JP2001150766A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001150766A
JP2001150766A JP33423999A JP33423999A JP2001150766A JP 2001150766 A JP2001150766 A JP 2001150766A JP 33423999 A JP33423999 A JP 33423999A JP 33423999 A JP33423999 A JP 33423999A JP 2001150766 A JP2001150766 A JP 2001150766A
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辰夫 野田
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英彦 芥田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利便性に優れたものにする。 【解決手段】 記憶部を構成する複数の記憶領域のうち
の1の記憶領域に属性の異なる複数の画像データが存在
し、この記憶領域の各画像データに基づく画像を記録紙
に記録する場合、各画像データに対応する画像が記録さ
れた記録紙を画像データ毎に第2の用紙後処理部3Bの
異なるビン381に排出するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力画像データを
複数の記憶領域を有する記憶部の所定の記憶領域に記憶
させるようにしたプリンタや複写機等の画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置は、外部装
置等から送信されてきた画像データをハードディスク等
の記憶部に一旦記憶させ、必要に応じて記憶部から読み
出して記録紙に記録するように構成されている。この場
合、記憶部は個人別に割り付けられた複数の記憶領域
(バーチャルメールボックス)を有しており、送信され
てきた画像データは送信時に指定された所定のバーチャ
ルメールボックスに記憶され、そのバーチャルメールボ
ックスから画像データを読み出して記録紙に記録すると
きにはパスワードの入力が必要とされている。また、パ
スワードの入力により画像が記録された記録紙は、用紙
後処理部の個人別に設定されたビンに排出されるように
なっている。
【0003】このように構成された画像形成装置では、
パスワードをバーチャルメールボックスの利用者だけが
知っているようにすることにより機密性を保持すること
ができ、しかも記録紙が個人別のビンに排出されること
から誤って他人の記録紙をビンから取り出すといったこ
とを防止することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像形成装置では、1のバーチャルメールボックス
に記憶される属性(送信単位や情報内容単位等の所定の
特徴に基づいて区分されるもの)の異なる複数の画像デ
ータが存在している場合、パスワードを入力してすべて
の画像の記録を指示したとき、各画像データが順次読み
出されて画像の記録された記録紙が同一のビン上に排出
されることになるため、その後に各画像データに対応す
る記録紙毎に仕分け作業が必要になって記録紙の取り扱
いが煩雑になり利便性に欠けるという問題があった。ま
た、上記従来の画像形成装置では、複数のバーチャルメ
ールボックスに記憶されている画像データに基づく画像
を記録紙に記録して取り出す必要が生じた場合でも、個
々のパスワードを順次入力して取り出すしかないため、
記録作業が煩雑になり利便性に欠けるという問題があっ
た。
【0005】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
ので、利便性に優れた画像形成装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、入力画像データを複数の記
憶領域を有する記憶手段の所定の記憶領域に記憶させ、
この記憶領域から画像データを読み出して画像を記録紙
に記録するようにした画像形成装置であって、前記画像
データに基づいて画像を記録紙に記録する画像形成手段
と、該画像形成手段から排出された記録紙を仕分ける仕
分け手段と、該仕分け手段により仕分けられた記録紙を
受け取る用紙受取手段と、前記複数の記憶領域のうちの
1の記憶領域に属性の異なる複数の画像データが存在
し、かつ該記憶領域の画像データに基づく画像の記録が
指令されたときには各画像データに対応する画像が記録
された記録紙を画像データ毎に仕分けるように前記仕分
け手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴として
いる。
【0007】この構成によれば、複数の記憶領域のうち
の1の記憶領域に属性(送信単位や情報内容単位等の所
定の特徴に基づいて区分されるもの)の異なる複数の画
像データが存在する場合、その記憶領域の各画像データ
に基づく画像を記録紙に記録するようにしたとき、各画
像データに対応する画像が記録された記録紙は仕分け手
段により仕分けられて用紙受取手段に排出される。この
ため、各画像データに対応する記録紙が用紙受取手段に
排出された後で各画像データ毎に記録紙を仕分ける必要
がなくなり、利便性に優れたものとすることができる。
【0008】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
係るものにおいて、前記各画像データには仕分け情報が
付与されており、前記制御手段は、前記仕分け情報に基
づいて前記仕分け手段を制御することを特徴としてい
る。
【0009】この構成によれば、各画像データに付与さ
れている仕分け情報に基づいて仕分け手段により記録紙
の仕分けが行われる。このため、各画像データに対応す
る記録紙が用紙受取手段に排出された後で各画像データ
毎に記録紙を仕分ける必要がなくなり、利便性に優れた
ものとすることができる。
【0010】また、請求項3に係る発明は、請求項1に
係るものにおいて、前記制御手段は、前記記憶手段の複
数の記憶領域にそれぞれ画像データが存在し、かつ各記
憶領域の画像データに基づく画像の記録が指令されたと
きには各画像データに対応する画像が記録された記録紙
を記憶領域毎に仕分けるように前記仕分け手段を制御す
ることを特徴としている。
【0011】この構成によれば、記憶手段の複数の記憶
領域にそれぞれ画像データが存在する場合、その複数の
記憶領域の各画像データに基づく画像を記録紙に記録す
るようにしたとき、各記録領域に対応する画像が記録さ
れた記録紙は仕分け手段により仕分けられて用紙受取手
段に排出される。このため、各記憶領域に対応する記録
紙が用紙受取手段に排出された後で各記憶領域毎に記録
紙を仕分ける必要がなくなり、利便性に優れたものとす
ることができる。
【0012】また、請求項4に係る発明は、請求項1に
係るものにおいて、前記制御手段は、前記記憶手段の複
数の記憶領域に同種情報の画像データが存在し、かつ該
複数の記憶領域の同種情報の画像データに基づく画像の
記録が指令されたときには各画像データに対応する画像
が記録された記録紙を同種情報別に仕分けるように前記
仕分け手段を制御することを特徴としている。
【0013】この構成によれば、記憶手段の複数の記憶
領域に同種情報(例えば、月例報告書や研究報告書等)
の画像データが存在する場合、各記憶領域の同種情報の
画像データに基づく画像を記録紙に記録するようにした
とき、各記憶領域の同種情報に対応する画像が記録され
た記録紙は仕分け手段により同種情報別に仕分けられて
(例えば、月例報告書と研究報告書とが存在する場合で
あれば月例報告書と研究報告書とがそれぞれ一纏めにさ
れて)用紙受取手段に排出される。このため、記録紙が
用紙受取手段に排出された後で同種情報別に記録紙を仕
分ける必要がなくなり、利便性に優れたものとすること
ができる。なお、各記憶領域から読み出される同種情報
は1種類のみ(例えば、月例報告書のみ)であってもよ
い。この場合でも、各記憶領域に対応する記録紙は仕分
け手段により仕分けられて一纏めにされる。
【0014】また、請求項5に係る発明は、請求項1、
3又は4に係るものにおいて、前記複数の記憶領域は、
パスワードが設定される記憶領域とパスワードが設定さ
れない記憶領域とからなり、前記パスワードが設定され
る記憶領域に記憶された画像データは、前記設定された
パスワードと一致するパスワードが入力されたときにの
み読み出し可能にされ、前記パスワードが設定されない
記憶領域に記憶された画像データは、該記憶領域に画像
データが記憶されたときにパスワードの入力とは無関係
に読み出し可能にされることを特徴としている。
【0015】この構成によれば、パスワードが設定され
る記憶領域に記憶された画像データについては、予め設
定されているパスワードが入力されないと、その画像デ
ータに基づく画像が記録できないことになる。このた
め、機密性に優れたものとすることができる。一方、パ
スワードが設定されない記憶領域に記憶された画像デー
タについては、記憶領域に画像データが記憶されるとパ
スワードの入力とは無関係にその画像データに基づく画
像の記録が可能になる。
【0016】すなわち、記憶領域に画像データが記憶さ
れると直ぐに画像が記録紙に記録されて用紙受取手段に
排出されるようにしてもよいし、記録開始キー等の操作
により記録指令を与えることで画像が記録紙に記録され
て用紙受取手段に排出されるようにしてもよい。このた
め、直ぐに画像が記録されるようにしたときは従来の複
写機として利用することができ、記録開始キー等の操作
により記録指令を与えることで画像が記録されるように
