JPH0612252A - マイクロコンピュータ - Google Patents
マイクロコンピュータInfo
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- JPH0612252A JPH0612252A JP4119455A JP11945592A JPH0612252A JP H0612252 A JPH0612252 A JP H0612252A JP 4119455 A JP4119455 A JP 4119455A JP 11945592 A JP11945592 A JP 11945592A JP H0612252 A JPH0612252 A JP H0612252A
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- microprogram
- data
- address
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- microcomputer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】外部から格納用RAMにマイクロプログラムを
書き込んで使用するマイクロコンピュータにおいて、格
納用RAMに対して、高速な書込みを可能にすると共
に、書込用付加回路を少くする。 【構成】外部のメモリに対してチップ上のアドレス生成
回路102が、アドレス端子105、メモリ選択端子1
08から、アドレス、選択信号を出力し、データ端子1
06に入力されたデータをマイクロプログラム格納RA
M101に書き込む。 【効果】マイクロプログラム書込みに用いる外部回路を
少くし、書込みに要する時間を1/2以下に低減でき
る。
書き込んで使用するマイクロコンピュータにおいて、格
納用RAMに対して、高速な書込みを可能にすると共
に、書込用付加回路を少くする。 【構成】外部のメモリに対してチップ上のアドレス生成
回路102が、アドレス端子105、メモリ選択端子1
08から、アドレス、選択信号を出力し、データ端子1
06に入力されたデータをマイクロプログラム格納RA
M101に書き込む。 【効果】マイクロプログラム書込みに用いる外部回路を
少くし、書込みに要する時間を1/2以下に低減でき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロコンピュータに
関し、特に、マイクロクンピュータにおけるマイクロプ
ログラム格納用RAMの書込み回路に関する。
関し、特に、マイクロクンピュータにおけるマイクロプ
ログラム格納用RAMの書込み回路に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、マイクロコンピュータの応用分野
は急激な広がりを見せており、マイクロコンピュータへ
の機能要求もますます多様化している。こうした背景の
中でCPUの動作をマイクロプログラムで操作するマイ
クロプログラム方式のマイクロコンピュータが、一般的
になってきた。このマイクロプログラム方式が一般化し
た理由の1つは、同一のハードウェアでありながらマイ
クロプログラムの記述を変更するだけで、異なる処理の
実行や、異なる機能の実現が可能となるという点であ
る。例えば、汎用的な製品からマイクロプログラムの記
述を変更するだけで、応用装置や応用分野に特化して、
命令セットや命令実行時間を最適化したマイクロコンピ
ュータを実現できる。従来のマイクロコンピュータで
は、このマイクロプログラムが、ROMに固定されてい
た。
は急激な広がりを見せており、マイクロコンピュータへ
の機能要求もますます多様化している。こうした背景の
中でCPUの動作をマイクロプログラムで操作するマイ
クロプログラム方式のマイクロコンピュータが、一般的
になってきた。このマイクロプログラム方式が一般化し
た理由の1つは、同一のハードウェアでありながらマイ
クロプログラムの記述を変更するだけで、異なる処理の
実行や、異なる機能の実現が可能となるという点であ
る。例えば、汎用的な製品からマイクロプログラムの記
述を変更するだけで、応用装置や応用分野に特化して、
命令セットや命令実行時間を最適化したマイクロコンピ
ュータを実現できる。従来のマイクロコンピュータで
は、このマイクロプログラムが、ROMに固定されてい
た。
【0003】マイクロコンピュータの応用装置の開発時
には、評価用マイクロコンピュータを使用するが、マイ
クロプログラムをROMに固定する方法では、マイクロ
プログラムの記述を変更して機能を変更する場合に、変
更したマイクロプログラムをROMに固定した評価用マ
