JPH06123546A - 冷蔵庫の扉装置 - Google Patents

冷蔵庫の扉装置

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JPH06123546A
JPH06123546A JP26861692A JP26861692A JPH06123546A JP H06123546 A JPH06123546 A JP H06123546A JP 26861692 A JP26861692 A JP 26861692A JP 26861692 A JP26861692 A JP 26861692A JP H06123546 A JPH06123546 A JP H06123546A
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JP
Japan
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door
plate
insulating material
reinforcing
heat insulating
Prior art date
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Pending
Application number
JP26861692A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyoshi Omote
信義 表
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 補強板の構造及び取付位置の簡単な変更で扉
内板の突壁部分にエアボイドができないようにするとと
もに、補強板の取付作業を簡略化した冷蔵庫の扉装置を
提供することを目的とする。 【構成】 金属製の扉外板2と樹脂製の扉内板3と内外
両板間に充填された発泡断熱材5とで構成され、前記扉
内板の左右両側部に上下方向にのび断熱材側の面に突部
15を有した突壁11と、前記両突壁に跨るように前記
扉内板の断熱材側面に沿って配置され前記突部を挿入す
る孔16を有した金属製の補強板14とを設けた扉装置
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫の扉装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】本発明に先行する実公平3−38631
号公報には、図7に示すように、扉枠54と、前面パネ
ル52と、扉補強用鉄板56と、扉内板53と、断熱材
55と、ドアパッキン(図示せず)とからなる冷蔵庫の
扉装置51が開示されている。扉補強用鉄板56は、発
泡成形時の熱膨張或るいは冷蔵庫の冷却運転時の熱収縮
によって扉装置51が変形しないようにするために、扉
枠54のフランジ57に設置されている。通常、扉内板
53の左右両側部には上下方向にのびる突壁61が設け
てある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の技術にあって
は、扉補強用鉄板56に邪魔されて扉内板53の突壁部
分(図7にPで示した部分)に断熱材55が行き渡りに
くくなり扉補強用鉄板56と突壁61とで囲まれた空間
にエアボイド(空所)ができて、断熱扉(特に突壁部
分)の断熱性能及び構造強度が落ちる不具合があった。
そこで、扉の高さ方向でみたときの扉内板の一部分(例
えば扉内板の中央部分)に全幅に渡って扉補強用鉄板を
設けて突壁部分におけるエアボイドの量を少なくした
り、扉補強用鉄板の突壁に対応する部分に孔を設けて突
壁部分に上述のエアボイドができにくくしたりしてい
た。しかしながら、扉補強用鉄板が発泡断熱材の発泡成
長路に位置することからこの補強用鉄板が断熱材の発泡
成長を阻害することに代わりなく、エアボイドをなくす
ことはできなかった。また、扉補強用鉄板を扉枠のフラ
ンジに取り付ける作業や扉内板の一部分に位置させるた
めの位置決め作業が行いにくい等、鉄板の取付作業がし
にくい別の問題があった。
【0004】そこで本発明では 補強板の構造及び取付
位置の簡単な変更で扉内板の突壁部分にエアボイドがで
きないようにするとともに、補強板の取付作業を簡略化
した冷蔵庫の扉装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、金属製の扉外
板と樹脂製の扉内板と内外両板間に充填された発泡断熱
材とで構成された冷蔵庫の扉装置において、前記扉内板
の左右両側部に上下方向に形成され断熱材側の面に突部
を有した突壁と、前記両突壁に跨るように前記扉内板の
断熱材側面に沿うかたちに形成され前記突部を挿入する
孔を有した金属製の補強板とを備えた冷蔵庫の扉装置を
提供するものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、金属製の補強板は、扉内板の
断熱材側の面に沿い且つ扉内板の両突壁に跨るように配
置されるため、扉内板の突壁と補強板との間に空間が形
成されることはなく、内外両板間に充填される発泡性断
熱材の発泡成長が補強板により阻害されることはない。
また、補強板の一部が突壁の断熱材側の面に配置される
ことから、補強板は扉内板の突壁を除いた部分だけでな
く突壁そのものの強度をも向上するように作用する。
【0007】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例を説明す
る。1は冷蔵庫の断熱扉であり、扉1は、金属製の扉外
板2と、樹脂製の扉内板3と、内外両板を連結すると共
に扉と冷蔵庫本体とのシールを行うシール部材(図示せ
ず)を固定する環状かつ樹脂製の枠体4と、内外両板間
に充填される発泡性断熱材5とからなる。
【0008】扉内板3には、その左右両端部に庫内側に
突出するように上下方向にのびた突壁としての2つの突
状部11と、この突状部11の間において左右方向にの
びた複数段(本実施例では4段)の棚壁12とがそれぞ
れ形成してある。また両突状部11には、前記棚壁12
よりも高い位置に断熱材側に向けた凹所13をそれぞれ
対向させて形成しており、この対向する凹所13間に後
述するガード部材20を架設するものである。尚、断熱
扉1(正確に言えば扉内板3)と、2つの突状部11
と、棚壁12及びガード部材20により冷蔵庫の棚装置
を構成している。
【0009】14は扉内板3の断熱材側の面に沿い且つ
扉内板3の両突状部11の裏面に跨るような横断面略コ
字状に折曲形成された金属製の補強板である。この補強
板14は、扉1(特に樹脂製の扉内板3)の断熱材発泡
時の発泡圧による膨張変形及び使用時における冷却によ
る収縮変形をそれぞれ抑制防止するための扉補強部材で
あり、補強板14の仮固定のために突状部11の断熱材
側の面に突部15を形成し、補強板14にはこの突部1
5を挿入する孔16を形成している。
【0010】また、補強板14の可撓性を利用して扉内
板3の断熱材側の面へ簡単に取り付けられるようにする
ために、扉内板3の基部と突壁11とのなす角度より
も、補強板14の基部と突壁11裏面に当接する部分と
のなす角度が若干小さくなるように予め補強板14を折
