JPH0612629A - クリーニングテープ走行制御方法 - Google Patents

クリーニングテープ走行制御方法

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Publication number
JPH0612629A
JPH0612629A JP16872492A JP16872492A JPH0612629A JP H0612629 A JPH0612629 A JP H0612629A JP 16872492 A JP16872492 A JP 16872492A JP 16872492 A JP16872492 A JP 16872492A JP H0612629 A JPH0612629 A JP H0612629A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
cleaning
cleaning tape
magnetic head
reverse
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16872492A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetomo Kanbe
英智 掃部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP16872492A priority Critical patent/JPH0612629A/ja
Publication of JPH0612629A publication Critical patent/JPH0612629A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気ヘッドのクリーニングテープの走行制御
方法に関し、クリーニングテープによるクリーニング効
果を大きくして、洗浄液による洗浄回数を少なくするこ
とができるクリーニングテープの走行制御方法を提供す
ることを目的とするものである。 【構成】 クリーニングテープ19cを磁気ヘッド2に
接触させた状態で走行させ、磁気ヘッド2をクリーニン
グする磁気テープ装置において、クリーニングテープ1
9cを所定距離のに前進走行と別の所定距離の逆進走行
を交互に繰り返しながら、全体として前進走行又は逆進
走行させるものである。これによって、クリーニングテ
ープは磁気ヘッド表面を短い時間での往復を繰り返し、
磁気ヘッドに付着した塵埃を一か所に溜めることなく除
去できる効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は記憶媒体として磁気テ
ープを用いる磁気テープ装置に関し、特に、この種の磁
気テープ装置の磁気ヘッドのクリーニング方法に関する
ものである。
【0002】
【従来技術】光ディスクや磁気ディスクが多用されてい
る今日でも、該大容量の光ディスクや磁気ディスクのバ
ックアップ媒体として磁気テープが用いられることがあ
る。
【0003】図3は本発明の適用される磁気テープ装置
の概念図であり、図4はそのテープ走行系のブロック図
である。送り出しリール11に巻き取られたテープ19
はカセットケース10に納められ、その先端はリーダブ
ロック12に固着されている。このカセットケース10
を所定の位置に装着したとき、リーダブロック12をテ
ープガイド13に沿って引き出すことによって、テープ
19をガイドローラ14a、14b及び、該ガイドロー
ラ14a、14bの中間に位置する磁気ヘッド2を介し
て巻取りリール15に迄案内することができるようにな
っている。
【0004】更に、クリーニングテープ19cを巻回し
たカセットケース10cを装着したときは、図4に示す
ように該カセットケース10cがセンサスイッチ30を
ONするようになっており(通常のカセットケース10
では該センサスイッチ30とカセットケース10の外側
が干渉しないようになっている)、以下に説明する制御
手段20はクリーニングテープが装着されたことを認識
する。
【0005】このような構成において、送り出し及び巻
取り側のモータ軸の回転数とリール径が常にセンサによ
って監視されており、該センサのデータに基づいて速度
検出手段21が現在の速度を算出し、速度演算手段22
で正しい速度を演算して駆動制御手段23がモータを制
御するようになっている。
【0006】記録再生用の通常の磁気テープのカセット
ケース10が装填されたとき、上記センサスイッチ30
は速度演算手段22aを選択する。この速度演算手段2
2aは上位の制御装置よりのデータ(例えば書き込みデ
ータの有無を示すデータ)と、上記速度検出手段21の
出力より現在速度に対する補正量を算出し、駆動制御手
段23に伝送することによって速度制御がなされる。
【0007】上記のような構成の磁気テープ装置はでき
るだけ清浄な環境のもとで使用されることが望ましい
が、完全に塵埃をシャットアウトすることは難しく、定
期的に磁気ヘッド2をクリーニングする必要がある。
【0008】そこで、クリーニングテープ19cを巻回
したカセットケース10cが装填され、クリーニングテ
ープ19cによる磁気ヘッド2のクリーニングがなされ
る。すなわち、上記したようにカセットケース10cが
装填されると、センサスイッチ30が作動して速度演算
手段22bが選択される。この速度演算手段22bでは
クリーニングテープ19cを単純に前進走行させ、該前
進走行が終わると逆進走行させる制御を行う。
【0009】更に、長期的には塵埃が磁気ヘッド2の表
面に付着してクリーニングテープ19cでは除去できな
い重大な汚れに至ることがあり、このときは洗浄液と布
で磁気ヘッド2の表面を拭き取るようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記クリーニングテー
プ19cによる方法は図5(a)(b)に示すように磁
気ヘッド2に対してクリーニングテープ19cが一方向
にしか走行しないので、磁気ヘッド2の走行方向下手側
に塵埃等Dがたまり、クリーニング効果が小さい。
【0011】また、このように磁気ヘッド2の一方向に
寄せられた塵埃は、長期的には磁気ヘッド2の表面に固
まって、上記クリーニングテープ19cでは除去され難
くなり、洗浄液による洗浄を強いられることになる。と
ころが、この洗浄液による洗浄作業は非常にめんどう
で、保守面でのデメリットが大きい欠点がある。
