JPH06123489A - 給湯機 - Google Patents
給湯機Info
- Publication number
- JPH06123489A JPH06123489A JP26986792A JP26986792A JPH06123489A JP H06123489 A JPH06123489 A JP H06123489A JP 26986792 A JP26986792 A JP 26986792A JP 26986792 A JP26986792 A JP 26986792A JP H06123489 A JPH06123489 A JP H06123489A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water supply
- water
- supply pipe
- hot water
- solenoid valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バイパス回路中のバイパス電磁弁の開閉によ
ってあと沸きを防止している給湯機において、バイパス
電磁弁の故障を検出して、熱湯が出る危険を防止する。 【構成】 給水管１と給湯管２の間に設けられた熱交換
器３と、前記熱交換器３を通らずに給水管１と給湯管２
を結ぶバイパス回路５と、バイパス回路５と給水管１の
分岐点６と熱交換器３の間に設けられた水量センサー７
と、前記バイパス回路５の途中に設けられたバイパス電
磁弁４を有し、前記水量センサー７の信号によりバイパ
ス電磁弁４を一定時間開にする制御器１１を設け、水量
センサー７に通水信号が入ってから一定時間後に水量セ
ンサー７の通過水量に一定以上の変化を検知して、変化
がない場合に全シーケンスを停止させる。
ってあと沸きを防止している給湯機において、バイパス
電磁弁の故障を検出して、熱湯が出る危険を防止する。 【構成】 給水管１と給湯管２の間に設けられた熱交換
器３と、前記熱交換器３を通らずに給水管１と給湯管２
を結ぶバイパス回路５と、バイパス回路５と給水管１の
分岐点６と熱交換器３の間に設けられた水量センサー７
と、前記バイパス回路５の途中に設けられたバイパス電
磁弁４を有し、前記水量センサー７の信号によりバイパ
ス電磁弁４を一定時間開にする制御器１１を設け、水量
センサー７に通水信号が入ってから一定時間後に水量セ
ンサー７の通過水量に一定以上の変化を検知して、変化
がない場合に全シーケンスを停止させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は石油やガスを熱源とし
た、主として家庭用に用いられる給湯機の安全に関する
ものである。
た、主として家庭用に用いられる給湯機の安全に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】図４に従来の給湯機の構成を示す。給水
口に接続された給水管２１と給湯口に接続された給湯管
２２の水路に熱交換器２３を設け、給水管２１と給湯管
２２の間に熱交換器２３を介さずにバイパス電磁弁２４
を有するバイパス回路２５を設け、給水管２１とバイパ
ス回路２５との分岐部２６と給水口の間に水量センサー
２７を設け、さらに給水管２１には給水サーミスタ２８
を、給湯管２２には給湯サーミスタ２９を夫々設け、給
水サーミスタ２８と給湯サーミスタ２９と水量センサー
２７の信号によってバイパス電磁弁２４や熱交換器２３
を加熱するバーナ３０を制御する制御器３１を備えてい
た。
口に接続された給水管２１と給湯口に接続された給湯管
２２の水路に熱交換器２３を設け、給水管２１と給湯管
２２の間に熱交換器２３を介さずにバイパス電磁弁２４
を有するバイパス回路２５を設け、給水管２１とバイパ
ス回路２５との分岐部２６と給水口の間に水量センサー
２７を設け、さらに給水管２１には給水サーミスタ２８
を、給湯管２２には給湯サーミスタ２９を夫々設け、給
水サーミスタ２８と給湯サーミスタ２９と水量センサー
２７の信号によってバイパス電磁弁２４や熱交換器２３
を加熱するバーナ３０を制御する制御器３１を備えてい
た。
【０００３】上記した構成において、このバイパス電磁
弁２４を水量センサー２７に通水信号が入ってから一定
時間の間、開にすることによって分岐部２６よりバイパ
ス電磁弁２４を介し給湯管２２へ給水してあと沸きを防
止していた。
弁２４を水量センサー２７に通水信号が入ってから一定
時間の間、開にすることによって分岐部２６よりバイパ
ス電磁弁２４を介し給湯管２２へ給水してあと沸きを防
止していた。
【０００４】図５に上記従来の給湯機における水量セン
サー２７やバイパス電磁弁２４の通過水量と時間の関係
を示す。図に示す如く、バイパス電磁弁２４が開から閉
に変っても水量の変化は非常に少い。
サー２７やバイパス電磁弁２４の通過水量と時間の関係
を示す。図に示す如く、バイパス電磁弁２４が開から閉
に変っても水量の変化は非常に少い。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の給湯
機において、バイパス回路２５のバイパス電磁弁２４が
