JPH06126165A - 排ガス中の炭化水素類浄化用吸着材 - Google Patents
排ガス中の炭化水素類浄化用吸着材Info
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- JPH06126165A JPH06126165A JP4278617A JP27861792A JPH06126165A JP H06126165 A JPH06126165 A JP H06126165A JP 4278617 A JP4278617 A JP 4278617A JP 27861792 A JP27861792 A JP 27861792A JP H06126165 A JPH06126165 A JP H06126165A
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- Japan
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- adsorbent
- hydrocarbons
- exhaust gas
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- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N2240/00—Combination or association of two or more different exhaust treating devices, or of at least one such device with an auxiliary device, not covered by indexing codes F01N2230/00 or F01N2250/00, one of the devices being
- F01N2240/18—Combination or association of two or more different exhaust treating devices, or of at least one such device with an auxiliary device, not covered by indexing codes F01N2230/00 or F01N2250/00, one of the devices being an adsorber or absorber
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N2570/00—Exhaust treating apparatus eliminating, absorbing or adsorbing specific elements or compounds
- F01N2570/12—Hydrocarbons
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- Treating Waste Gases (AREA)
- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、炭化水素類の大きな吸着能を有
し、かつ吸着した炭化水素類の脱離温度の高い炭化水素
類浄化用吸着材を提供する。 【構成】 銀を担持した分子篩を使用して調製されたも
のである。分子篩としては、ゼオライト、多孔質カーボ
ン、黒鉛層間化合物、粘土層間化合物等がある。また、
金属で同型置換されたものであってもよい。分子篩への
銀の担持は、イオン交換法、含浸法、浸漬法等の通常の
方法によって行うことができる。この吸着材を排ガス中
の炭化水素類の浄化に使用する場合、この吸着材の下流
に排ガス浄化用触媒を配置しておく。
し、かつ吸着した炭化水素類の脱離温度の高い炭化水素
類浄化用吸着材を提供する。 【構成】 銀を担持した分子篩を使用して調製されたも
のである。分子篩としては、ゼオライト、多孔質カーボ
ン、黒鉛層間化合物、粘土層間化合物等がある。また、
金属で同型置換されたものであってもよい。分子篩への
銀の担持は、イオン交換法、含浸法、浸漬法等の通常の
方法によって行うことができる。この吸着材を排ガス中
の炭化水素類の浄化に使用する場合、この吸着材の下流
に排ガス浄化用触媒を配置しておく。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排ガス中の炭化水素類
を浄化するための吸着材に関する。
を浄化するための吸着材に関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】自動車の
排ガス中には、炭化水素類として、主としてパラフィン
系炭化水素、オレフィン系炭化水素、芳香族系炭化水素
が含まれている。排ガス中の炭化水素類の濃度は、エン
ジンの種類、運転状態によって異なるが、一般的には 5
00〜20000ppmである。従来、このような自動車排ガスの
浄化用触媒として、炭化水素、NOX 、一酸化炭素を同時
