JPH06125420A - ジョブ出力分離システム - Google Patents

ジョブ出力分離システム

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JPH06125420A
JPH06125420A JP5163000A JP16300093A JPH06125420A JP H06125420 A JPH06125420 A JP H06125420A JP 5163000 A JP5163000 A JP 5163000A JP 16300093 A JP16300093 A JP 16300093A JP H06125420 A JPH06125420 A JP H06125420A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリンタから出力されるジョブシートを各受
領者毎に分離し、自動的に所定のビンに収納し、ビンの
所有者に自動的に電話連絡することが可能なジョブ出力
分離システムを提供する。 【構成】 プリンタあるいはファクシミリ14から出力
されたジョブシートは、スタンドアロン型のアクセサリ
ーユニット10に導かれ、ジョブシートに先行するジョ
ブカバーシート上に記入されたマークをユニット10内
の光学センサーで読み取り、ユニット10自身が指定さ
れたビン11にこれらのシートが導かれる。所定のビン
11にジョブシートが受領されると、ユニット10は予
めビン11に対応して記憶された電話番号を自動的にダ
イヤルし、電話線61を介して、そのビンの所有者に、
ジョブを受領したことを連絡する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ジョブソーティングあ
るいは「メールボックス」および電話呼出しシステムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、種々のタイプのフ
ァクシミリあるいはファクシミリ制御技術が知られてお
り、ファクシミリが読み取り可能なジョブカバーシート
についても知られている。以下の特許に開示されている
こと、および製品をこれらの例として挙げておく。
【0003】ファクシミリのコード方法に関して先駆的
なものとして、ゼロックス社の米国特許第4,086,
443号があり、これはゴーマンらに1978年4月2
5日に付与され、1977年5月3日に出願されたもの
である。この特許には、カバーシート(アドレスカード
と称されている)について開示されており、特別に導か
れ、および引きずられる端部の末端(両方のサイド)に
バーコードパターン(上記米国特許の明細書における参
照番号84)が付され、ファクシミリ送付用のスキャナ
ーに送り込まれると検出されるようになっている。この
カバーシートには、ファクシミリの送付ユニットにて読
み取られるように電話番号がマーク化〔コード化〕され
ており、自動的にファクシミリを送る電話コールをか
け、これに続いて自動的にシートを送る。上記明細書の
図5Aおよびコラム8に「指示フィールド85のそれぞ
れの列には、さらに特殊なバーコード86が先に配置さ
れており・・・」と記載されている。〔黒色で方形の段
が(86)として示されている。〕
【0004】最近の発表によるとゼロックス社は「ペー
パーワーク(商標)」を開発し、この製品は鮮明なパタ
ーンとして特別にコード化された特殊なマーク(「グリ
フス」)を用いており、ファクシミリ電子イメージ受信
機によってPCコンピューターソフトウェアなどを用い
て電子的に認識している。〔「ペーパーワーク(商標」
およびこの情報については有料で入手でき、1−800
−432−9329に電話すれば良い。〕初期には、従
来のパーソナルコンピュータ上で操作するように構成さ
れており、このコンピュータには従来の内部ファックス
コードおよびモデム、電子メールシステム、あるいは電
話回線に接続された他のネットワークが搭載されてお
り、「ウィンドウ(商標)」によって動かすようになっ
ていた。「ペーパーワーク(商標)」のファックスフォ
ームには、コード識別領域が用意されており、この部分
を走査することにより、適当なプロセッシングシステム
によって解読することができる。このコード化された識
別表示によって、このシステムは受信したフォームが予
めストアーされていた幾つかの異なるフォームの何れか
であるかが決定でき、そのページのレイアウトがどうな
っているかも決定できる。これによって、システムはフ
ァクシミリを行うためのフォームから必要なユーザーが
入力した情報を引き出すことができる。「ペーパーワー
ク(商標)」システムにおいて重要なことは、コントロ
ールシートイメージを定義するデータを用いていること
であり、これによって、順番に送られたイメージによっ
て定義されたデータに対してどの様な操作を行うかの情
報が供給される。〔イメージを定義するデータとは、媒
介物としての実際の物理的なシートではない。〕例え
ば、コントロールシートイメージとして、ファックスサ
ーバーが、上記の順番に送られるイメージを定義するデ
ータを次に送る行き先を表示する情報を含ませることが
できる。
【0005】例えば、「ペーパーワーク(商標)」は、
チェック可能な複数のボックスを備えたフォームのファ
ックス送信に対して応答することも可能であり、ボック
スのそれぞれには、要求されたファックス送信の所定の
受領者を表示するマークを1つ付ければ良い。すなわ
ち、ユーザーはカバーシートフォームのチェックボック
スをマークすれば良く、これによって、ファックス送信
がどの受領者に対して行われたかを示すことができ、こ
れによって、PCの受領者のインデックス内にこれらの
受領者のファックス番号を予めプログラムしておくこと
もできる。このフォームは、上記に代わって、あるいは
上記に加えて、受領者のファックス電話番号を全て示す
ための複数のマーク用にチェックボックスを設けること
も可能である。さらに詳細には、このフォームはユーザ
ーのファックスサーバー(ユーザーのファックスカード
が処理できるPC、あるいは「ペーパーワーク(商
標)」のソフトウェア)に送付されても良く、このファ
ックスサーバーによって表示された受領者にファックス
を送ることも可能である。ファックスサーバーは、この
ような動作をフォーム上のマークを読み取り可能な装置
によって解読し、フォームを識別して行うことができ
る。この場合、フォームを識別することによって、予め
ストアーされていたフォームの内容を呼び出し、このフ
ォームの内容によってそのフォームのどの部分が受領者
を表示するフィールドかを決定する。さらに、それぞれ
の受領者のチェックボックスの内容を解析し、どのよう
にマークされているかを見る。そして、チェックボック
スがマークされている受領者のそれぞれに要求されてい
るファックス送信を行う。この最後のステップは、他の
ファックスの電話番号を自動的にダイヤルするPCのオ
ートダイヤルに含まれており、その電話番号は、ファッ
クスされた「スマート」「ストアーされたドキュメント
の配付フォーム」によって指示される。以下に述べるよ
うに、これらのフォームはPC受信者からファックスで
きる。(あるいは、このフォームのセットをユーザー全
体が採用してもよく、これによって最初のフォームを呼
び出す第1のステップを省略することも可能である。)
PCファックスカードは、所定のフォームを読み、ある
いはPCファックスカードメモリーに予めストアーされ
ていた内容を読み、ファックス番号をダイヤルする。
【0006】ユーザーのファックスサーバーが、「ペー
パーワーク(商標)」フォームが先行しないドキュメン
トのファックス送信を受信した場合は、このドキュメン
トを通例のファックスメールとして処理する。すなわ
ち、カバーフォームなしに、ドキュメントがPCに送ら
れた場合は、PCはそのファックスイメージを通常ルー
トに従ってPC電子内部メールボックス内のドキュメン
トとする。その後、ユーザーに対して新しいメールがあ
ったことが知らされる。PCスクリーン上のアイコン
を、そのようなファックスメールが受信されたことを示
すように改造しても良く、ユーザーがファックスメール
のリストを要求した時にこれらのドキュメントをリスト
するように改造しても良い。ユーザーはこれによってド
キュメントを表示あるいはプリントすることができる。
【0007】「ペーパーワーク(商標)」システム(P
W)は、さらに、例として挙げる機能として、リモート
ユーザーによって単に空白のシートがファックスされた
だけでアクセスし、スタートさせる機能がある。(この
PCは、そのようなファックスカードからの指示を受け
取った場合に所定の動作をするようにプログラムされて
いる必要がある)。このPCの「ペーパーワーク(商
標)」(PW)用のソフトウェアは、空白のシートがフ
ァックスされた場合に、ユーザーによりスタータフォー
ムが要求されていると理解するようできる。PCはこれ
によって、指示フィールドおよびこれらのフィールド内
でユーザーが選択可能な項目を組立てスタータフォーム
を作り、フォームを規定する言語に従ってそのフォーム
を準備する。典型的なスタータフォームのレイアウトは
番号などの指標に従ってストアーされている。この指標
はフォームレイアウトにコード化されたインディカ
(「グリフス」)として追加される。PWは、リモート
ユーザーのファックスマシの電話番号(ハンドシェイク
システムを通じて受信された、あるいはユーザーが入力
した番号のいずれでも良いが)を再度ダイヤルし、その
フォームをファックスによって返す。ここでは、リモー
トユーザーのファックス装置はプリンタとしての機能を
果たす。リモートユーザーは、ユーザーのPCからのフ
ァックスによって、ユーザーが、ユーザーのPC内のド
キュメントを呼び出し、ストアーし、配付し、あるいは
消すフォームをさらに要求することもできる。呼出し可
能な項目がリストされたスタータフォームをチェックし
て、ユーザーが「呼出し」のオプションを選択したと仮
定する。ユーザーは、ユーザーのPCを再びダイヤル
し、今マークしたスタータフォームをファックスする。
PCは受信したドキュメントをあるフォームとして識別
し、グリフスを見つけ、そして解読し、これからフォー
ムの識別子を得る。この情報と、ページ記述言語によ
り、PCは、本例であれば、リモートユーザーが次に必
要としている呼出しリストのフォームを決定することが
できる。このフォームが作成されると、リモートユーザ
ーに上記と同様に再送信する。この例においては、リモ
ートユーザーがリモートミーティングにおいてドキュメ
ントを手渡しされ、リモートユーザーのオフィースにフ
ァックス送信したいとする。上記のように、リモートユ
ーザーはスタータフォームをユーザーのPCから得て、
ドキュメントをストアしたいことをそのフォームに表示
する。このフォームはさらに、ユーザーにストアするド
キュメントの「名前」を記載する領域が用意されてお
り、ここにファイル名を手書きすることができる。これ
により、ドキュメントのネーミングあるいはラベリング
をキーボードを用いずに行うことができる(OCR/O
MRはこの手書きでファイル名で付すさいには必要な
い)。リモートユーザーは次にこのフォームを手渡され
たもののカバーシートとして、これらと一緒にユーザー
のPCにファックスする。PWソフトウェアによってこ
の手渡されたものは、PCにイメージファイルとしてス
トアーされ、手書きされたファイル名が付けられる。リ
モートユーザーは、この手渡しされたものを他の者にさ
らに配付することも可能である。これは、このようなP
Wフォームを用いてファックスが行われた場合は、その
フォームにユーザーのPCにストアーされているドキュ
メントと、そのドキュメントのファックス送信先を表示
することができる。これらのフォームはそれぞれの識別
子に加えてユーザーが変更できる領域を備えており、こ
れによって、ユーザーはそのフォーム上の添付されたマ
ークに基づき1またはそれ以上のアクションを取らせる
ことができる。受領したコンピュータソフトウェアは、
これらを翻訳し、アクションを起こす。
【0008】さらに、これらに関連して、ゼロックス社
の米国特許第5,060,980号があり、これはW.
A.L.ジョンソンらに1991年10月29日に付与
され、「フォームフィールドプロセッシング用のコード
化された表示が採用されたフォーム」というタイトルで
ある。この特許には、ファクシミリで送付可能なフォー
ムについて開示されており、このフォームには、所定の
レイアウトが記述されており、その中に、コード化され
たデータ、マーク可能なボックス、およびオプションと
してそのフォームをどのように処理するかのプロセッサ
への指示が含まれている。さらに、ゼロックス社の米国
特許出願番号第07/855,987号〔D/9158
2〕「収納、処理および呼出し用のドキュメントにラベ
リングする方法およびシステム」、ワルター.A.L.
