JPH06128049A - 酸化物セラミックスと金属との接合体の製造方法 - Google Patents
酸化物セラミックスと金属との接合体の製造方法Info
- Publication number
- JPH06128049A JPH06128049A JP30302292A JP30302292A JPH06128049A JP H06128049 A JPH06128049 A JP H06128049A JP 30302292 A JP30302292 A JP 30302292A JP 30302292 A JP30302292 A JP 30302292A JP H06128049 A JPH06128049 A JP H06128049A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal
- oxide ceramics
- alloy
- joined
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 37
- 239000002184 metal Substances 0.000 title claims abstract description 36
- 229910052574 oxide ceramic Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 24
- 239000011224 oxide ceramic Substances 0.000 title claims abstract description 24
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 13
- 239000000463 material Substances 0.000 title abstract description 14
- MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N Zirconium dioxide Chemical compound O=[Zr]=O MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 22
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 claims abstract description 21
- 239000000956 alloy Substances 0.000 claims abstract description 21
- 229910000833 kovar Inorganic materials 0.000 claims abstract description 13
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 11
- 239000011888 foil Substances 0.000 claims abstract description 10
- 238000005304 joining Methods 0.000 claims abstract description 10
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 claims abstract description 9
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims abstract description 7
- 230000005496 eutectics Effects 0.000 claims abstract description 6
- 229910001030 Iron–nickel alloy Inorganic materials 0.000 claims description 8
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims description 7
- 238000005219 brazing Methods 0.000 abstract description 13
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 abstract description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 9
- 238000001816 cooling Methods 0.000 abstract description 6
- 239000013078 crystal Substances 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 239000000047 product Substances 0.000 description 2