に浄化する三元触媒が知られている。この種の三元触媒
は、所定温度以上の反応温度において充分な触媒活性を
示す。
排ガス中には、炭化水素類として、主としてパラフィン
系炭化水素、オレフィン系炭化水素、芳香族系炭化水素
が含まれている。排ガス中の炭化水素類の濃度は、エン
ジンの種類、運転状態によって異なるが、一般的には 5
00〜20000ppmである。従来、このような自動車排ガスの
浄化用触媒として、炭化水素、NOX 、一酸化炭素を同時
に浄化する三元触媒が知られている。この種の三元触媒
は、所定温度以上の反応温度において充分な触媒活性を
示す。
【0003】通常、自動車エンジンの排ガス中の炭化水
素は、エンジン始動直後に特に多量に排出される。しか
し、この時の排ガスの温度は充分高くないため、三元触
媒によっては炭化水素類を効率的に浄化することができ
ないという欠点があった。そこで、三元触媒のこのよう
な欠点を補うため、三元触媒の上流にゼオライトを配置
して、三元触媒が低温である時に排出される炭化水素類
をこのゼオライトに一時的に吸着しておき、その後三元
触媒で炭化水素類を燃焼除去する方法が提案されている
(特開平2-75327 号公報、特開平2-135126号公報参
照)。
素は、エンジン始動直後に特に多量に排出される。しか
し、この時の排ガスの温度は充分高くないため、三元触
媒によっては炭化水素類を効率的に浄化することができ
ないという欠点があった。そこで、三元触媒のこのよう
な欠点を補うため、三元触媒の上流にゼオライトを配置
して、三元触媒が低温である時に排出される炭化水素類
をこのゼオライトに一時的に吸着しておき、その後三元
触媒で炭化水素類を燃焼除去する方法が提案されている
(特開平2-75327 号公報、特開平2-135126号公報参
照)。
【0004】しかし、これらの方法では、ゼオライトか
らの炭化水素の脱離温度が低く、炭化水素が脱離した
際、未だ三元触媒がその触媒機能を充分に発揮できない
温度にあるため、結果として三元触媒出口の炭化水素濃
度が高くなっていた。そこで、本発明は、炭化水素類の
大きな吸着能を有し、かつ吸着した炭化水素類の脱離温
度の高い排ガス中の炭化水素類浄化用吸着材を提供する
ことを目的とする。
らの炭化水素の脱離温度が低く、炭化水素が脱離した
際、未だ三元触媒がその触媒機能を充分に発揮できない
温度にあるため、結果として三元触媒出口の炭化水素濃
度が高くなっていた。そこで、本発明は、炭化水素類の
大きな吸着能を有し、かつ吸着した炭化水素類の脱離温
度の高い排ガス中の炭化水素類浄化用吸着材を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明に係る排
ガス中の炭化水素類浄化用吸着材は、銀を担持した分子
篩を使用して調製されたものである。前記分子篩として
は、ゼオライト、多孔質カーボン、黒鉛層間化合物、粘
土層間化合物等がある。また、金属で同型置換されたも
のであってもよい。
ガス中の炭化水素類浄化用吸着材は、銀を担持した分子
篩を使用して調製されたものである。前記分子篩として
は、ゼオライト、多孔質カーボン、黒鉛層間化合物、粘
土層間化合物等がある。また、金属で同型置換されたも
のであってもよい。
【0006】前記ゼオライトには、MFI型ゼオライ
ト、フォージャサイト型ゼオライト、フェリエライト、
ベータゼオライト、L型ゼオライト、モルデナイト、エ
リオナイト、チャバサイト等があるが、耐熱性の面から
MFI型ゼオライト、フォージャサイト型ゼオライト、
ベータゼオライトが好ましい。前記MFI(Mobil five)
型とは、ZSM−5と類似の構造を指し、このZSM−
5以外にもZSM−8、ゼータ1、ゼータ3、Nu−
4、Nu−5、TZ−1、TPZ−1、TS−1等がM
FI型である。
ト、フォージャサイト型ゼオライト、フェリエライト、
ベータゼオライト、L型ゼオライト、モルデナイト、エ
リオナイト、チャバサイト等があるが、耐熱性の面から
MFI型ゼオライト、フォージャサイト型ゼオライト、
ベータゼオライトが好ましい。前記MFI(Mobil five)
型とは、ZSM−5と類似の構造を指し、このZSM−
5以外にもZSM−8、ゼータ1、ゼータ3、Nu−
4、Nu−5、TZ−1、TPZ−1、TS−1等がM
FI型である。
【0007】銀の担持量は任意でよいが、例えば 0.1〜
15wt%位が好ましい。0.1 wt%より少ないと吸着性能が
不充分であり、逆に15wt%を越えても吸着性能は変わら
ない。分子篩への銀の担持は、イオン交換法、含浸法、
浸漬法等の通常の方法によって行うことができる。本発
明に係る炭化水素類浄化用吸着材は、前記銀担持分子篩
に80〜 120℃の乾燥処理を施し、更に 250〜 700℃の焼
成処理を施して調製することができる。
15wt%位が好ましい。0.1 wt%より少ないと吸着性能が
不充分であり、逆に15wt%を越えても吸着性能は変わら
ない。分子篩への銀の担持は、イオン交換法、含浸法、
浸漬法等の通常の方法によって行うことができる。本発
明に係る炭化水素類浄化用吸着材は、前記銀担持分子篩
