JPH06123425A - 温風暖房器 - Google Patents

温風暖房器

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JPH06123425A
JPH06123425A JP4268508A JP26850892A JPH06123425A JP H06123425 A JPH06123425 A JP H06123425A JP 4268508 A JP4268508 A JP 4268508A JP 26850892 A JP26850892 A JP 26850892A JP H06123425 A JPH06123425 A JP H06123425A
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Japan
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air
temperature
heat exchanger
thermistor
blower fan
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JP4268508A
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Yutaka Shirai
豊 白井
Shoichi Hara
正一 原
Naoki Ishikura
直樹 石倉
Goji Honda
剛司 本田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温風暖房器において、送風ファン停止等の流
入空気量不足による器具の異常温度上昇を、サーミスタ
を用いて早期に検知し、器具の異常温度過熱を防止す
る。 【構成】 バーナ1の燃焼ガスで室内空気を循環加熱す
る熱交換器2を備え、送風ファン12にて、前記熱交換
器温風を室内に吹き出し、感熱素子にサーミスタ7を用
いて、異常時に温度上昇値と、上昇時間を検知して判定
する器具の異常温度過熱防止判定器16を備える。 【効果】 大きな温度上昇値となる異常過熱発生を迅速
に検知して器具停止が行え、器具の焼損、発煙等の防止
が出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気取入口閉塞、吹出口
閉塞、送風ファン停止等による異常運転に基づいた器具
異常過熱を防止する機能を備えた温風暖房器に係る。
【0002】
【従来の技術】従来の温風暖房器の過熱防止用安全装置
は、バイメタルスイッチを感熱素子に使い、通常時はバ
イメタル接点が導通しており、熱交換器等の器具の異常
温度上昇時にバイメタルスイッチの設定温度にて、バイ
メタルスイッチ接点導通が無くなり、器具の運転を停止
させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のバイメタルスイ
ッチ方式では、空気取入口閉塞時、吹出口閉塞時、器具
転倒時、バーナのガス量燃焼増大時、送風用ファン停止
時等の異常時、バイメタルスイッチ近傍は、送風不足に
基づいて急激に温度上昇するが、バイメタルスイッチの
受熱容量が大きくて感温速度が遅いために迅速に器具の
運転停止を図れなかった。特に、送風不足度の大きいと
きには急激な温度上昇を併うため器具の焼損や多量の発
煙もあった。
【0004】そこで本発明は、空気取入口閉塞時、温風
吹出口閉塞時、器具転倒時、バーナの燃焼増大時、送風
用ファン停止時等の送風異常時に、サーミスタが検知す
る温度上昇値に応じて器具の異常を検知し、早期に器具
の運転を停止して異常過熱の防止を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の温風暖房器の手段は、温風通路外壁温度の
感熱素子にサーミスタを用いて異常時に温度上昇値と上
昇時間を検知し、器具の異常温度過熱を判定する過熱防
止判定器を備えたものである。
【0006】
【作用】そして、上記手段により本発明は、空気取入口
閉塞等により送風ファンの送風量が軽度に低下した時に
は、サーミスタからの信号によって単位時間当りの小さ
い温度上昇値を検知した過熱温度判定器が所定温度で異
常検出を行う。
【0007】また、送風ファンが駆動しない等の送風量
が大きく低下したときに単位時間に大きな温度上昇値を
検知すれば、前記所定温度とは別に所定時間で器具停止
の判定指示をし、所定温度に到る前に早期に異常運転を
停止して器具使用の安全を図れる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の温風暖房器の実施例について
図面を参照しながら説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例を示し、バーナ1
で燃焼された温風は、送風用ファン12の吸引力により
熱交換器2を通り、送風ファン12の吸引力により、温
風の吹出口3より吹出される。バーナ1での必要燃焼空
気は本体裏板4に取付られた空気取入口のフィルター5
より通路aから取り入れられる。また、通路bからの空
気は熱交換器2の上部を通過して本体前板6と熱交換器
2の送風ダクト8の間を通り、本体前板6、前側送風ダ
クト8を冷却して送風ファン12へ送られる。前側送風
ダクト8の上方にはサーミスタ7を接触させて表面温度
を検知する。
【0010】熱交換器2の内部には、バーナ1が備えら
れており、フィルター5の通路Cより取入れられた空気
とバーナ1の燃焼ガスの混合気は、前側送風ダクト8と
後側送風ダクト9の間を流れる。本体の下部にはバーナ
1や送風ファン12等を駆動制御するシーケンス回路1
4を有した制御器15を備える。制御器15はサーミス
タ7の検知信号を受信し、単位時間当りの温度上昇値を
先ず判定し、温度上昇値に応じてバーナ1の運転停止を
判定指示する過熱防止判定器16も設ける。
【0011】前側送風ダクト8は上面ダクト10と熱交
換器カバー11の間を流れてくる空気による混合気と、
熱交換器カバー11と本体前板6を流れる空気に接触
し、バーナ1の高温の燃焼ガスとの接触を避けて比較的
低温の表面温度を持たせ、サーミスタ7を取付けてい
る。
【0012】次に、空気の循環供給が異常な例としてホ
コリ詰り等による空気取入口の閉塞時には、送風用ファ
ン12のフィルター5よりの吸引抵抗が増え、吸引量が
低下するため上面ダクト10と熱交換器カバー11間等
の通路Cからの空気流入が低下し、前後送風ダクト8の