- 229910000967 As alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910017309 Mo—Mn Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910002065 alloy metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000013065 commercial product Substances 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- -1 etc. Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011225 non-oxide ceramic Substances 0.000 description 1
- 229910052575 non-oxide ceramic Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000013001 point bending Methods 0.000 description 1
- 238000010998 test method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 「活性金属接合法」を用いて酸化物セラミッ
クス(アルミナ、ジルコニア等)と金属(コバ−ル、4
2アロイ等)との接合体を製造する方法を提供するこ
と。 【構成】 AgとCuの共晶組成からなる層間に4〜9重
量%のZr箔を介する三層構造のロウを用いて接合する
こと。 【効果】 AgとCuに活性金属であるZr箔を特定範
囲内で介在する三層構造のロウを使用することにより、
実用強度を満たす酸化物セラミックスと金属との接合体
が得られる。そして、本発明によりエンジン冷却用ラジ
エ−タ等の高温構造部品に使用できる接合体を提供する
ことができる。
クス(アルミナ、ジルコニア等)と金属(コバ−ル、4
2アロイ等)との接合体を製造する方法を提供するこ
と。 【構成】 AgとCuの共晶組成からなる層間に4〜9重
量%のZr箔を介する三層構造のロウを用いて接合する
こと。 【効果】 AgとCuに活性金属であるZr箔を特定範
囲内で介在する三層構造のロウを使用することにより、
実用強度を満たす酸化物セラミックスと金属との接合体
が得られる。そして、本発明によりエンジン冷却用ラジ
エ−タ等の高温構造部品に使用できる接合体を提供する
ことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、酸化物セラミックスと
金属との接合体の製造方法に関し、詳細には、活性金属
接合法を用いたアルミナやジルコニア等の酸化物セラミ
ックスとコバ−ルや42アロイ等のFe−Ni系合金と
の接合体の製造方法に関する。
金属との接合体の製造方法に関し、詳細には、活性金属
接合法を用いたアルミナやジルコニア等の酸化物セラミ
ックスとコバ−ルや42アロイ等のFe−Ni系合金と
の接合体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】アルミナ、ジルコニアなどの酸化物セラ
ミックスとコバ−ル、42アロイなどのFe−Ni系合
金とを接合する方法として、高融点金属法と呼ばれる方
法が従来より知られている。この従来法は、まず接合用
セラミックスにMo−Mn又はNi−Wからなる層を形
成し、その後該セラミックスと金属とをロウ付けする方
法であり、このロウ付けに使用されているロウは、Ag
とCuやNiとAu又はそれぞれの成分からなってい
る。
ミックスとコバ−ル、42アロイなどのFe−Ni系合
金とを接合する方法として、高融点金属法と呼ばれる方
法が従来より知られている。この従来法は、まず接合用
セラミックスにMo−Mn又はNi−Wからなる層を形
成し、その後該セラミックスと金属とをロウ付けする方
法であり、このロウ付けに使用されているロウは、Ag
とCuやNiとAu又はそれぞれの成分からなってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来法では製造工程が長く、製品の歩留まりが低下する上
に、さらに製造原価が高くなるという問題点を有してい
る。また、最近、従来より使用されているAgとCuの
共晶組成のロウの中にTi等の活性金属を含むロウ(例
えば田中貴金属社製TKC−710:71wt%Ag−27wt%
Cu−2wt% Ti)が出現している。
来法では製造工程が長く、製品の歩留まりが低下する上
に、さらに製造原価が高くなるという問題点を有してい
る。また、最近、従来より使用されているAgとCuの
共晶組成のロウの中にTi等の活性金属を含むロウ(例
えば田中貴金属社製TKC−710:71wt%Ag−27wt%
Cu−2wt% Ti)が出現している。
【0004】しかしながら、上記活性金属を含むロウ
は、非酸化物セラミックスに対して良好なヌレ性を示す
が、酸化物セラミックスに対してはヌレにくく、接合構
造物に必要な強度が得られない欠点を有している。そこ
で、酸化物セラミックスに対するヌレ性が良好なロウで
あって、高強度が得られる接合体の出現が要望されてい
る。即ち、エンジン冷却用ラジエ−タのような高温構造
部品に使用し得る酸化物セラミックス(アルミナやジル
コニア等)とFe−Ni系合金(例えばコバ−ルや42
アロイ等)との接合体の接合技術が今日強く要望されて
いる。
は、非酸化物セラミックスに対して良好なヌレ性を示す
が、酸化物セラミックスに対してはヌレにくく、接合構
造物に必要な強度が得られない欠点を有している。そこ
で、酸化物セラミックスに対するヌレ性が良好なロウで
あって、高強度が得られる接合体の出現が要望されてい
