JPH0612898B2 - 伝送品質の遠隔測定方法 - Google Patents
伝送品質の遠隔測定方法Info
- Publication number
- JPH0612898B2 JPH0612898B2 JP62067951A JP6795187A JPH0612898B2 JP H0612898 B2 JPH0612898 B2 JP H0612898B2 JP 62067951 A JP62067951 A JP 62067951A JP 6795187 A JP6795187 A JP 6795187A JP H0612898 B2 JPH0612898 B2 JP H0612898B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- station modem
- slave station
- master station
- modem
- reception
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- Expired - Lifetime
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- Selective Calling Equipment (AREA)
- Dc Digital Transmission (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、マルチドロツプ伝送路における伝送品質の
遠隔測定方法に関するものである。
遠隔測定方法に関するものである。
第３図は、例えば従来のマルチドロツプ回線の構成図で
ある。図において、１は親局処理装置、２は親局モデ
ム、３は伝送路４に複数個接続された子局モデムであ
る。
ある。図において、１は親局処理装置、２は親局モデ
ム、３は伝送路４に複数個接続された子局モデムであ
る。
次に動作について説明する。まず、親局処理装置１にて
生成された送信用の符号は、親局モデム２で変調された
後伝送路４を経由して夫々子局モデム３に着信する。ま
た、逆に各子局モデム３から送信された返送信号は伝送
路４を経由して親局モデム２に着信する。このとき、伝
送路４は４線式線路で構成されている。
生成された送信用の符号は、親局モデム２で変調された
後伝送路４を経由して夫々子局モデム３に着信する。ま
た、逆に各子局モデム３から送信された返送信号は伝送
路４を経由して親局モデム２に着信する。このとき、伝
送路４は４線式線路で構成されている。
いま、子局モデム３の着信信号レベルおよび親局モデム
２の着信信号レベルは、回線のＳ／Ｎ比、すなわち回線
品質を決める大きな要因となるため、回線敷設時には必
ず各々の受信端においてレベル計等で信号レベルを測定
し、モデム個有の着信限界信号レベルに対しての余裕度
を明確にしておくチエツク作業を行う。さらに、マルチ
ドロツプ回線においては、子局モデム３の増設、あるい
は伝送路４の延長等によつて既設子局の着信信号レベル
も変化するため、厳密に回線品質を管理するためには増
設等のたびに全受信端にて着信信号レベルを測定する必
要がある。
２の着信信号レベルは、回線のＳ／Ｎ比、すなわち回線
品質を決める大きな要因となるため、回線敷設時には必
ず各々の受信端においてレベル計等で信号レベルを測定
し、モデム個有の着信限界信号レベルに対しての余裕度
を明確にしておくチエツク作業を行う。さらに、マルチ
ドロツプ回線においては、子局モデム３の増設、あるい
は伝送路４の延長等によつて既設子局の着信信号レベル
も変化するため、厳密に回線品質を管理するためには増
設等のたびに全受信端にて着信信号レベルを測定する必
要がある。
従来のマルチドロツプ回線における伝送品質の遠隔測定
方法は以上のように実行されているので、それぞれの受
信端において子局増設の度にレベル測定する必要があ
り、測定の都度多くの時間と工数とが必要とされた。特
に、子局モデムの増設時等には全局の着信レベルを再測
定する必要があり、この作業には多大な労力が不可欠と
なることからしばしば省略され、回線品質の十分な管理
が行われずに運用されるという問題点があつた。
方法は以上のように実行されているので、それぞれの受
信端において子局増設の度にレベル測定する必要があ
り、測定の都度多くの時間と工数とが必要とされた。特
に、子局モデムの増設時等には全局の着信レベルを再測
定する必要があり、この作業には多大な労力が不可欠と
なることからしばしば省略され、回線品質の十分な管理
が行われずに運用されるという問題点があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、全子局モデムの着信レベル余裕度を親局モデ
ム側から遠隔測定できるようにするとともに、親局モデ
ムの着信レベル余裕度も特別な測定器等を用いずに容易
に測定できる伝送品質の遠隔測定方法を得ることを目的
とする。
たもので、全子局モデムの着信レベル余裕度を親局モデ
ム側から遠隔測定できるようにするとともに、親局モデ
ムの着信レベル余裕度も特別な測定器等を用いずに容易
に測定できる伝送品質の遠隔測定方法を得ることを目的
とする。
この発明に係る伝送品質の遠隔測定方法は、マルチドロ
ップ回線において、親局モデムからのテスト信号を子局