冷却度が低下して加熱され、サーミスタ7の検知温度が
上昇する。
【0013】また、送風ファン12が故障等によって停
止した場合、バーナ1の燃焼ガスが上面ダクト10と前
側送風ダクト8を熱気上昇により加熱し、サーミスタ7
が高い温度上昇の検知を行う。
【0014】図2に従って説明すると、Bのケースでは
空気取入口のフィルター5にホコリが付着して徐々に吸
気抵抗が増大し、通路Cからの冷却空気が減少して混合
気の温度が上昇して行き、サーミスタ7が検知する温度
上昇値13がゆるやかな場合を示す。また、Aのケース
では送風用ファン12停止により冷却空気がほとんど無
くなり、急激な温度上昇値となる。
【0015】Bのケースとなる原因としては、軽度の吹
出口閉塞、空気取入口閉塞、バーナ燃焼ガス量増大、送
風用ファン12のファンブレードへのホコリ付着、フィ
ルター5へのホコリ詰り等があり、Aのケースの原因と
しては送風用ファン12の故障停止、器具転倒によりフ
ィルター5や吹出口3が閉塞されたりすることが相当す
る。また、当然のこととして、ケースA程ではないがケ
ースBよりも単位時間当りの温度上昇値が大きい中間的
なケースも考えられる。
【0016】Cのケースは従来のハイリミットスイッチ
が設定温度Ts(70℃)を遅い感温速度で時間t3
要して検知する。これと比較してサーミスタ7は受熱容
量が小さいから時間t3 よりも少い時間t2 で早期に設
定温度Tsを検知でき、同じ異常運転が発生しても過熱
防止判定器16の指示により早く異常で良くない運転を
停止できる。
【0017】過熱防止判定器16はケースAやケースB
の異常運転になると、サーミスタ7からの信号を受けて
先ず所定の短時間Δtにおける温度上昇値ΔTを検出す
る。そして、ΔT/Δt=ΔT1 としての単位時間当り
の平均的な温度上昇値を演算し、ケースAを判定するた
めに設定した基準温度上昇値ΔTsと比較する。もし、
ΔT1 <ΔTsを判定すると運転を継続し、その後サー
ミスタ7からの信号が設定温度Tsを超えることがある
と、バーナ1や送風ファン12を停止するようにシーケ
ンス回路14に指示して異常運転を停める。
【0018】過熱防止判定器16が検出した温度上昇値
ΔT1 が基準温度上昇値ΔTsよりも大きいΔT1 ≧Δ
Tsのときには、通路Cからの冷却空気が極端に不足
し、熱交換器2の過熱は勿論のこと、この熱交換器2の
前側送風ダクト8や熱交換器カバー11等からの高温放
射による本体内各部の過熱が短時間に急激に生じる。そ
こで、過熱防止判定器16は前記温度上昇値ΔT1 を時
間t1 で検出すると同時に、シーケンス回路14に指示
してこの危険な運転を直ちに停止指示する。このとき、
サーミスタ7の周辺の前側送風ダクト8等の表面温度は
設定温度Tsより低い状態でも前記温度上昇値ΔT1
検出でき、運転停止後に余熱による更なる温度上昇が加
ったとしても、少くとも設定温度Tsで運転停止する場
合よりも熱交換器2等の過熱度を抑えることができる。
【0019】このように、熱交換器2への空気供給がケ
ースAのように決定的に不足したケースでは設定温度T
sへの到達を待って不要に危険な過熱現象を招くことを
防止し、温度上昇値ΔT1 を計測判定することにより、
送風用ファン12停止等の異常運転時間を短時間に終ら
せることができる。また、温度上昇値ΔT1 が基準温度
上昇値ΔTsより低いとき、更に前記中間的なケースに
対して基準温度上昇値ΔTs2 <ΔTsを設けることも
できる。この中間的なケースを設けないケースBではホ
コリの詰り度合いが軽度のときは、設定温度Tsに必ず
しも到達するとは限らないから、設定温度Tsに到達す
るか否かを監視して、もし設定温度Tsに到達するとき
は使用上不安全と見なして運転を停止するようにした。
【0020】
【発明の効果】以上の説明によって本発明の温風暖房器
は、感熱素子としてのサーミスタとこのサーミスタの信
号を判定する過熱防止判定器を備えることによって、送
風ファン停止等により熱交換器への空気供給が大巾に不
足して単位時間当りに大きな温度上昇が発生した場合、
小さな温度上昇時検知する設定温度に達するまでに、前
記温度上昇検出のための所定時間で異常検出を行うこと
ができ、異常過熱発生時早期に器具の焼損、発煙のない
安全な運転停止が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による温風暖房器の一実施例を示す構成
【図2】同送風用ファン停止時のサーミスタ温度上昇値
等を示す特性図
【符号の説明】
1 バーナ 2 熱交換器 7 サーミスタ 8 前側送風ダクト 12 送風用ファン 16 過熱防止判定器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本田 剛司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナの燃焼ガスで室内空気を循環加熱
    する熱交換器と、前記室内空気を熱交換器へ循環供給す
    る送風ファンと、熱交換器が前記循環加熱した温風を室
    内に吹出す温風通路と、この温風通路の外壁の温度を検
    知するサーミスタと、サーミスタの信号を受信して送風
    ファンから熱交換器へ循環供給する室内空気の不足度に
    より変化する単位時間当りの温風通路の温度上昇値に応
    じ、所定時間または所定温度でバーナの燃焼停止を判定
    指示する過熱防止判定器を備えた温風暖房器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010136609A (ja) * 2008-11-04 2010-06-17 Fuji Electric Systems Co Ltd インバータ装置の冷却能力測定方法
JP2015096777A (ja) * 2013-11-15 2015-05-21 株式会社コロナ 温風暖房機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010136609A (ja) * 2008-11-04 2010-06-17 Fuji Electric Systems Co Ltd インバータ装置の冷却能力測定方法
JP2015096777A (ja) * 2013-11-15 2015-05-21 株式会社コロナ 温風暖房機

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