JPH06123676A - 光コネクタの接続損失測定方法 - Google Patents

光コネクタの接続損失測定方法

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JPH06123676A
JPH06123676A JP10533992A JP10533992A JPH06123676A JP H06123676 A JPH06123676 A JP H06123676A JP 10533992 A JP10533992 A JP 10533992A JP 10533992 A JP10533992 A JP 10533992A JP H06123676 A JPH06123676 A JP H06123676A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
connector
fiber
measured
connection loss
Prior art date
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Pending
Application number
JP10533992A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Yamada
浩之 山田
Takashi Shigematsu
孝 繁松
Koichi Takagi
浩一 高木
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光コネクタの接続損失の測定を簡易に、効率
良く行なうことができ、測定後にコネクタを破壊する必
要のない接続損失測定方法を提供する。 【構成】 光源1と光結合される光ファイバ2をマスタ
ーコネクタ3のファイバ挿入孔4に差込んで接着固定
し、パワーメータ5と光結合される光ファイバ6を被測
定用光コネクタ7のファイバ挿入孔8に抜去可能に挿入
し、両コネクタ3、7のメーティング面9、10を突合
わせて夫々のコネクタ3、7に挿入されている光ファイ
バ2、6を光結合させ、光ファイバ6を光ファイバ2に
押し付けてその光結合状態を保持し、この状態でパワー
メータ5により計測される光源1からの光パワーと、マ
スターコネクタ3に被測定用光コネクタ7を連結しない
状態でパワーメータ5により計測される光源1からの光
パワーとの差から被測定用光コネクタ7の接続損失を測
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバ接続や接続の
切替え等に使用される光コネクタの接続ロスの測定方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光コネクタには各種構造のものがあり、
その一つとして図3に示すような光多心コネクタ(4
心)20がある。このコネクタ20はその対向面(メー
ティング面)21に4本のファイバ挿入孔22が形成さ
れ、その左右両側に他のコネクタと連結するための位置
決め穴23が形成されている。そしてこのコネクタ20
はそれと同じ形状のコネクタに対向させ、両コネクタの
位置決め穴23にガイドピン24を挿入することにより
両コネクタを連結する共に、メーティング面21に露出
している4本のファイバ同士を突合わせて光接続するよ
うにしてある。
【0003】図3に示す光コネクタを光伝送路に接続し
た場合の接続損失の測定方法として従来は二通りの方法
があった。その一つは図4、図5に示すランダム接続損
失測定方法であり、他の一つは図6に示すマスター接続
損失測定方法である。
【0004】ランダム接続損失測定方法は図4、図5に
示す様にして行なわれていた。即ち、測定に当って図4
のようにマスターコネクタ31を光ファイバコード32
の一端に取付け、この光ファイバコード32の他端に取
付けられているコネクタ33をLED光源34に接続さ
れている変換心線35に接続されているコネクタ36と
接続する。そして前記マスターコネクタ31をパワーメ
ータ37に直結し、そのときLED光源34から出力さ
れて光パワーメータ37に入力される光パワー値P0
同光パワーメータ37により測定する。
【0005】次に、図4のマスターコネクタ31をパワ
ーメータ37から外し、図5のように他の光ファイバコ
ード41の一端に接続されている被測定用光コネクタ4
2を前記マスターコネクタ31に接続し、光ファイバコ
ード41の他端に接続されているコネクタ43をパワー
メータ37に接続し、そのときLED光源34から出力
されて光パワーメータ37に入力される光パワー値P1
を同光パワーメータ37により測定する。この光パワー
値P1 と先に測定された光パワー値P0 との差を被測定
用光コネクタ42を接続したときの接続損失としてい
る。なお、ランダム接続損失測定方法の場合には正接続
(被測定用光コネクタ42の正面を上にした場合)、逆
接続(被測定用光コネクタ42の正面を下にした場合)
の2通りの測定をする。
【0006】マスター接続損失測定方法は図6のように
LED光源34に接続されている変換心線35にマスタ
ーコネクタ36を接着剤で接着固定し、それに光ファイ
バコード41の一端に取付けられている被測定用光コネ
クタ42を連結し、同光ファイバコード41の他端に取
付けられているコネクタ43を光パワーメータ37に接
続する。マスタ−コネクタ36は図3に示すコネクタと
同じ構造であり、ガイドピン穴23、ファイバ挿入穴2