る。即ち、エンジン冷却用ラジエ−タのような高温構造
部品に使用し得る酸化物セラミックス(アルミナやジル
コニア等)とFe−Ni系合金(例えばコバ−ルや42
アロイ等)との接合体の接合技術が今日強く要望されて
いる。
【0005】本発明は、上記要望に沿う酸化物セラミッ
クスと金属との接合体の製造方法を提供することを目的
とする。特に本発明は、酸化物セラミックスに対するヌ
レ性が良好なロウを使用し、高接合強度の接合体を得る
酸化物セラミックスと金属との接合体の製造方法を提供
することを目的とし、具体的には、エンジン冷却用のラ
ジエ−タのような高温構造部品に使用できる酸化物セラ
ミックス(例えばアルミナ、ジルコニア等)と金属(例
えばコバ−ル、42アロイ等)の接合体の製造方法を提
供することを目的とする。
クスと金属との接合体の製造方法を提供することを目的
とする。特に本発明は、酸化物セラミックスに対するヌ
レ性が良好なロウを使用し、高接合強度の接合体を得る
酸化物セラミックスと金属との接合体の製造方法を提供
することを目的とし、具体的には、エンジン冷却用のラ
ジエ−タのような高温構造部品に使用できる酸化物セラ
ミックス(例えばアルミナ、ジルコニア等)と金属(例
えばコバ−ル、42アロイ等)の接合体の製造方法を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、共晶組成のA
g−Cuの層間に活性金属であるZr箔を特定範囲内で
介在する三層構造からなるロウを使用することを特徴と
し、これによって前記目的とする接合体を提供するもの
である。
g−Cuの層間に活性金属であるZr箔を特定範囲内で
介在する三層構造からなるロウを使用することを特徴と
し、これによって前記目的とする接合体を提供するもの
である。
【0007】即ち、本発明は、「接合用セラミックスと
金属とをAgとCuの共晶組成からなる層間に4〜9重量
%のZr箔を介する三層構造からなるロウを用いて接合
することを特徴とする酸化物セラミックスと金属との接
合体の製造方法。」を要旨とする。
金属とをAgとCuの共晶組成からなる層間に4〜9重量
%のZr箔を介する三層構造からなるロウを用いて接合
することを特徴とする酸化物セラミックスと金属との接
合体の製造方法。」を要旨とする。
【0008】以下、本発明を詳細に説明すると、本発明
者等は、アルミナやジルコニア等の酸化物セラミックス
とコバ−ルや42アロイ等のFe−Ni系合金とを接合す
るため、具体的には72wt%Ag−28wt%Cu(JIS
BAg−8)からなるロウの中間に全体として4〜9wt%に
なるように調整した活性金属であるZr箔を挿入し、こ
の三層構造からなるロウを用いて接合すれば、高い接合
強度が得られることを見出し、本発明を完成したもので
ある。
者等は、アルミナやジルコニア等の酸化物セラミックス
とコバ−ルや42アロイ等のFe−Ni系合金とを接合す
るため、具体的には72wt%Ag−28wt%Cu(JIS
BAg−8)からなるロウの中間に全体として4〜9wt%に
なるように調整した活性金属であるZr箔を挿入し、こ
の三層構造からなるロウを用いて接合すれば、高い接合
強度が得られることを見出し、本発明を完成したもので
ある。
【0009】
【作用】アルミナやジルコニアなどの酸化物セラミック
スとコバ−ルや42アロイなどのFe−Ni系合金を市販
の活性金属ロウ(71wt%Ag−27wt%Cu−2wt
%Ti)で接合すると、活性金属であるTi成分が少な
いためコバ−ルや42アロイにロウ成分が流れてしまい、
接合することができない。そこで、本発明では、ロウに
活性金属であるZrを中間層として挿入し、三層構造と
することにより、このZr成分がコバ−ルや42アロイ等
のFe−Ni系合金にロウが流れ取られてしまうのを防
止するようにしたものであり、その結果、活性金属であ
るZr成分を酸化物セラミックスに十分ヌレさせ、強固
な接合体を得ることができるものである。
スとコバ−ルや42アロイなどのFe−Ni系合金を市販
の活性金属ロウ(71wt%Ag−27wt%Cu−2wt
%Ti)で接合すると、活性金属であるTi成分が少な
いためコバ−ルや42アロイにロウ成分が流れてしまい、
接合することができない。そこで、本発明では、ロウに
活性金属であるZrを中間層として挿入し、三層構造と
することにより、このZr成分がコバ−ルや42アロイ等
のFe−Ni系合金にロウが流れ取られてしまうのを防
止するようにしたものであり、その結果、活性金属であ
るZr成分を酸化物セラミックスに十分ヌレさせ、強固
な接合体を得ることができるものである。
【0010】本発明において、活性金属であるZr量が
4wt%未満の場合には、その効果が現れず、所望の接
合強度のものを得ることができず(後記表1中のNo.1、
6、11、16参照)、一方、9wt%を越える場合、この多
量のZrのためにロウが脆くなり、同じく接合強度が低
下するので好ましくない(後記表1中のNo.4、9、14、1
9参照)。従って、本発明では、4〜9wt%のZr量が
好ましく、より好ましくは5〜8wt%である。
4wt%未満の場合には、その効果が現れず、所望の接
合強度のものを得ることができず(後記表1中のNo.1、
6、11、16参照)、一方、9wt%を越える場合、この多
量のZrのためにロウが脆くなり、同じく接合強度が低
下するので好ましくない(後記表1中のNo.4、9、14、1
