JPH06126887A - 着色ポリウレタン被覆鋼材 - Google Patents
着色ポリウレタン被覆鋼材Info
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- JPH06126887A JPH06126887A JP30067792A JP30067792A JPH06126887A JP H06126887 A JPH06126887 A JP H06126887A JP 30067792 A JP30067792 A JP 30067792A JP 30067792 A JP30067792 A JP 30067792A JP H06126887 A JPH06126887 A JP H06126887A
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Abstract
彩を有して環境に調和し、紫外線による退色を防止した
着色ポリウレタン被覆鋼材を提供する。 【構成】 鋼材1の美観が必要な表面に下地処理を施
し、ウレタンプライマー層2、カーボンブラックを含有
する黒色ポリウレタン層3、Co、Al、Cr、Fe、
Ti、Zn、Mn、Sb、Ni、Mgの中から選んだ1
種以上の元素の酸化物または複合酸化物の単独または混
合物からなる着色顔料とヒンダードアミン系光安定剤を
含有する着色ポリウレタン層4を順次積層することを特
徴とした着色ポリウレタン被覆鋼材。
Description
用いられる鋼矢板、H形鋼、連壁用形鋼、鋼管杭、角鋼
管杭、鋼管矢板、鋼板などの鋼構造物部材に使用するポ
リウレタン被覆鋼材に関し、更に詳しくは各種色彩に着
色され光、特に紫外線による退色を同時に防止する耐候
性の優れた着色ポリウレタン被覆鋼材に関する。
昭57―21463などに提案されたポリウレタンに耐
候性の優れたカーボンブラックなどの黒色顔料を添加し
た黒色ポリウレタン被覆を用いている。
川、港湾の鋼構造物の美観に対する市場ニーズの高まり
から、各種の色彩に着色されて環境に調和し、かつ防食
性に優れたポリウレタン被覆鋼材の開発が望まれてい
る。
タンに各種着色顔料を添加する方法として、特願平03
―99802号公報に開示されているものがある。
うな従来の着色ポリウレタンを被覆した鋼材では、紫外
線が長期間あたると着色ポリウレタン被覆が変色して退
色し美観が損なわれる。
ードアミン系耐候剤などを添加する提案があるが、これ
らの耐候性添加剤を単に添加しただけでは、例えば5年
程度の屋外曝露試験では表面の退色を防止できない。こ
のように、従来技術をもってしては表面の退色を防ぐこ
とが難しかった。
を解決すべく鋭意研究した結果、下地処理を施した鋼材
の表面に、カーボンブラックを含有する黒色ポリウレタ
ン層と、Co、Al、Cr、Fe、Ti、Zr、Mn、
Sb、Ni、Mgの中から選んだ1種以上の元素の酸化
物または複合酸化物の単独または混合物からなる着色顔
料とヒンダードアミン系光安定剤を合有する着色ポリウ
レタン層を積層することによって上述の課題が解決でき
ることを見いだし、本発明に至った。
とく、鋼板、鋼矢板、H形鋼、連壁用形鋼、鋼管杭、角
鋼管杭、鋼管矢板などの鋼材1の表面をブラスト処理な
どでスケールなどを除去し、ウレタンプライマー層2を
塗装し硬化して下地処理を施し、カーボンブラックを添
加した黒色ポリウレタン層3を塗装して硬化し、次いで
Co、Al、Cr、Fe、Ti、Zn、Mn、Sb、N
i、Mgの中から選んだ1種以上の元素の酸化物または
複合酸化物の単独または混合物からなる着色顔料とヒン
ダードアミン系光安定剤を含有する着色ポリウレタン層
4を塗装して硬化し積層したことを特徴とする着色ポリ
ウレタン被覆鋼材である。以下、本発明につき詳細に説
明する。
ス鋼などの合金鋼でできた鋼板、鋼矢板、H形鋼、連壁
用形鋼、鋼管杭、角鋼管杭、鋼管矢板である。
面に亜鉛、アルミニウム、クロムなどのめっき、亜鉛―
アルミニウム、亜鉛―ニッケルなどの合金めっき、該め
っきや合金めっきにシリカや酸化チタンなどの無機微粒
子を分散した分散めっきを施したものも用いることがで
きる。
する場合、鋼材の下地処理としては、鋼材の表面をグリ
ットブラスト、サンドブラストなどでブラスト処理して
除錆したのち、ウレタンプライマー層2を塗装し硬化し
て下地処理を施す。
オールとポリイソシアネート化合物を反応して得られる
イソシアネート末端ウレタンプレポリマーに無機顔料を
添加した混合物を用いることができる。
ルポリオールまたはポリオレフィンポリオールを用い
る。
ングリコール、ブタンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、ヘキサンジオール、グリセリン、トリメチロールプ
ロパンなどに、プロピレンオキサイド、エチレンオキサ
イドまたはブチレンオキサイドなどのアルキレンオキサ
イドをアルカリ触媒などの存在下で付加重含して得た分
子中に2〜3個の活性水素基(水酸基)を持つポリアル
キレンポリオールなどを用いる。
は、例えば一般市販の水酸基価が50〜150mg―K
OH/g程度のポリプロピレングリコールなどが利用で
きる。
ブタジエン、イソプレンなどのジエン化合物に、エチレ
ンオキサイド、プロピレンオキサイドなどのアルキレン
オキサイドを付加重合して得た分子中に2〜3個の活性
水素基(水酸基)を持つポリジエンポリオールを用い
る。
例えば一般市販の水酸基価が50〜150mg―KOH
/g程度のポリブタジエンポリオールなどが使用でき
る。
以上のイソシアネート基を含有する粗ジフェニルメタン
ジイソシアネート(粗MDI)、トリレンジイソシアネ
ート(TDI)などのポリイソシアネート化合物を用い
る。
付加反応してイソシアネート末端ウレタンプレポリマー
をつくるが、このときポリイソシアネートのイソシアネ
ート基(―NCO)とポリオールの水酸基(OH)の
比、すなわちNCO/OHを重量比で1.6〜3の範囲
になるように反応する。
3越えでは浸漬試験などを行うと黒色ポリウレタン層が
剥離し、耐水接着性が悪くなる。ウレタンプライマーに
は上記のイソシアネート末端ウレタンプレポリマーに無
機顔料を添加する。
どの鉱物を粉砕した酸化珪素、カオリン、カオリンクレ
ー、モンモリロナイトなどを粉砕した珪酸アルミニュウ
ム、タルク、アルミナ、炭酸カルシウムなどを用いる。
ウレタンプレポリマー100重量部に対して20〜20
0重量部の範囲で添加する。該添加量が20重量部未満
および200重量部越えでは耐水接着性が悪くなる。
リオレフィンポリオール、芳香族アミンポリオール、ポ
リイソシアネートと無機顔料からなるポリウレタンが利
用でき、このポリウレタンにカーボンブラックを添加し
て使用する。
てはブタジエン、イソプレンなどのジエン化合物に、エ
チレンオキサイド、プロピレンオキサイドなどのアルキ
レンオキサイドを付加重合して得た分子中に2〜3個の
活性水素基(水酸基)を持つポリジエンポリオールを用
いる。
光石油化学社製のPoly bdR―45HT、Pol
y bd R―45、Poly bd CS―15や日
本曹達社製の日曹PBG―2000、日曹PBG―30
00などの一般市販の液状のポリブタジエンポリオール
が利用できる。
ヒドロキシプロピル)アニリン、メチレンビス(―O―
クロロアニリン)(MOCA)などのアニリン化合物に
プロピレンオキシドなどのアルキレンオキシドを付加し
て得た芳香族アミンポリオールを用いる。
は、例えば第一工業製薬社製のポリハードナーPA40
0、ポリハードナーPA300などが利用できる。
のポリオレフィンポリオール100重量部に対して30
〜100重量部の範囲で添加する。
アミンポリオールの添加量が30重量部未満および10
0重量部越えでは上部の着色ポリウレタン層4の退色が
防止できない。
