JPH06122682A - 1−フェニルエチル−3−置換尿素誘導体 - Google Patents

1−フェニルエチル−3−置換尿素誘導体

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JPH06122682A
JPH06122682A JP26032592A JP26032592A JPH06122682A JP H06122682 A JPH06122682 A JP H06122682A JP 26032592 A JP26032592 A JP 26032592A JP 26032592 A JP26032592 A JP 26032592A JP H06122682 A JPH06122682 A JP H06122682A
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compound
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amino
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JP26032592A
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Tadashi Shirasaka
正 白坂
Tetsuo Naohara
哲夫 直原
Kazuo Suzuki
一夫 鈴木
Hiroko Suzuki
裕子 鈴木
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Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 下記一般式(I) 【化1】 (環A:5または6員環の含窒素芳香環 R1 :C1 〜C8 のアルキル基 R2 ,R3 :C1 〜C5 のアルコキシ基、置換アミノ基
等 R4 :水素原子、C1 〜C5 のアルキル基) で表される1−フェニルエチル−3−置換尿素誘導体ま
たはその薬学的に許容される塩。 【効果】 本発明の化合物は強力なACAT阻害活性を
有しており、高脂血治療薬またはアテローム性動脈硬化
症の治療薬としての用途が期待される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は強力な脂質低下作用を有
する高脂血症治療薬、およびアテローム性動脈硬化症の
治療薬として有用な1−フェニルエチル−3−置換尿素
誘導体に関する。
【0002】
【従来の技術】脂質代謝異常による高脂血症は動脈硬化
の原因と考えられ、また虚血性心疾患や、脳梗塞などの
危険因子と考えられている。最近、脂質代謝とくにコレ
ステロール代謝において、酵素のアシル補酵素コレステ
ロールアシルトランスフェラーゼ(ACAT)が、コレ
ステロール代謝に重要な役割を果していることが明らか
にされ、酵素ACATの阻害活性をもつ化合物は、腸管
におけるコレステロール吸収を阻害し、血中におけるコ
レステロールを低下させ、また、動脈壁におけるコレス
テロールエステルの沈着を阻害することが期待される。
【0003】したがって、ACATを阻害する化合物は
高脂血症治療薬、さらにはアテローム性動脈硬化症の治
療薬として有用である。このようなACAT阻害活性を
示す1−フェニルエチル−3−置換尿素誘導体は、特開
昭63−316761号公報、特開平1−93569号
公報、特開平2−6455号公報、特開平2−6456
号公報、特開平2−6457号公報、特開平2−258
756号公報、特開平2−275848号公報などに開
示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、これら
先行技術の上にさらに優れた脂質低下作用を示す化合物
を探索した結果、新規でかつ有用な尿素誘導体を見い出
し、本発明を完成するに至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の要旨は下
記一般式(I)
【0006】
【化3】
【0007】(上記一般式(I)中、環Aは5または6
員環の含窒素芳香環を表し、R1 はC 1 〜C8 のアルキ
ル基を表し、R2 およびR3 はそれぞれ独立してC1
5 のアルキル基、置換基を有していてもよいフェニル
基もしくはピペラジノ基、ピリジル基、C1 〜C5 のア
ルコキシ基、
【0008】
【化4】
【0009】(R5 およびR6 はそれぞれ独立して水素
原子またはC1 〜C5 のアルキル基を表すが、R5 とR
6 は連結してC3 〜C6 のアルキレン基を形成してもよ
い。)で表されるアミノ基、モルホリノ基、カルボキシ
ル基またはC2 〜C4 のアルキルオキシカルボニル基を
表すが、R2 とR3 はアミノ基と結合している環A上の
原子に隣接した2つの原子に結合し、R4 は水素原子ま
たはC1 〜C5 のアルキル基を表し、mは1または2を
表す。)で表される1−フェニルエチル−3−置換尿素
誘導体またはその薬学的に許容される塩に存する。
【0010】以下、本発明につき詳細に説明する。本発
明の化合物は下記一般式(I)
【0011】
【化5】
【0012】{上記一般式(I)中、環Aは5または6
員環の含窒素芳香環(ピロール、ピラゾール、イミダゾ
ール、1,2,3−トリアゾール、1,2,4−トリア
ゾール、イソオキサゾール、ピリジン、ピリダジン、ピ
リミジン等)を表し、R1 はC 1 〜C8 のアルキル基
(メチル基、ブチル基、オクチル基等)を表し、R2
よびR3 はそれぞれ独立してC1 〜C5 のアルキル基
(メチル基、プロピル基、ペンチル基等)、置換基〔C
1 〜C5 のアルキル基(メチル基、プロピル基、ペンチ
ル基等)、C1 〜C5 のアルコキシ基(メトキシ基、プ
ロポキシ基、ペンチルオキシ基等)等〕を有していても
よいフェニル基もしくはピペラジノ基、ピリジル基、C
1 〜C5 のアルコキシ基(メトキシ基、プロポキシ基、
ペンチルオキシ基等)、
【0013】
【化6】
【0014】〔R5 およびR6 はそれぞれ独立して水素
原子またはC1 〜C5 のアルキル基(メチル基、プロピ
ル基、ペンチル基等)を表すが、R5 とR6 は連結して
3 〜C6 のアルキレン基(プロピレン基、ヘキサレン
基等)を形成してもよい。〕で表されるアミノ基、モル
ホリノ基、カルボキシル基またはC1 〜C3 のアルキル
基(メチル基、プロピル基等)を有するC2 〜C4 のア
ルキルオキシカルボニル基を表すが、R2 とR3 はアミ
ノ基と結合している環A上の原子に隣接した2つの原子
に結合し、R4 は水素原子またはC1 〜C5 のアルキル
