JPH06127719A - 印字機の給紙装置 - Google Patents
印字機の給紙装置Info
- Publication number
- JPH06127719A JPH06127719A JP27443692A JP27443692A JPH06127719A JP H06127719 A JPH06127719 A JP H06127719A JP 27443692 A JP27443692 A JP 27443692A JP 27443692 A JP27443692 A JP 27443692A JP H06127719 A JPH06127719 A JP H06127719A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】構成を複雑化させることなくかつコスト高とす
ることなく各種大型,小型サイズ用紙を円滑に印字部へ
給送できるようにする。 【構成】用紙搬送路9にいずれかの用紙カセット20,
30から送られてきた用紙を搬送軸線L1を中心として
送り付勢して印字部10へ給送可能な搬送ローラ7,8
を有し、用紙カセット20が、各種大型サイズ用紙を位
置決め機構20Sを用いて片側基準で収容する構成とさ
れ、他方用紙カセット30が、各種小型サイズ用紙を位
置決め機構30Sを用いて中央基準で収容する構成とさ
れる。
ることなく各種大型,小型サイズ用紙を円滑に印字部へ
給送できるようにする。 【構成】用紙搬送路9にいずれかの用紙カセット20,
30から送られてきた用紙を搬送軸線L1を中心として
送り付勢して印字部10へ給送可能な搬送ローラ7,8
を有し、用紙カセット20が、各種大型サイズ用紙を位
置決め機構20Sを用いて片側基準で収容する構成とさ
れ、他方用紙カセット30が、各種小型サイズ用紙を位
置決め機構30Sを用いて中央基準で収容する構成とさ
れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字機の給紙装置に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ページプリンタおよび複写機
等の印字機には、各種サイズ用紙を印字部へ給送可能な
給紙装置が設けられているのが一般的である。
等の印字機には、各種サイズ用紙を印字部へ給送可能な
給紙装置が設けられているのが一般的である。
【0003】通常、給紙装置は、幅寸法の異なる各種サ
イズ用紙を用紙搬送路へ送り出し可能に収容する用紙供
給部(例えば用紙カセット)と、用紙供給部から送られ
てきた用紙を送り付勢して用紙搬送路の搬送軸線に沿っ
て印字部へ給送可能な搬送ローラとから構成されてい
る。
イズ用紙を用紙搬送路へ送り出し可能に収容する用紙供
給部(例えば用紙カセット)と、用紙供給部から送られ
てきた用紙を送り付勢して用紙搬送路の搬送軸線に沿っ
て印字部へ給送可能な搬送ローラとから構成されてい
る。
【0004】ここで、用紙供給部には、用紙収容位置の
基準の取り方の違いから、大別して中央基準用紙供給部
3と片側基準用紙供給部4がある。
基準の取り方の違いから、大別して中央基準用紙供給部
3と片側基準用紙供給部4がある。
【0005】中央基準用紙供給部3は、図9に示す如
く、幅寸法が異なる各種大型,小型サイズ用紙をその中
央が搬送軸線L1と合致するように一対の可動用紙ガイ
ド6A,6Bを用いて中央基準で収容する構成とされて
いる。大型サイズ用紙としては、レターP1(幅216
mm,長さ279mm),リーガルP2(幅216m
m,長さ356mm)およびA4用紙P3(幅210m
m,長さ297mm)等がある。また、小型サイズ用紙
としては、封筒P4(例えば幅90mm,長さ205m
m)等がある。
く、幅寸法が異なる各種大型,小型サイズ用紙をその中
央が搬送軸線L1と合致するように一対の可動用紙ガイ
ド6A,6Bを用いて中央基準で収容する構成とされて
いる。大型サイズ用紙としては、レターP1(幅216
mm,長さ279mm),リーガルP2(幅216m
m,長さ356mm)およびA4用紙P3(幅210m
m,長さ297mm)等がある。また、小型サイズ用紙
としては、封筒P4(例えば幅90mm,長さ205m
m)等がある。
【0006】すなわち、中央基準用紙供給部3は、搬送
軸線L1に対して同一長さ量だけ接近・離隔されるよう
