JPH06124061A - 電力系統事故波及シミュレータ - Google Patents
電力系統事故波及シミュレータInfo
- Publication number
- JPH06124061A JPH06124061A JP4296638A JP29663892A JPH06124061A JP H06124061 A JPH06124061 A JP H06124061A JP 4296638 A JP4296638 A JP 4296638A JP 29663892 A JP29663892 A JP 29663892A JP H06124061 A JPH06124061 A JP H06124061A
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- JP
- Japan
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- accident
- switch
- equipment
- power system
- spread
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Abstract
に、実際の事故波及の状態に近い時間間隔で開閉器の切
状変を発生できるようにすること。 【構成】 予め、事故設備、事故種別、及び閉操作が行
われた開閉器の各組み合わせ毎に、事故が波及する開閉
器及びその開閉器に事故が波及するまでに要する時間を
示す事故波及パターンを記憶部に登録しておき、判定部
により充電状態になると判定された事故設備、その事故
設備の事故種別、及び閉操作が行われた開閉器を条件に
して上記記憶部より事故波及パターンを選択するように
したものである。
Description
備に事故が生じた場合に、その事故がどこまで波及する
かを模擬する電力系統事故波及シミュレータに関するも
のである。
ータを示すブロック図であり、図において、1は電力系
統における複数の開閉器、2は電力系統における各開閉
器1の開閉操作情報を取り込む入力部、3は電力系統に
おける事故設備が登録されるとともに、各事故設備毎に
事故が波及する開閉器を示す事故波及パターンが登録さ
れる記憶部である。
情報が何れかの開閉器1の閉操作を示すものであると
き、電力系統の接続状態を検査し、記憶部3に登録され
ている事故設備の中で充電状態になる事故設備があるか
否かを判定する判定部、5は判定部4により充電状態に
なると判定された事故設備の事故波及パターンを記憶部
3から読み出し、その事故波及パターンに基づいて事故
の波及を模擬する模擬実行部、6は模擬実行部の模擬結
果を表示するCRT(表示装置)である。
電力系統事故波及シミュレータの動作を説明するフロー
チャートであるので、図7を用いて説明する。まず、入
力部2が、電力系統における各開閉器1から開閉操作情
報(図8参照)を取り込む(ステップST1)。
て、閉操作(投入操作)をなされた開閉器1があるか否
かを判定する(ステップST2)。そして、閉操作がな
された開閉器1がある場合には、電力系統の接続状態を
検査し(ステップST5)、記憶部3に登録されている
事故設備(図9参照)の中で、充電状態になる事故設備
があるか否かを判定する(ステップST6)。
故設備があると判定された場合、模擬実行部5が、充電
状態になると判定された事故設備に対応する事故波及パ
ターンを記憶部3から読み出す(ステップST7)。そ
して、その事故波及パターン(図10参照)に基づいて
開閉器を操作し、事故波及を模擬する(ステップST
8、9)。なお、模擬結果はCRT6に表示するが、各
開閉器の切状変は同時に発生(各開閉器の開操作をCR
T6の画面上に同時に表示)させている。
及シミュレータは以上のように構成されているので、短
絡、地絡等の事故種別や事故設備を充電した開閉器等を
考慮せず、単に充電された事故設備のみによって事故波
及パターンを定めてしまうため、精密な事故波及の模擬
が行えないなどの問題点があった。また、CRTに模擬
結果を表示する際、開閉器の切状変を同時に発生させて
いるので、実際の事故波及の状態と懸け離れてしまうな
どの問題点があった。
ためになされたもので、事故種別や事故設備を充電した
開閉器等を考慮することで、精密な事故波及の模擬を可
能にするとともに、実際の事故波及の状態に近い時間間
隔で開閉器の切状変を発生できる電力系統事故波及シミ
ュレータを得ることを目的とする。
事故波及シミュレータは、予め、事故設備、事故種別、
及び閉操作が行われた開閉器の各組み合わせ毎に、事故
が波及する開閉器及びその開閉器に事故が波及するまで
に要する時間を示す事故波及パターンを記憶部に登録し
ておき、判定部により充電状態になると判定された事故