に80〜 120℃の乾燥処理を施し、更に 250〜 700℃の焼
成処理を施して調製することができる。
【0008】本発明に係る吸着材で吸着できる排ガス中
の炭化水素類とは、例えばプロパン、ブタン、ペンタ
ン、ヘキサン等のパラフィン炭化水素、エチレン、プロ
ピレン、ブテン、ペンテン、ヘキセン等のオレフィン炭
化水素、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化
水素である。これらの中で、本発明に係る吸着材は、特
にオレフィン炭化水素、芳香族炭化水素に対する吸着率
が高い。本発明の吸着材を排ガス中の炭化水素類の浄化
に使用する場合、この吸着材の下流に排ガス浄化用触媒
を配置しておく。
の炭化水素類とは、例えばプロパン、ブタン、ペンタ
ン、ヘキサン等のパラフィン炭化水素、エチレン、プロ
ピレン、ブテン、ペンテン、ヘキセン等のオレフィン炭
化水素、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化
水素である。これらの中で、本発明に係る吸着材は、特
にオレフィン炭化水素、芳香族炭化水素に対する吸着率
が高い。本発明の吸着材を排ガス中の炭化水素類の浄化
に使用する場合、この吸着材の下流に排ガス浄化用触媒
を配置しておく。
【0009】本発明の吸着材は、エンジン始動時の排ガ
ス浄化用触媒が充分機能できるほど温度が高くない時点
での排ガス中の炭化水素類を良好に吸着することができ
る。そして、エンジン始動から所定時間経って、排ガス
浄化用触媒が充分機能できるほど温度が高くなった後、
この吸着材に吸着された炭化水素類を脱離させることが
できる。この結果、炭化水素類が吸着材から脱離し始め
た時点では、排ガス浄化用触媒が充分機能できる程度に
温度が高くなっているため、排ガス浄化用触媒が低温時
に排出された炭化水素類もこの排ガス浄化用触媒によっ
て燃焼除去されることになる。
ス浄化用触媒が充分機能できるほど温度が高くない時点
での排ガス中の炭化水素類を良好に吸着することができ
る。そして、エンジン始動から所定時間経って、排ガス
浄化用触媒が充分機能できるほど温度が高くなった後、
この吸着材に吸着された炭化水素類を脱離させることが
できる。この結果、炭化水素類が吸着材から脱離し始め
た時点では、排ガス浄化用触媒が充分機能できる程度に
温度が高くなっているため、排ガス浄化用触媒が低温時
に排出された炭化水素類もこの排ガス浄化用触媒によっ
て燃焼除去されることになる。
【0010】
【実施例】実施例1 硫酸アルミニウム(18水塩) 337.5g、硫酸(97%) 3
62.5g、水7841ccよりなる溶液(A液とする)、水ガラ
ス(JIS-3号ケイ酸ソーダ)5275.0g、水5000ccよりな
る溶液(B液とする)及び塩化ナトリウム 987.5g、水
2300ccよりなる溶液(C液とする)をそれぞれ用意し
た。次に、室温でC液を攪拌しながら、このC液中にA
液とB液を徐々に滴下した。
62.5g、水7841ccよりなる溶液(A液とする)、水ガラ
ス(JIS-3号ケイ酸ソーダ)5275.0g、水5000ccよりな
る溶液(B液とする)及び塩化ナトリウム 987.5g、水
2300ccよりなる溶液(C液とする)をそれぞれ用意し
た。次に、室温でC液を攪拌しながら、このC液中にA
液とB液を徐々に滴下した。
【0011】次に、この混合液中に種晶としてモルデナ
イト〔TSZ-610NAA(商品名)、東ソー(株)製〕の粉末
12.5gを添加した後、オートクレーブ(25リットル容
量)に入れ、攪拌しながら(回転数300ppm)、自己圧力
下で20時間反応させた。次に、反応混合物を冷却した
後、固形物をろ過分離した。引き続き、前記固形物に水
280リットルを加え、水洗及びろ過を繰り返した。そし
て、得られた固形物を 120℃で一昼夜乾燥させた後、 5
50℃で4時間空気中で焼成して1200gの結晶性アルミノ
シリケートを得た。この結晶性アルミノシリケートは、
X線回折の結果、MFI構造を有する公知のゼオライト
ZSM−5と構造的に類似していた。
イト〔TSZ-610NAA(商品名)、東ソー(株)製〕の粉末
12.5gを添加した後、オートクレーブ(25リットル容
量)に入れ、攪拌しながら(回転数300ppm)、自己圧力
下で20時間反応させた。次に、反応混合物を冷却した
後、固形物をろ過分離した。引き続き、前記固形物に水
280リットルを加え、水洗及びろ過を繰り返した。そし
て、得られた固形物を 120℃で一昼夜乾燥させた後、 5
50℃で4時間空気中で焼成して1200gの結晶性アルミノ
シリケートを得た。この結晶性アルミノシリケートは、
X線回折の結果、MFI構造を有する公知のゼオライト
ZSM−5と構造的に類似していた。
【0012】次に、この結晶性アルミノシリケートを硝
酸アンモニウム1435gと水 10800gよりなる溶液に添加
し、室温下で3時間、攪拌、ろ過することによりアンモ
ニウム交換を行った。この操作は、イオン交換率を高め
るために、3回繰り返した。そして、得られたNH4 型
