JPH06126332A - 合紙供給設備 - Google Patents

合紙供給設備

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Publication number
JPH06126332A
JPH06126332A JP30961792A JP30961792A JPH06126332A JP H06126332 A JPH06126332 A JP H06126332A JP 30961792 A JP30961792 A JP 30961792A JP 30961792 A JP30961792 A JP 30961792A JP H06126332 A JPH06126332 A JP H06126332A
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JP
Japan
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coil
interleaving paper
paper
insert paper
interleaving
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP30961792A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Tomita
茂 富田
Kazuhiro Fujiike
一博 藤池
Eiji Miura
栄二 三浦
Mitsunori Abe
光範 阿部
Toru Tazawa
徹 田沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Publication of JPH06126332A publication Critical patent/JPH06126332A/ja
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  • Replacement Of Web Rolls (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 余剰合紙コイルをその保管場所から搬送して
くる際に要する時間をできるだけ短縮化する。 【構成】 冷間圧延を行うミルを通過した圧延材をコイ
ル状に巻き取る際に、その圧延コイルの層間に挟み込む
合紙を、合紙ストッカから運び出して、例えば第2の合
紙巻取・繰り出し機12bに装着する。この合紙挟み込
み作業で挟み込まれずに残った余剰合紙コイル18を再
度使用するときまで保管して置くための合紙仮置き台1
7を、合紙搬送ライン2の高架レール14を利用してミ
ル9近傍に設置する。 【効果】 圧延材を巻き取る際に圧延コイルの層間に挟
み込まれずに残った余剰合紙コイルを、保管場所である
合紙仮置き台17まで搬送し、また再使用時に合紙繰り
出し機まで搬送するのに要する時間を短縮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧延コイルの圧延材の
表面保護のために巻回される合紙を、圧延材をコイル状
に巻く際に供給するための合紙供給設備に関する。
【0002】
【従来の技術】ステンレス鋼などの冷間圧延加工を行う
際には、コイル状に巻回された圧延材をミルの片側で繰
り出し、ミルを通過させた後、他端側で再度コイル状に
巻回している。この時、圧延材の表面保護のために、ミ
ル通過後の圧延材をコイル状に巻く際には、その圧延コ
イルの層間に合紙を挟み込んでいる。従って、ミル通過
後に圧延材が巻き取られる際に合紙を供給する必要が
る。従来の合紙供給設備にあっては、使用前の合紙コイ
ルを貯留しておく合紙ストッカと、ミルを通過して巻き
取られる圧延コイルの層間に合紙を挟み込むべく合紙コ
イルから合紙を繰り出すための合紙繰り出し機とが設け
られている。
【0003】ところで、巻き取られる冷間圧延コイルに
対して合紙コイルの長さが比較的長い場合には、挟み込
まれずに残った余剰合紙コイルが生じる。その場合に
は、従来の合紙供給設備では、余剰合紙コイルを、繰り
出し機から取り外したら、別の場所に設けられた保管場
所まで移送して保管しておく。そして、保管されている
余剰合紙コイルを、必要に応じて例えばジブホイストを
用いて搬出して、再度搬送手段を介して合紙繰り出し機
に装着し、圧延材の巻取に応じて合紙供給を行ってい
た。
【0004】しかしながら、従来の合紙供給設備では、
上記したように合紙繰り出し機から比較的離隔した位置
に余剰合紙コイル保管場所が配設されており、余剰合紙
コイルを使用するべく、その余剰合紙コイルを合紙繰り
出し機まで搬送する際に比較的長い時間を要するという
問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術の
問題点に鑑み、本発明の主な目的は、余剰合紙コイルを
その保管場所から搬送してくる際に要する時間をできる
だけ短縮化し得る合紙供給設備を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、圧延材を冷間圧延用ミルの通過後にコイル
状に巻く際に合紙を圧延コイルの層間に挟み込むため
に、該コイル状に巻かれる圧延材に向けて合紙を繰り出
すための合紙繰り出し機と、合紙コイルを合紙ストッカ
から前記合紙繰り出し機まで搬送し得る合紙搬送装置と
を有し、前記合紙搬送装置の搬送エリア内であって前記
ミルの近傍に、前記合紙コイルの前記圧延コイルの層間
に挟み込まれずに残った余剰合紙コイルを一時保管して
おくための余剰コイル仮置き台を設けたことを特徴とす
る合紙供給設備を提供することにより達成される。