モデムの受信端に夫々接続された可変減衰器の減衰受信
値を順次変化させながら受信し、これに対して子局モデ
ムから応答信号を送り、親局モデム側における応答信号
の正常受信値と、子局モデムでの減衰器設定値との相関
から、子局モデムの着信レベル余裕度を測定するように
したものである。
ップ回線において、親局モデムからのテスト信号を子局
モデムの受信端に夫々接続された可変減衰器の減衰受信
値を順次変化させながら受信し、これに対して子局モデ
ムから応答信号を送り、親局モデム側における応答信号
の正常受信値と、子局モデムでの減衰器設定値との相関
から、子局モデムの着信レベル余裕度を測定するように
したものである。
この発明における子局モデム受信端の信号レベルの可変
減衰器は、子局モデムの着信信号レベル余裕度を間接測
定するための変数を与えるもので、この変数と親局モデ
ムでの応答信号の受信成功率との相関から着信レベル余
裕度を親局モデム側で間接測定する。
減衰器は、子局モデムの着信信号レベル余裕度を間接測
定するための変数を与えるもので、この変数と親局モデ
ムでの応答信号の受信成功率との相関から着信レベル余
裕度を親局モデム側で間接測定する。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。図
中、第３図と同一の部分は同一の符号をもつて図示した
第１図において、５は下り回線に取付けられた可変減衰
器である。
中、第３図と同一の部分は同一の符号をもつて図示した
第１図において、５は下り回線に取付けられた可変減衰
器である。
また、第２図は、子局モデムでの可変減衰器の設定値
と、被測定子局モデムからの応答信号の親局における受
信状態の相関を示した特性図の例で、１１は横軸で子局
モデムでの可変減衰器の設定値、１２は縦軸で被測定子
局からの応答信号の親局における受信状態（親局側受信
レベル）、１３は測定結果の特性曲線である。
と、被測定子局モデムからの応答信号の親局における受
信状態の相関を示した特性図の例で、１１は横軸で子局
モデムでの可変減衰器の設定値、１２は縦軸で被測定子
局からの応答信号の親局における受信状態（親局側受信
レベル）、１３は測定結果の特性曲線である。
次に動作について説明する。まず、親局処理装置１は、
親局モデム２を介して被測定子局モデム３に対して所定
のテスト信号を送信する。このテスト信号を子局モデム
３は受信端に設置されている可変減衰器５を第２図横軸
の可変減衰器設定値１１の如く操作して徐々に受信レベ
ルを減衰させながら受信する。これに対して被測定子局
モデム３から所定の応答信号を送る。そして親局モデム
２における応答信号の受信レベルを、親局処理装置１に
よって連続して監視し、第２図に示すような特性曲線１
３からなる相関関係を測定結果として把握する。第２図
においては、正常受信状態から不確定域に至る直前の可
変減衰器５の減衰値が被測定子局モデム３の着信レベル
マージンとなる。１台の子局モデム３について、上記測
定を行つた後で、順次ポーリング先子局モデム３を更新
して行き、親局処理装置１においてすべての子局モデム
の着信レベルマージンの測定を行う。
親局モデム２を介して被測定子局モデム３に対して所定
のテスト信号を送信する。このテスト信号を子局モデム
３は受信端に設置されている可変減衰器５を第２図横軸
の可変減衰器設定値１１の如く操作して徐々に受信レベ
ルを減衰させながら受信する。これに対して被測定子局
モデム３から所定の応答信号を送る。そして親局モデム
２における応答信号の受信レベルを、親局処理装置１に
よって連続して監視し、第２図に示すような特性曲線１
３からなる相関関係を測定結果として把握する。第２図
においては、正常受信状態から不確定域に至る直前の可
変減衰器５の減衰値が被測定子局モデム３の着信レベル
マージンとなる。１台の子局モデム３について、上記測
定を行つた後で、順次ポーリング先子局モデム３を更新
して行き、親局処理装置１においてすべての子局モデム
の着信レベルマージンの測定を行う。
なお、上記実施例では伝送路を４ワイヤのメタリツク伝
送路として説明したが、伝送路は２ワイヤでも、または
同軸ケーブル，光フアイバケーブルでも同様に構成して
測定可能である。
送路として説明したが、伝送路は２ワイヤでも、または
同軸ケーブル，光フアイバケーブルでも同様に構成して
測定可能である。
また、上り回線の着信レベルマージンに関しても、可変
減衰器５を上り回線の親局受信端に設置することにより
同様の手順により測定可能である。
減衰器５を上り回線の親局受信端に設置することにより
同様の手順により測定可能である。
以上のようにこの発明によれば、マルチドロツプ回線の
子局モデムに可変減衰器を接続して着信レベルマージン
を親局モデム端のみで遠隔測定できるようにしたので、
複数の子局モデムに対する着信レベル余裕度の測定を親
局モデム側で間接的に遠隔測定することができ、これに
よって測定工数の大巾低減と測定時間を削減することが
可能となり、安価に品質の良い回線管理と運用ができる
効果がある。
子局モデムに可変減衰器を接続して着信レベルマージン
を親局モデム端のみで遠隔測定できるようにしたので、
複数の子局モデムに対する着信レベル余裕度の測定を親
局モデム側で間接的に遠隔測定することができ、これに