ジョンソンらにより1992年3月20に出願された米
国特許出願番号第07/856,107号(D/921
27)「部分的な操作を組み合わせて自動的にフォーム
を作成する技術」、およびワルター.A.L.ジョンソ
ンらにより1992年3月20に出願された米国特許出
願番号第07/854,520号(D/92165)
「自動的にフォームを作成する要求のためにフォームを
使用すること」がある。ゼロックス社の「テレコピー4
95(商標)」という製品は、安全対策の手段としてマ
ークが付された「センス」シートを用いている。
【0009】他のファクシミリの制御に目を向けてみる
と、1990年6月26日に出願され、1992年5月
19日にバーゲスらに付与され、ヒューレットパッカー
ド社に譲渡された米国特許第5,115,326号があ
る。この特許には、例えば、要約書の一部には、「ファ
クシミリ送信機により送信されたファックスメッセージ
であり、その第1ページにはバーコード化されたヘッダ
ーがある。このヘッダーの少なくとも1つには、あるア
ドレスの名前が含まれており、そのアドレスは同じある
ネットワークのユーザーのものである。入力されたファ
ックスメッセージを受け取ったファックスサーバーが入
力されたファクシミリのバーコード化されたヘッダーの
ある第1ページを検査する。もしTO:というヘッダー
がみつかった場合には、対応する電子メールのアドレス
を決定するのに用いられ、そのファックスは、自動的に
そのネットワークにのった電子メールとしてそのアドレ
スに送られる。・・・ファックスサーバーあるいはネッ
トワークによって接続されたコンピューター上を走る他
のアプリケーションをアドレスの先とすることができ・
・・」
【0010】ユウジヒカワに1991年9月24日に付
与され、フジゼロックスに譲渡された米国特許第5,0
51,779号はジョブコントロールシートの一般化に
ついて開示されている。このジョブコントロールシート
には、特別にコード化された鮮明で厳格な特別なマーク
のパターンが採用されており、これらは、ラインを含め
て(前もって印刷されている必要があるが)電子的に認
識され、読み取られる。このラインは、シートの横およ
び横断方向と所定の低い角度で、また、適正な角度で引
かれたものであり、2つの異なる角度の斜めの鮮明なマ
ークで有効なパターンの形状をしたものである。この米
国特許第5,051,779号で着目すべきことに、コ
ントロールシート上に「ファックス番号」「登録名称」
と表示された領域用の1つのマーキング、および、コン
トロールシートのコラムから選択された2つの「コピー
枚数」の領域が用意されている。このジョブシートは、
プリンタあるいはファクシミリシステムのいずれの入力
イメージスキャナーにも用いることが可能なことは明ら
かであるが、ファクシミリシステムについては若干説明
されているだけである。
【0011】異なるファックスのコーディングに関する
特許として、1990年1月9日にポールとデビッドバ
ランに付与され、インターファックスに譲渡された米国
特許第4,893,333号があり、その再発行はペン
ディングとなっているが、その中に関連の技術が含まれ
ている。この特許の要約には、文章およびグラフィック
を選択して呼び出すために「リモートファクシミリ送信
のユーザーは、鉛筆またはペンによって紙製のセレクタ
ーシートのフォーム〔sic〕をマークする」と記載さ
れている。他のこのような特許であるハリントンに付与
された米国特許第4,430,563号については以下
に説明する。また、1988年10月7日に公開された
日本特許出願公開番号第63−242060号がある。
【0012】ゼロックス社の製品「ファックスマスター
21」の「ユーザーハンドブック、3.01版」198
8には、この製品が多重ページの時間、多重の送付先、
ファクシミリ送信するドキュメントを自動的に読み取
り、これらを数少ない簡単なキー操作で送りことがで
き、複数の場所からドキュメントを呼出し、これらをハ
ブにプリントし、また追ってプリントアウトするために
ディスクにストアーし、あるいは他のファクシミリ端末
に送信する〔自動収納および送信〕することもできるこ
とが示されている。この製品は、リモートネットワーク
ユーザーによって引き出されるドキュメントを収納する
ことにより、電子メールの機能を提供することもでき
る。これによって、秘密の〔電子的な〕メールボックス
を提供でき、権限ある人間のみのために受け取られたド
キュメントの安全を図ることもできる。パーソナルコン
ピュータのソフトウェアによって用いることもでき、ハ
ブユニットに対してリモートタッチトーン電話によりア
クセスすることで用いることもできる。
【0013】1990年2月14日に公開された、キャ
ノンのサトらによるEP公開番号第0354703A2
号は、日本の出願番号第63−193232991号、
第63−2236261号および第63−312926
1号を基礎としており、多重機能の情報処理装置につい
て開示している。この装置は、イメージスキャナー、電
話、ファクシミリの機能を備えており、キーワードをサ
ーチすることにより、ファクシミリや通常の電話を行う
機能も備えている。この装置は、さらに、ビジネスカー
ド(名刺)リーダ(イメージスキャナー)によっても制
御され、このリーダは通常の名刺の電話番号を読み取る
ことができる。
【0014】1988年7月/8月に公開されたゼロッ
クス公開ジャーナル(XDJ)の13巻No4のページ
193には、R.M.ジョンソンによる「フラッシュメ
ール」が載っており、これには、以下のように示されて
いる。「ネットワーク化されていないテレコピー装置の
受信部においては、受信されたメールをメッセージシー
トの裏面にプリントされたアドレスを示すジップコード
に従ってグループ化するように構成できる。この受信部
は2つの機能を持つ。シートは自動的に折られ、弱く接
着される。このレターは次に郵送計量器を通り、ソート
され発送される。この弱い接着によって、引き裂くこと
なく手紙を開封することができる。」
【0015】着目すべき点は、ファックスメッセージを
受信したことを、音声による電話で知らせることに関し
開示されてことである。これは、T.スエヨシに付与さ
れた米国特許第4,654,718号に開示されてお
り、フジフィルム社に譲渡されている。この特許では電
話番号のコードと、これらの電話コードを読み取るため
の受信機内のセンサーを含めたファクシミリ応答を参照
している。この特許ではコラム1にファクシミリシステ
ムとしてハウス内のラインシステムを構築できることも
開示している。この米国特許第4,654,718号の
コラム1のライン60などには、「本発明の第1の目的
は、ファクシミリ受信機に取付けられ、ファクシミリシ
ステムを通した応答の紙を受信すると、それを識別し・
・・・到着した応答の紙の最終のアドレスの電話番号、
その識別された電話の受信者とラインを接続し、その識
別された電話の受信者にレコードされたメッセージをお
くる。これによって、到着した応答の紙の最終アドレス
に連絡を取り、ファクシミリによる応答があったことを
連絡する。」と述べられている。この特許の図1および
コラム3〜4には、一般的な言葉で、OCRやマークセ
ンサー〔開示されているとはいえないかもしれない〕
が、割り当てされた場所内に、あるいは割り当てされた
接頭、あるいは接尾の信号と共に示されている場合は、
最終のアドレスを到着したファクシミリ応答上から読み
取り、あるいは検出することができる〔開示されている
とはいえないかもしれないが〕。コラム4には、さら
に、レコードされたメッセージを送るエンドレステープ
のレコーダーについて記載されており、このメッセージ
にはファクシミリ受信機に応答が到着したことを連絡す
ることを含めることができる。しかしながら、この米国
特許第4,654,718号には、ファックスシートの
送り者が受領者の電話番号を全てそのシートに記載する
必要があると述べられている。メモリーは、到来したフ
ァックスに表示された電話番号を一次的にストアーする
のに用いられ、そのメモリーは、その受信者がコールさ
れた後は、新しい電話番号が受信されると消去されるこ
とは明らかである。この装置は、ファクシミリメッセー
ジ毎に1度電話連絡を行うだけの装置であることは明ら
かである。
【0016】ファクシミリシステムの一部ではないが、
「オクテルシステム200」という音声メールシステム
の様子についてレポートされており、このシステムは、
「アウトコール・ノーティフィケーション」と称され
る。そのシステムは以下の通りであると思われる。ある
者のボイスメールシステムにメッセージを受けると、電
話システムはその者のページャーの番号をダイヤルし、
その者に、その者あてのメッセージがあることを連絡す
る。その者のボイスメールボックスの番号と、ページャ
ーの番号は両方とも登録されている。もちろん、手動
で、永い間、ウェスタンユニオンのオペレータはその者
にテレグラムが入っていることを知らせるコールしてい
る。
【0017】プリンタを制御するジョブコントロールシ
ート−バーコードが印刷されたコピーシートでプリンタ
のイメージ入力スキャナーで読み取られプリンタの動作
を制御可能なもの−は、例えば、ゼロックス社のヨーク
に付与された米国特許第4,602,776号、ルーケ
に付与された第4,970,544号(D/87351
C)、ルーケらに付与された第4,757,348号が
ある。また、FX社の第5,126,858号、イース
トマンコダック社の第4,987,447号がある。手
でマークをするコピー機のジョブコントロールシート
は、バーコードの識別子を持ち、画像化されるドキュメ
ント同様に、またこれらと同時に送られる。このジョブ
コントロールシートに関しては、1981年2月3日に
R.B.サハイに付与されたゼロックス社の米国特許第
4,248,528号に開示されている。
【0018】もちろん、シートその物(カバーシートで
はなく)の上に付けられ、他のソーティング機能および
目的を果たすための光学的あるいは磁気的に読み取り可
能なプリントされたマークについては知られている。こ
の中には、チェックあるいはディポジット用のスリッ
プ、古いIBMパンチカードおよびこれらの多重ビンソ
ーター、ジップコードにより(郵便局の)メールを物理
的にソーティングする装置、製品や請求書のソーティン
グを行うためのバーコードラベルリーダ、第1ページに
バーコードが付された現在の米国特許などがある。
【0019】バーガーら(AM社)の米国特許第3,8
04,005号には、複写装置〔オフセット板印刷機〕
の制御方法について開示されており、これには、コード
がマスターの少なくとも1辺に沿って形成されている。
このコードはそれぞれのマスターから複写されるコピー
の枚数と、そのコピーがどのように分配されるかとが指
示されている。このコードに対応したコンピュータ装置
が、この指示を実行するために用意されている。例え
ば、この特許の図2および3を参照のこと。
【0020】バーダーバーらに付与された米国特許第
4,352,012号には、自動イメージコミュニケー
ション送信システム(ファックス)において用いられる
ヘッダーシートについて開示されている。ヘッダーシー
トには、シートの表および裏面に均等な間隔のハッシュ
マークによって周囲の境界線(11)が形成されてお
り、これによってシートがヘッダーシートであることを
区別できるようになっている。ヘッダーシートのデータ
領域は、2つの基本的な領域からなり、その一番目は送
信用のID(20)であり、2番目はアドレスを示す領
域(30)である。データ領域はラスタスキャン内のポ
ジションによってコード化されており、コミュニュケー
ションシステムによって翻訳され、送信操作の制御が行
われる。このデータ領域は、楕円の領域(51)として
規定された複数から構成されており、この領域は、意図
した情報に従ってペンあるいは鉛筆によってユーザーに
マークされる領域である。この特許の図1を参照された
い。ヘッダーシートは、送信される前に送信端のスキャ
ナーでスキャンされる。
【0021】ハリントンの米国特許第4,430,56
3号には、装置に制御情報を供給するデータプロセッシ
ングフォームについて開示されており、装置としては、
ファクシミリ装置などがあり、スキャナーを備えている
ものである。このフォームは、黒色とできる領域があ
り、それぞれの列に対しエッジが延びたマークによる列
と行のフォーマットから構成されている。このエッジマ
ークはこのフォームのエッジまで延びている。ユーザー
によって記入される領域は幾つかの黒色にすることが可
能な領域によって定義されている。このフォームのフォ
ーマットは、のフォーマットから得られるプロセス情報
を繰り返し用いるために必要なソフトウェアを最小限と
している。
【0022】ションフェルドら(スペリー社)の米国特
許第4,348,101号には、2重レーザープリンタ
について開示されており、このプリンタがコピーシート
上にペーージ制御情報のための間欠的なバーコードタイ
プのコードを同時に印刷する。
【0023】また、ジョブを分離可能な「メールボック
ス」に関し、広く言った場合であるが、この技術分野の
従来技術として知られている。ロックされたビンを備え
たプリンタメールボックスシステムについては以下に述
べるが、1987年10月14日に公開されたゼロック
ス社のEPO出願第0,241,273号がある。ロッ
クがされない、あるいは開放状態のビンを備えたコピー
機あるいはプリンタの「メールボックス」の技術につい
ては、ゼロックス社からの出願で、1992年3月24
日にB.P.マンデルらに付与された米国特許第5,0
98,074号〔D/88157〕がある。この特許の
図4およびその説明を参照願いたい。特に、コピーある
いはプリンタからの出力が自動的に積み重ねられ、複数
のセットのステープル止めされる前でページ順に揃える
前の複数のシートのコピーが選択された「メールボック
ス」ビンにセットされることが開示されている。すなわ
ち、1つのビン当たりに1つ以上のジョブがセットされ
る。
【0024】ミノルタのM.イトーに1989年7月1
8日に付与された米国特許第4,849,790号に
は、ジョブが混じり合わないように、異なるドキュメン
トジョブに対して複数の入力および出力ビンあるいはト
レイを備えたコピー機のドキュメントフィーダーについ
て開示されている。
【0025】1つ以上のステープル止めされていないコ
ピーのセットが自動的にソーターのビンに積み重ねられ
る場合、ビンの容量を増加させるために、ビンの側面を
シフト(ビンサイドシフト)させ、セット毎にオフセッ
トさせることがゼロックス公開ジャーナル14巻No
1、1989年1月/2月号のページ29と、シャープ