したときは利用者全員を対象にしたいわゆる掲示板のよ
うな利用が可能になる。
【0017】また、請求項6に係る発明は、入力画像デ
ータを複数の記憶領域を有する記憶手段の所定の記憶領
域に記憶させ、この記憶領域から画像データを読み出し
て画像を記録紙に記録するようにした画像形成装置であ
って、前記画像データに基づいて画像を記録紙に記録す
る画像形成手段と、該画像形成手段から排出された記録
紙を仕分ける仕分け手段と、該仕分け手段により仕分け
られた記録紙を受け取る用紙受取手段と、前記記憶手段
の複数の記憶領域にそれぞれ画像データが存在し、かつ
各記憶領域の画像データに基づく画像の記録が指令され
たときに各画像データに対応する画像が記録された記録
紙を記憶領域毎に仕分けるように前記仕分け手段を制御
する制御手段とを備えたことを特徴としている。
【0018】この構成によれば、記憶手段の複数の記憶
領域にそれぞれ画像データが存在する場合、その複数の
記憶領域の各画像データに基づく画像を記録紙に記録す
るようにしたとき、各記録領域に対応する画像が記録さ
れた記録紙は仕分け手段により仕分けられて用紙受取手
段に排出される。このため、各記憶領域に対応する記録
紙が用紙受取手段に排出された後で各記憶領域毎に記録
紙を仕分ける必要がなくなり、利便性に優れたものとす
ることができる。
【0019】また、請求項7に係る発明は、入力画像デ
ータを複数の記憶領域を有する記憶手段の所定の記憶領
域に記憶させ、この記憶領域から画像データを読み出し
て画像を記録紙に記録するようにした画像形成装置であ
って、前記画像データに基づいて画像を記録紙に記録す
る画像形成手段と、該画像形成手段から排出された記録
紙を仕分ける仕分け手段と、該仕分け手段により仕分け
られた記録紙を受け取る用紙受取手段と、前記記憶手段
の複数の記憶領域に同種情報の画像データが存在し、か
つ各記憶領域の同種情報の画像データに基づく画像の記
録が指令されたときに各画像データに対応する画像が記
録された記録紙を同種情報別に仕分けるように前記仕分
け手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴として
いる。
【0020】この構成によれば、記憶手段の複数の記憶
領域に同種情報(例えば、月例報告書や研究報告書等)
の画像データが存在する場合、各記憶領域の同種情報の
画像データに基づく画像を記録紙に記録するようにした
とき、各記憶領域の同種情報に対応する画像が記録され
た記録紙は仕分け手段により同種情報別に仕分けられて
(例えば、月例報告書と研究報告書とが存在する場合で
あれば月例報告書と研究報告書とがそれぞれ一纏めにさ
れて)用紙受取手段に排出される。このため、記録紙が
用紙受取手段に排出された後で同種情報別に記録紙を仕
分ける必要がなくなり、利便性に優れたものとすること
ができる。なお、各記憶領域から読み出される同種情報
は1種類のみ(例えば、月例報告書のみ)であってもよ
い。この場合でも、各記憶領域に対応する記録紙は仕分
け手段により仕分けられて一纏めにされる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
る画像形成装置の内部構成を概略的に示す側面図であ
る。この画像形成装置は、外部装置等から入力された画
像データを複数の記憶領域(バーチャルメールボック
ス)を有するハードディスク(HD)等からなる記憶部
の所定のバーチャルメールボックスに一旦記憶させ、パ
スワード入力によりそのバーチャルメールボックスから
画像データを読み出して記録紙に画像を記録(複写)す
るようにした複写機であり、本来の複写機としての機能
の他に、本実施形態では図2に示すように、大きく分類
して次の3つの機能を有している。
【0022】特定の1のバーチャルメールボックスに
属性(送信単位や情報内容単位等の所定の特徴に基づい
て区分されるもの)の異なる複数の画像データが記憶さ
れている場合、これら各画像データに基づいて画像を記
録した記録紙を画像データ別に仕分けて排出する。例え
ば、図2(a)に示すように、ボックス番号1の文書番
号1−1の画像データに基づいて画像を記録した記録紙
をビン番号1のビンに、ボックス番号1の文書番号1−
2の画像データに基づいて画像を記録した記録紙をビン
番号2のビンに、ボックス番号1の文書番号1−3の画
像データに基づいて画像を記録した記録紙をビン番号3
のビンにそれぞれ排出する。
【0023】複数のバーチャルメールボックスにそれ
ぞれ画像データが記憶されている場合、これら各画像デ
ータに基づいて画像を記録した記録紙をバーチャルメー
ルボックス別に仕分けて排出する。例えば、図2(b)
に示すように、ボックス番号1のバーチャルメールボッ
クスの文書番号1−1,1−2,1−3の各画像データ
に基づいて画像を記録した記録紙をビン番号1のビン
に、ボックス番号2のバーチャルメールボックスの文書
番号2−1,2−2の各画像データに基づいて画像を記
録した記録紙をビン番号2のビンに、ボックス番号3の
バーチャルメールボックスの文書番号3−1の画像デー
タに基づいて画像を記録した記録紙をビン番号3のビン
にそれぞれ排出する。
【0024】複数のバーチャルメールボックスに記憶
されている画像データのうちの同種情報(例えば、月例
報告書や研究報告書等)の画像データに基づいて画像を
記録した記録紙を同種情報別に仕分けて排出する。例え
ば、図2(c)に示すように、ボックス番号1の文書番
号1−1,1−2,1−3の画像データのうちの文書番
号1−1の画像データと、ボックス番号2の文書番号2
−1,2−2のうちの文書番号2−1の画像データと、
ボックス番号3の文書番号3−1の画像データとがそれ
ぞれ同種情報(例えば、月例報告書)の画像データであ
る場合、文書番号1−1,2−1,3−1の各画像デー
タに基づいて画像を記録した記録紙をビン番号1のビン
に排出する。
【0025】図1に戻り、画像形成装置1は、画像形成
装置部2と、画像形成装置部2の左方に配設された用紙
後処理部3とを備えている。また、画像形成装置部2
は、本体部4と、本体部4の上部に配設された原稿読取
部5と、原稿読取部5の上方に配設された自動原稿給送
部6とを備えている。
【0026】本体部4は、原稿読取手段41と、光学ユ
ニット42と、感光体ドラム43を有する画像形成部4
4と、定着部45と、記録紙搬送部46とを備えてい
る。また、本体部4の上部手前側の位置に操作パネル4
7が配設され、原稿読取手段41の下方に記録紙排出部
48が配設されている。
【0027】原稿読取部5は、本体部4の頂部に装着さ
れた第1のコンタクトガラス51と、第1のコンタクト
ガラス51の左方に配設された第2のコンタクトガラス
52とを備えている。この第1のコンタクトガラス51
は、静止した原稿に対して原稿読取手段41の後述する
スキャナ412を走査させることにより画像を読み取る
静止原稿読取領域を構成し、第2のコンタクトガラス5
2は、その位置に静止したスキャナ412に対して原稿
を移動させることにより画像を読み取る搬送原稿読取領
域を構成する。
【0028】自動原稿給送部6は、原稿載置部61と、
原稿排出部62と、給紙ローラ63と、搬送ローラ64
を有する原稿搬送部65とを備えており、原稿載置部6
1に載置(セット)された原稿束が給紙ローラ63によ
り繰り出されて原稿1枚ずつが原稿搬送部65により順
次第2のコンタクトガラス52の位置に搬送されると共
に、原稿画像が第2のコンタクトガラス52の下方に位
置するスキャナ412により読み取られ、画像の読み取
られた原稿は原稿排出部62に排出されるようになって
いる。
【0029】また、原稿載置部61の近傍位置下流側に
は原稿センサSDが配設されており、原稿載置部61に
原稿が載置されているか否かを検出すると共に、原稿載
置部61に載置された原稿が原稿センサSDを通過する
毎に検知信号が出力され、原稿枚数がカウントされるよ
うになっている。このカウントされた原稿枚数は、後述
するRAM85に記憶される。なお、原稿の両面に画像
が形成されているときには、第2のコンタクトガラス5
2を通過した原稿が逆回転する搬送ローラ64により引
き戻されて反転された後、再び第2のコンタクトガラス
52の位置に給送されることにより反対面の画像の読み
取りが行われるようになっている。
【0030】また、自動原稿給送部6は、図中の奥行側
端部を回動支点にして第1のコンタクトガラス51に対
し開閉可能に構成されており、第1のコンタクトガラス
51上に載置される原稿の押え部を兼ねた構成となって
いる。
【0031】原稿読取手段41は、左右方向に配設され
たガイドレール411と、ガイドレール411に沿って
左右方向に往復動可能に配設された画像読取手段として
のスキャナ412とを備えている。スキャナ412は、
原稿面を照明するLED等からなる光源、CCD等から
なる原稿読取部、原稿画像を原稿読取部に導くミラー等
を備えており、通常は第1のコンタクトガラス51と第
2のコンタクトガラス52との中間位置であるホームポ
ジションに待機するようになっている。
【0032】すなわち、スキャナ412は、第1のコン
タクトガラス51上に原稿が載置されてスタートボタン
がONにされると、図略の駆動モータが駆動されること
によりホームポジションから原稿の先端位置(図中の右
端)にまで移動する。そして、スキャナ412は、光源
が点灯された状態で原稿の先端位置から後端位置(図中
の左端)に移動することにより原稿面を走査して1ライ
ン毎に画像の読み取りを行う。この読み取られた画像
は、所定のデータ処理が施された後にデジタル信号に変
換され、後述する記憶部87の所定のバーチャルメール
ボックス等に記憶されるようになっている。スキャナ4
12は、原稿画像の読み取りが終了すると光源が消灯さ
れてホームポジションに戻る。
【0033】また、スキャナ412は、原稿載置部61
