぎに起因する
誤差を補正することができるのである。
【0028】(実施例4)本実施例は請求項4の発明に
対応するAOMのビート周波数の揺らぎを補正する補正
用光学系を備えた実施例であり、図4は本実施例の構成
を示す。本実施例は図1の実施例と同様に半導体レーザ
1から出射した光をコーリメータレンズ2により平行光
にした後、アイソレータ14を介して偏光ビームスプリ
ッタ41 に入射し、この偏光ビームスプリッタ41 によ
り直交する偏光を持つ2つの光束path1 、path2 に分け
ている。
【0029】光束path1 の光はAOM31 に入射しν1
の周波数遷移を受け、ミラー151で反射されて偏光ビ
ームスプリッタ42 に入射する。光束path2 の光はAO
M3 2 を通過後、−ν2 の周波数遷移を受け偏光ビーム
スプリッタ42 に入射する。ここで光束path1 と光束pa
th2 の光路長を等しくなるようにする。また偏光ビーム
スプリッタ42 を出射する光、つまり直交する偏光の周
波数がν1 ,−ν2 である別々の周波数遷移を受けた光
が同一光路を通ることになる。
【0030】偏光ビームスプリッタ42 から出射し、ハ
ーフミラー12を通過して偏光ビームスプリッタ43
向かう光は再びν1 、ν2 の別々の周波数遷移を受けた
2つの光束path3 、path4 に分けられる。光束path3
光は1/4波長板52 を通り、物体6に照射された後、
再度1/4波長板52 を通って偏光ビームスプリッタ4
2 で反射して偏光板81 に入射する。偏光板81 を通過
した光は干渉を起こし、フォトダオード91 上に式と
同じ式で示されるΔν(=ν1 −ν2 )の距離測定用ビ
ート信号I11が観測されることになる。
【0031】一方ハーフミラー12で反射されて光束pa
th5 となった光は偏光板82 を介してフォトダイオード
2 に入射する。フォトダイオード92 で観測されるビ
ート信号は、ν1 とν2 の周波数偏移量を受けたビーム
の光路差が0のため、半導体レーザ1の発振波長λを変
化させてもビート信号の位相は変化しない。このフォト
ダイオード92 で観測されるビート信号を補正用ビート
信号I12として、フォトダイオード91 で観測される距
離測定用ビート信号I11との位相を位相比較器111
比較する。これはAOM31 、32 を駆動する注入信号
の電気的な出力と、光の周波数偏移量とが少しずれてい
る場合、図1の光学系であると、半導体レーザ1の波長
λが変化しなくても位相が変化してしまうのに比べ、本
実施例の場合は、基準信号である補正用ビート信号I12
と位相比較する距離測定用ビート信号I11の両方が同一
の光から作られたビート信号のため、ずれが相殺される
ことになる。
【0032】
【発明の効果】請求項1の発明、請求項2の発明及び請
求項3の発明は、上述のように構成して補正用光学系
の、補正用ビート信号を得るための光束に光路差を持た
せておくため、この光路差を予め正確に測定した既知の
値とすることにより、半導体レーザの発振波長や、発振
波長の変化幅が予め求めた値よりも変化しても、補正用
ビート信号に基づいて距離データを補正して正しい距離
を求めることが可能となり、また音響光学変調器の変調
周波数が揺らいでも、距離測定用光学系で得る距離測定
用ビート信号と、補正用光学系の補正用ビート信号の両
方に影響が現れるため、揺れによる影響を相殺すること
ができ、その結果発振波長や、ビート信号の周波数の揺
らぎに起因する誤差を補正して高精度な距離測定が可能
となるという効果がある。
【0033】また請求項4の発明は上述のように構成し
ているので、補正用光学系の補正用ビート信号を得る光
束の光の光路差が0となり、そのため半導体レーザの発
振波長を変化させても補正用ビート信号の位相は変化せ
ず、また音響光学変調器を駆動する注入信号の電気的な
出力と光の周波数偏移量とがずれたとしても、距離測定
用光学系で得る距離測定用ビート信号と位相比較をする
補正用ビート信号と距離測定用ビート信号と同じ光束の
光から作られるため、ずれの影響を相殺することがで
き、より高精度な距離測定が可能となるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の構成図である。
【図2】本発明の実施例2の構成図である。
【図3】本発明の実施例3の構成図である。
【図4】本発明の実施例4の構成図である。
【図5】従来例の構成図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザ 2 コリメータレンズ 31 ,32 AOM 41 … 偏光ビームスプリッタ 51 ,52 1/4波長板 6 物体 81 ,82 偏光板 91 ,92 フォトダイオード 10 ミキサ 111 ,112 位相比較器 12 ハーフミラー 14 アイソレータ 151 … ミラー path1 … 光束 I11 距離測定用ビート信号 I12 補正用ビート信号 I0 参照用ビート信号 OSC1 … 発振器
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】上述の目的を達成するために、本発明は、
