JP2736133B2 - 電力系統訓練シミュレータ - Google Patents

電力系統訓練シミュレータ

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JP2736133B2
JP2736133B2 JP1258823A JP25882389A JP2736133B2 JP 2736133 B2 JP2736133 B2 JP 2736133B2 JP 1258823 A JP1258823 A JP 1258823A JP 25882389 A JP25882389 A JP 25882389A JP 2736133 B2 JP2736133 B2 JP 2736133B2
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accident
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connection
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秀幸 宮路
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Toshiba Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は電力系統を実時間で模擬して、事故状態にお
ける電力系統操作を訓練するための電力系統訓練シミュ
レータに関する。
(従来の技術) 事故時の故障電流や電圧分布は、時間的制約がなけれ
ば対称座標法等を利用した故障計算によって、電子計算
機を用いて求めることができる。しかし電力系統訓練シ
ミュレータは電力系統の応動を実時間で模擬する必要が
あるため、訓練中にこの故障計算を実行し、故障電流や
事故時の電圧分布を求め、それによって動作する保護リ
レーを決定することはできなかった。
そのため従来の電力系統訓練シミュレータは、第6図
に示すような構成とし、しゃ断CBスケジューリング手段
9を用いてCBのしゃ断スケジュールを予め登録してお
き、訓練中はそのスケジュールに従ってしゃ断すること
によって系統事故発生時の保護リレー動作を模擬してい
た。第7図はCBのしゃ断スケジュールの1例である。
(発明が解決しようとする課題) 上記したように、CBのしゃ断スケジュールを予め登録
しておいて模擬を行なう方式では、事故によるしゃ断CB
をトレーナが全て設置しなければならない上、訓練中に
系統構成が変化した場合には、それに応じてしゃ断CBを
選び直すことが必要であるという問題点があった。また
復旧時の事故点再加圧による再しゃ断の場合には、再加
圧のタイミングとその時の系統構成が予めわからないた
め、事前にしゃ断CBを登録しておくことができない、即
ち、この様な事故状況の伴う訓練を実施できないという
問題点があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、系統
構成や事故種別を考慮して動作する保護リレーを実時間
で決定し、訓練を効果的に行なうことの可能な電力系統
訓練シミュレータを提供することを目的としている。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明では電力系統の訓練
シミュレータに、系統事故に対して動作する保護リレー
としゃ断CBを予め決められたルールに従って決定する保
護リレー動作判定手段を付加する構成とした。
(作 用) 保護リレー動作判定手段は設定された事故の場所と種
別をもとにし、事故時の系統接続状態をチェックし、予
め決められたルールに従って動作する保護リレーを求
め、しゃ断CBを決定する。この場合、トレーナが予め設
定しておかなければならないものは、事故発生時刻と事
故点及び事故種別だけで良い。事故種別とは短絡/地絡
の区別や事故相及び事故継続時間等の事故固有の情報を
さす。事故継続時間を長くしておけば、復旧時の再加圧
及び再しゃ断の模擬も容易に行なうことができる。電力
系統模擬手段によって事故点の再充電が検出されると、
保護リレー動作判定手段に通知され、前記保護リレー動
作判定手段は、その時の系統接続状態をもとに、再度動
作する保護リレーとしゃ断CBを決定する。この場合、再
加圧のタイミングも自動的に検出できる上、系統接続状
態を考慮して動作判定を行なうことができるため、きわ
めて実系統に近い模擬が可能となる。
(実施例) 以下図面を参照して実施例を説明する。
第1図は本発明による電力系統訓練シミュレータを説
明する一実施例の構成図である。
第1図において、1は電力系統模擬手段で、電力系統
の応動を実時間で模擬し、その結果を模擬系統データフ
ァイル2へ格納する。3は模擬系統監視制御手段で模擬
系統データファイル2から系統状態量を入力し、被訓練
者用マンマシン装置4に表示させたり、被訓練者の操作
や制御信号を操作制御データファイル5を介して電力系
統模擬手段1に渡す。
6は保護リレー動作判定手段で事故発生手段7による
事故発生時や、模擬系統監視制御手段3からの系統操作
により、事故点が再充電されたと電力系統模擬手段1が
判断した場合に起動され、動作する保護リレーやしゃ断
CBを決定し、電力系統模擬手段1に通知する。トレーナ
用マンマシン装置8は事故発生手段7を起動したり、現
地操作の代行を電力系統模擬手段1に通知することがで
きる。
第2図は保護リレー動作判定手段の一実施例である。
第2図において保護リレー動作判定手段6は、保護リレ
ー優先度判定手段61と、系統接続判定手段62と、模擬系
統開閉器状態データ63と、系統接続定義情報64と、設定
事故データ65と、保護リレー定義情報66と、動作リレー
判定結果67と、不動作設定データ68とから構成される。
保護リレー優先度判定手段61は設定事故データ65に対