故障した場合、水量センサー２７を通過する水量はほと
んど変化しないなどバイパス電磁弁２４の故障をみつけ
る手段がなく、使用者にとって給湯口を開にするたびに
あと沸きによる熱湯が出てくるという危険があった。
機において、バイパス回路２５のバイパス電磁弁２４が
故障した場合、水量センサー２７を通過する水量はほと
んど変化しないなどバイパス電磁弁２４の故障をみつけ
る手段がなく、使用者にとって給湯口を開にするたびに
あと沸きによる熱湯が出てくるという危険があった。
【０００６】そこで本発明は上記従来の課題を解決する
もので、バイパス電磁弁が機械構成の故障や電気的故障
のいずれの場合を問わず、給湯開始時にバイパス回路に
水が流れていない時、シーケンスを停止させて、あと沸
きが継続して熱湯が出てくるという危険がない給湯機を
提供することを目的とするものである。
もので、バイパス電磁弁が機械構成の故障や電気的故障
のいずれの場合を問わず、給湯開始時にバイパス回路に
水が流れていない時、シーケンスを停止させて、あと沸
きが継続して熱湯が出てくるという危険がない給湯機を
提供することを目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の給湯機は、給水管と給湯管の間に設けられた
熱交換器と、前記熱交換器を通らずに前記給水管と前記
給湯管を結ぶバイパス回路と、このバイパス回路と前記
給水管の分岐点より前記熱交換器の間に設けられた水量
センサーと、前記バイパス回路途中に設けられたバイパ
ス電磁弁と、前記水量センサーの信号により前記バイパ
ス電磁弁を一定時間の間、開にする制御器よりなり、前
記制御器は前記水量センサーに通水信号が入ってから一
定時間経過後に前記水量センサーの通過水量に一定以上
の変化がない場合は給湯を停止するようにしたものであ
る。
に本発明の給湯機は、給水管と給湯管の間に設けられた
熱交換器と、前記熱交換器を通らずに前記給水管と前記
給湯管を結ぶバイパス回路と、このバイパス回路と前記
給水管の分岐点より前記熱交換器の間に設けられた水量
センサーと、前記バイパス回路途中に設けられたバイパ
ス電磁弁と、前記水量センサーの信号により前記バイパ
ス電磁弁を一定時間の間、開にする制御器よりなり、前
記制御器は前記水量センサーに通水信号が入ってから一
定時間経過後に前記水量センサーの通過水量に一定以上
の変化がない場合は給湯を停止するようにしたものであ
る。
【０００８】
【作用】本発明は上記した構成により、バイパス電磁弁
が故障した場合、水量センサーに通水信号が入ってから
一定時間経過後にも水量センサーの信号には変化があら
われないので、全シーケンスを停止して、熱湯が、給湯
口開のたびに出てこない。
が故障した場合、水量センサーに通水信号が入ってから
一定時間経過後にも水量センサーの信号には変化があら
われないので、全シーケンスを停止して、熱湯が、給湯
口開のたびに出てこない。
【０００９】
【実施例】以下本発明の給湯機の一実施例を図面にもと
づいて説明する。図１において、給水口に接続された給
水管１と給湯口に接続された給湯管２の間に熱交換器３
と、給水管１と給湯管２の間に熱交換器３を介さずにバ
イパス電磁弁４を有するバイパス回路５と、給水管１と
バイパス回路５の分岐点６より熱交換器３側の給水管１
に水量センサー７を設け、さらに給水管１には給水温度
を検知する給水サーミスタ８を、給湯管２には給湯温度
を検知する給湯サーミスタ９を夫々設け、給水サーミス
タ８と給湯サーミスタ９および水量センサー７からの信
号によって、バイパス電磁弁４や熱交換器３を加熱する
バーナ１０を制御する制御器１１を備えている。
づいて説明する。図１において、給水口に接続された給
水管１と給湯口に接続された給湯管２の間に熱交換器３
と、給水管１と給湯管２の間に熱交換器３を介さずにバ
イパス電磁弁４を有するバイパス回路５と、給水管１と
バイパス回路５の分岐点６より熱交換器３側の給水管１
に水量センサー７を設け、さらに給水管１には給水温度
を検知する給水サーミスタ８を、給湯管２には給湯温度
を検知する給湯サーミスタ９を夫々設け、給水サーミス
タ８と給湯サーミスタ９および水量センサー７からの信
号によって、バイパス電磁弁４や熱交換器３を加熱する
バーナ１０を制御する制御器１１を備えている。
【００１０】上記構成において、図２および図３にもと
づいて動作を説明する。正常動作時は図２の如く、出湯
口開と同時にバイパス電磁弁４が開になり、一定時間Ｔ
1 後にバイパス電磁弁４が閉になる。この時水量センサ
ー７の通過水量は時間Ｔ1 の間は出湯口からの出湯量か
らバイパス電磁弁４の通過水量を減じた量が流れ、Ｔ 1
時間後にバイパス電磁弁４が閉じると水量センサー７の
通過水量は増加する。
づいて動作を説明する。正常動作時は図２の如く、出湯
口開と同時にバイパス電磁弁４が開になり、一定時間Ｔ
1 後にバイパス電磁弁４が閉になる。この時水量センサ
ー７の通過水量は時間Ｔ1 の間は出湯口からの出湯量か
らバイパス電磁弁４の通過水量を減じた量が流れ、Ｔ 1
時間後にバイパス電磁弁４が閉じると水量センサー７の
通過水量は増加する。
