JPH06127318A - 駐車スペースの長さ検出装置 - Google Patents
駐車スペースの長さ検出装置Info
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- JPH06127318A JPH06127318A JP4300358A JP30035892A JPH06127318A JP H06127318 A JPH06127318 A JP H06127318A JP 4300358 A JP4300358 A JP 4300358A JP 30035892 A JP30035892 A JP 30035892A JP H06127318 A JPH06127318 A JP H06127318A
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- parking
- distance
- parking space
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- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 広い指向角をもった対物距離センサを用いて
も、縦列駐車車両間の駐車スペースの長さを精度よく検
知する。 【構成】 車両の前後端に横向きに超音波距離センサ
2,3を設け、それぞれの指向角A、Bの中心aC 、b
C を互いに外広がり方向とすることにより、各超音波距
離センサの指向角の内側縁aR 、bF が車両前後軸Yに
直角とされる。これにより超音波距離センサ2の出力は
駐車車両10の前端の真横で急変し、超音波距離センサ
3の出力は駐車車両11の後端の真横で急変するから、
これら急変点を用いて駐車スペースの端部を検出するこ
とにより、駐車スペースの長さが正確に求められる。
も、縦列駐車車両間の駐車スペースの長さを精度よく検
知する。 【構成】 車両の前後端に横向きに超音波距離センサ
2,3を設け、それぞれの指向角A、Bの中心aC 、b
C を互いに外広がり方向とすることにより、各超音波距
離センサの指向角の内側縁aR 、bF が車両前後軸Yに
直角とされる。これにより超音波距離センサ2の出力は
駐車車両10の前端の真横で急変し、超音波距離センサ
3の出力は駐車車両11の後端の真横で急変するから、
これら急変点を用いて駐車スペースの端部を検出するこ
とにより、駐車スペースの長さが正確に求められる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両駐車に際してと
くに縦列駐車している車両間のスペースに駐車できるか
どうかの判断に活用される駐車スペースの長さ検出装置
に関する。
くに縦列駐車している車両間のスペースに駐車できるか
どうかの判断に活用される駐車スペースの長さ検出装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】道路脇などで他の車両の前や後ろに駐車
する縦列駐車を行なおうとする場合には、空いたスペー
スを発見したとき後続車に注意しながら、しかもそのス
ペースが自車両が駐車できるだけの長さを有しているか
どうかをすばやく判断しなければならない。しかしこれ
は運転の初心者にとってはとくに難しいものであり、本
来駐車できるだけの長さがあるにもかかわらず、判断が
遅れて通り過ぎてしまうことがよく発生する。この対策
として、車両にその前後軸と直角の方向に向けた対物距
離センサを設けて、その測定による距離信号から自車両
が道路脇の駐車車両に平行にそっているかどうかを検出
するとともに、距離信号出力の変化から駐車スペースを
検知し、これを自車両の長さと対照して駐車可能性の有
無を判断することが考えられる。
する縦列駐車を行なおうとする場合には、空いたスペー
スを発見したとき後続車に注意しながら、しかもそのス
ペースが自車両が駐車できるだけの長さを有しているか
どうかをすばやく判断しなければならない。しかしこれ
は運転の初心者にとってはとくに難しいものであり、本
来駐車できるだけの長さがあるにもかかわらず、判断が
遅れて通り過ぎてしまうことがよく発生する。この対策
として、車両にその前後軸と直角の方向に向けた対物距
離センサを設けて、その測定による距離信号から自車両
が道路脇の駐車車両に平行にそっているかどうかを検出
するとともに、距離信号出力の変化から駐車スペースを
検知し、これを自車両の長さと対照して駐車可能性の有
無を判断することが考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】対物距離センサとして
車両搭載用にはよく超音波距離センサなどが用いられ
る。しかし、超音波距離センサは検出精度を上げるため
にその指向角を狭くしようとすると、指向角が超音波距
離センサの振動子の直径に反比例するためにサイズが大
きくなってしまう問題があり、車両上の他の部品との干
渉や搭載部位の制約から、十分に狭くすることができ
ず、得られる指向性の鋭さにも限度がある。このため、
図10に示すように、前側駐車車両11の後端位置は超
音波センサ20がその真横に至る前に指向角Kの前縁で
検出され、同様に後側駐車車両10の前端位置も超音波
センサがその真横を通過してある距離離れた後指向角K
の後縁で検出される。図中、(イ)は超音波距離センサ
20の出力であり、スレッシュホルドレベルをもとに、
(ロ)のように駐車車両の前端位置および後端位置が求