イクロコンピュータを新たに開発しなければならない。
従って、評価用マイクロコンピュータにおいては、かか
るマイクロプログラムの変更に容易に対応できることが
大きな利点となる。
には、評価用マイクロコンピュータを使用するが、マイ
クロプログラムをROMに固定する方法では、マイクロ
プログラムの記述を変更して機能を変更する場合に、変
更したマイクロプログラムをROMに固定した評価用マ
イクロコンピュータを新たに開発しなければならない。
従って、評価用マイクロコンピュータにおいては、かか
るマイクロプログラムの変更に容易に対応できることが
大きな利点となる。
【0004】この点を実現するため、特願昭63−11
6593号の「評価用マイクロプロセッサ」では、マイ
クロプログラム格納用のメモリをRAMで構成し、外部
から格納用RAMにマイクロプログラムを書き込んで使
用するマイクロコンピュータを提供している。しかし、
このマイクロコンピュータは、マイクロプログラムを格
納するアドレスや書き込み信号を外部から入力する構成
と成っているため、アドレス生成やタイミング生成のた
めのプロセッサとプログラムROMとを外部に接続する
必要がある。
6593号の「評価用マイクロプロセッサ」では、マイ
クロプログラム格納用のメモリをRAMで構成し、外部
から格納用RAMにマイクロプログラムを書き込んで使
用するマイクロコンピュータを提供している。しかし、
このマイクロコンピュータは、マイクロプログラムを格
納するアドレスや書き込み信号を外部から入力する構成
と成っているため、アドレス生成やタイミング生成のた
めのプロセッサとプログラムROMとを外部に接続する
必要がある。
【0005】このプロセッサは、システムの立上げ時に
マイクロプログラムを入力する時しか使用せず、マイク
ロプログラム制御により通常の処理を実行している場合
には停止している。すなわち、ほとんど動作しない回路
のために回路の実装面積を設け、部品点数を増大させる
必要が有った。
マイクロプログラムを入力する時しか使用せず、マイク
ロプログラム制御により通常の処理を実行している場合
には停止している。すなわち、ほとんど動作しない回路
のために回路の実装面積を設け、部品点数を増大させる
必要が有った。
【0006】また、マイクロプログラムをマイクロコン
ピュータに書き込む場合には、まず、マイクロプログラ
ムを保存するメモリからデータを読出して、一度外部の
プロセッサに読込み、その後でマイクロコンピュータ上
のマイクロプログラム格納用RAMに書き込むという処
理になるので、格納用RAMの書き込みだけを実行する
のに最低限必要な処理時間の2倍以上の時間が掛かって
いる。
ピュータに書き込む場合には、まず、マイクロプログラ
ムを保存するメモリからデータを読出して、一度外部の
プロセッサに読込み、その後でマイクロコンピュータ上
のマイクロプログラム格納用RAMに書き込むという処
理になるので、格納用RAMの書き込みだけを実行する
のに最低限必要な処理時間の2倍以上の時間が掛かって
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のマイク
ロコンピュータを使用する場合には、マイクロプログラ
ムを保存するメモリ以外に、アドレス生成やタイミング
生成のためのプロセッサとプロセッサを動作させるため
のプログラムメモリを、外部に接続する必要が有り、シ
ステム立上げ時にしか動作しないハードウェアのために
システムが大規模になってしまうという欠点がある。
ロコンピュータを使用する場合には、マイクロプログラ
ムを保存するメモリ以外に、アドレス生成やタイミング
生成のためのプロセッサとプロセッサを動作させるため
のプログラムメモリを、外部に接続する必要が有り、シ
ステム立上げ時にしか動作しないハードウェアのために
システムが大規模になってしまうという欠点がある。
【0008】また、マイクロプログラムを保存するメモ
リからデータを読み出して、一度外部のプロセッサに読
み込み、その後マイクロコンピュータのマイクロプログ
ラム格納用RAMに書き込む構成となっているため、マ
イクロプログラムの書き込みに時間がかかるという欠点
がある。
リからデータを読み出して、一度外部のプロセッサに読
み込み、その後マイクロコンピュータのマイクロプログ
ラム格納用RAMに書き込む構成となっているため、マ
イクロプログラムの書き込みに時間がかかるという欠点
がある。
【0009】本発明の目的は、これらの欠点を除き、書
込み用付加回路を少くすると共に、高速書込み可能とす
るマイクロコンピュータを提供することにある。
込み用付加回路を少くすると共に、高速書込み可能とす
