JPH06127920A - 多結晶シリコン粒子棒状成形体及びその製造方法 - Google Patents

多結晶シリコン粒子棒状成形体及びその製造方法

Info

Publication number
JPH06127920A
JPH06127920A JP30301592A JP30301592A JPH06127920A JP H06127920 A JPH06127920 A JP H06127920A JP 30301592 A JP30301592 A JP 30301592A JP 30301592 A JP30301592 A JP 30301592A JP H06127920 A JPH06127920 A JP H06127920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicon
polycrystalline silicon
silicon particles
shaped molded
particles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30301592A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Komatsu
善徳 小松
Masaaki Ishii
正明 石井
Kazutoshi Takatsuna
和敏 高綱
Yasuhiro Saruwatari
康裕 猿渡
Nobuhiro Ishikawa
延宏 石川
大助 ▲廣▼田
Daisuke Hirota
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tonen Chemical Corp
Toagosei Co Ltd
Original Assignee
Tonen Sekiyu Kagaku KK
Tonen Chemical Corp
Toagosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tonen Sekiyu Kagaku KK, Tonen Chemical Corp, Toagosei Co Ltd filed Critical Tonen Sekiyu Kagaku KK
Priority to JP30301592A priority Critical patent/JPH06127920A/ja
Publication of JPH06127920A publication Critical patent/JPH06127920A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Silicon Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 流動層反応器で製造される多結晶シリコン粒
子中の微量不純物評価用試料として好適な多結晶シリコ
ン粒子棒状成形体及びその製造方法を提供する。 【構成】 多結晶シリコン粒子の棒状成形体からなり、
該シリコン粒子が、シラン化合物の熱分解により生成し
たシリコンをバインダーとして相互に固着されているこ
とを特徴とする多結晶シリコン粒子棒状成形体。筒状容
器内に充填された多結晶シリコン粒子にシラン化合物を
ガス状で接触させるとともに、該シラン化合物を熱分解
してシリコンを該シリコン粒子表面上に析出させること
により、該シリコン粒子相互をその析出シリコンをバイ
ンダーとして固着させることを特徴とする多結晶シリコ
ン粒子棒状成形体の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多結晶シリコン粒子を
フローティングゾーン法により単結晶化して分析するた
めの試料として好適な多結晶シリコン粒子棒状成形体及
びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来技術及びその問題点】半導体用高純度多結晶シリ
コンの製造は主にジーメンス法で行われている。この方
法は、ベルジャー型反応器内に設置されたシリコン棒を
通電加熱し、そこにシラン化合物含有ガスを導入するこ
とでシリコン棒表面にシリコンを析出させるものであ
る。この方法は高純度シリコンの製造に適しているが、
反応表面積が小さいため生産性が低いうえ、ベルジャー
型反応器表面からの放熱が大きいため電力消費量が多
く、さらにシリコン棒が一定の太さに生長する毎にシリ
コン棒を交換するため反応停止が必要であるなどの欠点
がある。一方、省エネルギー型の多結晶シリコンの製造
方法として流動層法が最近注目されている。この方法
は、流動化しているシリコン粒子表面にシラン化合物を
含む原料ガスを導入し、そのシラン化合物の熱分解で生
成したシリコンを流動化シリコン粒子表面に析出させ、
高純度の粒状多結晶シリコンを製造する方法である。こ
の方法では、反応が流動化している粒子表面で行われる
ため、反応表面の面積が大きく生産性が高いうえ、連続
化も容易であり、熱の放散量もジーメンス法よりも著し
く少ないという利点がある。
【0003】ところで、前記のようにして得られる多結
晶シリコン中のIII族、V族、炭素、酸素等の不純物元
素評価は、その多結晶シリコンを単結晶化した後、ライ
フタイム測定、抵抗率測定、赤外分光法等で不純物を測
定することで行われている。例えばJIS H0604
には円柱状又は角柱状の単結晶シリコンとなした後、光
電減衰法によりライフタイムを測定する方法が記載され
ている。また、ASTM F574には棒状多結晶シリ
コンをフローティングゾーン法(以下、FZ法と略記す
る)で単結晶化した後、その単結晶の導電率を測定して