【0012】この発明は上記従来の事情に鑑みて提案さ
れたものであって、クリーニングテープによるクリーニ
ング効果を大きくして、洗浄液による洗浄回数を少なく
することができるクリーニングテープの走行制御方法を
提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために以下の手段を採用している。すなわち、例
えば図1に示すようにクリーニングテープ19cを磁気
ヘッド2に接触させた状態で走行させ、磁気ヘッド2を
クリーニングする磁気テープ装置において、クリーニン
グテープ19cを所定距離のに前進走行と別の所定距離
の逆進走行を交互に繰り返しながら、全体として前進走
行又は逆進走行させるものである。
【0014】
【作用】クリーニングテープはある所定距離F1k(k:1,2
…n)前進走行されると、次に別の所定距離F2kは逆進走
行する。ここでF1k>F2kとすると、前進走行、逆進走
行を繰り返しながら全体として前進方向に走行すること
になる。クリーニングテープを終端から始端に巻き戻す
ときは、上記とは逆に逆進走行距離B2kを前進走行距離
1kより長くすれば全体として逆進方向に走行すること
になる。
【0015】これによってクリーニングテープ19cは
短い時間に前進、逆進を繰り返すことになるので、塵埃
が磁気ヘッド2のテープ走行下側に集まることがなくな
る。
【0016】
【実施例】図1(a)(b)、図2(a)(b)は本発
明のテープ速度と距離の関係を示すグラフと、動作を示
すフロー図である。
【0017】上記従来例に示した装置同様、クリーニン
グテープカセット10cが装填されると、速度演算手段
22bが選択され、速度演算手段22bでは図1(a)
に示すような速度が設定されている。すなわち、始端位
置から所定距離F11はクリーニングテープ19cを前進
方向に走行させ、次に、上記所定距離より短い別の所定
距離F21はテープを逆進走行させる(図1(b)F21
→F22)。以降、このように所定距離F1k(k:1,2…n)
の前進走行と別の所定距離F2kの逆進走行を繰り返し
(図1(b)F22→F23→F24:N)、全体とし
てはクリーニングテープ19cは前進方向に巻き取られ
ることになる。そして、上記クリーニングテープ19c
が終端迄巻き取られると前進走行は終了することになる
(図1(b)F24:Y)。
【0018】上記の要領でクリーニングテープ19cが
終端位置まで巻き取られると、クリーニングテープ19
cは次に逆進する。すなわち、図2(a)に示すよう
に、終端位置から所定距離B2k逆進し、次いで、上記所
定距離B2kより短い別の所定距離B1k前進する(図2
(b)B22→B23→B24:N)。この要領で逆進
と前進を繰り返してクリーニングテープ19cは全体と
して逆進することになる。そして、クリーニングテープ
19cが始端まで巻き戻されたとき逆進走行は終了する
ことになる。
【0019】上記の方法によれば、クリーニングテープ
19cは短い時間に前進と逆進を繰り返すことになるの
で、塵埃が磁気ヘッド2の一方向に集中することがな
く、液洗浄を必要とするような重大な汚れが生じる回数
を少なくすることができることになる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明は、クリー
ニングテープの前進走行と逆進走行を繰り返しながら、
磁気ヘッドをクリーニングするようにしているので、磁
気ヘッドの一方側に塵埃が固まることなく、長期間液洗
浄をしなくてもエラーが生じにくくなり、保守が容易に
なる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテープ速度と距離の関係を示すグラフ
と、動作を示すフロー図である。
【図2】本発明のテープ速度と距離の関係を示すグラフ
と、動作を示すフロー図である。
【図3】従来装置概念図である。
【図4】従来装置のブロック図である。
【図5】従来の欠点を示す概念図である。
【符号の説明】
2 磁気ヘッド 19cクリーニングテープ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリーニングテープ(19c) を磁気ヘッド
    (2) に接触させた状態で走行させ、磁気ヘッド(2) をク
    リーニングする磁気テープ装置において、クリーニング
    テープ(19c) を所定距離の前進走行と別の所定距離の逆
    進走行を交互に繰り返しながら、全体として前進走行又
    は逆進走行させることを特徴とするクリーニングテープ
    走行制御方法。
JP16872492A 1992-06-26 1992-06-26 クリーニングテープ走行制御方法 Withdrawn JPH0612629A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16872492A JPH0612629A (ja) 1992-06-26 1992-06-26 クリーニングテープ走行制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16872492A JPH0612629A (ja) 1992-06-26 1992-06-26 クリーニングテープ走行制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0612629A true JPH0612629A (ja) 1994-01-21

Family

ID=15873258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16872492A Withdrawn JPH0612629A (ja) 1992-06-26 1992-06-26 クリーニングテープ走行制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0612629A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6580577B1 (en) 1998-11-18 2003-06-17 Nec Corporation Magnetic tape apparatus with forced magnetic tape cleaning process

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990831