に構成された両可動用紙ガイド6A,6Bを移動操作し
て用紙(P1〜P4等)の両側端(図9中左右両側端)
を位置規制することにより,当該用紙中央が搬送線L1
と合致するように収容する構成とされている。この中央
基準用紙供給部3に対応して、搬送ローラ7,7,8,
8は搬送軸線Llに対して左右対称となるように配設さ
れている。なお、10は、ページプリンタの印字部で、
現像プロセス10Pと定着器18とからなる。
軸線L1に対して同一長さ量だけ接近・離隔されるよう
に構成された両可動用紙ガイド6A,6Bを移動操作し
て用紙(P1〜P4等)の両側端(図9中左右両側端)
を位置規制することにより,当該用紙中央が搬送線L1
と合致するように収容する構成とされている。この中央
基準用紙供給部3に対応して、搬送ローラ7,7,8,
8は搬送軸線Llに対して左右対称となるように配設さ
れている。なお、10は、ページプリンタの印字部で、
現像プロセス10Pと定着器18とからなる。
【0007】また、片側基準用紙供給部4は、図10に
示す如く、各種大型,小型サイズ用紙(P1〜P4等)
をその一側端(ここでは図中左側端)が搬送軸線L1と
一定の位置関係を有するように固定用紙ガイド5および
可動用紙ガイド6を用いて片側基準で収容する構成とさ
れている。すなわち、片側基準用紙供給部4は、用紙
(P1〜P4等)の左側端を搬送軸線L1に対して定位
置に位置決めする固定用紙ガイド5と,この固定用紙ガ
イド5に対して接近・離隔可能とされ当該用紙(P1〜
P4等)の右側端を位置規制する可動用紙ガイド6とを
含み構成されている。この片側基準用紙供給部4に対応
して、搬送ローラ7A,7A,7A,8A,8Aは各種
大小サイズ用紙(P1〜P4等)を十分に送り付勢でき
るように搬送軸線L1に対して左右非対称に配設されて
いる。
示す如く、各種大型,小型サイズ用紙(P1〜P4等)
をその一側端(ここでは図中左側端)が搬送軸線L1と
一定の位置関係を有するように固定用紙ガイド5および
可動用紙ガイド6を用いて片側基準で収容する構成とさ
れている。すなわち、片側基準用紙供給部4は、用紙
(P1〜P4等)の左側端を搬送軸線L1に対して定位
置に位置決めする固定用紙ガイド5と,この固定用紙ガ
イド5に対して接近・離隔可能とされ当該用紙(P1〜
P4等)の右側端を位置規制する可動用紙ガイド6とを
含み構成されている。この片側基準用紙供給部4に対応
して、搬送ローラ7A,7A,7A,8A,8Aは各種
大小サイズ用紙(P1〜P4等)を十分に送り付勢でき
るように搬送軸線L1に対して左右非対称に配設されて
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した中
央基準用紙供給部3を備えた給紙装置においては、各種
大小サイズ用紙(P1〜P4等)を搬送ローラ7,8を
用いて斜行等生じさせることなく円滑に印字部10へ給
送することができるが、当該大小サイズ用紙(P1〜P
4等)の幅寸法の差に対応して両可動用紙ガイド6A,
6Bの移動量を大きく取らなければならず、当該ガイド
6A,6Bの移動機構が複雑化しコスト高となる欠点を
有する。
央基準用紙供給部3を備えた給紙装置においては、各種
大小サイズ用紙(P1〜P4等)を搬送ローラ7,8を
用いて斜行等生じさせることなく円滑に印字部10へ給
送することができるが、当該大小サイズ用紙(P1〜P
4等)の幅寸法の差に対応して両可動用紙ガイド6A,
6Bの移動量を大きく取らなければならず、当該ガイド
6A,6Bの移動機構が複雑化しコスト高となる欠点を
有する。
【0009】一方、片側基準用紙供給部4を備えた給紙
装置においては、可動用紙ガイドは1つ備えれば足りる
のでガイド移動機構が複雑化することはなくコスト高と
はならないが、各搬送ローラ(7A,8A)を各種大小
サイズ用紙(P1〜P4等)を送り付勢できるように搬
送軸線L1に対して左右非対称に配設しなければなら
ず、当該用紙に作用する送り付勢力のアンバランスから
用紙斜行等が生じることがある。
装置においては、可動用紙ガイドは1つ備えれば足りる
のでガイド移動機構が複雑化することはなくコスト高と
はならないが、各搬送ローラ(7A,8A)を各種大小
サイズ用紙(P1〜P4等)を送り付勢できるように搬
送軸線L1に対して左右非対称に配設しなければなら