2の位置寸法精度は±0.1μmに管理されている。そ
して図6の状態でLED光源34から出力されて光パワ
ーメータ37に入力される光パワー値P1 を同光パワー
メータ37により測定し、その光パワー値P1 と、マス
ターコネクタ36を光パワーメータ37に直結したとき
に同光パワーメータ37により測定された光パワー値P
0 との差から被測定用光コネクタ42の接続損失を測定
するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記の両接続損失測定
方法では次のような問題があった。 被測定用光コネクタ42に光ファイバコード41の
光ファイバを接着固定するため、接続損失測定後に被測
定用光コネクタ42から光ファイバを取外すには同コネ
クタ42を破壊しなければならない(破壊検査)ので、
検査に使用したコネクタは使用できず無駄になる。 厳密にはコネクタは一個づつ特性が異なるため、で
きれば全てのコネクタの接続損失を測定する(全数検
査)が望ましいが、検査に使用したコネクタは破壊され
て出荷することができないので従来は抜き取り検査しか
できなかった。 被測定用光コネクタ42にファイバを固定するため
には接着剤を塗布したり、その接着剤を加熱硬化させた
り、被測定用光コネクタ42のファイバが露出している
メーティング面21(図2)を研磨したりする必要があ
るため、それらの作業が面倒であり、コスト高の原因と
なり不経済である。
【0008】本発明の目的は光コネクタの接続損失の測
定を簡易に、効率良く行なうことができ、しかも測定後
にコネクタを破壊する必要のないコネクタの接続損失測
定方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の光コネクタの接
続損失測定方法は、図1、図2のように光源1と光結合
される光ファイバ2をマスターコネクタ3のファイバ挿
入孔4に差込んで接着剤で固定し、パワーメータ5と光
結合される光ファイバ6を被測定用光コネクタ7のファ
イバ挿入孔8に差込み、両コネクタ3、7のメーティン
グ面9、10を突合わせて夫々のコネクタ3、7に挿入
されている光ファイバ2、6を光結合させ、光ファイバ
6を光ファイバ2に押し付けてその光結合状態を保持
し、この状態でパワーメータ5により計測される光源1
からの光パワーと、マスターコネクタ3に被測定用光コ
ネクタ7を連結しない状態でパワーメータ5により計測
される光源1からの光パワーとの差から被測定用光コネ
クタ7の接続損失を測定するようにしたものである。
【0010】
【作用】本発明の光コネクタの接続損失測定方法では、
光ファイバ6が被測定用光コネクタ7に抜去可能に挿入
されてるので、接続損失測定後に被測定用光コネクタ7
を破壊しなくとも光ファイバ6を取外すことができる。
即ち、非破壊検査が可能となる。
【0011】
【実施例1】本発明の光コネクタの接続損失測定方法の
第1の実施例を図1に基づいて詳細に説明する。
【0012】図1の3はマスターコネクタであり、これ
は図6のマスターコネクタ42と同様にガイドピン穴2
3(図3)、ファイバ挿入穴22(図3)の位置寸法精
度を±0.1μmに管理してある。このマスターコネク
タ3のガイドピン穴23にはガイドピン24が右側半分
が突出するように挿入されて接着固定され、各ファイバ
挿入孔4にファイバ2が挿入されて接着固定され、メー
ティング面9が平滑に研磨されている。そして、このマ
スターコネクタ3はホルダ50にセットしてある。
【0013】図1の7は被測定用光コネクタであり、こ
れは単品状態(ファイバ未装着)でメーティング面10
が平滑に研磨されている。この被測定用光コネクタ7は
アダプタ51にセットし、更に、そのガイドピン穴23
に前記ガイドピン24の右側の突出部を挿入して両コネ
クタ3、7のメーティング面9、10同士を突合わせる
と共に両コネクタ3、7のファイバ挿入孔4同士を軸合
わせしてある。また、図1の突合わせ状態で両コネクタ
3、7のメーティング面9、10の間に隙間が生じない
ように、スプリング52により被測定用光コネクタ7を
その光軸方向に押し、更にスプリング53によりその光
軸方向と直交方向にも押して横ずれを防止してある。
【0014】次に、光パワーメータ5に接続されている
ファイバ(単芯ファイバ)6のファイバハンドリング5
4を手で持つ等して同ファイバ6をピックアップし、被
測定用光コネクタ7のファイバ挿入孔8に挿入して、同
ファイバ6の先端面がマスターコネクタ3に挿入されて
いるファイバ2の先端面に突き当たるまで押込む。この
状態でファイバ6を光軸方向に押してファイバ2に押し
付けて前記突合わせ状態を保持し、同ファイバ6を光コ
ネクタ56により光パワーメータ5に接続し、光パワー
メータ5の光出力レベルを測定して被測定用光コネクタ
7の接続損失を測定する。
【0015】前記ファイバ6は単芯ファイバであるた
め、被測定用光コネクタ7のファイバ挿入孔8から抜い
て他のファイバ挿入孔8に差込んで全てのファイバ挿入
孔8に差し換え、全てのファイバ挿入孔8に対して前記
作業を行なって全ファイバ挿入孔8の接続損失を測定す
る。
【0016】図1のアダプタ51及びファイバハンドリ
ング54にアクチュエ−タをとりつけることにより、ま
た、自動機を取り付けることにより前記した一連の損失
測定作業を自動化することが可能となる。また、コネク
タ3、7がプラスチック成形品の場合は損失測定作業の
自動化だけでなく、成形→仕上げ→端面研磨→損失測定