るマイクロコンピュータを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、マイク
ロプログラム格納用RAMを有し、この格納用RAMに
外部メモリからのマイクロプログラムを書込む手段を有
するマイクロコンピュータにおいて、前記格納用RAM
へのアドレスを生成し出力するアドレス生成手段と、前
記外部メモリを選択する選択信号と前記外部メモリの出
力タイミングを制御するタイミング信号の少なくとも一
方を出力する手段と、前記マイクロプログラムの書込
み,読出しの動作モードに対応して前記外部メモリが出
力するデータを前記格納用RAMに格納し、前記アドレ
スに対応した前記格納用RAMのデータを外部に出力す
る手段とを有することを特徴とする。
ロプログラム格納用RAMを有し、この格納用RAMに
外部メモリからのマイクロプログラムを書込む手段を有
するマイクロコンピュータにおいて、前記格納用RAM
へのアドレスを生成し出力するアドレス生成手段と、前
記外部メモリを選択する選択信号と前記外部メモリの出
力タイミングを制御するタイミング信号の少なくとも一
方を出力する手段と、前記マイクロプログラムの書込
み,読出しの動作モードに対応して前記外部メモリが出
力するデータを前記格納用RAMに格納し、前記アドレ
スに対応した前記格納用RAMのデータを外部に出力す
る手段とを有することを特徴とする。
【0011】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例のマイクロコン
ピュータの構成を示すブロック図、図2は図1のマイク
ロコンピュータの動作を示すタイミングチャート、図3
は図1のマイクロコンピュータを用いたシステムの構成
例を示すブロック図である。
ピュータの構成を示すブロック図、図2は図1のマイク
ロコンピュータの動作を示すタイミングチャート、図3
は図1のマイクロコンピュータを用いたシステムの構成
例を示すブロック図である。
【0012】まず、このマイクロコンピュータの構成を
説明する。マイクロプログラム格納RAM101は、ア
ドレス選択回路103が出力するアドレスに従いデータ
バス104にマイクロプログラムデータを入出力する。
アドレス選択回路103は、動作モード選択端子109
に状態値“3”または“2”が入力された場合には、ア
ドレス生成回路102の出力を選択してマイクロプログ
ラム格納RAM101に出力し、動作モード選択端子1
09に状態値“1”が入力された場合には、マイクロシ
ーケンサ107の出力を選択してマイクロプログラム格
納RAM101に出力する。
説明する。マイクロプログラム格納RAM101は、ア
ドレス選択回路103が出力するアドレスに従いデータ
バス104にマイクロプログラムデータを入出力する。
アドレス選択回路103は、動作モード選択端子109
に状態値“3”または“2”が入力された場合には、ア
ドレス生成回路102の出力を選択してマイクロプログ
ラム格納RAM101に出力し、動作モード選択端子1
09に状態値“1”が入力された場合には、マイクロシ
ーケンサ107の出力を選択してマイクロプログラム格
納RAM101に出力する。
【0013】アドレス生成回路102は、マイクロプロ
グラムをマイクロプログラム格納RAM101に書込み
又は読出すためのアドレスを生成し、アドレス選択回路
103とアドレス端子105とに出力する。また、動作
モード選択端子109に状態値“3”が入力された場合
には、マイクロプログラムの書き込みが完了するまで、
メモリ選択端子108にハイレベルを出力する。データ
端子106は、データバス104上にマイクロプログラ
ムデータを入出力する端子である。マイクロシーケンサ
107は、マイクロプログラム格納RAM101の出力
に応じてマイクロプログラムの実行アドレスを生成し、
アドレス選択回路103に出力する。
グラムをマイクロプログラム格納RAM101に書込み
又は読出すためのアドレスを生成し、アドレス選択回路
103とアドレス端子105とに出力する。また、動作
モード選択端子109に状態値“3”が入力された場合
には、マイクロプログラムの書き込みが完了するまで、
メモリ選択端子108にハイレベルを出力する。データ
端子106は、データバス104上にマイクロプログラ
ムデータを入出力する端子である。マイクロシーケンサ
107は、マイクロプログラム格納RAM101の出力
に応じてマイクロプログラムの実行アドレスを生成し、
アドレス選択回路103に出力する。
【0014】次に、本実施例のマイクロコンピュータの
動作を図2により説明する。まず、マイクロプログラム