基(メチル基、プロピル基、ペンチル基等)を表し、m
は1または2を表す。}で表される1−フェニルエチル
−3−置換尿素誘導体またはその薬学的に許容される塩
である。
【0015】本発明化合物はその分子中に不斉炭素を含
むが、これらの化合物についてはラセミ体は言うまでも
なくその光学異性体についても本発明に包含される。本
発明の好ましい化合物としては上記一般式(I)中、環
Aがピラゾール、1,2,4−トリアゾール、ピリミジ
ン環を表し、R1 がC3 〜C7 のアルキル基を表し、R
2 およびR3 がそれぞれ独立してC1 〜C5 のアルキル
基、フェニル基、ピリジル基、C1 〜C4 のアルコキシ
基、
【0016】
【化7】
【0017】(R5 およびR6 はそれぞれ独立してC1
〜C4 のアルキル基を表すがR5 とR 6 が連結してC4
〜C6 のアルキレン基を表してもよい。)で表される置
換アミノ基またはモルホリノ基を表し、R4 が水素原子
またはC1 〜C5 のアルキル基を表し、mが1または2
を表す化合物があげられる。
【0018】本発明の特に好ましい化合物としては上記
一般式(I)中、環Aがアミノ基と5位で結合するピリ
ミジン環を表し、R1 がC3 〜C6 のアルキル基を表
し、R 2 およびR3 がそれぞれ独立してC1 〜C3 のア
ルコキシ基または
【0019】
【化8】
【0020】(R5 およびR6 はそれぞれ独立してC1
〜C2 のアルキル基を表す。)で表される置換アミノ基
を表し、R4 が水素原子を表し、mが1または2を表す
化合物があげられる。以下、本発明化合物の具体例を表
−1〜4に示す。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】
【表3】
【0024】
【表4】
【0025】
【表5】
【0026】
【表6】
【0027】
【表7】
【0028】表−4中、R2 ,R3 およびR4 の置換基
の前についている番号は、環Aへの置換位置を示す。次
に本発明の化合物の製造法について説明する。
【0029】
【化9】
【0030】(式中、環A,R1 ,R2 ,R3 ,R4
よびmは既に定義したとおり。)フェニルエチルアミン
誘導体(II)とイソシアナート誘導体(III)をベンゼ
ン、トルエン、キシレン、ヘキサン、ヘプタン、ジエチ
ルエーテル、テトラヒドロフラン(THF)、ジオキサ
ン、N,N−ジメチルホルムアミド等の反応に関与しな
い溶媒中、0℃〜150℃の温度範囲で縮合させること
により、本発明の化合物(I)が得られる。なお上記イ
ソシアナート誘導体(III)は下記一般式(VI)
【0031】
【化10】
【0032】(式中、環A,R2 ,R3 およびR4 は既
に定義したとおり。)で表されるカルボン酸誘導体を、
トリエチルアミン等の反応に関与しない有機アミンとア
ジ化ジフェニルホスホリル(DPPA)の存在下、ベン
ゼン、トルエン、キシレン等の不活性溶媒中、室温から
150℃の温度範囲で反応させる方法等により得られ
る。
【0033】
【化11】
【0034】(式中、環A,R1 ,R2 ,R3 ,R4
よびmは既に定義したとおり。)フェニルエチルイソシ
アナート誘導体(IV)とアミン誘導体(V)を上記A法
と同様の条件で反応させることにより、本発明の化合物
(I)が得られる。
【0035】
【化12】
【0036】(式中、R1 及びmは既に定義したとおり
であり、Zはハロゲン原子、アリールオキシ基、アルキ
ルオキシ基等の脱離基を表す。)フェニルエチル誘導体
(II)を反応性中間体(VII)に変換したのちに、アミン
誘導体(V)と反応させて本発明の化合物(I)を得る
方法である。上記反応性中間体(VII)としては、例えば
フェニルエチルアミン誘導体(II)とホスゲンまたはク
ロロギ酸トリクロロメチル、炭酸ビス(トリクロロメチ
ル)を反応させて得られるフェニルエチルカルバモイル
クロリド(式中のZが塩素原子)や、フェニルエチルア
ミン誘導体(II)とクロロギ酸アリールまたはクロロギ
酸アルキルを反応させて得られるフェニルエチルカルバ
モイルアリールエステルまたはフェニルエチルカルバモ
イルアルキルエステル(式中のZがアリールオキシ基ま
たはアルキルオキシ基)等が挙げられ、この場合の反応
溶媒としては、反応に関与しない溶媒であれば特に制限
はないが例えばベンゼン、トルエン、ヘキサン、ヘプタ
ン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、酢酸エチル等が挙げられる。又、反応に関与しない
有機アミン、例えばトリエチルアミン、ピリジン、1,
8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン
(DBU)等、あるいは無機塩基、例えば炭酸水素ナト
リウム、炭酸カリウム等の存在により、反応を円滑に進
行させることができる。反応温度は−15℃〜150
℃、好ましくは0℃〜120℃である。
【0037】
【化13】
【0038】(式中、環A,R2 ,R3 ,R4 およびZ
は既に定義したとおり。)アミン誘導体(V)を反応性
中間体(VIII)に変換したのち、フェニルエチルアミン
誘導体(II)と反応させることにより、本発明の化合物
(I)が得られる。上記反応性中間体(VIII)としては
例えばアミン誘導体(V)とホスゲンまたはクロロギ酸
トリクロロメチル、炭酸ビス(トリクロロメチル)を反
応させて得られるカルバモイルクロリド(式中のZが塩
素原子)や、アミン誘導体(V)とクロロギ酸アリール
またはクロロギ酸アルキルを反応させて得られるカルバ
モイルアリールエステルまたはカルバモイルアルキルエ
ステル(式中のZがアリールオキシ基またはアルキルオ
キシ基)等が挙げられる。本法の反応条件は上記C法と
同様である。
【0039】製造法A〜Dにおける出発原料のうちフェ
ニルエチルアミン誘導体(II)は以下の方法により合成
できる。
【0040】
【化14】
【0041】(式中、R1 およびmは既に定義したとお
り。)
【0042】
【化15】
【0043】(式中、R1 およびmは既に定義したとお
り。)たとえばJ−P.PieuらによるTetrah
edron,1985,4095に記載の方法により合
成できるフェニルアルキルカルボン酸(IX)をたとえば
塩化チオニルで酸クロリドとしたのちアンモニアと反応
させてフェニルアルキルカルボン酸アミド(X)とし、
ついで還元剤たとえばリチウムアルミニウムハイドライ
ド(LiAlH4 )あるいは水素化ホウ素ナトリウム−
酢酸で還元して合成する方法(スキーム1)、あるいは
ベンジルシアニド誘導体(XI)をたとえば新実験化学講