ホウ素やリンの含有量を推算する方法が記載されてい
る。
【0004】一方、シリコン単結晶の製造には、通常、
FZ法又はチョクラルスキー法(以下、CZ法と略記)
が採用されている。CZ法は多結晶シリコンを石英ルツ
ボ中で溶解し、この中に入れた種結晶を回転させながら
徐々に引き上げて単結晶を得る方法である。この方法で
は、溶融シリコンの反応性が大きいため石英ルツボと反
応してルツボ中の不純物が溶融シリコン中に混入した
り、ヒーターに使用するグラファイトから炭素が混入し
易い等の難点があって、不純物評価用のサンプル製造法
としては適当な方法ではない。これに対して、FZ法
は、垂直に保持した棒状多結晶シリコンを高周波加熱等
の加熱方法で下部から部分的に幅せまく溶融させ、その
溶融帯域を徐々に上方に移動させるとともに、その溶融
部を再凝固化させて単結晶化させる方法である。この方
法では、外部からの異物の混入がないため、不純物評価
用単結晶の製造に好適である。
【0005】前記のようにして多結晶シリコンから単結
晶を製造する場合、従来から行われているジーメンス法
から得られる多結晶シリコンは、棒状製品であることか
ら、そのままFZ法による単結晶化が可能であるが、一
方、流動層法で得られる多結晶シリコンは粒状製品であ
るため、そのままではFZ法で単結晶化することができ
ず、これが流動層法多結晶シリコンの不純物評価を行う
場合の大きな障害となっている。シリコン粒子を棒状に
固める方法としては、容器中で溶融して棒状に固化させ
る方法や圧縮成形法等が考えられるが、溶融法では前記
のように容器材料からの不純物混入による汚染がある
し、圧縮成形法では成形容器と試料が高圧下で接触する
ことから、この場合にも成形容器からの微量の不純物の
混入を避けることができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、流動層反応
器で製造される多結晶シリコン粒子中の微量不純物評価
用試料として好適な多結晶シリコン粒子棒状成形体及び
その製造方法を提供することをその課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。すなわち、本発明によれば、多結晶シリコン
粒子の棒状成形体からなり、該シリコン粒子が、シラン
化合物の熱分解により生成したシリコンをバインダーと
して相互に固着されていることを特徴とする多結晶シリ
コン粒子棒状成形体が提供される。また、本発明によれ
ば、筒状容器内に充填された多結晶シリコン粒子にシラ
ン化合物をガス状で接触させるとともに、該シラン化合
物を熱分解してシリコンを該シリコン粒子表面上に析出
させることにより、該シリコン粒子相互をその析出シリ
コンをバインダーとして固着させることを特徴とする多
結晶シリコン粒子棒状成形体の製造方法が提供される。
【0008】本発明で用いるシラン化合物は、熱分解に
よりシリコンを析出するガス状のものであればよく、従
来公知の各種のものが用いられる。このようなシラン化
合物としては、例えば、モノシラン、ジシラン等のシラ
ン化合物の他、モノクロルシラン、ジクロルシラン、ト
リクロロシラン等のハロゲン化シラン化合物が挙げられ
る。モノシランは、550〜800℃、好ましくは60
0〜700℃、ジシランは450〜700℃、好ましく
は500〜600℃の温度で熱分解してシリコンを生成
する。一方、ハロゲン化シランは、水素の存在下では、
950〜1250℃、好ましくは1000〜1200℃
の温度で水素還元を伴う熱分解によりシリコンを生成す
る。
【0009】シラン化合物は、シリコンと反応しないガ
ス、例えば、水素、ネオン、ヘリウム、アルゴン等のガ
スとの混合ガスの形態で有利に用いられる。この場合
は、混合ガス中のシラン化合物の濃度は、通常、0.1
〜30vol%、好ましくは1〜5vol%である。ま
た、シリコン化合物として、ハロゲン化シランを用いる
場合、その混合ガス中には、水素を40〜90vol
%、好ましくは50〜80vol%の割合で存在させる
のがよい。
【0010】本発明により多結晶シリコン粒子棒状成形
体を製造するには、多結晶シリコン粒子を筒状容器内に
充填する。多結晶シリコン粒子としては、流動層法によ
り得られたものが用いられ、その平均粒径は100〜3
000μm、好ましくは300〜2000μmである。
筒状容器としては、棒状成形体を与えるものであればど
のようなものでもよく、その横断面形状が円形状又は方
形状のものが用いられる。
【0011】図1に本発明で用いる筒状容器の1つの例
についての模式断面図を示す。この図において、1は円
筒状容器であり、このものは両端開口した円筒体2を主
体として構成される。この円筒体2の両端開口部には環
状フランジ3,4が各固着されている。そして、円筒体
2の下端開口部には、ガス導入管9を有する蓋体5がパ
ッキング7を介して配設固定化されている。さらに、円
筒体2下端部には、上端開口が多孔板12で密封された
円筒体11が挿入されている。このような円筒体2の内
部には多結晶シリコン粒子Fを充填し、その上端開口部
をテフロンパッキング8を介してガス排出管10を有す
る蓋体6により密閉する。
【0012】図1に示す構造の円筒状容器に充填された
多結晶シリコン粒子を棒状体に固着成形させるには、ガ
ス導入管9よりシラン化合物含有ガスを導入するととも
に、ガス排出管10から排ガスを排出させながら、円筒
状容器1を環状電気炉中で加熱する。この場合の加熱温
度は、筒状容器内に導入されるシラン化合物が熱分解及
び/又水素還元を受けてシリコンを生成する温度であ
る。加熱時間は、通常、10〜600分、好ましくは5
0〜300分である。この場合の容器内圧力は、−0.
