JPH0612320A - コンピュータシステムにおけるcpuの動作方法 - Google Patents

コンピュータシステムにおけるcpuの動作方法

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JPH0612320A
JPH0612320A JP16890592A JP16890592A JPH0612320A JP H0612320 A JPH0612320 A JP H0612320A JP 16890592 A JP16890592 A JP 16890592A JP 16890592 A JP16890592 A JP 16890592A JP H0612320 A JPH0612320 A JP H0612320A
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cpu
rom
board
ram
main board
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Asaki Miyamoto
朝紀 宮本
Akihiro Nishi
明宏 西
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コンピュータシステムにおけるCPUの動作方
法、及びそれに用いるメインボード及びメモリボードに
関し、機能の拡張又は変更などのためにメモリボードを
接続した場合において、CPUの動作周波数をできるだ
け高くして処理速度を向上させることを目的とする。 【構成】CPU、ROM、RAM、及びクロック発生器
を含んで構成されるコンピュータシステムにおいて、少
なくともCPUが搭載されたメインボードと、ROM、
RAM、及びクロック発生器が搭載され、メインボード
に着脱可能に接続されるメモリボードとを備え、CPU
を、少なくともメモリボードに搭載されたROM又はR
AMのアクセス時において、当該メモリボードに搭載さ
れたクロック発生器が発生するクロック信号に同期して
動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータシステム
におけるCPUの動作方法、及びそれに用いるメインボ
ード及びメモリボードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、プリンタ装置その他の機器の
制御又は信号処理のために、その処理動作に必要なプロ
グラムを格納したROM(読み出し専用のメモリ)、R
AM(読み書き可能なメモリ)、CPU(中央処理装
置)、及びクロック発生器を含んで構成されるコンピュ
ータシステム(又はコントローラ)が内蔵されている。
【0003】このようなコンピュータシステムでは、ク
ロック発生器の発生するクロック信号に同期してCPU
が動作し、そのCPUによってROM及びRAMのアク
セスが行われる。
【0004】さて、このような機器の機能を拡張し又は
変更する場合に、拡張又は変更された機能を実現するた
めのプログラムを格納したROMを搭載(実装)したメ
モリボードを別途作成し、そのメモリボードを、CPU
が搭載された元のボード(メインボード)にコネクタな
どにより接続し、これによってメインボードのCPUが
メモリボードのROMをアクセスするようにシステム構
成することが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、そのような従
来のシステムでは、メモリボードをメインボードに接続
した場合に、CPUを動作させるためのクロック発生器
として、CPUとともに搭載されている元のクロック発
生器をそのまま使用するようになっている。
【0006】そのため、メモリボードに搭載したROM
に格納されるプログラムがメインボードに搭載された元
のROMのプログラムよりも長く複雑になった場合で
も、CPUの動作周波数が同一であるために、拡張又は
変更された機能を実現するのにその処理速度が低下する
という問題が生じている。
【0007】本発明は、上述の問題に鑑み、機能の拡張
又は変更などのためにメモリボードを接続した場合にお
いて、CPUの動作周波数をできるだけ高くして処理速
度を向上させることの可能なコンピュータシステムにお
けるCPUの動作方法、及びそれに使用されるメモリボ
ード及びメインボードを提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る動
作方法は、上述の課題を解決するため、CPU、RO