座14有機化合物の合成と反応(III)日本化学会編、丸
善(1978)p1447記載の方法と同様にしてニト
リルのα−水素をアルキル化することによりα−アルキ
ル置換ベンジルシアニド誘導体(XII)とし、ついでLi
AlH4 などの還元剤により還元して製造する方法があ
げられる。(スキーム2)光学活性な(II)を得る方法
としてはラセミ体のフェニルアルキルカルボン酸(IX)
を光学活性なアミン類、たとえば(R)または(S)−
1−フェニルエチルアミンと塩を形成させ、再結晶を行
うか、ラセミ体の(II)を光学活性なカルボン酸類たと
えばD−またはL−酒石酸と塩を形成させ、再結晶を行
う方法がある。
【0044】出発原料である含窒素芳香環アミン
(V)、含窒素芳香環カルボン酸(VI)類は公知、ある
いは公知の方法で合成できる。たとえば、4,6−ジ置
換−5−アミノピリミジン類は以下のようにして合成で
きる。4,6−ジクロロ−5−ニトロピリミジンと過剰
の金属アルコキシドとを反応させると4,6−ジアルコ
キシ−5−ニトロピリミジン類が得られる。これらの化
合物はまた4,6−ジヒドロキシ−5−ニトロピリミジ
ンをアルキル化しても得られる。
【0045】また4,6−ジ置換アミノ−5−ニトロピ
リミジン誘導体は4,6−ジクロロ−5−ニトロピリミ
ジンと過剰の置換アミン類を反応させても得られる。
4,6−ジクロロ−5−ニトロピリミジンの一個の塩素
原子を置換アミン類と反応させた後、残りの塩素原子を
他の置換アミン類または金属アルコキシドを反応させる
ことにより、4位と6位が異なる置換アミノ基で置換さ
れた5−ニトロピリミジン類または4位が置換アミノ
基、6位がアルコキシ基で置換された5−ニトロピリミ
ジン類を得ることができる。
【0046】このようにして得られた4,6−ジ置換−
5−ニトロピリミジン類は通常のニトロ基の還元法によ
り、相当する4,6−ジ置換−5−アミノピリミジン類
が得られる。また、3−アルキル置換−4−アルコキシ
ピラゾール−5−カルボン酸は、J.Farkasと
Z.Flegelova,Tetrahedron L
etters,1971,1591−1592に記載の
方法に準じて合成した3−アルキル置換−4−ヒドロキ
シピラゾール−5−カルボン酸エステルの水酸基をアル
キル化した後、エステル基を加水分解して得られる。
【0047】本発明の化合物は、高脂血症治療薬および
アテローム性動脈硬化症の治療薬として、好ましくは経
口投与によって人に投与される。経口投与のための剤型
としては、錠剤、顆粒剤、粉剤、カプセル剤等の形体が
用いられ、これらは本発明の化合物に通常の添加剤、た
とえばブドウ糖、乳糖、コーンスターチあるいはマンニ
トール等の賦形剤、ヒドロキシプロピルセルロース(H
PC)、カルボキシメチルセルロース(CMC)等の結
合剤、デンプン、ゼラチン末等の崩壊剤、タルク、ステ
アリン酸マグネシウム等の滑沢剤等を加えて製造でき
る。
【0048】本発明の化合物の投与量は、経口投与の場
合、成人に対して1日に0.1mgから300mg程度
である。しかしながら使用される特定の使用量は、患者
の必要性、治療される病気の程度及び使用される化合物
の活性度によって変化する。
【0049】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
するが、本発明の要旨を越えない限り本発明はこれら実
施例により何ら制限を受けるものではない。
【0050】参考例1 (R)−2−(2,3−メチレンジオキシフェニル)ヘ
プタン酸の合成 (±)−2−(2,3−メチレンジオキシフェニル)ヘ
プタン酸と(S)−1−フェニルエチルアミンで得られ
る塩を酢酸エチル−ヘプタン(1:9)の混合溶媒で3
回再結晶した。この塩に塩酸を加え塩化メチレンで抽出
した。有機層を希塩酸で洗浄後、無水硫酸マグネシウム
で乾燥し、溶媒を留去して(R)−(2,3−メチレン
ジオキシフェニル)ヘプタン酸を得た。収率39%、融
点47−48℃、〔α〕D 25−64.5℃(MeOH,
C=1.01)
【0051】参考例2 (R)−2−(2,3−メチレンジオキシフェニル)ヘ
プチルアミンの合成 (R)−2−(2,3−メチレンジオキシフェニル)ヘ
プタン酸97.45g(0.389mol)を塩化メチ
レン390mlに溶解し、これに塩化チオニル56.8
ml,N,N−ジメチルホルムアミド0.9mlを加
え、室温下3時間攪拌後減圧濃縮し、酸クロリドを得
た。これを塩化メチレン390mlに溶解し、濃アンモ
ニア水117ml、塩化メチレン230mlの混合物中
に氷冷下、攪拌しながら滴下した。反応液を室温で1時
間攪拌後水を加えて分液し、有機層を水洗、ついで無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、
(R)−2−(2,3−メチレンジオキシフェニル)ヘ
プタンアミド96.9gを得た。
【0052】次に約70℃に加温した水素化ホウ素ナト
リウム(NaBH4 )18.92g、ジオキサン250
mlの混合物中へ(R)−2−(2,3−メチレンジオ
キシフェニル)ヘプタンアミド24.93g(0.1m
ol)、酢酸28.6ml、ジオキサン125mlの溶
液を滴下した。反応液を3時間加熱還流後、冷却し、こ
れを氷冷した濃塩酸75ml、水250mlの溶液に少
しづつ加えた。約60℃に1時間加熱後冷却しヘキサン
で洗浄し、ついで水酸化ナトリウム水溶液で塩基性とし
た。これをヘプタンで抽出し、抽出液を飽和食塩水で洗
浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去
し、(R)−2−(2,3−メチレンジオキシフェニ
ル)ヘプチルアミン、21.6gをオイルとして得た。
【0053】1H−NMR(CDCl3 ):δ=0.8
4(t,3H),1.0〜1.4(m,8H),1.5
7〜1.66(m,2H),2.70〜2.93(m,
3H),5.92(s,2H),6.64〜6.83
(m,3H)
【0054】参考例3 5−アミノ−4,6−ビス(ジメチルアミノ)ピリミジ
ンの合成 (i)4,6−ビス(ジメチルアミノ)−5−ニトロピ
リミジンの調製 4,6−ジクロロ−5−ニトロピリミジン4.85g、
炭酸カリウム7.59g及びアセトン50mlの混合物
中に、水冷下攪拌しつつ50%ジメチルアミン水溶液
6.76gを滴加した。室温にて30分攪拌した後、析
出した塩を濾別し、濾液を減圧濃縮した。残渣を酢酸エ
チルに溶解させた後不溶部を濾別し、溶媒を留去した。
残渣にn−ヘキサンを加えてトリチュレートすることに
より結晶を析出させ、これを濾取することにより4,6
−ビス(ジメチルアミノ)−5−ニトロピリミジン5.
