JPH026690B2 - - Google Patents
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- JPH026690B2 JPH026690B2 JP1956581A JP1956581A JPH026690B2 JP H026690 B2 JPH026690 B2 JP H026690B2 JP 1956581 A JP1956581 A JP 1956581A JP 1956581 A JP1956581 A JP 1956581A JP H026690 B2 JPH026690 B2 JP H026690B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D1/00—Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
- B65D1/22—Boxes or like containers with side walls of substantial depth for enclosing contents
- B65D1/26—Thin-walled containers, e.g. formed by deep-drawing operations
- B65D1/265—Drinking cups
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は使い捨て容器、特定すれば飲料用の使
い捨てプラスチツクコツプに関するものである。
い捨てプラスチツクコツプに関するものである。
従来の使い捨てプラスチツクコツプは、使用さ
れるプラスチツクの量を最小限に抑えてコツプの
生産コストを減じるたもに側壁部が薄く形成され
ていた。そのように薄肉に形成されたコツプの側
壁部は断熱効果に乏しく、したがつてそのような
コツプに熱い飲料が入れられた時には、そのコツ
プを持つことは心地良いことではなく、あるいは
素手のままでそのコツプを持つことが不可能にな
ることさえある。このようなコツプは一般に、例
えば熱成型による均一な肉厚の側壁部を有するも
のであり、そしてこのようなコツプの側壁部にリ
ブやうねを設けて使用者の指とコツプとの接触面
積を小さくし、もつと心地良く持たれ得るコツプ
を提供しようとする試みもすでになされてきた。
しかし実際には指の柔らかい部分がそのようなう
ねの間に入り込み、したがつて指とコツプとの接
触面積は、平らな側壁部からなるコツプを持つ場
合に比べて何ら小さくなるものではない。また、
使い捨てプラスチツクコツプの側壁部を、一方あ
るいは双方の壁面に突起あるいはうねが設けられ
た二重壁構造とし、コツプが握られる部分におい
てこれらの2つの壁が接触する面積を小さくしよ
うとする試みもすでになされてきた。このように
してコツプが握られる部分の側壁部に設けられた
空気層は、コツプ内の熱い飲料から使用者の指へ
の熱伝導を妨げる十分な断熱作用を果たす。しか
し、このような二重壁構造のコツプは製造が困難
であり、また同じ大きさの一枚壁構造のコツプと
比べると原料のプラスチツクをより多く必要とす
る。したがつてそのような二重壁構造のコツプは
製造コストが高いものとなつていた。
れるプラスチツクの量を最小限に抑えてコツプの
生産コストを減じるたもに側壁部が薄く形成され
ていた。そのように薄肉に形成されたコツプの側
壁部は断熱効果に乏しく、したがつてそのような
コツプに熱い飲料が入れられた時には、そのコツ
プを持つことは心地良いことではなく、あるいは
素手のままでそのコツプを持つことが不可能にな
ることさえある。このようなコツプは一般に、例
えば熱成型による均一な肉厚の側壁部を有するも
のであり、そしてこのようなコツプの側壁部にリ
ブやうねを設けて使用者の指とコツプとの接触面
積を小さくし、もつと心地良く持たれ得るコツプ
を提供しようとする試みもすでになされてきた。
しかし実際には指の柔らかい部分がそのようなう
ねの間に入り込み、したがつて指とコツプとの接
触面積は、平らな側壁部からなるコツプを持つ場
合に比べて何ら小さくなるものではない。また、
使い捨てプラスチツクコツプの側壁部を、一方あ
るいは双方の壁面に突起あるいはうねが設けられ
た二重壁構造とし、コツプが握られる部分におい
てこれらの2つの壁が接触する面積を小さくしよ
うとする試みもすでになされてきた。このように
してコツプが握られる部分の側壁部に設けられた
空気層は、コツプ内の熱い飲料から使用者の指へ
の熱伝導を妨げる十分な断熱作用を果たす。しか
し、このような二重壁構造のコツプは製造が困難
