JPH06117748A - 冷蔵庫の棚装置 - Google Patents

冷蔵庫の棚装置

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JPH06117748A
JPH06117748A JP26487092A JP26487092A JPH06117748A JP H06117748 A JPH06117748 A JP H06117748A JP 26487092 A JP26487092 A JP 26487092A JP 26487092 A JP26487092 A JP 26487092A JP H06117748 A JPH06117748 A JP H06117748A
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JP
Japan
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door
guard member
inner plate
heat insulating
refrigerator
Prior art date
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Pending
Application number
JP26487092A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyoshi Omote
信義 表
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 扉の突状部に固定される支持部材の強度を維
持しつつ適当な可撓性を持たせることに加え、扉の突状
部への支持部材の固定作業を容易にした冷蔵庫の棚装置
を提供することを目的とする。 【構成】 金属製の扉外板2と樹脂製の扉内板3と内外
両板間に充填された発泡断熱材とで構成された断熱扉1
と、扉内板の左右両側部に上下方向に形成された突状部
11と、扉内板に左右方向に形成された棚壁12と、両
突状部に形成した凹所間に架設された中空樹脂製のガー
ド部材20とからなり、ガード部材の左右両端部に金属
製の補強部材22を収納した冷蔵庫の棚装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫の扉に設けた棚
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に先行する(i)実公昭58−54
623号公報には、扉内板の両側部に形成した突条部の
先端部に棒状の支持部材を固定するための凹部を設けた
扉が開示されている。この扉にあっては、支持部材を凹
部に固定するにあたり支持部材の可撓性を利用して支持
部材を撓ませつつ支持部材の両端をこの凹部に挿入する
作業を行っている。この支持部材は扉ポケットの一部を
構成するものであり、固定作業を容易にするため撓ませ
やすくすると、ポケットに物品を入れたときにも撓みや
すくなって支持部材が凹部から外れやすい不具合がある
から、通常、樹脂製の筒体の中に金属製の棒材を挿入し
て支持部材の補強を行っている。その一例を示すものと
して、(ii)実公昭58−49032号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の支持部材にあっ
ては、筒体の全長にわたり金属製の棒材を挿入している
ことからこの棒材の剛性によって筒体が撓ませにくくな
るため、凹部への支持部材の固定作業がやりにくくなっ
たり、逆に固定作業時に力を加えて撓ませた支持部材が
撓んだ状態のままになってしまい凹部から外れやすくな
る等の不具合があった。
【0004】そこで本発明では、支持部材の強度を維持
しつつ適当な可撓性を持たせることに加え、支持部材の
固定作業を容易にした冷蔵庫の棚装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、金属製の扉外
板と樹脂製の扉内板と内外両板間に充填された発泡断熱
材とで構成された断熱扉と、前記扉内板の左右両側部に
上下方向に形成された突状部と、前記扉内板に左右方向
に形成された棚壁と、両突状部に形成した凹所間に架設
された中空樹脂製のガード部材とからなる冷蔵庫の棚装
置であって、前記ガード部材の左右両端部に金属製の補
強部材を収納したものである。
【0006】また本発明は、金属製の扉外板と樹脂製の
扉内板と内外両板間に充填された発泡断熱材とで構成さ
れる断熱扉と、前記扉内板の左右両側部に形成され断熱
材が充填される突状部とを有した冷蔵庫において、一方
の突状部に設けた凹所と、この凹所に対向させて他方の
突状部に設けた貫通孔と、この貫通孔から挿入され前記
凹所と貫通孔との間に架設された樹脂製のガード部材
と、前記孔に設けられ前記ガード部材を固定するキャッ
プとを備えた冷蔵庫の棚装置を提供するものである。
【0007】
【作用】請求項1によれば、補強部材をガード部材の左
右両端部に収納してガード部材の左右両端部即ち凹所に