ず、当該用紙に作用する送り付勢力のアンバランスから
用紙斜行等が生じることがある。
【0010】本発明の目的は、上記事情に鑑み、構成を
複雑化させることなく各種大型,小型サイズ用紙を円滑
に印字部へ給送することができる印字機の給紙装置を提
供することにある。
複雑化させることなく各種大型,小型サイズ用紙を円滑
に印字部へ給送することができる印字機の給紙装置を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る印字機の給
紙装置は、用紙搬送路へ選択的に収容用紙を送り出し可
能に設けられた2つの用紙供給部と、用紙搬送路にいず
れかの用紙供給部から送られてきた用紙を搬送軸線を中
心として送り付勢して印字部へ給送可能な搬送ローラと
を有し、一方の用紙供給部が、各種大型サイズ用紙をそ
の一側端が搬送軸線に対して一定の位置関係を有するよ
うに位置決め機構を用いて片側基準で収容する構成とさ
れ、他方の用紙供給部が、各種小型サイズ用紙をその中
央が搬送軸線と合致するように位置決め機構を用いて中
央基準で収容する構成とされたことを特徴とする。
紙装置は、用紙搬送路へ選択的に収容用紙を送り出し可
能に設けられた2つの用紙供給部と、用紙搬送路にいず
れかの用紙供給部から送られてきた用紙を搬送軸線を中
心として送り付勢して印字部へ給送可能な搬送ローラと
を有し、一方の用紙供給部が、各種大型サイズ用紙をそ
の一側端が搬送軸線に対して一定の位置関係を有するよ
うに位置決め機構を用いて片側基準で収容する構成とさ
れ、他方の用紙供給部が、各種小型サイズ用紙をその中
央が搬送軸線と合致するように位置決め機構を用いて中
央基準で収容する構成とされたことを特徴とする。
【0012】
【作用】上記構成による本発明では、各種大型サイズ用
紙のうち標準的な用紙をその中央が搬送軸線と合致する
ように、一方の用紙収容部の片側基準位置を定めてお
く。これにより、標準用紙より用紙幅の異なる大型サイ
ズ用紙を、その一側端が片側基準位置に位置決めされる
ように位置決め機構を用いて一方の用紙収容部に収容す
れば、当該用紙中央は搬送軸線より少しズレるだけで搬
送ローラから作用する送り付勢力の用紙幅方向のアンバ
ランスは無視できる。
紙のうち標準的な用紙をその中央が搬送軸線と合致する
ように、一方の用紙収容部の片側基準位置を定めてお
く。これにより、標準用紙より用紙幅の異なる大型サイ
ズ用紙を、その一側端が片側基準位置に位置決めされる
ように位置決め機構を用いて一方の用紙収容部に収容す
れば、当該用紙中央は搬送軸線より少しズレるだけで搬
送ローラから作用する送り付勢力の用紙幅方向のアンバ
ランスは無視できる。
【0013】これにより、大型サイズ用紙を斜行等させ
ることなく円滑に印字部へ給送することができる。ま
た、このように片側基準で各種大型サイズ用紙を収容す
るので、一方の用紙収容部の位置決め機構が複雑化する
ことはない。
ることなく円滑に印字部へ給送することができる。ま
た、このように片側基準で各種大型サイズ用紙を収容す
るので、一方の用紙収容部の位置決め機構が複雑化する
ことはない。
【0014】一方、小型サイズ用紙は、その中央が搬送
軸線と合致するように位置決め機構を用いて他方の用紙
収容部に収容されるので、搬送ローラから作用する送り
付勢力の用紙幅方向のアンバランスは生じない。また、
中央基準ではあっても、小型サイズ用紙のみを収容する
関係上、用紙幅方向の位置規制量が小さく位置決め機構
が複雑化しない。
軸線と合致するように位置決め機構を用いて他方の用紙
収容部に収容されるので、搬送ローラから作用する送り
付勢力の用紙幅方向のアンバランスは生じない。また、
中央基準ではあっても、小型サイズ用紙のみを収容する
関係上、用紙幅方向の位置規制量が小さく位置決め機構
が複雑化しない。
【0015】以上より、構成を複雑化させることなくか
つコスト高とすることなく各種大型,小型サイズ用紙を
円滑に印字部へ給送することができる。
つコスト高とすることなく各種大型,小型サイズ用紙を
円滑に印字部へ給送することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本給紙装置は、図4に示すページプリンタに適用
されており、各種大型サイズ用紙を片側基準で収容する