であり、また同じ大きさの一枚壁構造のコツプと
比べると原料のプラスチツクをより多く必要とす
る。したがつてそのような二重壁構造のコツプは
製造コストが高いものとなつていた。
断熱材料(例えば発泡ポリスチレンなど)製の
コツプは自動販売機械による取扱いが難しく、消
費者からの苦情を受けるものとなつていた。
コツプは自動販売機械による取扱いが難しく、消
費者からの苦情を受けるものとなつていた。
使い捨てコツプに充分な断熱効果を与えようと
する際に発生する上記のような問題を解決する方
法の1つとして、コツプ側壁の握られる部分の有
効厚さを大きくするためにこの部分に発泡プラス
チツクからなる付加層を設けることもすでに考え
られている。このような付加層に用いられる材料
は普通、発泡ポリスチレンである。しかしこの発
泡ポリスチレンはかなり固くてもろいものであ
る。発泡ポリスチレンが取り付けられるコツプの
側壁部は一般にテーパの付いた円筒状に形成され
るから、発泡ポリスチレンをその部分に確実に固
着させるためには、発泡ポリスチレンのスリーブ
を同様にテーパを付けて成型するか、あるいはシ
ート状プラスチツクから弓形の小片を切り出して
それを接着剤を用いてコツプに貼り付けることが
必要となる。上記のどちらの方法も用いるにして
も、加工作業は面倒で費用も高くつくものとな
る。
する際に発生する上記のような問題を解決する方
法の1つとして、コツプ側壁の握られる部分の有
効厚さを大きくするためにこの部分に発泡プラス
チツクからなる付加層を設けることもすでに考え
られている。このような付加層に用いられる材料
は普通、発泡ポリスチレンである。しかしこの発
泡ポリスチレンはかなり固くてもろいものであ
る。発泡ポリスチレンが取り付けられるコツプの
側壁部は一般にテーパの付いた円筒状に形成され
るから、発泡ポリスチレンをその部分に確実に固
着させるためには、発泡ポリスチレンのスリーブ
を同様にテーパを付けて成型するか、あるいはシ
ート状プラスチツクから弓形の小片を切り出して
それを接着剤を用いてコツプに貼り付けることが
必要となる。上記のどちらの方法も用いるにして
も、加工作業は面倒で費用も高くつくものとな
る。
本発明による使い捨てプラスチツク容器は、底
板とこの底板から周縁部まで上方に延びる側壁部
とを有する一枚壁構造のコツプ、およびこのコツ
プの側壁部の周囲の一部に巻き付けられた発泡プ
ラスチツク製帯状体とからなるものである。この
帯状体はコツプに巻設される前の、力が加えられ
ない状態においては上縁部の長さと下縁部の長さ
とがほぼ同一であるが、十分伸縮性に富む材料に
より形成されるので、コツプに巻き付けられる際
には引き延ばされて完全な円筒状ではないコツプ
の側壁部にも緊密に固着されるようになつてい
る。
板とこの底板から周縁部まで上方に延びる側壁部
とを有する一枚壁構造のコツプ、およびこのコツ
プの側壁部の周囲の一部に巻き付けられた発泡プ
ラスチツク製帯状体とからなるものである。この
帯状体はコツプに巻設される前の、力が加えられ
ない状態においては上縁部の長さと下縁部の長さ
とがほぼ同一であるが、十分伸縮性に富む材料に
より形成されるので、コツプに巻き付けられる際
には引き延ばされて完全な円筒状ではないコツプ
の側壁部にも緊密に固着されるようになつてい
る。
我々は上記帯状体を形成する材料として発泡ポ
リエチレンが適していることを発見したが、その
他の弾力性を有する発泡プラスチツクが使用され
てもよい。
リエチレンが適していることを発見したが、その
他の弾力性を有する発泡プラスチツクが使用され
てもよい。
上記帯状体は、発泡プラスチツクにて作られた
円筒状のパイプを適当な長さ切り取り、これをコ
ツプに嵌着させて形成することができる。さらに
はこの帯状体は、例えばロール状に巻かれた発泡
プラスチツクシートから切り取られる長方形状の
もので、接着剤や両面粘着テープ、あるいは熱溶
着によつてコツプの側壁部に貼付されるようにな
つていてもよい。本発明によれば、前記帯状体は
製造材料から適宜切り取つて形成され、比較的簡
単な操作によつてコツプに固着され得る。
円筒状のパイプを適当な長さ切り取り、これをコ
ツプに嵌着させて形成することができる。さらに
はこの帯状体は、例えばロール状に巻かれた発泡
プラスチツクシートから切り取られる長方形状の
もので、接着剤や両面粘着テープ、あるいは熱溶
着によつてコツプの側壁部に貼付されるようにな
つていてもよい。本発明によれば、前記帯状体は
製造材料から適宜切り取つて形成され、比較的簡
単な操作によつてコツプに固着され得る。
上記帯状体はコツプの周囲に設けられた円環状
の凹部内に配設されてもよい。
