JPH0612559B2 - 高密度印刷配線方法 - Google Patents

高密度印刷配線方法

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JPH0612559B2
JPH0612559B2 JP58201309A JP20130983A JPH0612559B2 JP H0612559 B2 JPH0612559 B2 JP H0612559B2 JP 58201309 A JP58201309 A JP 58201309A JP 20130983 A JP20130983 A JP 20130983A JP H0612559 B2 JPH0612559 B2 JP H0612559B2
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holes
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勝 平岡
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、高密度印刷配線のために、ランド径の小さ
なランダムスルーホールを適用した高密度印刷配線方法
に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
近年、印刷配線板の高密度化に対する要求が高まつてい
る。そこで、印刷配線の高密度化を図るために、次の2
つの方法が考えられている。
信号線の導体幅を細くすることにより、1格子間(例
えば0.1インチ)に配設可能な最大信号線数を増や
す。
ランダムスルーホールのランド径を小さくすることに
より、1格子間に配設可能な最大信号線数を増やす。
しかし、このような方法を適用して作られる印刷配線板
には、高度な製造技術が要求されるランド径の小さなラ
ンダムスルーホールが極めて多数存在するため、上記
,の方法を採用したDA(Design Automation)プ
ログラムによる自動配線では、配線処理のステップに続
く不要スルーホール削除処理のステツプにより、細配線
時に配置されたランダムスルーホールを、配線パターン
の経路改善によつて極力削減することが考慮されてい
る。しかしながら、このようにしても、ランド径の小さ
なランダムスルーホールは多数存在し、やはり製造歩留
りの低下は避けられなかつた。
〔発明の目的〕
この発明は上記事情に鑑みてなされたものでその目的
は、製造歩留りを犠牲にすることなく印刷配線の高密度
化が図れる高密度印刷配線方法を提供することにある。
〔発明の概要〕
この発明では、印刷配線の高密度化のために、許される
限りランド径の小さいランダムスルーホールを適用した
細配線が行なわれる。そして、この発明は、この細配線
後に、配線パターンを変更することを前提としてランド
径を大きくすることが可能なランダムスルーホールを求
め、該当ランダムスルーホール周辺の配線パターンを変
更し、且つ当該ランダムスルーホールをランド径の大き
なスルーホールに変更することにより、印刷配線の高密
度化を保つたままでランド径の小さなランダムスルーホ
ールを削減できるようにしたものである。
〔発明の実施例〕
第1図はこの発明の一実施例に係る計算機システムのハ
ードウエア構成を示す。同図において、符号10で示さ
れるCPUはシステムの中心をなすもので、主メモリ2
0に格納されている自動配線プログラム21に従い、外
部記憶装置30に格納されている設計フアイル(データ
ベース)31を用いて印刷配線板の自動配線処理を行な
う、なお、符号40で示される入出力制御装置は外部記
憶装置30などの入出力装置とCPU10(主メモリ2
0)との間のデータ入出力制御を行なう。
第2図は自動配線が施される高密度印刷配線板の一部を
示す。同図において、符号51で示される基本格子は、
ピンまたはランダムスルーホールが配設される最小単位
を示す。基本格子51を分割して得られる準格子52は
配線パターン(信号線の導体パターン)の配設可能ライ
ンを示す。このように印刷配線板は基本格子51と準格
子52とで表わされる。
CPU10は自動配線プログラム21に基づく自動配線
処理において、第3図のフローチヤートに示されるよう
に、まず基本格子51、準格子52を使用した細かな配
線(細配線)を行なう(ステツプS1)。即ち、CUP
10は、第2図の印刷配線板のイメージに対して、ピン