M、RAM、及びクロック発生器を含んで構成されるコ
ンピュータシステムにおいて、少なくとも前記CPUが
搭載されたメインボードと、少なくとも前記ROMの一
部、少なくとも前記RAMの一部、及び前記クロック発
生器が搭載され、前記メインボードに着脱可能に接続さ
れるメモリボードとを備え、前記CPUを、少なくとも
前記メモリボードに搭載された前記ROM又は前記RA
Mのアクセス時において、当該メモリボードに搭載され
たクロック発生器が発生するクロック信号に同期して動
作させる。
【0009】請求項2の発明に係るメモリボードは、C
PUが搭載されたメインボードに着脱可能に接続される
メモリボードであって、前記メモリボードには、RO
M、RAM、及びクロック発生器が搭載されており、前
記メモリボードを前記メインボードに接続したときに、
前記クロック発生器の発生するクロック信号が前記CP
Uの動作のために供給されるとともに、前記メモリボー
ドのROM及びRAMが、前記CPUによってアクセス
されるように構成される。
【0010】請求項3の発明に係るメインボードは、C
PUが搭載されており、ROM、RAM、及びクロック
発生器が搭載されたメモリボードが当該メインボードに
着脱可能であり、前記メモリボードが装着されて接続さ
れたときに、当該メモリボードに搭載されたクロック発
生器によって当該メインボードのCPUが動作し、且つ
当該メモリボードに搭載されたROM及びRAMをアク
セスするように構成される。
【0011】請求項4の発明に係るメインボードは、ク
ロック発生器と、当該メインボードのクロック発生器と
前記メモリボードに搭載されたクロック発生器とを選択
して前記CPUに供給するためのクロック選択回路とが
搭載されて構成される。
【0012】
【作用】メインボードにメモリボードを装着することに
よって、メインボードのCPUは、メインボードのクロ
ック発生器又はメモリボードのクロック発生器のいずれ
かからのクロック信号によって動作する。
【0013】メモリボードに搭載するRAM又はROM
のアクセス速度を、メインボードに搭載されるそれらよ
りも高速とし、それらをアクセスする際に、それらに合
った周波数のクロック信号を選択することによって、コ
ンピュータシステムの処理の速度化が図られる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の第1実施例のメインボード3
のブロック図である。メインボード3は、CPU11、
I/Oポート12、RAM13、ROM14、メモリコ
ントローラ15、クロック信号CLK1を発生するクロ
ック発生器16、及び、2種類のクロック信号CLK
1,2のいずれかをクロック信号INCLKとして選択
してCPU11に供給するためのクロック選択回路17
を有している。
【0015】バスラインB1〜3は、CPU11、メモ
リコントローラ15、RAM13、及びROM14の相
互間を接続するものであり、RAM13及びROM14
などの制御のためのコントロールラインを含む。
【0016】ROM14には、CPU11が実行するた
めのプログラムが格納されており、通常はこのROM1
4に格納されたプログラムを実行することによって、例
えばプリンタ装置としての所定の標準的な機能が実現さ
れる。
【0017】その場合に、つまりメインボード3を単体
で使用する場合に、CPU11には、クロック選択回路
17によって、クロック発生器16からのクロック信号
CLK1がクロック信号INCLKとして供給される。
【0018】クロック信号CLK1の周波数は、CPU
11の動作可能な周波数であることは勿論であるが、R
AM13及びROM14のアクセス速度を考慮した上
で、それらのアクセスに無駄なウエイト時間を要するこ
とのないよう、充分に低い周波数が選定されている。
【0019】このように、メインボード3の基本的な機
能のみを実現するための余り複雑でないプログラムがR
OM14に格納されており、そのプログラムの実行には
それほど速い動作速度を要しないので、アクセス速度の
遅いRAM13及びROM14を使用して、メインボー
ド3のコストの低減が図られている。但し、CPU11
は、後述のクロック信号CLK2の周波数でも動作可能
なものが使用されている。
【0020】次に、メインボード3にメモリボードを追
加接続した種々のコンピュータシステムの例について説
明する。図2は本発明の第1実施例のコンピュータシス
テム1のブロック図、図3はメインボード3とメモリボ
ード4との接続方法を示す図、図4は検出回路90の回