の凹部内に配設されてもよい。
本発明による使い捨てプラスチツク容器の製造
方法は、底板とこの底板から周縁部まで上方に延
びる側壁部とを有するコツプを用意し、このコツ
プに固着される以前の力が加えられない状態にお
いては上縁部の長さと下縁部の長さとが等しい伸
張可能な発泡プラスチツク製帯状体を前記コツプ
のテーパが付けられた側壁部の周囲の一部分に巻
設することを特徴とするものである。
方法は、底板とこの底板から周縁部まで上方に延
びる側壁部とを有するコツプを用意し、このコツ
プに固着される以前の力が加えられない状態にお
いては上縁部の長さと下縁部の長さとが等しい伸
張可能な発泡プラスチツク製帯状体を前記コツプ
のテーパが付けられた側壁部の周囲の一部分に巻
設することを特徴とするものである。
以下、図面を参照して本発明の実施例について
説明する。
説明する。
第1図、第2図において、熱成型される薄手の
プラスチツクコツプ10は底板11と、この底板
からリム13まで大略上方に延びる側壁12とか
らなる。コツプの側壁の外側、上方から3分の1
の部分は、側壁が隣接する上下の部分よりも内方
に凹むことによつて形成された幅広の環状の溝部
14となつている。この溝部14内には発泡ポリ
エチレン製の帯状体15が配設され、この溝部に
おけるコツプの実際上の肉厚が増大されている。
したがつてこの容器に熱い液体が入れられても、
使用者はこの部分を持つことにより心地良く容器
を持つことが可能となる。帯状体15はコツプに
取り付けられる前の、力が加えられない状態にお
いては、上縁部の長さと下縁部の長さが等しくな
るように形成されている。しかし発泡ポリエチレ
ンは充分な伸張性を備えているので、溝部14の
底面を構成しているコツプの側壁12がテーパ状
になつていても、良く伸びてしわを起こすことな
くこの側壁に密着する。我々が採用した発泡ポリ
エチレンの代表例は、英国・ロンドン・バナース
トリート(Banner Street,London EC1)のス
パイサー・コーワン・リミテツド(Spicer−
Cowan Ltd。)製1.5mm厚セレイア(Cellaire)で
ある。
プラスチツクコツプ10は底板11と、この底板
からリム13まで大略上方に延びる側壁12とか
らなる。コツプの側壁の外側、上方から3分の1
の部分は、側壁が隣接する上下の部分よりも内方
に凹むことによつて形成された幅広の環状の溝部
14となつている。この溝部14内には発泡ポリ
エチレン製の帯状体15が配設され、この溝部に
おけるコツプの実際上の肉厚が増大されている。
したがつてこの容器に熱い液体が入れられても、
使用者はこの部分を持つことにより心地良く容器
を持つことが可能となる。帯状体15はコツプに
取り付けられる前の、力が加えられない状態にお
いては、上縁部の長さと下縁部の長さが等しくな
るように形成されている。しかし発泡ポリエチレ
ンは充分な伸張性を備えているので、溝部14の
底面を構成しているコツプの側壁12がテーパ状
になつていても、良く伸びてしわを起こすことな
くこの側壁に密着する。我々が採用した発泡ポリ
エチレンの代表例は、英国・ロンドン・バナース
トリート(Banner Street,London EC1)のス
パイサー・コーワン・リミテツド(Spicer−
Cowan Ltd。)製1.5mm厚セレイア(Cellaire)で
ある。
第3図は、上記のような帯状体をコツプに取り
付ける方法の1例を示すものである。直線状の両
縁を有する発泡ポリエチレン製帯状体16は、こ
の帯状体を長く巻いたロールから、コツプ10の
溝部14の下端部の周囲長さと同じ長さに切り取
られる。コツプは心軸17上に固定されこの心軸
はコツプとともに回転される。帯状体16はコツ
プの周囲に巻かれる際に前記溝部に接着される。
この際帯状体の上縁部は、溝部14の、周囲長さ
がより長い上方側端部周囲に完全に巻き付くよう
に引張られる。
付ける方法の1例を示すものである。直線状の両
縁を有する発泡ポリエチレン製帯状体16は、こ
の帯状体を長く巻いたロールから、コツプ10の
溝部14の下端部の周囲長さと同じ長さに切り取
られる。コツプは心軸17上に固定されこの心軸
はコツプとともに回転される。帯状体16はコツ
プの周囲に巻かれる際に前記溝部に接着される。
この際帯状体の上縁部は、溝部14の、周囲長さ
がより長い上方側端部周囲に完全に巻き付くよう
に引張られる。
第4図は帯状体をコツプ10に取り付ける方法
の別の例を示すものである。この場合、発泡ポリ
エチレン製の短管18はもつと長い管部材から切
り取られ、その後コツプが成型用の心軸17上に
あるうちにフインガー19を用いてコツプ10の