結晶性アルミノシリケートを 120℃で一昼夜乾燥させた
後、 550℃で4時間空気中で焼成することにより、H型
結晶性アルミノシリケートを得た。X線回折の結果、こ
のアルミノシリケートは、MFI構造であった。
酸アンモニウム1435gと水 10800gよりなる溶液に添加
し、室温下で3時間、攪拌、ろ過することによりアンモ
ニウム交換を行った。この操作は、イオン交換率を高め
るために、3回繰り返した。そして、得られたNH4 型
結晶性アルミノシリケートを 120℃で一昼夜乾燥させた
後、 550℃で4時間空気中で焼成することにより、H型
結晶性アルミノシリケートを得た。X線回折の結果、こ
のアルミノシリケートは、MFI構造であった。
【0013】次に、上記H型結晶性アルミノシリケート
10gを、硝酸銀1.33gがイオン交換水78mlに溶かされた
イオン交換溶液に添加し、室温下で4時間攪拌した。次
に、ろ過、洗浄を繰り返した後、 120℃で一昼夜乾燥
し、更に 400℃で2時間空気中で焼成することにより、
銀を担持した結晶性アルミノシリケートを得た。この結
晶性アルミノシリケートは、X線回折の結果、MFI構
造を有していた。次に、この吸着材 0.5gを石英反応管
に充填し、この反応管内に空気(45cc/分) と水 (5cc/
分) の混合物を流しながら 750℃、6時間の条件でスチ
ーミング(水熱処理)を行った。
10gを、硝酸銀1.33gがイオン交換水78mlに溶かされた
イオン交換溶液に添加し、室温下で4時間攪拌した。次
に、ろ過、洗浄を繰り返した後、 120℃で一昼夜乾燥
し、更に 400℃で2時間空気中で焼成することにより、
銀を担持した結晶性アルミノシリケートを得た。この結
晶性アルミノシリケートは、X線回折の結果、MFI構
造を有していた。次に、この吸着材 0.5gを石英反応管
に充填し、この反応管内に空気(45cc/分) と水 (5cc/
分) の混合物を流しながら 750℃、6時間の条件でスチ
ーミング(水熱処理)を行った。
【0014】次に、スチーミング後の吸着材に対して、
下記の通り炭化水素類の吸脱着性能を調べた。先ず、こ
の吸着材を圧縮成形して32〜64メッシュに粒度を揃えた
後、この吸着材微粒子0.05gを固定床管型反応器 (直径
7mm) に充填した。次に、この吸着材を60℃に保持した
状態で、酸素:0.3vol%、トルエン:143ppm 、N2 :
バランスよりなる混合標準ガスを100cc/min の流量で46
℃に保った水に通過させて前記反応器内に導入した。こ
の混合標準ガスの導入と同時に15℃/分で前記反応器内
の昇温を開始した。
下記の通り炭化水素類の吸脱着性能を調べた。先ず、こ
の吸着材を圧縮成形して32〜64メッシュに粒度を揃えた
後、この吸着材微粒子0.05gを固定床管型反応器 (直径
7mm) に充填した。次に、この吸着材を60℃に保持した
状態で、酸素:0.3vol%、トルエン:143ppm 、N2 :
バランスよりなる混合標準ガスを100cc/min の流量で46
℃に保った水に通過させて前記反応器内に導入した。こ
の混合標準ガスの導入と同時に15℃/分で前記反応器内
の昇温を開始した。
【0015】そして、昇温の開始以降、反応器出口から
の排ガス中のトルエン濃度(炭素数換算値)を測定し
た。その結果を図1の曲線Aに示す。図1の曲線Aよ
り、本実施例に係る吸着材は、低温では吸着したトルエ
ンの脱離量が少なく、約 240℃の高温に至って反応器に
導入したトルエンの濃度(1000ppm:炭素数換算値)と同
じ濃度となることがわかる。
の排ガス中のトルエン濃度(炭素数換算値)を測定し
た。その結果を図1の曲線Aに示す。図1の曲線Aよ
り、本実施例に係る吸着材は、低温では吸着したトルエ
ンの脱離量が少なく、約 240℃の高温に至って反応器に
導入したトルエンの濃度(1000ppm:炭素数換算値)と同
じ濃度となることがわかる。
【0016】このことは、この吸着材に吸着される炭化
水素類の量が比較例1,2と比べて多く、また排ガス浄
化用触媒の温度が充分上がるまでの間、この吸着材によ
って吸着された炭化水素類が保持されていることを示し
ている。従って、このような高い温度において炭化水素
類が脱離されれば、この吸着材の下流に配置され、同じ
く高温になっている三元触媒によってエンジン始動直後
に排出された炭化水素類も燃焼除去されることになる。
水素類の量が比較例1,2と比べて多く、また排ガス浄
化用触媒の温度が充分上がるまでの間、この吸着材によ
って吸着された炭化水素類が保持されていることを示し
ている。従って、このような高い温度において炭化水素
類が脱離されれば、この吸着材の下流に配置され、同じ
く高温になっている三元触媒によってエンジン始動直後
に排出された炭化水素類も燃焼除去されることになる。
【0017】実施例2 実施例1において、アンモニウム交換及びその後の焼成
処理を行わなかったこと以外は同様の処理を経て銀を担
持した結晶性アルミノシリケートを得た。この吸着材に
対して、実施例1と同様にしてスチーミング後の炭化水