固定される部分の補強を行う。このガード部材の中央部
分は補強部材がないので、中央部分は樹脂の可撓性をそ
のまま利用してガード部材を中央部分で撓ませやすい状
態にでき、ガード部材の撓ませ作業及び凹所への固定作
業を容易にしている。
【0008】また請求項2によれば、突状部の貫通孔か
らガード部材を挿入して対向する凹所にガード部材の一
端を支持させることで、ガード部材の他端は貫通孔に支
持されるため、簡単な作業でガード部材両端の支持がで
きる。また、この状態で貫通孔をキャップで閉塞するこ
とにより、このキャップがガード部材の左右方向の移動
を規制する規制部材として作用して、ガード部材を簡単
に固定できる。このため、ガード部材の固定にあたりガ
ード部材の撓ませ作業は不要となり、固定作業が容易に
なる。
【0009】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例を説明す
るが、図1乃至図6は本発明の第1実施例を示し、図7
は第2実施例を示すものであって、まず、第1実施例に
ついて説明する。1は冷蔵庫の断熱扉であり、扉1は、
金属製の扉外板2と、樹脂製の扉内板3と、内外両板を
連結すると共に扉と冷蔵庫本体とのシールを行うシール
部材(図示せず)を固定する環状かつ樹脂製の枠体4
と、内外両板間に充填される発泡性断熱材5とからな
る。
【0010】扉内板3には、その左右両端部に庫内側に
突出するように上下方向にのびた突壁としての2つの突
状部11と、この突状部11の間において左右方向にの
びた複数段(本実施例では4段)の棚壁12とがそれぞ
れ形成してある。また両突状部11には、前記棚壁12
よりも高い位置に断熱材側に向けた凹所13をそれぞれ
対向させて形成しており、この対向する凹所13間に後
述するガード部材20を架設するものである。尚、断熱
扉1(正確に言えば扉内板3)と、2つの突状部11
と、棚壁12及びガード部材20にとり本発明における
冷蔵庫の棚装置を構成している。
【0011】14は扉内板3の両突状部11に跨るよう
に扉内板の断熱材側の面に沿って配設される金属製の補
強板である。この補強板14は、扉1(特に樹脂製の扉
内板3)の断熱材発泡時における発泡圧による膨張変形
及び使用時における冷却による収縮変形をそれぞれ抑制
防止するためのものであり、補強板14の仮固定のため
に突状部11の断熱材側の面に突部15を形成し、補強
板にはこの突部15を挿入する孔16を形成している。
【0012】ガード部材20は、樹脂の押出成形によっ
て形成された断面略矩形状をなす筒体であって、内面に
は複数の補強用のリブ21が形成してある。また、この
ガード部材20の左右両端には、金属製の補強部材22
を収納している。本実施例においては補強部材22の収
納されない区域がガード部材20全体の略3分の1程度
に設定してある。
【0013】補強部材22は、図5に示すように基部2
4と、基部24の3辺を折り曲げた略L字状の曲げ部2
5と、基部24の残る1辺の両端を切り欠いて残った部
分に弾力性を持たせるための孔27を設けた弾性部26
とからなり、この弾性部26がガード部材20に対して
奥側になるようにして補強部材22をガード部材20の
両端部に収納する。
【0014】以上の第1実施例の構成において、断熱扉
1の製造方法及びガード部材20の固定方法について説
明する。まず、枠体4を取り付けた扉外板2を下治具
(図示せず)に固定し、断熱材側面に補強板14を仮固
定した扉内板3を上治具(図示せず)に固定する。次に
扉外板2に所定量の断熱材原液を充填して下治具に上治
具を被せ、加熱炉(図示せず)において加熱しながら断
熱材を発泡成長させる。この発泡成長過程の発泡圧力と
断熱材の接着力によって扉外板2と枠体4、扉内板3及
び補強板14がそれぞれ密着固定されて断熱扉1ができ
あがる。
【0015】次に、上治具及び下治具を外し、この断熱
扉1の扉内板3の突状部11に形成した凹所13間に、
略中央部分で撓ませたガード部材20の両端をそれぞれ
挿入すれば、凹所間へのガード部材20の架設作業(即
ち固定作業)が終了する。この固定に先立ち行うガード
部材20を撓ませる作業において、ガード部材20の両
端部分に補強部材22を収納していることから、ガード
部材に加えた力は補強部材が収納されていない部分に集
中するため、小さな力を加えるだけでガード部材を簡単
に撓ませることができる。尚、補強部材22の内端部に
形成した弾性部26により、補強部材の内端部に集中す
る応力を吸収できるため、この応力集中でガード部材2
0、特に補強部材の内端部が位置する部分、に白化現象
(樹脂材料に極端な集中応力が加わった場合に白い傷が
生じる現象のことをいう)が生じることはなくなる。
【0016】また第2実施例(即ち図7)では扉内板3
0だけを示しており、第1実施例と同様に、この扉内板
30の左右両端部に庫内側に突出するように上下方向に
のびた突壁としての2つの突状部31と、この突状部3
1の間において左右方向にのびた複数段の棚壁32とが
それぞれ形成してある。また、一方(本実施例では右
側)の突状部31には、前記棚壁32よりも高い位置に