設備、その事故設備の事故種別、及び閉操作が行われた
開閉器を条件にして上記記憶部より事故波及パターンを
選択するようにしたものである。
タは、判定部により充電状態になると判定された事故設
備、その事故設備の事故種別、及び閉操作が行われた開
閉器を条件にして記憶部より事故波及パターンを選択す
るとともに、その事故波及パターンに基づいて事故の波
及を模擬する模擬実行部を設けたことにより、実際の事
故波及の状態に近い模擬が行われる。
する。図1はこの発明の一実施例による電力系統事故波
及シミュレータを示すブロック図であり、図において、
従来のものと同一符号は同一または相当部分を示すので
説明を省略する。11は電力系統における事故設備及び
その事故設備の事故種別が登録されるとともに、事故設
備、事故種別、及び閉操作が行われた開閉器の各組み合
わせ毎に、事故が波及する開閉器及びその開閉器に事故
が波及するまでに要する時間を示す事故波及パターンが
登録される記憶部である。
開閉操作情報が何れかの開閉器1の閉操作を示すもので
あるとき、電力系統の接続状態を検査し、記憶部11に
登録されている事故設備の中で充電状態になる事故設備
があるか否かを判定するとともに、充電状態になる事故
設備がある場合、その事故設備の事故種別を判定する判
定部、13は判定部12により充電状態になると判定さ
れた事故設備、その事故設備の事故種別、及び閉操作が
行われた開閉器を条件にして記憶部11より事故波及パ
ターンを選択するとともに、その事故波及パターンに基
づいて事故の波及を模擬する模擬実行部である。
電力系統事故波及シミュレータの動作を説明するフロー
チャートであるので、図2を用いて説明する。図2にお
いて、ステップST1〜ステップST6までは、図7と
同様であるため詳細な説明を省略するが、ステップST
1において、入力部2が開閉器1の開閉操作情報を取り
込み、ステップST2において、判定部12が閉操作が
行われた開閉器があるか否かを判定する。そして、ステ
ップST5において、判定部12が電力系統の接続状態
を検査し、ステップST6において、判定部12が充電
状態になる事故設備があるか否かを判定している。
設備がある場合には、その事故設備の事故種別が短絡事
故であるか地絡事故であるかを判定する(ステップST
11)。即ち、記憶部11に登録されている事故設備及
びその事故設備の事故種別は、図3に示すように、事故
設備テーブルとして登録されているので、充電状態にな
る事故設備の右側に記載されている事故種別(短絡また
は地絡の何れかが記載されている)を参照することによ
り、事故種別が短絡事故であるのか地絡事故であるのか
を判定することができる。
り充電状態になると判定された事故設備に対応する事故
設備充電登録テーブル(図4)を参照し(図3の各事故
設備に対応して事故設備充電登録テーブルが設けられて
いる。そして、事故設備充電登録テーブルには、事故充
電登録開閉器に対応して事故波及パターンが登録されて
いる)、事故設備充電登録テーブルに登録されている1
つ以上の事故充電登録開閉器のうち、今回閉操作された
開閉器1と一致するものを検出する(ステップST1
2)。そして、ステップST12において一致が検出さ
れた事故充電登録開閉器に対応する事故波及パターンを
読み込む(ステップST13)。つまり、模擬実行部1
3は、事故設備と事故種別と閉操作された開閉器を条件
にして、事故波及パターンを選定している。
すように、操作する開閉器と、その開閉器の実行タイマ
ー(その開閉器に事故が波及するまでに要する時間、即
ち、模擬を開始してからその開閉器の開操作をCRT6
の画面上に表示するまでの時間)が登録されている。
ンの先頭に登録されている開閉器から順次その開閉器の
実行タイマーに従ってCRT6の画面上で開操作を行っ
ていく(ステップST14)。例えば、先頭に登録され
ている開閉器の実行タイマーが“5秒”とされていれ
ば、模擬を開始してから5秒後にその開閉器の開操作を
CRT6の画面上に表示する。
及の模擬を開閉器の切状変で説明したが、保護リレーの
動作や開閉器の入状変でもよく、上記実施例と同様の効
果を奏する。
め、事故設備、事故種別、及び閉操作が行われた開閉器
の各組み合わせ毎に、事故が波及する開閉器及びその開
閉器に事故が波及するまでに要する時間を示す事故波及
パターンを記憶部に登録しておき、判定部により充電状
態になると判定された事故設備、その事故設備の事故種
別、及び閉操作が行われた開閉器を条件にして上記記憶
部より事故波及パターンを選択するように構成したの
で、精密な事故波及の模擬を行うことができ、しかも、
実際の事故波及の状態に近い時間間隔で開閉器の切状変
を発生できるなどの効果がある。
ミュレータを示すブロック図である。