して最初に動作すべき保護リレーの候補を保護リレー定
義情報66から選び出す。さらに不動作設定データ68に不
動作設定情報がないことを確認した後、系統接続判定手
段62に対して該当リレーが事故点とつながっているかど
うかを判定させる。系統接続判定手段62は模擬系統開閉
器状態データ63と系統接続定義情報64とから、事故点と
該当リレーとの接続を判定し、接続があれば動作必要と
判断する。保護リレー優先度判定手段62はいくつかの優
先度グループをもっており、上位グループで不動作設定
されているものがあると、その下位の優先度グループの
処理を行なうようになっている。動作判定された保護リ
レー動作情報は、動作リレー判定結果67に出力され、電
力系統模擬手段1に渡される。
第3図は保護リレー定義情報の一例である。この例で
は送電線Lと母線Bの地絡保護リレー情報が格納されて
いる。これ以外に短絡保護リレー情報や変圧器、他の設
備についても同様の情報が格納されることになる。ま
た、第3図では、典型的な保護リレーが示されている
が、この内容は実系統に設置されている保護リレーに応
じて変更される。
第4図、第5図は保護リレー優先度判定手段61の処理
内容の一例であり、これが予め決められたルールに対応
するものになる。ルールとは、すなわち保護リレーの事
故に対する優先度のことであり、主保護リレーは後備保
護リレーより優先度が高いといった内容のものである。
つまり、後備保護リレーは主保護リレーまたはそれに対
応するCBが正常動作しなかった時のみ動作判定対象とな
る。以下第4図、第5図の処理内容をステップ毎に説明
する。
第4図は事故点が送電線の場合の処理内容の一例であ
る。ステップS41は最も優先度の高いものの判定であ
り、事故送電線の主保護リレーが選択され動作判定され
る。ステップS42で主保護リレーとそのCBが正常動作と
判定されれば、処理は終了する。正常動作でない場合は
次に優先度が高いステップS43を実行する。S43では後備
1段のリレーの動作判定が行われる。これがさらにS44
で正常動作でないと判断されると、第3の優先度グルー
プのステップS45とS46を実行する。この優先度グループ
では母線分離リレーだけでは事故除去できないため、後
備2段リレーと直列につながった優先度グループとなっ
ている。
第5図は事故点が母線の場合の処理内容の一例であ
る。ステップS51は最も優先度の高いものの判定であ
り、事故母線の母線保護リレーが選択され、動作判定さ
れる。ステップS52でこの優先度グループが正常動作と
判断されれば、処理は終了する。正常動作でない場合
は、次の優先度グループの処理であるステップS53が実
行される。S53は事故母線に接続しうる送電線の後備2
段リレーを含む優先度グループである。
上記処理例では後備2段リレーまでで、優先度グルー
プは2つないし3つであったが、実系統によっては、保
護リレー定義情報にその他の保護リレー情報を追加し、
事故に対する処理フローに新たな優先度グループを追加
することにより、任意の保護リレー模擬を組み入れるこ
とができ、実系統に合わせた詳細な模擬を行なうことが
可能となる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、事故点と事故
種別及び事故発生時刻といった事故固有の情報を設定す
るだけで、訓練中の系統接続状態をチェックし、動作す
る保護リレーを実時間で正確に判定し、模擬することが
できる。また、これにより復旧時の再加圧及び再しゃ断
の模擬も容易に、かつ正確に行なうことができる。その
結果、事故処置に対する訓練の効果を飛躍的に上げるこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による電力系統訓練シミュレータを説明
するための一実施例のブロック構成図、第2図は保護リ
レー動作判定手段を実現するための一実施例の機能ブロ
ック構成図、第3図は保護リレー定義情報の一例図、第
4図は事故点が送電線の場合の処理内容を説明するフロ
ーチャート、第5図は事故点が母線の場合の処理内容を
説明するフローチャート、第6図は従来の訓練シミュレ
ータを説明するためのブロック図、第7図は従来行って
いたしゃ断CBのスケジューリングの一例図である。 1……電力系統模擬手段 2……模擬系統データファイル 3……模擬系統監視制御手段 4……被訓練者用のマンマシン装置 5……操作制御データファイル 6……保護リレー動作判定手段 7……事故発生手段 8……トレーナ用マンマシン装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電力系統の応動を実時間で模擬する電力系
    統模擬手段と、模擬系統の状態を表示し被訓練者の操作
    や、制御信号の前記電力系統模擬手段へ送る模擬系統監
    視制御手段からなる電力系統訓練シミュレータにおい
    て、設定事故データに対して最初に動作すべき保護リレ
    ーの候補を保護リレー定義情報から選び出す保護リレー
    優先度判定手段と、前記保護リレー優先度判定手段から
    の指示により不動作設定データの不動作設定情報がない
    ことを確認した後、該当リレーが事故点につながってい
    るかを判定すると共に、模擬系統開閉器状態データと系
    統接続定義情報とから事故点と該当リレーとの接続を判
    定し、接続があれば動作必要と判断する系統接続判定手
    段とからなる保護リレー動作判定手段を備えたことを特
    徴とする電力系統訓練シミュレータ。
JP1258823A 1989-10-05 1989-10-05 電力系統訓練シミュレータ Expired - Lifetime JP2736133B2 (ja)

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