められる。
車両搭載用にはよく超音波距離センサなどが用いられ
る。しかし、超音波距離センサは検出精度を上げるため
にその指向角を狭くしようとすると、指向角が超音波距
離センサの振動子の直径に反比例するためにサイズが大
きくなってしまう問題があり、車両上の他の部品との干
渉や搭載部位の制約から、十分に狭くすることができ
ず、得られる指向性の鋭さにも限度がある。このため、
図10に示すように、前側駐車車両11の後端位置は超
音波センサ20がその真横に至る前に指向角Kの前縁で
検出され、同様に後側駐車車両10の前端位置も超音波
センサがその真横を通過してある距離離れた後指向角K
の後縁で検出される。図中、(イ)は超音波距離センサ
20の出力であり、スレッシュホルドレベルをもとに、
(ロ)のように駐車車両の前端位置および後端位置が求
められる。
【0004】このようにして検出される前後の駐車車両
間の距離(=スペース長さ)Xに対して、この間超音波
センサを搭載した車両1が移動する距離は超音波センサ
の指向角Kの前縁および後縁の傾斜角度に対応する分だ
け短いから、検出結果は実際のスペース長さよりも小さ
く判断されることになる。この結果、自車両にとって過
剰なほどに十分なスペース長さがある場合にのみ駐車可
能と判断できることになり、これでは運転者が自分の眼
で判断する場合と同程度の結果しか得られない。したが
って本発明は、上記問題点に鑑み、広い指向角をもった
対物距離センサなどを用いても、駐車スペースの長さを
精度よく検知して、そのスペースに自車両が駐車できる
かどうかを適切に判断することができる駐車スペースの
長さ検出装置を提供することを目的とする。
間の距離(=スペース長さ)Xに対して、この間超音波
センサを搭載した車両1が移動する距離は超音波センサ
の指向角Kの前縁および後縁の傾斜角度に対応する分だ
け短いから、検出結果は実際のスペース長さよりも小さ
く判断されることになる。この結果、自車両にとって過
剰なほどに十分なスペース長さがある場合にのみ駐車可
能と判断できることになり、これでは運転者が自分の眼
で判断する場合と同程度の結果しか得られない。したが
って本発明は、上記問題点に鑑み、広い指向角をもった
対物距離センサなどを用いても、駐車スペースの長さを
精度よく検知して、そのスペースに自車両が駐車できる
かどうかを適切に判断することができる駐車スペースの
長さ検出装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、図1
に示すように、車両1の前後軸に対して横向きで前後方
向に離間して設置され、その指向角の中心C1、C2が
平面図上互いに離反して外広がり方向とされ、それぞれ
送信波と該送信波の物体からの反射波の送受信時間から
前記物体までの対物距離信号を出力する2個の対物距離
検出手段21、22と、車両の移動距離に対応する信号
を発する移動距離信号発生手段24と、対物距離検出手
段21、22からの出力と移動距離信号発生手段24か
らの信号とを入力し、対物距離検出手段の各出力が急変
する点間の移動距離に基づいて、車両の走行線にそって
駐車している車両間の駐車スペースの長さを演算する演
算手段26とを有するものとした。
に示すように、車両1の前後軸に対して横向きで前後方
向に離間して設置され、その指向角の中心C1、C2が
平面図上互いに離反して外広がり方向とされ、それぞれ
送信波と該送信波の物体からの反射波の送受信時間から
前記物体までの対物距離信号を出力する2個の対物距離
検出手段21、22と、車両の移動距離に対応する信号
を発する移動距離信号発生手段24と、対物距離検出手
段21、22からの出力と移動距離信号発生手段24か
らの信号とを入力し、対物距離検出手段の各出力が急変
する点間の移動距離に基づいて、車両の走行線にそって
駐車している車両間の駐車スペースの長さを演算する演
算手段26とを有するものとした。
【0006】
【作用】車両に設置された2個の対物距離検出手段の指
向角の中心C1、C2が平面図上互いに離反して横向き
外広がり方向とされているから、それぞれの指向角の内
側縁が車両の前後軸に対して略直角となる。これによ
り、対物距離検出手段21、22が駐車車両の前端ある
いは後端の真横に位置するときにその出力が瞬間的に急
変する。すなわち、縦列駐車している前後の車両の横を
前進するとき、前側の対物距離検出手段の出力は後側駐
車車両の前端の真横位置で近距離を示す出力から遠距離
を示す出力に急変する。そして後側の対物距離検出手段
の出力は前側駐車車両の後端の真横位置で遠距離を示す
出力から近距離を示す出力に急変する。これら各出力が
急変する点間の車両の移動距離に基づいて演算されるか
ら、正確に駐車車両間の駐車スペースの長さが求められ
る。
向角の中心C1、C2が平面図上互いに離反して横向き
外広がり方向とされているから、それぞれの指向角の内
側縁が車両の前後軸に対して略直角となる。これによ
り、対物距離検出手段21、22が駐車車両の前端ある
いは後端の真横に位置するときにその出力が瞬間的に急
変する。すなわち、縦列駐車している前後の車両の横を
前進するとき、前側の対物距離検出手段の出力は後側駐
車車両の前端の真横位置で近距離を示す出力から遠距離
を示す出力に急変する。そして後側の対物距離検出手段
の出力は前側駐車車両の後端の真横位置で遠距離を示す
出力から近距離を示す出力に急変する。これら各出力が
急変する点間の車両の移動距離に基づいて演算されるか
