JPH06122142A - 共押出用フラットダイ - Google Patents
共押出用フラットダイInfo
- Publication number
- JPH06122142A JPH06122142A JP4274589A JP27458992A JPH06122142A JP H06122142 A JPH06122142 A JP H06122142A JP 4274589 A JP4274589 A JP 4274589A JP 27458992 A JP27458992 A JP 27458992A JP H06122142 A JPH06122142 A JP H06122142A
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- JP
- Japan
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- die
- resin
- layers
- adapter
- flat die
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 積層フイルムの層数や積層順を容易に変更す
ることができる共押出用フラットダイを提供する。 【構成】 溶融した多層の樹脂を複数のマニホールド２
により積層する共押出用フラットダイ１において、ダイ
本体内部に設けた樹脂導入路３をダイ本体の側面に取り
付けてなるアダプター４内の流路変換路４１に連通さ
せ、再びダイ本体内部のフィードブロック５１からマニ
ホールド２に連通させてなり、アダプター４を交換する
ことにより、層数や積層樹脂を変更することができる共
押出用フラットダイ。 【効果】 本発明の共押出用フラットダイによれば、得
られる積層フイルムの層数や積層順を容易に変更するこ
とができ、各種積層フイルムの製造への利用性が大き
い。
ることができる共押出用フラットダイを提供する。 【構成】 溶融した多層の樹脂を複数のマニホールド２
により積層する共押出用フラットダイ１において、ダイ
本体内部に設けた樹脂導入路３をダイ本体の側面に取り
付けてなるアダプター４内の流路変換路４１に連通さ
せ、再びダイ本体内部のフィードブロック５１からマニ
ホールド２に連通させてなり、アダプター４を交換する
ことにより、層数や積層樹脂を変更することができる共
押出用フラットダイ。 【効果】 本発明の共押出用フラットダイによれば、得
られる積層フイルムの層数や積層順を容易に変更するこ
とができ、各種積層フイルムの製造への利用性が大き
い。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は多層の積層フイルム製膜
時に使用する共押出用フラットダイに係り、特に積層フ
イルムの層数や積層樹脂を容易に変更することができる
共押出用フラットダイに関する。
時に使用する共押出用フラットダイに係り、特に積層フ
イルムの層数や積層樹脂を容易に変更することができる
共押出用フラットダイに関する。
【０００２】
【従来技術とその課題】積層フイルムの共押出成形法に
おいて、複数のマニホールドを使用してなる、いわゆる
マルチマニホールドダイが各種樹脂を多層化した積層フ
イルムの製造に使用されている。最近、このような積層
フイルムに対する要求品質が多様化しつつあり、使用す
る樹脂の種類や層数が増加する傾向にある。
おいて、複数のマニホールドを使用してなる、いわゆる
マルチマニホールドダイが各種樹脂を多層化した積層フ
イルムの製造に使用されている。最近、このような積層
フイルムに対する要求品質が多様化しつつあり、使用す
る樹脂の種類や層数が増加する傾向にある。
【０００３】ここで、上記マルチマニホールドダイを使
用し、同一ダイで積層フイルムの層数や積層順を変更す
る方法としては、通常、マニホールドに流入する前の流
路に設けたフィードブロックを組み換える方法がなされ
ている。
用し、同一ダイで積層フイルムの層数や積層順を変更す
る方法としては、通常、マニホールドに流入する前の流
路に設けたフィードブロックを組み換える方法がなされ
ている。
【０００４】しかしながら、上記のフィードブロックを