をマイクロプログラム格納RAM101に書込む場合の
動作を説明する。
動作を図2により説明する。まず、マイクロプログラム
をマイクロプログラム格納RAM101に書込む場合の
動作を説明する。
【0015】動作モード選択端子109に状態値“3”
を入力とすると、マイクロプログラムの書込みモードに
設定される。この時、アドレス選択回路103は、アド
レス生成回路102の出力を選択してマイクロプログラ
ム格納RAM101に出力する。アドレス生成回路10
2は、マイクロプログラムの読出し/書込みアドレスを
生成し、アドレス端子105及びマイクロプログラム格
納RAM101に供給するとともに、メモリ選択端子1
08からハイレベルを出力する。この時データ端子10
6に入力されるデータが、データバス104を介してマ
イクロプログラム格納RAM101に供給される。
を入力とすると、マイクロプログラムの書込みモードに
設定される。この時、アドレス選択回路103は、アド
レス生成回路102の出力を選択してマイクロプログラ
ム格納RAM101に出力する。アドレス生成回路10
2は、マイクロプログラムの読出し/書込みアドレスを
生成し、アドレス端子105及びマイクロプログラム格
納RAM101に供給するとともに、メモリ選択端子1
08からハイレベルを出力する。この時データ端子10
6に入力されるデータが、データバス104を介してマ
イクロプログラム格納RAM101に供給される。
【0016】マイクロプログラム格納RAM101は、
アドレス生成回路102の出力するアドレスで指定され
た領域にデータバス104上のデータを格納する。アド
レス生成回路102は順次アドレスを生成し、マイクロ
プログラム格納RAM101への書込みが全て完了する
と、メモリ選択端子108からロウレベルを出力する。
アドレス生成回路102の出力するアドレスで指定され
た領域にデータバス104上のデータを格納する。アド
レス生成回路102は順次アドレスを生成し、マイクロ
プログラム格納RAM101への書込みが全て完了する
と、メモリ選択端子108からロウレベルを出力する。
【0017】次にマイクロプログラム格納RAM101
からマイクロプログラムを読み出す場合の動作を説明す
る。動作モード選択端子109に状態値“2”を入力す
ると、マイクロプログラムの読出しモードに設定され
る。この時アドレス選択回路103は、アドレス生成回
路102の出力をマイクロプログラム格納RAM101
に出力する。
からマイクロプログラムを読み出す場合の動作を説明す
る。動作モード選択端子109に状態値“2”を入力す
ると、マイクロプログラムの読出しモードに設定され
る。この時アドレス選択回路103は、アドレス生成回
路102の出力をマイクロプログラム格納RAM101
に出力する。
【0018】アドレス生成回路102は、マイクロプロ
グラムの読出しアドレスを生成し、アドレス端子105
及びマイクロプログラム格納RAM101に供給する。
この場合、メモリ選択端子108はロウレベルを出力す
る。マイクロプログラム格納RAM101は、アドレス
生成回路102の出力するアドレスで指定されたマイク
ロプログラムデータをデータバス104を介してデータ
端子106に出力する。アドレス生成回路102は、マ
イクロプログラム格納RAM101の読み出しが全て完
了するまで順次アドレスを生成する。
グラムの読出しアドレスを生成し、アドレス端子105
及びマイクロプログラム格納RAM101に供給する。
この場合、メモリ選択端子108はロウレベルを出力す
る。マイクロプログラム格納RAM101は、アドレス
生成回路102の出力するアドレスで指定されたマイク
ロプログラムデータをデータバス104を介してデータ
端子106に出力する。アドレス生成回路102は、マ
イクロプログラム格納RAM101の読み出しが全て完
了するまで順次アドレスを生成する。
【0019】次に、動作モード選択端子109に状態値
“1”を入力した場合の動作を説明する。動作モード選
択端子109に状態値“1”を入力すると、マイクロプ
ログラム制御による通常の動作モードに設定される。こ
の時マイクロコンピュータは、マイクロプログラムをR
OMに固定した製品と全く同様に動作する。
“1”を入力した場合の動作を説明する。動作モード選
択端子109に状態値“1”を入力すると、マイクロプ
ログラム制御による通常の動作モードに設定される。こ
の時マイクロコンピュータは、マイクロプログラムをR
OMに固定した製品と全く同様に動作する。
【0020】アドレス選択回路103は、マイクロシー
ケンサ107の出力をマイクロプログラム格納RAM1
01に出力する。マイクロプログラム格納RAM101