半導体レーザの波長シフトを用いてヘテロダイン干渉法
によって被測定物までの距離を求めるヘテロダイン干渉
測長器において、上記距離を求める光学系に加えて、測
定された距離情報に含まれる半導体レーザの発振波長や
ビート周波数の揺らぎに起因する誤差を補正する補正用
光学系を備えたものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【作用】本発明の構成によれば、測定された距離情報に
含まれる半導体レーザの発振波長やビート周波数の揺ら
ぎに起因する誤差を補正する補正用光学系を備えたの
で、半導体レーザの発振波長や、発振波長の変化幅が予
め求めた値よりも変化しても補正用光学系で誤差を補正
することができ、その結果高精度な距離測定が可能とな
る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【実施例】以下本発明を実施例により説明する。 (実施例1)図1は本実施例の構成を示しており、本実
施例では、半導体レーザ1より出射された光はコリメー
タレンズ2により平行光にされた後、アイソレータ14
を介して第1の偏光ビームスプリッタ41 に入射して偏
光ビームスプリッタ41 により直交する偏光を持つ2光
束に分けられる。光束path1 の光はAOM31 に入射し
てν1 の周波数偏差を受け、第2の偏光ビームスプリッ
タ42 にミラー151を介して入射する。光束path2
光はミラー152 を介してAOM32 を通過することに
より、−ν2 の周波数遷移を受け、偏光ビームスプリッ
タ42 に入射する。ここでミラー151 、152 によっ
て両光束path1 、path2 の光の光路長が等しくなるよう
している。偏光ビームスプリッタ42 から出射する光
は、つまり直交する偏光の周波数がν1 、−ν2 の別々
の周波数遷移を受けた光は同一光路を通ることになる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】(実施例2)ところで半導体レーザ1の波
長λを偏移させない場合(Δλ=0)の上記Δφ 2 は光
学系の不安定性を示し、これは光路差Lrやλが揺らい
でいることを意味する。例えば光路差Lrの変動が充分
小さい場合は、上記Δφ2 の揺らぎは半導体レーザ1の
発振波長λの揺らぎを表しているので、半導体レーザ1
の温度や注入電流を適切に調整し位相が揺らがないよう
にすれば良いのである。このような補正例が、本実施例
であり、図2は本実施例の構成を示している。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】(実施例3)本実施例はAOMのビート周
波数の揺らぎを補正するようになっており、図3は本実
施例の構成を示す。本実施例では図5の構成において光
束path1 、path2 の光路の途中にビームスプリッタ
1 、72 、73 、74 を夫々設けており、AOM31
で周波数偏移を受け無かった光束path1 の光の一部はビ
ームスプリッタ71 で一部が抽出されてミラー158
反射され、ビームスプリッタ74 に入射する。一方ビー
ムスプリッタ71 を通過した光束path1 の一部は偏光ビ
ームスプリッタ4と、1/4波長板54 とを通過して物
体6に照射された後、再び1/4波長板54 を通過して
偏光ビームスプリッタ4で入手する。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】(実施例4)本実施例は実施例3と同様に
AOMのビート周波数の揺らぎを補正する補正用光学系
を備えた実施例であり、図4は本実施例の構成を示す。
本実施例は図1の実施例と同様に半導体レーザ1から出
射した光をコーリメータレンズ2により平行光にした
後、アイソレータ14を介して偏光ビームスプリッタ4
1 に入射し、この偏光ビームスプリッタ41 により直交
する偏光を持つ2つの光束path1 、path2 に分けてい
る。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】
【発明の効果】本発明は、上述のように構成し、測定さ
れた距離情報に含まれる半導体レーザの発振波長やビー
ト周波数の揺らぎに起因する誤差を補正する補正用光学
系を備えたので、半導体レーザの発振波長や、発振波長
の変化幅が予め求めた値よりも変化しても補正用光学系
で誤差を補正することができ、その結果高精度な距離測
定が可能となるという効果がある。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】削除

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体レーザより出射した光から直交する
    偏光を持つ2つの光束に第1の偏光ビームスプリッタで
    分けて各光束を夫々に対応する第1、第2の音響光学変
    調器に入射して異なる周波数で周波数遷移を受けさせ、
    この周波数遷移を受けた光束の光を光路長が同一光路長
    となるようにして第2の偏光ビームスプリッタに入射