に原稿が載置されて後述するスタートボタン471がO
Nにされると、原稿センサSDの検出信号及びスタート
ボタン471の操作信号に基づいて図略の駆動モータが
駆動されることによりホームポジションから第2のコン
タクトガラス52の位置に移動する一方、原稿が原稿搬
送部65により搬送されて第2のコンタクトガラス52
上を通過するとき、第2のコンタクトガラス52の位置
に静止した状態で原稿画像を1ライン毎に読み取る。こ
の読み取られた画像は上記と同様に後述する記憶部87
の所定のバーチャルメールボックス等に記憶されるよう
になっている。また、スキャナ412は、原稿載置部6
1に載置されたすべての原稿の画像読取が終了した後に
ホームポジションに戻る。
【0034】光学ユニット42は、記憶部87から読み
出された原稿画像を感光体ドラム43に露光するもの
で、その画像データに基づいて生成された変調信号をレ
ーザ光に変換して出力する発光部、この発光部からのレ
ーザ光を感光体ドラム43に向けて反射する反射ミラー
等を備えている。
【0035】画像形成部44は、記録紙に画像を記録す
るもので、感光体ドラム43の周面上部に配設された帯
電器、この帯電器の下流側に配設された現像部、この現
像部の下流側に配設されたクリーニング部等を有してい
る。感光体ドラム43は、図略の駆動モータの回転駆動
により矢印方向に回転され、帯電器と対向する位置で静
電領域が形成され、この静電領域に光学ユニット42か
ら出力されるレーザ光により静電潜像が形成され、現像
部と対向する位置で静電潜像がトナー像に現像される。
感光体ドラム43の対向位置には転写ローラが所定間隔
を介して配設されており、トナー像の形成された感光体
ドラム43は、その転写ローラと対向する位置で記録紙
にトナー像を転写し、クリーニング部と対向する位置で
表面に残留しているトナーが除去されるようになってい
る。なお、トナー像が転写された記録紙は定着部45で
加熱されて定着される。
【0036】記録紙搬送部46は、それぞれサイズの異
なる記録紙Pが積層されて収納された複数の給紙カセッ
ト461と、給紙カセット461内の記録紙Pを外部に
引き出す給紙ローラ462と、給紙カセット461から
引き出された記録紙Pを感光体ドラム43に導くと共
に、感光体ドラム43でトナー像が形成された記録紙P
を定着部45を経由して用紙後処理部3又は記録紙排出
部48に導く記録紙搬送路463と、記録紙搬送路46
3の適所に配設されて記録紙Pを下流側に搬送する搬送
ローラ464とを備えている。
【0037】記録紙搬送路463における定着部45の
下流側位置には記録枚数をカウントするための記録紙セ
ンサSPが配設されている。また、給紙カセット461
の上方には、バイパス給紙部464が配設されており、
バイパス給紙部464に記録紙が載置されると、その記
録紙は順に給紙ローラ465により繰り出されて感光体
ドラム43側に搬送されるようになっている。
【0038】なお、第1のコンタクトガラス51上に載
置された原稿又は原稿載置部61に載置された原稿を一
部だけ記録する場合には、記録された記録紙は記録紙排
出部48に排出される。また、画像形成装置1を通常の
複写機として使用する場合であって、ソートモード又は
グループモードが選択されて記録された記録紙は排出口
49から用紙後処理部3側に排出される。ここで、ソー
トモードとは、複数枚の原稿を複数部記録する場合に記
録紙をページ順に揃えて排出する態様をいい、グループ
モードとは、複数枚の原稿を複数部記録する場合に記録
紙を各ページ毎に記録部数ずつ揃えて排出する態様をい
う。
【0039】操作パネル47は、記録動作を開始するた
めのスタートボタン471と、用紙後処理部3の後述す
る第1の用紙後処理部3A及び第2の用紙後処理部3B
のいずれか一方を選択する用紙後処理部選択キー472
と、特定のバーチャルメールボックス(複数の記憶領域
を有する記憶部の1の記憶領域をいう。)に記憶されて
いる複数(同一送信時における画像データの纏りを1単
位とする。)の画像データに基づいて画像を記録した記
録紙を画像データ別に仕分けした状態で排出するモー
ド、複数のバーチャルメールボックスに記憶されている
画像データに基づいて画像を記録した記録紙をバーチャ
ルメールボックス別(記憶領域別)に仕分けして排出す
るモード、及び複数のバーチャルメールボックスに記憶
されている画像データのうちの同種の情報の画像データ
に基づいて画像を記録した記録紙を同種の情報別に仕分
けて排出するモードのいずれかのモードを指定する出力
モード指定キー473と、パスワードを入力するための
テンキー等のパスワード入力キー474と、記憶部の特
定のバーチャルメールボックスを指定するボックス番号
指定キー475と、各指定キーによる入力内容を確定す
るための確定キー476と、設定内容等を表示するため
の表示部477とが配設されて構成されている。なお、
操作パネル47には、図略のパスワード設定キーが配設
されており、例えば、このキーをONにすることで上記
パスワード入力キー474がパスワード設定キーに変更
され、各バーチャルメールボックスのパスワードを設定
することができるようになっている。また、操作パネル
47には、その他にソートモード及びグループモードの
いずれか一方を選択するための記録紙モード選択キー、
記録部数を設定するための記録部数設定キー等が配設さ
れているが、それらの図示を省略している。
【0040】用紙後処理部3は、下部に位置する第1の
用紙処理部3Aと、第1の用紙処理部3Aの上部に配設
された第2の用紙処理部3Bとを備えている。
【0041】第1の用紙処理部3Aは、画像形成装置部
2の排出口49から排出された記録紙が搬入される搬入
口31と、搬入された記録紙を下流側に搬送する記録紙
搬送部32と、搬入口31から搬入された複数枚の記録
紙を一時的に収納し、所定枚数に達した記録紙束を外部
に排出する中間トレイ部34と、この中間トレイ部34
の下端部に配設されたステープル処理(用紙綴じ処理)
を行う用紙処理部35と、中間トレイ部34から排出
(移載)された記録紙束を集積するスタックトレイ部3
6と、中間トレイ部34の記録紙束をスタックトレイ部
36へ排出する搬出口37とを備えている。
【0042】記録紙搬送部32は、搬入口31から搬入
された記録紙を中間トレイ部34に搬送するもので、共
通搬送路320と、この共通搬送路320から分岐する
メイン搬送路321及びバイパス搬送路322とを備え
ている。共通搬送路320には、搬入口31から搬入さ
れた記録紙を下流側に搬送する搬送ローラ対323と、
第1の用紙後処理部3A及び第2の用紙後処理部3Bの
いずれか一方に搬送する方向切換弁324とを備えてい
る。この方向切換弁324は、図略のソレノイドにより
実線で示す位置及び鎖線で示す位置のいずれか一方に切
り換えられるようになっており、実線で示す位置に切り
換えられたときには記録紙が第1の用紙後処理部3Aの
下流側に送り込まれ、鎖線で示す位置に切り換えられた
ときには記録紙が第2の用紙後処理部3Bに送り込まれ
るようになっている。
【0043】また、共通搬送路320には、搬送ローラ
対323により搬送されてきた記録紙をメイン搬送路3
21及びバイパス搬送路322のいずれか一方に搬送す
る方向切換弁325とを備えている。この方向切換弁3
25は、図略のソレノイドにより実線で示す位置及び鎖
線で示す位置のいずれか一方に切り換えられるようにな
っており、実線で示す位置に切り換えられたときには記
録紙がメイン搬送路321に送り込まれ、鎖線で示す位
置に切り換えられたときには記録紙がバイパス搬送路3
22に送り込まれるようになっている。
【0044】メイン搬送路321には、上流側から下流
側にかけて順に配設された4組の搬送ローラ対326,
327,328,329と、各搬送ローラ対間に配設さ
れた方向切換弁330,331,332とを備えてい
る。各方向切換弁330,331,332は、図略のソ
レノイドにより実線で示す位置及び鎖線で示す位置のい
ずれか一方に切り換えられるようになっており、実線で
示す位置に切り換えられたときには記録紙がその位置で
中間トレイ部34に排出され、鎖線で示す位置に切り換
えられたときには記録紙はさらに下流側に搬送される。
【0045】バイパス搬送路322には、搬送ローラ3
33を備えている。このバイパス搬送路322は、中間
トレイ部34に収納された記録紙束に対して用紙処理部
35でステープル処理が行われている最中や、中間トレ
イ部34の記録紙束がスタックトレイ部36へ排出され
ている最中に選択されるもので、それらの動作中に画像
形成装置部2から排出されてきた記録紙を一時的に保管
するものである。中間トレイ部34の記録紙束がスタッ
クトレイ部36へ排出されると、バイパス搬送路322
に保管されていた記録紙は中間トレイ部34に排出され
る。
【0046】中間トレイ部34は、上部側がスタックト
レイ部36側に位置し、下端側が画像形成装置部2側に
位置するように傾斜して配設されており、画像形成装置
部2側から搬入された所定枚数の記録紙を一時的に収納
する中間トレイ341と、中間トレイ341上に収納さ
れた所定枚数の記録紙からなる記録紙束を鉤部342に
より外部に排出するもので、駆動モータ343aにより
駆動される搬送ベルト等からなる搬送手段343と、中
間トレイ341上に収納された記録紙束を中間トレイ3
41上において左右方向(記録紙の搬送方向と直交する
幅方向)に仕分け(オフセット)する幅寄せ部材等から
なる仕分け手段344とを備えている。また、中間トレ
イ部34の上方には、排出路70が配設されると共に、
排出路70の先端部には排出ローラ対71が配設されて
いる。
【0047】仕分け手段344は、中間トレイ部34の
平面図である図3に示すように、中間トレイ341上の