は、マイクロシーケンサ107が出力しているアドレス
で指定されたマイクロプログラムデータを、マイクロ命
令として出力する。マイクロシーケンサ107は、マイ
クロプログラム格納RAM101が出力したマイクロ命
令に従って順次アドレスを生成し、マイクロプログラム
格納RAM101に供給する。以上の動作の繰返しによ
り命令を実行し、マイクロコンピュータとして動作す
る。
ケンサ107の出力をマイクロプログラム格納RAM1
01に出力する。マイクロプログラム格納RAM101
は、マイクロシーケンサ107が出力しているアドレス
で指定されたマイクロプログラムデータを、マイクロ命
令として出力する。マイクロシーケンサ107は、マイ
クロプログラム格納RAM101が出力したマイクロ命
令に従って順次アドレスを生成し、マイクロプログラム
格納RAM101に供給する。以上の動作の繰返しによ
り命令を実行し、マイクロコンピュータとして動作す
る。
【0021】次に本実施例のマイクロコンピュータを用
いたシステムの構成を図3により説明する。PROM1
11は、本実施例のマイクロコンピュータ110に格納
するマイクロプログラムデータを保持するメモリであ
る。マイクロコンピュータ110のメモリ選択端子10
8は、PROM111のOE端子112、CE端子11
3に接続される。マイクロコンピュータ110のアドレ
ス端子105、データ端子106は、それぞれPROM
111のアドレス端子114、データ端子115に接続
される。動作モード選択端子109には、外部の切換回
路120により状態値“3”、“2”、“1”のいずれ
かを選択して入力する。
いたシステムの構成を図3により説明する。PROM1
11は、本実施例のマイクロコンピュータ110に格納
するマイクロプログラムデータを保持するメモリであ
る。マイクロコンピュータ110のメモリ選択端子10
8は、PROM111のOE端子112、CE端子11
3に接続される。マイクロコンピュータ110のアドレ
ス端子105、データ端子106は、それぞれPROM
111のアドレス端子114、データ端子115に接続
される。動作モード選択端子109には、外部の切換回
路120により状態値“3”、“2”、“1”のいずれ
かを選択して入力する。
【0022】次に、このシステムの動作を説明する、動
作モード選択端子109に状態値“3”を入力すると、
マイクロプログラムの書込みモードに設定される。この
時、メモリ選択端子108がハイレベルを出力するの
で、PROM111は、アドレス端子106が順次指定
するマイクロプログラムデータをデータ端子115を介
して、マイクロコンピュータ110のデータ端子106
に出力する。マイクロコンピュータ110は、このマイ
クロプログラムデータをマイクロプログラム格納RAM
101に書き込む。
作モード選択端子109に状態値“3”を入力すると、
マイクロプログラムの書込みモードに設定される。この
時、メモリ選択端子108がハイレベルを出力するの
で、PROM111は、アドレス端子106が順次指定
するマイクロプログラムデータをデータ端子115を介
して、マイクロコンピュータ110のデータ端子106
に出力する。マイクロコンピュータ110は、このマイ
クロプログラムデータをマイクロプログラム格納RAM
101に書き込む。
【0023】動作モード選択端子109に状態値“2”
を入力すると、マイクロプログラムの読出しモードに設
定される。この時、メモリ選択端子108がロウレベル
を出力するので、PROM111は、データ端子115
をハイ・インピーダンス状態にする。マイクロコンピュ
ータ110は、マイクロプログラム格納RAMが保持し
ているマイクロプログラムデータをデータ端子106に
出力する。動作モード選択端子109に状態値“1”を
入力すると、マイクロコンピュータは、マイクロプログ
ラム制御による通常の動作モードに設定される。
を入力すると、マイクロプログラムの読出しモードに設
定される。この時、メモリ選択端子108がロウレベル
を出力するので、PROM111は、データ端子115
をハイ・インピーダンス状態にする。マイクロコンピュ
ータ110は、マイクロプログラム格納RAMが保持し
ているマイクロプログラムデータをデータ端子106に
出力する。動作モード選択端子109に状態値“1”を
入力すると、マイクロコンピュータは、マイクロプログ
ラム制御による通常の動作モードに設定される。
【0024】以上のように本発明のマイクロコンピュー
タは、マイクロプログラムデータを保存するメモリの制
御に必要なアドレス、メモリ選択信号をマイクロコンピ
ュータ自身が生成、供給する構造を有している。そのた