配置基本格子点の決定、ランダムスルーホール配置基本
格子点の決定、および準格子52を使用した配線パター
ン配設等、周知の細配線処理を行なう。これらの処理結
果は外部記憶装置30の設計フアイル31に格納され
る。次にCPU10は、配線パターンの経路改善によつ
て不要なランダムスルーホールを削除する不要スルーホ
ール削除処理を行なう(ステツプS2)。従来の自動配
線処理では、このステツプS2で処理終了となる。
第4図は従来の自動配線処理(即ち第3図に示すフロー
チヤートのステツプS1,S2の処理)で得られる印刷
配線板の一部を示す。同図において61〜61はス
テツプS1で配置決定されたピン、62,62はス
テツプS1,S2で配置決定されたランド径の小さなラ
ンダムスルーホール(第1ランダムスルーホール)であ
る。また、63〜63は水平方向のパターンを許す
層上の水平パターン(導体パターン)、64〜6410
は垂直方向のパターンを許す層上の垂直パターン(導体
パターン)である。これら水平パターン63k(k=
1,2…)および垂直パターン64l(l=1,2…)
の配置位置は第2図に示した準格子52(更には基本格
子51)の位置に一致する。
なお、この実施例における自動配線においては、以下に
示す4つの条件が適用される。
配線経路として、基本格子51、準格子52が使用で
きる。
ピン61i(i=1,2…)およびランダムスルーホ
ール62j(j=1,2…)は基本格子51の格子点
(基本格子点)上に位置する。
ピン61iを配置することにより、基本格子51間の
準格子52が2本使用不可となる。
ランダムスルーホール62jを配置することにより、
基本格子51間の準格子52が1本使用不可となる。
上述の条件で、従来方式の手段に従い、ランド径の小さ
なランダムスルーホール62jを使用した細配線(ステ
ツプS1)、および不要スルーホールの削除(ステツプ
S2)を行なうと、第4図に示した如くランダムスルー
ホール(この例ではランダムスルーホール62)周辺
で印刷配線密度が低い箇所が生じることがある。そこ
で、この実施例では、ステツプSで自動配線処理を終
了させず、更に処理を継続して上述の如き箇所を検出
し、配線パターンを一部変更することによりランド径の
小さなランダムスルーホールをランド径の大きな(具体
的にはピン61iと同一ランド径の)ランダムスルーホ
ールに変更するようにしている。この変更処理について
以下に詳述する。
CPU10はステップS2の不要スルーホールの削除処
理を行なうと、外部記憶装置30内の設計フアイル31
を参照して、印刷配線板(の基本格子点)に配置されて
いる(ランド径の小さな)ランダムスルーホールの位置
情報を取出す(ステツプS3)。次にCPU10は、全
てのランダムスルーホールの位置情報の取出しが既に終
了し、取出し対象となる新たなランダムスルーホールが
もう存在していないか否かの判定を行なう(ステツプS
4)。今、ステツプS3の処理でランダムスルーホール
62jの位置情報が取出され、したがつてステツプS4
での判定結果がNO判定となつたものとする。この場
合、CPU10は、ステツプS3の処理で取出したラン
ダムスルーホール62jの位置情報に基づいて、当該ラ
ンダムスルーホール62j周辺の配線情報を外部記憶装
置30内の設計フアイル31から取出す(ステツプS
5)。ここで、ランダムスルーホール62j周辺の配線
情報とは、当該ランダムスルーホール62j周辺(例え
ばランダムスルーホール62jが配置されている基本格
子点を共有する基本格子)に配置されているピンおよび
ランダムスルーホールの位置情報、更には当該ランダム
スルーホール62jの周辺に配設されている配線パター
ン(導体パターン)の本数および位置の情報等である。
CPU10はステツプS5を実行すると、当該ステツプ
S5で得られたランダムスルーホール62j周辺の配線
情報、更には配線パターンの幅、パターン間の最小間
隔、ピンやランダムスルーホールの大きさの各固定情
報、および前述した条件,に基づいて、当該ランダ
ムスルーホール62jをランド径の大きな(ピン61j
と同一ランド径の)ランダムスルーホールに変更できる
か否かの判定を行なう(ステツプS6)。この半定は、
ランダムスルーホール62j周辺の配線パターン(の配
設位置)の変更を前提条件として行なわれる。なお、配
線パターンの変更を必要としない場合もある。例えばラ
ンダムスルーホール62のように、周辺の配線パター