左側部に転写紙の搬送方向に沿って配設され、転写紙束
を排出方向に対して図中の右側に幅寄せする長尺状の左
幅寄せ部材344aと、この左幅寄せ部材344aを左
右方向(幅方向)に移動させる左部材移動手段344b
と、中間トレイ341上の右側部に転写紙の搬送方向に
沿って配設され、転写紙束を排出方向に対して図中の左
側に幅寄せする長尺状の右幅寄せ部材344cと、この
右幅寄せ部材344cを左右方向(幅方向)に移動させ
る右部材移動手段344dとを備えている。
【0048】左幅寄せ部材344aは、底面に立直状に
取り付けられた支持軸344eが中間トレイ341に形
成された左右方向に伸びる左スライド孔344fに嵌合
され、左端側と中央部側との間を移動自在とされてい
る。また、左部材移動手段344bは、上面に左幅寄せ
部材344aの支持軸344eが取り付けられたラック
344gと、このラック344gに噛合されたピニオン
344hと、このピニオン344hを駆動する左部材駆
動モータ344iとを備え、この左部材駆動モータ34
4iが正逆両方向に回転することによりラック344g
が左スライド孔344fに沿って移動する結果、左幅寄
せ部材344aが左端側と中央部側との間を往復動す
る。
【0049】右幅寄せ部材344cは、底面に立直状に
取り付けられた支持軸344jが中間トレイ341に形
成された左右方向に伸びる右スライド孔344kに嵌合
され、右端側と中央部側との間を移動自在とされてい
る。また、右部材移動手段344dは、上面に右幅寄せ
部材344cの支持軸344jが取り付けられたラック
344mと、このラック344mに噛合されたピニオン
344nと、このピニオン344nを駆動する右部材駆
動モータ344pとを備え、この右部材駆動モータ34
4pが正逆両方向に回転することによりラック344m
が右スライド孔344kに沿って移動する結果、右幅寄
せ部材344cが右端側と中央部側との間を往復動す
る。
【0050】すなわち、中間トレイ341上に記録紙が
排出される度に左部材移動手段344b及び右部材移動
手段344dにより左幅寄せ部材344a及び右幅寄せ
部材344cが左方向又は右方向に移動されることで記
録紙が画像データ単位毎に左右方向に仕分けされること
になる。この仕分けされた記録紙は、中間トレイ341
からスタックトレイ361上に排出され、この仕分けさ
れた状態でスタックトレイ361上に集積される。
【0051】用紙処理部35は、中間トレイ341の下
端部に図1の紙面を貫く方向に所定間隔で一対のステー
プラ351が設けられており、中間トレイ341上に排
出された記録紙束の端縁にステープル処理を行うもので
ある。なお、ステープラ351には、それぞれ駆動モー
タ352が設けられており、記録紙束の端縁の1箇所に
ステイプル処理を施すときは一方のステイプラ351が
使用され、記録紙束の端縁の2箇所にステイプル処理を
施すときは両方のステイプラ351が使用される。
【0052】スタックトレイ部36は、スタックトレイ
361と、このスタックトレイ361を上下方向(矢印
方向)に往復動させる搬送ベルト等からなる移動手段3
62とを備えている。また、後述する搬出口37の近傍
位置には、スタックトレイ361が最上位置にあるか否
かを検出する位置センサSTと、スタックトレイ361
上の記録紙束の集積高さを検出する集積高さセンサSS
とが配設されている。この集積高さセンサSSは、例え
ば光反射型フォトインタラプタで構成され、位置センサ
STは、例えば光透過型フォトインタラプタで構成され
ている。
【0053】すなわち、スタックトレイ361上に記録
紙束が排出されていない状態では、スタックトレイ36
1が最上位置(初期位置)に上昇し、スタックトレイ3
61に取り付けられた遮光板が位置センサSTの光路を
遮断することによりスタックトレイ361が最上位置に
あることが検知されるようになっている。
【0054】また、スタックトレイ361上に記録紙束
が排出されると集積高さセンサSSがそれを検知するこ
とにより移動ベルト駆動モータ363がスタックトレイ
361を降下させる方向に駆動される。これにより、ス
タックトレイ361上の記録紙束上面と搬出口37との
間の距離が記録紙束の排出されていないときのスタック
トレイ361上面と搬出口37との間の距離に略等しく
なる位置にまで降下され、中間トレイ341上からの記
録紙束の排出が確実に行われるようになっている。この
ように、スタックトレイ361が降下することにより遮
光板で遮断されていた位置センサSTの光路が形成され
るようになる結果、スタックトレイ361上に記録紙束
が排出されていると判断されることになる。
【0055】第2の用紙処理部3Bは、ビンユニット3
8と、ビン位置検出部39とを備えている。ビンユニッ
ト38は、上下方向に配設された複数のビン381と、
搬入口31から搬入された記録紙をビン381上に搬送
する搬送路382と、各ビン381を上下動させる一対
の螺旋カム383(図面を貫く方向に配設されているた
め、一方のみ図示)と、螺旋カム382を回転駆動する
駆動モータ384とを備えている。各ビン381にはビ
ン番号が付与されており、各ビン381は螺旋カム38
2が1回転する毎に1段ずつ上下動することにより順次
搬送路382の搬出口385に対向する位置に移動する
ようになっている。なお、搬送路382には、方向切換
弁324が鎖線で示す位置に移動されることにより搬入
口31から搬入された記録紙が送り込まれる。また、搬
送路382には搬送ローラ対386が配設され、排出口
385には排出ローラ対387が配設されており、搬入
口31から送り込まれた記録紙がビン381に排出され
るようになっている。
【0056】なお、各ビン381は、個人別に割り付け
られた個人用ビンと共同で使用する共有ビンとに区分け
されており、後述するように特定の個人宛の画像データ
に基づいて画像の記録された記録紙は個人用ビンに排出
され、特定の個人宛でない画像データに基づいて画像の
記録された記録紙は共有ビンに排出されるようになって
いる。
【0057】ビン位置検出部39は、螺旋カム382の
回転角度を検出するパルス板391及び回転センサ39
2により構成されており、螺旋カム382の回転角度を
検出することで何番のビン381が搬送路382の搬出
口385に対向する位置にあるかを検出できるようにな
っている。なお、螺旋カム382とビン位置検出部39
とは、ビン381を上下動させて記録紙を所定のビン3
81に排出させることにより記録紙を仕分ける仕分け手
段を構成する。
【0058】図4は、本発明の実施形態に係る画像形成
装置1の主要な制御構成を示すブロック図である。この
図において、制御部8は、所定の演算乃至制御処理を行
うCPU81と、所定の処理プログラムが記憶されてい
るROM83と、処理データを一時的に記憶するRAM
85とを備えている。
【0059】また、CPU81には、スタートボタン4
71、用紙後処理部指定キー472、出力モード指定キ
ー473、パスワード入力キー474、ボックス番号指
定キー475、及び確定キー476が接続されると共
に、図略の原稿センサSDや記録紙センサSP等の種々
のセンサが接続されて所定の信号が入力されるようにな
っている。
【0060】また、CPU81には、原稿給送部駆動モ
ータM1、画像形成部駆動モータM2、記録紙搬送部駆
動モータM3、第1の用紙後処理部駆動モータM4、及
び第2の用紙後処理部駆動モータM5が接続されて自動
原稿給送部6の給紙ローラ63と搬送ローラ64、画像
形成部44の感光体ドラム43、記録紙搬送部46の給
紙ローラ462と搬送ローラ464、第1の用紙後処理
部3Aの用紙処理部35とスタックトレイ部36、及び
第2の用紙後処理部3Bの螺旋カム382等の各動作が
制御される一方、スキャナ412と、このスキャナ41
2により読み取られた画像データを記憶するための記憶
部87と、ビン数を順次カウントするビン番号カウンタ
89とが接続されている。
【0061】このビン番号カウンタ89は、特定のビン
(例えば、ビン番号1のビン)381を基準にしてビン
位置検出部39から出力される信号によりビン数を順次
カウントし、記録紙を排出する所定のビン番号のビン3
81を搬送路382の搬出口385に移動させるための
ものである。さらに、CPU81には、ワードプロセッ
サやパーソナルコンピュータ等の外部装置91が接続さ
れており、記憶部87は外部装置91から送信されてく
る画像データも記憶することができるようになってい
る。
【0062】この記憶部87は、図5に示すように、大
容量のハードディスク(HD)等で構成されたもので、
個人別に割り付けられた複数の記憶領域(バーチャルメ
ールボックス)を有している。この記憶領域には、それ
ぞれボックス番号(ボックス番号1、ボックス番号2、
ボックス番号3、ボックス番号4、……)が付与されて
おり、各番号に対応してAさん用バーチャルメールボッ
クス、Bさん用バーチャルメールボックス、Cさん用バ
ーチャルメールボックス、……というように予め取り決
めが行われている。また、個人宛ではない共有の画像デ
ータを記憶する記憶領域(バーチャルメールボックス)
も設定されており、いずれのバーチャルメールボックス
についてもそこに記憶される画像データには入力順に文
書番号等の識別符号が自動的に付与されるようになって
いる。
【0063】例えば、ボックス番号1のバーチャルメー
ルボックスに記憶された画像データには、属性の異なる
画像データに対応して文書1−1、文書1−2、……と
いう番号が付与され、ボックス番号2のバーチャルメー
ルボックスに記憶された画像データには、文書2−1、
文書2−2、……という文書番号が付与され、ボックス
番号3のバーチャルメールボックスに記憶された画像デ
ータには、属性の異なる画像データに対応して文書3−
1、……という文書番号が付与されるようになってい