の米国特許第4,688,924号に開示されている。
セット枚にオフセットさせるためのコピー出力トレイを
サイドシフトすることは良く知られている。例えば、米
国特許第4,157,059号がある。ビンの中でセッ
トをいじったり、セットにオフセットを与える異なる方
法については、例えば、米国特許第5,044,625
号〔D/87242〕、第3,860,127号、第
4,134,672号、第4,477,218号、第
4,480,825号、第4,616,821号、およ
び第4,925,172号あるいは本明細書で引用して
いる技術の中に開示されている。
【0026】他の面では通常通りである既存のソーター
〔ロックされない〕をプリンタの出力ソーターあるいは
「メールボックス」として、あるいは一般的にプリンタ
の「メールボックス」として用いることはグラドックシ
ステム社からの出願でF.ローレンスらに1989年6
月27日に付与された米国特許第4,843,434号
のカラム1に説明されており、あた、H.タナカらに1
988年8月16日に付与された米国特許第4,76
3,892号にも述べられている。複数のユーザーと共
有するためのモデュラーユニットソーターの概略がカラ
ム1に説明されており、ユーザーによってコピーのソー
ティングおよび編集ができ、そのことが1990年11
月28日に公開されたシゲルスガワラらによるセイコー
エプソン社のEPO出願第0,399,565号にあ
る。開放状態のソータービンが〔ビンの選択システムは
分からないが〕一体となるようなプリンタとしては、キ
ャノンNP−9030があり、数年間このソーターはオ
プションとして販売されている。また、キョーセラF−
2010およびF−3010のレーザープリンタがあ
り、オプションとして5つのビンソーターを付けること
ができる(1988年?)。さらに、オシバンダーグリ
テン社(Oce van der Grinten)か
らは最近「6750」と「6800」といったプリンタ
が市販用に展示されており、20あるいは40のいずれ
かのビンを持つオプションとしてのプログラム可能なソ
ーター/メールボックスを取付けることができる。バー
コードテープによる「メールボックス」であり、プリン
タ出力の出力セットと一緒に取り付けるテープについ
て、共にペンディングとなっているD/90136のペ
ージ25から26にわたった段落に述べており、これは
D/91042とも関連があり、これらはムライO.メ
ッツィーにより、同一人に譲渡され、1991年12月
16日に米国特許出願番号第07/808,241号と
第07/808,133号として出願された。
【0027】本明細書において「メールボックス」と
は、すでに述べたように、物理的なあるいはハードコピ
ーのセットをソーティングあるいは取り扱うことを指
し、電子的なイメージやドキュメントを取り扱うことで
はない。電子的なイメージやドキュメントはより楽に取
り扱うことができる。「メールボックス」をさらに詳し
く説明すると、この実施例に説明してあるように、コピ
ー、プリンタあるいはファックス装置の出力のためのソ
ーターのような装置の複数のビンの内、対応する1つに
対応した独特のあるいは予め定めた電子的なアドレスを
一時的に、あるいは永久的に割り当てし、所定のユーザ
ーの出力である1つあるいはそれ以上のジョブを1つあ
るいはそれ以上の割り当てされたビン内に選択して導く
ことができることを意味する。この中には、上述したよ
うに、また以下の実施例に示すように、これらのアクセ
サリーとして、そのビンをロックしたり、あるいは、ア
クセスするためにロックを解除したりする手段を含んで
いても、いなくても良い。また、以下の実施例に示すよ
うに、ビンを割り当てする機構を含んでいてもいなくて
も良く、この機構では、それぞれのビンはそれに関する
LCDあるいは他のタイプのディスプレイを備えてお
り、これに所定のユーザー名やラベルが表示されていて
も良い。あるいは、以下の実施例にあるように共通のあ
るいは中央のディスプレイを設けても良い。さらに、必
要であればジョブに活用できる1つ以上のビンを用いて
も良い。すなわち、1つの割り当てされたビンのシート
スタック容量を越えた場合である。レーザーあるいは他
の電子的なページ入力プリンタ用のメールボックスにお
いては、選択されたビンにページが揃えられる前のセッ
トをスタックすることが望ましく、通常のページ揃え機
あるいはソーターを追加してあるいは変更して設けない
ほうが良い。この電子的なプリンタは通常非常に容易
に、コピーしたページを再度オーダーしたり再びコピー
したりすることでページが揃っていないコピーとなり、
ソーターあるいはページ揃え機の中でページが揃えられ
る必要があるようにそれぞれのページが複数の直接順番
に並んでコピーされないからである。
【0028】共有した状態(ネットワークされた場合)
でのプリンタジョブ出力が混合されたり、あるいは誤っ
て他の者に持っていかれてしまうようなことを防止する
ことは重要なことであり、ユーザーに多くは数年にわた
って、ポストオフィースのような手作業のメールボック
スをプリンタの近傍に置いており、ボックスに異なった
ユーザーの名前を付けて手作業でジョブソーティングを
行っている。同様のことが共用されているハードコピー
ファクシミリ装置に言える。
【0029】メールボックスシステムにとって必要な追
加機能としては、ジョブ毎にシートをステープル止めし
たり、あるいは他の方法でバインドしたり、止めたり、
あるいは仕上げたりすることがあり、仕上げられた複数
のセットはユーザーのビンから移動させることが可能と
なり、きれいに積み重ねたり、固定されている途中の他
のジョブと分けることができる。これは、所定のメール
ボックスのビンに入る前に、予め編集したり、あるいは
ステープル止めすることで可能であり、上記にて引用し
たマンドレルの米国特許第5,098,074号にあ
る。これに代わり、瓶の内部でステープル止めしても良
く、ソーターの技術としては周知のものである。
【0030】他の「メールボックス」として望ましい機
能は安全が確保されたビンに関することである。ロック
でき、またロックを解除できるコピーあるいはプリンタ
のビン、あるいはこれらからの出力のメールボックスに
関する従来の技術は、上記にて引用した1987年10
月14日に公開されたゼロックス社のEPO出願番号第
0,241,273号〔D/86031EP〕があり、
「アクセスが制限された複写機のビン」というタイトル
である。この出願には、ロックでき、またロックが解除
可能なビンを持つ複写機について述べられており、コピ
ーシートを受領するユーザーによってロックの割り当て
が可能となっており、コピーシートはページ揃えがされ
ない、あるいはされる前の状態のものである。この出願
には、上記に代わり、リモートユーザーあるいはレーザ
ープリンタの入力についても開示されており、これらは
コピー用のビンのロックボックスが付いており、中央コ
ンピュータがビンを電子的に表示し、これを用いてビン
のロックを解除する入力をしたり制御することが可能で
ある。さらに、ビンのロックに関しては、「ワードプロ
セッサーによってコントロールされるプリンタ出力用ビ
ンのロックボックス」という米国特許第4,470,3
56号があり、1984年9月11日にデービスらに付
与され、データポイント社に譲渡されている。この特許
には、出力ビンから挿入あるいは取外し可能なロックボ
ックスについて開示されている。セキューリティードア
ーが閉じている場合にボックスを取り外すことができ
る。「ワードプロセッサーによりコントロールされるプ
リンタの出力スキャナー装置」という米国特許第4,4
37,660号が1984年3月20日に付与され、デ
ータポイント社に譲渡されている。この特許には、レー
ザープリンタ出力を集める出力ビンにおいて、ビンが一
杯か、あるいはロックボックスがビンの中にあるか否か
によってどのビンを用いることが可能かを検出するため
に、それぞれのビンをスキャンするスキャン装置につい
て開示されている。「アクセスが制御されたコピー」と
いう米国防衛公開番号第T102,102号は、アルバ
ートボールらによって出願され、1982年8月3日に
公開されている。この出願では、バッチリーダ、あるい
はこれに相当する手段を用いてユーザーがロック可能な
ビンのソーターについて開示されている。ユーザーが入
力した識別データが入力され、コピーの第1ページにレ
コードされ、ロックれたソーターの1または複数のビン
に送られる。IBM社の米国特許第4,414,579
号のタイトルは「コピープリンタを用いた情報送信およ
び受信ステーション」であり、1983年11月8日に
付与されている。この特許は、ページ揃え機のボトムに
設置された防護されたメールボックスについて開示され
ている。ゼロックス社は、かなり以前から、少なくとも
米国国務省に対し、ロックされたビンを持つ改良型のコ
ピーソーターを提供していたことを述べておく。
【0031】リコーFAX4000Lについてされに述
べておく。この説明書には、「親展機能」について述べ
てあり、「一方の端末がメモリーを備えており、さらに
親展受領機能を備えている場合は、親展機能を用いるこ
とができる。その一方の端末は、ターミナルにプログラ
ムされたパスワードが入力された後にメッセージを印刷
する。・・・さらに安全を確保するために、メッセージ
にパスワードを設定することもできる。この個人的なパ
スワードは、他の端末のユーザーが前もってその端末に
ストアーしたパスワードに対して優先して取り扱われ
る。このパスワードは、通常親展のメッセージを印刷す
るために用いられる。この機能を使用する前に、受信者
のオペレータと調整する必要がある。この機能は、受信
者が最近のリコー〔これのみか?〕メモリーファクシミ
リターミナルを用いている場合に使用することができ
る。」と記載されている。
【0032】これらと異なるオプションあるいは望まし
い機能に関しては、ソータービンを割り当てする機能で
あって、そのビンが付随したLCDまたはそれと同様の
タイプの表示装置を備えているものがあり、デービスに
付与された米国特許第3,905,594号、上述した
トムキンスらの付与された米国特許第4,437,66
0号、タカハシらに付与された米国特許第4,501,
419号、および上述したボルらの米国防衛公開番号第
T102,102号に開示されている。さらに、フジゼ
ロックス者のFX−10475に関する日本特許出願番
号第59−55424号があり、1984年4月17日
に出願され、公開番号第60−167054号として1
985年11月6日に公開されている。
【0033】さらに、上記の異なるオプションあるいは
望ましい機能に関し、多重ビンのシートの揃え機あるい
はソーターであって、1つのビンの容量を越えるシート
が1つのセットとしてある場合に、1つ、あるいはそれ
以上の隣接したビンを使用する技術は周知のものであ
り、米国特許第4,522,485号、すぐ上で述べた
タカハシらの米国特許第4,501,419号、あるい
は第4,134,581号、および上述した中にもある
いはそれ以外にも多くの参照文献がある。このようなソ
ーターは、すでに長年にわたって市販されており、この
中では、ビンはパンチカードあるいはペーパーテープの
制御によってアドレスが設定される。上記の米国特許第
4,501,419号は、それぞれの旋回可能なビンゲ
ートについて開示されており、このゲートはさらに異な
る表面を備えており、ソーターの搬送ベルトに対してホ
ールドされたシートのバッフルあるいは「スキー」の役
割を果たす。このスキーあるいはバッフルは選択された
ビンに到達するまで、ビンのアレイを通り過ぎるように
動くものである。(この特許の図3を特に参照された
い。)
【0034】ソーターユニットが、プリンタのメールボ
ックスとして転用、あるいは代用された場合は、ビンの
容量を増すために、ビンのトレイと棚との間のシートを
スタックするスペースを大きくとることが望ましい。特
定のビンが受け取れる多重コピーの枚数を2倍あるいは
3倍とするために、ソーターのビンの棚を動かしたりあ
るいは取り外したりすることに関しては、AM社のJ.
H.エルウェンに1975年9月23日に付与された米
国特許第3,907,279号のセット毎のソーターに
中に開示されている。そのコラム3を特に参照願いた
い。それぞれのユーザーに対するコピーあるいはドキュ
メントの枚数が異なる場合にプログラムされたビンのシ
ークエンスを上記のようにすることが、この特許のコラ
ム1に想定されている。
【0035】この明細書において、「シート」あるいは
「ハードコピー」とは、一般に、薄紙のシートペーパ
ー、プラスチック、あるいは他の通常の物理的に独立し
た画像を表示する媒質を示し、電子的なイメージを示す
ものではない。例えば、ページとしてつながったもの、
複数のシート、ドキュメント、あるいはコピーは「セッ
ト」あるいは「ジョブ」として参照されている。「ジョ
ブ」とは、1つあるいはそれ以上のドキュメント、ある
いはドキュメントのセットが特定の受信者あるいは指名
者に送られ、あるいは受け取られることも示す。「ドキ
ュメント」とは、特に定義されていない限り、他者の技
術において非常に広い意味で用いられており、1ページ
あるいは多重ページのセットあるいはジョブまで含む。
とくに、(しかし、何時もではないが)送付、あるいは
コピーされるものを示す。「オリジナル」とは、たいて
いレターについて用いられる。「ファクシミリ」あるい
は一般的な略語である「ファックス」は、通常の電話で
接続されたイメージデータを参照し、特に、電話システ
ムを介したファクシミリされたドキュメントはCCIT
Tの標準に従ったものであり、装置も同様である。しか
し、この請求項に関連した「ファクシミリ」には、「電
子メール」、プリンタと接続されたシステムあるいはネ
ットワーク、これらとネットワーク化されたリモートタ
ーミナル、スキャナー、さらにリモートプリンタ等の、
あるいはこれ以外のものを含んでいる。複数のモード
(多重機能)が組み合わされた、一般的な印刷機能およ
びファクシミリメッセージの受信印刷機能を備えたプリ
ンタが知られており、これらの例としては、実施例の最
後の方で引用している。ファクシミリは従来のスタンド
アロンのファクシミリ装置と同様にPC(パーソナルコ
ンピュータ)内部の「ファックスカード」によって送信
でき、あるいは受信できる。「プリンタ」とは、種々の
入力源からハードコピーの出力を行う装置、これにはフ
ァクシミリも含み、従来の電子ドキュメントイメージ入
力として参照されるものであり、これに対し、光レンズ
によるコピー機もあり、これは物理的なオリジナルが直
接送られて、イメージ化されることが必要となる。「電
子メール」も広い意味をもっており、外線電話からの送