外周面上を移動させられる。短管18が溝部14
に対向する位置に来るとフインガー19は内方に
動かされ、そしてこのフインガーが第4図中左方
に戻される間、短管18は溝部に留まるように止
め金(図示せず)によつて支持される。短管18
はコツプ10に装着される前の、外力が加えられ
ない状態においては、長さ方向に亘つて均一な直
径を有するように形成されるが、コツプ側壁のテ
ーパが付いた溝部14に緊密に被着するように、
リム13に近い方の端部が引き延ばされる。
の別の例を示すものである。この場合、発泡ポリ
エチレン製の短管18はもつと長い管部材から切
り取られ、その後コツプが成型用の心軸17上に
あるうちにフインガー19を用いてコツプ10の
外周面上を移動させられる。短管18が溝部14
に対向する位置に来るとフインガー19は内方に
動かされ、そしてこのフインガーが第4図中左方
に戻される間、短管18は溝部に留まるように止
め金(図示せず)によつて支持される。短管18
はコツプ10に装着される前の、外力が加えられ
ない状態においては、長さ方向に亘つて均一な直
径を有するように形成されるが、コツプ側壁のテ
ーパが付いた溝部14に緊密に被着するように、
リム13に近い方の端部が引き延ばされる。
発泡プラスチツクからなる帯状体は、発泡体で
ないプラスチツクシート、例えば内面に裏返しの
印刷がなされた伸縮性あるいは熱収縮性のプラス
チツクフイルムなどによつて被覆されてもよい。
図示されている実施例に使用される場合、このプ
ラスチツクフイルムを実際に発泡プラスチツクの
帯状体に接着することは必ずしも必要ではない
が、伸縮性あるいは熱収縮性のプラスチツクフイ
ルムは発泡プラスチツク製帯状体を溝部14内に
保持する薄層として作用する。上記プラスチツク
シートは発泡プラスチツク製帯状体よりも幅が広
く形成され、溝部14の端部を越えて少しだけコ
ツプの側壁上に被着するようになされてもよい。
こうすることにより、プラスチツクシートによつ
て発泡プラスチツク製帯状体へのゴミの付着が防
止され得るようになる。このような容器は主に第
3図に示される方法と同様の方法を用い、発泡プ
ラスチツク製帯状体上にこの帯状体よりもわずか
に幅の広い伸縮性あるいは熱収縮性のプラスチツ
クシート部材を被着することによつて形成され得
る。次に両者は縁部において互いに熱溶着され、
これら両者からなるプラスチツク積層は、発泡プ
ラスチツク層が溝部14内に緊密に収容され、こ
の発泡プラスチツク層上に設けられた伸縮性シー
ト層が溝部14の両端部を越えてコツプ側壁部に
被着してコツプに固定される。前記プラスチツク
シート内面の裏返し印刷によつて宣伝あるいはそ
の他の表示を行なうことが可能となる。このプラ
スチツクシートの代表例としては、熱収縮性塩化
ビニールが挙げられる。
ないプラスチツクシート、例えば内面に裏返しの
印刷がなされた伸縮性あるいは熱収縮性のプラス
チツクフイルムなどによつて被覆されてもよい。
図示されている実施例に使用される場合、このプ
ラスチツクフイルムを実際に発泡プラスチツクの
帯状体に接着することは必ずしも必要ではない
が、伸縮性あるいは熱収縮性のプラスチツクフイ
ルムは発泡プラスチツク製帯状体を溝部14内に
保持する薄層として作用する。上記プラスチツク
シートは発泡プラスチツク製帯状体よりも幅が広
く形成され、溝部14の端部を越えて少しだけコ
ツプの側壁上に被着するようになされてもよい。
こうすることにより、プラスチツクシートによつ
て発泡プラスチツク製帯状体へのゴミの付着が防
止され得るようになる。このような容器は主に第
3図に示される方法と同様の方法を用い、発泡プ
ラスチツク製帯状体上にこの帯状体よりもわずか
に幅の広い伸縮性あるいは熱収縮性のプラスチツ
クシート部材を被着することによつて形成され得
る。次に両者は縁部において互いに熱溶着され、
これら両者からなるプラスチツク積層は、発泡プ
ラスチツク層が溝部14内に緊密に収容され、こ
の発泡プラスチツク層上に設けられた伸縮性シー
ト層が溝部14の両端部を越えてコツプ側壁部に
被着してコツプに固定される。前記プラスチツク
シート内面の裏返し印刷によつて宣伝あるいはそ
の他の表示を行なうことが可能となる。このプラ
スチツクシートの代表例としては、熱収縮性塩化
ビニールが挙げられる。
第1図は本発明の1実施例による容器を示す斜
視図、第2図は第1図の容器の一部を示す断面
図、第3図は帯状体を容器に巻設する方法の1例
を示す正面図、第4図は帯状体を容器に巻設する
方法の他の例を示す正面図である。 10……コツプ、11……底板、12……側