る。また、上述したように個人用の各バーチャルメール
ボックスに対応して予めパスワードが各利用者個人によ
り設定されるようになっており、個人用のバーチャルメ
ールボックスに記憶されている画像データを読み出すと
きにはパスワードを入力し、その入力したパスワードと
予め設定したパスワードとが一致したときにだけそのバ
ーチャルメールボックス内の画像データを読み出して画
像を記録紙に記録することができるようになっている。
【0064】また、各画像データには、図6に示すよう
に、文書番号に対応させてボックス番号、情報番号、ビ
ン番号、ファイル形式、全ページ数、記録紙サイズ等の
文書管理データが付与されている。これらのデータは、
各バーチャルメールボックスに画像データが記憶される
毎に予め画像データに付与されているデータやROM8
3等に記憶されているデータから取り込まれる。
【0065】なお、ボックス番号は、原稿読取部5で原
稿画像を読み取るときや外部装置91から画像データを
送信するときにオペレータにより設定されるもので、画
像データが特定の個人宛のものでないときには設定され
ない。ビン番号は、個人用の各バーチャルメールボック
スについて、そこに記憶される属性の異なる画像データ
毎に順次異なる番号が付与される。これにより、画像の
記録された記録紙が第2の用紙後処理部3Bに排出され
る場合には、文書管理データ中に含まれているビン番号
(図6に示す例では、ビン番号1)に対応するビン番号
のビンに排出される。すなわち、ここでビン番号は仕分
け情報として利用される。
【0066】また、画像データにボックス番号が付与さ
れていないときには、文書管理データ中のビン番号の領
域には共有ビンのビン番号が付与され、その画像データ
に基づいて画像が記録された記録紙は共有ビンに排出さ
れることになる。情報番号は、月例報告書、研究報告書
等の文書内容に応じて予め定められた分類番号であり、
その分類番号が外部装置91からの送信時や原稿読取部
5での原稿の読み取り時にオペレータにより入力され
る。この情報番号は、原稿の読み取り時に予め原稿に付
与されている識別符号等に基づいて自動的に取り込まれ
るようにすることもできる。
【0067】また、CPU81には、画像データ入力判
別手段811、第1のボックス番号指定判別手段81
2、記録終了判別手段813、出力モード設定手段81
4、出力モード判別手段815、パスワード入力要求手
段816、パスワード判別手段817、情報番号指定要
求手段818、情報番号指定判別手段819、文書存否
判別手段820、ボックス番号指定要求手段821、第
2のボックス番号指定判別手段822、及びビン番号指
定手段823の各機能実現手段を備えている。
【0068】ここで、画像データ入力判別手段811
は、スキャナ412で読み取られた画像データや外部装
置91からの画像データが送信されてきたか否かを判別
するものである。この判別は、例えば画像データに付与
されている識別コード等を読み取ることによって実行さ
れる。第1のボックス番号指定判別手段812は、送信
されてきた画像データにバーチャルメールボックスのボ
ックス番号情報が含まれているか否かを判別するもので
ある。この判別結果により、送信されてきた画像データ
が個人宛のものか共有のものかを知ることができる。
【0069】記録終了判別手段813は、設定した記録
部数だけ記録紙が排出されて記録動作が終了したか否か
を判別するもの、出力モード設定手段814は、出力モ
ード指定キー473が操作されたことに応じて所定の出
力モードに設定するものである。設定し得る出力モード
としては、特定の1のバーチャルメールボックスに記憶
されている属性の異なる複数の画像データに基づいて画
像を記録した記録紙を画像データ毎に仕分けした状態で
排出させるもの(画像データ別出力モード)、複数のバー
チャルメールボックスに記憶されている画像データに基
づいて画像を記録した記録紙をバーチャルメールボック
ス毎に仕分けして排出させるもの(ボックス別出力モー
ド)、及び、複数のバーチャルメールボックスに記憶さ
れている同種の情報の画像データに基づいて画像を記録
した記録紙を同種の情報別に仕分けして排出させるもの
(情報別出力モード)がある。
【0070】出力モード判別手段815は、設定された
出力モードが画像データ別出力モード、ボックス別出力
モード及び情報別出力モードのうちのいずれのモードか
を判別するものである。パスワード入力要求手段816
は、特定のバーチャルボックス内の画像データを記録紙
に記録しようとするオペレータに対し、そのバーチャル
ボックスに対応したパスワードの入力を要求するもので
ある。この要求は、例えば、表示部477に表示され、
オペレータは表示部477を見ながらパスワードを入力
することができる。
【0071】パスワード判別手段817は、オペレータ
が入力したパスワードと、予め設定されているパスワー
ドとが一致するか否かを判別するもの、情報番号指定要
求手段818は、複数のバーチャルボックス内の同種の
情報の画像データを記録紙に記録しようとするオペレー
タに対し、その情報に対応した情報番号の指定を要求す
るものである。この要求は、例えば、表示部477に表
示され、オペレータは表示部477を見ながら情報番号
を入力することができる。情報番号指定判別手段819
は、情報番号が指定されたか否かを判別するものであ
る。
【0072】文書存否判別手段820は、記憶部87内
にまだ読み出していない画像データが存在しているか否
かを判別するもの、ボックス番号指定要求手段821
は、特定の1のバーチャルメールボックスに記憶されて
いる属性の異なる複数の画像データに基づいて画像を記
録した記録紙を画像データ毎に仕分けした状態で排出さ
せる場合にそのバーチャルメールボックスのボックス番
号の指定を要求するものである。この要求は、例えば、
表示部477に表示され、オペレータは表示部477を
見ながらボックス番号を入力することができる。
【0073】第2のボックス番号指定判別手段822
は、特定の1のバーチャルメールボックスに記憶されて
いる属性の異なる複数の画像データに基づいて画像を記
録した記録紙を画像データ毎に仕分けした状態で排出さ
せる場合にそのバーチャルメールボックスのボックス番
号が指定されたか否かを判別するもの、ビン番号指定手
段823は、記録した記録紙を排出すべきビン381を
特定するために、そのビン番号を文書管理データ中のデ
ータを読み出して自動的に指定するものである。
【0074】次に、図4に示す制御構成を有する画像形
成装置1の画像データ入力時の動作を図7に示すフロー
チャートを参照して説明する。まず、画像データが入力
されたかか否かが画像データ入力判別手段811により
判別される(ステップS1)。この判定が肯定される
と、画像データを記憶させるべき記憶部87のボックス
番号が指定されているか否かが第1のボックス番号指定
判別手段812により判定される(ステップS3)。
【0075】この判定が肯定されると、その画像データ
が記憶部87の指定されたボックス番号のバーチャルメ
ールボックスに記憶されて保存される(ステップS
5)。ステップS1で判定が否定されたときは、画像デ
ータが入力されるまで待機する。また、ステップS3で
判定が否定されたときは、画像データは共有ボックスに
記憶されると共に、すぐに読み出されて画像が記録紙に
記録され(ステップS7)、この記録された記録紙は共
有のビン381に排出される(ステップS9)。
【0076】そして、記録動作が終了したか否かが記録
終了判別手段813により判別され(ステップS1
1)、判定が否定されたときはステップS7に移行して
以降の動作が繰り返し実行される。また、ステップS1
1で判定が肯定されたときは、記録作業が終了する。
【0077】本発明の画像形成装置1では、上記のよう
に送信されてきた画像データにボックス番号が指定され
ていないときには(すなわち、ステップS3で判定が否
定されたとき)、すぐに記録紙に画像が記録されて共有
のビン381に排出されるので、画像データが外部装置
91から送信されるものでは共有ボックスを掲示板のよ
うに使用することができる。また、画像データがスキャ
ナ412から送信されるものでは共有ボックスを通常の
複写機のメモリとして用いることができる。
【0078】次に、図4に示す制御構成を有する画像形
成装置1の画像を記録紙に記録するときの動作を図8に
示すフローチャートを参照して説明する。この記録作業
に先立ち、用紙後処理部指定キー472により用紙後処
理部3の指定が行われると共に(ここでは、用紙後処理
部3Bが指定されたものとする。)、出力モード指定キ
ー473が操作されて出力モード設定手段814により
所定の出力モードが設定され、スタートボタン471が
ONにされる。
【0079】これにより、画像データ別出力モード(す
なわち、特定の1のバーチャルメールボックスに記憶さ
れている属性の異なる複数の画像データに基づいて画像
を記録した記録紙を画像データ毎に仕分けして排出させ
るモード)が指定されたか否かが出力モード判別手段8
15により判別され(ステップS15)、この判定が肯
定されると画像データ別出力(すなわち、特定の1のバ
ーチャルメールボックスに記憶されている属性の異なる
複数の画像データに基づいて画像を記録した記録紙を画
像データ毎に仕分けした状態で排出)が実行される(ス
テップS17)。
【0080】また、ステップS15で判定が否定される
と、ボックス別出力モード(すなわち、複数のバーチャ
ルメールボックスに記憶されている画像データに基づい
て画像を記録した記録紙をバーチャルメールボックス毎
に仕分けして排出させる出力モード)が指定されたか否
かが出力モード判別手段815により判別される(ステ
ップS19)。この判定が肯定されると、ボックス別出