素類の吸脱着性能を調べた。その結果を図1の曲線Bに
示す。図1の曲線Bより、本実施例に係る吸着材は、吸
着したトルエンを実施例1の場合より高温の約 280℃で
反応器に導入したトルエンと同じ濃度で脱離させること
がわかる。このことは、昇温速度が一定であることよ
り、実施例1より長時間、即ちより多量の炭化水素類が
吸着可能であることを示している。
処理を行わなかったこと以外は同様の処理を経て銀を担
持した結晶性アルミノシリケートを得た。この吸着材に
対して、実施例1と同様にしてスチーミング後の炭化水
素類の吸脱着性能を調べた。その結果を図1の曲線Bに
示す。図1の曲線Bより、本実施例に係る吸着材は、吸
着したトルエンを実施例1の場合より高温の約 280℃で
反応器に導入したトルエンと同じ濃度で脱離させること
がわかる。このことは、昇温速度が一定であることよ
り、実施例1より長時間、即ちより多量の炭化水素類が
吸着可能であることを示している。
【0018】実施例3 実施例1で得られたH型アルミノシリケート5gに、硝
酸銀 0.394gをイオン交換水3.75gに溶解した溶液を含
浸し、 120℃で一昼夜乾燥した後、 400℃で2時間焼成
した。この吸着材に対して、実施例1と同様にしてスチ
ーミング後の炭化水素類の吸脱着性能を調べた。その結
果を図1の曲線Cに示す。図1の曲線Cより、本実施例
に係る吸着材は、吸着したトルエンを実施例2の場合よ
り更に高温の約 320℃で反応器に導入したトルエンと同
じ濃度で脱離させることがわかる。
酸銀 0.394gをイオン交換水3.75gに溶解した溶液を含
浸し、 120℃で一昼夜乾燥した後、 400℃で2時間焼成
した。この吸着材に対して、実施例1と同様にしてスチ
ーミング後の炭化水素類の吸脱着性能を調べた。その結
果を図1の曲線Cに示す。図1の曲線Cより、本実施例
に係る吸着材は、吸着したトルエンを実施例2の場合よ
り更に高温の約 320℃で反応器に導入したトルエンと同
じ濃度で脱離させることがわかる。
【0019】比較例1 実施例1において、銀イオン交換の代わりに下記のよう
に白金イオン交換を行ったこと以外は、実施例1と同様
にして白金を担持した結晶性アルミノシリケートを得
た。即ち、H型結晶性アルミノシリケート10gを、ジク
ロロテトラアンミン白金1.31gがイオン交換水39mlに溶
かされたイオン交換溶液に添加し、室温下で4時間攪拌
した。次に、ろ過、洗浄を繰り返した後、 120℃で一昼
夜乾燥し、更に 400℃で4時間空気中で焼成することに
より、白金を担持した結晶性アルミノシリケートを得
た。
に白金イオン交換を行ったこと以外は、実施例1と同様
にして白金を担持した結晶性アルミノシリケートを得
た。即ち、H型結晶性アルミノシリケート10gを、ジク
ロロテトラアンミン白金1.31gがイオン交換水39mlに溶
かされたイオン交換溶液に添加し、室温下で4時間攪拌
した。次に、ろ過、洗浄を繰り返した後、 120℃で一昼
夜乾燥し、更に 400℃で4時間空気中で焼成することに
より、白金を担持した結晶性アルミノシリケートを得
た。
【0020】この吸着材に対して、実施例1と同様にし
てスチーミング後の炭化水素類の吸脱着性能を調べた。
その結果を図1の曲線Xに示す。図1の曲線Xより、本
比較例に係る吸着材は、吸着したトルエンを約 100℃の
低温で反応器に導入したトルエンと同じ濃度で脱離させ
ることがわかる。このことは、吸着材に吸着される炭化
水素類の量が実施例1と比べて少なく、また排ガス浄化
用触媒の温度が充分上がる前に、この吸着材に吸着され
た炭化水素類が脱離することを示している。
てスチーミング後の炭化水素類の吸脱着性能を調べた。
その結果を図1の曲線Xに示す。図1の曲線Xより、本
比較例に係る吸着材は、吸着したトルエンを約 100℃の
低温で反応器に導入したトルエンと同じ濃度で脱離させ
ることがわかる。このことは、吸着材に吸着される炭化
水素類の量が実施例1と比べて少なく、また排ガス浄化
用触媒の温度が充分上がる前に、この吸着材に吸着され
た炭化水素類が脱離することを示している。
【0021】比較例2 実施例1において、銀イオン交換の代わりに下記のよう
にパラジウムイオン交換を行ったこと以外は、実施例1
と同様にしてパラジウムを担持した結晶性アルミノシリ
ケートを得た。即ち、H型結晶性アルミノシリケート10
gを、ジクロロテトラアンミンパラジウム0.96gがイオ
ン交換水39mlに溶かされたイオン交換溶液に添加した
後、同様の処理を経てパラジウムを担持した結晶性アル
ミノシリケートを得た。
にパラジウムイオン交換を行ったこと以外は、実施例1
と同様にしてパラジウムを担持した結晶性アルミノシリ
ケートを得た。即ち、H型結晶性アルミノシリケート10
gを、ジクロロテトラアンミンパラジウム0.96gがイオ
ン交換水39mlに溶かされたイオン交換溶液に添加した
後、同様の処理を経てパラジウムを担持した結晶性アル
ミノシリケートを得た。
【0022】この吸着材に対して、実施例1と同様にし
てスチーミング後の炭化水素類の吸脱着性能を調べた。
その結果を図1の曲線Yに示す。図1の曲線Yより、本