個以上のイソシアネート基を含有する粗ジフェニルメタ
ンジイソシアネート(粗MDI)、トリレンジイソシア
ネート(TDI)などのイソシアネート化合物を用い
る。
アネートのイソシアネート基(―NCO)と上記のポリ
オレフィンポリオールと芳香族ポリオールの混合物の水
酸基(OH)の比、すなわちNCO/OHを重量比で
0.85〜1.5の範囲に使用する。
1.5越えでは上部の着色ポリウレタン層4の退色を防
止できない。
どの鉱物を粉砕した酸化珪素、カオリン、カオリンクレ
ー、モンモリロナイトなどを粉砕した珪酸アルミニュウ
ム、タルク、アルミナ、炭酸カルシウムなど粉末を単独
あるいは混合して用いる。
意でよいが、無機顔料の合計配合量はポリオレフィンポ
リオール100重量部に対して5〜200重量部の範囲
にする。
200重量部越えでは上部の着色ポリウレタン層4の退
色を防止できない。
る上部の着色ポリウレタン層4の退色を防止するため
に、前記のポリオレフィンポリオールに対してカーボン
ブラックを1〜30重量部添加する。
満および30重量部越えでは上部の着色ポリウレタン層
4の退色を防止できない。
ル、脂肪族イソシアネート末端ウレタンプレポリマーと
Co、Al、Cr、Fe、Ti、Zn、Mn、Sb、N
i、Mgの中から選んだ1種以上の元素の酸化物または
複合酸化物の単独または混合物からなる着色顔料と、ヒ
ンダードアミン系光安定剤で構成する。
リレート、エチルメタクリレート等のメタクリレートモ
ノマーまたはアクリル酸メチル、アクリル酸エチルなど
のアクリル酸エステルと、ヒドロキシエチルメタクリレ
ート、ヒドロキシプロピルメタクリレート、ヒドロキシ
エチルアクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレート
等の水酸基含有エチレン性不飽和モノマーとを公知の方
法で共重合して得た共重合体を用いる。
えば武田薬品工業社製のタケラックUA―702、タケ
ラックUA―902、タケラックUA―905などの一
般市販のアクリルポリオールが利用できる。
リマーはポリエーテルポリオールと脂肪族イソシアネー
トとを付加反応して得た化合物を用いる。
ングリコール、ブタンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、ヘキサンジオール、グリセリン、トリメチロールプ
ロパンなどに、プロピレンオキサイド、エチレンオキサ
イドまたはブチレンオキサイドなどのアルキレンオキサ
イドをアルカリ触媒などの存在下で付加重合して得た分
子中に2〜3個の活性水素基(水酸基)を持つポリアル
キレンポリオールなどを用い、これにヘキサメチレンジ
イソシアネート(HMDI)、イソホロンジイソシアネ
ート(IPDI),またはキシリレンジイソシアネート
(XDI)などの脂肪族イソシアネートを付加反応して
得た脂肪族イソシアネート末端ウレタンプレポリマーを
用いる。
ンプレポリマーとしては、例えばアルキレンポリオール
にヘキサメチレンジイソシアネートを付加した武田薬品
工業社製のタケネートD―160N、イソホロンジイソ
シアネートを付加した武田薬品工業社製のタケネートD
―140、キシリレンジイソシアネートを付加した武田
薬品工業社製のタケネートD―110Nなどが利用でき
る。
ト末端ウレタンプレポリマーは、混合物のNCO/OH
比が0.5〜2の範囲になるように混合する。
防止するために、特にCo、Al、Cr、Fe、Ti、
Zn、Mn、Sb、Ni、Mgの中から選んだ1種以上
の元素の酸化物または複合酸化物の単独または混合物か
らなる着色顔料を添加する。
n、Sb、Ni、Mgの中から選んだ1種以上の元素の
酸化物または複合酸化物の単独または混合物からなる着
色顔料とは、例えばTiの単独酸化物(酸化チタン/白
色)、Shepherd Color Company
社製のCoの単独酸化物(CONCORD BLUE#
92/紫色)、Mnの単独酸化物(MANGANO V
IORET#11/紫色)、Co―Alの複合酸化物
(ARCTIC BLUE#3/青色、ENSIGN
BLUE#214/青色)、CO―Cr―Alの複合酸
化物(TOPAZBLUE#9/青色、OLYMPIC
BLUE#190/青色、KINGFISHER B
LUE#211/青色)、Fe―Tiの複合酸化物(R
USSET BROWN#8/茶色、Fe―Al―Ti
の複合酸化物(GOLDEN BLOWN#19/茶
色)、Fe―Zn―Tiの複合酸化物(AUTUMN
BROWN#156/茶色)、Fe―Cr―Zn―Ti
の複合酸化物(WALNUTBROWN#10/茶色、
COCOA BROWN#157/茶色)、Fe―Cr
―Mn―Tiの複合酸化物(CHOCOLATE BR
OWN#20/茶色)、Mn―Cr―Sb―Tiの複合
酸化物(IRONSTONE BROWN#39/茶
色)、Cr―Ni―Cu―Sb―Tiの複合酸化物(B
UCKSKINBROWN#47/茶色)、Mn―Sb
―Tiの複合酸化物(URBAN BROWN#153
/茶色、INDIAN BROWN#221/茶色)、
Ni―Sb―Tiの複合酸化物(SUNFLOWER
YELLOW#14/黄色、MAPLE YELLOW
#25/黄色、PRIMROSE YELLOW#19
5/黄色)、Cr―Sb―Tiの複合酸化物(HONE
Y YELLOW#29/オレンジ色、HONEY G
OLD YELLOW#193/オレンジ色)、Ni―
Sb―Tiの複合酸化物(COLONIAL YELL
OW#182/オレンジ色、MARIGOLD YEL
LOW#196/オレンジ色)、Ni―Co―Zn―T
iの複合酸化物(SHAMROCK GREEN#22
3/緑色)、Co―Zn―Ti―Crの複合酸化物(C
AMOFLAGE GREEN#179/緑色)、Ni
―Co―Zn―Sb―Tiの複合酸化物(JADE G
REEN#4/緑色、SHERWOOD GREEN#
5/緑色)、Co―Cr―Mg―Al―Znの複合酸化
物(TEAL GREEN#201/緑色)などの単色
焼成顔料の粉体の単独、またはこれらの単色焼成顔料の
粉体の混合物である。
任意に決めることができるが、被覆の退色を防止するた
めには単色焼成顔料の粉体または単色焼成顔料の粉体の
混合物を前記のアクリルポリオール100重量部に対し
て1〜30重量部の範囲で添加する。
越えでは曝露試験後の被覆の退色を防止できない。
屋外曝露試験で被覆表面の退色が起こる。
(1、2、2、6、6―ぺンタメチル―4―ピペリジ
ル)セバケート、ビス(2、2、6、6―テトラメチル
―4―ピペリジル)セバケート、8―ベンジル―7、
7、9、9―テトラメチル―3―オクチル1、3、8―
トリアザスピロ[4、5]ウンデカン―2、4―ジオン
などのヒンダードアミン系光安定剤を添加する。
―4―ピペリジル)セバケートとしては三共社製のサノ
ールLS―292、サノールLS―765が、ビス
(2、2、6、6―テトラメチル―4―ピペリジル)セ
バケートとしては三共社製のサノールLS―770が、
8―ベンジル―7、7、9、9―テトラメチル―3―オ
クチル1、3、8―トリアザスピロ[4、5]ウンデカ
ン―2、4―ジオンとしては三共社製のサノールLS―
1114などが利用できる。
前記のアクリルポリオール100重量部に対して0.5
〜10重量部の範囲で添加する。
0.5重量部未満および10重量部越えでは曝露試験後
の着色ポリウレタン層4の退色を防止できない。
の製造法について鋼矢板を例にとり説明する。
ト処理し、ウレタンプライマーをスプレー塗装して硬化
する。
レー塗装して硬化し、さらにその表面に着色ポリウレタ
ンをスプレー塗装して硬化し、図2または図3に示す本
発明の着色ポリウレタン被覆鋼矢板を製造する。
レタン3と着色ポリウレタン4の塗布方法は、スプレー
塗装のほか、ゴムリングやゴムベラなどによるしごき塗