信や、光ファイバー、ペアーケーブル、同軸ケーブル、
ワイヤレス送信、あるいは他のネットワーク手段、ある
いはこれを組み合わせたような共用型の内部ネットワー
クからの送信を含む。また、送付されたドキュメントに
割り当てされた数多くの受取人のいずれかへの電子的な
リモートターミナルディスプレイ、同様に、プリンタの
ハードコピー出力を含む。
【0036】ここで開示された装置は、従来の制御シス
テムによって、従来と同様の方法手制御あるいは操作可
能なものである。周知のように、このような制御機能お
よびロジックを従来のマイクロプロセッサ用の従来のソ
フトウェアを用いてプログラムし、実行することが一般
的であり、望ましいことである。これらに関しては、種
々の特許および種々の市販されているファクシミリ装
置、コピー機あるいはソーターにおいて開示されてい
る。このようなソフトウェアは、所定の機能、あるいは
所定のソフトウェアシステムによって変更されるもので
あり、さらに用いられる所定のマイクロプロセッサおよ
びマイクロプロセッサシステムによって変更される。し
かしながら、関連技術を用いることにより、容易にプロ
グラムでき、あるいはプログラムされたものを入手する
ことも可能である。そのため、ここに記載してあるよう
なこと、あるいは従来のこれらの機能に関する知識と、
コンピューターおよびソフトウェアに関する一般的な知
識とを合わせ、非常な経験が必要となることはない。こ
れらに代わり、種々の他の周知の方法や、適正なハード
ワイヤーロジック、あるいはスイッチングシステムによ
っても制御することは可能である。
【0037】ここで引用した全てのもの、引用文献で参
照されたものは、本明細書の参照文献であり、本明細書
で説明することの詳細、機能、技術的な変更、追加に係
るバックグラウンドとなる。
【0038】
【課題を解決するための手段及び作用】本出願は、ジョ
ブソーティングあるいは「メールボックス」および電話
呼出しシステムについて開示しており、この中では複数
の物理的なシートに係るジョブのセットに先立って物理
的なカバーシートがあり、このカバーシートには「メー
ルボックス」のソーターユニット自体によって光学的に
読み取られるような方法でコード化されており、これに
よって上記シートのセットが特定のビン、あるいはビン
のセットに導かれ、自動的にビンの所有者にジョブが受
領されたことが知らされる。すなわち、ソーターあるい
は「メールボックス」ユニットは、共通に順次出力さ
れ、メッセージが表示された(ファクシミリあるいは他
のプリンタなどの物理的にシートが出力される源から)
他のシートの中にあるコントロールシートを読み取るだ
けで、情報を得て、それに付随する一連のシートが溜め
られる所定の行き先を制御する。これにより、複数のユ
ーザーは、その間で共用できるシステムを持つことがで
き、このシステムでは異なるユーザーからの入力は自動
的に異なるメールボックスあるいはソーターのビンに出
力され、システムからユーザー個々に連絡が行くので、
出力が終了するまで、あるいはマシンにプログラムされ
るまで待つ必要はない。すなわち、プリントジョブはジ
ョブを送った者、ユーザーあるいはアドレス毎にソート
され、さらに、連絡が自動的に送られるので、オペレー
タが常駐したり、あるいはその場所にいってキー操作す
ることは通常必要なくなる。これによって、さらに、ソ
ーターモデュールを汎用性のあるものとすることがで
き、ソーターモデュールにとってはシートが何処から受
領されたかは問題とされなくなる。ジョブの所定の行き
先を示した必要な情報は全て物理的なコントロールシー
トから得ることができ、このコントロールシートは表示
されたビンにジョブシートを送るためのものであり、他
のシートと同様に扱うことができる。〔ここでは、例え
同等のハードウェアが用いられる場合であっても、ジョ
ブあるいはアドレスの「メールボックス」は「ソーティ
ング」ではなく、「ソーティング」には、通常、あるい
一般的に複数の同一のコピーシートを順番に異なるビン
に入れてページを整える意味がある。〕
【0039】さらに、受信したファクシミリあるいは他
のプリンターの出力ドキュメントを分断して自動的に取
り扱うことが可能な廉価で使い安いシステムについて開
示しており、このシステムは既存の通常のファクシミリ
システムの全てと完全に適合するものである。このシス
テムは、既存のファクシミリ受信機に対して、単体ある
いはアクセサリーとして取り扱うことが可能である。異
なる製造者の、数百万のファクシミリあるいは他のプリ
ンターが存在しているので、これらのユニットに改造を
施す必要がないことが非常に重要である。そして、種々
のシートの表示、シートの印刷の拡大率にも適合できる
ことが重要である。
【0040】特に、異なるジョブを異なるアドレスに対
して自動的にまた簡易に、独立して取扱、また分離する
ことが可能なファクシミリあるいは他のプリンタ出力シ
ートのソーティングシステムについて開示しており、こ
のシステムはコンピュータシステム、複雑なソフトウェ
ア、電子画像メモリ装置、あるいは、特別なファクシミ
リ操作あるいは工程に接続する必要はないものである。
ファクシミリでドキュメントを送るための、単純な、ま
た簡単なマークが施されたカバーシート(先行するシー
ト、あるいはジョブシート)が用いられており、このカ
バーシートは既存のファクシミリドキュメントのカバー
シートと共用、あるいは交換可能なものである。以下に
示す実施例には、複数ページのドキュメントがファクシ
ミリ送付される際のこのようなマークが付されたカバー
シートのハードコピーが通常のファクシミリで受信さ
れ、ファクシミリと独立したマルチビンメールボックス
ユニットの内部に送られ、光学的に読み取られ、自動的
に所定のビンでカバーシートの行き先であるビンが割り
当てされ、これにキュメントジョブシート後の複数のペ
ージが従って送られるようになっている。
【0041】さらに、受領されたファクシミリ、あるい
は他のプリンタのドキュメントをソーティングする装置
および方法についても開示しており、ここでは、ドキュ
メントの送付状あるいは印刷されたカバーシート上に用
意された簡易な、そして厳密ではないコードパターン
が、印刷されたドキュメントシートに対する所定の物理
的な行き先を決めるために用いられている。さらに詳細
には、ビンのコード化のための方法および装置について
開示しており、ここでは、あるジョブに係るユーザーの
ビン番号およびページ数が送付する前にカバーシートに
マークされ、このマークが受信ステーションの簡単なメ
ールボックス装置のコードリーダによって読み取られ
る。
【0042】ここで開示されているユニットは、汎用性
のあるスタンドアロンユニットであり、一般のファクシ
ミリ装置あるいはネットワーク化された電子メールプリ
ンタ、あるいは他のプリンタと取り付けて、あるいは単
に隣接して設置するだけで良いものである。電気的、あ
るいは機械的なリンク、あるいは接続は全く必要ない。
〔しかし、以下の実施例にて示すように、必要であれ
ば、追加の機能を設けるためにファクシミリ装置と1つ
の電話回線を分け合うことも可能である。〕
【0043】このシステムにおいては、マークが付され
たカバーシートは、入力のためのイメージスキャナー、
イメージ受信装置、該当するファクシミリ装置、あるい
は他のイメージプリンタに読み取られる必要がないこと
は重要な点である。従って、ファクシミリで送付された
内容が通常通りハードコピーに印刷される後まで、カバ
ーシート上のコード化された制御表示(インディカ)を
通常の文章あるいはイメージデータと電気的に、あるい
は光学的に分離、あるいは区別する必要はない。イメー
ジデータは、特に多くの非常に複雑なシステムが必要で
あり、また、これらのシステムには、イメージストレッ
ジおよびソフトウェアが必要となる。これらの例は、以
下に引用してある。
【0044】以下の実施例に開示しているように、本発
明のシステムの他の態様として、異なる幾つかの受領
者、あるいは共用しているプリンタージョブのユーザー
に対し受領されたファクシミリのハードコピーの安全を
確保するのに便利な個別にロックされたビン(入れ物)
を備えている。さらに、以下の実施例においては、個人
的なビンの安全性を確保するために、ビンのロックを電
子的に制御することも開示されている。これによって、
同じ通常のファクシミリ受信装置あるいは他のプリンタ
を共用する、複数のファクシミリの受領者あるいはプリ
ンタの受領者にとって、彼ら特有のジョブあるいは文章
のやりとりが開示されたり、汚されたり、あるいは混合
されたりすることを防止できる。
【0045】種々の先行技術とは異なり、開示されてい
るシステムには、バーコードあるいは他の厳密にしっか
りスペース取りされた指標によるドキュメントあるいは
イメージであって、厳密な読み取り、あるいはファクシ
ミリ受信装置あるいはネットワークコンピュータにとっ
て通常の文章あるいは画像データと分離されるようなも
のは不要である。同様に、特別な電気信号あるいは制御
コードを送る必要もない。
【0046】幾つかの先行する技術におけるファクシミ
リ送付用のカバーレターにおいてマークが付された(コ
ード化された)コントロールシートシステムと異なり、
以下に説明するように、本システムは、退屈でエラーを
起こしやすい10あるいはそれ以上に分割されたボック
ス用のマーキングとして10桁フルの受領者の電話番号
あるいは名前などの他の表示(インディカ)は不要であ
る。
【0047】開示されているシステムにおいては、ファ
クシミリを送る端末のユーザー(ファクシミリを送る
者)は、厳密ではないファックス送付用のカバーシート
を使用するだけで良く、このカバーシートはカスタマー
によって繰り返し複写し、送付することが容易にできる
ものである。他の多くのバーコードタイプのシステムと
異なり、コピー時の歪みによるエラーに非常に強いの
で、コピーが何度も繰り返された後でも用いることがで
きる。このようなカバーシートは一般のファクシミリ用
のカバーシートと同様に用いることが可能なものであ
る。
【0048】以下に説明している実施例に示している
が、いずれのファクシミリドキュメントの送付者でも、
1つあるいは2つの小さな領域に単純で厳密ではなくマ
ニュアルでマークされ、他の領域は通常のファクシミリ
送付用のカバーシートであるカバーシートにより、実施
例として示してある自動出力ソーティングユニットを用
いて、受信されたファクシミリの領域のアドレスに分離
出力されるジョブを提供することができる。開示されて
いるシステム用には、1つ、あるいは2つのデジットの
ビン番号のみがコード化される必要があり、電話番号全
てをコード化する必要はない。標準化された単純なコー
ドパターンのファクシミリ送付用のカバーシートにペン
あるいは鉛筆でマークされた一連の黒色のマークによっ
て受領されるビンの番号を指示されたものが受領される
と、受領した後にファクシミリされたジョブを分配する
作業は行われる。(同様に、そのビンに送られるシート
の枚数のために、さらに2つのマークを用いることが望
ましい)。開示されている例のユニットは、自動的に受
信したファクシミリジョブを所定のあるいは指示された
ロック可能なビンに入れ、そして、必要であれば、これ
と関連して、受領したアドレスのビン保持者に、ビン保
持者のファクシミリが受領されたことを示す電話コール
することもできる。(このようなものは、相互に参照さ
れる応用例である。)
【0049】すなわち、開示している実施例によって、
スタンドアロン型の「メールボックス」、あるいはアド
レス割り当て可能なソーターを提供でき、これによって
通常のファクシミリから出力されたドキュメント(通常
の「ハードコピー」、すなわち物理的なシート)を独立
した所定のビンに自動的にソートしファイルすることが
でき、安全に保持できる。さらに開示してあるように、
これらのロックされたビンは独立して容易に電気的にロ
ックを解除でき、保存されたハードコピーに殆ど直ぐに
アクセスすることができる。開示されているシステムで
は、他のユーザーに読まれたり、あるいは偶然取られた
りするのを防止するために、受領者が親展のファクシミ
リメッセージを受信する際に、ファクシミリ受信機に待
機する必要はない。〔典型的なファクシミリ受信機で
は、全ての受領者の受信されたドキュメントを全て1つ
のトレイに単に、また共通に積み重ねられる。〕この開
示されているシステムでは、一般的なファクシミリ装置
の全てを通じて、ある特別な装置や作成ラインに限定さ
れることなく、秘密のファクシミリ送付を行うことがで
きる。
【0050】同様の共用されたユニットおよびシステム
では、ファクシミリメッセージがあることを知らせる自
動電話連絡、あるいは、それぞれの受領者に届く電子メ
ールを提供することができる。さらに、以下の実施例に
おいては、自動ダイヤルシステムのソフトウェアについ
ても開示しており、表示されたビンの番号に対し貯蔵さ
れた(保持された)ユーザーの電話番号を用いたソフト
ウェアである。従って、ファクシミリにより発送したこ
とを連絡するために現在行われているような、ファクシ
ミリに先立って、あるいはファクシミリをした後に数多
くの電話連絡することを防止することができる。
【0051】以下に開示している1つの実施例において
は、ネットワーク化によって共用されるユーザーのドキ
ュメントジョブプリンタの出力部から出力された複数の
物理的なシートジョブを、そのプリンタに電子的に送ら
れたドキュメントジョブの所定の受領者毎にジョブセッ
トを別けて分配するシステムのための装置を提供してお
り、プリンタとしては、ファクシミリ受信用のプリンタ
であっても良く、勿論これに限定されるものではない。
このような装置は、上記のプリンタの出力ジョブによっ
て出力される複数のシートに先立って、これらと同様に
上記のプリンタから出力され、種々にコード化された物
理的なカバーシートを有しており、このカバーシート
は、このプリンタの出力ジョブによって出力されるジョ
ブシートのカウント数とビン番号を指示するマークが施
された領域によって可変的にコード化されたものであ
る。さらに、この装置は、プリンタから出力されたジョ
ブシートのソーティングを行うアクセサリーユニットを
有し、このジョブソーティングアクセサリーユニット
は、上記のジョブプリンタの上記ジョブシート出力部に
配置され、このシート出力部からの上記出力ジョブシー
トを順次受領するシート入力手段を備え、このシート入
力手段は上記出力ジョブシートをこのシート入力手段内
部のシートフィーディングパスに送るものであり、さら
に、複数の独立したジョブ出力シートコレクションビン
と、上記独立したジョブ出力シートコレクションビンに
対応した独立のビン番号を電子的に割り当て、上記独立