ら、正確に駐車車両間の駐車スペースの長さが求められ
る。
【0007】
【実施例の説明】図2は本発明の実施例を示すブロック
図である。 車両には対物距離検出手段としての超音波
距離センサ2および3が搭載され、それぞれの出力が駐
車幅判断器4に入力される。超音波距離センサ2、3
は、超音波パルスを発信して物体からの反射信号を受
け、音波が往復する時間として発信から受信までの時間
を計測して物体までの距離を求めるものである。駐車幅
判断器4はさらに、移動距離信号発生手段としての車両
の単位走行距離に対応するパルスを発する車速センサ5
からの信号を受けて、超音波距離センサ2および3の出
力から検出された駐車スペースの長さを演算し、そこに
自車両が駐車可能かどうかを判断する。判断結果に基づ
いて、運転者の視覚あるいは聴覚に訴えるようにした報
知器6に指令が送出される。なお、駐車可能のスペース
が検出された後も継続して次の駐車場所探索を行なうか
どうかの判断のために、停車センサ7と変速機ギア位置
センサ8が設けられている。9は全体装置を作動させる
駐車場所探索スイッチである。
図である。 車両には対物距離検出手段としての超音波
距離センサ2および3が搭載され、それぞれの出力が駐
車幅判断器4に入力される。超音波距離センサ2、3
は、超音波パルスを発信して物体からの反射信号を受
け、音波が往復する時間として発信から受信までの時間
を計測して物体までの距離を求めるものである。駐車幅
判断器4はさらに、移動距離信号発生手段としての車両
の単位走行距離に対応するパルスを発する車速センサ5
からの信号を受けて、超音波距離センサ2および3の出
力から検出された駐車スペースの長さを演算し、そこに
自車両が駐車可能かどうかを判断する。判断結果に基づ
いて、運転者の視覚あるいは聴覚に訴えるようにした報
知器6に指令が送出される。なお、駐車可能のスペース
が検出された後も継続して次の駐車場所探索を行なうか
どうかの判断のために、停車センサ7と変速機ギア位置
センサ8が設けられている。9は全体装置を作動させる
駐車場所探索スイッチである。
【0008】超音波距離センサ2および3は図3の
(イ)に示されるように、道路側端側である車両1の左
側の前後端角部に設置されており、それぞれの指向角
A,Bの中心aC 、bC が互いに外広がり方向とされ、
前側の超音波距離センサ2はその指向角の一方の境界で
ある内側縁、すなわち後縁aR を車両前後軸Yに直角と
してそれから斜め前の範囲をカバーする方向に向けら
れ、後側の超音波距離センサ3はその指向角の一方の境
界である内側縁、すなわちこの場合は前縁bF を車両前
後軸に直角としてそれから斜め後の範囲をカバーする方
向に向けられている。図3の(ロ)には、自車両1が図
中右から左に前進してくるときのその超音波距離センサ
2および3の出力を模式的に示す波形が示される。
(イ)に示されるように、道路側端側である車両1の左
側の前後端角部に設置されており、それぞれの指向角
A,Bの中心aC 、bC が互いに外広がり方向とされ、
前側の超音波距離センサ2はその指向角の一方の境界で
ある内側縁、すなわち後縁aR を車両前後軸Yに直角と
してそれから斜め前の範囲をカバーする方向に向けら
れ、後側の超音波距離センサ3はその指向角の一方の境
界である内側縁、すなわちこの場合は前縁bF を車両前
後軸に直角としてそれから斜め後の範囲をカバーする方
向に向けられている。図3の(ロ)には、自車両1が図
中右から左に前進してくるときのその超音波距離センサ
2および3の出力を模式的に示す波形が示される。
【0009】超音波距離センサ2は、まず縦列駐車して
いるうち後側の駐車車両10を真横に見るときはレベル
Hの出力を発しており、そのあと駐車車両10の前端を
過ぎる瞬間に、その指向角の内側縁(=後縁aR )が車
両前後軸Yに直角になっているため、その出力がレベル
Lに変化する。さらに前進して前側の駐車車両11に近
づくと、指向角の前斜めに延びる外側縁(=前縁aF )
に駐車車両11の後端がかかってきて次第に出力が変化
し、真横に駐車車両11を見るときに出力はレベルHと
なる。したがって、超音波距離センサ2は駐車車両10
の前端を過ぎるとき出力が急変するから、これにより駐
車車両10の前端位置が正確に検出される。
いるうち後側の駐車車両10を真横に見るときはレベル
Hの出力を発しており、そのあと駐車車両10の前端を
過ぎる瞬間に、その指向角の内側縁(=後縁aR )が車
両前後軸Yに直角になっているため、その出力がレベル
Lに変化する。さらに前進して前側の駐車車両11に近
づくと、指向角の前斜めに延びる外側縁(=前縁aF )
に駐車車両11の後端がかかってきて次第に出力が変化
し、真横に駐車車両11を見るときに出力はレベルHと
なる。したがって、超音波距離センサ2は駐車車両10
の前端を過ぎるとき出力が急変するから、これにより駐
車車両10の前端位置が正確に検出される。
【0010】一方、超音波距離センサ3の出力は上記と
対照的に、駐車車両10の前端の検知に関しては該前端
の真横を通過したあとも指向角の後縁bR が斜め後に延
びているため、その出力は徐々に変化し、駐車車両11
の後端では車両前後軸Yに直角になっている内側縁(=
前縁bF )をもつ指向角のため、該車両の真横にきた瞬
間に出力がレベルLからHに急変する。これにより駐車
車両11の後端位置が正確に検出される。したがって超
音波距離センサ2と3のそれぞれの出力のうち、レベル
が急変するものを選択して採用することにより、駐車車