路及び動作表を示す図、図5はクロック選択回路17の
回路図、図6はクロック選択回路17の動作タイミング
チャート、図7はメモリコントローラ15内のROM切
換え回路60を示す図である。
【0021】第1実施例のコンピュータシステム1は、
メインボード3にメモリボード4が装着されたものであ
り、メインボード3のRAM13、ROM14、及びク
ロック発生器16が、メモリボード4のそれらに置き換
えられて接続されている。
【0022】すなわち、メインボード3には、図3に示
すようなコネクタ100aが取り付けられており、この
コネクタ100aにメモリボード4のコネクタ100b
を差し込むことによって、メモリボード4が追加接続さ
れ、拡張されたコンピュータシステム1が構成されてい
る。
【0023】コネクタ100aには、図4に示す検出回
路90が接続されており、CPU11の3つのポートP
0〜2に接続される3ビットの情報によって、ボードの
装着の有無及び装着されたボードの種類が検出される。
【0024】さて、メモリボード4には、クロック発生
器21、RAM22、及びROM23が搭載されてい
る。クロック発生器21は、メインボード3のクロック
発生器16よりも周波数の高いクロック信号CLK2を
発生する。RAM22及びROM23は、クロック信号
CLK2の周波数に基づく速度でのアクセスが可能なよ
うに、高速のものが用いられている。ROM23には、
ROM14に格納されたプログラムによる機能を拡張し
又は変更した機能を実現するためのプログラムが格納さ
れている。
【0025】クロック発生器21のクロック信号CLK
2はクロック選択回路17に、RAM22及びROM2
3はバスラインB2a,B3aを介してメモリコントロ
ーラ15に、それぞれ接続されている。
【0026】検出回路90によって、コネクタ100a
にメモリボード4が装着されたことが検出されると、C
PU11は、その時点T1でそれを切換え要求信号/C
SREQであると解釈し、現に実行している処理を終了
させた後の時点T2において、クロック選択回路17に
対し、メモリボード4に搭載されたクロック発生器21
からのクロック信号CLK2を選択するよう、切り換え
のための信号/RESを出力する。なお、信号名に
「/」が付されているのはその信号がアクティブローで
あることを示す。
【0027】図5及び図6を参照して、クロック選択回
路17に信号/RESが入力されると、すなわち信号/
RESがアクティブ(「L」)になると、セレクタ53
のR端子への信号RESETもアクティブ(「H」)と
なり、図5(b)に示すように、そのS端子に入力され
る信号/MBに応じてクロック信号CLK1,2が選択
される。
【0028】信号/MBは、信号/CSREQがアクテ
ィブである間において、信号/RESがアクティブとな
った一定時間t1後にアクティブとなる切換え信号であ
り、例えば信号/RESにより計時を開始するカウンタ
回路(タイマー回路)及び信号/CSREQによるゲー
ト回路などの組み合わせによって生成される。
【0029】したがって、信号/RESがアクティブと
なった後、一定時間t1の後の時点T3で信号/MBが
アクティブとなることによって、クロック信号CLK1
からクロック信号CLK2へと切り換えられ、それがク
ロック信号INCLKとしてCPU11に供給される。
【0030】また、信号/RESがアクティブとなった
時点T2から、カウンタ51がクロック信号CLK1の
カウントを開始し、一定のカウント値となったとき、す
なわち一定の時間t2が経過したときに、カウンタ51
のQ端子がアクティブ(「H」)となって信号RESE
T及び信号/RESがインアクティブとなる。これによ
って、クロック信号INCLKの切り換え動作が完了す
る。なお、その後の信号/CSREQがアクティブであ
る間において、信号/MBもアクティブであり、クロッ
ク信号CLK2がクロック信号INCLKとしてCPU
11に供給される。
【0031】信号/RESがアクティブである間は、C
PU11はリセット状態にあり、この間においては、ク
ロック信号CLK1,2の競合、又は切り換えによるク
ロック信号INCLKの乱れが生じても、CPU11の
動作には影響がない。
【0032】つまり、信号/MBによってクロック信号
CLK1,2を切り換える前後において充分な長さのリ
セット信号/RESを出力し、その間においてCPU1
1をリセット状態としておくことによって、クロック信
号CLK1,2の切り換え時におけるCPU11の異常
動作の発生を防止している。
【0033】さらに、信号/MBによって、ROM14
