JPH06127749A - 紙葉類処理装置のギャップ補正機構 - Google Patents
紙葉類処理装置のギャップ補正機構Info
- Publication number
- JPH06127749A JPH06127749A JP27686492A JP27686492A JPH06127749A JP H06127749 A JPH06127749 A JP H06127749A JP 27686492 A JP27686492 A JP 27686492A JP 27686492 A JP27686492 A JP 27686492A JP H06127749 A JPH06127749 A JP H06127749A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- route
- paper sheet
- gap
- direction change
- convergence
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】同じ供給部から供給された紙葉類の処理過程
で、前後方向を変換するルートと変換しないルートとに
分岐、合流する経路になっている場合、合流時に重な
り、ギャップ不良等ないように、ギャップ補正するこ
と。 【構成】合流部の前に、ギャップ変動する前後方向変換
ルート側に、可変速搬送機構を設け、両ルートの合流部
から同じ距離の位置に光電スイッチを備えた。 【効果】両ルートから搬送されてくる紙葉類の長さ、ギ
ャップを検出して、可変速搬送機構でギャップ補正を行
うことにより、合流時の重なり、ギャップ不良を防止で
き、処理効率を向上させる効果がある。
で、前後方向を変換するルートと変換しないルートとに
分岐、合流する経路になっている場合、合流時に重な
り、ギャップ不良等ないように、ギャップ補正するこ
と。 【構成】合流部の前に、ギャップ変動する前後方向変換
ルート側に、可変速搬送機構を設け、両ルートの合流部
から同じ距離の位置に光電スイッチを備えた。 【効果】両ルートから搬送されてくる紙葉類の長さ、ギ
ャップを検出して、可変速搬送機構でギャップ補正を行
うことにより、合流時の重なり、ギャップ不良を防止で
き、処理効率を向上させる効果がある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、処理過程に前後方向変
換部を有するルートと、これが無いルートとに分けた後
合流させ集積させる紙葉類処理装置に関し、特に、合流
部前のギャップ補正機構およびそのコントロールに関す
る。
換部を有するルートと、これが無いルートとに分けた後
合流させ集積させる紙葉類処理装置に関し、特に、合流
部前のギャップ補正機構およびそのコントロールに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、紙葉類処理装置においては、前後
方向をそろえずに入力した紙葉類に対して、各紙葉類に
付けられた特徴印を検出することにより、面方向をそろ
えて集積するような場合で、かつ紙葉類の前後方向を変
換するルートと変換しないルートとに分けた後再度合流
させて、処理，集積を行う場合、単に両ルートのルート
長を合わせることにより、合流部で両ルートからの紙葉
類が重ならないようにする制御を行なっていた。
方向をそろえずに入力した紙葉類に対して、各紙葉類に
付けられた特徴印を検出することにより、面方向をそろ
えて集積するような場合で、かつ紙葉類の前後方向を変
換するルートと変換しないルートとに分けた後再度合流
させて、処理，集積を行う場合、単に両ルートのルート
長を合わせることにより、合流部で両ルートからの紙葉
類が重ならないようにする制御を行なっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来の合流手段に
おいては、前後方向変換ルート側では、ギャップ変動が
起きやすいこと、および方向変換時に、紙葉類の厚さ，
重さ等により時間的バラツキも発生しやすいため、単に
両ルートのルート長を合わせるだけでは合流部での両ル
ートからの紙葉類の重なり、および、合流後の紙葉類間
のギャップ不良を防止することは困難であった。
おいては、前後方向変換ルート側では、ギャップ変動が
起きやすいこと、および方向変換時に、紙葉類の厚さ，
重さ等により時間的バラツキも発生しやすいため、単に
両ルートのルート長を合わせるだけでは合流部での両ル
ートからの紙葉類の重なり、および、合流後の紙葉類間
のギャップ不良を防止することは困難であった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明のギャップ補正機
構は、両ルートのルート長を合わせた位置に合流部を設
け、方向変換ルート側の方向変換部の下流でかつ合流部
の上流に可変速搬送機構および紙葉類の長さ、前後のギ
ャップを検出する光電スイッチを備え、また変換しない
ルート側にも合流部からの距離が、前記変換ルート側の
光電スイッチと同じ位置に光電スイッチを備えている。
構は、両ルートのルート長を合わせた位置に合流部を設
け、方向変換ルート側の方向変換部の下流でかつ合流部
の上流に可変速搬送機構および紙葉類の長さ、前後のギ
ャップを検出する光電スイッチを備え、また変換しない
ルート側にも合流部からの距離が、前記変換ルート側の
光電スイッチと同じ位置に光電スイッチを備えている。
【０００５】
【実施例】次に本発明について、図面を用いて説明す
る。図１は、本発明の一実施例のルート図であるるさま
ざまな長さをもつ紙葉類が図示せぬ供給部から一通ずつ
一定のギャップで送り出され、紙葉類の表面に付けられ
た特徴印の検出により、必要な処理を受ける。この後、