両10と11の間に挟まれたスペースの両端位置が正確
に検出される。
対照的に、駐車車両10の前端の検知に関しては該前端
の真横を通過したあとも指向角の後縁bR が斜め後に延
びているため、その出力は徐々に変化し、駐車車両11
の後端では車両前後軸Yに直角になっている内側縁(=
前縁bF )をもつ指向角のため、該車両の真横にきた瞬
間に出力がレベルLからHに急変する。これにより駐車
車両11の後端位置が正確に検出される。したがって超
音波距離センサ2と3のそれぞれの出力のうち、レベル
が急変するものを選択して採用することにより、駐車車
両10と11の間に挟まれたスペースの両端位置が正確
に検出される。
【0011】上記の構成になる実施例の制御の流れが図
4および図5のフローチャートに示される。まず、ステ
ップ100において、運転者により駐車場所探索スイッ
チ9が押されると、ステップ101で超音波距離センサ
2、3が作動に入り、ステップ102において各センサ
からの出力が距離データとして駐車幅判断器4に読み込
まれる。ステップ103では、駐車幅判断器4におい
て、まず超音波距離センサ2からの距離データD2が急
増したかどうかがチェックされる。距離データD2の急
増が検知されるまで、ステップ102〜103が繰り返
される。なお、ここで距離データの変化方向は、超音波
距離センサの出力自体とは逆方向となる。
4および図5のフローチャートに示される。まず、ステ
ップ100において、運転者により駐車場所探索スイッ
チ9が押されると、ステップ101で超音波距離センサ
2、3が作動に入り、ステップ102において各センサ
からの出力が距離データとして駐車幅判断器4に読み込
まれる。ステップ103では、駐車幅判断器4におい
て、まず超音波距離センサ2からの距離データD2が急
増したかどうかがチェックされる。距離データD2の急
増が検知されるまで、ステップ102〜103が繰り返
される。なお、ここで距離データの変化方向は、超音波
距離センサの出力自体とは逆方向となる。
【0012】距離データD2が急増したことが確認され
ると、図3における駐車車両10の前端、すなわち駐車
スペースの初めの端が見つかったことになるから、ステ
ップ104に進んで、駐車幅判断器4から報知器6に指
令が出され、報知器における表示がリセットされた後、
ステップ105で「検討中」が報知器で表示される。な
お, 最初のスタート時には報知器6には何も表示されて
いない。そして次のステップ106で、車速センサパル
スカウンタがリセットされるとともに、ステップ107
で車速センサ5からのパルスのカウントが開始される。
このカウントは、ステップ108で次に超音波距離セン
サ3からの距離データD3が急減するまで、ステップ1
07〜108のサイクルがパルス入力毎に繰り返され続
けられる。
ると、図3における駐車車両10の前端、すなわち駐車
スペースの初めの端が見つかったことになるから、ステ
ップ104に進んで、駐車幅判断器4から報知器6に指
令が出され、報知器における表示がリセットされた後、
ステップ105で「検討中」が報知器で表示される。な
お, 最初のスタート時には報知器6には何も表示されて
いない。そして次のステップ106で、車速センサパル
スカウンタがリセットされるとともに、ステップ107
で車速センサ5からのパルスのカウントが開始される。
このカウントは、ステップ108で次に超音波距離セン
サ3からの距離データD3が急減するまで、ステップ1
07〜108のサイクルがパルス入力毎に繰り返され続
けられる。
【0013】距離データD3が急減すると、超音波距離
センサ3が駐車スペースの他端に到達したことになり、
ステップ109に進んで、車速センサパルスカウンタの
カウント数Nが求められる。このカウント数は駐車スペ
ースの長さPおよび超音波距離センサ2と3間の離間距
離Sの和に相当する。したがって、ここでカウント数N
から(P+S)=k*Nを求め、これから既知のSを差
し引くことにより駐車スペースの長さPが求まる。kは
定数である。ステップ102〜109が発明の演算手段
を構成している。
センサ3が駐車スペースの他端に到達したことになり、
ステップ109に進んで、車速センサパルスカウンタの
カウント数Nが求められる。このカウント数は駐車スペ
ースの長さPおよび超音波距離センサ2と3間の離間距
離Sの和に相当する。したがって、ここでカウント数N
から(P+S)=k*Nを求め、これから既知のSを差
し引くことにより駐車スペースの長さPが求まる。kは
定数である。ステップ102〜109が発明の演算手段
を構成している。
【0014】そしてステップ110において、このPが
予め設定されている自分の駐車可能幅Wと比較される。
ここでPがWよりも長いときには、ステップ111で駐
車幅判断器4から報知器6に指令を出し、「駐車可」を
表示させるとともに、ステップ112で車両1が停止し
たかどうかがチェックされる。「駐車可」を報知され
て、当該スペースに駐車する意図で運転者が車両1を停
止させたときには、ステップ113に進んで変速機の変
速位置がチェックされ、変速位置が後退にされると、ス
テップ114で車速センサパルスカウンタがリセットさ
れたうえ、ステップ115において「駐車可」の表示が
リセットされて探索が終了する。 上記車両の停止と、
変速位置のチェックは、停止センサ7および変速機ギア
位置センサ8からの信号を参照して行なわれる。
予め設定されている自分の駐車可能幅Wと比較される。
ここでPがWよりも長いときには、ステップ111で駐