曲形成しておくとよい。これにより、補強板14を扉内
板3の裏面に取り付けるときには、補強板14の可撓性
を利用して補強板を押し広げるようにしながら補強板1
4の孔16を突壁11の突部15に係合わせるかたち
で、補強板14を扉内板3の裏面に被せればよく、補強
板14の位置決め作業及び取付作業が従来に比して非常
に簡単に行える。
【0011】ガード部材20は、樹脂の押出成形によっ
て形成された断面略矩形状をなす筒体であって、内面に
は複数の補強用のリブ21が形成してある。また、この
ガード部材20の左右両端には、金属製の補強部材22
を収納している。本実施例においては補強部材22の収
納されない区域がガード部材20全体の略3分の1程度
に設定してある。
【0012】補強部材22は、図5に示すように基部2
4と、基部24の3辺を折り曲げた略L字状の曲げ部2
5と、基部24の残る1辺の両端を切り欠いて残った部
分に弾力性を持たせるための孔27を設けた弾性部26
とからなり、この弾性部26がガード部材20に対して
奥側になるようにして補強部材22をガード部材20の
両端部に収納する。
【0013】以上の構成において、断熱扉1の製造方法
及びガード部材20の固定方法について説明する。ま
ず、枠体4を取り付けた扉外板2を下治具(図示せず)
に固定し、断熱材側面に補強板14を仮固定した扉内板
3を上治具(図示せず)に固定する。次に扉外板2に所
定量の断熱材原液を充填して下治具に上治具を被せ、加
熱炉(図示せず)において加熱しながら断熱材を発泡成
長させる。この発泡成長過程の発泡圧力と断熱材の接着
力によって扉外板2と枠体4、扉内板3及び補強板14
がそれぞれ密着固定されて断熱扉1ができあがる。
【0014】次に、上治具及び下治具を外し、この断熱
扉1の扉内板3の突状部11に形成した凹所13間に、
略中央部分で撓ませたガード部材20の両端をそれぞれ
挿入すれば、凹所間へのガード部材20の架設作業(即
ち固定作業)が終了する。この固定に先立ち行うガード
部材20を撓ませる作業において、ガード部材20の両
端部分に補強部材22を収納していることから、ガード
部材に加えた力は補強部材が収納されていない部分に集
中するため、小さな力を加えるだけでガード部材を簡単
に撓ませることができる。尚、補強部材22の内端部に
形成した弾性部26により、補強部材の内端部に集中す
る応力を吸収できるため、この応力集中でガード部材2
0、特に補強部材の内端部が位置する部分、に白化現象
(樹脂材料に極端な集中応力が加わった場合に白い傷が
生じる現象のことをいう)が生じることはなくなる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、金属製の補強板は、扉
内板の断熱材側の面に沿い且つ扉内板の両突壁に跨るよ
うに配置されるため、扉内板の突壁と補強板との間に空
間が形成されることはなく、内外両板間に充填される発
泡性断熱材の発泡成長が補強板により阻害されることは
ない。また、補強板の一部が突壁の断熱材側の面に配置
されることから、補強板は扉内板の突壁を除いた部分だ
けでなく突壁そのものの強度をも向上するように作用
し、扉の構造強度を従来よりも向上することができる。
さらに、扉内板の突壁の突部に補強板の孔を係合わせる
だけで補強板を扉内板の裏面に取り付けることができる
ため、補強板の位置決め及び取付作業を従来よりも簡略
化でき、扉装置の組立作業効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の断熱扉の扉内板側の平面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1の下部拡大図である。
【図4】図3のB−B断面図である。
【図5】補強部材の斜視図である。
【図6】図3のC−C断面図である。
【図7】断熱扉の従来構造を示す図2対応の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 断熱扉(扉装置) 2 扉外板 3 扉内板 5 断熱材(発泡性断熱材) 11 突状部(突壁) 14 補強板 15 突部 16 孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製の扉外板と樹脂製の扉内板と内外
    両板間に充填された発泡断熱材とで構成された冷蔵庫の
    扉装置において、前記扉内板の左右両側部に上下方向に
    形成され断熱材側の面に突部を有した突壁と、前記両突
    壁に跨るように前記扉内板の断熱材側面に沿って設けら
    れ前記突部を挿入する孔を有した金属製の補強板とを備
    えたことを特徴とする冷蔵庫の扉装置。
JP26861692A 1992-10-07 1992-10-07 冷蔵庫の扉装置 Pending JPH06123546A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26861692A JPH06123546A (ja) 1992-10-07 1992-10-07 冷蔵庫の扉装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP26861692A JPH06123546A (ja) 1992-10-07 1992-10-07 冷蔵庫の扉装置

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Publication Number Publication Date
JPH06123546A true JPH06123546A (ja) 1994-05-06

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ID=17461023

Family Applications (1)

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JP26861692A Pending JPH06123546A (ja) 1992-10-07 1992-10-07 冷蔵庫の扉装置

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JP (1) JPH06123546A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012072476A3 (en) * 2010-11-30 2013-04-04 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH A cooling device with reinforced liner
KR20140097799A (ko) * 2013-01-30 2014-08-07 엘지전자 주식회사 냉장고 도어, 냉장고 도어의 제조 방법 및 냉장고
JPWO2016113907A1 (ja) * 2015-01-16 2017-06-22 三菱電機株式会社 冷蔵庫

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