JPH0612569U - 床パンの構造 - Google Patents

床パンの構造

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Publication number
JPH0612569U
JPH0612569U JP4941392U JP4941392U JPH0612569U JP H0612569 U JPH0612569 U JP H0612569U JP 4941392 U JP4941392 U JP 4941392U JP 4941392 U JP4941392 U JP 4941392U JP H0612569 U JPH0612569 U JP H0612569U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
counter
floor
floor pan
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP4941392U
Other languages
English (en)
Inventor
秀一 桑島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP4941392U priority Critical patent/JPH0612569U/ja
Publication of JPH0612569U publication Critical patent/JPH0612569U/ja
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  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バスルームの外寸以内で配管スペースを確保
する。配管の接続箇所からの漏水を防止する。 【構成】 床パン1の一部に床フロア10よりも高さの
高いカウンタ17を備えた段部15を盛り上げ形成す
る。カウンタ17の下側スペースS1 に給水、給湯等の
配管20を施工する。カウンタ17には上側スペースS
2 に向けて露出する配管20の接続部21を設ける。上
記露出された配管20の接続部21をカバー体30にて
覆う。仮りにトラップが詰まったりして床パン1の水位
が上昇した場合でも、配管20の接続箇所50が水浸し
の状態になるのを防止できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、床パンの構造に関し、詳しくはシステムバスの床パンに配管接続ス ペースを設ける技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、システムバスの給水、給湯管等を内部配管に接続するにあたって、 建物の躯体で配管接続スペースを確保できない場合があり、この場合には、外部 から引き込まれた給湯管等の接続部をバスルームの床パンから立ち上げてバスル ームの内部配管との接続を行っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来のように建物の躯体で配管接続スペースを確保できず、しかも 、床パンの底面から立ち上がる給水管等の接続部に内部配管を接続した場合には 、仮りにトラップが詰まって床パンの水位が上昇すると、配管の接続箇所が水浸 しの状態となり、その接続箇所から漏水するという欠点がある。
【0004】 本考案は、上記従来の課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは 、バスルームの外寸以内で配管接続スペースを確保することができ、しかも、ト ラップの詰まり等によって床パンの水位が上昇しても、配管の接続箇所から漏水 するのを確実に防止できるようにした床パンの構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案は、床パン1の一部に床フロア10よりも高 さの高いカウンタ17を備えた段部15を盛り上げ形成し、上記カウンタ17の 下側スペースS1 に給水、給湯等の配管20を施工し、上記カウンタ17には上 側スペースS2 に向けて露出する配管20の接続部21を設けると共に、上記露 出された配管20の接続部21をカバー体30にて覆うようにして成るものであ る。
【0006】
【作用】
本考案によれば、床パン1の一部に床フロア10よりも高さの高いカウンタ1 7を備えた段部15を盛り上げ形成し、カウンタ17の下側スペースS1 に給水 、給湯等の配管20を施工したから、建物の躯体に配管接続スペースを確保でき ない場合であっても、バスルーム4の外寸以内で配管接続スペースS1 ,S2 を 確保できる。しかも、上記カウンタ17には上側スペースS2 に向けて露出する 配管20の接続部21を設けると共に、露出された配管20の接続部21をカバ ー体30にて覆うようにしたから、仮りにトラップが詰まったりして床パン1の 水位が上昇した場合であっても、配管20の接続箇所50が水浸しの状態になる のを常に防いで、接続箇所50からの漏水を避けることができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。本実施例の洗い場付きバス ルームの床パン1は、図2に示すように、洗い場2と浴槽3とを一体に設けたも のであって、バスルーム4の外部から引き込まれた給水管5及び給湯管6からの 湯水は内部配管(図示せず)を介して、洗い場2用の混合水栓7及び浴槽用の追 い焚きアダプタ(図示せず)へ供給されると共に、不要の湯水は排水口8から排 水管9を介してバスルーム4の外部へ引き出されるようになっている。また、洗 い場2の床パン1の底面は、その一端部1aから他端部1bに向かうにつれて下 り勾配に傾斜して、湯水が水勾配Wに沿って排水口8側にスムーズに排水される ようになっている。この洗い場2の高さの高い方は、図3に示すように、バスル ーム4の床フロア10と同じ高さレベルに設定されており、この部分において床 フロア10と敷居11と洗い場2とに高低の段差を生じないようにして、入浴者 の安全を図っている。12は床スラブである。また、洗い場2と敷居11との間 には湯水aを排水するための排水溝13が上記洗い場2及び敷居11と面一に形 成されており、湯水aが同じ高さレベルの床パン1から床フロア10側に流出す るのを防いでいる。