車幅判断器4から報知器6に指令を出し、「駐車可」を
表示させるとともに、ステップ112で車両1が停止し
たかどうかがチェックされる。「駐車可」を報知され
て、当該スペースに駐車する意図で運転者が車両1を停
止させたときには、ステップ113に進んで変速機の変
速位置がチェックされ、変速位置が後退にされると、ス
テップ114で車速センサパルスカウンタがリセットさ
れたうえ、ステップ115において「駐車可」の表示が
リセットされて探索が終了する。 上記車両の停止と、
変速位置のチェックは、停止センサ7および変速機ギア
位置センサ8からの信号を参照して行なわれる。
【0015】一方、「駐車可」の報知を受けても停車す
ることなくそのまま前進したときは、ステップ102に
戻って、次の駐車スペースの探索に移る。そして次の駐
車スペースの初めの端が見つかると、ステップ104で
表示がリセットされたうえ、ステップ105へ進む。ま
た、車両を停止させたけれども当該駐車スペースへの駐
車を実行せず、車両の後退が行なわれなかったときに
は、ステップ102に戻り、次の駐車スペースの探索に
移る。
ることなくそのまま前進したときは、ステップ102に
戻って、次の駐車スペースの探索に移る。そして次の駐
車スペースの初めの端が見つかると、ステップ104で
表示がリセットされたうえ、ステップ105へ進む。ま
た、車両を停止させたけれども当該駐車スペースへの駐
車を実行せず、車両の後退が行なわれなかったときに
は、ステップ102に戻り、次の駐車スペースの探索に
移る。
【0016】なお、ステップ110において、駐車スペ
ースの長さPが予め設定されている自分の駐車可能幅W
よりも短いときには、ステップ116に進んで、報知器
に「駐車不可」を表示させる。このあとステップ102
に戻って次の駐車スペースの探索に移る。
ースの長さPが予め設定されている自分の駐車可能幅W
よりも短いときには、ステップ116に進んで、報知器
に「駐車不可」を表示させる。このあとステップ102
に戻って次の駐車スペースの探索に移る。
【0017】以上のようにこの実施例によれば、超音波
距離センサを車両の前後端に横向きに設け、それぞれの
指向角の中心を互いに外広がり方向、とくに前側の超音
波距離センサはその指向角の内側縁(=後縁)を車両前
後軸に直角としてそれから斜め前の範囲をカバーする方
向に向けられ、後側の超音波距離センサはその指向角の
内側縁(=前縁)を車両前後軸に直角としてそれから斜
め後の範囲をカバーする方向に向けられたものとして、
各超音波距離センサの出力の急変する点を用いて駐車ス
ペースの端部を検出するようにしたから、駐車スペース
の長さ、すなわち駐車幅が正確に求められる。なお、停
車センサとしては、ブレーキ検出スイッチを用いたり、
あるいは車速センサの信号を利用して一定時間パルスが
発生しないことを検知して停車状態を知ることができ
る。また、超音波距離センサは超音波の送受信部のみを
上記した位置と方向で取り付け、反射信号の処理は駐車
幅判断器で行なうようにしてもよい。
距離センサを車両の前後端に横向きに設け、それぞれの
指向角の中心を互いに外広がり方向、とくに前側の超音
波距離センサはその指向角の内側縁(=後縁)を車両前
後軸に直角としてそれから斜め前の範囲をカバーする方
向に向けられ、後側の超音波距離センサはその指向角の
内側縁(=前縁)を車両前後軸に直角としてそれから斜
め後の範囲をカバーする方向に向けられたものとして、
各超音波距離センサの出力の急変する点を用いて駐車ス
ペースの端部を検出するようにしたから、駐車スペース
の長さ、すなわち駐車幅が正確に求められる。なお、停
車センサとしては、ブレーキ検出スイッチを用いたり、
あるいは車速センサの信号を利用して一定時間パルスが
発生しないことを検知して停車状態を知ることができ
る。また、超音波距離センサは超音波の送受信部のみを
上記した位置と方向で取り付け、反射信号の処理は駐車
幅判断器で行なうようにしてもよい。
【0018】ところで超音波距離センサは、対象物体の
材料組成によってその反射強度が変化する特性を有して
いる。これによる変動を避けるため、スレッシュホルド
レベルを設けて受信した信号が一定値以上の強度がある
とき物体を検出したものとすると、実質的な指向角はス
ペックとは異なるものとなる。このような場合にも駐車
スペースの長さが正確に検出され、適切に駐車可能性を
報知することができる第2の実施例を次に説明する。こ
こでは、車両における前後端の超音波距離センサの取付
方向は前実施例のものと同じで、指向角の中心aC ’
、bC ’ が互いに外広がり方向に設置される。 し
かし、反射強度が低下したとき実質的な検出角度は狭く
なるから、これを模式的に示すと、図6の(イ)のよう
に指向角A’、B’が狭い超音波距離センサ2’、3’
を装着した場合と同等になる。
材料組成によってその反射強度が変化する特性を有して
いる。これによる変動を避けるため、スレッシュホルド
レベルを設けて受信した信号が一定値以上の強度がある
とき物体を検出したものとすると、実質的な指向角はス
ペックとは異なるものとなる。このような場合にも駐車
スペースの長さが正確に検出され、適切に駐車可能性を
報知することができる第2の実施例を次に説明する。こ
こでは、車両における前後端の超音波距離センサの取付
方向は前実施例のものと同じで、指向角の中心aC ’
、bC ’ が互いに外広がり方向に設置される。 し
かし、反射強度が低下したとき実質的な検出角度は狭く