10gを得た。
【0055】(ii) 鉄粉5g、酢酸0.5g及び水3.
5mlの混合物を30分間加熱還流した後、80℃に冷
却し、2−プロパノール14mlを加え、次いで(i)
で得た4,6−ビス(ジメチルアミノ)−5−ニトロピ
リミジン4.22gを徐々に加えた。同温度で1時間攪
拌した後、40℃まで冷却し、炭酸カリウム1.5gを
水2.5mlに溶解させたものを加え更に1時間攪拌し
た。アセトンを加えた後、反応混合物をセライト濾過
し、濾液を減圧濃縮した。残渣に水を加えた後、エーテ
ルにて抽出し、有機層を水洗、飽和食塩水洗、芒硝乾燥
をへて溶媒を留去することにより標記化合物3.32g
を得た。
【0056】1H−NMR(CDCl3 −TMS):δ
=2.89(12H,s),3.38(2H,br.
s),8.15(1H,s) 同様にして 5−アミノ−4,6−ジピロリジノピリミジン1 H−NMR(CDCl3 −TMS):δ=1.92
(8H,t),3.02(2H,br.s),3.50
(8H,t),8.03(1H,s) 5−アミノ−4,6−ジモルホリノピリミジン1 H−NMR(CDCl3 −TMS):δ=3.29
(8H,t),3.43(2H,s),3.85(8
H,t),8.20(1H,s)を得た。
【0057】実施例1 (R)−1−(2−(2,3−メチレンジオキシフェニ
ル)ヘプチル)−3−(4,6−ビス(ジメチルアミ
ノ)ピリミジン−5−イル)尿素(表−1中、化合物N
o.14)の合成 5−アミノ−4,6−ビス(ジメチルアミノ)ピリミジ
ン、23.78g(0.1405mol)を塩化メチレ
ン476mlに溶解し、これに炭酸ビス(トリクロロメ
チル)(別名トリホスゲン)、17.4g(0.058
6mol)トリエチルアミン34.1g(0.337m
ol)を加え1.5時間加熱還流した。室温まで冷却後
(R)−2−(2,3−メチレンジオキシフェニル)ヘ
プチルアミン33.0g(0.1402mol)を加
え、室温にて一夜反応した。反応液に少量のアンモニア
水および水を加え分液した後、水層を塩化メチレンで抽
出し、有機層を水洗、ついで無水硫酸マグネシウムで乾
燥した。溶媒を留去後残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(展開溶媒系:クロロホルム→1%メタノー
ル/クロロホルム→2%メタノール/クロロホルム)に
より精製後、ヘプタンと酢酸エチルの混合溶媒より再結
晶し、標記化合物41.0gを得た。
【0058】融点151.0〜151.5℃1 H−NMR(CDCl3 −TMS):δ=0.83
(3H,t),1.22(6H,m),1.56(2
H,m),2.84(1H,quint),3.00
(12H,s),3.38(1H,m),3.43(1
H,m),4.33(1H,t),5.51(1H,
s),5.82,5.88(each 1H,s),
6.52(1H,dd),6.68−6.75(2H,
m),8.10(1H,s)
【0059】実施例2 (R)−1−(2−(2,3−メチレンジオキシフェニ
ル)ヘプチル)−3−(4,6−ジピロリジノピリミジ
ン−5−イル)尿素(表−1中、化合物No.15)の
合成 実施例1における5−アミノ−4,6−ビス(ジメチル
アミノ)ピリミジンの代わりに5−アミノ−4,6−ジ
ピロリジノピリミジンを用いて実施例1と同様の方法で
標記化合物を得た。
【0060】融点:199〜200.5℃1 H−NMR(CDCl3 −TMS):δ=0.83
(3H,t),1.21(6H,m),1.60(2
H,m),1.80(8H,m),2.85(1H,q
uint),3.44(2H,t),3.52(8H,
m),4.49(1H,t),5.37(1H,s),
5.80,5.87(each 1H,s),6.52
(1H,dd),6.68(1H,dd),6.73
(1H,dd),8.07(1H,s)
【0061】実施例3 (R)−1−(2−(2,3−メチレンジオキシフェニ
ル)ヘプチル)−3−(4,6−ジモルホリノピリミジ
ン−5−イル)尿素(表−1中、化合物No.16)の
合成 実施例1における5−アミノ−4,6−ビス(ジメチル
アミノ)ピリミジンの代わりに5−アミノ−4,6−ジ
モルホリノピリミジンを用いて実施例1と同様の方法で
標記化合物を得た。
【0062】融点:128〜132℃1 H−NMR(CDCl3 −TMS):δ=0.83
(3H,t),1.21(6H,m),1.60(2
H,m),2.85(1H,m),3.20−3.39
(9H,m),3.63(1H,m),3.69(8
H,t),5.38(1H,t),5.42(1H,
s),5.68,5.75(each 1H,s),
6.52(1H,dd),6.66−6.75(2H,
m),8.32(1H,s)
【0063】参考例4 5−アミノ−4,6−ジメトキシピリミジンの合成 (i)4,6−ジメトキシ−5−ニトロピリミジンの調
製 60%油性水素化ナトリウム2.64gを、水冷下にメ
タノール50ml中に加えた後、4,6−ジクロロ−5
−ニトロピリミジン5.82gを徐々に加えた。室温に
て30分攪拌した後、溶媒を減圧下に留去した。残渣に
水を加え析出した結晶を濾取した後、水、次いでn−ヘ
キサンで洗浄することにより4,6−ジメトキシ−5−
ニトロピリミジン5.10gを得た。
【0064】(ii) 鉄粉5g、酢酸0.5g及び水3.
5mlの混合物を30分間加熱還流した後、80℃に冷
却し、2−プロパノール14mlを加え、次いで(i)
で得た4,6−ジメトキシ−5−ニトロピリミジン4.
