JP3027778U - 断熱掴持体を具えた缶詰容器 - Google Patents

断熱掴持体を具えた缶詰容器

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JP3027778U JP1996000478U JP47896U JP3027778U JP 3027778 U JP3027778 U JP 3027778U JP 1996000478 U JP1996000478 U JP 1996000478U JP 47896 U JP47896 U JP 47896U JP 3027778 U JP3027778 U JP 3027778U
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前澤  勉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 缶詰容器を食器として使用するときの缶詰容
器から発する熱を断ち、火傷することなく又は熱を奪わ
れることなく、安全に手に持つことのできる缶詰容器を
提供する。 【解決手段】 フリーズドライ食品F等の乾燥食品や加
熱又は冷却食品の食器として使用される缶詰容器20
と、この断熱掴持体10とから成り、上記断熱掴持体1
0は、多数の波形に加工した波形紙13を台紙15に貼
着して二重構造の断熱シート17を形成し、上記断熱シ
ート17の台紙15側を内側として缶詰容器20の外周
囲23に巻き付け、缶詰容器20の外周囲を被覆する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、うどん,そば,ラーメン等をフリーズドライ食品等の乾燥食品とし て、又、粥・しるこ等加熱して食する食品又は冷水や氷水を入れて食する食品と して缶詰に保存し、地震,台風等の災害時に開缶して熱湯を注入したり、加熱し 又は冷水を注入して食する缶詰容器に関し、特に、缶詰を食器として使用すると き缶詰容器からの熱を断つ断熱掴持体を具えた缶詰容器に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、うどん,そば,ラーメン等をフリーズドライ食品等の乾燥食品として保 存し、又、粥・しるこ等を加熱して食する加熱食品として缶詰に保存し、地震, 台風等の災害時に開缶してフリーズドライ食品に熱湯を注入したり、粥・しるこ 等を加熱して非常食とする防災用の缶詰が提供されている。そして、災害時には 、上記缶詰から取り出した乾燥食品や粥,ぜんざい等を別に用意した食器に移し 替えて、熱湯を注入したり、加熱調理して食する。上記防災用の缶詰は、災害以 外にも野外での食事や登山時の食事用にも盛んに利用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、災害時には、皿やカップの食器用具が整っているとは限らず、上記 缶詰を食器として使用することが考えられる。このとき缶詰容器に熱湯を注入し たり、缶詰容器を加熱すると、熱伝導率の良い缶詰容器から発する熱により、缶 詰容器を直接手に掴んで食事をすることは困難である。場合によっては、火傷の 危険さえある。又、加熱された缶詰容器が直接外気に触れているから、折角加熱 した食品がはやく冷めてしまうという問題もある。また、逆に冷水や氷水を入れ て食する冷却食品の場合も、熱伝導率の良い缶詰容器により熱を奪われ、缶詰容 器を直接手に掴んで食事をすることは困難となる。
【0004】 本考案は上記問題点に鑑み、特に、缶詰容器を食器として使用するときの缶詰 容器からの熱の授受を断つ断熱掴持体により缶詰容器の外周囲を被覆することで 、高温の場合は火傷することなく安全に手に持てるように、又、低温の場合も同 様に安全に手に持てるようになし、且つ保温性・保冷性を高めた缶詰容器を提供 することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1の断熱掴持体を具えた缶詰容器は、上記目的を達成するべく 、フリーズドライ食品等の乾燥食品や加熱又は冷却食品の食器として使用される 缶詰容器とこの断熱掴持体とから成り、上記断熱掴持体は、多数の波形に加工し た波形紙を台紙に貼着して二重構造の断熱シートを形成し、上記断熱シートの台 紙側を内側として缶詰容器の外周囲に巻き付けたものであることを特徴とするも のである。