力(すなわち、複数のバーチャルメールボックスに記憶
されている画像データに基づいて画像を記録した記録紙
をバーチャルメールボックス毎に仕分けして排出)が実
行される(ステップS21)。
【0081】また、ステップS19で判定が否定される
と、情報別出力(すなわち、複数のバーチャルメールボ
ックスに記憶されている同種の情報の画像データに基づ
いて画像を記録した記録紙を同種の情報別に仕分けする
モード)が指定されているものと判断されて情報別出力
(すなわち、複数のバーチャルメールボックスに記憶さ
れている同種の情報の画像データに基づいて画像を記録
した記録紙を情報別に仕分けして排出)が実行される
(ステップS23)。
【0082】次に、図8に示すフローチャートにおける
ステップS19の画像データ別出力の動作について、図
9に示すフローチャートを参照して説明する。まず、パ
スワードの入力要求がパスワード入力要求手段816に
より行われる(ステップS31)。この要求は表示部4
77に表示されることにより実行され、オペレータがこ
の要求に応じてパスワードを入力することにより、その
入力されたパスワードが予め設定されているパスワード
と一致しているか否かがパスワード判別手段817によ
り判別される(ステップS33)。この判定が肯定され
ると、ビン番号カウンタ89の初期化が行われる(ステ
ップS35)。これにより、基準となるビン381(ビ
ン番号1のビン)が搬送路382の搬出口385の位置
に移動される。
【0083】次いで、パスワードにより指定された該当
するバーチャルメールボックスに画像データが記憶され
ているか否かが文書存否判別手段820により判別され
(ステップS37)、判定が肯定されるとその画像デー
タに基づいて画像が記録された記録紙が排出されるビン
が指定される(ステップS39)。このビンの指定は、
画像データに含まれている文書管理データの中のビン番
号が読み出されることにより実行される。
【0084】次いで、該当するバーチャルメールボック
スの画像データが読み出されて画像形成部44で画像が
記録紙に記録され、定着部で定着された後に用紙後処理
部3Bに搬送されて指定されたビンに排出される(ステ
ップS41)。そして、その画像データについての記録
動作が終了したか否かが記録終了判別手段813により
判別され(ステップS43)、判定が否定されたときは
ステップS41に移行して以降の動作を繰り返し実行す
る。
【0085】また、ステップS43で判定が肯定された
ときには、ステップS37に移行して以降の動作を繰り
返し実行する。すなわち、同一のバーチャルメールボッ
クスに識別符号の異なる画像データが残っているときに
は、その画像データに基づいて画像の記録された記録紙
が排出されるビン381が先の場合と同様にして指定さ
れ、画像の記録された記録紙がそのビン381に排出さ
れる。なお、ステップS33及びステップS37で判定
が否定されたときは、メインフローに戻って記録作業が
終了する。
【0086】本発明の画像形成装置1では、上記のよう
に同一のバーチャルメールボックスに属性の異なる複数
の画像データが記憶されており、画像データ別出力が指
定されたときには、各画像データに基づいて画像の記録
された記録紙が画像データ毎(すなわち、文書毎)に指
定されたビン381(すなわち、個人別に指定されたビ
ン381)に排出されるので、ビン381に排出された
記録紙を後で文書毎に仕分ける必要がなくなることから
利便性に優れたものとなる。
【0087】次に、図8に示すフローチャートにおける
ステップS23のボックス別出力の動作について、図1
0に示すフローチャートを参照して説明する。まず、パ
スワード(管理者パスワード)の入力要求がパスワード
入力要求手段816により行われる(ステップS5
1)。この要求は表示部477に表示されることにより
実行され、オペレータがこの要求に応じてパスワードを
入力することにより、その入力されたパスワードが予め
設定されているパスワードと一致しているか否かがパス
ワード判別手段817により判別される(ステップS5
3)。
【0088】この判定が肯定されると、画像データの読
み出しを行う複数のバーチャルメールボックスのボック
ス番号の指定要求がボックス番号指定要求手段821に
より行われる(ステップS55)。この要求は表示部4
77に表示されることにより実行され、オペレータがこ
の要求に応じて一定時間内に画像データの読み出しを行
う複数のバーチャルメールボックスのボックス番号を入
力することになる。そして、一定時間が経過すると、ボ
ックス番号の指定が行われたか否かが第2のボックス番
号指定判別手段822により判別される(ステップS5
7)。この判定が肯定されると、ビン番号カウンタ89
の初期化が行われ(ステップS59)、同時に基準とな
るビン381(ビン番号1のビン)が搬送路382の搬
出口385の位置に移動される。
【0089】次いで、指定された最初の該当するバーチ
ャルメールボックスに画像データが記憶されているか否
かが文書存否判別手段820により判別され(ステップ
S61)、判定が肯定されるとその画像データに基づい
て画像の記録された記録紙が排出されるビンが指定され
る(ステップS63)。このビンの指定は、文書管理デ
ータ中のボックス番号毎に同一のビン番号が指定され
る。例えば、ROM83にボックス番号とビン番号との
対比表を持たせておき、このROM83からボックス番
号に対応するビン番号を読み出すことにより実行され
る。この場合、対比表から読み出されたビン番号は仕分
け情報として利用される。
【0090】次いで、該当するバーチャルメールボック
スの画像データが読み出されて画像形成部44で画像が
記録紙に記録され、定着部で定着された後に用紙後処理
部3Bに搬送されて指定されたビンに排出される(ステ
ップS65)。そして、その画像データについての記録
動作が終了したか否かが記録終了判別手段813により
判別され(ステップS67)、判定が否定されたときは
ステップS65に移行して以降の動作を繰り返し実行す
る。
【0091】また、ステップS67で判定が肯定された
ときには、指定されたバーチャルメールボックスのうち
の残りのバーチャルメールボックスに画像データが記憶
されているか否かが文書存否判別手段820により判別
される(ステップS69)。この判定が肯定されると、
次のバーチャルメールボックスが指定され(ステップS
71)、その後にステップS63に移行して以降の動作
を繰り返し実行する。すなわち、他のバーチャルメール
ボックスに画像データが残っているときには、その画像
データに基づいて画像の記録された記録紙が排出される
ビン381が先の場合と同様にして指定され、画像の記
録された記録紙がそのビン381に排出される。なお、
ステップS53及びステップS69で判定が否定された
ときは、メインフローに戻って記録作業が終了する。
【0092】本発明の画像形成装置1では、上記のよう
に複数のバーチャルメールボックスにそれぞれ画像デー
タが記憶されており、ボックス別出力が指定されたとき
には、各画像データに基づいて画像の記録された記録紙
がバーチャルメールボックス毎に指定されたビン381
(すなわち、個人別に指定されたビン381)に排出さ
れるので、ビン381に排出された記録紙を後で個人別
に仕分ける必要がなくなることから利便性に優れたもの
となる。
【0093】次に、図8に示すフローチャートにおける
ステップS25の情報別出力の動作について、図11に
示すフローチャートを参照して説明する。まず、パスワ
ード(管理者パスワード)の入力要求がパスワード入力
要求手段816により行われる(ステップS81)。こ
の要求は表示部477に表示されることにより実行さ
れ、オペレータがこの要求に応じてパスワードを入力す
ることにより、その入力されたパスワードが予め設定さ
れているパスワードと一致しているか否かがパスワード
判別手段817により判別される(ステップS83)。
【0094】この判定が肯定されると、画像データの読
み出しを行うべき情報(例えば、月例報告書)について
の情報番号の指定要求が情報番号入力要求手段818に
より行われる(ステップS85)。この要求は表示部4
77に表示されることにより実行され、オペレータがこ
の要求に応じて一定時間内に画像データの読み出しを行
うべき情報についての情報番号を入力(この動作説明例
では、1の情報番号を入力)することになる。そして、
一定時間が経過すると、情報番号の指定が行われたか否
かが情報番号指定判別手段819により判別される(ス
テップS87)。この判定が肯定されると、ビン番号カ
ウンタ89の初期化が行われ(ステップS89)、同時
に基準となるビン381(ビン番号1のビン)が搬送路
382の搬出口385の位置に移動される。
【0095】次いで、最初(例えば、ボックス番号の最
も小さいもの)のバーチャルメールボックスに指定され
た情報番号の画像データが記憶されているか否かが文書
存否判別手段820により判別され(ステップS9
1)、判定が肯定されるとその画像データに基づいて画
像の記録された記録紙が排出されるビンが指定される
(ステップS93)。この場合のビンの指定は、例え
ば、ROM83に記憶されている情報番号とビン番号と
の対比表から読み出されることにより実行される。この
場合、対比表から読み出されたビン番号は仕分け情報と
して利用される。
【0096】次いで、そのバーチャルメールボックスの
該当する情報の画像データが読み出されて画像形成部4
4で画像が記録紙に記録され、定着部で定着された後に
用紙後処理部3Bに搬送されて指定されたビンに排出さ
れる(ステップS95)。そして、その画像データにつ
いての記録動作が終了したか否かが記録終了判別手段8
13により判別され(ステップS97)、判定が否定さ
れたときはステップS95に移行して以降の動作を繰り
返し実行する。