前後方向の取りそろえのためルート切換部１で、方向切
換が必要な紙葉類は、方向変換ルート２へ、必要のない
紙葉類は方向無変換ルート３へ分けられる。両ルートは
ルート長を合わせて合流部４が設けられており、その
後、必要な処理を受けた後、集積される。方向変換ルー
ト２側の前後方向変換部５および、可変速搬送機構６に
ついては詳細な説明を省略するる光電スイッチ７は、方
向変換ルート２の方向変換後の紙葉類の長さ、前後のギ
ャップを検出して、光電スイッチ８は方向変換ルート３
を通る紙葉類の長さ、前後のギャップを検出する。
る。図１は、本発明の一実施例のルート図であるるさま
ざまな長さをもつ紙葉類が図示せぬ供給部から一通ずつ
一定のギャップで送り出され、紙葉類の表面に付けられ
た特徴印の検出により、必要な処理を受ける。この後、
前後方向の取りそろえのためルート切換部１で、方向切
換が必要な紙葉類は、方向変換ルート２へ、必要のない
紙葉類は方向無変換ルート３へ分けられる。両ルートは
ルート長を合わせて合流部４が設けられており、その
後、必要な処理を受けた後、集積される。方向変換ルー
ト２側の前後方向変換部５および、可変速搬送機構６に
ついては詳細な説明を省略するる光電スイッチ７は、方
向変換ルート２の方向変換後の紙葉類の長さ、前後のギ
ャップを検出して、光電スイッチ８は方向変換ルート３
を通る紙葉類の長さ、前後のギャップを検出する。
【０００６】図２に、これらの光電スイッチ７，８から
の出力信号を示し、図３にそれらのＯＲをとったものを
示す。Ｈで示される部分は紙葉類が光電スイッチの光軸
をさえぎっていることを意味している。
の出力信号を示し、図３にそれらのＯＲをとったものを
示す。Ｈで示される部分は紙葉類が光電スイッチの光軸
をさえぎっていることを意味している。
【０００７】搬送ルート２と３とは、定速駆動であるた
め、横に時間軸をとると、Ｈ部分は紙葉類の長さ、Ｌ部
分が前後のギャップを示すことになる。ギャップ補正は
可変速搬送機構を有する、搬送ルート２側の紙葉類が対
象となる。
め、横に時間軸をとると、Ｈ部分は紙葉類の長さ、Ｌ部
分が前後のギャップを示すことになる。ギャップ補正は
可変速搬送機構を有する、搬送ルート２側の紙葉類が対
象となる。
【０００８】いま設定ギャップをＧＯｍｍとおき、供給
部からＧＯｍｍのギャップで送り出されるものとする。
また、その許容公差を±αｍｍとおくとＧＯｍｉｎ＝Ｇ
Ｏ−α，ＧＯｍａｘ＝ＧＯ＋α、図３においてギャップ
補正対象紙葉類の下流側ギャップをＧＦ、上流側ギャッ
プをＧＲとおく。前後のギャップの平均をＧＭ＝（ＧＦ
＋ＦＲ）／２とおく。
部からＧＯｍｍのギャップで送り出されるものとする。
また、その許容公差を±αｍｍとおくとＧＯｍｉｎ＝Ｇ
Ｏ−α，ＧＯｍａｘ＝ＧＯ＋α、図３においてギャップ
補正対象紙葉類の下流側ギャップをＧＦ、上流側ギャッ
プをＧＲとおく。前後のギャップの平均をＧＭ＝（ＧＦ
＋ＦＲ）／２とおく。
【０００９】以下の２つのケースについて次のようなコ
ントロールを行う。
ントロールを行う。
【００１０】１．合流後、補正対象紙葉類のすぐ下流に
ルート３側の紙葉類がくるとき、ＧＲが、ＧＯとＧＭと
の小さい方になるよう可減速する。
ルート３側の紙葉類がくるとき、ＧＲが、ＧＯとＧＭと
の小さい方になるよう可減速する。
【００１１】２．合流後、補正対象紙葉類のすぐ下流に
ルート３側の紙葉類がこないとき、すなわち、 （１）ＧＦ＜ＧＯｍｉｎのときＧＦがＧＯになるように
減速する。
ルート３側の紙葉類がこないとき、すなわち、 （１）ＧＦ＜ＧＯｍｉｎのときＧＦがＧＯになるように
減速する。
【００１２】ただしＧＭ＜ＧＯｍｉｎの場合はＧＦがＧ
Ｍになるよう加減速するる （２）ＧＯｍｉｎ≦ＧＦ≦ＧＯｍａｘのときそのまま加
減速なしで搬送する。 （３）ＧＦ＞ＧＯｍａｘのときＧＲ≧ＧＯｍｉｎならそ
のまま加減速なしで搬送する。
Ｍになるよう加減速するる （２）ＧＯｍｉｎ≦ＧＦ≦ＧＯｍａｘのときそのまま加
減速なしで搬送する。 （３）ＧＦ＞ＧＯｍａｘのときＧＲ≧ＧＯｍｉｎならそ
のまま加減速なしで搬送する。
【００１３】ＧＲ＜ＧＯｍｉｎならＧＲがＧＯになるよ
う加速する。
う加速する。
【００１４】ここですぐ前の紙葉類が加減速された場合
は、その補正量をβｍｍとして、次にくる紙葉類のＧＦ
をＧＦ±βとおく。このとき前の紙葉類が加速されたと
き＋，減速されたとき−とおく。
は、その補正量をβｍｍとして、次にくる紙葉類のＧＦ
をＧＦ±βとおく。このとき前の紙葉類が加速されたと
き＋，減速されたとき−とおく。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、紙葉類
の前後方向変換ルートと前後方向無変換ルートとの合流
部前に、両ルートを流れる紙葉類の長さ，ギャップを検
出して、ギャップ変動側のルートに、可変速搬送機構を
備え、合流コントロールを行うことにしたので、合流後
のギャップ管理の精度を向上させることができるという
効果を有する。
の前後方向変換ルートと前後方向無変換ルートとの合流
部前に、両ルートを流れる紙葉類の長さ，ギャップを検
出して、ギャップ変動側のルートに、可変速搬送機構を
備え、合流コントロールを行うことにしたので、合流後
のギャップ管理の精度を向上させることができるという
効果を有する。
【図１】本発明の一実施例を示す側面図
【図２】光電スイッチ７，８からの出力信号を示すタイ
ムチャート
ムチャート
【図３】光電スイッチ７，８の出力のＯＲをとった出力
信号を示すタイムチャート
信号を示すタイムチャート
Claims (1)
- 【請求項１】 郵便物等のような種々の長さの紙葉類の
搬送方向に対して前後方向を変換する第一のルートと変
換しない第二のルートとに分け、その後合流させて処理
および集積する紙葉類処理装置において、前記第一およ