なるから、これを模式的に示すと、図6の(イ)のよう
に指向角A’、B’が狭い超音波距離センサ2’、3’
を装着した場合と同等になる。
【0019】図6の(ロ)に示されるように、自車両1
が図中右から左に前進してくるとき、前側の超音波距離
センサ2’は、その指向角の内縁(=後縁aR ’ )が
車両前後軸Yに対してわずかに傾斜しているため、駐車
車両10の前端より距離dだけ手前でその出力がレベル
HからレベルLに急変する。またこの駐車車両10の前
端部では、後側の超音波距離センサ3’は、その指向角
の内縁(=前縁bF’ )が車両前後軸Yに対してわず
かに傾斜していることにより、当該駐車車両10の前端
を距離dだけ過ぎた後で出力が変化をはじめる。したが
って、駐車車両10の前端の実際の位置は、上記超音波
距離センサ2’の出力の急変点と超音波距離センサ3’
の出力の変化開始点の中間になる。同様にして、駐車車
両11の後端に関しても、超音波距離センサ2’の出力
の変化終了点は駐車車両11の後端より手前にあり、超
音波距離センサ3’の出力は駐車車両11の後端を過ぎ
てからレベルLからレベルHに急変する。したがって駐
車車両11の後端の実際の位置は、上記超音波距離セン
サ2’の出力の変化終了点と超音波距離センサ3’の出
力の急変点との中間になる。
が図中右から左に前進してくるとき、前側の超音波距離
センサ2’は、その指向角の内縁(=後縁aR ’ )が
車両前後軸Yに対してわずかに傾斜しているため、駐車
車両10の前端より距離dだけ手前でその出力がレベル
HからレベルLに急変する。またこの駐車車両10の前
端部では、後側の超音波距離センサ3’は、その指向角
の内縁(=前縁bF’ )が車両前後軸Yに対してわず
かに傾斜していることにより、当該駐車車両10の前端
を距離dだけ過ぎた後で出力が変化をはじめる。したが
って、駐車車両10の前端の実際の位置は、上記超音波
距離センサ2’の出力の急変点と超音波距離センサ3’
の出力の変化開始点の中間になる。同様にして、駐車車
両11の後端に関しても、超音波距離センサ2’の出力
の変化終了点は駐車車両11の後端より手前にあり、超
音波距離センサ3’の出力は駐車車両11の後端を過ぎ
てからレベルLからレベルHに急変する。したがって駐
車車両11の後端の実際の位置は、上記超音波距離セン
サ2’の出力の変化終了点と超音波距離センサ3’の出
力の急変点との中間になる。
【0020】これより、超音波距離センサ2’と3’の
出力の一方の急変点と他方の変化開始(または終了)点
の中間点を求めることにより、駐車車両10と11の間
に挟まれたスペースの両端位置が正確に検出される。上
には反射強度が低下した場合を例に説明したが、これは
反射強度が増大した場合にも同様に適用され、駐車車両
の前後端の位置が正確に検出される。
出力の一方の急変点と他方の変化開始(または終了)点
の中間点を求めることにより、駐車車両10と11の間
に挟まれたスペースの両端位置が正確に検出される。上
には反射強度が低下した場合を例に説明したが、これは
反射強度が増大した場合にも同様に適用され、駐車車両
の前後端の位置が正確に検出される。
【0021】図7〜図9はその制御の流れを示すフロー
チャートである。ステップ200〜205は図4におけ
るステップ100〜105と同じである。まず駐車車両
10の前端部に関して、超音波距離センサ2’からの距
離データD2が急増すると、ステップ205で報知器に
「検討中」を表示させるとともに、ステップ206、2
07において、車速センサパルスカウンタがリセットさ
れてカウントが開始される。そしてこのときステップ2
06では、併せてフラグF1およびF2がリセットされ
る。
チャートである。ステップ200〜205は図4におけ
るステップ100〜105と同じである。まず駐車車両
10の前端部に関して、超音波距離センサ2’からの距
離データD2が急増すると、ステップ205で報知器に
「検討中」を表示させるとともに、ステップ206、2
07において、車速センサパルスカウンタがリセットさ
れてカウントが開始される。そしてこのときステップ2
06では、併せてフラグF1およびF2がリセットされ
る。
【0022】次のステップ208ではフラグF1がチェ
ックされるが、カウント開始直後はまだ立っていないの
でステップ220へ進み、ここで超音波距離センサ3’
からの距離データD3の増加するのが、車速センサパル
スをカウントしながらウオッチされる。距離データD3
が増加したら、ステップ221でその増加開始点のカウ
ント数N1が記憶されるとともに、フラグF1が立てら
れる。この後はステップ208から209に進んで、フ
ラグF2がチェックされ、駐車車両11の後端部に関し
て、ステップ222で超音波距離センサ2’からの距離
データD2の減少するのが、車速センサパルスをカウン
トしながらウオッチされる。距離データD2が減少した
ら、ステップ223でその減少終了点のカウント数N2
が記憶されるとともに、フラグF2が立てられる。
ックされるが、カウント開始直後はまだ立っていないの
でステップ220へ進み、ここで超音波距離センサ3’
からの距離データD3の増加するのが、車速センサパル
スをカウントしながらウオッチされる。距離データD3
が増加したら、ステップ221でその増加開始点のカウ
ント数N1が記憶されるとともに、フラグF1が立てら
れる。この後はステップ208から209に進んで、フ
ラグF2がチェックされ、駐車車両11の後端部に関し