比較例に係る吸着材は、吸着したトルエンを約 150℃で
反応器に導入したトルエンと同じ濃度で脱離させること
がわかる。このことは、吸着材に吸着される炭化水素類
の量が実施例1と比べて少なく、また排ガス浄化用触媒
の温度が充分上がる前に、この吸着材に吸着された炭化
水素類が脱離することを示している。
てスチーミング後の炭化水素類の吸脱着性能を調べた。
その結果を図1の曲線Yに示す。図1の曲線Yより、本
比較例に係る吸着材は、吸着したトルエンを約 150℃で
反応器に導入したトルエンと同じ濃度で脱離させること
がわかる。このことは、吸着材に吸着される炭化水素類
の量が実施例1と比べて少なく、また排ガス浄化用触媒
の温度が充分上がる前に、この吸着材に吸着された炭化
水素類が脱離することを示している。
【0023】実施例4 実施例1において、H型結晶性アルミノシリケートの代
わりに市販の USYゼオライトを使用したこと以外は、実
施例1と同様にして銀を担持した結晶性アルミノシリケ
ートを得た。この吸着材に対して、実施例1と同様にし
てスチーミング後の炭化水素類の吸脱着性能を調べた。
その結果を図2の曲線Dに示す。
わりに市販の USYゼオライトを使用したこと以外は、実
施例1と同様にして銀を担持した結晶性アルミノシリケ
ートを得た。この吸着材に対して、実施例1と同様にし
てスチーミング後の炭化水素類の吸脱着性能を調べた。
その結果を図2の曲線Dに示す。
【0024】図2の曲線Dより、本実施例に係る吸着材
は、本実施例に係る吸着材は、低温では吸着したトルエ
ンの脱離量が少なく、約 260℃の高温に至って反応器に
導入したトルエンと同じ濃度となることがわかる。この
ことは、実施例1と同様、吸着材に吸着される炭化水素
類の量が下記比較例3と比べて多く、また排ガス浄化用
触媒の温度が充分上がるまでの間、この吸着材によって
炭化水素類が保持されていることを示している。
は、本実施例に係る吸着材は、低温では吸着したトルエ
ンの脱離量が少なく、約 260℃の高温に至って反応器に
導入したトルエンと同じ濃度となることがわかる。この
ことは、実施例1と同様、吸着材に吸着される炭化水素
類の量が下記比較例3と比べて多く、また排ガス浄化用
触媒の温度が充分上がるまでの間、この吸着材によって
炭化水素類が保持されていることを示している。
【0025】比較例3 実施例2において、銀イオン交換の代わりに下記のよう
にパラジウムイオン交換を行ったこと以外は、実施例2
と同様にしてパラジウムを担持した結晶性アルミノシリ
ケートを得た。即ち、市販の USYゼオライト10gを、ジ
クロロテトラアンミンパラジウム0.96gがイオン交換水
39mlに溶かされたイオン交換溶液に添加した後、同様の
処理を経てパラジウムを担持した結晶性アルミノシリケ
ートを得た。
にパラジウムイオン交換を行ったこと以外は、実施例2
と同様にしてパラジウムを担持した結晶性アルミノシリ
ケートを得た。即ち、市販の USYゼオライト10gを、ジ
クロロテトラアンミンパラジウム0.96gがイオン交換水
39mlに溶かされたイオン交換溶液に添加した後、同様の
処理を経てパラジウムを担持した結晶性アルミノシリケ
ートを得た。
【0026】この吸着材に対して、実施例1と同様にし
てスチーミング後の炭化水素類の吸脱着性能を調べた。
その結果を図2の曲線Zに示す。図2の曲線Zより、本
比較例に係る吸着材は、吸着したトルエンを約 170℃で
反応器に導入したトルエンと同じ濃度で脱離させること
がわかる。このことは、吸着材に吸着される炭化水素類
の量が実施例2と比べて少なく、また排ガス浄化用触媒
の温度が充分上がる前に、この吸着材に吸着された炭化
水素類が脱離することを示している。
てスチーミング後の炭化水素類の吸脱着性能を調べた。
その結果を図2の曲線Zに示す。図2の曲線Zより、本
比較例に係る吸着材は、吸着したトルエンを約 170℃で
反応器に導入したトルエンと同じ濃度で脱離させること
がわかる。このことは、吸着材に吸着される炭化水素類
の量が実施例2と比べて少なく、また排ガス浄化用触媒
の温度が充分上がる前に、この吸着材に吸着された炭化
水素類が脱離することを示している。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、炭化水素類の大きな吸
着能を有し、かつ吸着した炭化水素類の脱離温度の高い
炭化水素類浄化用吸着材が得られる。
着能を有し、かつ吸着した炭化水素類の脱離温度の高い
炭化水素類浄化用吸着材が得られる。
【図1】実施例1〜3及び比較例1,2に係る吸着材の
温度に対するトルエン濃度を測定したグラフである。
温度に対するトルエン濃度を測定したグラフである。
【図2】実施例4及び比較例3に係る吸着材の温度に対
するトルエン濃度を測定したグラフである。
するトルエン濃度を測定したグラフである。
A 実施例1に係る濃度曲線 B 実施例2に係る濃度曲線 C 実施例3に係る濃度曲線 D 実施例4に係る濃度曲線 X 比較例1に係る濃度曲線 Y 比較例2に係る濃度曲線 Z 比較例3に係る濃度曲線