ンを変更してもランド径を大きくできない場合(ランダ
ムスルーホール62の右側基本格子内を4本の垂直パ
ターン64〜6410が走行しているためである)、ス
テツプS6での判定結果はNO判定となる。この場合、
ステツプS3に戻る。一方、ランダムスルーホール62
のように周辺の配線パターンを変更する(この例では
水平パターン63,63を図示下方向に準格子1本
分ずつ移動する)ことにより(或いは配線パターンを変
更することなく)ランド径を大きくできる場合には、ス
テツプS6での判定結果YES判定となる。この場合、
CPU10は、例えばランダムスルーホール62の場
合であれば、ランド径を大きく変更できるように、第4
図に示す水平パターン63,63を図示下方向に準
格子1本分ずつ移動する(ステツプS7)。次にCPU
10はランド径の小さなランダムスルーホール62
第5図に示すようにランド径の大きな(ピン61iと同
一ランド径の)ランダムスルーホール(第2ランダムス
ルーホール)70に変更する。なお、第5図において、
符号71,72で示される水平パターンは第4図に示す
水平パターン63,63を上述の如く移動して得ら
れるパターンである。CPU10はステツプS8の処理
を行なうと、再びステツプS3を実行する。
このようにして、いつたん配置されたランド径の小さな
ランダムスルーホールのうち、周辺の配線パターン(の
配設位置)を変更することにより(或いは現状のまま
で)ランド径を大きくすることが可能なスルーホール
が、ランド径の大きなランダムスルーホールに選択的に
変更される。そして、ステツプS4での判定結果がYE
S判定となると、即ち全てのランダムスルーホールの位
置情報の取出しが既に終了したことが判定されると、自
動配線処理は終了となる。
〔発明の効果〕
以上詳述したようにこの発明によれば、印刷配線密度を
低下させることなく、製造は勿論、検査の困難なランド
径の小さなランダムスルーホール数を極力減少すること
ができる。即ち、この発明によれば、製造歩留りを犠牲
にすることなく印刷配線の高密度化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る計算機システムの構
成を示すブロツク図、第2図は印刷配線板での配線単位
となる基本格子および準格子を説明する図、第3図は第
1図に示す計算機システムで実現される自動配線処理の
手段を示すフローチヤート、第4図は従来の自動配線処
理手段による配線結果の一例を示す。第5図は第3図の
フローチヤートに従つた配線結果の一例を示す図であ
る。 10……CPU、31……設計ファイル、51……基本
格子、52……準格子、62,62……第1ランダ
ムスルーホール、63〜63,71,72……水平
パターン、64〜6410……垂直パターン、70……
第2ランダムスルーホール。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷基板上にピンおよび第1のランダムス
    ルーホールの配置点を決定し、該基板上に配線パターン
    を配線する自動配線装置に適用される高密度印刷配線方
    法において、 記憶装置にピン、第1のランダムスルーホールや配線パ
    ターン等の配線情報を格納する第1のステップと、 既に配線された第1のランダムスルーホール周辺の配線
    情報を前記記憶装置から取り出す第2のステップと、 前記第2のステップで取り出された配線情報に基づき、
    前記第1のランダムスルーホール周辺の配線パターンを
    変更する場合、前記第1のランダムスルーホールを該ス
    ルーホールのランド径より大きな第2のランダムスルー
    ホールに変更できるか否かを判断する第3のステップ
    と、 前記第3のステップの判断結果に基づき、前記第1のラ
    ンダムスルーホールのランド径より大きな第2のランダ
    ムスルーホールに変更できる場合、前記第1のランダム
    スルーホール周辺の配線パターンを変更する第4のステ
    ップとを具備することを特徴とする高密度印刷配線方
    法。
JP58201309A 1983-10-27 1983-10-27 高密度印刷配線方法 Expired - Lifetime JPH0612559B2 (ja)

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