【0006】 本考案の請求項1によると、多数の波形に加工した波形紙を台紙に貼着した二 重構造の断熱シートを、その台紙側を内側として缶詰容器の外周囲に巻き付ける ことにより、熱湯を注入し、又は加熱されて高温となった缶詰容器から発する熱 を断熱シートが断つ(冷却食品の場合は熱を奪われない)。よって、缶詰容器を 直接手に持っても断熱シートを介在して持つことになり火傷することなく(冷却 食品の場合は冷た過ぎることなく)安全に手に持って、食器として使用して飲食 することができる。又、缶詰容器から発する熱を断熱シートが遮断して保温性( 冷水時は保冷性)を高められる。
【0007】 本考案の請求項2の断熱掴持体を具えた缶詰容器は、請求項1記載の断熱掴持 体を具えた缶詰容器において、使用前に乾燥食品等とともに断熱シートを缶詰容 器内に封入させ、開缶後は上記断熱シートを缶詰容器の外周囲に巻き付けること を特徴とするものである。
【0008】 本考案の請求項2によると、使用前に乾燥食品等とともに断熱シートが缶詰容 器内に封入されている。これにより、使用前は缶詰外周面に印刷された表示を読 み取ることができ、非常食品である缶詰の保存管理が容易に行なえる。そして、 開缶後は上記断熱シートを乾燥食品等とともに缶詰容器から取り出し、この外周 囲に巻き付ける。これにより、熱湯を注入し、又は加熱されて高温となった缶詰 容器から発する熱を断熱シートが断つ(冷却食品の場合は熱を奪われない)。よ って、缶詰容器を直接手に持っても断熱シートを介在して持つことになり火傷す ることなく(冷却食品の場合は冷た過ぎることなく)安全に手に持てる。又、缶 詰容器から発する熱を断熱シートが遮断して保温性(冷水時は保冷性)を高めら れる。
【0009】 本考案の請求項3の断熱掴持体を具えた缶詰容器は、請求項1又は2記載の断 熱掴持体を具えた缶詰容器において、断熱シートの頂縁辺に位置する波形紙の一 部の波形を偏平状に押しつぶしたことを特徴とするものである。
【0010】 本考案の請求項3によると、波形紙の一部の波形を偏平状に押しつぶした断熱 シートを、その台紙側を内側として缶詰容器の外周囲に巻き付ける。そして、缶 詰容器を直接手に持っても断熱シートを介在して持つことになり火傷することな く(冷た過ぎることなく)安全に手に持てる。そして、その偏平状に押しつぶし た断熱シートの部分に、内容物が入り込むことを防げる。よって、偏平状に押し つぶした断熱シートの部分に口を付けて食物や飲物を直接飲食することができる 。
【0011】 本考案の請求項4の断熱掴持体を具えた缶詰容器は、請求項1又は3記載の断 熱掴持体を具えた缶詰容器において、断熱掴持体は、断熱シートを缶詰容器の外 周囲に巻き付けるとともに、缶詰容器の底面に装着したものであることを特徴と するものである。
【0012】 本考案の請求項4によると、断熱掴持体は、断熱シートを缶詰容器の外周囲と ともに、缶詰容器の底面に装着される。そして、缶詰容器が大きいものである場 合や底の浅いものである場合は底面を持つことになるが、缶詰容器を直接手に持 っても断熱シートを介在して持つことになり火傷することなく(冷た過ぎること なく)安全に手に持てる。又、缶詰容器から発する熱を有底筒状の断熱シートが 遮断して保温性(冷水時は保冷性)を一層高められる。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態を図について説明する。図1は本考案の缶詰容器と断 熱掴持体の斜視図であり、図2は缶詰容器と断熱掴持体の分解斜視図であり、図 3は断熱シートの側面図である。図4は本考案の缶詰容器と断熱掴持体の平面図 であり、図5,6は本考案の断熱掴持体を具えた缶詰容器の使用例を示す斜視図 である。図7は偏平状に押しつぶした断熱シートの使用例を示す正面図である。