26gを徐々に加えた。同温度で1時間攪拌した後、4
0℃まで冷却し、炭酸カリウム1.5gを水2.5ml
に溶解させたものを加え更に1時間攪拌した。アセトン
を加えた後、反応混合物をセライト濾過し、濾液を減圧
濃縮した。残渣に水を加えた後、エーテルにて抽出し、
有機層を飽和食塩水で洗浄、芒硝乾燥をへて溶媒を留去
することにより標記化合物3.55gを得た。
【0065】1H−NMR(CDCl3 −TMS):δ
=3.54(2H,br.s),4.01(6H,
s),7.98(1H,s)
【0066】実施例4 (R)−1−(2−(2,3−メチレンジオキシフェニ
ル)ヘプチル)−3−(4,6−ジメトキシピリミジン
−5−イル)尿素(表−1中、化合物No.17)の合
成 (i)N−フェノキシカルボニル−(R)−2−(2,
3−メチレンジオキシフェニル)ヘプチルアミンの調製 (R)−2−(2,3−メチレンジオキシフェニル)ヘ
プチルアミン2.35g、トリエチルアミン1.20g
及び酢酸エチル20mlの混合物中に、氷冷下攪拌しつ
つクロロ炭酸フェニル1.72gを滴加した後、室温に
て2時間攪拌した。反応混合物を水、飽和食塩水で洗浄
した後、芒硝乾燥をへて溶媒を留去しN−フェノキシカ
ルボニル−(R)−2−(2,3−メチレンジオキシフ
ェニル)ヘプチルアミン3.51gを得た。
【0067】1H−NMR(CDCl3 −TMS):δ
=0.85(3H,t),1.26(6H,m),1.
67(2H,m),3.02(1H,quint),
3.38(1H,m),3.63(1H,m),4.9
5(1H,br.s),5.94(2H,s),6.6
9,6.75(each 1H,d),6.83(1
H,t),7.06(2H,d),7.16(1H,
t),7.34(2H,obs.quint)
【0068】(ii)5−アミノ−4,6−ジメトキシピ
リミジン0.78g、(i)で得たN−フェノキシカル
ボニル−(R)−2−(2,3−メチレンジオキシフェ
ニル)ヘプチルアミン1.78g、1,8−ジアザビシ
クロ[5.4.0]ウンデク−7−エン0.76g及び
ジオキサン8mlの混合物を25時間攪拌しつつ加熱還
流した後溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(展開溶媒系 クロロホルム、2−プロ
パノール20:1)にふした後、更に展開溶媒系として
酢酸エチル、n−ヘキサン1:1→2:1を用いたシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し、標記化
合物0.15gを得た。
【0069】融点:196−197℃1 H−NMR(CDCl3 −TMS):δ=0.83
(3H,t),1.23(6H,m),1.63(2
H,m),2.93(1H,m),3.31(1H,
m),3.62(1H,m),3.91(6H,s),
4.78(1H,br.s),5.48(1H,s),
5.85(2H,s),6.58(1H,dd),6.
71(1H,dd),6.76(1H,dd),8.2
7(1H,s)
【0070】参考例5 5−アミノ−4,6−ジ(1−メチルエトキシ)ピリミ
ジンの合成 (i)4,6−ジ(1−メチルエトキシ)−5−ニトロ
ピリミジンの調製 4,6−ジヒドロキシ−5−ニトロピリミジン6.28
g、2−プロパノール6.00g、トリフェニルホスフ
ィン10.5g及びテトラヒドロフラン80mlの混合
物中に、室温にて攪拌しつつアゾジカルボン酸ジエチル
6.97gを加え2時間攪拌した後、トリフェニルホス
フィン10.5g及びアゾジカルボン酸ジエチル6.9
7gを加えた。11時間攪拌した後再度トリフェニルホ
スフィン10.5g及びアゾジカルボン酸ジエチル6.
97gを加え、さらに11時間攪拌を続けた。析出物を
濾別した後濾液を減圧濃縮し、残渣にエーテルを加え不
溶部を濾別した。濾液を減圧濃縮した後、残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒系 酢酸エチ
ル、n−ヘキサン1:14)にて精製することにより
4,6−ジ(1−メチルエトキシ)−5−ニトロピリミ
ジン3.13gを得た。
【0071】1H−NMR(CDCl3 −TMS):δ
=1.37(12H,d),5.44(2H,obs.
quint),8.37(1H,s) (ii)鉄粉3g、酢酸0.3g及び水2.5mlの混合
物を30分間加熱還流した後、80℃に冷却し、2−プ
ロパノール10mlを加え、次いで(i)で得た4,6
−ジ(1−メチルエトキシ)−5−ニトロピリミジン
3.10gを徐々に加えた。同温度にて1.85時間攪
拌した後、40℃まで冷却し、炭酸カリウム1.00g
を水2.5mlに溶解させたものを加え更に1時間攪拌
した。アセトンを加えた後、反応混合物をセライト濾過
し、濾液を減圧濃縮した。残渣に水を加えた後、エーテ
ルにて抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄、芒硝乾燥を
へて溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(展開溶媒系 酢酸エチル、n−ヘキサン1:
10)にて精製することにより標記化合物2.37gを
得た。
【0072】1H−NMR(CDCl3 −TMS):δ
=1.36(12H,d),3.50(2H,br.
s),5.33(2H,obs.quint),7.9
4(1H,s)
【0073】実施例5 (R)−1−(2−(2,3−メチレンジオキシフェニ
ル)ヘプチル)−3−(4,6−ジ(1−メチルエトキ
シ)ピリミジン−5−イル)尿素(表−1中、化合物N
o.18)の合成 (i)4,6−ジ(1−メチルエトキシ)−5−エトキ
シカルボニルアミノピリミジンの調製 5−アミノ−4,6−ジ(1−メチルエトキシ)ピリミ
ジン0.42g、ピリジン0.30g及び塩化メチレン
8mlの混合物中に、室温にて攪拌しつつクロロ炭酸エ
チル0.26gを滴加し、5時間攪拌した。反応混合物
を水、飽和食塩水で洗浄した後、芒硝乾燥をへて溶媒を
留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(展開溶媒系 酢酸エチル、n−ヘキサン1:5)にて
精製し、4,6−ジ(1−メチルエトキシ)−5−エト
キシカルボニルアミノピリミジン0.29gを得た。
【0074】1H−NMR(CDCl3 −TMS):δ
=1.29(3H,t),1.35(12H,d),
4.19(2H,q),5.35(2H,obs.qu
int),5.70(1H,br.s),8.25(1
H,s) (ii)(i)で得た4,6−ジ(1−メチルエトキシ)
−5−エトキシカルボニルアミノピリミジン0.28
g、(R)−2−(2,3−メチレンジオキシフェニ
ル)ヘプチルアミン0.24g、1,8−ジアザビシク
ロ[5.4.0]ウンデク−7−エン0.15g及びト
ルエン5mlの混合物を110℃にて10.5時間攪拌
した後溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(展開溶媒系 酢酸エチル、n−ヘキサン
2:5→1:2)にて精製し、標記化合物0.27gを
得た。
【0075】融点:96.5−98℃1 H−NMR(CDCl3 −TMS):δ=0.83
(3H,t),1.22(6H,m),1.28,1.