のビン番号を上記のジョブプリンタの異なる共用ユーザ
ーに電子的な方法で割り当てる制御手段と、上記シート
入力手段内で、上記制御手段と動作するように接続さ
れ、上記のカバーシート上にマークの付された領域のコ
ード化を検出し、上記の割り当てられたビン番号に対応
するものかを決定するための光学検出手段と、上記光学
検出手段および上記制御手段の上記決定により制御さ
れ、上記シート入力手段から順次送られる上記出力シー
トを選択して割り当てられた所定の上記出力シートコレ
クションビンに送り出すシートビン選択およびフィーデ
ィング手段とを備えており、この送り出しは、先立って
送られた上記カバーシートの上記光学検出手段および制
御手段による上記の検出に引き続いて行われ、上記カバ
ーシートのマークが付された領域には、上記の所定の共
用ジョブプリンタのユーザーの上記割り当てられたビン
番号に対応するものがコード化されており、これによっ
てジョブソーティングが行われる。さらに、上記制御手
段と接続された自動電話ダイヤル手段を備えている。上
記制御手段は、上記のビン番号に対応して電子的に割り
当てられて予めプログラムされた電話番号を収納するた
め、および入力するために用いられており、この自動電
話ダイヤル手段は上記の光学検出手段および制御手段に
よって起動され、このアクションは、割り当てたビン番
号に対応した上記のジョブカバーシート上の少なくとも
1つの特有のマークされた領域に呼応し、そのビン番号
に対し少なくとも1つの予めプログラムされた電話番号
がある場合になされる。上記の自動電話ダイヤル手段
は、上記のアクションによって、ビン番号に対して予め
プログラムされた電話番号を自動的にダイヤルする。さ
らに、受領した旨のメッセージ手段を備えている。この
メッセージ手段は、プリンタ出力ジョブが受領されたこ
とを示す予めレコードされたメッセージを電子的に送る
手段である。このメッセージ手段は上記の制御手段によ
る上記の自動電話ダイヤル手段へのアクションと共に起
動され、上記のシートビン選択およびフィーディング手
段によって出力シートがフィードされるビンに対して予
めプログラムされた電話番号へ上記の予め記録されたメ
ッセージが自動的に送られる。
【0052】さらに、以下に開示しているシステムによ
って上記と独立に、あるいは上記と組み合わせて提供可
能なものには、ユニット内の上記ビンのそれぞれへのア
クセスを制限するためのビンロッキング手段と、上記の
制御手段と接続され、上記のロッキング手段を解除する
電気的なロック解除手段とを備えたジョブソーティング
アクセサリーユニットがあり、ロック解除手段によって
入力されたビンへのアクセスコードによって少なくとも
1つの上記ビンのロックが解除される。また、ジョブソ
ーティングアクセサリーユニットとして、上記のジョブ
プリンタと共同して動作するために電気的な接続を必要
としない独立したメールボックスユニットも含まれる。
上記のカバーシート上にコード化された独特のマークが
付された領域を設けることにより、割り当てれたビンの
番号とそのジョブのシートの枚数とを検出でき、これら
のシートが上記のカバーシートに続いて上記のユニット
によって所定のビンに送られる。また、この独特のマー
クは、上記のジョブ出力シートのプリントに用いられ、
同様に光学的に読み取り可能な印刷表示によって上記の
プリンタによって印刷される。さらに、上記のシートビ
ン選択およびフィーディング手段によって、先立って出
力されたカバーシートにコード化されたシートの枚数に
対応した枚数の上記出力シートが、上記のようにコード
化されたカバーシートに引き続いて分離されたコレクシ
ョンビンの1つに順番に送られる。
【0053】本発明に係るシステムとしては、ファクシ
ミリ受信装置を含み、これに限定されない電子的に共用
されたユーザードキュメントジョブプリンタのシート出
力部から出力される物理的な出力ジョブシートを、前記
プリンタに電子的に送られたドキュメントジョブの所定
の受領者毎の別々のジョブセットに分離するジョブ出力
分離システムがある。このシステムは、前記プリンタの
出力ジョブの出力シートに先立って、前記プリンタの前
記出力部から出力される、種々のコード化が付された物
理的なジョブカバーシートを有し、このカバーシート
は、前記プリンタの出力ジョブのビン番号とジョブシー
トの枚数とを示すマークが付される領域に種々のコード
が記載されており、さらに、プリンタの出力ジョブシー
トをソーティングし、遠隔受領連絡を行うアクセサリー
ユニットを有することを特徴としている。このユニット
は、前記ジョブプリンタの前記シート出力部に配置さ
れ、該シート出力部からの前記出力ジョブシートを順次
受領するシート入力手段を備え、このシート入力手段
は、前記出力ジョブシートを該シート入力手段内部のシ
ートフィーディングパスに送り、さらに、複数の独立し
たファクシミリ出力シートコレクションビンを備え、ま
たさらに、前記独立したジョブ出力シートコレクション
ビンに対応した独立のビン番号を電子的に割り当て、前
記別個のビン番号を別個の前記ジョブプリンタの共用使
用者に電子的な方法で割り当てる制御手段と、前記シー
ト入力手段内で、前記制御手段と動作するように接続さ
れ、前記カバーシート上のコード化されたマークの付さ
れた領域を検出し、前記割り当てされたビン番号と合致
するか否かを決定する光学検出手段と、前記光学検出手
段および前記制御手段の前記決定により制御され、所定
の前記ジョブプリンタを共用している使用者に割り当て
されたビン番号に対応した出力シートの前記コード化さ
れたマークの施された領域を前記光学検出手段および前
記制御手段にて検出した後に、ソーティングのために、
前記出力シートを前記シート入力手段から割り当てられ
た前記出力コレクションビンへ選別して送り出すシート
ビン選択およびフィーディング手段とを備えていること
を特徴としている。
【0054】さらに、本発明に係るシステムは、前記制
御手段と接続された自動電話ダイヤル手段を備え、前記
制御手段は、前記割り当てのビン番号に対応して電子的
に割り当てされた電話番号をプログラム化して入力し、
不揮発的に格納するために用いられており、前記自動電
話ダイヤル手段は、前記光学検出手段と前記制御手段に
よって、前記ジョブカバーシート上の前記割り当てられ
たビン番号に対応した少なくとも1つの特有のマーク化
された領域が検出され、そのビン番号に少なくとも1つ
の予めプログラムされた電話番号がある場合に、自動的
に起動され、前記自動電話ダイヤル手段は、前記起動に
よって前記ビン番号の前記予めプログラムされた電話番
号を自動的にダイヤルすることを特徴としている。
【0055】さらに、本発明に係るシステムは、前記ア
クセサリーユニットによってプリンタ出力ジョブが受領
されたことを示す予めレコードされたメッセージを電子
的に流す受領メッセージ手段を備え、この受領メッセー
ジ手段は、前記制御手段から前記自動電話ダイヤル手段
を起動すると共に起動され、前記予めレコードされたメ
ッセージを前記割り当てされたビン番号に予めプログラ
ムされた電話番号へ自動的に送り、そのビンに前記ビン
選択およびフィーディング手段によって前記出力ジョブ
シートが送られたことを連絡することを特徴としてい
る。
【0056】また、本発明に係る前記ジョブカバーシー
ト上のコード化によって前記特有のマークが付された領
域は、割り当てのビン番号、および前記ジョブソーティ
ングアクセサリーユニットに所定のビンに前記カバーシ
ートに続いて送られるシートの枚数の前記検出用であ
り、前記カバーシートは、前記他のジョブ出力シートを
印刷するために用いられる光学的に読み取り可能な印刷
用のインディカを用いて前記プリンタによって印刷され
ることを特徴としている。
【0057】また本発明に係る前記カバーシートは、オ
リジナルの前記カバーシートのファクシミリ受信された
コピーであって、前記カバーシートには、前記ビン番号
がマークされており、ファクシミリジョブの送信者によ
って前記ビン番号によって知らされた受領者にファクシ
ミリ送信装置から電子的に送信されたことを特徴として
いる。
【0058】上述した種々の、およびそれ以上の機能お
よび効果は、以下の実施例および先の請求の範囲によっ
て説明さている装置およびその動作によって明らかにさ
れている。従って、本発明をさらに説明するために、以
下に図面(寸法は概略である)を含めて、実施例につい
て記載する。
【0059】
【実施例】以下に図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。以下に示す図面は、本発明の一実施例としてス
タンドアロン型のファクシミリあるいはプリンタの出力
時のソーティングユニット10を示しており、複数の入
れ物(ビン)11を備え、マークの付されたカバーシー
ト12によって制御されるようになっている。従来のフ
ァクシミリによって受信された、ファクシミリで送付さ
れた複数ページに対する、マークが付されたカバーシー
ト12のハードコピーは、送られ、別のユニットあるい
はソーター10によって光学的に読み取られ、割り当て
された特定のビン11、カバーシート12およびこれに
付随する複数のページのドキュメントシートが送られる
先のビン11を自動的に制御する。ソーターユニット1
0は、そのジョブの先頭(カバー)シート12を読み取
り、このシートおよびこれに付随するそのジョブの他の
全てのシート(ジョブシートカウンターに示されたも
の)を先頭、もしくはカバーシート12に示されたビン
の番号の所で導くようになっている。
【0060】上述したように、開示されているユニット
10は、必要な機能を備えたスタンドアローンユニット
であり、14として示している従来のファクシミリ装
置、電子メール装置、あるいは16として示している他
のプリンタのほとんどのものに取り付けでき、あるいは
その出力につづいて動くようにするだけで良い。(幾つ
かのファクシミリ受信装置あるいはプリンタにおいて
は、まず最初に取り付けられている出力キャッチトレイ
を取り外すことが望ましく、あるいはそれが必要なこと
もある。このような出力トレイは、図1に14として示
したのと略同じ、ゼロックス社の「テレコピーヤー70
20」のように通常容易に取り外しできる「ハングオ
ン」型のプラスチックユニットである。)電気的な、あ
るいは機械的なリンク機構あるいは結びつきは不要であ
る。しかし、以下の実施例に追加して示すように、必要
によって共通の電話線(ファクシミリ装置にとって既に
接続されているライン)を、ファクシミリ装置14と共
にユニット10によって分け、受領メッセージ機能を追
加することができる。すべての制御情報はカバーシート
12をユニット10の入力領域20にある光学センサー
アレイ30によって読み取ることで得られる。このセン
サーアレイ30は、入力パス領域20の一方の端近く
に、シートパスを横断する方向に設置された複数のセン
サー31、32、33によって構成されている。センサ
ーアレイ30はユニット10のシート入力パスの最初の
位置に示されているが、シートが1または2以上のビン
ゲートによってより分けられるビン入力領域の上流のシ
ート入力パスの共通領域であれば何処でも良い。
【0061】上述し、また以下にさらに詳しく述べるよ
うに、ジョブソーティングユニット10は、種々のファ
クシミリの出力14aあるいは他のプリンタの出力1
6、あるいは複数の機能を備えた同様のユニットから入
力領域20に入力される複数のシートを処理することが
できる。この入力20には、必要であれば、旋回可能
な、あるいは他の垂直方向の位置合わせが可能な入力用
の斜面(ランプ)を取り付けことができ、これによって
種々の出力との位置合わせを行うことが可能である。入
力20は、例えば、上部入力用の摩擦式フラッパー、あ
るいは他の上部入力フィーダー(あるいは通常の強制式
のスキー)22を取り付けても良く、これと同時に、あ
るいはこれとは別に、24として示されている従来の摩
擦式のシート搬送ベルトフィーダーのような下部入力フ
ィーダー24を取り付けても良い。ファクシミリ、ある
いは他のプリンタからの出力は、それぞれのシートを出
力された順番に得ることができ(積み重ねる前に)るの
で、ユニット10においてシートセパレータは不要であ
る。そのためには、非常に簡単な入力フィーダを用いる
ことが可能である。延ばした摩擦フラッパーあるいはス
キー22を大きな角度に旋回させることで、前にあった
プリンタのシート出力トレイからシートを取り出せるよ
うに、そのトレイに届くような配置とすることも可能で
ある。フラッパー22は、ここでは、ベルト24に対し
てシートをプレスするそっと突くような力、あるいは通
常の力を与えるスキーの役目も果たしている。従来の、
ソータユニット10のフィーダーは、シートが入るのを
検出すると動作するような単純なものである。
【0062】プリンタのシートがユニット10の入力フ
ィーダー24あるいはそれと同等のものにいったん入力
されると、ユニット10の前置きされたローラーとベル
トのニップによってシートはさらに送られる。この送る
動作(フィード)には、シートを従来のビンを選択しフ
ィードする手段に入力することも含まれており、このフ
ィード手段は、稼働ベルト56などを用いた場合を示し
てあり、この稼働ベルト56は、このベルトから選択さ
れたビンへシートの進路を変えるための稼働式ゲートが
搭載、あるいは備えられており、稼働式ゲート56a
は、選択されたビンあるいはトレイ11の入口近傍に取
り付けられている。このシステムにおいては、最上部の
ビン11aを除いたそれぞれのビン11は、通常にロッ
クでき、一方の側あるいは端部で操作可能なドア52に
よって、部分的に、あるいは完全に閉じていることが望
ましい。
【0063】ユニット10の入力領域20は、さらに、
以下に示すような光学検出アレイ30を備えている。こ
の光学アレイ30は、入力領域20を通過するシートパ
スに対して固定、あるいは上下に旋回するように取付け
でき、このシート入力パスの一方の端に沿ったシートガ
イド28、あるいは、シートの一方の端の近傍に設置す
ることが望ましい。図示したように、フレキシブルシャ
フトに取り付けられた角度を持ったフォームローラー、
あるいはシートのサイドが規定の位置を動くように駆動
する適当な駆動装置26〔上記の引用文献で述べたよう
な〕を設置しても良く、これによってシートをサイドガ
イド28と垂直(横切る方向)に動かしと同時にユニッ
ト10の下流側に送り込むことができる。これは、入力
されたシートの一方の端、特にカバーシート12の一方
の端をサイドガイド28に揃うことを補償するためであ
り、センサーアレイ30と垂直に揃え、これによって、
カバーシートの上部に付けられた3つの行のマーキング
はそれぞれ垂直に揃い、3つのセンサー31、32、3