    し、第2の偏光ビームスプリットから同一光路を通る光
    束として出射される光束を距離測定用の光学系へ送って
    半導体レーザの波長シフトを用いてヘテロダイン干渉に
    より物体までの距離を求めるヘテロダイン干渉測長器に
    おいて、上記第2の偏光ビームスプリッタから出射する
    光を、再び直交する偏光を持つ2つの光束に分ける第3
    の偏光ビームスプリッタと、分けた光束に光路差を持た
    せる光学系と、この光学系で光路差を持った2つの光束
    を重ねる第4の偏光ビームスプリッタと、第4の偏光ビ
    ームスプリッタから出射する2つの光束の光を干渉させ
    る偏光板と、この偏光板を通じて2つの光束の光を受光
    してビート信号を補正用ビート信号として出力する受光
    素子とからなる補正用光学系を備えたことを特徴とする
    ヘテロダイン干渉測長器。
  2. 【請求項2】半導体レーザより出射した光を第1の音響
    光学変調器に入射して周波数遷移を受けない光束と、所
    定周波数で周波数遷移を受けた光束とに分け、周波数遷
    移を受けた光束を第2の音響光学変調器に入射して更に
    周波数遷移を受けさせ、上記周波数遷移を受けない光束
    を90度偏光を行なった後第2の音響光学変調器におり
    周波数遷移を受けて出射される光束と重ねて同一光路で
    距離測定用の光学系へ送り、半導体レーザの波長シフト
    を用いてヘテロダイン干渉により物体までの距離を求め
    るヘテロダイン干渉測長器において、上記第1の音響光
    学変調器で周波数遷移を受けない光束と、上記第2の音
    響光学変調器で周波数遷移を受けた光束とを重ねた状態
    で入射させて両光束の光を干渉させる偏光板と、この偏
    光板から出射する光を受光してビート信号を補正用ビー
    ト信号として出力する受光素子とからなる補正用光学系
    を備えたことを特徴とするヘテロダイン干渉測長器。
  3. 【請求項3】半導体レーザより出射した光を第1の音響
    光学変調器に入射して周波数遷移を受けない光束と、所
    定周波数で周波数遷移を受けた光束とに分け、周波数遷
    移を受けた光束を第2の音響光学変調器に入射して更に
    周波数遷移を受けさせ、この両光束を距離測定用光学系
    に送り、半導体レーザの波長シフトを用いてヘテロダイ
    ン干渉により物体までの距離を求めるヘテロダイン干渉
    測長器において、上記第1の音響光学変調器から出射さ
    れる周波数遷移を受けない光束の光の一部を抽出する第
    1のビームスプリッタと、第2の音響光学変調器から出
    射される周波数遷移を受けた光束の光の一部を抽出する
    第2のビームスプリッタと、両ビームスプリッタで抽出
    された光束を重ねる第3のビームスプリッタと、この第
    3のビームスプリッタから出射する2つの光束の光を受
    光してビート信号を補正用ビート信号として出力する受
    光素子とからなる補正用光学系を備えたことを特徴とす
    るヘテロダイン干渉測長器。
  4. 【請求項4】半導体レーザより出射した光から直交する
    偏光を持つ2つの光束に第1の偏光ビームスプリッタで
    分けて各光束を夫々に対応する第1、第2の音響光学変
    調器に入射して異なる周波数で周波数遷移を受けさせ、
    この周波数遷移を受けた光束を光路長が同一光路長とな
    るようにして第2の偏光ビームスプリッタに入射し、第
    2の偏光ビームスプリットから同一光路を通る光束とし
    て出射される光束の光を距離測定用の光学系へ送り、半
    導体レーザの波長シフトを用いてヘテロダイン干渉によ
    り物体までの距離を求めるヘテロダイン干渉測長器にお
    いて、第2の偏光ビームスプリッタから出射する2つの
    光束の光を干渉させる偏光板と、この偏光板から出射す
    る光を受光してビート信号を補正用ビート信号として出
    力する受光素子とからなる補正用光学系を備えたことを
    特徴とするヘテロダイン干渉測長器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5760903A (en) * 1995-12-14 1998-06-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Light measuring apparatus
JP2010014549A (ja) * 2008-07-03 2010-01-21 Optical Comb Inc 距離計及び距離測定方法並びに光学的三次元形状測定機
WO2018208018A1 (ko) * 2017-05-12 2018-11-15 휴멘 주식회사 광간섭 측정 장치
KR20200040680A (ko) * 2018-10-10 2020-04-20 휴멘 주식회사 광 간섭 시스템

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