布など従来公知の方法を使用できる。
H形鋼は、H形鋼1の全面をサンドブラスト処理して、
ウレタンプライマー2をスプレー塗装し硬化する。
スプレー塗装して硬化し、さらにその表面に着色ポリウ
レタン4をスプレー塗装し硬化して本発明の着色ポリウ
レタン被覆H形鋼を得る。
連壁用形鋼は、連壁用形鋼1の全面をサンドブラスト処
理し、ウレタンプライマー2をスプレー塗装し硬化す
る。
スプレー塗装して硬化し、さらにその表面に着色ポリウ
レタン4をスプレー塗装し硬化して本発明による着色ポ
リウレタン被覆連壁用形鋼を得る。
鋼管杭は、鋼管1をスパイラル状に回転走行させなが
ら、外表面をグリットブラスト処理し、ウレタンプライ
マー2をスプレー塗装し硬化する。
スプレー塗装して硬化し、さらにその表面に着色ポリウ
レタン4をスプレー塗装し硬化して本発明による着色ポ
リウレタン被覆鋼管杭を得る。
被覆角鋼管杭は、角鋼管1を搬送テーブルで移送搬送し
ながら、外表面をグリットブラスト処理し、ウレタンプ
ライマー2をスプレー塗装し硬化する。
スプレー塗装して硬化し、さらにその表面に着色ポリウ
レタン4をスプレー塗装し硬化して本発明による着色ポ
リウレタン被覆鋼管杭を得る。
被覆鋼管矢板は、鋼管矢板1の外表面をサンドブラスト
処理し、ウレタンプライマー2をスプレー塗装し硬化す
る。
スプレー塗装して硬化し、さらにその表面に着色ポリウ
レタン4をスプレー塗装し硬化して本発明による着色ポ
リウレタン被鋼管矢板を得る。
〜図8に示すごとく、鋼板、鋼矢板、H形鋼、連壁用形
鋼、鋼管杭、角鋼管杭、鋼管矢板などの鋼材1の表面を
ブラスト処理などでスケールなどを除去し、ウレタンプ
ライマー層2を塗装して硬化して下地処理を施し、カー
ボンブラックを添加した黒色ポリウレタン層3を塗装し
て硬化し、次いでCo、Al、Cr、Fe、Ti、Z
n、Mn、Sb、Ni、Mgの中から選んだ1種以上の
元素の酸化物または複合酸化物の単独または混合物から
なる着色顔料とヒンダードアミン系光安定剤を含有する
着色ポリウレタン層4を塗装して硬化し積層したことを
特徴とする着色ポリウレタン被覆鋼材である。
0μmの膜厚、黒色ポリウレタン層3は0.5〜15m
mの膜厚、着色ポリウレタン層4は0.3〜10mmの
膜厚を有していると良好な結果が得られる。
ロピレングリコール、粗MDIと溶剤をガラスフラスコ
に入れ、90℃に加熱して反応させイソシアネート末端
ウレタンプレポリマーを得た。
0重量部(水酸基価:150mg―KOH/g、分子
量:700) 粗MDI(イソシアネート基含有率:31%):14
5重量部
ポリマー; NCO/OH(重量比):2 イソシアネート基含有率:6.3%
リマーに無機顔料としてクレーの微粉末を20重量%と
溶剤20重量%を添加し本発明のウレタンプライマー1
を得た。
分を配合し,本発明の黒色ポリウレタン塗料1を得た。
部(出光石油化学社製のPolybd R―45HT、
水酸基価:46.5mg―KOH/g) 芳香族アミンポリオール:30重量部(第一工業製薬
社製のポリハードナーPA400、水酸基価:420m
g―KOH/g) 粗MDI(イソシアネート基含有率:31重量%):
37.9重量部 無機顔料(クレー微粉末):5重量部 カーボンブラック(微粉末):1重量部 溶剤:30重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):0.85
を配合し、本発明の着色ポリウレタン塗料を調合した。
田薬品工業社製のタケラックUA―702、水酸基価:
50mg―KOH/g) 脂肪族イソシアネート末端ウレタンプレポリマー:1
4.9重量部(武田薬品工業社製のタケネートD―16
0N、イソシアネート基含有率:12.6重量%) 着色顔料(Co―Al複合酸化物[色調:青]):1
重量部 ヒンダードアミン系光安定剤:0.5重量部(三共社
製のサノールLS―292) 溶剤:30重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):0.5
成分を配合し,従来の着色ポリウレタン塗料1を得た。
部(出光石油化学社製のPolybd R―45HT、
水酸基価:46.5mg―KOH/g) 芳香族アミンポリオール:30重量部(第一工業製薬
社製のポリハードナーPA400、水酸基価:420m
g―KOH/g) 粗MDI(イソシアネート基含有率:31重量%):
37.9重量部 フタロシアニンブルー(色調:青):1重量部 溶剤:30重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):0.85
SPIII型×5m)の山面をグリットブラスト処理し
て除錆し、その表面に上記の本発明のウレタンプライマ
ーを膜厚が30μmになるようにスプレー塗装して硬化
しウレタンプライマー層2を形成して下地処理を施し
た。
レタン塗料を膜厚が2mmになるようにスプレー塗装し
て硬化し黒色ポリウレタン層3を積層した。
リウレタン塗料を膜厚が1mmになるようにスプレー塗
装して着色ポリウレタン層4を積層し、本発明の着色ポ
リウレタン被覆鋼矢板No.1を得た。
5m)の山面をグリットブラスト処理して除錆し、その
表面に上記の本発明のウレタンプライマーを膜厚が30
μmになるようにスプレー塗装して硬化しウレタンプラ
イマー層を形成して下地処理を施した。
料1を膜厚が3mmになるようにスプレー塗装して硬化
し従来の着色ポリウレタン層を積層し着色ポリウレタン
被覆鋼矢板No.42を得た。
7年間河川に曝露試験して着色ポリウレタン層表面の色
差を測定した結果を第1表に示した。
タン層と着色ポリウレタン層を積層した被覆鋼矢板は、
従来の着色ポリウレタン層を被覆した被覆鋼矢板に比較
して、表面の退色が殆どなく、耐候性に優れる。
リウレタン塗料中に配合する芳香族アミンポリオールの
配合量をポリブタジエンポリオール100重量部に対し
て50重量部と100重量部に変えた下記の本発明の黒
色ポリウレタン塗料2と3を調合した。
配合量を29重量部と101重量部に変えた下記の比較
黒色ポリウレタン塗料1と2を調合した。
化学社製のPolybd R―45HT、水酸基価:4
6.5mg―KOH/g) 芳香族アミンポリオール:50重量部(第一工業製薬
社製のポリハードナーPA400、水酸基価:420m
g―KOH/g) 粗MDI(イソシアネート基含有率:31重量%):
52.6重量部 無機顔料(クレー微粉末):5重量部 カーボンブラック(微粉末):1重量部 溶剤:30重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):0.85
化学社製のPolybd R―45HT、水酸基価:4
6.5mg―KOH/g) 芳香族アミンポリオール:100重量部(第一工業製
薬社製のポリハードナーPA400、水酸基価:420
mg―KOH/g) 粗MDI(イソシアネート基含有率:31重量%):
95.8重量部 無機顔料(クレー微粉末):5重量部 カーボンブラック(微粉末):1重量部 溶剤:30重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):0.85
化学社製のPolybd R―45HT、水酸基価:4
6.5mg―KOH/g) 芳香族アミンポリオール:29重量部(第一工業製薬
社製のポリハードナーPA400、水酸基価:420m
g―KOH/g) 粗MDI(イソシアネート基含有率:31重量%):
34.5重量部 無機顔料(クレー微粉末):5重量部 カーボンブラック(微粉末):1重量部 溶剤:30重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):0.85
化学社製のPolybd R―45HT、水酸基価:4
6.5mg―KOH/g) 芳香族アミンポリオール:101重量部(第一工業製