Claims (1)
- 【請求項1】 銀を担持した分子篩を使用して調製され
た排ガス中の炭化水素類浄化用吸着材。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP27861792A JP3176146B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 排ガス中の炭化水素類浄化用吸着材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27861792A JP3176146B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 排ガス中の炭化水素類浄化用吸着材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06126165A true JPH06126165A (ja) | 1994-05-10 |
JP3176146B2 JP3176146B2 (ja) | 2001-06-11 |
Family
ID=17599778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27861792A Expired - Fee Related JP3176146B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 排ガス中の炭化水素類浄化用吸着材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996034825A1 (fr) * | 1995-05-05 | 1996-11-07 | Etienne Lacroix Tous Artifices S.A. | Composes d'intercalation, leur procede de preparation et leur utilisation notamment en pyrotechnique |
US6042797A (en) * | 1997-07-02 | 2000-03-28 | Tosoh Corporation | Adsorbent for ethylene, method for adsorbing and removing ethylene and method for purifying an exhaust gas |
US6074973A (en) * | 1998-03-20 | 2000-06-13 | Engelhard Corporation | Catalyzed hydrocarbon trap material and method of making the same |
US6667018B2 (en) | 1994-07-05 | 2003-12-23 | Ngk Insulators, Ltd. | Catalyst-adsorbent for purification of exhaust gases and method for purification of exhaust gases |
JP2008080194A (ja) * | 2006-09-26 | 2008-04-10 | Tosoh Corp | β型ゼオライトからなる炭化水素吸着剤 |
CN103191697A (zh) * | 2013-03-18 | 2013-07-10 | 北京化工大学 | 一种基于分子筛的脱硫吸附剂Ag2O/NaY及其制备方法 |
WO2019168148A1 (ja) | 2018-03-02 | 2019-09-06 | 東ソー株式会社 | 炭化水素吸着剤 |
CN111346598A (zh) * | 2020-03-26 | 2020-06-30 | 江苏清荷材料科技有限公司 | 一种凹凸棒石基净化吸附剂的制备方法 |
CN115069210A (zh) * | 2022-06-23 | 2022-09-20 | 美埃(中国)环境科技股份有限公司 | 一种含银负载型吸附剂的制备方法 |
WO2022255383A1 (ja) | 2021-06-02 | 2022-12-08 | 東ソー株式会社 | Yfi型ゼオライト、その製造方法、炭化水素吸着剤及び炭化水素の吸着方法 |
Families Citing this family (2)
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---|---|---|---|---|
WO2022075259A1 (ja) | 2020-10-07 | 2022-04-14 | 東洋紡株式会社 | 二軸配向ポリエステルフィルム及び積層体 |
EP4227091A4 (en) | 2020-10-07 | 2024-10-02 | Toyo Boseki | BIAXIAL ORIENTED POLYESTER FILM AND LAYERED PRODUCT |
-
1992