3の下を通過することとなる。シートの動作方向そのも
のを規定することについては、以下に述べているが、複
写されたコードパターンの格段率の変動、あるいはシー
トの速度の変動とは相対的に独立したものであり、以下
に述べるようにシートカバー自体には、連続したトラッ
キングコードパターンが記載されているので、コードパ
ターンが読み取られている間はシートの速度は大きくは
変化しない。
【0064】ジョブソーティングユニット10の通常の
上表面には、通常の数字キーパッド102およびその近
傍にLCDあるいは他のオペレータ用の表示装置104
が設置されている。これは、後述するようにコントロー
ラー100を操作できるように接続されいる。
【0065】カバーシート12は、印刷されたコード領
域パターンを備えており、製品のパッケージとして供給
されても良く、カスタマーが厳密ではなくコピーしても
良い。本例のカバーシート(図2および3に示すよう
に)は、第1のプレプリントコードパターン12aを備
えており、このパターン12aは、シートの動く方向に
行となるように整列された複数の黒色のラインから構成
されている。このパターン12aは、参照用のコードラ
インあるいは位置を表示するために用いられ、これらに
ついてはさらに後述する。さらに、本例においては、2
つの、比較的大きく、幅の広い2列の「マーキングボッ
クス」12bおよび12cに相当するものがコードパタ
ーンとして用いられており、マーキングの簡易化が図ら
れ、角度的な歪みの許容範囲が大きくなっている。この
コードパターンはカバーシートの所定のコーナーに対し
て正確に配置され、また、整えられていることが必要で
あり、そうすることにより、このコードパターンを読み
取る光学センサーを通過するために装置に導入された際
に、正確に位置合わせが行われ、また読み取られる。コ
ードパターンが付けられたカバーシートは、コピーある
いはファックスによって複写されたもののことが多いの
で、これらの複写される際にコードパターンが過度に歪
むことが多く、このため読み取り不可能となる。コード
パターンの有効性をユーザーが容易に目視検査できるよ
うに、カバーシートの端部から規定されたコードパター
ンの許容範囲の最小限と最大限が、カバーシート上に、
それぞれ短い線と長い線によって記載されている。この
コードを読み取るソフトウェアは、ビンの番号とシート
の枚数をコードボックス12bおよび12cから読み取
るように作成されており、多少コードが歪んでいよう
と、部分的にコード内が満たされていようと、不均一に
スペースが取られていようと、あるいは延びていようと
読み取りが可能なようになっている。
【0066】ここで図示したコードを作成する方法は、
均等に配置された黒色で複数のボックスからなる第1の
行12aと、均等に配置された複数のボックスであって
比較的大きな方形のオープン領域を備え、黒いマークに
よって厳密にではなくマーキング領域あるいはマーキン
グ領域ではないことが規定される第2および第3の行1
2bおよび12cとを備えたコードパターンを用いてい
る。これらの3つのボックスの行12a、12b、およ
び12cは、紙がパスする方向と平行に揃えられてお
り、これらの行を構成するすべての列は紙が動く方向と
垂直となっている。コードパターンは、ファクシミリで
送られるドキュメントのカバーシート12が導かれる端
の近傍に揃えて配置されている。また、機能的には、こ
れらのコードパターンはシートの動く方向に対して3つ
のセグメントに分割されている。第1のセグメントは、
第1の列として形成された3つの前もって黒色が付され
た(あるいは前もってプリントされた)3つのボックス
から構成されており、これらメールボックス10のコー
ドセンサー31、32および33に先ず最初に読み取ら
れ、受信しているファクシミリ装置のマーキング特性を
定義することとなる。同様に、順次送られる第1の行1
2aのマークがセンサー31によって読み取られること
により、光学信号として許容される位置、幅、および強
度の参照とされ、他の2つの部分12bおよび12cに
順次設けられたボックスが、コードパターンを含んだ受
信用のファックスからのイメージによって濃淡、縮尺が
変動していても読み取れるようになっている。行12b
および12cの第2および第3のセグメントは、そのジ
ョブのビンの番号とドクキュメント枚数をそれぞれコー
ド化し、定義するためのものである。本例における第2
の行12bは「10の桁」を示すものであり、第3の行
12cが「1の桁」を示すものである。
【0067】特に、本例のビンの番号およびシートの枚
数を規定する原則は以下の通りである。第1の行12a
の予め黒色が付されたボックスの参照位置が対応する第
1のセンサー31によって検出され、第2および第3の
行12bおよび12cの該当する列の黒色にされたボッ
クスマークのみを検索するのに用いられる。これによっ
て、第1のセンサー31が、これを通過する黒くなった
ボックス12aをそれぞれ検出するたびに、他の2つの
センサー32および33は、これらのセンサーがカバー
する行12bおよび12cのボックスが黒色となってい
るか否かをチェックするようにトリガーがかけられる。
コントローラー100のこの単純なソフトウェアプログ
ラムにより、第2および第3の行12bおよび12cか
ら検出された黒色となった(マークされた)ものの順番
および位置から、そのジョブのビンの番号およびシート
の枚数が規定される。
【0068】これと同様のマーキングパターンがここ数
年の間「リコージョブシート」〔実際は、IBMカード
サイズのジョブカード〕として継続的に用いられてい
る。これは、「×1、×10および×100」をそれぞ
れ示す10個のオープンボックスからなる3つの行を黒
色の鉛筆あるいはペンでマークするようになっており、
これよってカードに「コピー枚数」がマークされる。こ
れらの行は、同様に10個の黒く予めマークされた行の
近傍に付されている。〔他のジョブ制御情報ボックス、
例えば、コピーサイズ、ソート、スタック、2重などの
マークも可能である。〕これらのマークは、リコー87
80およびそれ以前のリコーのコピー機に電気的に接続
された小型の光学ジョブカードリーダによって光学的に
読み取られる。
【0069】上述したが、コードパターンの特性は、従
来、コードパターンの有用性をチェックするためのソフ
トウェアプログラム内で決定されている。例えば、第1
の行12aのマークの幅と、第2および第3の行12b
および12cのボックスの幅との違い、第1の行の黒色
となったボックスの数、同様に、他の黒色となった領域
のそれぞれの位置は個々に考慮され、これらの全ての組
み合わせによってコードパターンが確認されていた。従
って、センサーアレイ30を通過するシートがカバーシ
ートでない場合であっても、センサーを通過するコード
パターン領域に不連続な黒色のイメージがあると、黒色
のイメージ領域の最初と最後が、正常のカバーシートの
コードにおける第1のそれぞれスペースどりされたパタ
ーン12a、あるいは1つ若しくは2のデジット(の
み)のビン番号およびベージナンバーに対応しているか
の判断は殆ど不可能である。〔適正に読めないシートの
ジョブは、単にデフォルトとしてトップ、あるいは開放
されたビンに送ることが望ましい。こうすれば、動作が
停止したり、ジャムしたりする原因とはならない。〕
【0070】ソーターユニット10は、以下の改良され
た点を除けば、従来のものであっても良い、すなわち、
市販されているもの(例えば、ミノルタS−10IIソー
ター)であっても良いので、以下において、従来のフィ
ードする機構、ゲートの機構の説明は省略する。このフ
ィードおよびゲートの機構によって、入力されたシート
が送られ、それぞれのビンに付随したビンゲート、ある
いは、本例に示すような稼働式のゲートあるいはシート
の進行を変える(変針)機構によってシートが選択され
たビンにゲートを介して入れられるものであり、周知の
ものである。本例においては、稼働式ベルト56システ
ムが、垂直なフィードベルトシステムからシートを選択
されたビンに変針させるためのシート変針機構56aを
動かすために用いられており、この機構も周知のもので
ある。〔図示してあるように、このシステムは、ビンロ
ッキングシステムと一体のシステムとすることも可能で
ある。〕このような単純な10個のビンソーターユニッ
トは、1つのオープンあるいは開放されたビンを残し
て、アドレスロックされたビンを9こまで含んだものと
なるように若干改造することは容易である。これらと同
時に、例えば、特定のビンにカバーシートが受け入れら
れると自動的にダイヤルするようにプログラム可能な電
話番号を90個まで供給することも可能である。ソータ
ー10の最上部のビンあるいはトレイ11aは、従来は
オープンあるいは「開放」されたビンであり、覆いかぶ
さるトレイがないので積み重ねられる高さの制限はない
トレイである。ソーティングする際には一般的なことで
あるが、このようなソータービンユニット10は、必要
であれば、さらに多くのビンを順番に付け加えたり、拡
張したりすることが可能である。
【0071】ファクシミリの出力14aから密閉された
ソーティングユニットの入力へ直接紙を送ることが不可
能な場合は、ファクシミリからの出力シートの全てある
いは一部を、そのユニットへ手動でフィードあるいは入
力しても良く、これによっても所要の機能を果たすこと
が可能である。この場合、従来の積み重ねられたシート
を分割して供給するフィーダーも、入力20にオプショ
ンとして供給することができ、また、必要であれば並列
に入力させることも可能である。
【0072】本例のソーター、あるいは「メールボック
ス」ユニット10は、通常のプラグによって既存のファ
ックス電話回線61に接続することができ、さらに、短
い標準の電話接続線64によってこのユニットとファッ
クス装置14の電話線入力とを接続することができるの
で、同じ電話線61を共用することができる。このユニ
ット10は従来と同様に、電源と通常のプラグで接続し
独立して電気の供給を受けることが望ましい。
【0073】上記の種々の引用した技術と区別する点
は、本実施例においては、カバーシートには、電話番号
を全て記載する必要はなく、ビンのナンバーとシートの
ナンバーの短いコードを記載すれば良くなっていること
がある。受領装置のセンサーはコード化された電話番号
を全て読み取る必要はなく、ビンのナンバーとして送ら
れたカバーシートの数値を示す1つあるいは2つのマー
クされた表示を読み取れば良い。そして、本例に用いら
れている通常のマイクロプロセッサーメモリーユニット
は不揮発のものであり、ユーザーに内容が変更されるま
で、ビンナンバーとこれに対応する電話番号を記憶する
ために用いられている。この内容は新しいファックスを
受領した場合であっても、消去されない。本例の装置
は、まず指示されたビンにファックスされたドキュメン
トを貯蔵するものであり、後述するように、この指示さ
れたビンに対して電話番号が特定されている。
【0074】必要であれば、制御用のソフトウェアは、
受領したシートに付けられた(マークされた)ものが無
効なコードパターンであると検出した場合に、ファック
スの送信を停止したり、ファックスの送信者に警告を発
したり、あるいは特定のローカルキーオペレータを呼び
出すことも可能である。同様に、ペーパーがジャムした
時や、他のマルファンクションの時にキーオペレータの
プログラムされた電話番号を呼び出すように、このユニ
ットをプログラムすることも可能である。
【0075】大抵のファクシミリ装置は、表を下にし
て、1からNページまでの順番で出力されるので、本例
のユニットの光学センサーは入力ペーパーパスの下に取
り付けられ、通常のペーパーパスの下部バッフルのギャ
ップあるいは穴の部分に取付けられる。しかしながら、
表を上にして出力するようなファクシミリ装置、あるい
はプリンタに対しても一般的に使えるように、さらに3
つのセンサーを、本例のユニットのペーパーパスの上部
の同じ場所に取付けても良い。あるいは、センサーの前
に、逆転装置をオプションとして、あるいは自然に逆転
するような入力パスを取り付けても良い。
【0076】以下において、「キーパッド」とは、単純
で廉価なタイプの従来の数字、あるいはアルファベット
のキーボード、CRTタッチスクリーン領域、他のキー
ストロークを検出する装置、あるいは音声入力装置のい
ずれであっても良いことを示す。
【0077】図7に特に示すように、オプションとして
の機能(本出願の主眼であるが)もさらに開示されてお
り、これは殆ど同じ装置およびシステムを用いることが
可能なものである。この機能は、ファックスあるいは他
の宛て先割り当てされたプリンタ出力をコード化された
カバーシートと共に受領し、カバーシートを受領したフ
ァックスシステムによって読み取り、特定の受領者の電
話番号を自動的にダイヤルする機能であり、同様のカバ
ーシートのコード化および読み取りシステムによっ制御
される。同じ電話回線61を用いることが望ましいが、
ダイヤルを行い、特定の受領者に彼のファックスあるい
は送られてきたドキュメントをピックアップするような
レコードされたメッセージを流す。この自動ダイヤル
し、ビンに受領したメッセージを伝達する技術的思想
は、自動電子メールあるいは他のプリンタに用いること
が可能である。図7に、メッセージレコーダー62を備
え、コントローラー100によって制御される電話ダイ
ヤル装置60を示してある。メッセージレコーダー62
は、予めプログラムされているか、あるいはマイクロフ
ォンによって短い標準的なメッセージが入力されてい
る、単純で標準的なエンドレスループのカセット型のア
ナログレコーダー、あるいはデジタルレコーディングチ
ップ(望ましいが)でよく、あるいは他の音声「スピー
カー」装置であっても良い。自動ダイヤル装置は、広く
市販されているものであり、従って、自動ダイヤル装置
およびレコーダーについてはこれ以上詳しい説明は省略
する。ダイヤルと音声応答モデュールが一体となったも
のでももちろん良い。受領者の電話に応答する応答装置
の便宜を図るために、返答メッセージの繰り返し回数を
制限する機能を付加することもでき、(受け取った電話
を持ち上げることによって接続することも可能である
が)これによって、受信者の応答装置に記録された応答
メッセージを機能させ、レコーダー62のユニット10
の受信メッセージを受信させることが可能となる。ある
いは、レコードされたメッセージを繰り返す前に、沈黙
の時間、あるいは応答装置のビープオンを聞くまで待つ
ような、メッセージを送るシステムを用いることも可能
である。
【0078】ユニット10からのドキュメントがリモー
トユーザージョブソータービンに受領されたことを示す