めマイクロプログラムの書込み制御のために外部にプロ
セッサや、プロセッサ制御用のプログラムメモリを接続
する必要が無く、従来例に対してシステムの実装面積の
大幅な削減が可能である。
タは、マイクロプログラムデータを保存するメモリの制
御に必要なアドレス、メモリ選択信号をマイクロコンピ
ュータ自身が生成、供給する構造を有している。そのた
めマイクロプログラムの書込み制御のために外部にプロ
セッサや、プロセッサ制御用のプログラムメモリを接続
する必要が無く、従来例に対してシステムの実装面積の
大幅な削減が可能である。
【0025】また、従来例では、外部のプロセッサが1
度メモリを読出し、その後マイクロコンピュータに書込
むという処理を行う必要があったのに対して、本発明で
は、メモリが出力したマイクロプログラムデータを直接
マイクロプログラム格納RAMに書込む構造となってい
るため、書込みに要する時間を1/2以下に短縮するこ
とが可能である。さらに、外部に接続するプロセッサを
制御するプログラムの開発が不要なので、システム開発
期間が短縮されている。
度メモリを読出し、その後マイクロコンピュータに書込
むという処理を行う必要があったのに対して、本発明で
は、メモリが出力したマイクロプログラムデータを直接
マイクロプログラム格納RAMに書込む構造となってい
るため、書込みに要する時間を1/2以下に短縮するこ
とが可能である。さらに、外部に接続するプロセッサを
制御するプログラムの開発が不要なので、システム開発
期間が短縮されている。
【0026】図4は本発明の第2の実施例の構成を示す
ブロック図、図5は図4の動作を示すタイミングチャー
トである。本実施例で第1の実施例と同じ番号は同様の
構成を示す。データ端子106は、外部からの入力デー
タをデータバス104を介して比較回路121の一方の
入力とスイッチ素子123とに接続する。スイッチ素子
123は、動作モード選択端子109に状態値“3”が
入力された場合に、データバス104上のデータをデー
タバス124に出力する。データバス124は、動作モ
ード選択端子109に入出力するデータを仲介するバス
である。
ブロック図、図5は図4の動作を示すタイミングチャー
トである。本実施例で第1の実施例と同じ番号は同様の
構成を示す。データ端子106は、外部からの入力デー
タをデータバス104を介して比較回路121の一方の
入力とスイッチ素子123とに接続する。スイッチ素子
123は、動作モード選択端子109に状態値“3”が
入力された場合に、データバス104上のデータをデー
タバス124に出力する。データバス124は、動作モ
ード選択端子109に入出力するデータを仲介するバス
である。
【0027】マイクロプログラム格納RAM101は、
動作モード選択端子109に状態値“3”が入力された
場合には、データバス124上のデータを格納する。動
作モード選択端子109に状態値“2”が入力された場
合には、データバス124を介して比較回路121の一
方の入力にデータを出力する。比較回路124は、動作
モード選択端子109に状態値“2”が入力された場合
に、データバス106上のデータとデータバス124上
のデータとを比較し、不一致を検出したらエラー検出端
子122からハイレベルを出力する。
動作モード選択端子109に状態値“3”が入力された
場合には、データバス124上のデータを格納する。動
作モード選択端子109に状態値“2”が入力された場
合には、データバス124を介して比較回路121の一
方の入力にデータを出力する。比較回路124は、動作
モード選択端子109に状態値“2”が入力された場合
に、データバス106上のデータとデータバス124上
のデータとを比較し、不一致を検出したらエラー検出端
子122からハイレベルを出力する。
【0028】次に本実施例の動作を図5を用いて説明す
る。動作モード選択端子109に状態値“3”を入力
し、マイクロプログラムの書き込みモードに設定した場
合の動作は、データ端子106に入力したデータがデー
タバス104、スイッチ素子123、データバス124
を経由してマイクロプログラム格納RAM101に書込
まれるという点を除き、第1の実施例と同様となってい
る。動作モード選択端子109に状態値“1”を入力
し、マイクロプログラム制御による通常の動作モードに
設定した場合の動作は、第1の実施例と同様となる。
る。動作モード選択端子109に状態値“3”を入力
し、マイクロプログラムの書き込みモードに設定した場
合の動作は、データ端子106に入力したデータがデー
タバス104、スイッチ素子123、データバス124
を経由してマイクロプログラム格納RAM101に書込