一方の用紙供給部(20)と,各種小型サイズ用紙を中
央基準で収容する他方の用紙供給部(30)と,いずれ
かの用紙供給部(20,30)から送られてきた用紙を
搬送軸線L1を中心として送り付勢して印字部10へ給
送可能な搬送ローラ(7,8)とを備え、構成を複雑化
させることなくかつコスト高とすることなく各種大,小
サイズ用紙を円滑に給送できるようにした構成である。
する。本給紙装置は、図4に示すページプリンタに適用
されており、各種大型サイズ用紙を片側基準で収容する
一方の用紙供給部(20)と,各種小型サイズ用紙を中
央基準で収容する他方の用紙供給部(30)と,いずれ
かの用紙供給部(20,30)から送られてきた用紙を
搬送軸線L1を中心として送り付勢して印字部10へ給
送可能な搬送ローラ(7,8)とを備え、構成を複雑化
させることなくかつコスト高とすることなく各種大,小
サイズ用紙を円滑に給送できるようにした構成である。
【0017】なお、ページプリンタは、本体1に現像プ
ロセス10(像担持体11,帯電器12,発光手段1
3,現像器14,転写器15,クリーニング装置16,
序電手段17等)と熱定着器18とからなる印字部10
等が設けられた構成である。また、図4中、9は用紙搬
送路である。
ロセス10(像担持体11,帯電器12,発光手段1
3,現像器14,転写器15,クリーニング装置16,
序電手段17等)と熱定着器18とからなる印字部10
等が設けられた構成である。また、図4中、9は用紙搬
送路である。
【0018】ここで、一方の用紙供給部は、各種大型サ
イズ用紙をその一側端が搬送軸線L1に対して一定の位
置関係を有するように位置決め機構を用いて片側基準で
収容する構成とされている。より具体的には、一方の用
紙供給部は、図1および図2に示す一方用紙カセット2
0より形成されている。なお、大型サイズ用紙として
は、使用頻度が特に高いレターP1,リーガルP2およ
びA4用紙P3が選定されている。
イズ用紙をその一側端が搬送軸線L1に対して一定の位
置関係を有するように位置決め機構を用いて片側基準で
収容する構成とされている。より具体的には、一方の用
紙供給部は、図1および図2に示す一方用紙カセット2
0より形成されている。なお、大型サイズ用紙として
は、使用頻度が特に高いレターP1,リーガルP2およ
びA4用紙P3が選定されている。
【0019】一方用紙カセット20は、本体ケース21
に位置決め機構20Sを収容した構成とされている。位
置決め機構20Sは、各種大型サイズ用紙(P1,P
2,P3)をその図5中左側端が搬送軸線L1に対して
一定の位置関係を有するように位置決めする固定用紙ガ
イドとしての基準側面21sと,この基準側面21sに
対して接近・離隔可能に設けられた可動用紙ガイド22
とを含み構成されている。
に位置決め機構20Sを収容した構成とされている。位
置決め機構20Sは、各種大型サイズ用紙(P1,P
2,P3)をその図5中左側端が搬送軸線L1に対して
一定の位置関係を有するように位置決めする固定用紙ガ
イドとしての基準側面21sと,この基準側面21sに
対して接近・離隔可能に設けられた可動用紙ガイド22
とを含み構成されている。
【0020】基準側面21sは、本体ケース21の図2
中下方の内側面より形成されており、標準用紙(本実施
例ではレターP1)の図5中左側端と当接して当該用紙
P1を幅方向中央が搬送軸線L1と合致させることがで
きるように位置規制する構成とされている。
中下方の内側面より形成されており、標準用紙(本実施
例ではレターP1)の図5中左側端と当接して当該用紙
P1を幅方向中央が搬送軸線L1と合致させることがで
きるように位置規制する構成とされている。
【0021】また、可動用紙ガイド22には、搬送軸線
L1に対して所定角度だけ傾斜された一対の傾斜溝22
a,22aが形成されており、各傾斜溝22a,22a
には、本体ケース21に取り付けられた位置決め軸部材
23,23が節度をもって摺動可能なるように嵌挿され
ている。また、可動用紙ガイド22には、操作ノブ24
が接続されている。
L1に対して所定角度だけ傾斜された一対の傾斜溝22
a,22aが形成されており、各傾斜溝22a,22a
には、本体ケース21に取り付けられた位置決め軸部材
23,23が節度をもって摺動可能なるように嵌挿され
ている。また、可動用紙ガイド22には、操作ノブ24
