JPH06123121A - 建設機械の自動給脂装置 - Google Patents

建設機械の自動給脂装置

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JPH06123121A
JPH06123121A JP30033592A JP30033592A JPH06123121A JP H06123121 A JPH06123121 A JP H06123121A JP 30033592 A JP30033592 A JP 30033592A JP 30033592 A JP30033592 A JP 30033592A JP H06123121 A JPH06123121 A JP H06123121A
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JP
Japan
Prior art keywords
grease
main pipe
greasing
construction machine
pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP30033592A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Mitsunari
幸夫 三成
Tatsuo Kawamoto
辰夫 河本
Satoshi Mizukawa
智 水川
Akira Tominaga
昭 富永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Yutani Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Yutani Heavy Industries Ltd filed Critical Yutani Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 従来技術の自動給脂装置では、グリースポン
プの吐出口と親分配弁とを連通し、その親分配弁の下流
側に順次複数個の子親分弁を連結しているので、下流側
の子分配弁の給脂圧が低下することがあった。また所要
のピン結合部に対して、手動で給脂することができなか
った。また油圧ショベルでは、グリースポンプ用ユニッ
トを配置するスペースを設定することが困難であった。
この問題点を解決する。 【構成】 グリースポンプ26の吐出口に給脂用配管6
9より大径の主管65を接続して、ブーム5、アーム6
等に延設し、その主管の途中に複数箇所の分岐部66,
67を設け、その分岐部と主管の先端部に1個又は複数
個の分配弁50〜63を並設し、その分配弁と、各ピン
結合部の給脂口13〜24とを給脂用配管にて連通せし
めて構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として油圧ショベル
など建設機械,作業車両に装備する自動給脂装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、油圧ショベルに装備した従来技
術の自動給脂装置の構成を示す回路図である。図におい
て、1は油圧ショベルの下部走行体、2は旋回軸受、3
は上部旋回体、4は上部旋回体3のフロント部に装着し
た作業アタッチメント、5は作業アタッチメント4のブ
ーム、6はアーム、7はアイドラリンク、8はバケット
リンク、9は作業工具であるバケット、10はブームシ
リンダ、11はアームシリンダ、12はバケットシリン
ダ、13は旋回軸受2の給脂口、14,〜,24は各ピ
ン結合部のそれぞれ給脂口、25は電動式のグリースポ
ンプユニット、26はグリースポンプ、27はグリース
ポンプ用電動機、28は蓄圧式のグリースカートリッ
ジ、29は親分配弁、30,31はそれぞれ子分配弁、
32,33は親分配弁29のアウトレットポート、3
4,35,36は子分配弁30のアウトレットポート、
37,〜,42は子分配弁31のそれぞれアウトレット
ポート、43は油圧ショベルに搭載しているエンジン、
44は電源、45はキースイッチ、46はコントロー
ラ、47は異常発生時用の表示装置、48は親分配弁2
9にそなえているリミットスイッチ、49は手動操作式
のグリースガンである。
【0003】図3に示すように従来技術の自動給脂装置
では、油圧ショベルの上部旋回体3にグリースカートリ
ッジ28をそなえた電動式のグリースポンプ26を設
け、油圧ショベルの各ピン結合部(旋回軸受2を含む)
の給脂口14,〜,24とを親分配弁29、子分配弁3
0,31、及び給脂用配管にて連通せしめて構成してい
る。そしてエンジン43を設定累積時間をたとえば所定
のT時間だけ作動させると、コントローラ46のカウン
タ機能によりグリースポンプ用電動機27は回転作動す
る。それによりグリースポンプ26が回転し、グリース
カートリッジ28内に充填されているグリースは、グリ
ースポンプ26から上記親分配弁29、子分配弁30,
31、及び給脂用配管を経て、各給脂口14,〜,24
に送脂され、自動的に潤滑が行われれる。そして上記の
給脂が完了したときに、親分配弁29にそなえているリ
ミットスイッチ48がはたらくので、そのスイッチ信号
はコントローラ46に入力される。そこでコントローラ
46からの指令信号がグリースポンプ用電動機27に出
力され、グリースポンプ26が停止する。この給脂行程
は自動的に繰返して行われるが、ピン結合部の回動頻度
が多い作業では所要に応じて手動操作式のグリースガン
49を使用して、たとえばグリースポンプ26の吐出口