【0014】 本考案の断熱掴持体10を具えた缶詰容器20の全体構成から説明する。図1 乃至図4において、先ず、缶詰容器20は、うどん,そば,ラーメン等をフリー ズドライ食品Fとして袋50に封入したものを保存したり、粥・しるこ等の加熱 して食する加熱食品として内部に保存している。尚、これらは袋50に封入され る場合もあるが、そのままの場合もある。上記缶詰容器20は適宜の高さHを持 つ円筒形に形成され、その頂面の蓋21はプルトップタイプ又は缶切りタイプの ものである。断熱掴持体10は、多数の波形に加工した波形紙13を台紙15に 貼着して二重構造の断熱シート17に形成している。上記断熱シート17は、そ の高さH´を缶詰容器20の高さHよりも僅か低くし、且つ缶詰容器20の外周 長とほぼ同じ長さLに裁断されている。これで、内側への屈曲が容易な台紙15 側を内側として缶詰容器20の外周囲23に巻き付け、両面接着テープ30や糊 ,面状ファスナー等により固定される。
【0015】 上記断熱掴持体10において、波形紙13に加工した多数の波形は、図3(a )に示すように、正弦波状の円弧(イ)を連続形成したり、図3(b)に示すよ うに、三角形波の山型(ロ)を連続形成したり、図3(c)に示すように、矩形 波の凹凸(ハ)を連続形成したものなどが採用される。この波形紙13を台紙1 5に貼着することにより、断熱作用を発揮する空間Sが造られているから、高温 (又は低温)側の缶詰容器20から手への熱伝導を抑える。尚、上記波形紙13 や台紙15に使用される紙質は、段ボール紙と同一のものが選択され、表面の摩 擦を大きくして、手に持ったとき滑らないものが選ばれる。
【0016】 上記断熱シート17は、台紙15の片面に多数の波形を加工した波形紙13を 貼着した二重構造であるから、内側への屈曲が容易な台紙15側を内側として缶 詰容器20の外周囲23に巻き付けられ、また、外径の細い缶詰容器20や他の ものへの巻き付けを容易にしてくれる。尚、図8に示すように、上記断熱シート 17の頂縁辺17Aに位置する波形紙13の一部13Aの波形を偏平状に押しつ ぶすこともできる。
【0017】 以上の構成を基にその作用や使用例を説明する。図5は、缶詰容器20内に、 うどん,そば,ラーメン等をフリーズドライ食品Fとして保存し、災害時に開缶 してフリーズドライ食品Fに熱湯を注入して加熱還元した食品とし、この缶詰容 器20を食器として使用する場合を示している。即ち、使用前保存時は、フリー ズドライ食品袋50等を缶詰容器20内に封入させている。又、缶詰容器20の 外周囲には断熱シート17を巻き付けて固定している。そして、開缶後は、缶詰 容器20内にやかん60等で熱湯Wを注入し、加熱還元した食品とする。又、図 6は他の使用例を示し、使用前保存時は、フリーズドライ食品袋50等とともに 断熱シート17を缶詰容器20内に封入させている。そして、開缶後は上記断熱 シート17を缶詰容器20の外周囲に巻き付け、両面接着テープ30や糊,面状 ファスナー等により固定する。この後、缶詰容器20内にやかん60等で熱湯W を注入し、加熱還元した食品とする。
【0018】 また、図7は、粥・しるこ等封入した缶詰容器20を鍋40の沸騰水Wで加熱 又は直接火で加熱した加熱食品とし、この缶詰容器20を食器として使用する場 合を示している。即ち、缶詰容器20の加熱時は断熱掴持体10を取外した状態 にして加熱処理する。加熱後は、断熱シート17をその屈曲が容易な台紙15側 を内側として缶詰容器20の外周囲3に巻き付け、両面接着テープ30や糊,面 状ファスナー等により固定する。
【0019】 上記のようにして、作られた加熱食品を入れた缶詰容器20は、その外周囲2 3に断熱掴持体10の断熱シート17が巻き付けられ、両面接着テープ30や糊 ,面状ファスナー等により固定されている。従って、波形紙13を台紙15に貼 着して、断熱作用を発揮する空間Sが波形紙13の凸部内に造られているから、 缶詰容器20の高温側から手への熱伝導を抑える。これにより、図8に示すよう に、缶詰容器20を直接手70に持っても断熱シート17を介在して持つことに なり火傷することなく安全に手に持て、缶詰容器20を食器として簡便に且つ安 心して食することができる。又、缶詰容器20から発する熱を断熱シート17が 遮断するので保温性を高めている。
【0020】 又、図8に示すように、断熱シート17は、波形紙13の一部13Aの波形を 偏平状に押しつぶした形状とすると、波形紙の空間に食物や飲物が進入するのを 防ぐことができ、その偏平状に押しつぶした断熱シートの一部13Aに口80を 付け、温かい加熱食品のスープ等をこぼすことなく確実に飲食することができる 。