9参照)。従って、本発明では、4〜9wt%のZr量が
好ましく、より好ましくは5〜8wt%である。
【0011】また、本発明において、ロウの組成が同じ
であっても、三層構造でなく合金にしたものでは、接合
強度が低下するので好ましくない(後記表1中のNo.5、
10、15、20参照)。従って、本発明では、活性金属であ
るZr成分をZr箔としてAgとCuの共晶組成からな
る層間に介在させる三層構造のロウを用いることによっ
て、初めて所望の作用効果が生じるものである。
であっても、三層構造でなく合金にしたものでは、接合
強度が低下するので好ましくない(後記表1中のNo.5、
10、15、20参照)。従って、本発明では、活性金属であ
るZr成分をZr箔としてAgとCuの共晶組成からな
る層間に介在させる三層構造のロウを用いることによっ
て、初めて所望の作用効果が生じるものである。
【0012】本発明において、AgとCuの配合量は、
特に限定するものではないが、前記した市販品と同様、
72wt%程度のAgと28wt%程度のCuからなるもの
が好ましい。また、接合用酸化物セラミックス及び金属
としては、同じく限定するものではないが、エンジン冷
却用ラジエ−タ等の高温構造品に対する用途を意図し
て、アルミナやジルコニア等及びコバ−ルや42アロイ等
のFe−Ni系合金を使用するのが好ましい。
特に限定するものではないが、前記した市販品と同様、
72wt%程度のAgと28wt%程度のCuからなるもの
が好ましい。また、接合用酸化物セラミックス及び金属
としては、同じく限定するものではないが、エンジン冷
却用ラジエ−タ等の高温構造品に対する用途を意図し
て、アルミナやジルコニア等及びコバ−ルや42アロイ等
のFe−Ni系合金を使用するのが好ましい。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例を比較例と共に挙げ、
本発明をより詳細に説明する。
本発明をより詳細に説明する。
【0014】接合用セラミックスとして、3×4×20mm
のアルミナ又はジルコニア(いずれも日本セラテックス
社製)を用い、また、接合用金属として、3×4×20mm
のコバ−ル又は42アロイ(いずれも住友特殊金属社
製)を使用した。この両者を3×4mmの幅で100μmの
厚みを持つBAg−8ロウ(72wt%Ag−28wt%Cu)
の間に5〜8wt%になるように厚みを調整したZr箔を
挟んだ三層構造のロウで接合した。
のアルミナ又はジルコニア(いずれも日本セラテックス
社製)を用い、また、接合用金属として、3×4×20mm
のコバ−ル又は42アロイ(いずれも住友特殊金属社
製)を使用した。この両者を3×4mmの幅で100μmの
厚みを持つBAg−8ロウ(72wt%Ag−28wt%Cu)
の間に5〜8wt%になるように厚みを調整したZr箔を
挟んだ三層構造のロウで接合した。
【0015】その接合は、真空中(10-5Torr以下)で85
0℃、15分間加熱し、3×4×40mmの接合体を得た。冷
却後、該接合体の接合強度を室温(22℃)でJIS R 1601
に基づく4点曲げ試験法で求めた。表1に各条件に調整
されたロウを用いて接合した接合体の接合強度を示す。
0℃、15分間加熱し、3×4×40mmの接合体を得た。冷
却後、該接合体の接合強度を室温(22℃)でJIS R 1601
に基づく4点曲げ試験法で求めた。表1に各条件に調整
されたロウを用いて接合した接合体の接合強度を示す。
【0016】
【表1】
【0017】表1の結果より、本発明に規定する4〜9w
t%の範囲内に調整した活性金属であるZr箔を介在さ
せた三層構造のロウを用いて接合したアルミナ、ジルコ
ニアのセラミックスとコバ−ル、42アロイの金属の接
合体は、その接合強度が73〜86MPaと高いことが確認さ
れた。これに対して、本発明の規定範囲外では接合強度
が低く、さらに規定範囲内であっても、ロウの構造が合
金としたものでは、同じく接合強度が低いことが理解で
きる。
t%の範囲内に調整した活性金属であるZr箔を介在さ
せた三層構造のロウを用いて接合したアルミナ、ジルコ
ニアのセラミックスとコバ−ル、42アロイの金属の接
合体は、その接合強度が73〜86MPaと高いことが確認さ
れた。これに対して、本発明の規定範囲外では接合強度
が低く、さらに規定範囲内であっても、ロウの構造が合
金としたものでは、同じく接合強度が低いことが理解で
きる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上詳記したとおり、Agと
Cuに活性金属であるZr箔を特定範囲内で介在する三
層構造のロウを使用することにより、実用強度を満たす
酸化物セラミックスと金属との接合体が得られる効果が
生じる。そして、本発明によりエンジン冷却用ラジエ−
タ等の高温構造部品に使用できる接合体を提供すること
ができる。
Cuに活性金属であるZr箔を特定範囲内で介在する三
層構造のロウを使用することにより、実用強度を満たす
酸化物セラミックスと金属との接合体が得られる効果が
生じる。そして、本発明によりエンジン冷却用ラジエ−
タ等の高温構造部品に使用できる接合体を提供すること
ができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 接合用セラミックスと金属とをAgとC
uの共晶組成からなる層間に4〜9重量%のZr箔を介す
る三層構造からなるロウを用いて接合することを特徴と