テレフォンコールに代わり、あるいは加えて、ユニット
10が電子メールのネットワークに接続されている場合
は、このネットワークを通じてユーザーのターミナルに
受領したことをノートした電子メールを送ることができ
る。
【0079】上述したように、ここに実施例として示し
たファックスソーターユニット10のオペレーションの
全体は、集積化された従来の廉価なマイクロプロセッサ
チップコントローラー100によって制御され、このチ
ップは通常通りにソフトウェアによってプログラム可能
であり、上記のような機能あるいは他の種々の機能に対
処できるような大きな容量とフレキシビリティーをもっ
ている。例えば、ソフトウェアは以下の特別な状況に対
して後述するように作成することができる。
【0080】順次ファックスを送ってくるもの全てが、
ここに示すビンコードが付されたカバーシートを用いて
いる場合は、送付されたドキュメントのシートの枚数を
コード化して入れることは不要となる。次に受信された
カバーシートが前に送られてきたドキュメントの終了
(すべてのページが終了した)信号となるからである。
しかしながら、適合性を高めるために、本例のソフトウ
ェアでは、コード化されたカバーシートが多くのファッ
クス送信者には使用されていない状況を考慮している。
従って、全てのファックスのパッケージ(全ての送付さ
れたドキュメント−全てのページ)を割り当てされたビ
ンに確実に送付するためには、送付すべきシートの数量
をコード化(指標として)し、カバーシート上に印刷さ
れる指示の必須項目として表示することが望ましい。
【0081】従って、受信したカバーシートのコピー上
に、送付されるファックスシートの数量の指示したマー
クされた数字が検出できない場合は(すなわち、読み取
り可能なマークが送付されなかった場合)、たとえビン
の番号がコード化され、読み取り可能な場合であっても
受信したハードコピーはカバーシートも含めてオープン
あるいは「開放」状態のビンあるいはトレイ(他のロッ
クされたビンではなく)に送られる。〔ビン番号がコー
ド化されている場合は、受領者は、必要であれば、この
ファックスを受領したことをその者に伝える自動的な電
話メッセージで、ファックスがオープンビンにあること
を示す特別に記憶されたメッセージを受け取ることも可
能である。〕
【0082】さらに、前もって適正にマークされたカバ
ーシートによって指示された全枚数のシートが全て指示
されたビンに送られた後に、異なる適正にマークされた
シートカバーに続いてではなく、連続して受信されたフ
ァックスシートは開放されたビンあるいはトレイに送ら
れることが望ましい。ビン番号が表示されている場合
は、受領者は電話メッセージによってそのことが連絡さ
れる。しかし、この場合でも、これと異なり、あるいは
オプションとして、継続して受信されたシートを同じロ
ックされたビンに連続して送るようにソフトウェアを作
成しても良い。継続した受信されたシートとは、受信さ
れたシートの時間の間隔が予め設定された時間内、すな
わち、システムがこれらのシートをフォローすることが
でき、同じ受領者への連続したドキュメントであると確
信できる場合であるか、カバーシートにコード化された
シート数量が送られてくるドキュメントの実際の数より
少ないと確信できる場合である。
【0083】一方、N枚のシートがカバーシートにコー
ドによって指示されており、N−Xシートのみ(表示さ
れたものより少ないシート)が実際にファックスされた
場合、プリセットされた短い待機時間(設定された許容
時間)が経過した後、例えば数秒間ファクシミリページ
を全く受信しなかった場合に、ソフトウェアによってそ
のジョブのセットは終了したと判断することができる。
必要であれば、この待機時間あるいはポーズの間に、フ
ァックス装置の入力を「ビズイ」として新しいジョブの
受信ができないようにソーター装置によって電話回線を
コントロールしても良い。このプリセットされた短い待
機時間の後、ソフトウェアは新しく入力されたファック
スのページを新しいジョブが開始されたものと認識す
る。〔上述したように、新しく受信されたコード化され
たカバーシートも、其以前にファックスされたドキュメ
ントの終了信号となる。〕
【0084】1つの稼働可能な例としては、市販されて
いるミノルタS−10II型の10個のビンを備えたソー
ター(すでに説明した)を改造したものがあり、改造さ
れていない市販されているゼロックス社の「テレコピア
(商標)7020」ファクシミリ装置と共に用いること
ができる。
【0085】以下は、簡単なプログラムされたユーザー
インタフェースの例であり(全てが同じで、1重の簡単
なキーパット)、開示されているユニットと共に可能な
ものである。パスワードは、ファックスが電送されてい
る時以外であれば、必要なときはいつでも変更すること
ができる。〔出荷された装置は4つの数字のパスワード
がそれぞれのビンに予め設定されており、例えば、11
11、2222、3333などである〕。パスワード
は、ロックされたビンのいずれかを解除する時に必要で
あると同様に、登録済のビンの「オーナー」情報を変更
するときに必要となる。この情報としては、そのビンに
ファックス、あるいは他のプリンタ出力が受信された時
にダイヤルされる電話番号と同様に、ビンの新しいパス
ワードを入力することができる。ユニットが「シートを
待っている状態です・・・メニューを表示するにはどれ
かのキーを押してください」のプロンプトを表示(接続
されたLCあるいはキーパッドと関連した他の表示装置
に)している時はいつでも、上記のユーザー情報を変更
することが可能である。〔付随したあるメニューからこ
の初期状態に戻りたい時は、何れかのキーを押すのでは
なく、8から10秒待てば自動的にこの初期メニューに
戻る(ディフォルトとして)。〕キーパッドのいずれか
のキーを押すと、表示されているプロンプトは「パスワ
ードを入力して下さい」に変わる。この時に現在有効な
パスワードを入力することができる。通常、パスワード
を入力すると、1つの「*」(アスタリスク)がキー入
力を受け付ける度に表示される。入力されたパスワード
に一致しない部分あると、表示は短い間「アクセスは拒
否されました」を表示し、ノーマル状態である上記のフ
ァックスシートを待っている状態に戻る。
【0086】正しいパスワードが入力されると、次のメ
ニューが表示され、そのメニューは「1トレイのロック
を解除する」および「2ユーザー情報を変更する」を選
択するためのものである。キーパッド上の数字の2を押
すと、ユーザー情報変更メニューにアクセスする。表示
されたプロンプトは次のようになる「変更:1パスワー
ド 2電話番号 3両方」。1を入力すると、パスワー
ドを変更することができる。2を入力すると電話番号を
変更することができる。そして、3を入力するとパスワ
ードと電話番号の両方を変更することができる。この時
点で1を選択すると、メニューには新しいパスワードの
ための4つのデジットを入力するプロンプトが表示され
る。新しいパスワードは入力されても表示されない。そ
の代わり、「****」が表示され、これも通常通りで
ある。次のプロンプトによって最初に入力された4つの
デジットと同一のものを入力することで新しいパスワー
ドの確認が行われる。同一の入力が2回繰り返される
と、パスワードは変更され、ディスプレイに短い間変更
されたことが表示される。しかし、同じパスワードを2
回入力できないと、ディスプレイには合致しないことが
表示され、パスワードは変更されない。
【0087】あるビンに付随した電話番号を変更する方
法も上述した方法と同じようにすることができ、上記の
変更する項目がプロンプトされた際に1の代わりに「2
ユーザー情報の変更」を選択しなければならない。2を
選択するとディスプレイには次に「新しい電話番号#」
が表示される。そして、ダイヤルされるデジットだけが
入力される。例えば、ファックスが受信された時に、異
なるその地方の会社に連絡したいとすると、その地方の
会社の電話番号、例えば、2549100とのみ入力す
れば良く、ハイフンなしの7つのデジット(エリヤコー
ドなしの)を入力すれば良い。7番目の数字が入力され
るとこれらの数字は自動的にセーブされるので、エンタ
ーキーを押す必要はない。新しい番号を入力していると
きにエラーをした場合は、さらにキーを押す必要はな
い。上記の状態で8から10秒待ち新たなキーが押され
ていないと、システムはタイムアウトし、「キャンセル
されました」を短い間表示し、データの入力が放棄され
る。新しい電話番号がレコードされると、システムは短
い間「セーブされました」を表示し、レディー状態に戻
る。
【0088】パスワードと電話番号の両方を変える方法
は上記と全く同じである。パスワードを変更したのち、
メインメニューに戻る代わりに、上述した電話番号を変
更するプロンプトを自動的に通過することになる。
【0089】最初に登録された4つの数字のパスワード
はメニューに表示されたステップに従って変更すること
ができる。制御のソフトウェアにおいて、古いパスワー
ドは新しいパスワードに変更され、ソフトウェアによっ
てユーザから入力されたパスワードがそのビン用として
メモリーにセーブされたものと照らし合わせる。2つの
パスワードのプロンプトが合致するとロッキング機構が
そのビンのロックを解除する。異なるビンには、ことな
るパスワードが必要となる。ロッキングの手段は、以下
に述べる符号50を付したようなものであり、幾つかの
ビンに対して、それぞれのパスワードが入力された後に
1つ1つ開けることが可能なものである。制御用のソフ
トウェアに対して、パスワードが対応するビンの番号と
共に入力される。本例においては、このビンの番号は、
特定の距離に相当し、この距離はベルトノッチ58のよ
うな稼働式のゲートロック開放手段がホームポジション
からビンラッチ54が位置する所に達するまでの距離で
あり、この移動はステップモーターあるいはサーボモー
ターによって制御されたモーブメントとしてのベルト5
6によって行われる。
【0090】これに代わる、パスワードを変更する、あ
るいはビンの登録を変更するシステムは、キーパッドで
はなくカバーシート12を用いたものである。前もって
決められた、カバーシート上の特別のマーク(通常でな
い)コードパターンがコントローラーによって読み取ら
れると、同一、あるいは続くカバーシート上に付された
他のこれに続くマークを読み取る指示となり、これによ
ってその情報が新しいパスワードあるいはビンの登録と
してメモリーに入力される。従って、これらのカバーシ
ートは、ジョブビンソーティング用のカバーシートとし
て通常通りには読み取られない。
【0091】ビンのロックを開放するためのユーザーイ
ンタフェースの例を以下に説明する。〔上述したよう
に、第1のビンはロックされていない開放状態のビンで
あり、コードが付されていないファックスメールが導か
れ、誰でもこのビンにはアクセスすることができる。〕
いずれかのロックされたビンのロックを開放するために
は、ソーターユニットがレディー状態であればユーザー
はキーパッド102のいずれかのキーを押せば良い。そ
して、ロックを解除したいビンに係る4つの数字のパス
ワード(上記にて説明したように予めプログラムされた
ものである)を単に入力する。正しくないパスワードが
入力された場合は、ソーターは「アクセスが拒否されま
した」を表示し、レディー状態に戻る。入力されたパス
ワードが適正な場合は、メニューによって「1トレイの
ロックを解除 2ユーザー情報を変更」が表示される。
キーパッド上の1を選択する。ディスプレイには「トレ
イのロックが解除されました」が表示され、該当する番
号のトレイのロックがその時開放される。ディスプレイ
104の下部のラインには、「動作が終わるまでキーを
押してください」という文章が表示される。この時、い
ずれかのキーを押すと、そのビンのゲートが「ロックが
開放された」状態となり、そのビンから完全にファック
スメールを取り除き、そのキーを開放するまでロックは
開放された状態である。本例のシステムでは、キーが開
放されてから約8から10秒後に、再び自動的にロック
され、レディー状態に戻る。
【0092】説明したように、電子ロックを行い、ま
た、ビンのロックを解除するシステムの他の例は、上記
に引用したEPOに公開された出願0241273に開
示されている。
【0093】以下に、望ましいビンをロックする手段5
0の実施例を説明する。2重機能を用いることにより、
メールボックスソーターのペーパー搬送機構と、電子ロ
ック手段とがすでに取り付けられている稼働ベルト56
およびコントローラー100のソフトウェアとリンクさ
せることができる。稼働ベルト56およびコントローラ
ー100のソフトウェアは、割り当てされたビンにシー
トを配送する指令を行うものである。図9に示すよう
に、稼働可能でフレキシブルなタイミングベルト56
が、ビン11のドア52のラッチ54内を通って設置さ
れている。このラッチ54は、内部がスライド可能なよ
うにビンのドア52に固定されている。一方、ベルト5
6は、その一辺にノッチ58を備えており、上下に稼働
可能であり、ビン11のドララッチ54に対して、ロッ
クしたり、ロックを解除する手段として用いられてい
る。ノッチ58がベルト56と共に動き、割り当てされ
たビンの位置に行くと、このベルト56は割り当てされ
たビン11のラッチ54をブロックすることができず、
その結果、特定のドア52を開けることができるように
なる。他のビンのドアにおいては、ベルト56のラッチ
が設けられていない箇所が他の全てのドアラッチ54を
保持しているので、ロックされたままである。ベルト5
6は、ビンの開口57の内部を通って配置されており、
ロックされたドア52のいずれかが引っ張られた時に、
外されないように保持されていれば他の方法でも良い。
ノッチが形成されたベルト56は、そのビンの番号に係
る電子ロックのパスワードに従って入力されたキースト
ローク動作によって動かされる。〔必要な場合は、ジャ
ムしたとき、あるいはパワーフェイルしたときなどに、
すべてのビン11のロックを解除する(ユニット10全
体を開けるなどの)ために特定のキーオペレータがアク
セスできるメカニカルを設けることも可能である。〕
【0094】このビンをロックし、またロックを解除す
るシステム50は、非常に少ないハードウェアのみによ
って構成されており、それぞれのビンにソレノイドを設
置したり、カムによってロックを操作するものとは異な
っている。実際、ただ1つの稼働部分、すなわちベルト
56があれば良く、さらにこのベルト56はシートを変
針しビンを選択するためのビンゲートを提供するために
用いることも可能であることは説明した通りである。
【0095】このビンロッキングシステム50は、必要