が接続されている。
【0022】しかして、操作ノブ24を搬送軸線L1と
平行な方向(図2中左右方向)に引っ張る(又は押す)
と、可動用紙ガイド22は各傾斜溝22aと各位置決め
軸部材23との協働により当該傾斜溝22aの傾斜方向
へ斜めに移動する。これにより、可動用紙ガイド22は
基準側面21sに対して接近・離隔される。
平行な方向(図2中左右方向)に引っ張る(又は押す)
と、可動用紙ガイド22は各傾斜溝22aと各位置決め
軸部材23との協働により当該傾斜溝22aの傾斜方向
へ斜めに移動する。これにより、可動用紙ガイド22は
基準側面21sに対して接近・離隔される。
【0023】なお、図2において、25は、一方用紙カ
セット20の用紙押上板で、ばね26,26により押し
上げられる構成とされている。また、29は、補正ばね
で,用紙の姿勢を矯正するものである。また、28は、
用紙(P1,P2,P3)を搬送軸線L1方向に位置規
制する長手方向ガイドで、当該方向に移動可能に設けら
れている。
セット20の用紙押上板で、ばね26,26により押し
上げられる構成とされている。また、29は、補正ばね
で,用紙の姿勢を矯正するものである。また、28は、
用紙(P1,P2,P3)を搬送軸線L1方向に位置規
制する長手方向ガイドで、当該方向に移動可能に設けら
れている。
【0024】また、他方の用紙供給部は、各種小型サイ
ズ用紙をその中央が搬送軸線L1と合致するように位置
決め機構を用いて中央基準で収容する構成とされてい
る。小型サイズ用紙としては、図3および図6に示す如
く、使用頻度の高い封筒P4(幅90mm,長さ205
mm)および葉書P5(幅100mm,長さ148m
m)が選定されている。
ズ用紙をその中央が搬送軸線L1と合致するように位置
決め機構を用いて中央基準で収容する構成とされてい
る。小型サイズ用紙としては、図3および図6に示す如
く、使用頻度の高い封筒P4(幅90mm,長さ205
mm)および葉書P5(幅100mm,長さ148m
m)が選定されている。
【0025】本実施例では、他方の用紙供給部は、図4
に示す手差給紙用の他方用紙カセット30より形成され
ている。他方用紙カセット30は、マニュアル給紙台3
1に位置決め機構30Sを設けた構成とされている。給
紙台31は、不使用時に取扱いの邪魔とならないよう
に、支軸32を介して図4中2点鎖線で示す如く、はね
上げ自在に設けられている。また、位置決め機構30S
は、図3に示す如く、搬送軸線L1に対して同期的に同
一長さだけ接近・離隔可能に設けられた一対の可動用紙
ガイド33,34より構成されている。
に示す手差給紙用の他方用紙カセット30より形成され
ている。他方用紙カセット30は、マニュアル給紙台3
1に位置決め機構30Sを設けた構成とされている。給
紙台31は、不使用時に取扱いの邪魔とならないよう
に、支軸32を介して図4中2点鎖線で示す如く、はね
上げ自在に設けられている。また、位置決め機構30S
は、図3に示す如く、搬送軸線L1に対して同期的に同
一長さだけ接近・離隔可能に設けられた一対の可動用紙
ガイド33,34より構成されている。
【0026】より具体的には、可動用紙ガイド33(3
4)には、相手方の用紙ガイド34(33)へ向けて伸
延するラック部材35A(35B)が設けられており、
両ラック部材35A,35Bには搬送軸線L1上の給紙
台31に回転支持されたピニオン36が噛合されてい
る。
4)には、相手方の用紙ガイド34(33)へ向けて伸
延するラック部材35A(35B)が設けられており、
両ラック部材35A,35Bには搬送軸線L1上の給紙
台31に回転支持されたピニオン36が噛合されてい
る。
【0027】しかして、可動用紙ガイド33を搬送軸線
L1に接近・離隔させることにより、相手方の用紙ガイ
ド34は両ラック部材35A,35Bとピニオン36と
の協働により同期的に同一長さだけ搬送軸線に対して接
近・離隔される。したがって、両可動用紙ガイド33,
34間に用紙(P4,P5)を挟めば、当該用紙は中央
基準で給紙台31に収容されることになる。
L1に接近・離隔させることにより、相手方の用紙ガイ
ド34は両ラック部材35A,35Bとピニオン36と
の協働により同期的に同一長さだけ搬送軸線に対して接
近・離隔される。したがって、両可動用紙ガイド33,