薬社製のポリハードナーPA400、水酸基価:420
mg―KOH/g) 粗MDI(イソシアネート基含有率:31重量%):
96.5重量部 無機顔料(クレー微粉末):5重量部 カーボンブラック(微粉末):1重量部 溶剤:30重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):0.85
III型×5m長さ)1の谷面をサンドブラスト処理し
て除錆し、実施例1の本発明のウレタンプライマー1を
膜厚が50μmになるようにスプレー塗装して硬化しウ
レタンプライマー層2を形成して下地処理を施した。
塗料2または3を膜厚が2.5mmになるようにスプレ
ー塗装して硬化し黒色ポリウレタン層3を積層した。
ポリウレタン塗料1を膜厚が1.5mmになるようにス
プレー塗装して硬化し着色ポリウレタン層4を積層し本
発明の着色ポリウレタン被覆鋼矢板No.2と3を製造
した。
塗料の代わりに上記の比較黒色ポリウレタン塗料1また
は2を塗装して着色ポリウレタン被覆鋼矢板No.43
と44を製造した。
7年間河川に曝露試験して着色ポリウレタン層表面の色
差を測定した結果を第1表に示した。
タン被覆鋼矢板No.1(第1表の1、実施例1)の結
果も考え合わせると、本発明の黒色ポリウレタン層には
芳香族アミンポリオールをポリオレフィンポリオール1
00重量部に対して30〜100重量部配合した場合だ
け河川曝露試験後の着色ポリウレタン層表面の退色がな
く耐候性が優れる。
リウレタン塗料中に配合するポリイソシアネート(粗M
DI)の配合量をNCO/OH重量比で1.0と1.5
に変えた下記の本発明の黒色ポリウレタン塗料4と5を
調合した。
CO/OH重量比で0.7と1.6に変えた下記の比較
黒色ポリウレタン塗料3と4を調合した。
化学社製のPolybd R―45HT、水酸基価:4
6.5mg―KOH/g) 芳香族アミンポリオール:30重量部(第一工業製薬
社製のポリハードナーPA400、水酸基価:420m
g―KOH/g) 粗MDI(イソシアネート基含有率:31重量%):
41.7重量部 無機顔料(クレー微粉末):5重量部 カーボンブラック(微粉末):1重量部 溶剤:30重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):1.0
化学社製のPolybd R―45HT、水酸基価:4
6.5mg―KOH/g) 芳香族アミンポリオール:30重量部(第一工業製薬
社製のポリハードナーPA400、水酸基価:420m
g―KOH/g) 粗MDI(イソシアネート基含有率:31重量%):
62.7重量部 無機顔料(クレー微粉末):5重量部 カーボンブラック(微粉末):1重量部 溶剤:30重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):1.5
化学社製のPolybd R―45HT、水酸基価:4
6.5mg―KOH/g) 芳香族アミンポリオール:30重量部(第一工業製薬
社製のポリハードナーPA400、水酸基価:420m
g―KOH/g) 粗MDI(イソシアネート基含有率:31重量%):
29.2重量部 無機顔料(クレー微粉末):5重量部 カーボンブラック(微粉末):1重量部 溶剤:30重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):0.7
化学社製のPolybd R―45HT、水酸基価:4
6.5mg―KOH/g) 芳香族アミンポリオール:30重量部(第一工業製薬
社製のポリハードナーPA400、水酸基価:420m
g―KOH/g) 粗MDI(イソシアネート基含有率:31重量%):
66.7重量部 無機顔料(クレー微粉末):5重量部 カーボンブラック(微粉末):1重量部 溶剤:30重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):1.6
mm×125mm、最大厚み:9mm、長さ5m)1の
表面をサンドブラスト処理して除錆し、その表面に実施
例1の本発明のウレタンプライマー1を膜厚が40μm
になるようにスプレー塗装してウレタンプライマー層2
を形成し、下地処理を施した。
ウレタン塗料4または5を膜厚が3mmになるようにス
プレー塗装して硬化し黒色ポリウレタン層3を積層し
た。
色ポリウレタン塗料1を膜厚が1.5mmになるように
スプレー塗装して硬化し着色ポリウレタン層4を積層し
て本発明の着色ポリウレタン被覆H形鋼No.4と5を
各々製造した。
塗料の代わりに上記の比較黒色ポリウレタン塗料3また
は4を塗装した着色ポリウレタン被覆H形鋼No.45
と46を各々製造した。
7年間河川に曝露試験して着色ポリウレタン層表面の色
差を測定した結果を第1表に示した。
タン被覆鋼矢板1(第1表の1、実施例1)の結果も考
え合わせると、本発明の黒色ポリウレタン層にはポリイ
ソシアネートをポリオレフィンポリオールと芳香族アミ
ンポリオールの混合物に対してNCO/OH重量比で
0.85〜1.5の範囲にした場合だけ河川曝露試験後
の着色ポリウレタン層表面の退色がなく耐候性が優れ
る。
リウレタン塗料中に配合する無機顔料の配合量をポリオ
レフィンポリオール100重量部に対して100重量部
と200重量部に変えた下記の本発明の黒色ポリウレタ
ン塗料6と7を調合した。
リオレフィンポリオール100重量部に対して4重量部
と210重量部に変えた下記の比較黒色ポリウレタン塗
料5と6を調合した。
化学社製のPolybd R―45HT、水酸基価:4
6.5mg―KOH/g) 芳香族アミンポリオール:30重量部(第一工業製薬
社製のポリハードナーPA400、水酸基価:420m
g―KOH/g) 粗MDI(イソシアネート基含有率:31重量%):
37.9重量部 無機顔料(クレー微粉末):100重量部 カーボンブラック(微粉末):1重量部 溶剤:40重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):0.85
化学社製のPolybd R―45HT、水酸基価:4
6.5mg―KOH/g) 芳香族アミンポリオール:30重量部(第一工業製薬
社製のポリハードナーPA400、水酸基価:420m
g―KOH/g) 粗MDI(イソシアネート基含有率:31重量%):
37.9重量部 無機顔料(クレー微粉末):200重量部 カーボンブラック(微粉末):1重量部 溶剤:50重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):0.85
化学社製のPolybd R―45HT、水酸基価:4
6.5mg―KOH/g) 芳香族アミンポリオール:30重量部(第一工業製薬
社製のポリハードナーPA400、水酸基価:420m
g―KOH/g) 粗MDI(イソシアネート基含有率:31重量%):
37.9重量部 無機顔料(クレー微粉末):4重量部 カーボンブラック(微粉末):1重量部 溶剤:50重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):0.85
化学社製のPolybd R―45HT、水酸基価:4
6.5mg―KOH/g) 芳香族アミンポリオール:30重量部(第一工業製薬
社製のポリハードナーPA400、水酸基価:420m
g―KOH/g) 粗MDI(イソシアネート基含有率:31重量%):
37.9重量部 無機顔料(クレー微粉末):210重量部 カーボンブラック(微粉末):1重量部 溶剤:50重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):0.85
幅750mm、梁せい350mm、フランジ部板厚9m
m、長さ5m)1の表面をグリットブラスト処理して除