5〜10kg/cm2G、好ましくは1〜3kg/cm2
Gである。また、多結晶シリコン粒子上にその粒子固着
のためのバインダーとして析出させるシリコン量は、多
結晶シリコン粒子量に対し、1〜20重量%、好ましく
は3〜10重量%である。前記のようにして、筒状容器
内で多結晶シリコン粒子にガス状のシラン化合物を接触
させて加熱することにより、多結晶シリコン粒子は、シ
ラン化合物の分解によりその表面上に析出したシリコン
のバインダー作用によって棒状体に固着され、そして、
このものは筒状容器から取出され、試験用の試料棒とし
て用いられる。
【0013】本発明で用いる筒状容器は、多結晶シリコ
ン粒子の固着に際し、得られる固着体を汚染することの
ない耐熱性材料で形成されたものであれば良い。このよ
うな耐熱性材料としては、例えば、シリコン、石英、炭
化ケイ素、窒化ケイ素及びそれらの複合物の中から選ば
れる材料が好ましく使用されるが、特に、不純物元素重
量が10ppm以下である前記材料の使用が好ましい。
また、金属不純物や、ほう素及びリンの含有量の高い材
料からなる筒状容器であっても、その容器内面を、不純
物元素重量が10ppm以下であるシリコン、石英、炭
化ケイ素、窒化ケイ素及びそれらの複合物の中から選ば
れる材料で厚さ1μm以上、好ましくは10μm以上に
コーティングしたものを用いても、汚染のない多結晶シ
リコン粒子の固着体を得ることができる。筒状容器は、
その使用に際し、その内面に付着する汚染物を除去する
ために、高純度の酸、例えば、半導体用フッ酸等で洗浄
するのが好ましい。
【0014】本発明においては、筒状容器内おいて多結
晶シリコン粒子を固着させる場合、その多結晶シリコン
粒子は、容器内雰囲気からの汚染がないように、汚染物
を含まない高純度のシリコン化合物含有ガスを用いる。
例えば、不純物ガス濃度が、容量で、10ppm以下、
好ましくは1ppm以下であるものが好ましく用いられ
る。さらに、本発明において、多結晶シリコン粒子を筒
状容器内に充填する作業や、固着体を筒状容器から取出
す作業は、外気からの汚染がないように、クリーンルー
ム内で行うのが好ましい。
【0015】
【発明の効果】本発明の多結晶シリコン粒子の棒状成形
体の製造方法によれば、筒状容器内に充填された多結晶
シリコン粒子と容器内壁とは軽く接触するだけで、しか
もその多結晶シリコン粒子は固着されるだけで溶融され
ることがなく、筒状容器と反応を起すようなことがない
ため、筒状容器からの汚染を実質上完全に回避させるこ
とができる。即ち、本発明によれば、筒状容器による汚
染の実質上ない多結晶シリコン粒子の棒状成形体を容易
に得ることができる。本発明の多結晶シリコン粒子棒状
成形体は、前記のようにして得られた実質上無汚染の固
着体からなるもので、シリコン中の不純物評価用試料と
して好適のものである。即ち、本発明の多結晶シリコン
粒子棒状成形体をFZ法により単結晶化し、この単結晶
の不純物評価を行うことにより、外部からの不純物の混
入を可及的最小限に抑えて、多結晶シリコン粒子の不純
物評価を高精度で行うことができる。
【0016】
【実施例】次に、本発明を実施例によって具体的に説明
するが、本発明はこれらの実施例によって限定されるも
のではない。
【0017】実施例1 内径50mm、長さ500mmの石英管を主体とする図
1に示す構造の円筒状容器の内壁を1Nの半導体用高純
度フッ化水素酸(ダイキン工業株式会社製)で5分間洗
浄後、超純水で充分洗浄してクリーンルーム内で乾燥し
た。この石英管中の不純物元素重量は10ppm以下で
ある。この石英管に多結晶シリコン粒子850gを仕込
み、環状電気炉中で1000℃に加熱しながら半導体グ
レードのトリクロルシラン及び水素を、それぞれ6.3
g/分及び1600cm3/分の速度で230分間導入
した。この間に多結晶シリコン粒子は析出したシリコン
によって充分に固着し、円筒状固着物を形成した。この
場合の析出シリコン量は約60gであり、原料シリコン
粒子量に対し約7重量%であった。反応終了後、室温ま
で放冷してから固着物を取り出しFZ法で単結晶化し、
これを低温でのフーリエ変換赤外分光法で分析すると、
この単結晶サンプル中には、ホウ素0.5ppba、リ
ン0.2ppba及び炭素0.2ppmaが含まれてい
た。
【0018】実施例2 加熱温度を600℃とし、導入するガスを半導体グレー
ドのモノシラン160cm3/分、及び水素3840c
3/分とした以外は実施例1と同じ条件で250分間
反応させた。この実験では、シリコン析出量は約40g
で、原料シリコン粒子量に対し5重量%以下であった。
実施例1と全く同一の手法で生成した単結晶試料を分析
すると、この試料にはホウ素0.3ppba、リン0.
