JPH06124770A - 電気カーペット - Google Patents
電気カーペットInfo
- Publication number
- JPH06124770A JPH06124770A JP27445592A JP27445592A JPH06124770A JP H06124770 A JPH06124770 A JP H06124770A JP 27445592 A JP27445592 A JP 27445592A JP 27445592 A JP27445592 A JP 27445592A JP H06124770 A JPH06124770 A JP H06124770A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating element
- foil
- electric carpet
- heat
- net layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Carpets (AREA)
- Surface Heating Bodies (AREA)
- Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 折り曲げ耐久性が良く、かつ熱拡散性もあ
り、さらに発熱体の１次箔と２次箔とを確実に短絡させ
ることのできる電気カーペットを提供する。 【構成】 裏面材１の上に通電により発熱する発熱体２
を配設し、その発熱体２の上に表面材３を接合している
電気カーペットの発熱体２の面上に多孔質の金属箔ネッ
ト層４を配設する。
り、さらに発熱体の１次箔と２次箔とを確実に短絡させ
ることのできる電気カーペットを提供する。 【構成】 裏面材１の上に通電により発熱する発熱体２
を配設し、その発熱体２の上に表面材３を接合している
電気カーペットの発熱体２の面上に多孔質の金属箔ネッ
ト層４を配設する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、発熱体の熱伝導を良く
し、かつ発熱体が短絡温度に達してからの短絡時間を短
くできる電気カーペットに関するものである。
し、かつ発熱体が短絡温度に達してからの短絡時間を短
くできる電気カーペットに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に通電により発熱する発熱体を内蔵
した従来の電気カーペットは、例えば実開昭５７−８１
３１９の考案に開示されているように、図３の要部断面
図に示す採暖面としての表面材３、熱源としてのヒータ
などの発熱体２、裏地としての断熱材１１を順次積層
し、さらに表面材３と発熱体２との間に、その発熱体２
の熱を表面材３の各部にむらなく均一に伝えるための金
属板１３を配設し、これらを接着剤を介して接着してい
る。
した従来の電気カーペットは、例えば実開昭５７−８１
３１９の考案に開示されているように、図３の要部断面
図に示す採暖面としての表面材３、熱源としてのヒータ
などの発熱体２、裏地としての断熱材１１を順次積層
し、さらに表面材３と発熱体２との間に、その発熱体２
の熱を表面材３の各部にむらなく均一に伝えるための金
属板１３を配設し、これらを接着剤を介して接着してい
る。
【０００３】一方、上記のごとき電気カーペットを製作
する際には、電気カーペットの製造方法に関する特公平
１−３１２７８の発明に開示されているように、金属板
１３としては０．０２mm程度のアルミ箔が良いが、金属
板１３は極薄の部材であるため、積層作業時に折れ曲り
や破断を生じるため、そのアルミ箔からなる金属板１３
を補強材で補強している。ところが、金属板１３を補強
すればするほど発熱体２と金属板１３との間に補強材の
樹脂が断熱層を生じることになり、熱伝導が悪くなると
いう問題がある。
する際には、電気カーペットの製造方法に関する特公平
１−３１２７８の発明に開示されているように、金属板
１３としては０．０２mm程度のアルミ箔が良いが、金属
板１３は極薄の部材であるため、積層作業時に折れ曲り
や破断を生じるため、そのアルミ箔からなる金属板１３
を補強材で補強している。ところが、金属板１３を補強
すればするほど発熱体２と金属板１３との間に補強材の
樹脂が断熱層を生じることになり、熱伝導が悪くなると
いう問題がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来の
問題点を解決するためになされたものであり、従来の金
属板に代えて多孔質の金属箔ネット層を組み込むことに
より、従来の金属箔程度の重量で折り曲げ耐久性が良
く、かつ熱拡散性もあり、さらに発熱体と接するネット
先端が耐加重により発熱体にくい込み、発熱体の１次箔
と２次箔とがその間に設けた感温層の溶融時に、発熱体
の面上に設けた金属箔ネット層が１次箔と２次箔とを確
実に短絡させうる電気カーペットを提供することを目的
としている。
問題点を解決するためになされたものであり、従来の金
属板に代えて多孔質の金属箔ネット層を組み込むことに
より、従来の金属箔程度の重量で折り曲げ耐久性が良
く、かつ熱拡散性もあり、さらに発熱体と接するネット
先端が耐加重により発熱体にくい込み、発熱体の１次箔
と２次箔とがその間に設けた感温層の溶融時に、発熱体
の面上に設けた金属箔ネット層が１次箔と２次箔とを確
実に短絡させうる電気カーペットを提供することを目的
としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の電気カーペットは、裏面材の上に通電によ
り発熱する発熱体を配設し、その発熱体の上に表面材を
接合している電気カーペットの発熱体の面上に、多孔質
の金属箔ネット層を配設することを特徴としている。
め、本発明の電気カーペットは、裏面材の上に通電によ
り発熱する発熱体を配設し、その発熱体の上に表面材を
接合している電気カーペットの発熱体の面上に、多孔質
の金属箔ネット層を配設することを特徴としている。
【０００６】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
るが、図１はその一実施例における電気カーペットの要
部破断で示す斜視図であり、図２は図１の発熱体の部分
破断で示す拡大斜視図である。まず、図１において、１
は裏面材、２はその裏面材１の上に配設され、通電によ
り発熱する発熱体、そして３は発熱体１の上に接合して
いる電気カーペット用の表面材である。