【0021】 上記実施形態によると、以下のような効果を奏することができる。まず、多数 の波形に加工した波形紙を台紙に貼着した二重構造の断熱シートを、その台紙側 を内側として缶詰容器の外周囲に巻き付けることにより、缶詰容器から発する熱 を断熱シートが断つから、缶詰容器を直接手に持っても断熱シートを介在して持 つことになり火傷することなく安全に手に持って安心して飲食することができる る。これは、内容物が冷却食品の場合も同様であり、手から熱を奪うことを防止 して安全に手に持って安心して飲食できる。又、上記断熱シート17は、台紙1 5の片面に多数の波形を加工した波形紙13を貼着した二重構造であるから、内 側への屈曲が容易な台紙15側を内側として缶詰容器20の外周囲23に容易に 巻き付けられるし、細いものにも容易に巻き付けられる。又、波形紙13の表面 に多数の波形を加工したから、表面の摩擦を大きくして手に持ったとき滑らず持 ちやすい。更に、断熱シート17の断熱性を利用して加熱食品を冷めにくくする 保温性に優れるほか、冷水や氷等を入れたときはその保冷性に優れた効果を発揮 する。そして、使用後は、断熱シート17と缶詰容器20とが簡単に分離できる から、金属と紙との分別回収を容易にしてくれる効果がある。
【0022】 本考案は、上記実施形態に限定されることなく考案の要旨内において、設計変 更を成し得ること勿論である。例えば、缶詰容器20に納める食品は、加熱物に 限定されず冷水や氷を入れて食する冷却食品であってもよいことは前述のとおり である。又、断熱シート17もその台紙15や波形紙13の紙質及び形状はその 要求により、適宜に変更実施される。例えば、段ボール紙に替えて他の紙(和紙 や不織紙)や合成樹脂を素材とするものを使用することも可能である。又、上記 波形紙13の断面形状は、上記各種の波形に限定されず、台紙15との間に空気 層を形成すればよいのであるから、各種形状が採用可能である。更に、断熱シー ト17を予め缶詰容器20の円周径よりも小さな円弧状に成形加工し、又はテー パ状に成形しておけば、この断熱シート17を缶詰容器20の外周囲23に巻き 付けるとき、両面接着テープ30や糊,面状ファスナー等を使用しなくても断熱 シート17が持つ保持力で缶詰容器20の外周囲23に巻き付けることが可能で ある。
【0023】 又、図9〜10に示すように、断熱掴持体10は、断熱シート17を缶詰容器 20の外周囲に巻き付けるとともに、缶詰容器20の底面に装着することもでき る。図9に示すように、矩形状の断熱シート17に、缶詰容器20の底面形状と 合致した底面シート18を形成するとともに、その周囲に保持片19を形成し、 上記断熱シート17を缶詰容器20の外周囲に巻き付ける際に、保持片19を矩 形状の断熱シート17に折り込ませて底面シート18を缶詰容器20の底面に装 着する。尚、保持片19に変えて接着等の手段で底面に装着しても良い。
【0024】 上記実施形態によると、断熱掴持体10は、断熱シート17を缶詰容器20の 外周囲とともに底面にも装着した有底筒状のものとなり、缶詰容器20が大きい ものである場合や底の浅いものである場合に、缶詰容器20の底面を直接手に持 っても断熱シート17を介在して持つことになり火傷することなく(冷水時は冷 た過ぎることなく)安全に手に持てる。又、缶詰容器から発する熱を有底筒状の 断熱シートが遮断して保温性(冷水時は保冷性)を一層高められる効果がある。
【0025】
【効果】
以上のように本考案の請求項1によると、多数の波形に加工した波形紙を台紙 に貼着した二重構造の断熱シートを、その台紙側を内側として缶詰容器の外周囲 に巻き付けることにより、缶詰容器から発する熱を断熱シートが断つから、缶詰 容器を直接手に持っても断熱シートを介在して持つことになり火傷することなく 安全に手に持てるし、冷却食品の場合も冷た過ぎることなく安全に手に持てる。 よって、缶詰容器を食器として使用し簡便且つ安心して飲食ができる。又、缶詰 容器から発する熱を断熱シートが遮断して保温性(冷水時は保冷性)を高められ る効果がある。
