JP2754885B2 - Cpu出力データ制御回路 - Google Patents

Cpu出力データ制御回路

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JP2754885B2 JP2219848A JP21984890A JP2754885B2 JP 2754885 B2 JP2754885 B2 JP 2754885B2 JP 2219848 A JP2219848 A JP 2219848A JP 21984890 A JP21984890 A JP 21984890A JP 2754885 B2 JP2754885 B2 JP 2754885B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はCPU出力データ制御回路に係り、特にCPUの出
力データを多重化する際に生ずるレーシングの危険を防
止するCPU出力データ制御回路に関する。
(従来の技術) 例えば時分割多重通信装置では、CPUの出力データを
多重化したものの複数個を時分割配置してなる伝送フレ
ームを多重化装置で形成するが、CPUの出力データはソ
フト処理にて出力されるので、そのスピードは多重化装
置が多重化すべきデータを取り込むスピードよりも遅い
のが通例であり、また出力タイミングも一定の間隔で行
われない場合もある。従って、CPUと多重化装置間にRAM
を設けたのみでは第3図に示すようなレーシングを生ず
る場合がある。即ち、フレーム内の例えば第4番目のタ
イムスロットTS4に多重化されるCPU出力データが4ワー
ド(W1〜W4)である場合、CPU出力データの4ワード(W
1〜W4)がRAMに書き込まれるが、ソフト処理であるの
で、第3図(b)に示すように、ワードW3の書き込みタ
イミングが通常よりも遅れてしまい、各ワードが一定の
時間間隔で書き込まれない場合がある。そうすると、多
重化装置がRAMから読み出すタイミングはハードウェア
で規定される一定の時間間隔であるから、第3図(a)
に示すように、ワードW1と同W2の読み出しはCPU出力デ
ータが書き込まれた後に行われるが、ワードW3と同W4
読み出しはCPU出力データが書き込まれる前に行われる
ことになる。即ち、多重化装置はワードW3と同W4として
前回のCPU出力データを読み出すことになる。その結
果、フレームのタイムスロットTS4に多重化されたデー
タは、第3図(c)に示すように、ワードW1と同W2は新
データでワードW3と同W4は旧データということになる。
このように、CPUがRAM書き込み中に多重化装置側の読
み出しが追い越してしまい、読み出したデータが新旧混
在してしまう現象をレーシングというが、これを防止す
るため、従来では例えば第2図に示すようなCPU出力デ
ータ制御回路を備える。このCPU出力データ制御回路
は、CPU21とRAM24間に、FIFO(First In First Out)22
とコントローラ23を配置し、まず1タイムスロット分
(第3図で言えば4ワード)のCPU出力データをCPU21の
タイミングでFIFO22に書き込み、それが終了したらコン
トローラ23がFIFO22の内容をRAM24に書き込み、その後
コントローラ23がRAM24の内容を読み出し並直列変換器2
5を介して図外の多重化装置へ出力するようにし、レー
シングが生じないようになされている。
ここに、転送制御は次のようにして行われる。コント
ローラ23には、FIFO22やRAM24についての制御上方、ス
テータスを格納するレジスタが設けられ、FIFO22への書
き込み可否制御や読み出し制御はこれらのレジスタの内
容に基づき行われる。CPU21がFIFO22への書き込みを終
了すると、CPU21は前記レジスタに終了フラグをセット
する。コントローラ23は、終了フラグとFIFO22の出力制
御信号を確認し、FIFO22からデータを読み出しRAM24へ
転送する。このとき、転送が成功したか否かの判定を
し、その結果を示すフラグを前記レジスタにセットす
る。全ての転送が失敗なく行われると、次にRAM24から
読み出す動作を行う。一方、転送に失敗すると、その旨
の前記フラグがCPU21に読み取られ(図示省略)再送要