【0007】
【作用】このように、合紙搬送装置の搬送エリア内であ
ってミルの近傍に、余剰合紙コイルを一時保管しておく
ための余剰コイル仮置き台を設けたことから、その余剰
コイル仮置き台と合紙繰り出し機との間の距離が短く、
再度必要になった余剰合紙コイルを余剰コイル仮置き台
から合紙繰り出し機まで搬送するのに要する時間を容易
に短縮化し得る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を添付の図面につ
いて詳しく説明する。
【0009】図1は、本発明が適用された冷間圧延加工
及び合紙供給設備の模式的配置図である。本設備にあっ
ては、図1に示されるように、ミル設備ライン1と、そ
の側方に長手方向に沿って延在する合紙搬送ライン2
と、合紙搬送ライン2の図に於ける左方下部に配設され
た合紙ストッカ3と、ミル設備ライン1の図に於ける右
方に配設された合紙回収装置としての合紙巻取機4及び
合紙排出バケツ5とにより構成されている。
【0010】合紙ストッカ3と合紙搬送ライン2の上流
端との間には、両者間を連絡する合紙搬送台車6を走行
させるための台車走行レール7が敷設されている。その
合紙ストッカ3には、互いに異なる幅の使用前の各種合
紙をコイル状に巻回してなる合紙コイル8が、各幅別に
並列にそれぞれ並べられて貯留されている。合紙ストッ
カ3は、任意の種類の合紙コイル8を個々に排出可能で
あり、対応する列の排出口に対応する位置に合紙搬送台
車6を待機させて、任意の合紙コイル8を合紙搬送台車
6に移すようにされている。
【0011】ミル設備ライン1の中間部には冷間圧延を
行うためのミル9が設けられている。ミル9は、合紙搬
送ライン2を横切る駆動軸10aを介して、ミルモータ
10により駆動されるようになっている。ミル9の両側
方にはそれぞれテンションリール軸11a・11bが設
けられており、ミル9により圧延を行う際に、圧延コイ
ルを例えば一方のテンションリール軸11aにより支持
しつつミル9に向けて繰り出すと共に、ミル9を通過し
た圧延材を他方のテンションリール軸11bにより巻き
取る。
【0012】合紙搬送ライン2には、第1〜第3の合紙
巻取・繰り出し機12a〜12cが配設されている。第
1及び第2の合紙巻取・繰り出し機12a・12bが、
上記テンションリール軸11bに対応する側に設けら
れ、第3の合紙巻取・繰り出し機12cが、テンション
リール11aに対応する側に設けられている。また、合
紙搬送ライン2には、ライン方向に往復走行し得るよう
にされた合紙搬送装置13が設けられている。この合紙
搬送装置13は、図2に示されるように、所定の高さを
もって水平方向に延在するように架設された高架レール
14上を遠隔操作により自動走行するようにされてい
る。
【0013】合紙搬送ライン2の上流端で、合紙搬送台
車6により運ばれてきた合紙を、図示されない例えばジ
ブホイストを用いて合紙搬送装置13に載せ変え、その
合紙を合紙搬送装置13により第1〜第3の合紙巻取・
繰り出し機12a〜12cのいずれかまで搬送する。こ
のようにして所定の合紙巻取・繰り出し機に装着された
合紙は、ミル9を通過してテンションリール11a・1
1bのいずれか一方に圧延材が巻き取られる際に、巻き
取られる圧延コイルの層間に挟み込まれ、共に巻き取ら
れる。
【0014】前記した合紙巻取機4と合紙排出バケツ5
との間には、圧延コイルから回収した合紙を、合紙巻取
機4から合紙排出バケツ5に受け渡すべく、両者間に敷
設されたレール上を走行し得る合紙排出台車15が設け
られている。また、合紙巻取機4の上方には、合紙をコ
イル状に巻き取る際の芯となる紙芯を保管している紙芯
ストッカ16が設けられている。なお、合紙排出バケツ
5は、2分割されており、一方を廃棄合紙用バケツと
し、他方を再生合紙用バケツとしている。
【0015】また、図1に示されるように、合紙搬送ラ
イン2の搬送エリアの中間部であるミル9近傍部分には
合紙仮置き台17が設けられている。この合紙仮置き台
17は、図2に示されるように、高架レール14の架台
を利用して、高架レール14の直下にて延在するように
固設されており、軸線方向幅の違いに応じた各種の合紙
コイルを種類別に保管し得るようにされている。
【0016】このようにして構成された冷間圧延加工設
備に於いては、一方のテンションリール11aに図示さ
れない圧延コイルを取り付け、その一端を繰り出しつつ
ミル9により冷間圧延を行うが、その際に、前工程で圧
延コイルの層間に挟み込まれていた合紙の回収を行う。
この時には、まず、回収する合紙の幅に対応する軸線方
向長さの紙芯を、紙芯ストッカ16から取り出して合紙
巻取機4に装着する。
【0017】圧延コイルに巻回されていた合紙の先端
を、合紙巻取機4に装着されている紙芯に巻き付けた
後、ミル9の運転を行いつつ合紙巻取機4を同期させて
自動運転し、圧延コイルの層間に挟み込まれていた合紙
を巻き取る。この巻き取られた合紙は、合紙排出台車1
4に載せ替えられて、合紙排出バケツ5内に排出され
る。
【0018】ミル9を通過した圧延材は他方のテンショ
ンリール11bにより再び巻き取られる。この時、圧延
材の表面保護のために合紙の挟み込みを行う。この挟み
込みに使用される合紙は、前記した合紙ストッカ3から
合紙搬送台車6及び合紙搬送装置13により運ばれてき
て、例えば第2の合紙巻取機・繰り出し機12bに装着
される。そして、圧延材をテンションリール11bにて
巻き取る動作に合わせて合紙を繰り出し、圧延コイルを
形成する際に層間に合紙を挟み込む。
【0019】圧延材の巻き取りが終わると、挟み込まれ
ずに残った余剰合紙コイル18は、合紙搬送装置13を
用いて、第2の合紙巻取・繰り出し機12bから外さ
れ、図2に示されるように合紙仮置き台17上に載置さ