する酸化物セラミックスと金属との接合体の製造方法。 - 【請求項2】 接合用セラミックスがアルミナ、ジルコ
ニアなどの酸化物セラミックスであることを特徴とする
請求項1に記載の酸化物セラミックスと金属との接合体
の製造方法。 - 【請求項3】 接合用金属がコバ−ル、42アロイなど
のFe−Ni系合金であることを特徴とする請求項1に
記載の酸化物セラミックスと金属との接合体の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30302292A JPH06128049A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 酸化物セラミックスと金属との接合体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30302292A JPH06128049A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 酸化物セラミックスと金属との接合体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06128049A true JPH06128049A (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=17915996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30302292A Pending JPH06128049A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 酸化物セラミックスと金属との接合体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06128049A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113909608A (zh) * | 2021-11-08 | 2022-01-11 | 浙江亚通焊材有限公司 | 一种钎焊连接AlN陶瓷与Cu的方法 |
-
1992
- 1992-10-15 JP JP30302292A patent/JPH06128049A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113909608A (zh) * | 2021-11-08 | 2022-01-11 | 浙江亚通焊材有限公司 | 一种钎焊连接AlN陶瓷与Cu的方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS59232693A (ja) | セラミツクと金属等との接合用クラツドろう材及びこれを用いたセラミツクと金属等との複合体 | |
US4598025A (en) | Ductile composite interlayer for joining by brazing | |
JPH0367985B2 (ja) | ||
US4859531A (en) | Method for bonding a cubic boron nitride sintered compact | |
JP2783366B2 (ja) | セラミツク部材を相互にまたは金属部材と直接に結合するための銀合金ロウ | |
JPS62289396A (ja) | セラミツクスの接合方法 | |
JPS63239166A (ja) | セラミツクス接合体 | |
JPS59232692A (ja) | セラミツクと金属等との接合用ろう材及びこれを用いたセラミツクと金属等の複合体 | |
JP3095187B2 (ja) | 金属・セラミックス接合用ろう材 | |
JPH06128049A (ja) | 酸化物セラミックスと金属との接合体の製造方法 | |
JPS62270483A (ja) | セラミックスのメタライズ組成物、メタライズ方法及びメタライズ製品 | |
JPH0680481A (ja) | 酸化物セラミックスと金属との接合体の製造方法 | |
JPH0782050A (ja) | セラミックスと金属の接合方法 | |
JPH07133167A (ja) | 酸化物セラミックスとFe−Ni系金属との接合方法 | |
JP3335701B2 (ja) | セラミックスと金属との接合方法 | |
JPS60239372A (ja) | セラミツクスと磁性材料との接合方法 | |
JPS6065774A (ja) | セラミックスと金属の接合体とその製造法 | |
JPH06122567A (ja) | セラミックスと金属との接合方法 | |
JP2729751B2 (ja) | アルミナセラミックスとアルミニウムの接合方法 | |
JPH06166577A (ja) | セラミックスと金属との接合方法 | |
JP3302807B2 (ja) | セラミックスとシリコンとの接合方法 | |
JP3316578B2 (ja) | セラミックス部材とアルミニウム部材との接合体の製造方法 | |
JPS61236661A (ja) | セラミツクスと金属、同種セラミツクス同志または異種セラミツクス間の接合方法 | |
JP3255379B2 (ja) | アルミナセラミックスと金属の接合方法 | |
JP2822200B2 (ja) | アルミニウム合金拡散接合用セラミックス |