求として機能し、FIFO22への書き込みが再開されるよう
になっている。
(発明が解決しようとする課題) 上述した従来のCPU出力データ制御回路では、転送制
御の確実性を期すために、コントローラに求められる機
能が膨大となり、複雑な制御が要求される。また、回路
規模も増大する。従って、個別部品で構成した場合は故
障の確率が増え、システム全体の信頼性を著しく損なう
ことになるので、LSI化が不可欠となるという問題があ
る。即ち、LSI化のための設計工数が増え、設計費用が
嵩むのである。
本発明は、このような問題に鑑みなされたもので、そ
の目的は、LSI化が不要な簡単な構成でレーシングを生
じさせることなく確実にCPU出力データの多重化装置へ
の転送制御をなし得るCPU出力データ制御回路を提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、本発明のCPU出力データ
制御回路は次の如き構成を有する。
即ち、本発明のCPU出力データ制御回路は、CPUが出力
するデータを多重化装置へタイムスロットを介して転送
する際のその転送タイミングを制御するCPU出力データ
制御回路であって;このCPU出力データ制御回路は、CPU
の2分岐されたデータバスのそれぞれに接続される2つ
のメモリであってCPUが出力する書込みと読出しの切替
を1タイムスロット分のCPU出力データの出力完了毎に
反転する高レベルと低レベルのレベル信号で指定する切
替信号を受けて一方がデータバス上のデータを取り込む
書込モードに他方が多重化装置へデータ出力を行う読出
モードにそれぞれ設定される第1及び第2のメモリと;
読出モードのメモリのアドレス信号を発生するアドレス
カウンタと;CPUが出力するアドレス信号と前記アドレス
カウンタが出力するアドレス信号がそれぞれ入力される
2つのセレクタであって前記切替信号を受けて一方が2
入力アドレス信号の一方を前記第1のメモリに選択出力
し他方が2入力アドレス信号の他方を前記第2のメモリ
に出力する第1及び第2のセレクタと;前記切替信号を
受けて前記2つのメモリのうち読出モードのメモリの出
力データを選択出力する第3のセレクタと;を備え、前
記CPUの出力する前記切替信号の制御の下に前記CPUが出
力するデータの前記多重化装置に対する正確な送出を確
保したことを特徴とするものである。
(作 用) 次に、前記の如く構成される本発明のCPU出力データ
制御回路の作用を説明する。
本発明では、CPUが直接的に書き込みを行える2つの
メモリを設け、一方のメモリが書込モードのときは他方
のメモリは読出モードとなるようにCPUが制御し、レー
シングの発生を防止する。
斯くして、従来の回路に比して大幅な回路規模の縮小
と転送制御の単純化が図れ、LSI化が不要となり、設計
工数の大幅な軽減が可能となる。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例に係るCPU出力データ制御
回路を示す。第1図において、CPU1のデータバスは2分
岐され、一方の分岐データバスにRAM5が接続され、他方
の分岐データバスにRAM6が接続される。この2分岐デー
タバスはRAM(5,6)の下流側においてセレクタ7の入力
端に接続される。また、CPU1のアドレスバスは2分岐さ
れ、一方の分岐アドレスバスはセレクタ3の一方の入力
端に接続され、他方の分岐アドレスバスはセレクタ4の
他方の入力端に接続される。同様に、アドレスカウンタ
2のアドレスバスは2分岐され、一方の分岐アドレスバ
スはセレクタ3の他方の入力端に接続され、他方の分岐
アドレスバスはセレクタ4の一方の入力端に接続され
る。
そして、CPU1はソフト処理によって切替信号W/Rを出
力するようになっている。切替信号W/Rは高レベル
(W)と低レベル(R)の一方からなるレベル信号であ
り、CPU1が1タイムスロット分のCPUデータの出力完了
毎にそのレベル反転が行われる。この切替信号W/Rは、
セレクタ3と同7のSEL端子とRAM5の▲▼端子とに
直接印加され、またセレクタ4のSEL端子にはインバー
タ9を介して印加され、RAM6の▲▼端子にはインバ
ータ10を介して印加される。