壁、13……リム、15,16……帯状体、18
……短管。
視図、第2図は第1図の容器の一部を示す断面
図、第3図は帯状体を容器に巻設する方法の1例
を示す正面図、第4図は帯状体を容器に巻設する
方法の他の例を示す正面図である。 10……コツプ、11……底板、12……側
壁、13……リム、15,16……帯状体、18
……短管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 底板11とこの底板から周縁部13まで大略
上方に延びる側壁部12を有する1枚壁構造のコ
ツプ、およびこのコツプの前記側壁部12の周囲
の一部に巻設された発泡プラスチツク製帯状体1
5からなり、前記帯状体15は伸縮性に富む材料
にて形成され、前記コツプに取り付けられる前の
外力が加えられない状態においては上縁部の長さ
と下縁部の長さがほぼ等しく、コツプへの巻設時
に引き延ばされてコツプ側壁部12のテーパ状部
分14に緊密に被着されたものであることを特徴
とする使い捨てプラスチツク容器。 2 前記帯状体15が発泡ポリエチレンからなる
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の使
い捨てプラスチツク容器。 3 前記帯状体15が、長さ方向に均一な径を有
する管18が前記コツプの外周上において引き延
ばされたものであることを特徴とする特許請求の
範囲第1項あるいは第2項記載の使い捨てプラス
チツク容器。 4 前記帯状体15が、前記コツプの側壁部14
に固着された長方形状部材16からなることを特
徴とする特許請求の範囲第1項あるいは第2項記
載の使い捨てプラスチツク容器。 5 前記帯状体15が、コツプの側壁部12の周
囲に設けられた環状溝部14内に配設されている
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項から第4
項いずれか1項記載の使い捨てプラスチツク容
器。 6 前記発泡プラスチツク製帯状体15の外周面
上に、非発泡性プラスチツクシート層が設けられ
ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項か
ら第5項いずれか1項記載の使い捨てプラスチツ
ク容器。 7 前記非発泡性プラスチツクシート層が、前記
環状溝部14の上下端部を越えて上下に延びてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の
使い捨てプラスチツク容器。 8 底板11とこの底板11から周縁部13まで
大略上方に延びる側壁部12とを有するコツプを
用意し、このコツプの側壁部12のテーパが付け
られた部分14の周囲の一部にこのコツプに固着
される前の外力が加えられない状態においては上
縁部の長さと下縁部の長さとが等しい伸張可能な
発泡プラスチツク製帯状体15を巻設することを
特徴とする使い捨てプラスチツク容器の製造方
法。 9 前記帯状体15が発泡ポリエチレンからなる
ことを特徴とする特許請求の範囲第8項記載の使
い捨てプラスチツク容器の製造方法。 10 前記帯状体15が、両縁部が直線状の細長
い発泡プラスチツク材料を切断することによつて
形成され、この帯状体が前記コツプの側壁部12
の周囲において引き伸ばされて該側壁部に固着さ
れることを特徴とする特許請求の範囲第9項記載
の使い捨てプラスチツク容器の製造方法。 11 前記発泡プラスチツク製帯状体15の外周
面に、非発泡性プラスチツクシート層が被着され
ることを特徴とする特許請求の範囲第10項記載
の使い捨てプラスチツク容器の製造方法。 12 発泡性プラスチツクのテープと、非発泡性
プラスチツクのテープを用い、両者を互いに密着
させて少なくとも一部において互いに接合させる
ことを特徴とする特許請求の範囲第11項記載の
使い捨てプラスチツク容器の製造方法。 13 前記帯状体15が、発泡材料製の長い管か
ら切り取られた、長さ方向に均一な径を有する管
であり、そしてこの管は引き延ばされて前記コツ
プの周囲に固着されることを特徴とする特許請求
の範囲第8項または第9項記載の使い捨てプラス
チツク容器の製造方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB8004435 | 1980-02-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56123253A JPS56123253A (en) | 1981-09-28 |
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