錆し、その表面に実施例1の本発明のウレタンプライマ
ー1を膜厚が45μmになるようにスプレー塗装し硬化
してウレタンプライマー層1を形成し下地処理を施し
た。
レタン塗料6または7を膜厚が3mmになるようにスプ
レー塗装して硬化し、黒色ポリウレタン層2を形成し
た。
色ポリウレタン塗料1を膜厚が2mmになるようにスプ
レー塗装して硬化し、着色ポリウレタン層4を積層して
本発明の着色ポリウレタン被覆連壁用形鋼No.6と7
を各々製造した。
塗料の代わりに上記の比較黒色ポリウレタン塗料5また
は6を用いて着色ポリウレタン被覆連壁用形鋼No.4
7と48を各々製造した。
し、7年間河川に曝露試験して着色ポリウレタン層表面
の色差を測定した結果を第1表に示した。
タン被覆鋼矢板No.1(第1表の1、実施例1)の結
果も考え合わせると、本発明の黒色ポリウレタン層には
無機顔料をポリオレフィンポリオール100重量部に対
して5〜200重量部の範囲添加した場合だけ河川曝露
試験後の着色ポリウレタン層表面の退色がなく耐候性が
優れる。
リウレタン塗料中に配合するカーボンブラックの配合量
をポリオレフィンポリオール100重量部に対して10
重量部と30重量部に変えた下記の本発明の黒色ポリウ
レタン塗料8と9を調合した。
合量をポリオレフィンポリオール100重量部に対して
0重量部と31重量部に変えた比較黒色ポリウレタン塗
料7と8を調合した。
分を配合し,本発明の黒色ポリウレタン塗料1を得た。
部(出光石油化学社製のPolybd R―45HT、
水酸基価:46.5mg―KOH/g) 芳香族アミンポリオール:30重量部(第一工業製薬
社製のポリハードナーPA400、水酸基価:420m
g―KOH/g) 粗MDI(イソシアネート基含有率:31重量%):
37.9重量部 無機顔料(クレー微粉末):5重量部 カーボンブラック(微粉末):10重量部 溶剤:30重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):0.85
化学社製のPolybd R―45HT、水酸基価:4
6.5mg―KOH/g) 芳香族アミンポリオール:30重量部(第一工業製薬
社製のポリハードナーPA400、水酸基価:420m
g―KOH/g) 粗MDI(イソシアネート基含有率:31重量%):
37.9重量部 無機顔料(クレー微粉末):5重量部 カーボンブラック(微粉末):30重量部 溶剤:30重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):0.85
化学社製のPolybd R―45HT、水酸基価:4
6.5mg―KOH/g) 芳香族アミンポリオール:30重量部(第一工業製薬
社製のポリハードナーPA400、水酸基価:420m
g―KOH/g) 粗MDI(イソシアネート基含有率:31重量%):
37.9重量部 無機顔料(クレー微粉末):5重量部 カーボンブラック(微粉末):0重量部(添加せず) 溶剤:30重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):0.85
化学社製のPolybd R―45HT、水酸基価:4
6.5mg―KOH/g) 芳香族アミンポリオール:30重量部(第一工業製薬
社製のポリハードナーPA400、水酸基価:420m
g―KOH/g) 粗MDI(イソシアネート基含有率:31重量%):
37.9重量部 無機顔料(クレー微粉末):5重量部 カーボンブラック(微粉末):31重量部 溶剤:30重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):0.85
200A×5m長さ×6mm厚み)1の外表面をグリッ
トブラスト処理して除錆し、実施例1の本発明のウレタ
ンプライマー1を膜厚が50μmになるようにスプレー
塗装してウレタンプライマー層2を形成し下地処理を施
した。
ウレタン塗料8または9を膜厚が2mmになるようにス
プレー塗装して硬化し黒色ポリウレタン層3を積層し
た。
色ポリウレタン塗料1を膜厚が1mmになるようにスプ
レー塗装して硬化し着色ポリウレタン層4を積層して本
発明の着色ポリウレタン被覆鋼管杭No.8と9を各々
製造した。
塗料の代わりに上記の比較ポリウレタン塗料7または8
を用いて着色ポリウレタン被覆鋼管杭No.49と50
を各々製造した。
7年間河川に曝露試験して着色ポリウレタン層表面の色
差を測定した結果を第1表に示した。
タン被覆鋼矢板1(第1表の1、実施例1)の結果も考
え合わせると、本発明の黒色ポリウレタン層にはカーボ
ンブラックをポリオレフィンポリオール100重量部に
対して1〜30重量部の範囲添加した場合だけ河川曝露
試験後の着色ポリウレタン層表面の退色がなく耐候性が
優れる。
リウレタン塗料中に配合する無機顔料の種類を変えた下
記の本発明の黒色ポリウレタン塗料10と11を調合し
た。
化学社製のPolybd R―45HT、水酸基価:4
6.5mg―KOH/g) 芳香族アミンポリオール:30重重部(第一工業製薬
社製のポリハードナーPA400、水酸基価:420m
g―KOH/g) 粗MDI(イソシアネート基含有率:31重量%):
41.7重量部 無機顔料(カオリンクレー微粉末):20重量部 カーボンブラック(微粉末):1重重部 溶剤:30重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):1.0
化学社製のPolybd R―45HT、水酸基価:4
6.5mg―KOH/g) 芳香族アミンポリオール:30重量部(第一工業製薬
社製のポリハードナーPA400、水酸基価:420m
g―KOH/g) 粗MDI(イソシアネート基含有率:31重量%):
41.7重量部 無機顔料(炭酸カルシュウム微粉末):20重量部 カーボンブラック(微粉末):1重量部 溶剤:30重重% 上記塗料のNCO/OH(重量比):1.0
0mm×200mm×9mm厚み×5m長さ)1の表面
をグリットブラスト処理して除錆し、その表面に実施例
1の本発明のウレタンプライマー1を膜厚が35μmに
なるようにスプレー塗装して硬化しウレタンプライマー
層2を形成して下地処理を施した。
リウレタン塗料10または11を膜厚が2mmになるよ
うにスプレー塗装して硬化し黒色ポリウレタン層3を積
層した。
色ポリウレタン塗料1を膜厚が1mmになるようにスプ
レー塗装して硬化し着色ポリウレタン層4を積層して本
発明の着色ポリウレタン被覆角鋼管杭No.10と11
を各々製造した。
し、7年間河川に曝露試験して着色ポリウレタン層表面
の色差を測定した結果を第1表に示した。
タン層の無機顔料の種類を変更しても河川曝露試験後の
着色ポリウレタン層表面の退色がなく耐候性が優れる。
リウレタン塗料中に配合するアクリルポリオールの種類
を変えた下記の本発明の着色ポリウレタン塗料2と3を
調合した。
製のタケラックUA―902、水酸基価:17.5mg
―KOH/g) 脂肪族イソシアネート末端ウレタンプレポリマー:
5.2重量部(武田薬品工業社製のタケネートD―16
0N、イソシアネート基含有率:12.6重量%) 着色顔料(Co―Al複合酸化物[色調:青]):1
重量部 ヒンダードアミン系光安定剤:0.5重量%(三共社
製のサノールLS―292) 溶剤:30重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):0.5
製のタケラックUA―905、水酸基価:40mg―K
OH/g) 脂肪族イソシアネート末端ウレタンプレポリマー:1
1.9重量部(武田薬品工業社製のタケネートD―16
0N、イソシアネート基含有率:12.6重量%) 着色顔料(Co―Al複合酸化物[色調:青]):1
重量部 ヒンダードアミン系光安定剤:0.5重量%(三共社