31(each 6H,d),1.63(2H,m),
2.89(1H,quint),3.30(1H,
m),3.59(1H,m),4.87(1H,t),
5.30(2H,obs.quint),5.46(1
H,s),5.77,5.81(each 1H,
s),6.57(1H,dd),6.67(1H,d
d),6.71(1H,dd),8.22(1H,s)
【0076】参考例6 5−アミノ−4−ジメチルアミノ−6−エトキシピリミ
ジンの合成 (i)4−クロロ−6−ジメチルアミノ−5−ニトロピ
リミジンの調製 4,6−ジクロロ−5−ニトロピリミジン7.76g、
炭酸水素ナトリウム3.70g及びアセトン80mlの
混合物中に、氷冷下攪拌しつつ50%ジメチルアミン水
溶液3.79gをゆっくり滴加した。室温にて30分攪
拌した後、30分ごとに50%ジメチルアミン水溶液
0.7gを3回加えた。減圧下に溶媒を留去し、残渣に
酢酸エチル70mlを加え45℃に加温した後、不溶部
を濾別した。濾液を芒硝乾燥した後溶媒を留去し、残渣
にn−ヘキサンを加えてトリチュレートすることにより
結晶を析出させた。これを濾取することにより4−クロ
ロ−6−ジメチルアミノ−5−ニトロピリミジン7.5
3gを得た。
【0077】(ii)4−ジメチルアミノ−6−エトキシ
−5−ニトロピリミジンの調製 (i)で得た4−クロロ−6−ジメチルアミノ−5−ニ
トロピリミジン3.04g及びエタノール20mlの混
合物中に、水冷下攪拌しつつ60%油性水素化ナトリウ
ム0.72gをエタノール10ml中に加えたものを滴
加した。室温にて1時間攪拌した後、2.5時間加熱還
流した。溶媒を減圧下に留去した後、残渣に水を加え析
出した結晶を濾取した後、水で洗浄し、4−ジメチルア
ミノ−6−エトキシ−5−ニトロピリミジン2.55g
を得た。
【0078】(iii)鉄粉3g、酢酸0.3g及び水2.
5mlの混合物を30分間加熱還流した後、80℃に冷
却し、2−プロパノール10mlを加え、次いで4−ジ
メチルアミノ−6−エトキシ−5−ニトロピリミジン
2.33gを徐々に加えた。同温度にて1時間攪拌した
後、40℃まで冷却し、炭酸カリウム0.9gを水1.
5mlに溶解させたものを加え更に1時間攪拌した。ア
セトンを加えた後、反応混合物をセライト濾過し、濾液
を減圧濃縮した。残渣に水を加えた後、エーテルにて抽
出し、有機層を水洗、飽和食塩水洗、芒硝乾燥をへて溶
媒を留去し、標記化合物1.80gを得た。
【0079】1H−NMR(CDCl3 −TMS):δ
=1.42(3H,t),2.88(6H,s),3.
47(2H,br.s),4.30(2H,q),8.
05(1H,s)
【0080】実施例6 (R)−1−(2−(2,3−メチレンジオキシフェニ
ル)ヘプチル)−3−(4−ジメチルアミノ−6−エト
キシピリミジン−5−イル)尿素(表−1中、化合物N
o.19)の合成 5−アミノ−4−ジメチルアミノ−6−エトキシピリミ
ジン0.66g,N−エトキシカルボニル−(R)−2
−(2,3−メチレンジオキシフェニル)ヘプチルアミ
ン1.28g、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]
ウンデク−7−エン0.55g及びジオキサン10ml
の混合物を100℃にて16時間攪拌した後溶媒を留去
した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢
酸エチル、n−ヘキサン2:1→3:1)にふした後、
エーテルに溶解させた。これを水、飽和食塩水で順次洗
浄後、芒硝乾燥をへて溶媒を留去し、残渣をn−ヘキサ
ンによりトリチュレートすることにより標記化合物0.
63gを得た。
【0081】融点:62−64℃1 H−NMR(CDCl3 −TMS):δ=0.83
(3H,t),1.22(6H,m),1.32(3
H,t),1.62(2H,m),2.90(1H,
m),2.96(6H,s),3.37(1H,m),
3.55(1H,m),4.32(2H,q),4.7
6(1H,t),5.44(1H,s),5.80,
5.82(each 1H,s),6.57(1H,d
d),6.70(1H,dd),6.74(1H,d
d),8.16(1H,s)
【0082】参考例7 3−メチル−4−(1−メチルエトキシ)−1−フェニ
ル−5−ピラゾールカルボン酸の合成 (i)3−メチル−4−(1−メチルエトキシ)−1−
フェニル−5−ピラゾールカルボン酸メチルの調製 4−ヒドロキシ−3−メチル−1−フェニル−5−ピラ
ゾールカルボン酸メチル3.02g、沃化イソプロピル
2.43g、炭酸カリウム2.52g及びアセトン20
mlの混合物を攪拌しつつ19時間加熱還流した後(途
中3時間後に沃化イソプロピル0.44g、炭酸カリウ
ム0.36gを追加した)室温まで冷却し、塩を濾別し
た。濾液を減圧濃縮した後、残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(展開溶媒系 酢酸エチル、n−ヘキ
サン1:7)にて精製し、3−メチル−4−(1−メチ
ルエトキシ)−1−フェニル−5−ピラゾールカルボン
酸メチル3.42gを得た。
【0083】1H−NMR(CDCl3 −TMS):δ
=1.35(6H,d),2.28(3H,s),3.