て、ステップ222で超音波距離センサ2’からの距離
データD2の減少するのが、車速センサパルスをカウン
トしながらウオッチされる。距離データD2が減少した
ら、ステップ223でその減少終了点のカウント数N2
が記憶されるとともに、フラグF2が立てられる。
【0023】両フラグが立つとこの後は、ステップ20
8および209を通過してステップ210に進み、超音
波距離センサ3’からの距離データD3の減少するの
が、車速センサパルスをカウントしながらウオッチされ
る。距離データD3が急減したら、ステップ211でそ
のときのカウント数Nが求められ、ステップ212にお
いて駐車車両10、9間の駐車スペースの長さが演算さ
れる。
8および209を通過してステップ210に進み、超音
波距離センサ3’からの距離データD3の減少するの
が、車速センサパルスをカウントしながらウオッチされ
る。距離データD3が急減したら、ステップ211でそ
のときのカウント数Nが求められ、ステップ212にお
いて駐車車両10、9間の駐車スペースの長さが演算さ
れる。
【0024】図6に示された上記カウント数N1、N2
およびNを参照すると、実際の駐車車両10の前端と駐
車車両11の後端間に対応するカウント数fは、 f=(N−Ns)−0.5*((N1−Ns)+(N−Ns−N2)) =0.5*(N−N1+N2) となる。ただし、Nsは超音波距離センサ2’と3’の
前後方向離間距離Sを車速パルスに換算した値である。
これにより、ステップ212では駐車スペースの長さ
が、 P=k*f で求められる。
およびNを参照すると、実際の駐車車両10の前端と駐
車車両11の後端間に対応するカウント数fは、 f=(N−Ns)−0.5*((N1−Ns)+(N−Ns−N2)) =0.5*(N−N1+N2) となる。ただし、Nsは超音波距離センサ2’と3’の
前後方向離間距離Sを車速パルスに換算した値である。
これにより、ステップ212では駐車スペースの長さ
が、 P=k*f で求められる。
【0025】そしてステップ213において、このPが
予め設定されている自分の駐車可能幅Wと比較される。
ここでPがWよりも長いときには、ステップ214で駐
車幅判断器4から報知器に指令が出され、「駐車可」が
表示される。この報知に基づいて当該駐車スペースに駐
車したときは、ステップ215〜218の流れとなる。
ステップ215〜218は、ステップ217でフラグも
リセットされる点を除き、図5のステップ112〜11
5と同じである。
予め設定されている自分の駐車可能幅Wと比較される。
ここでPがWよりも長いときには、ステップ214で駐
車幅判断器4から報知器に指令が出され、「駐車可」が
表示される。この報知に基づいて当該駐車スペースに駐
車したときは、ステップ215〜218の流れとなる。
ステップ215〜218は、ステップ217でフラグも
リセットされる点を除き、図5のステップ112〜11
5と同じである。
【0026】「駐車可」の報知にもかかわらず当該駐車
スペースに駐車しなかったときは、図5のステップ11
2、113からの分岐と同様に、ステップ215、21
6からステップ202に戻り、次の駐車スペースの探索
に移る。また、ステップ213において、駐車スペース
の長さPが予め設定されている自分の駐車可能幅Wより
も短いときには、ステップ225に進んで、報知器に
「駐車不可」を表示させる。このあとステップ202に
戻って、次の駐車スペースの探索に移る。
スペースに駐車しなかったときは、図5のステップ11
2、113からの分岐と同様に、ステップ215、21
6からステップ202に戻り、次の駐車スペースの探索
に移る。また、ステップ213において、駐車スペース
の長さPが予め設定されている自分の駐車可能幅Wより
も短いときには、ステップ225に進んで、報知器に
「駐車不可」を表示させる。このあとステップ202に
戻って、次の駐車スペースの探索に移る。
【0027】以上のようにこの実施例では、2個の超音
波距離センサを車両の前後軸に対して横向きに設け、そ
れぞれの指向角の中心を互いに外広がり方向としたう
え、一方の超音波距離センサの出力の変化点と他方の超
音波距離センサの出力の変化点をもとに演算によりその
中間点を求めるようにしたので、超音波距離センサの実
質的な指向角が変動しても、駐車車両の前端あるいは後
端の位置が正確に検出される。したがって駐車車両の間
に挟まれたスペースの長さが正確に求められ、適切に自
車両にとっての駐車可能性を報知することができる。な
お、図示実施例では距離検出手段として超音波距離セン
サを用い、これらを車両の前後端に設置したものを示し
たが、これに限定されることなく、所定距離離して車両
前後軸に対して横向きに、指向角の中心が外広がり方向
になっていればよく、指向角の大きい距離検出手段を用
いる場合に適用して顕著な効果が発揮される。
波距離センサを車両の前後軸に対して横向きに設け、そ
れぞれの指向角の中心を互いに外広がり方向としたう
え、一方の超音波距離センサの出力の変化点と他方の超
音波距離センサの出力の変化点をもとに演算によりその
中間点を求めるようにしたので、超音波距離センサの実
質的な指向角が変動しても、駐車車両の前端あるいは後
端の位置が正確に検出される。したがって駐車車両の間
に挟まれたスペースの長さが正確に求められ、適切に自
車両にとっての駐車可能性を報知することができる。な
お、図示実施例では距離検出手段として超音波距離セン
サを用い、これらを車両の前後端に設置したものを示し
