JPH06122227A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

Info

Publication number
JPH06122227A
JPH06122227A JP27272692A JP27272692A JPH06122227A JP H06122227 A JPH06122227 A JP H06122227A JP 27272692 A JP27272692 A JP 27272692A JP 27272692 A JP27272692 A JP 27272692A JP H06122227 A JPH06122227 A JP H06122227A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermal head
voltage
ink ribbon
temperature
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27272692A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Sawada
道雄 沢田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP27272692A priority Critical patent/JPH06122227A/ja
Publication of JPH06122227A publication Critical patent/JPH06122227A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 印字濃度に影響を与える電圧を自動的に調整
でき安定した印字濃度を得ることができる印字装置を提
供する。 【構成】 電圧の高さに応じた熱をインクリボンRに加
えて印字対象物である透明フィルムFに印字するサーマ
ルヘッド3と、このサーマルヘッド3の雰囲気温度を検
出する温度センサの機能を果たす熱電対6と、この熱電
対6から入力した温度信号に応じて前記雰囲気温度が高
くなる程低い電圧を前記サーマルヘッド3に掛ける電圧
器7と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルヘッドによっ
てインクリボンに熱を加え、印字対象物に印字する印字
装置であって、特に印字濃度の調整機能に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電圧器でサーマルヘッドに電圧
を掛け、その電圧の高さに応じた熱をサーマルヘッドに
よってインクリボンに加え、そのようにして印字対象物
に印字する印字装置においては、サーマルヘッドの温度
やインクリボンの温度などの影響により、冬季など気温
が低い時には印字濃度が薄くなり、夏期など気温が高い
時には印字濃度が濃くなる傾向にある。そのような場
合、従来は、印字濃度を見ながら適切な印字濃度が得ら
れるまでサーマルヘッドに掛かる電圧の高さを調整して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の印字装置にあっては、印字濃度を見ながら感
覚的に電圧を調整しなければならないため、適切な印字
濃度に設定できるまでに時間が掛かり、その間に沢山の
不良品ができてしまうという問題があった。
【0004】本発明は、上記のような問題に着目し、印
字濃度に影響を与える電圧を自動的に調整でき、安定し
た印字濃度を得ることができる印字装置を提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の印字装置では、電圧の高さに応じた熱をイ
ンクリボンに加えて印字対象物に印字するサーマルヘッ
ドと、このサーマルヘッドの雰囲気温度を検出する温度
センサと、この温度センサから入力した温度信号に応じ
て前記雰囲気温度が高い程低い電圧を前記サーマルヘッ
ドに掛ける電圧器と、を備えている手段にした。
【0006】
【作用】本発明の印字装置では、気温の上昇などに伴っ
てサーマルヘッドの雰囲気温度が上がると、サーマルヘ
ッドに掛かっていた電圧の高さがそれまでよりも低くな
り、サーマルヘッドからインクリボンに加えられる熱が
抑えられる。よって、印字濃度が濃くなり易い夏季など
においても印字濃度が最初の設定状態のまま維持され
る。
【0007】また、気温の下降などに伴ってサーマルヘ
ッドの雰囲気温度が下がると、サーマルヘッドに掛かっ
ていた電圧の高さがそれまでよりも高くなり、サーマル
ヘッドからインクリボンに加えられる熱が強められる。
よって、印字状態が薄くなり易い冬季などにおいても最
初の設定状態のまま印字濃度が維持される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1および図2に基
づいて詳述する。図1は実施例の印字装置の構成を示す
図で、本実施例の印字装置は、ケースCの中に設けられ
たフィルム搬送機構1、リボン搬送機構2、サーマルヘ
ッド3、送りロール4、熱転写ロール5、熱電対6と、
ケースの外に設けられた電圧器7と、で構成されてい
る。
【0009】前記フィルム搬送機構1は、ロール状に巻