セレクタ3と同4は、SEL端子の信号レベルが高レベ
ルのときは一方の入力端に接続されたアドレスバス(CP
U1のアドレスバス)を選択し、逆に低レベルのときは他
方の入力端に接続されたアドレスバス(アドレスカウン
タ2のアドレスバス)を選択する。セレクタ3の出力ア
ドレス信号はRAM5に与えられ、セレクタ4の出力アドレ
ス信号はRAM6に与えられる。
RAM5と同6は、▲▼端子の信号レベルが高レベル
のときは書込モードとなり、逆に低レベルのときは読出
モードとなる。
セレクタ7は、SEL端子の信号レベルが高レベルのと
きはRAM6側のデータバスを選択し、逆に低レベルのとき
はRAM5側のデータバスを選択する。要するに、セレクタ
7は、読出モードのRAMを選択しその出力データを並直
列変換器8に出力する。
以上の構成において、CPU1が切替信号W/Rを高レベル
にしている期間では、セレクタ3はCPUのアドレスバス
にRAM5を接続し、セレクタ4はアドレスカウンタのアド
レスバスにRAM6を接続する。RAM5は書込モードであるか
ら、データバス上のCPUデータを取り込む。一方、RAM6
は読出モードであるから、前回書き込んだCPUデータを
アドレスカウンタ2の出力アドレス信号に従って読み出
しデータバスに送出する。セレクタ7はRAM6側のデータ
バスを選択しているから、読み出されたCPUデータが並
直列変換器8を介して多重化装置へ送出される。
従来の如き複雑な制御を要さずに、簡単な切替制御で
レーシングが生じないようにできたのである。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明のCPU出力データ制御回
路によれば、CPUが直接的に書き込みを行える2つのメ
モリを設け、一方のメモリが書込モードのときは他方の
メモリは読出モードとなるようにCPUが制御し、レーシ
ングの発生を防止するようにしたので、従来の回路に比
して大幅な回路規模の縮小と転送制御の単純化が図れ、
LSI化が不要となり、設計工数の大幅な軽減が可能とな
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るCPU出力データ制御回
路の構成ブロック図、第2図は従来のCPU出力データ制
御回路の構成ブロック図、第3図はレーシングの一例を
示す図である。 1……CPU、2……アドレスカウンタ、 3,4,7……セレクタ、5,6……RAM、 8……並直列変換器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CPUが出力するデータを多重化装置へタイ
    ムスロットを介して転送する際のその転送タイミングを
    制御するCPU出力データ制御回路であって;このCPU出力
    データ制御回路は、CPUの2分岐されたデータバスのそ
    れぞれに接続される2つのメモリであってCPUが出力す
    る書込みと読出しの切替を1タイムスロット分のCPU出
    力データの出力完了毎に反転する高レベルと低レベルの
    レベル信号で指定する切替信号を受けて一方がデータバ
    ス上のデータを取り込む書込モードに他方が多重化装置
    へデータ出力を行う読出モードにそれぞれ設定される第
    1及び第2のメモリと;読出モードのメモリのアドレス
    信号を発生するアドレスカウンタと;CPUが出力するアド
    レス信号と前記アドレスカウンタが出力するアドレス信
    号がそれぞれ入力される2つのセレクタであって前記切
    替信号を受けて一方が2入力アドレス信号の一方を前記
    第1のメモリに選択出力し他方が2入力アドレス信号の
    他方を前記第2のメモリに出力する第1及び第2のセレ
    クタと;前記切替信号を受けて前記2つのメモリのうち
    読出モードのメモリの出力データを選択出力する第3の
    セレクタと;を備え、前記CPUの出力する前記切替信号
    の制御の下に前記CPUが出力するデータの前記多重化装
    置に対する正確な送出を確保したことを特徴とするCPU
    出力データ制御回路。
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