れて、軸線方向長さの違いに応じて分けて保管される。
合紙搬送装置13の搬送エリアの中間部であってミル9
の近傍に合紙仮置き台17が設けられているため、余剰
合紙コイル18を保管場所まで移送する際に要する時間
が短い。
【0020】このようにして保管されている余剰合紙コ
イル18は、例えば使用長さの履歴を管理しておくこと
により余剰長さが分かり、冷間圧延加工を行う圧延コイ
ルの長さに応じて、使用可能な余剰合紙コイル18を適
切に選ぶことができる。ミル9の近傍に合紙仮置き台1
7が設けられていることから、その選択された余剰合紙
コイル18を合紙巻取・繰り出し機まで搬送してくるの
に要する時間を、従来のミルから離れた別の保管場所か
ら搬送してくる場合に比べて、大幅に短縮できる。さら
に、本実施例にあっては、高架レール14の架台を利用
して、合紙仮置き台17を設けていることから、その設
置費用の低コスト化及び省スペース化を達成し得る。
【0021】
【発明の効果】このように本発明によれば、合紙搬送ラ
インであってミル近傍に設けられた合紙仮置き台から余
剰合紙コイルを搬送してくることから、その搬送に要す
る時間を極力短縮化できるため、冷間圧延工程の作業効
率を向上し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された冷間圧延設備の模式的配置
図。
【図2】図1の矢印II線から見た矢視図。
【符号の説明】
1 ミル設備ライン 2 合紙搬送ライン 3 合紙ストッカ 4 合紙巻取機 5 合紙排出バケツ 6 合紙搬送台車 7 台車走行レール 8 合紙 9 ミル 10 ミルモータ 10a 駆動軸 11a・11b テンションリール軸 12a〜12c 第1〜第3の合紙巻取・繰り出し機 13 合紙搬送装置 14 高架レール 15 合紙排出台車 16 紙芯ストッカ 17 合紙仮置き台 18 余剰合紙コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 光範 富津市新富20−1 新日本製鐵株式会社技 術開発本部内 (72)発明者 田沢 徹 富津市新富20−1 新日本製鐵株式会社技 術開発本部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧延材を冷間圧延用ミルの通過後にコイ
    ル状に巻く際に合紙を圧延コイルの層間に挟み込むため
    に、該コイル状に巻かれる圧延材に向けて合紙を繰り出
    すための合紙繰り出し機と、合紙コイルを合紙ストッカ
    から前記合紙繰り出し機まで搬送し得る合紙搬送装置と
    を有し、 前記合紙搬送装置の搬送エリア内であって前記ミルの近
    傍に、前記合紙コイルの前記圧延コイルの層間に挟み込
    まれずに残った余剰合紙コイルを一時保管しておくため
    の余剰コイル仮置き台を設けたことを特徴とする合紙供
    給設備。
JP30961792A 1992-10-22 1992-10-22 合紙供給設備 Withdrawn JPH06126332A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30961792A JPH06126332A (ja) 1992-10-22 1992-10-22 合紙供給設備

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JP30961792A JPH06126332A (ja) 1992-10-22 1992-10-22 合紙供給設備

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JPH06126332A true JPH06126332A (ja) 1994-05-10

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ID=17995192

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JP30961792A Withdrawn JPH06126332A (ja) 1992-10-22 1992-10-22 合紙供給設備

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JP (1) JPH06126332A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11952226B2 (en) 2021-07-30 2024-04-09 Valmet Technologies Oy Assembly for handling reel spools and a reel-up unwinding arrangement for a fiber web machine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11952226B2 (en) 2021-07-30 2024-04-09 Valmet Technologies Oy Assembly for handling reel spools and a reel-up unwinding arrangement for a fiber web machine

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Legal Events

Date Code Title Description
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Effective date: 20000104