かれた透明フィルムFを回転可能に支持する支持部材1
1と、複数のガイドロール12と、モーターを備えた巻
き取りロール13とで構成されており、支持部材11に
支持された透明フィルムFの始端を引き出し、ガイドロ
ール12に案内させて巻き取りロール13に係止し、巻
き取りロール13を駆動させることにより、透明フィル
ムFを支持部材11から巻き取りロール13へ一定の速
度で送ることができるようになっている。
【0010】前記リボン搬送機構2は、ロール状に巻か
れたインクリボンRを回転可能に支持する支持部材21
と、複数のガイドロール22と、モーターを備えた巻き
取りロール23とで構成されており、支持部材21に支
持されたインクリボンRの始端を引き出し、ガイドロー
ル22に案内させて巻き取りロール23に係止し、巻き
取りロール23を駆動させることにより、インクリボン
Rを支持部材21から巻き取りロール23へ一定の速度
で送ることができるようになっている。
【0011】前記サーマルヘッド3は、前記リボン搬送
機構2によって送られてくるインクリボンRのカーボン
塗布面の表側に透明フィルムFを介して設けられてお
り、ケースCの外に設けられている電圧器7によって掛
けられた電圧の高さに応じた熱をインクリボンRに加え
て印字対象物である透明フィルムFに印字することがで
きるようになっている。
【0012】前記送りロール4は、前記サーマルヘッド
3と対向する位置に設けられており透明フィルムFとイ
ンクリボンRを、前記サーマルヘッド3に密着させなが
ら前記フィルム搬送機構1及びリボン搬送機構2と同一
速度で送ることができるようになっている。
【0013】なお、前記フィルム搬送機構1とリボン搬
送機構2は、サーマルヘッド3ならびに送りロール4ま
での位置は透明フィルムFとインクリボンRがほぼ平行
になるよう搬送し、そこから先は透明フィルムFとイン
クリボンRが互いに離れるよう搬送している。
【0014】前記熱転写ロール5は、前記サーマルヘッ
ド3とフィルム搬送機構1の支持部材11の間に設けら
れており、ベルトコンベアなどで印刷したい商品が定位
置まで運ばれてくると透明フィルムFがその商品に押し
当てられる位置まで移動し、透明フィルムFに印字され
た文字をその商品に熱転写することができるようになっ
ている。
【0015】前記熱電対6は、ケースC内すなわちサー
マルヘッド3の雰囲気温度を検出する温度センサとして
の機能を果たすもので、電圧器7に接続されている。
【0016】また、この電圧器7は、前記熱電対6から
入力した温度信号に応じて、前記雰囲気温度が高い程低
い電圧を前記サーマルヘッド3に掛けるように制御され
ている。なお、この電圧器7がサーマルヘッド3にかけ
る電圧(V)と雰囲気温度(T)との関係は、V=−a
T+b(a,bは定数)となっており、図2のグラフに
示す通りである。
【0017】次に、本実施例の作用を説明する。
【0018】本実施例の印字装置では、気温の上昇など
に伴ってサーマルヘッド3の雰囲気温度が上がると、電
圧器7が熱電対6から入力する温度信号に応じるので、
サーマルヘッド3に掛かっていた電圧の高さがそれまで
よりも低くなり、サーマルヘッド3からインクリボンR
に加えられる熱が抑えられる。よって、印字濃度が濃く
なり易い夏季などにおいても印字濃度が最初の設定状態
のまま維持される。
【0019】また、気温の下降などに伴ってサーマルヘ
ッド3の雰囲気温度が下がると、電圧器7が熱電対6か
ら入力する温度信号に応じるので、サーマルヘッド3に
掛かっていた電圧の高さがそれまでよりも高くなり、サ
ーマルヘッド3からインクリボンRに加えられる熱が強
められる。よって、印字状態が薄くなり易い冬季などに
おいても最初の設定状態のまま印字濃度が維持される。
【0020】つまり、本実施例の印字装置では、サーマ
ルヘッド3の雰囲気温度を検知して印字濃度に影響を与
える電圧を自動的に調整するので、常に安定した印字濃
度で透明フィルムFに印字することができる。それによ
って、透明フィルムFに印字された文字を熱転写ロール
5で熱転写する商品に不良品が発生するのを無くすこと
ができる。
【0021】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の
変更等があっても本発明に含まれる。例えば、実施例で
は、サーマルヘッドによってインクリボンから印字対象
物である透明フィルムに印字させた後、透明フィルムに
印字された文字を商品に熱転写する印字装置について説
明したが、商品が印字対象物となるように、インクリボ
ンから直接商品に印字する印字装置に適用してもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の印字装置
にあっては、サーマルヘッドの雰囲気温度を検知して印
字濃度に影響を与える電圧を自動的に調整するので、常
に安定した印字濃度を得ることができ、印字対象物に不
良品が発生するのを防止することができるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の印字装置の構成を示す図である。
【図2】本実施例の印字装置における雰囲気温度と電圧
の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