3ppba、炭素0.1ppmaが含まれていた。
【0019】実施例3 加熱温度を550℃とし、導入するガスを半導体グレー
ドのジシラン80cm3/分、及び水素3920cm3
分とした以外は実施例1と同じ条件で250分間反応さ
せた。この実験では、シリコン析出量は約40gで、原
料シリコン粒子量の5重量%以下であった。実施例1と
全く同一の手法で生成した単結晶試料を分析すると、こ
の試料にはホウ素0.4ppba、リン0.3ppb
a、炭素0.1ppmaが含まれていた。
【0020】実施例4 円筒状容器として、炭化ケイ素の円筒体の内面に、高純
度炭化ケイ素膜をコーティングしたものを用いた。この
場合、その炭化ケイ素膜の不純物元素レベルは10pp
m以下である。この容器についても使用前に実施例1と
同一の酸洗浄を行ってから反応に供した。この容器を用
いた以外は実施例1と同様にして230分反応を行う
と、約60gのシリコンが原料シリコン粒子上に析出し
た。実施例1と全く同一の方法で生成した単結晶試料を
分析すると、試料中にはホウ素0.4ppba、リン
0.2ppba、炭素0.1ppmaが含まれていた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 多結晶シリコンを粒子を棒状に固着成形する
のに使用する筒状容器の模式断面図である。
【符号の説明】
1 円筒状容器 2 円筒体 3,4 フランジ 5,6 蓋体 7,8 パッキング 9 ガス導入管 10 ガス排出管 11 円筒体 12 多孔板 F 多結晶シリコン粒子
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】シラン化合物は、シリコンと反応しないガ
ス、例えば、水素、ネオン、ヘリウム、アルゴン等のガ
スとの混合ガスの形態で有利に用いられる。この場合
は、混合ガス中のシラン化合物の濃度は、通常、0.1
〜30vol%、好ましくは1〜5vol%である。ま
た、シラン化合物として、ハロゲン化シランを用いる場
合、その混合ガス中には、水素を40〜90vol%、
好ましくは50〜80vol%の割合で存在させるのが
よい。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】図1に本発明で用いる筒状容器の1つの例
についての模式断面図を示す。この図において、1は円
筒状容器であり、このものは両端開口した円筒体2を主
体として構成される。この円筒体2の両端開口部には環
状フランジ3,4が各固着されている。そして、円筒体
2の下端開口部には、ガス導入管9を有する蓋体5がパ
ッキング7を介して配設固定化されている。さらに、円
筒体2下端部には、上端開口が多孔板12で密封された
円筒体11が挿入されている。このような円筒体2の内
部には多結晶シリコン粒子Fを充填し、その上端開口部
パッキング8を介してガス排出管10を有する蓋体6
により密閉する。
フロントページの続き (72)発明者 高綱 和敏 神奈川県川崎市川崎区千鳥町3番1号 東 燃化学株式会社技術開発センター内 (72)発明者 猿渡 康裕 神奈川県川崎市川崎区千鳥町3番1号 東 燃化学株式会社技術開発センター内 (72)発明者 石川 延宏 愛知県名古屋市港区船見町一番地の1 東 亞合成化学工業株式会社名古屋総合研究所 内 (72)発明者 ▲廣▼田 大助 愛知県名古屋市港区昭和町17番地の23 東 亞合成化学工業株式会社名古屋工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多結晶シリコン粒子の棒状成形体からな
    り、該シリコン粒子が、シラン化合物の熱分解により生
    成したシリコンをバインダーとして相互に固着されてい
    ることを特徴とする多結晶シリコン粒子棒状成形体。
  2. 【請求項2】 筒状容器内に充填された多結晶シリコン
    粒子にシラン化合物をガス状で接触させるとともに、該
    シラン化合物を熱分解してシリコンを該シリコン粒子表
    面上に析出させることにより、該シリコン粒子相互をそ
    の析出シリコンをバインダーとして固着させることを特
    徴とする多結晶シリコン粒子棒状成形体の製造方法。
  3. 【請求項3】 筒状容器が、シリコン、石英、炭化ケイ
    素、窒化ケイ素又はこれらの複合物からなり、不純物元
    素重量が10ppm以下である材料で形成されているこ
    とを特徴とする請求項2の多結晶シリコン粒子棒状成形
    体の製造方法。
  4. 【請求項4】 筒状容器内面が、シリコン、石英、炭化
    ケイ素、窒化ケイ素又はこれらの複合物からなり、不純
    物元素重量が10ppm以下の材料の厚さ1μm以上の
    コーティング層で形成されていることを特徴とする請求
    項2の多結晶シリコン粒子棒状成形体の製造方法。