【0097】また、ステップS97で判定が肯定された
ときには、残りのバーチャルメールボックスに該当する
情報の画像データが記憶されているか否かが文書存否判
別手段820により判別される(ステップS99)。こ
の判定が肯定されると、該当する次のバーチャルメール
ボックスが指定され(ステップS101)、その後にス
テップS95に移行して以降の動作を繰り返し実行す
る。すなわち、他のバーチャルメールボックスに該当す
る情報の画像データが存在するときには、その画像デー
タに基づいて画像が記録紙に記録され、その記録紙が先
と同一のビン381に排出される。なお、ステップS8
3及びステップS99で判定が否定されたときは、メイ
ンフローに戻って記録作業が終了する。
【0098】本発明の画像形成装置1では、上記のよう
に複数のバーチャルメールボックスに該当する情報の画
像データが記憶されており、情報別出力が指定されたと
きには、各画像データに基づいて画像の記録された記録
紙が情報番号別に指定された同一のビン381に排出さ
れるので、ビン381に排出された記録紙を後で同種の
情報毎に取り纏める必要がなくなることから利便性に優
れたものとなる。
【0099】なお、本発明に係る画像形成装置1は、上
記実施形態の構成のものに限定されるものではなく、以
下に述べるような種々の変形態様を採用することができ
る。
【0100】(1)上記実施形態では、個人用の各バー
チャルメールボックスにはパスワードが設定され、画像
データ別出力モードが指定された場合、このパスワード
と一致するパスワードを入力しないと、そのバーチャル
メールボックスに記憶されている画像データを読み出す
ことができないように設定されているが、パスワードを
設定せずに画像データを読み出すようにすることもでき
る。例えば、図6に示す文書管理データのうちのボック
ス番号を指定することにより対応するバーチャルメール
ボックスの画像データが読み出せるようにしてもよい。
勿論、パスワードを入力するようにした場合は、機密性
を保持することができるという利点があることはいうま
でもない。
【0101】(2)上記実施形態では、画像データの文
書管理データ中にビン番号が予め設定されており、画像
データ別出力モードが指定された場合、各画像データに
基づいて画像が記録された記録紙は予め設定されたビン
番号のビン381に排出されるようになっているが、こ
のビン番号は必ずしも予め設定しておく必要はない。例
えば、記録紙の排出時にその排出順にビン番号が順次付
与されるようにしてもよい。また、最初の画像データに
対応する記録紙はその記録紙の排出時に搬送路382の
搬出口387に位置している不特定のビン381に排出
されるようにし、その後に続く画像データに対応する記
録紙は先のビン381に順次続くビン番号のビン381
に排出されるようにすることもできる。
【0102】(3)上記実施形態では、ボックス別出力
モード又は情報別出力モードが指定されたとき、管理者
パスワードを入力することにより複数のバーチャルメー
ルボックスに記憶されている画像データを読み出すよう
にしているが、例えば、管理者パスワード代わる指令キ
ーを設けておき、このキーを操作することで管理者パス
ワードを入力せずに複数のバーチャルメールボックスの
画像データを読み出すようにすることも可能である。
【0103】(4)上記実施形態では、情報別出力モー
ドが指定されたとき、予め情報別に排出先のビン番号が
設定されるようになっているが、このビン番号は必ずし
も予め設定しておく必要はない。例えば、記録紙の排出
時に搬送路382の搬出口387に位置している不特定
のビン381に排出されるようにしてもよい。
【0104】(5)上記実施形態では、情報別出力モー
ドが設定されたとき、1の情報のみを指定するようにし
ているが、複数の情報を同時に指定することも可能であ
る。この場合、バーチャルボックス順に該当する1の情
報を読み出し、各バーチャルボックスの1の情報を読み
終えた段階で次の該当する情報をバーチャルボックス順
に読み出すようにしてもよいし、各バーチャルボックス
毎に複数の情報を順次読み出すようにしてもよい。
【0105】この場合、各画像データに対応する記録紙
は、予め情報別に設定されたビン番号のビンに排出され
るようにしてもよいし、最初の1の情報についての画像
データに対応する記録紙はその記録紙の排出時に搬送路
382の搬出口387に位置している不特定のビン38
1に排出されるようにし、その後に続く別の情報につい
ての画像データに対応する記録紙は先のビン381に順
次続くビン番号のビン381に排出されるようにしても
よい。
【0106】(6)上記実施形態では、画像形成部44
で画像を記録した記録紙を用紙後処理部3Bに送り込
み、ビン381に排出することで記録紙の仕分けを行う
ようにしているが、画像形成部44で画像を記録した記
録紙を用紙後処理部3Aに送り込み、中間トレイ341
上で記録紙の排出方向と直交する左右方向に位置をずら
せることにより仕分けを行ってスタックトレイ361上
に排出するようにすることもできる。
【0107】すなわち、各画像データに基づいて画像が
記録された記録紙を中間トレイ341上で仕分け手段3
44を構成する左右の幅寄せ部材344a,344cに
より画像データ単位で左右に仕分け、この左右に仕分け
た状態でスタックトレイ361上に排出すればよい。図
12は、この仕分けられた状態のスタックトレイ361
上の記録紙を示す図で、記録紙P1,P3は図示の右方
向に仕分けられ、記録紙P2,P4は図示の左方向に仕
分けられている。
【0108】このように、中間トレイ341上で記録紙
を仕分ける場合、画像データ別出力モードにあっては、
例えば、図6に示す文書管理データ中のビン番号に代え
て左位置及び右位置を指定するデータ(すなわち、仕分
け情報)を付与しておけばよい。この場合、図9に示す
フローチャートのステップS35に対応するステップで
は中間トレイ341の動作位置の初期化が行われ、ステ
ップS39に対応するステップでは左右位置の指定が行
われることになる。
【0109】また、ボックス別出力モードにあっては、
例えば、排出時にバーチャルメールボックス順に左位置
及び右位置が順次指定されるようにしておけばよい。こ
の場合、図10に示すフローチャートのステップS59
に対応するステップでは中間トレイ341の動作位置の
初期化が行われ、ステップS63に対応するステップで
は左右位置の指定が行われることになる。
【0110】また、情報別出力モードにあっては、複数
の情報が指定されるときは、排出時に情報順に左位置及
び右位置が順次指定されるようにしておけばよい。ま
た、1の情報が指定されるときは左方向及び右方向のい
ずれか一方の方向が指定される。すなわち、各バーチャ
ルメールボックスの同種情報に対応する記録紙をスタッ
クトレイ361の同一の位置に排出されるようにすれば
よい。なお、左右方向の2種類だけではなく、例えば、
中央位置と左右方向の3種類の仕分けを行うようにする
ことも可能である。
【0111】(7)上記実施形態では、画像形成装置1
は複写機を構成したものであるが、プリンタ、ファクシ
ミリ装置、それらの複合機等として構成することも可能
である。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び2の
発明によれば、画像データに基づいて画像を記録紙に記
録する画像形成手段と、画像形成手段から排出された記
録紙を仕分ける仕分け手段と、仕分け手段により仕分け
られた記録紙を受け取る用紙受取手段と、複数の記憶領
域のうちの1の記憶領域に複数の画像データが存在し、
かつ該記憶領域の画像データに基づく画像の記録が指令
されたときには各画像データに対応する画像が記録され
た記録紙を画像データ毎に仕分けるように仕分け手段を
制御する制御手段とを備えているので、各画像データに
対応する記録紙が用紙受取手段に排出された後で各画像
データ毎に記録紙を仕分ける必要がなくなる結果、利便
性に優れたものとすることができる。
【0113】また、請求項3の発明によれば、制御手段
は、記憶手段の複数の記憶領域にそれぞれ画像データが
存在し、かつ各記憶領域の画像データに基づく画像の記
録が指令されたときには各画像データに対応する画像が
記録された記録紙を記憶領域毎に仕分けるように仕分け
手段を制御するので、各記憶領域に対応する記録紙が用
紙受取手段に排出された後で各記憶領域毎に記録紙を仕
分ける必要がなくなる結果、利便性に優れたものとする
ことができる。
【0114】また、請求項4の発明によれば、制御手段
は、記憶手段の複数の記憶領域に同種情報の画像データ
が存在し、かつ各記憶領域の同種情報の画像データに基
づく画像の記録が指令されたときには各画像データに対
応する画像が記録された記録紙を同種情報別に仕分ける
ように仕分け手段を制御するので、記録紙が用紙受取手
段に排出された後で記録紙を仕分けて同種情報別に一纏
めにする必要がなくなる結果、利便性に優れたものとす
ることができる。また、各記憶領域から読み出される同
種情報が1種類のみの場合、各記憶領域に対応する記録
紙は仕分け手段により仕分けられて一纏めにされるの
で、記録紙を用紙受取手段から取り出すだけでよいこと
になる結果、利便性に優れたものとすることができる。
【0115】また、請求項5の発明によれば、複数の記
憶領域はパスワードが設定される記憶領域とパスワード
が設定されない記憶領域とからなり、パスワードが設定
される記憶領域に記憶された画像データは、設定された
パスワードと一致するパスワードが入力されたときにの
み読み出し可能にされ、パスワードが設定されない記憶
領域に記憶された画像データは、該記憶領域に画像デー
タが記憶されたときにパスワードの入力とは無関係に読
み出し可能にされるものであるため、パスワードが設定