までを連続で全自動化することが可能である。
【0017】また、被測定コネクタ7に正接続と、逆接
続とを区別するための表裏判別用目印、例えば窓や窪み
等を形成して、容易に表裏面を判別できる様にしておく
のが望ましい。
【0018】図1では光パワーメータ5側のファイバ6
を単芯ファイバとしてあるが、同ファイバ6に被測定用
光コネクタ7のファイバ挿入孔8の数と同数のテ−プ心
線を使用すれば、各ファイバ挿入孔8にファイバ6を差
し換える必要がなく、テ−プ心線を被測定用光コネクタ
7に一度挿入するだけで全てのファイバ挿入孔8の接続
損失を測定することが可能となる。
【0019】また、ファイバ6として被測定用光コネク
タ7のファイバ挿入孔8の数よりも多少少ない芯数のテ
−プ心線を用いれば、ファイバ挿入孔8への差し換えは
必要であるが、単芯ファイバの場合よりは差し換え回数
が少なくなるので、その差し換を行なうためのアクチュ
エータの機構を簡略化することもでき、効率良く接続損
失測定を行うことができる。
【0020】図2は本発明の第2の実施例である。これ
はファイバ2、6に共に単芯ファイバを用い、それらを
円筒形である単芯用のマスターコネクタ3に挿入して接
着固定し、被測定用光コネクタ7には接着固定せずに抜
去可能に挿入してある。この場合、マスターコネクタ3
の根元側をホルダー51にセットし、被測定用光コネク
タ7の根元側をアダプタ51にセットし、両コネクタ
3、7の先端部を筒型(C型)スリ−ブ55内に挿入し
て突合わせると共に位置決めするようにしたものであ
る。この場合もコネクタ3に挿入されたファイバ6は適
当な荷重で光軸方向に押してファイバ2に突き合わせ
る。また、ファイバ6を光コネクタ56により光パワー
メータ5に接続して図1の場合と同様に接続損失を測定
する。測定後はファイバ6を被測定用光コネクタ7から
抜き取り、別の被測定用光コネクタ7に差し換えてその
被測定用光コネクタ7の接続損失を測定する。
【0021】
【発明の効果】本発明の光コネクタの接続損失測定方法
は次のような効果がある。 被測定用光コネクタ7に挿入されているファイバ6
をマスターコネクタ3に挿入されているファイバ2に押
し付けるので、ファイバ6を被測定用光コネクタ7に接
着固定する必要がない。このため、被測定用光コネクタ
の接続損失測定後に銅コネクタを破壊することなくファ
イバ6を抜去することが可能となり、非破壊検査を行う
ことができる。 非破壊検査が可能であるためコネクタの全数検査が
可能となり、コネクタの高品質保証が可能となる。 ファイバ挿入孔8へのファイバ6の接着固定が不要
となるので、損失測定作業が容易になる。 損失測定の自動化も、また、コネクタの成形→仕上
げ→端面研磨→損失測定までの全自動化も可能なため、
より一層効率良く測定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光コネクタの接続損失測定方法の第1
の実施例を示す説明図。
【図2】本発明の光コネクタの接続損失測定方法の第2
の実施例を示す説明図。
【図3】光コネクタの接続損失測定方法におけるコネク
タの説明図。
【図4】従来の光コネクタの接続損失測定方法の説明
図。
【図5】図4と同じ接続損失測定方法の説明図。
【図6】従来の光コネクタの他の接続損失測定方法の説
明図。
【符号の説明】
1は光源 2は光ファイバ 3はマスターコネクタ 4、8はファイバ挿入孔 5はパワーメータ 6は光ファイバ 7は被測定用光コネクタ 9、10はメーテイング面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源1と光結合される光ファイバ2をマ
    スターコネクタ3のファイバ挿入孔4に差込んで接着固
    定し、パワーメータ5と光結合される光ファイバ6を被
    測定用光コネクタ7のファイバ挿入孔8に抜去可能に挿
    入し、両コネクタ3、7のメーティング面9、10を突
    合わせて夫々のコネクタ3、7に挿入されている光ファ
    イバ2、6を光結合させ、光ファイバ6を光ファイバ2
    に押し付けてその光結合状態を保持し、この状態でパワ
    ーメータ5により計測される光源1からの光パワーと、
    マスターコネクタ3に被測定用光コネクタ7を連結しな
    い状態でパワーメータ5により計測される光源1からの
    光パワーとの差から被測定用光コネクタ7の接続損失を
    測定するようにしたことを特徴とする光コネクタの接続
    損失測定方法。
JP10533992A 1992-03-31 1992-03-31 光コネクタの接続損失測定方法 Pending JPH06123676A (ja)

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ID=14404981

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102384840A (zh) * 2011-09-22 2012-03-21 上海光家仪器仪表有限公司 带有mpo连接器跳线测试系统

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102384840A (zh) * 2011-09-22 2012-03-21 上海光家仪器仪表有限公司 带有mpo连接器跳线测试系统

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