78(3H,s),4.34(1H,obs.quin
t),7.26−7.45(5H,m) 同様にして 1,3−ジメチル−4−(1−メチルエトキシ)−5−
ピラゾールカルボン酸メチル δ=1.29(6H,d),2.19(3H,s),
3.90(3H,s),4.04(3H,s),4.1
9(1H,obs.quint) 3−メチル−4−(1−メチルエトキシ)−1−(1−
メチルエチル)−5−ピラゾールカルボン酸メチル δ=1.28(6H,d),1.43(6H,d),
2.20(3H,s),3.89(3H,s),4.1
5(1H,obs.quint),5.32(1H,o
bs.quint) 1−(1,1−ジメチルエチル)−3−メチル−4−
(1−メチルエトキシ)−5−ピラゾールカルボン酸エ
チル δ=1.25(6H,d),1.40(3H,t),
1.62(9H,s),2.17(3H,s),4.1
2(1H,obs.quint),4.35(2H,
q)を得た。
【0084】(ii)(i)で得た3−メチル−4−(1
−メチルエトキシ)−1−フェニル−5−ピラゾールカ
ルボン酸メチル2.74gのメタノール20ml溶液
に、水酸化ナトリウム0.80gを水5mlに溶解させ
たものを加え、1.5時間加熱還流した。メタノールを
減圧下に留去した後、水を加え溶液とし、濃塩酸を加え
て結晶を析出させた。これを濾取し、水洗して3−メチ
ル−4−(1−メチルエトキシ)−1−フェニル−5−
ピラゾールカルボン酸2.53gを得た。1 H−NMR(CDCl3 −TMS):δ=1.41
(6H,d),2.36(3H,s),4.55(1
H,obs.quint),7.39−7.45(5
H,m) 同様にして 1,3−ジメチル−4−(1−メチルエトキシ)−5−
ピラゾールカルボン酸1 H−NMR(CDCl3 −TMS):δ=1.37
(6H,d),2.27(3H,s),4.07(3
H,s),4.49(1H,obs.quint) 3−メチル−4−(1−メチルエトキシ)−1−(1−
メチルエチル)−5−ピラゾールカルボン酸1 H−NMR(CDCl3 −TMS):δ=1.37
(6H,d),1.44(6H,d),2.29(3
H,s),4.50(1H,obs.quint),
5.46(1H,obs.quint) 1−(1,1−ジメチルエチル)−3−メチル−4−
(1−メチルエトキシ)−5−ピラゾールカルボン酸1 H−NMR(CDCl3 −TMS):δ=1.38
(6H,d),1.69(9H,s),2.27(3
H,s),4.50(1H,obs.quint)を得
た。
【0085】実施例7 (R)−1−(2−(2,3−メチレンジオキシフェニ
ル)ヘプチル)−3−(3−メチル−4−(1−メチル
エトキシ)−1−フェニルピラゾール−5−イル)尿素
(表−3中、化合物No.46)の合成 3−メチル−4−(1−メチルエトキシ)−1−フェニ
ル−5−ピラゾールカルボン酸0.91g、ジフェニル
ホスホリルアジド0.96g、トリエチルアミン0.4
3g及びトルエン15mlの混合物を80℃にて3時間
攪拌した後氷冷した。これを氷冷下攪拌しつつ(R)−
2−(2,3−メチレンジオキシフェニル)ヘプチルア
ミン0.82gをトルエン8mlに溶解したものに加え
た。室温にて3時間攪拌した後、反応混合物を減圧濃縮
した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展
開溶媒系 酢酸エチル、n−ヘキサン1:3→1:2)
にて精製し、標記化合物1.42gを得た。
【0086】融点:125.5−126.5℃1 H−NMR(CDCl3 −TMS):δ=0.83
(3H,t),1.20(6H,d),1.21(6
H,m),1.62(2H,m),2.23(3H,
s),2.86(1H,obs.quint),3.3
6(1H,m),3.54(1H,m),4.12(1
H,obs.quint),5.34(1H,t),
5.70(1H,s),5.76,5.80(each
1H,s),6.57(1H,dd),6.66(1
H,dd),6.72(1H,dd),7.31−7.
43(5H,m)
【0087】実施例8 (R)−1−(2−(2,3−メチレンジオキシフェニ
ル)ヘプチル)−3−(1,3ジメチル−4−(1−メ
チルエトキシ)ピラゾール−5−イル)尿素(表−3
中、化合物No.47)の合成 実施例7における3−メチル−4−(1−メチルエトキ
シ)−1−フェニル−5−ピラゾールカルボン酸のかわ
りに1,3−ジメチル−4−(1−メチルエトキシ)−
5−ピラゾールカルボン酸を用い、実施例7と同様の方
法で標記化合物を得た。
【0088】融点:123−124℃1 H−NMR(CDCl3 −TMS):δ=0.81
(3H,t),1.16(6H,d),1.22(6
H,m),1.63(2H,m),2.14(3H,
s),2.88(1H,obs.quint),3.3
5(1H,m),3.49(3H,s),3.55(1
H,m),4.00(1H,obs.quint),
4.88(1H,t),5.82,5.84(each
1H,s),5.94(1H,s),6.59(1
H,dd),6.66(1H,dd),6.73(1
H,dd)
【0089】実施例9 (R)−1−(2−(2,3−メチレンジオキシフェニ
ル)ヘプチル)−3−(3−メチル−4−(1−メチル
エトキシ)−1−(1−メチルエチル)ピラゾール−5
−イル)尿素(表−3中、化合物No.48)の合成 実施例7における3−メチル−4−(1−メチルエトキ
シ)−1−フェニル−5−ピラゾールカルボン酸のかわ
りに3−メチル−4−(1−メチルエトキシ)−1−
(1−メチルエチル)−5−ピラゾールカルボン酸を用
い、実施例7と同様の方法で標記化合物を無定形固体と
して得た。
【0090】1H−NMR(CDCl3 −TMS):δ
=0.83(3H,t),1.16(6H,d),1.
22(6H,m),1.31(6H,dd),1.61
(2H,m),2.16(3H,s),2.87(1
H,obs.quint),3.35(1H,m),
3.54(1H,m),3.99(1H,obs.qu
int),4.31(1H,obs.quint),
4.91(1H,t),5.80(2H,s),5.8
2(1H,s),6.57(1H,dd),6.66
(1H,dd),6.72(1H,dd)
【0091】実施例10 (R)−1−(2−(2,3−メチレンジオキシフェニ
ル)ヘプチル)−3−(1−(1,1−ジメチルエチ
ル)−3−メチル−4−(1−メチルエトキシ)ピラゾ
ール−5−イル)尿素(表−3中、化合物No.49)
の合成 実施例7における3−メチル−4−(1−メチルエトキ
シ)−1−フェニル−5−ピラゾールカルボン酸のかわ
りに1−(1,1−ジメチルエチル)−3−メチル−4
−(1−メチルエトキシ)−5−ピラゾールカルボン酸
を用い、実施例7と同様の方法で標記化合物を得た。
【0092】融点98.5〜99℃1 H−NMR(CDCl3 −TMS):δ=0.83
(3H,t),1.17(6H,d),1.22(6
H,m),1.47(9H,s),1.62(2H,
m),2.14(3H,s),2.86(1H,ob
s.quint),3.37(1H,m),3.51
(1H,m),4.03(1H,obs.quin
t),4.86(1H,t),5.50(1H,s),
5.80(2H,s),6.57(1H,dd),6.