まれるという点を除き、第1の実施例と同様となってい
る。動作モード選択端子109に状態値“1”を入力
し、マイクロプログラム制御による通常の動作モードに
設定した場合の動作は、第1の実施例と同様となる。
【0029】動作モード選択端子109に状態値“2”
を入力し、マイクロプログラムの読出しモードに設定し
た場合の動作を説明する。アドレス生成回路102は、
読出しアドレスを順次生成し、アドレス端子105及び
マイクロプログラム格納RAM101に供給するととも
に、メモリ選択端子108からハイレベルを出力する。
マイクロプログラム格納RAM101は、アドレス生成
回路102が出力するアドレスで指定されたマイクロプ
ログラムデータをデータバス124を介して比較回路1
21に出力する。
を入力し、マイクロプログラムの読出しモードに設定し
た場合の動作を説明する。アドレス生成回路102は、
読出しアドレスを順次生成し、アドレス端子105及び
マイクロプログラム格納RAM101に供給するととも
に、メモリ選択端子108からハイレベルを出力する。
マイクロプログラム格納RAM101は、アドレス生成
回路102が出力するアドレスで指定されたマイクロプ
ログラムデータをデータバス124を介して比較回路1
21に出力する。
【0030】比較回路121は、データ端子106に入
力されたデータと、マイクロプログラム格納RAM10
1が保持しているデータとの比較を行い、不一致を検出
した場合にエラー検出端子122からハイレベルを出力
する。アドレス生成回路102は順次アドレスを生成
し、マイクロプログラム格納RAM101の読出しが全
て完了すると、メモリ選択端子108からハイレベルを
出力する。
力されたデータと、マイクロプログラム格納RAM10
1が保持しているデータとの比較を行い、不一致を検出
した場合にエラー検出端子122からハイレベルを出力
する。アドレス生成回路102は順次アドレスを生成
し、マイクロプログラム格納RAM101の読出しが全
て完了すると、メモリ選択端子108からハイレベルを
出力する。
【0031】以上の様に本実施例は、書込んだマイクロ
プログラムデータの比較手段を備えているので、エラー
検出端子122が出力するレベルを確認するだけで、容
易に正常動作の確認を行うことができる。そのため信頼
性の高いシステムを簡単な構成で実現できるという効果
が有る。
プログラムデータの比較手段を備えているので、エラー
検出端子122が出力するレベルを確認するだけで、容
易に正常動作の確認を行うことができる。そのため信頼
性の高いシステムを簡単な構成で実現できるという効果
が有る。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、マイクロ
プログラムデータを保存するメモリの制御に必要なアド
レス、メモリ選択信号をマイクロコンピュータ自身が生
成し出力してマイクロプログラムを読込む構成になって
いるので、マイクロプログラムの書込み制御のために外
部にプロセッサや、プロセッサ制御用のプログラムメモ
リを接続する必要が無く、システムの部品点数を削減
し、その実装面積を大幅に削減できるという効果があ
る。
プログラムデータを保存するメモリの制御に必要なアド
レス、メモリ選択信号をマイクロコンピュータ自身が生
成し出力してマイクロプログラムを読込む構成になって
いるので、マイクロプログラムの書込み制御のために外
部にプロセッサや、プロセッサ制御用のプログラムメモ
リを接続する必要が無く、システムの部品点数を削減
し、その実装面積を大幅に削減できるという効果があ
る。
【0033】さらに、従来例のように外部にプロセッサ
を接続して使用する場合には、メモリから読出したマイ
クロプログラムデータを一度プロセッサ内のレジスタに
読込んで、その後でマイクロコンピュータに書込むとい
う処理にならざるをえないのに対して、本発明では、メ
モリが出力したマイクロプログラムデータを直接マイク
ロプログラム格納RAMに書込む構造となっているた
め、書込みに要する時間が従来の1/2以下に短縮され
るという際立った効果がある。さらに外部に接続するプ
ロセッサを制御するプログラムの開発が不要なことから
システム開発期間を短縮するという効果が有る。
を接続して使用する場合には、メモリから読出したマイ
クロプログラムデータを一度プロセッサ内のレジスタに
読込んで、その後でマイクロコンピュータに書込むとい
う処理にならざるをえないのに対して、本発明では、メ
モリが出力したマイクロプログラムデータを直接マイク
ロプログラム格納RAMに書込む構造となっているた
め、書込みに要する時間が従来の1/2以下に短縮され