34間に用紙(P4,P5)を挟めば、当該用紙は中央
基準で給紙台31に収容されることになる。
【0028】また、各用紙カセット20,30から印字
部10へ給送される用紙の印字開始位置は、本給紙装置
のマージン設定手段により決定される。マージン設定手
段は、ページプリンタ全体を駆動制御するCPU,RO
MおよびRAM等からなる制御装置の一部機能を利用し
て形成されている。
部10へ給送される用紙の印字開始位置は、本給紙装置
のマージン設定手段により決定される。マージン設定手
段は、ページプリンタ全体を駆動制御するCPU,RO
MおよびRAM等からなる制御装置の一部機能を利用し
て形成されている。
【0029】すなわち、印字開始位置は、図7に示す如
く、一方用紙カセット20から給送される大型サイズ用
紙(P1,P2,P3)に対しては、当該用紙幅寸法に
関係なく印字基準位置PBより搬送軸線L1に向けて所
定長さaだけ離れた位置とされている。また、他方用紙
カセット30から給送される小型サイズ用紙(P4,P
5)に対しては、図8に示す如く、印字基準位置PBか
ら当該用紙(P4,P5)の幅寸法に応じて決定される
長さ(封筒P4は長さb,葉書P5は長さc)だけ離れ
た位置とされている。
く、一方用紙カセット20から給送される大型サイズ用
紙(P1,P2,P3)に対しては、当該用紙幅寸法に
関係なく印字基準位置PBより搬送軸線L1に向けて所
定長さaだけ離れた位置とされている。また、他方用紙
カセット30から給送される小型サイズ用紙(P4,P
5)に対しては、図8に示す如く、印字基準位置PBか
ら当該用紙(P4,P5)の幅寸法に応じて決定される
長さ(封筒P4は長さb,葉書P5は長さc)だけ離れ
た位置とされている。
【0030】次に、作用について説明する。レターP1
とは用紙幅の異なるA4サイズ用紙P3を、その図5中
左側端が基準側面21sと当接するように可動用紙ガイ
ド22を用いて一方用紙カセット20に収容すれば、当
該用紙中央P3′は搬送軸線L1より少しズレるだけで
搬送ローラ7,8から作用する送り付勢力の用紙幅方向
のアンバランスは無視できる。これにより、A4サイズ
用紙P3を斜行等させることなく円滑に印字部10へ給
送することができる。
とは用紙幅の異なるA4サイズ用紙P3を、その図5中
左側端が基準側面21sと当接するように可動用紙ガイ
ド22を用いて一方用紙カセット20に収容すれば、当
該用紙中央P3′は搬送軸線L1より少しズレるだけで
搬送ローラ7,8から作用する送り付勢力の用紙幅方向
のアンバランスは無視できる。これにより、A4サイズ
用紙P3を斜行等させることなく円滑に印字部10へ給
送することができる。
【0031】同様に、レターP1と用紙幅が同一なリー
ガルP2を、一方用紙カセット20に片側基準で収容す
れば、搬送ローラ7,8を用いて送り付勢力のアンバラ
ンスなく印字部10へ給送できる。したがって、大型サ
イズ用紙(P1,P2,P3)を斜行等生じさせること
なく印字部10へ円滑に給送することができる。また、
このように片側基準で各種大型サイズ用紙(P1,P
2,P3)を一方用紙カセット20に収容するので、位
置決め機構20Sが複雑化することはない。
ガルP2を、一方用紙カセット20に片側基準で収容す
れば、搬送ローラ7,8を用いて送り付勢力のアンバラ
ンスなく印字部10へ給送できる。したがって、大型サ
イズ用紙(P1,P2,P3)を斜行等生じさせること
なく印字部10へ円滑に給送することができる。また、
このように片側基準で各種大型サイズ用紙(P1,P
2,P3)を一方用紙カセット20に収容するので、位
置決め機構20Sが複雑化することはない。
【0032】一方、小型サイズ用紙(P4,P5)は、
その中央が搬送軸線L1と合致するように位置決め機構
30Sを用いて他方用紙カセット30に収容される。し
たがって、搬送ローラ7,8から作用する送り付勢力の
用紙幅方向のアンバランスは生じない。また、中央基準
ではあっても、小型サイズ用紙(P4,P5)のみを収
容する関係上、用紙幅方向の位置規制量が小さく位置決
め機構30Sが複雑化しない。
その中央が搬送軸線L1と合致するように位置決め機構
30Sを用いて他方用紙カセット30に収容される。し
たがって、搬送ローラ7,8から作用する送り付勢力の
用紙幅方向のアンバランスは生じない。また、中央基準