側イ部(図3に示す)よりグリースの供給を行うことが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の自動給脂装
置では、グリースポンプの吐出口と親分配弁とを連通
し、その親分配弁の下流側に順次複数個の子分配弁を直
列に連結している。そのために上流側の子分配弁の流路
抵抗により下流側の子分配弁の給脂圧が低下することが
あり、具合が悪かった。また、油圧ショベルの所要のピ
ン結合部にだけ、手動操作式のグリースガンを使用して
給脂することができないので、メンテナンス上具合が悪
かった。また、狭隘な作業現場に対応するために小型化
がすすめられている油圧ショベルでは、グリースポンプ
用ユニットを配置するスペースを設定することが困難で
あった。本発明は、上記の問題点を解決できる自動給脂
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の自動給脂装置
は、上部旋回体を旋回軸受を介して下部走行体の上部に
搭載し、上記上部旋回体のフロント部にブーム、アー
ム、アイドラリンク、バケットリンク、作業工具等を相
互に回動自在にピン結合した建設機械に対して、その上
部旋回体にグリースカートリッジをそなえた電動式のグ
リースポンプを設け、そのグリースポンプと、上記各ピ
ン結合部の給脂口とを分配弁及び給脂用配管にて連通
し、エンジンを設定累積時間だけ回転作動させたとき上
記グリースポンプをコントローラの指令により所定の時
間だけ回転させるようにした自動給脂装置であって、グ
リースポンプの吐出口に給脂用配管より大径の主管を接
続して、ブーム、アーム等に延設し、その主管の途中に
複数箇所の分岐部を設け、その分岐部と主管の先端部に
1個又は複数個の分配弁を並設し、その分配弁と、各ピ
ン結合部の給脂口とを給脂用配管にて連通せしめて構成
した。また、上記主管の分岐部及び先端部に並設した分
配弁にそれぞれグリースニップルを設け、そのグリース
ニップルに対してグリースを手動注入することにより各
ピン結合部に給脂できるようにした。また、グリースカ
ートリッジをそなえた電動式のグリースポンプを、上部
旋回体の前部で内部に工具収納スペースを有するボンネ
ット昇降時用ステップ板の内側に配置した。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の自動給脂装置の構成を示
す回路図である。図において、従来技術と同一構成要素
を使用するものに対しては同符号を付す。また油圧ショ
ベルの作業アタッチメント及び給脂口に対しては、従来
技術と同符号を付す。1’は油圧ショベルの下部走行
体、2’は旋回軸受、3’は上部旋回体、50,〜,6
3は複数個の分配弁、64は分配弁50,〜,63にそ
れぞれ設けたグリースニップル、65はグリースポンプ
26の吐出口に接続した給脂用の主管、66,67は主
管65の途中に設けたそれぞれ分岐部、68は主管65
の先端部、69は各給脂用配管である。図2は、本発明
の自動給脂装置をそなえた油圧ショベルの一部切欠き側
面図である。図において、70は上部旋回体3’の右側
前部のステップ板である。
【0007】次に、本発明の自動給脂装置の構成を図1
及び図2について述べる。本発明の自動給脂装置では、
グリースポンプ26の吐出口に給脂用配管69より大径
の主管65を接続して、ブーム5、アーム6等に延設
し、その主管65の途中に複数箇所の分岐部66,67
を設け、その分岐部66,67と主管65の先端部68
に1個又は複数個の分配弁(50,〜,63のうちいず
れかの分配弁)を並設し、その分配弁50,〜,63
と、各ピン結合部(旋回軸受2’を含む)の給脂口1
3,〜,24とを各給脂用配管69にて連通せしめて構
成した。また、上記分配弁50,〜,63にそれぞれグ
リースニップル64を設け、そのグリースニップル64
に対してグリースを手動注入することにより各ピン結合
部に対してそれぞれ給脂できるようにした。また、グリ
ースカートリッジ28をそなえたグリースポンプ26
を、上部旋回体3’の右側前部で工具収納スペースを有
するボンネット(図2に示す符号ロの部分)昇降時用ス
テップ板70の内側に配置した。
【0008】次に、本発明の自動給脂装置の作用につい
て述べる。グリースポンプ26の吐出口に接続して延設
した主管65は給脂用配管69に比べてかなり大径であ
るので、グリースポンプ26の回動作動時におけるグリ
ース圧は分岐部66,67、先端部68のそれぞれ内部
に平等に作用する。それにより、分岐部66,67、先
端部68にそれぞれ接続されている1個又は複数個の分
配弁、及びその給脂用配管(69)を通じて、万べんな
く各給脂口(13,〜,24)に送脂することができ
る。また油圧ショベルの作業状況によっては、特定のピ
ン結合部だけを頻繁に回動させる場合がある。その特定
のピン結合部に対してのみ給脂を行いたいときには、そ
の所要の給脂口に連通している分配弁のグリースニップ
ル64より、手動操作式のグリースガンによりグリース
を注入することができる。またグリースポンプユニット
25を上部旋回体3’の右側前部で内部に工具収納スペ
ースを有するボンネット昇降時用ステップ板70の内側
に配置したので、その位置は旋回軸受2’及び作業アタ
ッチメント4にもっとも近いから、主管65及び給脂用
配管69の長さを最短に設定することができる。しかも
上部旋回体3’のスペース占有に支障をおこさないの
で、グリースポンプユニット25をコンパクトに設置す
ることができる。
【0009】
【発明の効果】従来技術の自動給脂装置では、グリース
ポンプの吐出口と親分配弁とを連通し、その親分配弁の