製のサノールLS―292) 溶剤:30重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):0.5
面をサンドブラスト処理して除錆し、実施例1の本発明
のウレタンプライマー1を膜厚が30μmになるように
スプレー塗装して硬化し、ウレタンプライマー層2を形
成して下地処理を施した。
ポリウレタン塗料1を膜厚が3mmになるようにスプレ
ー塗装して硬化し、黒色ポリウレタン層3を形成した。
リウレタン塗料2または3を膜厚が2mmになるように
スプレー塗装して硬化し、着色ポリウレタン層4を積層
して本発明の着色ポリウレタン被覆鋼管矢板No.12
と13を各々製造した。
し、7年間河川に曝露試験して着色ポリウレタン層表面
の色差を測定した結果を第1表に示した。
タン層のアクリルポリオールの種類を変更しても河川曝
露試験後の着色ポリウレタン層表面の退色がなく耐候性
が優れる。
層の形成に用いる着色ポリウレタン塗料中に配合する脂
肪族イソシアネート末端ウレタンプレポリマーの種類を
変えた下記の本発明の着色ポリウレタン塗料4と5を用
いて本発明の着色ポリウレタン被覆鋼矢板No.12と
13を各々製造した。
製のタケラックUA―702、水酸基価:50mg―K
OH/g) 脂肪族イソシアネート末端ウレタンプレポリマー:1
7.8重量部(武田薬品工業社製のタケネートD―14
0N、イソシアネート基含有率:10.5重量%) 着色顔料(Co―Al複合酸化物[色調:青]):1
重量部 ヒンダードアミン系光安定剤:0.5重量%(三共社
製のサノールLS―292) 溶剤:30重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):0.5
製のタケラックUA―702、水酸基価:50mg―K
OH/g) 脂肪族イソシアネート末端ウレタンプレポリマー:1
6.3重量部(武田薬品工業社製のタケネートD―11
0N、イソシアネート基含有率:11.5重量%) 着色顔料(Co―Al複合酸化物[色調:青]):1
重量部 ヒンダードアミン系光安定剤:0.5重量%(三共社
製のサノールLS―292) 溶剤:30重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):0.5
7年間河川に曝露試験して着色ポリウレタン層表面の色
差を測定した結果を第1表に示した。
タン層の脂肪族イソシアネート末端ウレタンプレポリマ
ーの種類を変更しても河川曝露試験後の着色ポリウレタ
ン層表面の退色がなく耐候性が優れる。
リウレタン塗料中に配合する脂肪族イソシアネート末端
ウレタンプレポリマーの配合量をアクリルポリオールの
水酸基(OH)に対するイソシアネート基(NCO)の
重量比(NCO/OH)で1.0と2.0に変えた下記
の本発明の着色ポリウレタン塗料6と7を調合した。
と2.1に変えた下記の比較着色ポリウレタン塗料2と
3を調合した。
製のタケラックUA―702、水酸基価:50mg―K
OH/g) 脂肪族イソシアネート末端ウレタンプレポリマー:2
9.7重量部(武田薬品工業社製のタケネートD―16
0N、イソシアネート基含有率:12.6重量%) 着色顔料(Co―Al複合酸化物[色調:青]):1
重量部 ヒンダードアミン系光安定剤:0.5重量%(三共社
製のサノールLS―292) 溶剤:30重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):1.0
製のタケラックUA―702、水酸基価:50mg―K
OH/g) 脂肪族イソシアネート末端ウレタンプレポリマー:5
9.4重量部(武田薬品工業社製のタケネートD―16
0N、イソシアネート基含有率:12.6重量%) 着色顔料(Co―Al複合酸化物[色調:青]):1
重量部 ヒンダードアミン系光安定剤:0.5重量%(三共社
製のサノールLS―292) 溶剤:30重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):2.0
合し、本発明の着色ポリウレタン塗料を調合した。
田薬品工業社製のタケラックUA―702、水酸基価:
50mg―KOH/g) 脂肪族イソシアネート末端ウレタンプレポリマー:1
1.9重量部(武田薬品工業社製のタケネートD―16
0N、イソシアネート基含有率:12.6重量%) 着色顔料(Co―Al複合酸化物[色調:青]):1
重量部 ヒンダードアミン系光安定剤:0.5重量%(三共社
製のサノールLS―292) 溶剤:30重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):0.4
合し、本発明の着色ポリウレタン塗料を調合した。
田薬品工業社製のタケラックUA―702、水酸基価:
50mg―KOH/g) 脂肪族イソシアネート末端ウレタンプレポリマー:6
2.4重量部(武田薬品工業社製のタケネートD―16
0N、イソシアネート基含有率:12.6重量%) 着色顔料(Co―Al複合酸化物[色調:青]):1
重量部 ヒンダードアミン系光安定剤:0.5重量%(三共社
製のサノールLS―292) 溶剤:30重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):2.1
m幅×9mm厚み×5m長さ)の表面をグリットブラス
ト処理して除錆し、その表面に実施例1の本発明のウレ
タンプライマー1を膜厚が150μmになるようにスプ
レー塗装して硬化し、ウレタンプライマー層2を形成し
た。
ポリウレタン塗料1を膜厚が15mmになるようにスプ
レー塗装して硬化し、黒色ポリウレタン層3を積層し
た。
リウレタン塗料6または7を膜厚が10mmになるよう
にスプレー塗装して着色ポリウレタン層4を形成し、本
発明の着色ポリウレタン被覆鋼板No.14と15を各
々製造した。
塗料の代わりに上記の比較着色ポリウレタン塗料2また
は3を用いた着色ポリウレタン被覆鋼板No.51と5
2を各々製造した。
間河川に曝露試験して着色ポリウレタン層表面の色差を
測定した結果を第1表に示した。
タン被覆鋼矢板No.1(第1表の1、実施例1)の結
果も考え合わせると、本発明の着色ポリウレタン層には
脂肪族イソシアネート末端ウレタンプレポリマーをアク
リルポリオールの水酸基(OH)に対するイソシアネー
ト基(NCO)の重量比NCO/OHで0.5〜2.0
の範囲にした場合だけ河川曝露試験後の着色ポリウレタ
ン層表面の退色が防止できる。
ポリウレタン塗料中に配合する着色顔料の種類を変えた
下記の本発明の着色ポリウレタン塗料8〜27を調合し
た。
の有機顔料を用いた下記の比較着色ポリウレタン塗料4
〜7を調合した。
明の着色ポリウレタン塗料6の着色顔料だけを次のよう
に変えて、各塗料を調合した。
部) 色調:茶
部) 色調:茶
部) 色調:茶
重量部) 色調:茶
部) 色調:緑
部) 色調:緑
重量部) 色調:緑
重量部) 色調:緑
量部)、酸化チタン(5重量部) 色調:薄緑
量部)、Ni―Sb―Ti複合酸化物(3重量部)、酸
化チタン(2重量部) 色調:黄緑
色ポリウレタン塗料6の着色顔料だけを次のように変え
て、各塗料を調合した。
リドンレッド(5重量部) 色調:オレンジ色
m幅×1mm厚み×5m長さ)の表面を酸洗して除錆
し、その表面に実施例1の本発明のウレタンプライマー
1を膜厚が20μmになるようにスプレー塗装して硬化
し、ウレタンプライマー層2を形成した。
ポリウレタン塗料1を膜厚が0.5mmになるようにス
プレー塗装して硬化し、黒色ポリウレタン層3を積層し
た。
リウレタン塗料8〜27を膜厚が0.3mmになるよう
にスプレー塗装して着色ポリウレタン層4を形成し、本
発明の着色ポリウレタン被覆鋼板No.16〜35を各
々製造した。
塗料の代わりに上記の比較着色ポリウレタン塗料4〜7
を用いた着色ポリウレタン被覆鋼板No.53〜56を