- 1992-10-16 JP JP27861792A patent/JP3176146B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6309616B1 (en) | 1977-11-26 | 2001-10-30 | Tosoh Corporation | Method for adsorbing and removing ethylene and method for purifying an exhaust gas |
US6667018B2 (en) | 1994-07-05 | 2003-12-23 | Ngk Insulators, Ltd. | Catalyst-adsorbent for purification of exhaust gases and method for purification of exhaust gases |
WO1996034825A1 (fr) * | 1995-05-05 | 1996-11-07 | Etienne Lacroix Tous Artifices S.A. | Composes d'intercalation, leur procede de preparation et leur utilisation notamment en pyrotechnique |
FR2733747A1 (fr) * | 1995-05-05 | 1996-11-08 | Lacroix Soc E | Composes d'intercalation, leur procede de preparation et leur utilisation notamment en pyrotechnique |
AU692710B2 (en) * | 1995-05-05 | 1998-06-11 | Etienne Lacroix Tous Artifices S.A. | Intercalation compounds, method for preparing them and use thereof, particularly in pyrotechnics |
US6042797A (en) * | 1997-07-02 | 2000-03-28 | Tosoh Corporation | Adsorbent for ethylene, method for adsorbing and removing ethylene and method for purifying an exhaust gas |
US6103208A (en) * | 1997-07-02 | 2000-08-15 | Tosoh Corporation | Adsorbent for ethylene, method for adsorbing and removing ethylene and method for purifying an exhaust gas |
US6074973A (en) * | 1998-03-20 | 2000-06-13 | Engelhard Corporation | Catalyzed hydrocarbon trap material and method of making the same |
JP2008080194A (ja) * | 2006-09-26 | 2008-04-10 | Tosoh Corp | β型ゼオライトからなる炭化水素吸着剤 |
CN103191697A (zh) * | 2013-03-18 | 2013-07-10 | 北京化工大学 | 一种基于分子筛的脱硫吸附剂Ag2O/NaY及其制备方法 |
WO2019168148A1 (ja) | 2018-03-02 | 2019-09-06 | 東ソー株式会社 | 炭化水素吸着剤 |
US11648527B2 (en) | 2018-03-02 | 2023-05-16 | Tosoh Corporation | Hydrocarbon adsorbent |
US11911742B2 (en) | 2018-03-02 | 2024-02-27 | Tosoh Corporation | Hydrocarbon adsorbent |
CN111346598A (zh) * | 2020-03-26 | 2020-06-30 | 江苏清荷材料科技有限公司 | 一种凹凸棒石基净化吸附剂的制备方法 |
CN111346598B (zh) * | 2020-03-26 | 2021-02-23 | 江苏清荷材料科技有限公司 | 一种凹凸棒石基净化吸附剂的制备方法 |
WO2022255383A1 (ja) | 2021-06-02 | 2022-12-08 | 東ソー株式会社 | Yfi型ゼオライト、その製造方法、炭化水素吸着剤及び炭化水素の吸着方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3176146B2 (ja) | 2001-06-11 |
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