たが、これに限定されることなく、所定距離離して車両
前後軸に対して横向きに、指向角の中心が外広がり方向
になっていればよく、指向角の大きい距離検出手段を用
いる場合に適用して顕著な効果が発揮される。
【0028】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は車両の前後に横
向きに2個の対物距離検出手段を設け、それらの指向角
の中心を平面図上互いに離反する外広がり方向とし、対
物距離検出手段の各出力の急変する点をとらえ、この急
変する点間の自車両の移動距離に基づいて、縦列駐車し
ている車両間の駐車スペースの長さを演算するようにし
た。この出力の急変する点は駐車スペースの両端となる
駐車車両の前端および後端の真横位置に対応するから、
当該駐車スペースの長さが正確に求められる。
向きに2個の対物距離検出手段を設け、それらの指向角
の中心を平面図上互いに離反する外広がり方向とし、対
物距離検出手段の各出力の急変する点をとらえ、この急
変する点間の自車両の移動距離に基づいて、縦列駐車し
ている車両間の駐車スペースの長さを演算するようにし
た。この出力の急変する点は駐車スペースの両端となる
駐車車両の前端および後端の真横位置に対応するから、
当該駐車スペースの長さが正確に求められる。
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】発明の第1の実施例を示すブロック図である。
【図3】超音波距離センサの設置態様と超音波距離セン
サの出力を示す図である。
サの出力を示す図である。
【図4】実施例における制御の流れを示すフローチャー
トである。
トである。
【図5】実施例における制御の流れを示すフローチャー
トである。
トである。
【図6】第2の実施例を示す超音波距離センサとその出
力を示す図である。
力を示す図である。
【図7】第2の実施例における制御の流れを示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図8】第2の実施例における制御の流れを示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図9】第2の実施例における制御の流れを示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図10】従来例を示す図である。
1 車両 2、3 超音波距離センサ 4 駐車幅判断器 5 車速センサ 6 報知器 7 停車センサ 8 変速機変速位置センサ 9 駐車場所探索スイッチ 10,11 駐車車両 21、22 対物距離検出手段 24 移動距離信号発生手段 26 演算手段 A、B 指向角 aC 、bC 指向角の中心 aF 指向角の後縁(内側縁) bR 指向角の前縁(内側縁) C1、C2 指向角の中心 Y 車両の前後軸
Claims (1)
- 【請求項1】 車両の前後軸に対して横向きで前後方向
に離間して設置され、その指向角の中心が平面図上互い
に離反して外広がり方向とされ、それぞれ送信波と該送
信波の物体からの反射波の送受信時間から前記物体まで
の対物距離信号を出力する2個の対物距離検出手段と、
前記車両の移動距離に対応する信号を発する移動距離信
号発生手段と、前記対物距離検出手段からの出力と移動
距離信号発生手段からの信号とを入力し、前記対物距離
検出手段の各出力が急変する点間の移動距離に基づい
て、車両の走行線にそって駐車している車両間の駐車ス
ペースの長さを演算する演算手段とを有することを特徴
とする駐車スペースの長さ検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4300358A JPH06127318A (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 駐車スペースの長さ検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4300358A JPH06127318A (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 駐車スペースの長さ検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06127318A true JPH06127318A (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=17883824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4300358A Withdrawn JPH06127318A (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 駐車スペースの長さ検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06127318A (ja) |
Cited By (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1992
- 1992-10-13 JP JP4300358A patent/JPH06127318A/ja not_active Withdrawn
Cited By (34)
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