るという際立った効果がある。さらに外部に接続するプ
ロセッサを制御するプログラムの開発が不要なことから
システム開発期間を短縮するという効果が有る。
【0034】また、本発明は、マイクロプログラムをR
OMに固定した場合に比べ外部にメモリを接続するとい
う負担のみで済むことから、評価用マイクロコンピュー
タに適用する以外に、通常の製品にも適用して実際の応
用装置に使用することが充分に可能である。この場合、
マイクロプログラムをROMに固定したマイクロコンピ
ュータに比べ、外部のメモリに保存するマイクロプログ
ラムを書き換えるだけで、マイクロコンピュータの基本
機能を容易に変更し得るという効果がある。
OMに固定した場合に比べ外部にメモリを接続するとい
う負担のみで済むことから、評価用マイクロコンピュー
タに適用する以外に、通常の製品にも適用して実際の応
用装置に使用することが充分に可能である。この場合、
マイクロプログラムをROMに固定したマイクロコンピ
ュータに比べ、外部のメモリに保存するマイクロプログ
ラムを書き換えるだけで、マイクロコンピュータの基本
機能を容易に変更し得るという効果がある。
【図1】本発明の第1の実施例のマイクロコンピュータ
の構成を示すブロック図。
の構成を示すブロック図。
【図2】図1の動作を示すタイミングチャート。
【図3】図1を用いたシステムの構成例を示すブロック
図。
図。
【図4】本発明の第2の実施例の構成を示すブロック
図。
図。
【図5】図4の動作を示すタイミングチャート。
101 マイクロプログラム格納RAM 102 アドレス生成回路 103 アドレス選択回路 104,124 データバス 105,114 アドレス端子 106,115 データ端子 107 マイクロシーケンサ 108 メモリ選択端子 109 動作モード選択端子 110 マイクロコンピュータ 111 PROM 112 OE端子 113 CE端子 120 切換回路 121 比較回路 122 エラー検出端子 123 スイッチ素子
Claims (2)
- 【請求項1】 マイクロプログラム格納用RAMを有
し、この格納用RAMに外部メモリからのマイクロプロ
グラムを書込む手段を有するマイクロコンピュータにお
いて、前記格納用RAMへのアドレスを生成し出力する
アドレス生成手段と、前記外部メモリを選択する選択信
号と前記外部メモリの出力タイミングを制御するタイミ
ング信号の少なくとも一方を出力する手段と、前記マイ
クロプログラムの書込み,読出しの動作モードに対応し
て前記外部メモリが出力するデータを前記格納用RAM
に格納し、前記アドレスに対応した前記格納用RAMの
データを外部に出力する手段とを有することを特徴とす
るマイクロコンピュータ。 - 【請求項2】 外部メモリが出力するデータと格納用R
AMが保持するデータとを比較する比較手段と、この比
較手段からの比較結果をエラー検出信号として外部に出
力する手段とを有する請求項1記載のマイクロコンピュ
ータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4119455A JPH0612252A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | マイクロコンピュータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4119455A JPH0612252A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | マイクロコンピュータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0612252A true JPH0612252A (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=14761801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4119455A Withdrawn JPH0612252A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | マイクロコンピュータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0612252A (ja) |
-
1992
- 1992-05-13 JP JP4119455A patent/JPH0612252A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990803 |