各々製造した。
間河川に曝露試験して着色ポリウレタン層表面の色差を
測定した結果を第1表に示した。
タン層にはCo、Al、Cr、Fe、Ti、Zn、M
n、Sb、Ni、Mgの中から選んだ1種以上の元素の
酸化物または複合酸化物の単独または混合物からなる着
色顔料を用いた場合だけ河川曝露試験後の着色ポリウレ
タン層表面の退色が防止できる。
ポリウレタン塗料中に配合する着色顔料の添加量をアク
リルポリオール100重量部に対して20重量部と30
重量部に変えた下記の本発明の着色ポリウレタン塗料2
8と29を調合した。
リルポリオール100重量部に対して0.5重量部と3
1重量部に変えた比較着色ポリウレタン塗料8と9を調
合した。
製のタケラックUA―702、水酸基価:50mg―K
OH/g) 脂肪族イソシアネート末端ウレタンプレポリマー:1
4.9重量部(武田薬品工業社製のタケネートD―16
0N、イソシアネート基含有率:12.6重量%) 着色顔料(Co―Al複合酸化物[色調:青]):2
0重量部 ヒンダードアミン系光安定剤:0.5重量%(三共社
製のサノールLS―292) 溶剤:35重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):0.5
製のタケラックUA―702、水酸基価:50mg―K
OH/g) 脂肪族イソシアネート末端ウレタンプレポリマー:1
4.9重量部(武田薬品工業社製のタケネートD―16
0N、イソシアネート基含有率:12.6重量%) 着色顔料(Co―Al複合酸化物[色調:青]):3
0重量部 ヒンダードアミン系光安定剤:0.5重量%(三共社
製のサノールLS―292) 溶剤:40重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):0.5
製のタケラックUA―702、水酸基価:50mg―K
OH/g) 脂肪族イソシアネート末端ウレタンプレポリマー:1
4.9重量部(武田薬品工業社製のタケネートD―16
0N、イソシアネート基含有率:12.6重量%) 着色顔料(Co―Al複合酸化物[色調:青]):
0.5重量部 ヒンダードアミン系光安定剤:0.5重量%(三共社
製のサノールLS―292) 溶剤:30重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):0.5
製のタケラックUA―702、水酸基価:50mg―K
OH/g) 脂肪族イソシアネート末端ウレタンプレポリマー:1
4.9重量部(武田薬品工業社製のタケネートD―16
0N、イソシアネート基含有率:12.6重量%) 着色顔料(Co―Al複合酸化物[色調:青]):3
1重量部 ヒンダードアミン系光安定剤:0.5重量%(三共社
製のサノールLS―292) 溶剤:35重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):0.5
m幅×10mm厚み×5m長さ)の表面をグリットブラ
スト処理して除錆し、その表面に実施例1の本発明のウ
レタンプライマー1を膜厚が50μmになるようにスプ
レー塗装して硬化し、ウレタンプライマー層2を形成し
た。
ポリウレタン塗料1を膜厚が3mmになるようにスプレ
ー塗装して硬化し、黒色ポリウレタン層3を積層した。
リウレタン塗料28または29を膜厚が1mmになるよ
うにスプレー塗装して着色ポリウレタン層4を形成し、
本発明の着色ポリウレタン被覆鋼板No.36と37を
各々製造した。
塗料の代わりに上記の比較着色ポリウレタン塗料8また
は9を用いた着色ポリウレタン被覆鋼板No.57と5
8を各々製造した。
間河川に曝露試験して着色ポリウレタン層表面の色差を
測定した結果を第1表に示した。
タン被覆鋼矢板No.1(第1表の1、実施例1)の結
果も考え合わせると、本発明の着色ポリウレタン層には
着色顔料をアクリルポリオール100重量部に対して1
〜30重量部の範囲添加した場合だけ河川曝露試験後の
着色ポリウレタン層表面の退色が防止できる。
ポリウレタン塗料中に配合するヒンダードアミン系光安
定剤の添加量をアクリルポリオール100重量部に対し
て5重量部と10重量部に変えた下記の本発明の着色ポ
リウレタン塗料30と31を調合した。
リルポリオール100重量部に対して0.1重量部と1
1重量部に変えた比較着色ポリウレタン塗料10と11
を調合した。
製のタケラックUA―702、水酸基価:50mg―K
OH/g) 脂肪族イソシアネート末端ウレタンプレポリマー:1
4.9重量部(武田薬品工業社製のタケネートD―16
0N、イソシアネート基含有率:12.6重量%) 着色顔料(Co―Al複合酸化物[色調:青]):2
0重量部 ヒンダードアミン系光安定剤:5重量%(三共社製の
サノールLS―292) 溶剤:35重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):0.5
製のタケラックUA―702、水酸基価:50mg―K
OH/g) 脂肪族イソシアネート末端ウレタンプレポリマー:1
4.9重量部(武田薬品工業社製のタケネートD―16
0N、イソシアネート基含有率:12.6重量%) 着色顔料(Co―Al複合酸化物[色調:青]):3
0重量部 ヒンダードアミン系光安定剤:10重量%(三共社製
のサノールLS―292) 溶剤:40重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):0.5
製のタケラックUA―702、水酸基価:50mg―K
OH/g) 脂肪族イソシアネート末端ウレタンプレポリマー:1
4.9重量部(武田薬品工業社製のタケネートD―16
0N、イソシアネート基含有率:12.6重量%) 着色顔料(Co―Al複合酸化物[色調:青]):
0.5重量部 ヒンダードアミン系光安定剤:0.1重量%(三共社
製のサノールLS―292) 溶剤:30重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):0.5
製のタケラックUA―702、水酸基価:50mg―K
OH/g) 脂肪族イソシアネート末端ウレタンプレポリマー:1
4.9重量部(武田薬品工業社製のタケネートD―16
0N、イソシアネート基含有率:12.6重量%) 着色顔料(Co―Al複合酸化物[色調:青]):3
1重量部 ヒンダードアミン系光安定剤:11重量%(三共社製
のサノールLS―292) 溶剤:35重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):0.5
m幅×8mm厚み×5m長さ)の表面をグリットブラス
ト処理して除錆し、その表面に実施例1の本発明のウレ
タンプライマー1を膜厚が30μmになるようにスプレ
ー塗装して硬化し、ウレタンプライマー層2を形成し
た。
ポリウレタン塗料1を膜厚が2mmになるようにスプレ
ー塗装して硬化し、黒色ポリウレタン層3を積層した。
リウレタン塗料30または31を膜厚が1mmになるよ
うにスプレー塗装して着色ポリウレタン層4を形成し、
本発明の着色ポリウレタン被覆鋼板No.38と39を
各々製造した。
塗料の代わりに上記の比較着色ポリウレタン塗料10ま
たは11を用いた着色ポリウレタン被覆鋼板No.59
と60を各々製造した。
間河川に曝露試験して着色ポリウレタン層表面の色差を
測定した結果を第1表に示した。
タン被覆鋼矢板No.1(第1表の1、実施例1)の結
果も考え合わせると、本発明の着色ポリウレタン層には
ヒンダードアミン系光安定剤をアクリルポリオール10
0重量部に対して0.5〜10重量部の範囲添加した場
合だけ河川曝露試験後の着色ポリウレタン層表面の退色
が防止できる。
ポリウレタン塗料中に配合するヒンダードアミン系光安
定剤の種類変えた下記の本発明の着色ポリウレタン塗料
32と33を調合した。