であれば、さらに、オプションとしてライトによって表
示するランプを、ロックが解除されたビンのドア52の
上あるいは近傍に付けることも可能である。そして、図
7に示すように、ロックが解除され開けられる状態とな
ったビン11のビンドア52にユーザーを導くことがで
きる。〔これに関して、ビンを指示するライトの従来の
技術については上記にて引用している。〕
【0096】説明したように、本発明に係るシステム
は、電子メールハードコピープリントおよび、あるいは
一般的な他のネットワーク、あるいは共用しているユー
ザーのドキュメントを一括して処理するプリンターなど
に用いることができ、この用途に好適なものである。例
えば、あるオフィースにおいて共用しているユーザーと
ネットワークで結ばれたプリンタがある場合は、そのプ
リンタが電子的にプリントジョブをネットワークから送
ってきた、あるいはそのジョブにおいてすでに有効状態
となっているドキュメントの電子情報(このような共用
状態にて(シェアー)されるプリンタには、ドキュメン
トを入力する別のスキャナーあるいはフロッピーディス
クが設置されていることがある。)の送付者あるいは、
ユーザーターミナルを電子的に確認していれば良い。
〔さらに言えることは、ファクシミリおよびデジタルプ
リンターあるいはコピー機との複合装置は1つのユニッ
トとして提供することもできる。例えば、ゼロックス社
の1989年7月25日に出願され、パラディスらに1
990年8月7日に付与された米国特許第4,947,
345号、同じく1968年8月30日に出願され、ジ
ョーンズに1971年7月27日に付与された米国特許
第3,597,071号、フジゼロックス社のマツモト
に1991年8月6日に付与された米国特許第5,03
8,218号、シャープ社のキタらに1991年6月4
日に付与された米国特許第5,012,892号、IB
M社のドクターアンドリューらに1986年11月18
日に付与された米国特許第4,623,244号、これ
は1976年11月4日に出願されたもの(例えばCo
l.55を参照)がある。このような複数のモードを持
つプリンターは市販されており、例えばフジゼロックス
社の「アベル」マシンシリーズ(アベル3311な
ど)、およびキャノン社の「ナビゲーター」がある。〕
既存のゼロックス社の「ビューポイント」というシェア
ー状態でネットワークに接続されるプリンターには、す
でに、独自にプリントされるジョブカバーシート上にジ
ョブを送った者の名前が自動的に印刷されるようになっ
ており、さらに、ネットワークを通じて印刷に問題が有
る場合はそのジョブを送った者に電子的に連絡するよう
になっている。このすでに存在するプリンターのカバシ
ートの作成装置は、さらに、それぞれのジョブカバーシ
ート上にそのジョブに含まれるシートの枚数を印刷する
ようになっている。本発明に係るシステムにおいて、こ
のようなプリンタを、そのジョブのために印刷され既に
存在するカバーシート上に認識可能な特定のコードパタ
ーンを印刷するようにプログラムを追加することは可能
である。(例えば、予めプログラムされたアドレスのル
ックアップテーブルからである。)そして、このカバー
シートが本例の「メールボックス」ソーターユニット1
0と同様の装置(あるいは他の装置)に送られると、読
み取られ、そのジョブのカバーシートおよび他のこれに
続くシートが、そのユーザーあるいはジョブの依頼者の
予め決められた(予めプログラムされた)メールボック
スビンに送られる。これは、上述したファクシミリ出力
と同様である。これに代わり、あるいはこれに追加し
て、ネットワークユーザーからプリンターに送られた電
子的なジョブの行き先からコードパターンが作成され
た、他のカバーシートによって、上記と同様に、他のプ
リンターのコピーのセットを他のビンに送ることもでき
る。
【0097】プリンターからの出力シート上に読み取り
可能なコードパターンを自動的に付す技術の詳細は、例
えば、上記にて引用したジョブティケット(ジョブコン
トロールシート)のプリンティングパターンに関するも
の、米国特許第4,970,554号、第4,757,
348号、および第4,987,447号にある。読み
取り可能なコードパターンは、一般にあるプリンタのイ
メージプロセッサを用いて印刷できることが望ましく、
このイメージプロセッサとしてはジョブシート出力上に
ドキュメントイメージを印刷するものがある。あるい
は、出力パス上のコピーシートの小さな領域用のため
に、オンラインで接続された「アナンシエーター」プリ
ンタを用いても良く、このプリンタとしては市販されて
いるサーマルバーコードプリンタあるいはインクジェッ
トプリンタを用いることができる。
【0098】メッセージやドキュメントが直ぐに印刷さ
れずに、電子的に収納されているファクシミリあるいは
他のプリンターシステムにおいては、割り当てされた1
または複数のプリンタおよびアドレスは、中間のターミ
ナルあるいはプログラムされたソフトウェアによって変
更あるいは転送することが可能である。従って、本発明
においては、これによってビンのアドレスを変更するこ
とが可能である。さらに、ジョブシートあるいはカバー
シートには、他のコピーや配送の制御にかんする情報を
追加してコード化し、含ませることも可能である。
【0099】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る装
置は、共用されるプリンタ、特にファクシミリ装置から
出力される物理的なシートを分離するものであり、その
分離されたジョブセットをそれぞれ別々のメールボック
スに送付することができる装置である。そのために、プ
リンタ等を電気的な接続は不要であり、制御は、物理的
なジョブカバーシートによって行われ、このカバーシー
トは、通常のジョブシートと同様にプリンタ、ファクシ
ミリ等から出力されるシートである。そして、このジョ
ブシート上には、単純で、厳密さが要求されないコード
化されたマークが付されており、このマークによってビ
ン番号およびシートの枚数が指示される。マークが付さ
れた領域は光学的なセンサーによって検出され、指示さ
れたビン番号のビンへ、カバーシートおよびこれに続い
て順次出力されるジョブシートが、所定の枚数だけ送付
される。また、このようなコードが付されていない場合
は、上記と異なるビンに送付される。
【0100】そして、上記にて開示されている装置は、
個々のビンはロックができるようになっており、所定の
アクセスコードを入力することにより、このロックを電
気的に解除してそれぞれのビンにアクセスできるように
なっている。
【0101】遠隔受領連絡は、予め割り当てされたビン
ホルダーに、割り当てのビンにジョブが受領されたこと
を予めレコードされたメッセージによって連絡する、あ
るいは電話するものであり、割り当てされたビンに対
し、不揮発性のメモリーに保持されたプログラムされた
電話番号を自動的にダイヤルすることにより送信され
る。これにより、制御用のカバーシートには、電話番号
を示すことは不要であり、ビン番号だけ示しておけば良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の1つであるファクシミリ出力ソーティ
ングシステムの斜視図であり、既存の従来のファクシミ
リ装置の1つを例として接続されたものである〔この図
面では、通常ファクシミリ出力は左端あるいは横である
が、特にディスプレイパネルおよびキーパッドを明確に
示すため、ファクシミリ装置の右側に接続されてい
る。〕
【図2】図1に示したシステムによって容易に読み取り
可能なコード化されたカバーシートであり、マークが付
されていないものを示す図である。
【図3】図2に示してたカバーシートであって、マーク
が付されたものを示す図である。
【図4】図1に示すソーターユニットの一部を欠いて示
す説明図であり、図2に示すような受信した(ファック
スされた)カバーシートが光学的に読み取られていると
ころである。
【図5】図1および図2に示す出力ソーターユニットが
市販された場合の概略機構を正面から露出状態で示す図
である(この図では、特別なファクシミリ装置とではな
く、一般的なレーザープリンタ〔ゼロックス「370
0」のような〕と動作できるように接続された状態を示
している)。
【図6】図1、図4および図5に示すソーターユニット
の実施例の後の部分を一部露出状態で示す図である。
【図7】図1から図5に示す実施例の操作フローチャー
トを示し、同時に使用可能な一体化された自動電話ダイ
ヤルシステムのフローチャートを示してある。
【図8】図1から図6に示す実施例の上面を示してお
り、入力領域は部分的にカバーされており、さらに、オ
プションとして追加されたオフセット状態でスタックす
るための横方向のサイドシフトの機能を示している。
【図9】実施例の1つである、ロックおよびロックが解
除されるビンの例を示す部分的に欠いて、拡大し、内部
を示す図であり、図1から8に示す実施例に採用可能な
ものである。
【符号の説明】
10・・ソーティングユニット 11・・ビン 12・・カバーシート 14・・ファクシミリ装置 16・・プリンタ 20・・入力パス 22、24・・フィーダー 26・・駆動装置 28・・シートガイド 30・・センサー 50・・ロック機構 52・・ドア 54・・ラッチ 56・・稼働ベルト 58・・ノッチ 60・・ダイヤル装置 61・・電話回線 62・・メッセージレコーダ 100・・コントローラ 102・・キーパッド 104・・表示装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ受信装置を含み、これに限
    定されない電子的に共用されたユーザードキュメントジ
    ョブプリンタのシート出力部から出力される物理的な出
    力ジョブシートを、前記プリンタに電子的に送られたド
    キュメントジョブの指定の受領者毎の別々のジョブセッ
    トに分離するジョブ出力分離システムであって、 前記プリンタの出力ジョブの出力シートに先立って、前
    記プリンタの前記出力部から出力される、可変にコード
    化された物理的なジョブカバーシートを有し、このカバ
    ーシートは、前記プリンタの出力ジョブのビン番号とジ
    ョブシートの枚数とを示すマークが付される領域に種々
    のコードが記載されており、さらに、 プリンタの出力ジョブシートをソーティングし、遠隔受
    領連絡を行うアクセサリーユニットを有し、このユニッ
    トは、 前記ジョブプリンタの前記シート出力部に配置されるこ
    とができ、該シート出力部からの前記出力ジョブシート
    を順次受領するシート入力手段を備え、このシート入力
    手段は、前記出力ジョブシートを該シート入力手段内部
    のシートフィーディングパスに送り、さらに、 複数の独立したファクシミリ出力シートコレクションビ
    ンを備え、 またさらに、前記独立したジョブ出力シートコレクショ
    ンビンに対して別個のビン番号を電子的に割り当て、異
    なる前記別個のビン番号を前記ジョブプリンタの異なる
    共用使用者に電子的な方法で割り当てる制御手段と、 前記シート入力手段内で、前記制御手段と動作するよう
    に接続され、前記カバーシート上マークの付された領域
    のコード化を検出し、前記割り当てられたビン番号と合
    致するか否かを決定する光学検出手段と、 前記光学検出手段および前記制御手段の前記決定により
    制御され、指定の前記ジョブプリンタを共用している使
    用者に割り当てられたビン番号に対応したマークの施さ
    れた領域の前記コード化を有する先行する前記カバーシ
    ートを前記光学検出手段および前記制御手段にて検出し
    た後に、ソーティングのために、前記出力シートを前記
    シート入力手段から指定の前記出力コレクションビンへ
    選別して送り出すシートビン選択およびフィーディング
    手段とを備え、さらに、 前記制御手段と接続された自動電話ダイヤル手段を備
    え、 前記制御手段は、前記割り当てられたビン番号に対応し
    て電子的に割り当てられた予めプログラム化された電話
    番号を入力し、不揮発的に格納するために用いられてお
    り、 前記自動電話ダイヤル手段は、前記光学検出手段と前記
    制御手段によって、前記ジョブカバーシート上の前記割
    り当てられたビン番号に対応した少なくとも1つの特有
    のマーク化された領域が検出され、そのビン番号に少な
    くとも1つの予めプログラムされた電話番号がある場合
    に、自動的に起動され、 前記自動電話ダイヤル手段は、前記起動によって前記ビ
    ン番号の前記予めプログラムされた電話番号を自動的に
    ダイヤルし、さらに、 前記アクセサリーユニットによってプリンタ出力ジョブ
    が受領されたことを示す予めレコードされたメッセージ
    を電子的に流す受領メッセージ手段を備え、この受領メ
    ッセージ手段は、前記制御手段から前記自動電話ダイヤ
    ル手段を起動すると共に起動され、前記予めレコードさ
    れたメッセージを前記割り当てられたビン番号に予めプ
    ログラムされた電話番号へ自動的に送り、そのビンに前
    記ビン選択およびフィーディング手段によって前記出力
    ジョブシートが送られたことを連絡することを特徴とす
    るジョブ出力分離システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ジョブカバーシ
    ート上のコード化された前記特有のマークが付された領
    域は、割り当てられたビン番号、および前記ジョブソー
    ティングアクセサリーユニットに割り当てられたビンに
    前記カバーシートに続いて送られるシートの枚数の前記
    検出用であり、前記カバーシートは、前記他のジョブ出
    力シートを印刷するために用いられる光学的に読み取り
    可能な印刷用のインディカを用いて前記プリンタによっ
    て印刷されることを特徴とするジョブ出力分離システ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記カバーシート
    は、オリジナルの前記カバーシートのファクシミリ受信
    されたコピーであって、前記カバーシートには、前記ビ
    ン番号がマークされており、ファクシミリジョブの送信
    者によって前記ビン番号によって知らされた受領者にフ
    ァクシミリ送信装置から電子的に送信されたことを特徴
    とするジョブ出力分離システム。
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