下流側に順次複数個の子分配弁を直列に連結しているの
で、下流側の子分配弁の給脂圧が低下することがあっ
た。また所要のピン結合部に対して、手動で給脂するこ
とができなかった。また油圧ショベルでは、グリースポ
ンプ用ユニットを配置するスペースを設定することが困
難であった。しかし本発明の自動給脂装置では、グリー
スポンプの吐出口に給脂用配管より大径の主管を接続し
て、ブーム、アーム等に延設し、その主管の途中に複数
箇所の分岐部を設け、その分岐部と主管の先端部に1個
又は複数個の分配弁を並設し、その分配弁と、各ピン結
合部の給脂口とを給脂用配管にて連通せしめて構成し
た。すなわちグリースポンプの吐出口に接続して延設し
た主管は給脂用配管に比べてかなり大径であるので、グ
リースポンプの回動作動時におけるグリース圧は分岐部
及び先端部の内部に平等に作用する。したがって上記分
岐部及び先端部にそれぞれ接続されている1個又は複数
個の分配弁、及びその給脂用配管を通じて、万べんなく
各給脂口に対して給脂を行うことができる。また油圧シ
ョベルの作業状況によっては、特定のピン結合部だけを
頻繁に回動させる場合がある。本発明では上記各分配弁
に対してそれぞれグリースニップルを設けたので、所要
のグリースニップルに対してグリースを手動注入して所
要のピン結合部の潤滑を確保することができる。またグ
リースポンプユニットを上部旋回体の右側前部で内部に
工具収納スペースを有するボンネット昇降時用ステップ
板の内側に配置したので、その位置は旋回軸受及び作業
アタッチメントにもっとも近いから、主管及び給脂用配
管の長さを最短に設定することができる。しかも上部旋
回体のスペース占有に支障をおこさないので、グリース
ポンプユニットをコンパクトに設置することができる。
したがって本発明の自動給脂装置を装備した建設機械,
作業車両では、その各ピン結合部の潤滑メンテナンス性
が向上されるとともに、グリースニップルユニット及び
給脂用配管などをコンパクトかつ最短限に設置すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動給脂装置の構成を示す回路図であ
る。
【図2】本発明の自動給脂装置をそなえた油圧ショベル
の一部切欠き側面図である。
【図3】従来技術の自動給脂装置の構成を示す回路図で
ある。
【符号の説明】
2,2’ 旋回軸受 3,3’ 上部旋回体 4 作業アタッチメント 13,〜,24 給脂口 26 グリースポンプ 27 グリースポンプ用電動機 28 グリースカートリッジ 50,〜,63 分配弁 64 グリースニップル 65 主管 66,67 分岐部 68 先端部 69 給脂用配管 70 ステップ板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部旋回体を旋回軸受を介して下部走行
    体の上部に搭載し、上記上部旋回体のフロント部にブー
    ム、アーム、アイドラリンク、バケットリンク、作業工
    具等を相互に回動自在にピン結合した建設機械に対し
    て、その上部旋回体にグリースカートリッジをそなえた
    電動式のグリースポンプを設け、そのグリースポンプ
    と、上記各ピン結合部の給油口とを分配弁及び給脂用配
    管にて連通し、エンジンを設定累積時間だけ回転作動さ
    せたとき上記グリースポンプをコントローラの指令によ
    り所定の時間だけ回転させるようにした自動給脂装置で
    あって、グリースポンプの吐出口に給脂用配管より大径
    の主管を接続して、ブーム、アーム等に延設し、その主
    管の途中に複数箇所の分岐部を設け、その分岐部と主管
    の先端部に1個又は複数個の分配弁を並設し、その分配
    弁と、各ピン結合部の給脂口とを給脂用配管にて連通せ
    しめて構成したことを特徴とする建設機械の自動給脂装
    置。
  2. 【請求項2】 特許請求の範囲請求項1記載の建設機械
    の自動給脂装置において、主管の分岐部及び先端部に並
    設した分配弁にそれぞれグリースニップルを設け、その
    グリースニップルに対してグリースを手動注入すること
    により各ピン結合部に給脂できるようにしたことを特徴
    とする建設機械の自動給脂装置。
  3. 【請求項3】 特許請求の範囲請求項1記載の建設機械
    の自動給脂装置において、グリースカートリッジをそな
    えた電動式のグリースポンプを、上部旋回体の前部で内
    部に工具収納スペースを有するボンネット昇降時用ステ
    ップ板の内側に配置したことを特徴とする建設機械の自
    動給脂装置。
JP30033592A 1992-10-12 1992-10-12 建設機械の自動給脂装置 Pending JPH06123121A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190128632A (ko) * 2017-03-30 2019-11-18 스미토모 겐키 가부시키가이샤 쇼벨

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190128632A (ko) * 2017-03-30 2019-11-18 스미토모 겐키 가부시키가이샤 쇼벨
US11879589B2 (en) 2017-03-30 2024-01-23 Sumitomo(S.H.I.) Construction Machinery Co., Ltd. Shovel

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