からROM23への切り換えが行われる。図7におい
て、信号/MBがアクティブになると、ゲート61がオ
フし且つゲート62がオンする。これによって、CPU
11からの信号/CEがアクティブ(「L」)になった
ときに、ROM23がチップセレクトされ、インストラ
クションバスI及びアドレスバスAによってCPU11
からアクセスされることとなる。
【0034】また、図示は省略したが、ROM14,2
3と同様にRAM13,22の切り換えも行われ、RA
M22に対してCPU11によるアクセスが行われる。
したがって、メモリボード4がメインボード3に装着さ
れると、クロック信号INCLKとしてメモリボード4
に搭載されたクロック発生器21のクロック信号CLK
2が供給され、且つROM14に代えてROM23がア
クセスされ、ROM23に格納されたプログラムが実行
される。
【0035】クロック信号CLK2の周波数はクロック
信号CLK1よりも高いので、ROM23へのアクセス
が高速で行われ、処理速度が速くなる。したがって、R
OM23にROM14よりも長く複雑なプログラムが格
納されている場合でも、その実行に要する時間が長くな
らず、拡張された機能などを高速で実現することができ
る。
【0036】なお、上述したように、RAM13及びR
OM14、RAM22及びROM23のそれぞれのアク
セス速度は、ノーウエイトでアクセスができるようにク
ロック信号CLK1又はクロック信号CLK2の周波数
を満足している。
【0037】図8は本発明の第2実施例のコンピュータ
システム1aのブロック図、図9はメモリコントローラ
15a内のRAM切換え回路70を示す図である。第2
実施例において、第1実施例と同様の要素には同一の符
号を付して説明を省略し又は簡略化する。
【0038】第2実施例のコンピュータシステム1a
は、メインボード3aにメモリボード4aが装着された
ものであり、メインボード3aのROM14、及びクロ
ック発生器16がメモリボード4aのそれらに置き換え
られるとともに、メインボード3のRAM13とメモリ
ボード4のRAM22とがバンクインターリーブ方式で
アクセスされるようになっている。
【0039】すなわち、メインボード3aのメモリコン
トローラ15aには、RAM切換え回路70が設けられ
ており、メモリボード4aが装着されたときに、RAM
13及びRAM22をCPU11がバンクインターリー
ブ方式でアクセスするように切り換える。
【0040】図9において、メモリボード4aが装着さ
れていないとき、すなわち信号/MBがインアクティブ
であるときには、アドレスバスのアドレスA0,1,2
…は、ゲート71a〜73aなどによってRAM13の
対応するアドレス端子に接続され、且つ信号/CEはゲ
ート74aによってRAM13の/CE端子に接続さ
れ、通常の動作によってRAM13へのアクセスが行わ
れる。
【0041】メモリボード4aが装着されて信号/MB
がアクティブになると、上述のゲート71a〜74aは
閉じられ、これに代えて、ゲート71b〜72bなどに
よって、アドレスバスのアドレスA1,2…は、RAM
13,22の1ビット下位に対応するアドレス端子に接
続される。また、信号/CEは、ゲート73b,74
b,75,76を介して、アドレスA0の状態に応じて
RAM13又はRAM22の/CE端子に選択的に接続
される。
【0042】したがって、最下位のアドレスA0が
「1」「0」「1」「0」…というように、アドレスが
連続的に変化する場合には、RAM13とRAM22と
が交互にアクセスされる。
【0043】この例のコンピュータシステム1aでは、
メモリコントローラ15aの回路が多少複雑にはなる
が、RAM13,22のアクセスを交互に行うため、R
AM13,22はCPU11に対して見掛け上2倍のア
クセス速度が得られることになる。したがって、RAM
22としてアクセス速度の比較的遅いものを用いること
ができる上、RAM13もそのまま使用することができ
る。
【0044】図10は本発明の第3実施例のコンピュー
タシステム1bのブロック図、図11はメモリコントロ
ーラ15a内のROM切換え回路80を示す図である。
第3実施例において、第1実施例と同様の要素には同一
の符号を付して説明を省略し又は簡略化する。
【0045】第3実施例のコンピュータシステム1b
は、メインボード3bにメモリボード4bが装着された
ものであり、メインボード3bのROM14とメモリボ
ード4bのROM23とを互いに異なるアドレス領域に
割り当て、処理内容に応じていずれかのROM14,2