よって測定工数の大巾低減と測定時間を削減することが
可能となり、安価に品質の良い回線管理と運用ができる
効果がある。
第１図はこの発明の一実施例によるマルチドロツプ回線
の説明図、第２図はこの発明の一実施例による測定結果
の特性図、第３図は従来のマルチドロツプ回線の説明図
である。 図において、１は親局処理装置、２は親局モデム、３は
子局モデム、４は伝送路、５は可変減衰器、１１は可変
減衰器の設定値、１２は親局側受信レベルである。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
の説明図、第２図はこの発明の一実施例による測定結果
の特性図、第３図は従来のマルチドロツプ回線の説明図
である。 図において、１は親局処理装置、２は親局モデム、３は
子局モデム、４は伝送路、５は可変減衰器、１１は可変
減衰器の設定値、１２は親局側受信レベルである。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｑ 9/00 ３０１ 7170−5Ｋ
Claims (1)
- 【請求項１】親局モデムと１台以上の子局モデムとが伝
送路を介して接続され、上記親局モデムと子局モデムと
の間でデータ通信を行うマルチドロップ回線の伝送品質
の遠隔測定方法において、上記親局モデムから所定のテ
スト信号を上記伝送路に送信する送信工程と、上記子局
モデムが上記テスト信号を可変減衰器を通じその減衰値
を変えて受信レベルを変えながら受信する受信工程と、
上記子局モデムが上記受信レベルの変化する上記テスト
信号の受信に応じて所定の応答信号を上記親局モデムに
送信する応答工程と、上記親局モデムが受信した上記応
答信号の受信レベルが正常であるか否かを判定し、その
判定結果と上記可変減衰器の減衰値とに基づいて上記子
局モデムの着信レベル余裕度を算出する演算工程とを備
えたことを特徴とする伝送品質の遠隔測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62067951A JPH0612898B2 (ja) | 1987-03-24 | 1987-03-24 | 伝送品質の遠隔測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62067951A JPH0612898B2 (ja) | 1987-03-24 | 1987-03-24 | 伝送品質の遠隔測定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63234747A JPS63234747A (ja) | 1988-09-30 |
| JPH0612898B2 true JPH0612898B2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=13359763
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62067951A Expired - Lifetime JPH0612898B2 (ja) | 1987-03-24 | 1987-03-24 | 伝送品質の遠隔測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0612898B2 (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4989410A (ja) * | 1972-12-06 | 1974-08-27 | ||
| JPS5017506A (ja) * | 1973-05-04 | 1975-02-24 | ||
| JPS5726935A (en) * | 1980-12-15 | 1982-02-13 | Anritsu Corp | Measuring device for transmission quality |
| JPS61270928A (ja) * | 1985-05-27 | 1986-12-01 | Nec Corp | 伝送品質測定装置 |
-
1987
- 1987-03-24 JP JP62067951A patent/JPH0612898B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4989410A (ja) * | 1972-12-06 | 1974-08-27 | ||
| JPS5017506A (ja) * | 1973-05-04 | 1975-02-24 | ||
| JPS5726935A (en) * | 1980-12-15 | 1982-02-13 | Anritsu Corp | Measuring device for transmission quality |
| JPS61270928A (ja) * | 1985-05-27 | 1986-12-01 | Nec Corp | 伝送品質測定装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63234747A (ja) | 1988-09-30 |
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