JPH061248U - 飲料容器用巻装具 - Google Patents

飲料容器用巻装具

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Publication number
JPH061248U
JPH061248U JP3176191U JP3176191U JPH061248U JP H061248 U JPH061248 U JP H061248U JP 3176191 U JP3176191 U JP 3176191U JP 3176191 U JP3176191 U JP 3176191U JP H061248 U JPH061248 U JP H061248U
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JP
Japan
Prior art keywords
metal plate
heat insulating
container
superposed
insulating plate
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Pending
Application number
JP3176191U
Other languages
English (en)
Inventor
雄一郎 杉本
Original Assignee
株式会社ワールドチェリー
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ワールドチェリー filed Critical 株式会社ワールドチェリー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 缶飲料などの容器に衝当すると自動的に巻き
つき、また巻きついた部分を持つと高温に加熱されたり
冷えきった容器でも安全に取り扱われるとともに断熱効
果によって内部飲料の保温・保冷が図られる。 【構成】 側面湾曲状で薄い細長形の金属板1に発泡弾
性材からなる断熱版2を重合し、該断熱版2と金属板1
の他面に、これらを覆う大きさとしたビニール等の外シ
ート3・4を夫々重合し且つ該シート同士の周縁部Pを
相互に固着したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、缶・びんなどの飲料用容器に巻きつけて使用する巻装具に関する。
【0002】
【従来の技術】
茶・コーヒーなどを高温に過熱した容器や、清涼飲料などの冷えきった容器は そのままでは頗るもちづらいのと、体温や外気に触れると保温・保冷効果が低下 するために風味が落ちる等の問題がある。 そこで従来はこれら容器にハンカチなどの布類を巻きつけたり、竹細工製等の カバーを掛装する手段がとられていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで布類を巻きつける方法は、一時しのぎにはなっても布目を通して熱が じかに伝わりやすいので長く持っていることができないのと、冷えた飲料の場合 は放熱現象によって保冷効果が低下し、更には容器外側のしずくによってハンカ チなどが湿り気をおびて感触が悪くなる等の欠点がある。 また竹製カバーの場合は作製が面倒で高価になるのと容器の大小によってはフ ィットしないので使用しづらく、しかも携帯には不向きのため使用範囲もおのづ から限定されるという問題点があった。
【0004】 本考案は上述のような従来の実状に鑑みてなされたものであり、その目的とす るところは、大小の筒状容器にフィットして持ちやすく、しかも保温・保冷効果 にすぐれ、簡単な構造のため取扱い及び携帯に便利で安価に得られる飲料容器用 巻装具を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために本考案は以下のような技術手段をとるものであっ て、すなわち凸面1aを押圧すると全体が巻き込み状に円曲する側面湾曲状の細 長形金属板1の片面に、発泡弾性材からなる断熱版2を重合し、該断熱版と金属 板1の他面に、これらを覆う大きさとしたビニール等の外シート3・4を夫々重 合し且つ該外シート同士の周縁部Pを相互に固着したことを特徴とするものであ る。なお断熱版2は第1図示のように金属板1の凸面1a側に設けても、第4図 示のように凹面1b側に設けてもよい。
【0006】
【作用】
内部の金属板は凸面側より圧力が加わると湾曲状から扁平状に変形し、同時に 全体が巻き込まれ円曲する。したがって缶コーヒーなどの容器表面に凸面側の外 面を衝当して手を離すと容器表面の押圧を受けて全体が直ちに容器表面に巻きつ き密着する。
【0007】
【実施例】
図1に示したように側面が湾曲状で薄い細長形の金属板1は鋼・合金等で構成 されており、凸面1aを押圧すると形状記憶効果により湾曲状から扁平状に変形 すると同時に全体が凸面側に巻き込まれ円曲するという周知の性質をそなえてい る(図3参照)。そして凸面1aに、細長形で扁平な発泡弾性材、例えばビニフ ォーム・ウレタンなどの断熱版2を重合してある。
【0008】 上記の断熱版2には、縦横幅を大とした塩化ビニールからなる外シート3が重 合してあり、また金属板1の凹面1bには外シート3と対をなす他の外シート4 が重合してある。
【0009】 しかして外シート3・4同士は、その前後左右の周縁部Pを重合し高周波ウエ ルダーによって溶着するので、図2のように金属板1に沿って弧を描く。したが って外シート3側を押圧すると図6のように全体が巻き込み状となる。
【0010】 断熱版2は、図4に示した実施例のように金属板1の凹面1b側に設けてもよ く、この場合図5に示すように型押しによってキルティング加工Kを施すと一層 風合いが増す。
【0011】 図7における容器5は、例えば過熱された筒状のコーヒー缶であり、これに本 案具を巻きつけた状態を示している。すなわち凸面1a側の外シート3を容器5 の表面に衝当させると、金属板1の作用で直線状の本案具は容器の外側に沿って 巻きつき密着する。すなわち缶の大きさに順応した円曲状態となるものであり、 本案具を握持することにより手のひらには容器の高熱が伝わらない。