【0026】 又、本考案の請求項2によると、使用前に乾燥食品等とともに断熱シートが缶 詰容器内に封入されているから、使用前は缶詰外周面に印刷された表示を読み取 ることができ、非常食品である缶詰の保存管理が容易に行なえる。そして、開缶 後は上記断熱シートを乾燥食品とともに缶詰容器から取り出しこの外周囲に巻き 付けられるから、缶詰容器を安全に手に持てるし、缶詰容器から発する熱を断熱 シートが遮断して保温性(冷水時は保冷性)が高められる効果がある。
【0027】 更に、本考案の請求項3によると、波形紙の一部の波形を偏平状に押しつぶし た断熱シートを、その台紙側を内側として缶詰容器の外周囲に巻き付けているか ら、その偏平状に押しつぶした断熱シートの部分に直接口を付けてもこぼすこと なく食物や飲物を確実に飲食することができる効果がある。
【0028】 又、本考案の請求項4によると、断熱掴持体は、断熱シートを缶詰容器の外周 囲とともに、缶詰容器の底面に装着されているから、缶詰容器が大きいものであ る場合や底の浅いものである場合に底面を直接手に持っても断熱シートを介在し て持つことになり安全に手に持てる。又、缶詰容器から発する熱を断熱シートが 遮断して保温性(冷水時は保冷性)を一層高められる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態を示す図で、缶詰容器と断熱
掴持体の斜視図である。
【図2】本考案の実施形態を示す図で、缶詰容器と断熱
掴持体の分解斜視図である。
【図3】本考案の実施形態を示す図で、断熱シートの側
面図である。
【図4】本考案の実施形態を示す図で、缶詰容器と断熱
掴持体の平面図である。
【図5】本考案の実施形態を示す図で、断熱掴持体を具
えた缶詰容器の使用例を示す斜視図である。
【図6】本考案の実施形態を示す図で、断熱掴持体を具
えた缶詰容器の他の使用例を示す斜視図である。
【図7】本考案の実施形態を示す図で、断熱掴持体を具
えた缶詰容器の更に他の使用例を示す斜視図である。
【図8】本考案の実施形態を示す図で、一部を偏平状に
した断熱シートの使用例を示す正面図である。
【図9】本考案の他の実施形態を示す図で、断熱シート
の展開図である。
【図10】本考案の他の実施形態を示す図で、断熱掴持
体を具えた缶詰容器を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 断熱掴持体 13 波形紙 13A 波形紙の上部端
縁 15 台紙 17 断熱シート 17A 頂縁辺 18 底面シート 19 保持片 20 缶詰容器 23 外周囲 30 両面接着テープ F フリーズドライ
食品(乾燥食品) 60 やかん 70 手

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フリーズドライ食品等の乾燥食品や加熱
    又は冷却食品の食器として使用される缶詰容器とこの断
    熱掴持体とから成り、上記断熱掴持体は、多数の波形に
    加工された波形紙を台紙に貼着して二重構造の断熱シー
    トを形成し、上記断熱シートの台紙側を内側として缶詰
    容器の外周囲に巻き付けたものであることを特徴とする
    断熱掴持体を具えた缶詰容器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の断熱掴持体を具えた缶詰
    容器において、使用前に乾燥食品等とともに断熱シート
    を缶詰容器内に封入させ、開缶後は上記断熱シートを缶
    詰容器の外周囲に巻き付けることを特徴とする断熱掴持
    体を具えた缶詰容器。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の断熱掴持体を具え
    た缶詰容器において、断熱シートの頂縁辺に位置する波
    形紙の一部の波形を偏平状に押しつぶしたことを特徴と
    する断熱掴持体を具えた缶詰容器。
  4. 【請求項4】 請求項1又は3記載の断熱掴持体を具え
    た缶詰容器において、断熱掴持体は、断熱シートを缶詰
    容器の外周囲に巻き付けるとともに、缶詰容器の底面に
    装着したものであることを特徴とする断熱掴持体を具え
    た缶詰容器。
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