される記憶領域に記憶された画像データについては機密
性に優れたものとすることができ、パスワードが設定さ
れない記憶領域に記憶された画像データについては不特
定の者であっても記録することができる結果、目的に応
じて記憶領域を使い分けることができ、利便性に優れた
ものとすることができる。
【0116】また、請求項6の発明によれば、画像デー
タに基づいて画像を記録紙に記録する画像形成手段と、
画像形成手段から排出された記録紙を仕分ける仕分け手
段と、仕分け手段により仕分けられた記録紙を受け取る
用紙受取手段と、記憶手段の複数の記憶領域にそれぞれ
画像データが存在し、かつ各記憶領域の画像データに基
づく画像の記録が指令されたときには各画像データに対
応する画像が記録された記録紙を記憶領域毎に仕分ける
ように仕分け手段を制御する制御手段とを備えているの
で、各記憶領域に対応する記録紙が用紙受取手段に排出
された後で各記憶領域毎に記録紙を仕分ける必要がなく
なる結果、利便性に優れたものとすることができる。
【0117】また、請求項7の発明によれば、画像デー
タに基づいて画像を記録紙に記録する画像形成手段と、
画像形成手段から排出された記録紙を仕分ける仕分け手
段と、仕分け手段により仕分けられた記録紙を受け取る
用紙受取手段と、記憶手段の複数の記憶領域に同種情報
の画像データが存在し、かつ各記憶領域の同種情報の画
像データに基づく画像の記録が指令されたときに各画像
データに対応する画像が記録された記録紙を同種情報別
に仕分けるように仕分け手段を制御する制御手段とを備
えているので、記録紙が用紙受取手段に排出された後で
記録紙を仕分けて同種情報別に一纏めにする必要がなく
なる結果、利便性に優れたものとすることができる。ま
た、各記憶領域から読み出される同種情報が1種類のみ
の場合、各記憶領域に対応する記録紙は仕分け手段によ
り仕分けられて一纏めにされるので、記録紙を用紙受取
手段から取り出すだけでよいことになる結果、利便性に
優れたものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像形成装置の内部
構成を概略的に示す図である。
【図2】図1に示す画像形成装置の有する機能を説明す
るための図で、(a)は画像データ別出力の機能、
(b)はボックス別出力の機能、(c)は情報別出力の
機能を説明するものである。
【図3】図1に示す画像形成装置に用いられる中間トレ
イの平面図である。
【図4】図1に示す画像形成装置の制御構成を示すブロ
ック図である。
【図5】図4に示す制御構成における記憶部の構造を説
明するための図である。
【図6】図5に示す記憶部の画像データに付与される文
書管理データの構造を示す図である。
【図7】図4に示す制御構成を有する画像形成装置の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図8】図4に示す制御構成を有する画像形成装置の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図9】図4に示す制御構成を有する画像形成装置の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図10】図4に示す制御構成を有する画像形成装置の
動作を説明するためのフローチャートである。
【図11】図4に示す制御構成を有する画像形成装置の
動作を説明するためのフローチャートである。
【図12】図1に示す画像形成装置のスタックトレイ上
に排出される記録紙の集積状態を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 画像形成装置部 3 用紙後処理部 4 本体部 5 原稿読取部 6 自動原稿給送部 8 制御部(制御手段) 39 ビン位置検出部(仕分け手段) 44 画像形成部(画像形成手段) 87 記憶部(記憶手段) 344 仕分け手段 361 スタックトレイ(用紙受取手段) 381 ビン(用紙受取手段) 383 螺旋カム(仕分け手段)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 108 H04N 1/44 5C075 1/44 B41J 29/00 Z (72)発明者 中間 優 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP04 AQ06 AS02 BB10 CL08 HH03 HJ04 HJ07 HJ10 HK02 HK05 HK06 HK11 HK15 HL01 HN04 HN05 HN16 HN18 HN19 2C087 AA09 AB01 AB05 AC08 BC02 BD01 BD51 CB16 DA14 DA16 DA18 2H072 FC12 3F050 CA08 LA02 LB03 5C062 AA05 AB22 AB35 AB42 AB53 AC04 AC15 AC22 AF00 AF12 5C075 EE02 FF03 FF90

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像データを複数の記憶領域を有す
    る記憶手段の所定の記憶領域に記憶させ、この記憶領域
    から画像データを読み出して画像を記録紙に記録するよ
    うにした画像形成装置であって、前記画像データに基づ
    いて画像を記録紙に記録する画像形成手段と、該画像形
    成手段から排出された記録紙を仕分ける仕分け手段と、
    該仕分け手段により仕分けられた記録紙を受け取る用紙
    受取手段と、前記複数の記憶領域のうちの1の記憶領域
    に属性の異なる複数の画像データが存在し、かつ該記憶
    領域の画像データに基づく画像の記録が指令されたとき
    には各画像データに対応する画像が記録された記録紙を
    画像データ毎に仕分けるように前記仕分け手段を制御す
    る制御手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記各画像データには仕分け情報が付与
    されており、前記制御手段は、前記仕分け情報に基づい
    て前記仕分け手段を制御することを特徴とする請求項1
    記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記記憶手段の複数の
    記憶領域にそれぞれ画像データが存在し、かつ各記憶領
    域の画像データに基づく画像の記録が指令されたときに
    は各画像データに対応する画像が記録された記録紙を記
    憶領域毎に仕分けるように前記仕分け手段を制御するこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記記憶手段の複数の
    記憶領域に同種情報の画像データが存在し、かつ各記憶
    領域の同種情報の画像データに基づく画像の記録が指令
    されたときには各画像データに対応する画像が記録され
    た記録紙を同種情報別に仕分けるように前記仕分け手段
    を制御することを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記複数の記憶領域は、パスワードが設
    定される記憶領域とパスワードが設定されない記憶領域
    とからなり、前記パスワードが設定される記憶領域に記
    憶された画像データは、前記設定されたパスワードと一
    致するパスワードが入力されたときにのみ読み出し可能
    にされ、前記パスワードが設定されない記憶領域に記憶
    された画像データは、該記憶領域に画像データが記憶さ
    れたときにパスワードの入力とは無関係に読み出し可能
    にされることを特徴とする請求項1、3又は4記載の画
    像形成装置。
  6. 【請求項6】 入力画像データを複数の記憶領域を有す
    る記憶手段の所定の記憶領域に記憶させ、この記憶領域
    から画像データを読み出して画像を記録紙に記録するよ
    うにした画像形成装置であって、前記画像データに基づ
    いて画像を記録紙に記録する画像形成手段と、該画像形
    成手段から排出された記録紙を仕分ける仕分け手段と、
    該仕分け手段により仕分けられた記録紙を受け取る用紙
    受取手段と、前記記憶手段の複数の記憶領域にそれぞれ
    画像データが存在し、かつ各記憶領域の画像データに基
    づく画像の記録が指令されたときに各画像データに対応
    する画像が記録された記録紙を記憶領域毎に仕分けるよ
    うに前記仕分け手段を制御する制御手段とを備えたこと
    を特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 入力画像データを複数の記憶領域を有す
    る記憶手段の所定の記憶領域に記憶させ、この記憶領域
    から画像データを読み出して画像を記録紙に記録するよ
    うにした画像形成装置であって、前記画像データに基づ
    いて画像を記録紙に記録する画像形成手段と、該画像形
    成手段から排出された記録紙を仕分ける仕分け手段と、
    該仕分け手段により仕分けられた記録紙を受け取る用紙
    受取手段と、前記記憶手段の複数の記憶領域に同種情報
    の画像データが存在し、かつ各記憶領域の同種情報の画
    像データに基づく画像の記録が指令されたときには各画
    像データに対応する画像が記録された記録紙を同種情報
    別に仕分けるように前記仕分け手段を制御する制御手段
    とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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