3をアクセスするようになっている。
【0046】また、アクセスされるROM14,23に
応じて、いずれかのクロック発生器16,21が選択さ
れ、それぞれのクロック信号CLK1,2によってCP
U11が動作する。RAM13,22は、上述の第2実
施例と同様にバンクインターリーブ方式でアクセスされ
る。なお、RAM13及びROM14、RAM22及び
ROM23のそれぞれのアクセス速度は、ノーウエイト
でアクセスができるようにクロック信号CLK1又はC
LK2の周波数を満足している。
【0047】すなわち、図11(b)に示すように、R
OM14はアドレス「0」〜「FFFFH」に、ROM
23はアドレス「10000H」〜「1FFFFH」
に、それぞれ割当てられている。
【0048】図11(a)に示すように、最上位のアド
レスA16が「1」又は「0」のいずれであるかによっ
て、ROM14とRAM22とのアクセスが切り換えら
れるが、ROM23への切り換えは信号/MBがアクテ
ィブとなったときに行われる。
【0049】つまり、この実施例においては、アドレス
A16が「1」となったときに信号/CSREQがアク
ティブとなり、その一定時間t1後に信号/MBがアク
ティブとなってROM14,23の切り換えが行われ
る。
【0050】この例によると、メインボード3bのRO
M14も有効に利用されるので、ROM23には拡張し
又は変更する部分の機能に対応したプログラムのみを格
納すればよく、ROM23には拡張又は変更すべき多く
の機能のプログラムを格納することができる。
【0051】図12は本発明の第4実施例のコンピュー
タシステム1cのブロック図である。このコンピュータ
システム1cのメインボード3cには、上述の3つの実
施例のようなRAM、ROM、クロック発生器が設けら
れておらず、これらは全てメモリボード4cに搭載され
たものが用いられる。したがって、当然に、メインボー
ド3cにはクロック選択回路も設けられておらず、また
メモリコントローラ15cも簡単な回路で実現できる。
【0052】つまり、この実施例においては、メインボ
ード3cは、それ単体ではコンピュータシステムとして
は動作不可能であり、メモリボード4cを装着すること
によってコンピュータシステム1cとして完成する。
【0053】メモリボード4cにおいては、当該メモリ
ボード4cに搭載されたRAM13及びROM23のア
クセス速度のみを考慮すればよいので、クロック発生器
21を比較的自由に設計することが可能である。
【0054】したがって、例えば、コンピュータシステ
ム1cをプリンタ装置のコントローラとして使用する場
合に、多数の同一仕様のメインボード3cを標準品とし
て準備しておき、プリンタエンジンの印字速度に応じ
て、それに合った周波数のクロック発生器21、及びそ
の周波数に見合うアクセス速度のRAM22及びROM
23を搭載したメモリボード4cを装着すればよい。
【0055】つまり、同一仕様の多数のメインボード3
cと、周波数又はアクセス速度の異なる複数種類のメモ
リボード4cとを準備しておくことによって、種々の印
字速度のプリンタ装置に対応することができる。これに
よって、メインボード3cの共通化を図ることができ、
例えば高負荷が要求されるハイエンドプリンタには高速
のメモリを用いた動作速度の速いコントローラを、低負
荷でよいローエンドプリンタには速度の遅いメモリを用
いた低コストのコントローラを供給することができ、全
体としても低コスト化を図ることができる。
【0056】上述の実施例において、RAM13,22
又はROM14,23などは複数のチップから構成して
もよい。CPU11によるRAM13,22又はROM
14,23へのアクセス時にはノーウエイトでアクセス
を行うように説明したが、アクセス速度と周波数との関
連において適当なウエイトを挿入してもよい。
【0057】上述の実施例において、クロック選択回路
17として、例えばピンジャンパなどによって手動で切
り換えるようにした回路を用いてもよい。その他、RO
M切換え回路60,80、RAM切換え回路70、検出
回路90の回路構成又は素子構成、メインボード3,3
a,3b,3c又はメモリボード4,4a,4b,4c
の構成、回路、これらの組み合わせ方法、接続方法、そ
の他コンピュータシステム全体の構成などは、本発明の
主旨に沿って種々変更することができる。
【0058】
【発明の効果】本発明によると、機能の拡張又は変更な
どのためにメモリボードを接続した場合において、CP
Uの動作周波数をできるだけ高くして処理速度を向上さ
せることができる。