び第二のルートのルート長を合わせた位置に合流部を設
け、前記第一のルート側で、方向変換部の下流でかつ前
記合流部の上流に可変速搬送機構と紙葉類の長さおよび
前後のギャップを検出する第一の光電スイッチとを設
け、前記第二のルート側にも前記合流部からの距離が前
記第一のルート側の光電スイッチと同じ位置に第二の光
電スイッチを設けたことを特徴とする紙葉類処理装置の
ギャップ補正機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27686492A JPH06127749A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 紙葉類処理装置のギャップ補正機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27686492A JPH06127749A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 紙葉類処理装置のギャップ補正機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06127749A true JPH06127749A (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=17575483
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27686492A Pending JPH06127749A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 紙葉類処理装置のギャップ補正機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06127749A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003095505A (ja) * | 2001-09-21 | 2003-04-03 | Toshiba Corp | スイッチバック装置 |
-
1992
- 1992-10-15 JP JP27686492A patent/JPH06127749A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003095505A (ja) * | 2001-09-21 | 2003-04-03 | Toshiba Corp | スイッチバック装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN101354547B (zh) | 图像处理设备 | |
| US6450711B1 (en) | High speed printer with dual alternate sheet inverters | |
| US5213036A (en) | Sheet feeding apparatus | |
| US8276743B2 (en) | Method and apparatus for the reversal of direction in the transport of articles | |
| US6826384B2 (en) | Apparatus for a pre-registration speed and timing adjust system | |
| JP2603358B2 (ja) | 印字装置 | |
| KR100653814B1 (ko) | 시트 취급 장치 | |
| JP4193925B2 (ja) | 画像形成システム | |
| EP1213624B1 (en) | Sheet inverter system | |
| US4629172A (en) | Image forming apparatus | |
| JPH06127749A (ja) | 紙葉類処理装置のギャップ補正機構 | |
| JPS63295357A (ja) | シ−ト反転装置 | |
| US6612572B1 (en) | Method and device for correcting gaps in between transmissions | |
| JP4130551B2 (ja) | 紙葉類処理装置 | |
| JPH06127748A (ja) | 紙葉類処理装置のギャップ補正機構 | |
| US20120205864A1 (en) | Media path re-phasing | |
| JP6480250B2 (ja) | 重量選別機 | |
| JP2853520B2 (ja) | 紙葉類搬送速度制御方法およびその装置 | |
| JPH0616262A (ja) | 用紙搬送制御装置および方法 | |
| US6499733B1 (en) | Method and apparatus for feeding sheet material into a printer or copier | |
| JPH06183603A (ja) | 用紙異常搬送検知装置 | |
| JP2007119256A (ja) | 画像形成装置、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置および複合機 | |
| JPH11290786A (ja) | 紙葉類の前後方向取り揃え装置と紙葉類処理装置 | |
| JPH0342448Y2 (ja) | ||
| JPH06234446A (ja) | ロール紙給紙装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980623 |