断熱材側に向けた凹所33を形成しており、他方(本実
施例では左側)の突状部31には、この凹所33に対向
させて2つの貫通孔34,35を形成している。さら
に、貫通孔34には筒体36を固定し、貫通孔35には
前記筒体36に挿入されてガード部材40の左右方向の
移動を規制するとともにガード部材を固定するキャップ
37を取りつけている。この対向する凹所33と筒体3
6間にガード部材40を架設するものである。
【0017】ガード部材40を架設するにあたり、ま
ず、貫通孔35からガード部材40の一端(右端)を入
れ筒体36を貫通させて凹所33まで挿入して一端を凹
所33で支持させる。このときガード部材40の他端
(左端)は筒体36に支持されるため、貫通孔35から
ガード部材を挿入する簡単な作業で撓ませ作業を行わず
にガード部材40を凹所33と筒体36との間に架設で
きる。そしてキャップ37の先端が筒体36に挿入され
るように貫通孔35にキャップ37を取りつけることに
より、ガード部材40の他端(左端)の左右方向への移
動を規制し、かつ、ガード部材40の抜け止め(即ち固
定)が行える。
【0018】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、ガード部材
の左右両端部に収納された補強部材によりガード部材の
左右両端部即ち凹所に固定される部分の補強が行える。
また、このガード部材の中央部分には補強部材がないた
め、中央部分は樹脂の可撓性をそのまま利用することが
できるので撓ませやすく、ガード部材の撓ませ作業及び
凹所への固定作業が容易になる。
【0019】また請求項2によれば、突状部の貫通孔か
らガード部材を挿入して対向する凹所にガード部材の一
端を支持させることで、ガード部材の他端は貫通孔に支
持されるため、簡単な作業でガード部材両端の支持がで
きる。また、この状態で貫通孔にキャップを取りつける
ことにより、キャップがガード部材の左右方向の移動を
規制する規制部材として作用するため、ガード部材の抜
け止め及び固定が簡単に行える。このため、ガード部材
の固定にあたり従来のようなガード部材の撓ませ作業は
不要となり、固定作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の断熱扉の扉内板側の平面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1の下部拡大図である。
【図4】図3のB−B断面図である。
【図5】補強部材の斜視図である。
【図6】図3のC−C断面図である。
【図7】本発明の第2実施例を示す扉内板の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 断熱扉 2 扉外板 3 扉内板 5 断熱材 11 突状部 12 棚壁 13 凹所 20 ガード部材 22 補強部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製の扉外板と樹脂製の扉内板と内外
    両板間に充填された発泡断熱材とで構成された断熱扉
    と、前記扉内板の左右両側部に上下方向に形成された突
    状部と、前記扉内板に左右方向に形成された棚壁と、両
    突状部に形成した凹所間に架設された中空樹脂製のガー
    ド部材とからなる冷蔵庫の棚装置において、前記ガード
    部材の左右両端部に金属製の補強部材を収納したことを
    特徴とする冷蔵庫の棚装置。
  2. 【請求項2】 金属製の扉外板と樹脂製の扉内板と内外
    両板間に充填された発泡断熱材とで構成される断熱扉
    と、前記扉内板の左右両側部に形成され断熱材が充填さ
    れる突状部とを有した冷蔵庫において、一方の突状部に
    設けた凹所と、この凹所に対向させて他方の突状部に設
    けた貫通孔と、この貫通孔から挿入され前記凹所と貫通
    孔との間に架設された樹脂製のガード部材と、前記孔に
    設けられガード部材を固定するキャップとを備えたこと
    を特徴とする冷蔵庫の棚装置。
JP26487092A 1992-10-02 1992-10-02 冷蔵庫の棚装置 Pending JPH06117748A (ja)

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JP26487092A JPH06117748A (ja) 1992-10-02 1992-10-02 冷蔵庫の棚装置

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JPH06117748A true JPH06117748A (ja) 1994-04-28

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JP26487092A Pending JPH06117748A (ja) 1992-10-02 1992-10-02 冷蔵庫の棚装置

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