【0059】請求項3の発明によると、ROM、RA
M、クロック発生器などを有しないメインボードを共通
品として多数製造しておくことができるので、コストの
低減を図ることができる。また、メインボードにRAM
などを搭載する場合に、搭載するRAMなどのアクセス
速度を低く設定することができ、低コストのメインボー
ドとすることができる。
【0060】請求項4の発明によると、メインボードの
クロック発生器とメモリボードのクロック発生器とを必
要に応じて選択することができ、アクセスするROMな
どのアクセス速度に応じて処理速度を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のメインボードのブロック
図である。
【図2】本発明の第1実施例のコンピュータシステムの
ブロック図である。
【図3】メインボードとメモリボードとの接続方法を示
す図である。
【図4】検出回路の回路及び動作表を示す図である。
【図5】クロック選択回路の回路図である。
【図6】クロック選択回路の動作タイミングチャートで
ある。
【図7】メモリコントローラ内のROM切換え回路を示
す図である。
【図8】本発明の第2実施例のコンピュータシステムの
ブロック図である。
【図9】メモリコントローラ内のRAM切換え回路を示
す図である。
【図10】本発明の第3実施例のコンピュータシステム
のブロック図である。
【図11】メモリコントローラ内のROM切換え回路を
示す図である。
【図12】本発明の第4実施例のコンピュータシステム
のブロック図である。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c コンピュータシステム 3,3a,3b,3c メインボード 4,4a,4b,4c メモリボード 11 CPU 13,22 RAM 14,23 ROM 16,21 クロック発生器 17 クロック選択回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CPU、ROM、RAM、及びクロック発
    生器を含んで構成されるコンピュータシステムにおい
    て、 少なくとも前記CPUが搭載されたメインボードと、 少なくとも前記ROMの一部、少なくとも前記RAMの
    一部、及び前記クロック発生器が搭載され、前記メイン
    ボードに着脱可能に接続されるメモリボードとを備え、 前記CPUを、少なくとも前記メモリボードに搭載され
    た前記ROM又は前記RAMのアクセス時において、当
    該メモリボードに搭載されたクロック発生器が発生する
    クロック信号に同期して動作させることを特徴とするコ
    ンピュータシステムにおけるCPUの動作方法。
  2. 【請求項2】CPUが搭載されたメインボードに着脱可
    能に接続されるメモリボードであって、 前記メモリボードには、ROM、RAM、及びクロック
    発生器が搭載されており、 前記メモリボードを前記メインボードに接続したとき
    に、 前記クロック発生器の発生するクロック信号が前記CP
    Uの動作のために供給されるとともに、 前記メモリボードのROM及びRAMが、前記CPUに
    よってアクセスされるように構成されてなることを特徴
    とするメモリボード。
  3. 【請求項3】CPUが搭載されたメインボードであっ
    て、 ROM、RAM、及びクロック発生器が搭載されたメモ
    リボードが当該メインボードに着脱可能であり、 前記メモリボードが装着されて接続されたときに、当該
    メモリボードに搭載されたクロック発生器によって当該
    メインボードのCPUが動作し、且つ当該メモリボード
    に搭載されたROM及びRAMをアクセスするように構
    成されてなることを特徴とするメインボード。
  4. 【請求項4】請求項3記載のメインボードであって、 クロック発生器と、 当該メインボードのクロック発生器と前記メモリボード
    に搭載されたクロック発生器とを選択して前記CPUに
    供給するためのクロック選択回路とが搭載されてなるこ
    とを特徴とするメインボード。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105277428A (zh) * 2015-12-01 2016-01-27 中国矿业大学 脆性材料高低温加载下力学特性损伤变化测量系统及方法

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