【００１１】バイパス電磁弁４の故障時は図３の如く、
制御器１１からバイパス電磁弁４に開信号が入り、Ｔ1
時間後に閉信号を入れても水量センサー７の通過水量が
全く変化しないので、これを検知して給湯を停止させ
る。
制御器１１からバイパス電磁弁４に開信号が入り、Ｔ1
時間後に閉信号を入れても水量センサー７の通過水量が
全く変化しないので、これを検知して給湯を停止させ
る。
【００１２】
【発明の効果】以上のように本発明の給湯機によれば、
バイパス電磁弁の故障が機構的、電気的の要因に関係な
く、バイパス回路が開閉しない状態を水量センサーで検
出できることにより、あと沸きがバイパス回路の水によ
ってうすめられずに熱湯が出湯口から毎回出てくるとい
う危険な状態を、特にコストをかけずに防止できる。
バイパス電磁弁の故障が機構的、電気的の要因に関係な
く、バイパス回路が開閉しない状態を水量センサーで検
出できることにより、あと沸きがバイパス回路の水によ
ってうすめられずに熱湯が出湯口から毎回出てくるとい
う危険な状態を、特にコストをかけずに防止できる。
【図１】本発明の一実施例における給湯機の構成図
【図２】同実施例の正常動作時の出湯量と時間との関係
を示す動作図
を示す動作図
【図３】同実施例のバイパス電磁弁故障時の出湯量と時
間との関係を示す動作図
間との関係を示す動作図
【図４】従来例の給湯機の構成図
【図５】従来例の給湯機における正常動作時の出湯量と
時間との関係を示す動作図
時間との関係を示す動作図
１ 給水管 ２ 給湯管 ３ 熱交換器 ４ バイパス電磁弁 ５ バイパス回路 ６ 分岐点 ７ 水量センサー １１ 制御器
Claims (1)
- 【請求項１】給水管と給湯管の間に設けられた熱交換器
と、前記熱交換器と並列に前記給水管と前記給湯管を結
ぶバイパス回路を設け、このバイパス回路と前記給水管
分岐点と前記熱交換器の間に設けられた水量センサー
と、前記バイパス回路途中に設けられたバイパス電磁弁
と、前記水量センサーの信号により前記バイパス電磁弁
を一定時間の間開にする制御器よりなり、前記制御器
は、前記水量センサーに通水信号が入ってから一定時間
経過後に前記水量センサーの通過水量に一定以上の変化
がない場合には給湯を停止する給湯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26986792A JPH06123489A (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 給湯機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26986792A JPH06123489A (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 給湯機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06123489A true JPH06123489A (ja) | 1994-05-06 |
Family
ID=17478317
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26986792A Pending JPH06123489A (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 給湯機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06123489A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT514681A1 (de) * | 2013-08-05 | 2015-02-15 | Vaillant Group Austria Gmbh | Verfahren zur Stagnationserkennung und Stagnationvermeidung in Wärmeübertragern |
-
1992
- 1992-10-08 JP JP26986792A patent/JPH06123489A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT514681A1 (de) * | 2013-08-05 | 2015-02-15 | Vaillant Group Austria Gmbh | Verfahren zur Stagnationserkennung und Stagnationvermeidung in Wärmeübertragern |
| AT514681B1 (de) * | 2013-08-05 | 2015-06-15 | Vaillant Group Austria Gmbh | Verfahren zur Erkennung und Vermeidung von Sieden in Wärmeübertragern |
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