ではあっても、小型サイズ用紙(P4,P5)のみを収
容する関係上、用紙幅方向の位置規制量が小さく位置決
め機構30Sが複雑化しない。
【0033】しかして、この実施例によれば、用紙搬送
路9へ選択的に収容用紙(P1〜P5)を送り出し可能
に設けられた一方および他方用紙カセット20,30
と、用紙搬送路9にいずれかの用紙カセット20,30
から送られてきた用紙(P1〜P5)を搬送軸線L1を
中心として送り付勢して印字部10へ給送可能な搬送ロ
ーラ7,8とを有し、一方用紙カセット20が、各種大
型サイズ用紙(P1,P2,P3)をその一側端が搬送
軸線L1に対して一定の位置関係を有するように位置決
め機構20Sを用いて片側基準で収容する構成とされ、
他方用紙カセット30が、各種小型サイズ用紙(P4,
P5)をその中央が搬送軸線L1と合致するように位置
決め機構30Sを用いて中央基準で収容する構成とした
ので、構成を複雑化させることなくかつコスト高とする
ことなく各種大,小サイズ用紙(P1〜P5)を円滑に
印字部10へ給送することができる。
路9へ選択的に収容用紙(P1〜P5)を送り出し可能
に設けられた一方および他方用紙カセット20,30
と、用紙搬送路9にいずれかの用紙カセット20,30
から送られてきた用紙(P1〜P5)を搬送軸線L1を
中心として送り付勢して印字部10へ給送可能な搬送ロ
ーラ7,8とを有し、一方用紙カセット20が、各種大
型サイズ用紙(P1,P2,P3)をその一側端が搬送
軸線L1に対して一定の位置関係を有するように位置決
め機構20Sを用いて片側基準で収容する構成とされ、
他方用紙カセット30が、各種小型サイズ用紙(P4,
P5)をその中央が搬送軸線L1と合致するように位置
決め機構30Sを用いて中央基準で収容する構成とした
ので、構成を複雑化させることなくかつコスト高とする
ことなく各種大,小サイズ用紙(P1〜P5)を円滑に
印字部10へ給送することができる。
【0034】また、一方用紙カセット20の可動用紙ガ
イド22を操作ノブ24で手動操作することにより基準
側面21sに対して接近・離隔させる構成としたので、
取扱いが一段と容易化される。
イド22を操作ノブ24で手動操作することにより基準
側面21sに対して接近・離隔させる構成としたので、
取扱いが一段と容易化される。
【0035】また、一方用紙カセット20の固定用紙ガ
イドを本体ケース21の内側面(基準側面21s)より
形成したので、従来に比し部品数が減少され一段と構成
の簡素化が図られる。
イドを本体ケース21の内側面(基準側面21s)より
形成したので、従来に比し部品数が減少され一段と構成
の簡素化が図られる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、用紙搬送路へ選択的に
収容用紙を送り出し可能に設けられた2つの用紙供給部
と、用紙搬送路にいずれかの用紙供給部から送られてき
た用紙を搬送軸線を中心として送り付勢して印字部へ給
送可能な搬送ローラとを有し、一方の用紙供給部が、各
種大型サイズ用紙をその一側端が搬送軸線に対して一定
の位置関係を有するように位置決め機構を用いて片側基
準で収容する構成とされ、他方の用紙供給部が、各種小
型サイズ用紙をその中央が搬送軸線と合致するように位
置決め機構を用いて中央基準で収容する構成としたの
で、構成を複雑化させることなくかつコスト高とするこ
となく各種大型,小型サイズ用紙を円滑に印字部へ給送
することができる。
収容用紙を送り出し可能に設けられた2つの用紙供給部
と、用紙搬送路にいずれかの用紙供給部から送られてき
た用紙を搬送軸線を中心として送り付勢して印字部へ給
送可能な搬送ローラとを有し、一方の用紙供給部が、各
種大型サイズ用紙をその一側端が搬送軸線に対して一定
の位置関係を有するように位置決め機構を用いて片側基
準で収容する構成とされ、他方の用紙供給部が、各種小
型サイズ用紙をその中央が搬送軸線と合致するように位
置決め機構を用いて中央基準で収容する構成としたの
で、構成を複雑化させることなくかつコスト高とするこ
となく各種大型,小型サイズ用紙を円滑に印字部へ給送
することができる。
【図1】本発明の実施例の一方用紙カセットを示す一部
を切り欠いた斜視図である。
を切り欠いた斜視図である。
【図2】同じく、一方用紙カセットを示す一部を切り欠