3 サーマルヘッド 6 熱電対(温度センサ) 7 電圧器 F 透明フィルム(印字対象物) R インクリボン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧の高さに応じた熱をインクリボンに
    加えて印字対象物に印字するサーマルヘッドと、このサ
    ーマルヘッドの雰囲気温度を検出する温度センサと、こ
    の温度センサから入力した温度信号に応じて前記雰囲気
    温度が高い程低い電圧を前記サーマルヘッドに掛ける電
    圧器と、を備えていることを特徴とする印字装置。
JP27272692A 1992-10-12 1992-10-12 印字装置 Pending JPH06122227A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27272692A JPH06122227A (ja) 1992-10-12 1992-10-12 印字装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27272692A JPH06122227A (ja) 1992-10-12 1992-10-12 印字装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06122227A true JPH06122227A (ja) 1994-05-06

Family

ID=17517928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27272692A Pending JPH06122227A (ja) 1992-10-12 1992-10-12 印字装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06122227A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100437380B1 (ko) * 2002-02-18 2004-06-25 삼성전자주식회사 가열전압을 조절하는 잉크젯프린터 및 잉크젯 프린터의가열전압 조절방법
JP2013146944A (ja) * 2012-01-20 2013-08-01 Sinfonia Technology Co Ltd サーマルプリンタ、サーマルヘッドの制御プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100437380B1 (ko) * 2002-02-18 2004-06-25 삼성전자주식회사 가열전압을 조절하는 잉크젯프린터 및 잉크젯 프린터의가열전압 조절방법
JP2013146944A (ja) * 2012-01-20 2013-08-01 Sinfonia Technology Co Ltd サーマルプリンタ、サーマルヘッドの制御プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5117241A (en) Thermal printing apparatus with tensionless donor web during printing
US6074054A (en) Transporting apparatus and image-forming apparatus
US10377128B2 (en) Method for controlling a web in a printing apparatus
USRE33496E (en) Thermal transfer recording apparatus
JPH06122227A (ja) 印字装置
KR0132867B1 (ko) 프린터의 프린팅 방법 및 그 장치
JP2000062270A (ja) 熱転写型記録装置
JP2004189449A (ja) 印刷装置の用紙搬送装置
JPH0516370A (ja) 画像記録装置
JPH0280269A (ja) レジストレーション補正装置
JPH11129582A (ja) 画像形成装置
JPS58183281A (ja) 感熱転写記録装置
JPH06122252A (ja) 印字装置
JP2718848B2 (ja) 多色感熱記録装置
JPH06122261A (ja) 印字装置
JP2001199091A (ja) 熱転写プリンタ
EP0602283A1 (en) A thermal image-recording apparatus with a dancer roller for controlling the donor ribbon tension
JP2006051618A (ja) 熱定着装置
JP3196520B2 (ja) 熱転写プリンタ
JPH025188B2 (ja)
JPS6120470A (ja) 感熱記録装置
JPH0740148U (ja) 熱転写式カラープリンタのインクリボン張力制御装置
JPH08295060A (ja) 熱転写プリンタ
JP2019089293A (ja) インクジェットプリンタ
JPS60204561A (ja) 帯状部材の適正巻取装置