製のタケラックUA―702、水酸基価:50mg―K
OH/g) 脂肪族イソシアネート末端ウレタンプレポリマー:1
4.9重量部(武田薬品工業社製のタケネートD―16
0N、イソシアネート基含有率:12.6重量%) 着色顔料(Co―Al複合酸化物[色調:青]):1
0重量部 ヒンダードアミン系光安定剤:1重量%(三共社製の
サノールLS―765) 溶剤:35重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):0.5
製のタケラックUA―702、水酸基価:50mg―K
OH/g) 脂肪族イソシアネート末端ウレタンプレポリマー:1
4.9重量部(武田薬品工業社製のタケネートD―16
0N、イソシアネート基含有率:12.6重量%) 着色顔料(Co―Al複合酸化物[色調:青]):1
0重量部 ヒンダードアミン系光安定剤:1重量%(三共社製の
サノールLS―1114) 溶剤:35重量% 上記塗料のNCO/OH(重量比):0.5
m幅×7mm厚み×5m長さ)の表面をグリットブラス
ト処理して除錆し、その表面に実施例1の本発明のウレ
タンプライマー1を膜厚が30μmになるようにスプレ
ー塗装して硬化し、ウレタンプライマー層2を形成し
た。
ポリウレタン塗料1を膜厚が2mmになるようにスプレ
ー塗装して硬化し、黒色ポリウレタン層3を積層した。
リウレタン塗料32または33を膜厚が1mmになるよ
うにスプレー塗装して着色ポリウレタン層4を形成し、
本発明の着色ポリウレタン被覆鋼板No.40と41を
各々製造した。
間河川に曝露試験して着色ポリウレタン層表面の色差を
測定した結果を第1表に示した。
タン層にはヒンダードアミン系光安定剤の種類を変えて
も河川曝露試験後の着色ポリウレタン層表面の退色が防
止できる。
明の着色ポリウレタン被覆鋼材は下地処理を施した鋼材
の表面に、カーボンブラックを含有する黒色ポリウレタ
ン層と、Co、Al、Cr、Fe、Ti、Zn、Mn、
Sb、Ni、Mgの中から選んだ1種以上の元素の酸化
物または複合酸化物の単独または混合物からなる着色顔
料とヒンダードアミン系光安定剤を含有する着色ポリウ
レタン層を有しているため美観に優れ、かつ従来の着色
ポリウレタン被覆鋼材に比較して、7年間の河川曝露試
験の後でも表面の色差変化がなく耐候性に優れる。
層を積層した鋼板を示す断面図である。
層を積層した鋼矢板を示す断面図である。
層を積層した鋼矢板を示す断面図である。
層を積層したH形鋼を示す断面図である。
層を積層した連壁用形鋼を示す断面図である。
層を積層した鋼管杭を示す断面図である。
層を積層した角鋼管杭を示す断面図である。
層を積層した角鋼管杭を示す断面図である。
用形鋼、鋼管杭、角鋼管杭、鋼管矢板などの鋼材 2 ウレタンプライマー層 3 カーボンブラックを合有する黒色ポリウレタン層 4 Co、Al、Cr、Fe、Ti、Zn、Mn、S
b、Ni、Mgの中から選んだ1種以上の元素の酸化物
または複合酸化物の単独または混合物からなる着色顔料
とヒンダードアミン系光安定剤を含有する着色ポリウレ
タン層
Claims (1)
- 【請求項1】 下地処理を施した鋼材の表面に、カーボ
ンブラックを含有する黒色ポリウレタン層と、Co、A
l、Cr、Fe、Ti、Zn、Mn、Sb、Ni、Mg
の中から選んだ1種以上の元素の酸化物または複合酸化
物の単独または混合物からなる着色顔料とヒンダードア
ミン系光安定剤を含有する着色ポリウレタン層を順次積
層したことを特徴とする着色ポリウレタン被覆鋼材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30067792A JP2647316B2 (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 着色ポリウレタン被覆鋼材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30067792A JP2647316B2 (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 着色ポリウレタン被覆鋼材 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06126887A true JPH06126887A (ja) | 1994-05-10 |
JP2647316B2 JP2647316B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=17887749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30067792A Expired - Fee Related JP2647316B2 (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 着色ポリウレタン被覆鋼材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2647316B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003525316A (ja) * | 2000-02-01 | 2003-08-26 | ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト | 安定剤組成物 |
WO2017159430A1 (ja) * | 2016-03-16 | 2017-09-21 | 新日鐵住金株式会社 | 樹脂被覆鋼材およびその製造方法 |
JP2017165024A (ja) * | 2016-03-17 | 2017-09-21 | 新日鐵住金株式会社 | 多層ポリウレタン被覆鋼材 |
-
1992
- 1992-10-14 JP JP30067792A patent/JP2647316B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003525316A (ja) * | 2000-02-01 | 2003-08-26 | ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト | 安定剤組成物 |
WO2017159430A1 (ja) * | 2016-03-16 | 2017-09-21 | 新日鐵住金株式会社 | 樹脂被覆鋼材およびその製造方法 |
JPWO2017159430A1 (ja) * | 2016-03-16 | 2018-11-29 | 新日鐵住金株式会社 | 樹脂被覆鋼材およびその製造方法 |
AU2017234095B2 (en) * | 2016-03-16 | 2019-04-11 | Nippon Steel Corporation | Resin coated steel and manufacturing method therefor |
AU2017234095B8 (en) * | 2016-03-16 | 2019-04-18 | Nippon Steel Corporation | Resin coated steel and manufacturing method therefor |
JP2017165024A (ja) * | 2016-03-17 | 2017-09-21 | 新日鐵住金株式会社 | 多層ポリウレタン被覆鋼材 |
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---|---|
JP2647316B2 (ja) | 1997-08-27 |
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