JP30301592A 1992-10-15 1992-10-15 多結晶シリコン粒子棒状成形体及びその製造方法 Pending JPH06127920A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30301592A JPH06127920A (ja) 1992-10-15 1992-10-15 多結晶シリコン粒子棒状成形体及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30301592A JPH06127920A (ja) 1992-10-15 1992-10-15 多結晶シリコン粒子棒状成形体及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06127920A true JPH06127920A (ja) 1994-05-10

Family

ID=17915915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30301592A Pending JPH06127920A (ja) 1992-10-15 1992-10-15 多結晶シリコン粒子棒状成形体及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06127920A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8105718B2 (en) * 2008-03-17 2012-01-31 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Non-aqueous electrolyte secondary battery, negative electrode material, and making method
JP2016536249A (ja) * 2013-10-28 2016-11-24 ワッカー ケミー アクチエンゲゼルシャフトWacker Chemie AG 多結晶シリコンの製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8105718B2 (en) * 2008-03-17 2012-01-31 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Non-aqueous electrolyte secondary battery, negative electrode material, and making method
JP2016536249A (ja) * 2013-10-28 2016-11-24 ワッカー ケミー アクチエンゲゼルシャフトWacker Chemie AG 多結晶シリコンの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3122643B2 (ja) 高純度シリコン粒体の製造方法
KR20130096200A (ko) 청크 다결정 실리콘 및 다결정 실리콘 청크를 세정하는 방법
KR20130086318A (ko) 도펀트가 적은 다결정 실리콘 청크
CA2756474C (en) Method for the determination of impurities in silicon
JPH02111613A (ja) 寿命の長い単結晶シリコンを生成可能な多結晶シリコン
US9242867B2 (en) Polycrystalline silicon
US20110158885A1 (en) High purity crystalline silicon, high purity silicon tetrachloride and processes for producing the same
US20040091630A1 (en) Deposition of a solid by thermal decomposition of a gaseous substance in a cup reactor
JP2779188B2 (ja) 高い純度のドーピング合金
JP5722361B2 (ja) 多結晶シリコンの表面汚染を測定する方法
JPH06127920A (ja) 多結晶シリコン粒子棒状成形体及びその製造方法
GB1570131A (en) Manufacture of silicon
JPH06127923A (ja) 多結晶シリコン製造用流動層反応器
US3536522A (en) Method for purification of reaction gases
JPH06144821A (ja) 粒状多結晶シリコン成形体及びその製造方法
JPH06127925A (ja) 耐熱性筒体、多結晶シリコン製造用反応管及びそれらの製造方法
JPH06127922A (ja) 多結晶シリコン製造用流動層反応器
JP2528367B2 (ja) 多結晶シリコンの加熱装置
NO132659B (ja)
US4529430A (en) Process for producing fine-crystalline α-quartz
JPH0240609B2 (ja)
JPH0494117A (ja) 気相成長装置
JPS59121109A (ja) 高純度シリコンの製造方法
JPH02167811A (ja) 多結晶シリコンの加熱装置
JPH11180709A (ja) 高純度シリコンインゴットの製法