るが、図１はその一実施例における電気カーペットの要
部破断で示す斜視図であり、図２は図１の発熱体の部分
破断で示す拡大斜視図である。まず、図１において、１
は裏面材、２はその裏面材１の上に配設され、通電によ
り発熱する発熱体、そして３は発熱体１の上に接合して
いる電気カーペット用の表面材である。
【０００７】次に、この発熱体２の面上に、多孔質の金
属箔ネット層４が配設されているが、この実施例の金属
箔ネット層４としては、例えば０．１mm線径で、網目
１．０mmスクエアのステンレス鋼のネット状のものを使
用している。また、この実施例の発熱体２としては、図
２に示すごとく、芯糸５Ａに１次箔５Ｂを巻き回し、そ
の外側を、例えばナイロンなどからなる感温層５Ｃと
し、その外側に２次箔５Ｄを巻回し、全体を絶縁層５Ｅ
でおおったものである。
属箔ネット層４が配設されているが、この実施例の金属
箔ネット層４としては、例えば０．１mm線径で、網目
１．０mmスクエアのステンレス鋼のネット状のものを使
用している。また、この実施例の発熱体２としては、図
２に示すごとく、芯糸５Ａに１次箔５Ｂを巻き回し、そ
の外側を、例えばナイロンなどからなる感温層５Ｃと
し、その外側に２次箔５Ｄを巻回し、全体を絶縁層５Ｅ
でおおったものである。
【０００８】なお、上記発熱体２は、１次箔でも２次箔
でも、またはそれらの両方でも良く、それらの１次箔、
２次箔が短絡して発熱体２への通電を停止する回路は一
般的に知られている回路を使用することができる。ここ
で、従来の金属箔を組込んだ構造のものに比べ、本発明
のごとく金属箔ネット層４を組み込んだものは、発熱体
２の１次箔、２次箔上を金属箔ネット層４が押すので、
金属箔が発熱体２の熱を拡散し、発熱体２の短絡温度に
達してからの短絡迄の時間が従来より早くなり、半短絡
がなくなり、１次箔と２次箔との間のショートなどによ
る表面材３のこげなどが防止できる。なお、上記実施例
の裏面材１としては、化合繊フエルトやウレタンフォー
ムなどが使用される。
でも、またはそれらの両方でも良く、それらの１次箔、
２次箔が短絡して発熱体２への通電を停止する回路は一
般的に知られている回路を使用することができる。ここ
で、従来の金属箔を組込んだ構造のものに比べ、本発明
のごとく金属箔ネット層４を組み込んだものは、発熱体
２の１次箔、２次箔上を金属箔ネット層４が押すので、
金属箔が発熱体２の熱を拡散し、発熱体２の短絡温度に
達してからの短絡迄の時間が従来より早くなり、半短絡
がなくなり、１次箔と２次箔との間のショートなどによ
る表面材３のこげなどが防止できる。なお、上記実施例
の裏面材１としては、化合繊フエルトやウレタンフォー
ムなどが使用される。
【０００９】
【発明の効果】以上に説明した本発明の電気カーペット
によれば、金属箔ネット層が発熱体近傍の熱を拡散し、
かつ金属箔ネット層が発熱体の表面を押すことにより、
発熱体の短絡温度に達してからの短絡時間が短くなり、
１次箔、２次箔が金属箔ネット層により確実に短絡し、
１次箔と、２次箔との間のショート等による表面材のこ
げなどの発生を完全に防止でき、安全性が向上するとい
う効果がある。
によれば、金属箔ネット層が発熱体近傍の熱を拡散し、
かつ金属箔ネット層が発熱体の表面を押すことにより、
発熱体の短絡温度に達してからの短絡時間が短くなり、
１次箔、２次箔が金属箔ネット層により確実に短絡し、
１次箔と、２次箔との間のショート等による表面材のこ
げなどの発生を完全に防止でき、安全性が向上するとい
う効果がある。
【００１０】また、本発明の電気カーペットでは、従来
のものに比べて折り曲げ耐久性に優れているという利点
がある。
のものに比べて折り曲げ耐久性に優れているという利点
がある。
【図１】本発明の一実施例における電気カーペットの要
部破断で示す斜視図である。
部破断で示す斜視図である。
【図２】図１の電カーペットに内蔵される発熱体の部分
破断で示す拡大斜視図である。
破断で示す拡大斜視図である。
【図３】従来の電気カーペットの要部断面図である。
１ 裏面材 ２ 発熱体 ３ 表面材 ４ 金属箔ネット層
Claims (1)
- 【請求項１】 裏面材の上に通電により発熱する発熱体
を配設し、その発熱体の上に表面材を接合している電気
カーペットの発熱体の配設面上に、多孔質の金属箔ネッ
ト層を配設した電気カーペット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27445592A JPH06124770A (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 電気カーペット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27445592A JPH06124770A (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 電気カーペット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06124770A true JPH06124770A (ja) | 1994-05-06 |
Family
ID=17541931
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27445592A Pending JPH06124770A (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 電気カーペット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06124770A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20060003259A (ko) * | 2004-07-05 | 2006-01-10 | 주식회사 동양씨엠아이 | 온돌 바닥층 구조 |
-
1992
- 1992-10-13 JP JP27445592A patent/JPH06124770A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20060003259A (ko) * | 2004-07-05 | 2006-01-10 | 주식회사 동양씨엠아이 | 온돌 바닥층 구조 |
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