説明するフローチャートである。
る。
ロック図である。
説明するフローチャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】 電力系統における各開閉器の開閉操作情
報を取り込む入力部と、上記電力系統における事故設備
及びその事故設備の事故種別が登録されるとともに、事
故設備、事故種別、及び閉操作が行われた開閉器の各組
み合わせ毎に、事故が波及する開閉器及びその開閉器に
事故が波及するまでに要する時間を示す事故波及パター
ンが登録される記憶部と、上記入力部により取り込まれ
た開閉操作情報が何れかの開閉器の閉操作を示すもので
あるとき、上記電力系統の接続状態を検査し、上記記憶
部に登録されている事故設備の中で充電状態になる事故
設備があるか否かを判定するとともに、充電状態になる
事故設備がある場合、その事故設備の事故種別を判定す
る判定部と、上記判定部により充電状態になると判定さ
れた事故設備、その事故設備の事故種別、及び閉操作が
行われた開閉器を条件にして上記記憶部より事故波及パ
ターンを選択するとともに、その事故波及パターンに基
づいて事故の波及を模擬する模擬実行部とを備えた電力
系統事故波及シミュレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4296638A JP2656701B2 (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 電力系統事故波及シミュレータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4296638A JP2656701B2 (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 電力系統事故波及シミュレータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06124061A true JPH06124061A (ja) | 1994-05-06 |
JP2656701B2 JP2656701B2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=17836135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4296638A Expired - Lifetime JP2656701B2 (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 電力系統事故波及シミュレータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2656701B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100487979B1 (ko) * | 2002-04-01 | 2005-05-06 | 학교법인 성균관대학 | 지유아이와 데이터베이스를 이용한 전력계통모의고장발생시스템 및 이의 운용방법 |
KR100863672B1 (ko) * | 2006-10-31 | 2008-10-15 | 한국전력공사 | 배전 자동화 교육 시스템 및 그의 구동 방법 |
KR100980194B1 (ko) * | 2008-04-23 | 2010-09-03 | 지에스칼텍스 주식회사 | 가상 비상 대응 훈련 프로그램을 운영하는 방법 및 장치 |
-
1992
- 1992-10-09 JP JP4296638A patent/JP2656701B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100487979B1 (ko) * | 2002-04-01 | 2005-05-06 | 학교법인 성균관대학 | 지유아이와 데이터베이스를 이용한 전력계통모의고장발생시스템 및 이의 운용방법 |
KR100863672B1 (ko) * | 2006-10-31 | 2008-10-15 | 한국전력공사 | 배전 자동화 교육 시스템 및 그의 구동 방법 |
KR100980194B1 (ko) * | 2008-04-23 | 2010-09-03 | 지에스칼텍스 주식회사 | 가상 비상 대응 훈련 프로그램을 운영하는 방법 및 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2656701B2 (ja) | 1997-09-24 |
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