【0008】 一方、洗い場2の高さの低い方には、図1に示すように、断面形状が逆L字状 の段部15が盛り上げ形成されている。この段部15は、床フロア10の幅方向 全長に亘って垂直に立ち上がる立上壁16と、この立上壁16の上端部からバス ルーム4の浴壁4a側に向けて水平に延びるカウンタ17とを備える。このカウ ンタ17には、配管挿入孔18が形成されており、配管挿入孔18の下側スペー スS1 には給水、給湯等の混合管20が引き込まれており、この混合管20が接 続部21を介して配管挿入孔18に接続されると共に、接続部21はその上部開 口端がカウンタ17の配管接続面17aとほぼ面一に設定された状態でねじによ ってカウンタ17の接続箇所50に固定されており、この接続部21はカウンタ 17の上側スペースS2 に露出しており、この露出部分に上側スペースS2 から の図示省略した内部配管が接続されるものであって、この内部配管を介して洗い 場2用の混合水栓7及び浴槽用の追い焚きアダプタへ湯水が供給されるようにな っている。また、上記段部15の立上壁16とカウンタ17との境界部からは、 カウンタ17の上側スペースS2 を側方から覆うカバー体30が配設されている 。このカバー体30は、段部15の幅寸法の全長に亘って延設されると共に、カ バー体30の下端部がカウンタ17の上面に密着してカウンタ17の配管接続面 17aに湯水が侵入するのを常に防止している。
【0009】 上記のように、カウンタ17の配管接続面17aを床フロア10よりも高さの 高い位置に設定し、且つカバー体30を段部15上に立設したことによって、仮 りにトラッブの詰まり等によって床パン1の水位が床フロア10の高さレベルま で上昇しても、上記カウンタ17の配管接続面17aの接続箇所50は、床フロ ア10よりもさらに高い位置にあるので、その接続箇所50が水浸しの状態にな るおそれがなく、配管接続面17aからの漏水を確実に防止することができる。 しかも、混合管20と内部配管との接続を、バスルーム4の平面内、つまり床パ ン1の一部から盛り上げられた水平の配管接続面17で行うことによって、バス ルーム4の外寸以内で配管接続スペースを確保できるから、建築の躯体に配管接 続スペースを確保する必要がなくなる。さらに、カウンタ17の下側スペースS 1 は段部15の立上壁16にて覆われ、カウンタ17の上側スペースS2 はカバ ー体30にて覆われているから、配管が浴槽内に露出するのを防いで見栄えの良 いバスルーム4を作製することができるという利点がある。
【0010】
【考案の効果】
本考案は上述のように、床パンの一部に床面よりも高さの高いカウンタを備え た段部を盛り上げ形成し、上記カウンタの下側スペースに給水、給湯等の配管を 施工し、上記カウンタには上側スペースに向けて露出する配管の接続部を設ける と共に、上記露出された配管の接続部をカバー体にて覆うようにして成るもので あるから、建物の躯体とバスルームの外壁との間に配管接続スペースを確保する 必要がなくなり、バスルームの外寸以内で配管接続スペースを確保できる。しか も、仮りにトラップが詰まったりして床パンの水位が上昇した場合であっても、 配管の接続箇所が水浸しの状態になるおそれがなく、その接続箇所から漏水する のを避けて配管の接続箇所の防水性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に用いられる段部付近の断面
図である。
【図2】同上の段部を備えたバスルームの平面図であ
る。
【図3】同上のバスルームのドア付近の断面図である。
【符号の説明】
1 床パン 10 床フロア 15 段部 17 カウンタ 20 配管 21 接続部 50 接続箇所 S1 下側スペース S2 上側スペース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床パンの一部に床フロアよりも高さの高
    いカウンタを備えた段部を盛り上げ形成し、上記カウン
    タの下側スペースに給水、給湯等の配管を施工し、上記
    カウンタには上側スペースに向けて露出する配管の接続
    部を設けると共に、上記露出された配管の接続部をカバ
    ー体にて覆うようにして成る床パンの構造。
JP4941392U 1992-07-15 1992-07-15 床パンの構造 Pending JPH0612569U (ja)

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JP4941392U JPH0612569U (ja) 1992-07-15 1992-07-15 床パンの構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP4941392U JPH0612569U (ja) 1992-07-15 1992-07-15 床パンの構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0612569U true JPH0612569U (ja) 1994-02-18

Family

ID=12830379

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4941392U Pending JPH0612569U (ja) 1992-07-15 1992-07-15 床パンの構造

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JP (1) JPH0612569U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03144029A (ja) * 1989-10-30 1991-06-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 浴室ユニット

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03144029A (ja) * 1989-10-30 1991-06-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 浴室ユニット

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980210