66(1H,dd),6.71(1H,dd)
【0093】実施例11 (R)−1−(2−(2,3−メチレンジオキシフェニ
ル)ヘプチル)−3−(4−エトキシカルボニル−1−
フェニルピラゾール−5−イル)尿素(表−3中、化合
物No.50)の合成 5−アミノ−1−フェニルピラゾール−4−カルボン酸
エチル1.16g及び塩化メチレン10mlの混合物
に、氷冷下攪拌しつつビス(トリクロロメチル)カーボ
ネート0.53g、ついでトリエチルアミン1.11g
を滴加した後、4時間加熱還流した。室温まで冷却した
後、(R)−2−(2,3−メチレンジオキシフェニ
ル)ヘプチルアミン1.18gを塩化メチレン3mlに
溶解させたものを加え、室温にて2時間攪拌した。溶媒
を留去した後注水し、酢酸エチルで抽出した。有機層を
飽和食塩水で洗浄した後、芒硝乾燥をへて溶媒を留去
し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開
溶媒系 酢酸エチル、n−ヘキサン2:5)にて精製
し、標記化合物1.94gを無定形固体として得た。
【0094】1H−NMR(CDCl3 −TMS):δ
=0.82(3H,t),1.20(6H,m),1.
35(3H,t),1.54(2H,m),2.78
(1H,m),3.18(1H,m),3.45(1
H,m),4.29(2H,q),4.83(1H,
t),5.88,5.90(each 1H,s),
6.57(1H,dd),6.71−6.82(2H,
m),7.32−7.52(5H+1H,m),7.9
4(1H,s)
【0095】実施例12 (R)−1−(2−(2,3−メチレンジオキシフェニ
ル)ヘプチル)−3−(3,5−ジ−2−ピリジル−4
H−1,2,4−トリアゾール−4−イル)尿素(表−
4中、化合物No.86)の合成 4−アミノ−3,5−ジ−2−ピリジル−4H−1,
2,4−トリアゾール1.19g及び塩化メチレン10
mlの混合物に、氷冷下攪拌しつつビス(トリクロロメ
チル)カーボネート0.53g、ついでトリエチルアミ
ン1.11gを滴加した後、17時間加熱還流した(途
中、14時間目にビス(トリクロロメチル)カーボネー
ト0.53gおよびトリエチルアミン1.11gを追加
した。)。室温まで冷却した後、(R)−2−(2,3
−メチレンジオキシフェニル)ヘプチルアミン1.18
gを塩化メチレン3mlに溶解させたものを加え、室温
にて6時間攪拌した。反応混合物を飽和食塩水で洗浄し
た後、芒硝乾燥をへて溶媒を留去し、残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(展開溶媒系 酢酸エチル、
アセトン7:1→5:1)にて精製し、標記化合物1.
66gを得た。
【0096】融点:162−163℃1 H−NMR(CDCl3 −TMS):δ=0.79
(3H,t),1.12(6H,m),1.49(2
H,m),2.79(1H,obs.quint),
3.33(1H,m),3.45(1H,m),5.8
0,5.82(each1H,s),5.85(1H,
br.s),6.48(1H,dd),6.61−6.
68(2H,m),7.37(2H,dd),7.86
(2H,dt),8.22(2H,d),8.53(2
H,d),9.33(1H,s) 上記表−1〜4に示した化合物は上記実施例1〜12と
同様の方法により合成することができる。
【0097】試験例 本発明の化合物のACAT阻害作用を以下の方法により
測定した。ACATの活性の測定はヒト肝臓癌細胞由来
のHepG2細胞を用いた。同細胞の培養液中へ放射標
識されたオレイン酸−ウシ血清アルブミン複合体を添加
し、細胞内にて放射標識オレイン酸から形成された放射
標識コレステロールオリエートの量を測定することによ
り求めた。したがって、ACATを阻害する本発明の化
合物の活性は、被験薬を加えない対照郡のコレステロー
ルオリエート生成量を各濃度(μM)の被験薬を加えた
ものが何パーセント低下させたのかを求め、それよりI
C50値、すなわち酵素の50%表出を阻害するのに必
要な被験化合物の濃度で表した。その結果を下記表−5
に示す。
【0098】
【表8】
【0099】
【発明の効果】上記試験例からも明らかなように本発明
の化合物は強力なACAT阻害活性を有しており、高脂
血治療薬またはアテローム性動脈硬化症の治療薬として
の用途が期待される。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 405/12 237 8829−4C 249 8829−4C 405/14 249 8829−4C // A61K 31/505 ABX ADN 9360−4C (72)発明者 鈴木 裕子 神奈川県横浜市緑区鴨志田町1000番地 三 菱化成株式会社総合研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I) 【化1】 (上記一般式(I)中、環Aは5または6員環の含窒素
    芳香環を表し、R1 はC 1 〜C8 のアルキル基を表し、
    2 およびR3 はそれぞれ独立してC1 〜C5 のアルキ
    ル基、置換基を有していてもよいフェニル基もしくはピ
    ペラジノ基、ピリジル基、C1 〜C5 のアルコキシ基、 【化2】 (R5 およびR6 はそれぞれ独立して水素原子またはC
    1 〜C5 のアルキル基を表すが、R5 とR6 は連結して
    3 〜C6 のアルキレン基を形成してもよい。)で表さ
    れるアミノ基、モルホリノ基、カルボキシル基またはC
    2 〜C4 のアルキルオキシカルボニル基を表すが、R2
    とR3 はアミノ基と結合している環A上の原子に隣接し
    た2つの原子に結合し、R4 は水素原子またはC1 〜C
    5 のアルキル基を表し、mは1または2を表す。)で表
    される1−フェニルエチル−3−置換尿素誘導体または
    その薬学的に許容される塩。
JP26032592A 1992-09-29 1992-09-29 1−フェニルエチル−3−置換尿素誘導体 Pending JPH06122682A (ja)

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CA002107196A CA2107196A1 (en) 1992-09-29 1993-09-28 Carboxamide derivatives
US08/128,250 US5442060A (en) 1992-09-29 1993-09-29 Carboxamide derivatives
EP93115714A EP0591830A1 (en) 1992-09-29 1993-09-29 Carboxamide and urea derivatives having ACAT-inhibiting activityM

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996003378A1 (fr) * 1994-07-26 1996-02-08 Sankyo Company, Limited Derives d'amide n-phenyle et d'uree

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1996003378A1 (fr) * 1994-07-26 1996-02-08 Sankyo Company, Limited Derives d'amide n-phenyle et d'uree

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