いた平面図である。
いた平面図である。
【図3】同じく、他方用紙カセットを示す一部を切り欠
いた斜視図である。
いた斜視図である。
【図4】同じく、本給紙装置が適用されたページプリン
タの全体構成を示す断面図である。
タの全体構成を示す断面図である。
【図5】同じく、一方用紙カセットの位置決め機構の用
紙位置決め動作を説明するための図である。
紙位置決め動作を説明するための図である。
【図6】同じく、他方用紙カセットの位置決め機構の用
紙位置決め動作を説明するための図である。
紙位置決め動作を説明するための図である。
【図7】同じく、一方用紙カセットから送り出された大
型サイズ用紙の印字開始位置を説明するための図であ
る。
型サイズ用紙の印字開始位置を説明するための図であ
る。
【図8】同じく、他方用紙カセットから送り出された小
型サイズ用紙の印字開始位置を説明するための図であ
る。
型サイズ用紙の印字開始位置を説明するための図であ
る。
【図9】従来の用紙カセットの収容用紙位置決め方法を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図10】従来の用紙カセットの別の収容用紙位置決め
方法を説明するための図である。
方法を説明するための図である。
7,8 搬送ローラ 10 印字部 20 一方用紙カセット(一方用紙供給部) 20S 位置決め機構 30 他方用紙カセット(他方用紙供給部) 30S 位置決め機構
Claims (1)
- 【請求項1】 用紙搬送路へ選択的に収容用紙を送り出
し可能に設けられた2つの用紙供給部と、用紙搬送路に
いずれかの用紙供給部から送られてきた用紙を搬送軸線
を中心として送り付勢して印字部へ給送可能な搬送ロー
ラとを有し、 一方の用紙供給部が、各種大型サイズ用紙をその一側端
が搬送軸線に対して一定の位置関係を有するように位置
決め機構を用いて片側基準で収容する構成とされ、 他方の用紙供給部が、各種小型サイズ用紙をその中央が
搬送軸線と合致するように位置決め機構を用いて中央基
準で収容する構成とされたことを特徴とする印字機の給
紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27443692A JPH06127719A (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 印字機の給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27443692A JPH06127719A (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 印字機の給紙装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06127719A true JPH06127719A (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=17541657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27443692A Pending JPH06127719A (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 印字機の給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06127719A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105731123A (zh) * | 2016-04-14 | 2016-07-06 | 张素平 | 一种印刷机输纸用悬吊式挡架 |
-
1992
- 1992-10-13 JP JP27443692A patent/JPH06127719A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105731123A (zh) * | 2016-04-14 | 2016-07-06 | 张素平 | 一种印刷机输纸用悬吊式挡架 |
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