【0012】 なお外シート3・4はビニールに限らず布・皮革などで形成してもよく、また 表面を着色模様などで印刷することにより見映えのある製品となることは勿論で ある。
【0013】
【考案の効果】
本考案は以下のような特有の効果を奏する。 (1)内部に断熱材を設けたので保温・保冷効果にすぐれ、飲料の風味を損なう ことがなく取り扱われるとともに、容器の熱が手のひらに伝わらないので加熱さ れたものでも安心して握持できる。 (2)冷えきったものでも本案を巻装すればしずくが手のひらに移らず衛生的で 感触もよい。 (3)容器の大小にかかわらずフィットするので容器が持ちやすい。 (4)容器に向けて衝当し手を離せば自動的に巻きつくので操作が簡単であり、 しかも興趣をもって扱われる。 (5)構造簡単で安価に得られ、繰り返し使用ができるので経済的である。 (6)直線状のままでも円曲した状態でも携行できるので随時随所で手軽な使用 が可能となる。
【提出日】平成3年10月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】 図8は外シート4にマジックテープ片6を固着した本考案 の他の実施例を示したものであり、全体が円曲状になるとマジックテープ片6は 外側に位置する。したがって図9のようにあらかじめ固定壁8に前記マジックテ ープ片6と対応する相手方マジックテープ片7を固着しておくと、マジックテー プ片6・7の合体により本案具を巻きつけた容器5は固定壁8に沿って支架され るので、例えば容器の置き場所を設けていない車内などにも手軽に取付けること ができる。 また該マジックテープ片を固着した本案具は飲料容器に限らず一輪挿しのよう な軽量容器にも利用できる利便がある 。 なお、いずれの実施例においても外シート3.4はビニールに限らず布・皮革 などで形成してもよく、更に表面を着色模様で印刷することにより見映えの る製品となることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案各部材の斜視図である。
【図2】本考案の縦断側面図である。
【図3】金属板を円曲する状態の斜視図である。
【図4】他の実施例を示す部材の斜視図である。
【図5】表面にキルティング加工を施した本考案の斜視
図である。
【図6】全体の円曲状態斜視図である。
【図7】本案具を容器に巻きつけた状態の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 金属板 1a 凸面 1b 凹面 2 断熱版 3・4 外シート P 周縁部
【手続補正書】
【提出日】平成3年10月7日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図8】 マジックテープ片を固着した本案具の実施例
斜視図である。
【図9】 図8の巻装具で容器を固定壁に支架した側面
図である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8、図9
【補正方法】追加
【補正内容】
【図8】
【図9】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凸面を押圧すると全体が巻き込み状に円
    曲する側面湾曲状の細長形金属板の片面に、発泡弾性材
    からなる断熱版を重合し、該断熱版と金属板の他面に、
    これらを覆う大きさとしたビニール等の外シートを夫々
    重合し且つ該外シート同士の周縁部Pを相互に固着して
    なる飲料容器用巻装具。
  2. 【請求項2】 断熱版を、金属板の凸面側に設けてなる
    請求項1記載の飲料容器用巻装具。
  3. 【請求項3】 断熱版を、金属板の凹面側に設けてなる
    請求項1記載の飲料容器用巻装具。
JP3176191U 1991-01-30 1991-04-09 飲料容器用巻装具 Pending JPH061248U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3176191U JPH061248U (ja) 1991-01-30 1991-04-09 飲料容器用巻装具

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP866591 1991-01-30
JP3-8665 1991-01-30
JP3176191U JPH061248U (ja) 1991-01-30 1991-04-09 飲料容器用巻装具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH061248U true JPH061248U (ja) 1994-01-11

Family

ID=26343225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3176191U Pending JPH061248U (ja) 1991-01-30 1991-04-09 飲料容器用巻装具

Country Status (1)

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JP (1) JPH061248U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100710847B1 (ko) * 2005-07-29 2007-05-02 주식회사 엘림코퍼레이션 복원력이 있는 판상의 보온 및 보냉 유지기

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100710847B1 (ko) * 2005-07-29 2007-05-02 주식회사 엘림코퍼레이션 복원력이 있는 판상의 보온 및 보냉 유지기

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