組み換える方法では、フィードブロックと押出機の間に
設けた樹脂導入管をそのつど取り外す必要があるため、
その組み換え作業に多大な時間と労力を必要とするとい
う問題があり、また、マニホールドを設ける位置を冷却
ロール側に設けると冷却ロールが邪魔になり連結する押
出機や樹脂導入管を設置しにくいという問題があった。
組み換える方法では、フィードブロックと押出機の間に
設けた樹脂導入管をそのつど取り外す必要があるため、
その組み換え作業に多大な時間と労力を必要とするとい
う問題があり、また、マニホールドを設ける位置を冷却
ロール側に設けると冷却ロールが邪魔になり連結する押
出機や樹脂導入管を設置しにくいという問題があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、ダイ本体の側
面に交換可能な流路変換用のアダプターを取り付けるこ
とにより、上記問題点を解消できることを見出したもの
であって、その要旨とするところは、溶融した多層の樹
脂を複数のマニホールド２により積層する共押出用フラ
ットダイ１において、ダイ本体内部に設けた樹脂導入路
３をダイ本体の側面に取り付けてなるアダプター４内の
流路変換路４１に連通させ、再びダイ本体内部のフィー
ドブロック５１からマニホールド２に連通させてなり、
アダプター４を交換することにより、層数や積層樹脂を
変更することができる共押出用フラットダイにある。
面に交換可能な流路変換用のアダプターを取り付けるこ
とにより、上記問題点を解消できることを見出したもの
であって、その要旨とするところは、溶融した多層の樹
脂を複数のマニホールド２により積層する共押出用フラ
ットダイ１において、ダイ本体内部に設けた樹脂導入路
３をダイ本体の側面に取り付けてなるアダプター４内の
流路変換路４１に連通させ、再びダイ本体内部のフィー
ドブロック５１からマニホールド２に連通させてなり、
アダプター４を交換することにより、層数や積層樹脂を
変更することができる共押出用フラットダイにある。
【０００６】以下、本発明を図面により詳細に説明す
る。図１は本発明の共押出用フラットダイの一例を示す
断面概略図、図２は図１に示したダイの主にアダプター
周辺部を示す一部切り欠き斜視図である。
る。図１は本発明の共押出用フラットダイの一例を示す
断面概略図、図２は図１に示したダイの主にアダプター
周辺部を示す一部切り欠き斜視図である。
【０００７】図１、２に示した共押出用フラットダイ１
は、マニホールド２を３個設けた構造となっており、少
なくとも３層の積層フイルムが得られる。図面に示した
フラットダイ１では、各マニホールド前にフィードブロ
ック５１、５２、５３を設け、７層の積層フイルムが得
られる構造になっており、図中のａ、ｂ、ｃ、ｄ、ｅ、
ｆは使用する樹脂を示している。
は、マニホールド２を３個設けた構造となっており、少
なくとも３層の積層フイルムが得られる。図面に示した
フラットダイ１では、各マニホールド前にフィードブロ
ック５１、５２、５３を設け、７層の積層フイルムが得
られる構造になっており、図中のａ、ｂ、ｃ、ｄ、ｅ、
ｆは使用する樹脂を示している。
【０００８】得られる７層フイルムの層構成としては、
ａ／ｂ／ｃ／ｄ／ｃ／ｅ／ｆの順で積層してなるものが
挙げられる。ここで、樹脂ａ、ｂ、ｃ、ｄはダイ本体上
部に設けた押出機（図示していない）からダイ本体へ導
入され、樹脂ｅ、ｆは冷却ロール７の反対側位置に設け
た押出機（図示していない）から樹脂導入管６を通じて
導入される。
ａ／ｂ／ｃ／ｄ／ｃ／ｅ／ｆの順で積層してなるものが
挙げられる。ここで、樹脂ａ、ｂ、ｃ、ｄはダイ本体上
部に設けた押出機（図示していない）からダイ本体へ導
入され、樹脂ｅ、ｆは冷却ロール７の反対側位置に設け
た押出機（図示していない）から樹脂導入管６を通じて
導入される。
【０００９】樹脂ａ、ｂについては冷却ロール７側に設
けたマニホールド２に導入されるものであり、図２に示
すようにそれぞれ樹脂導入路３を通じて、その流路をダ
イ本体側面に取付けてなるアダプター４内の流路変換路
４１に連通させている。図中の矢印により示すように、
アダプター４内の流路変換路４１はダイ本体内部のフィ
ードブロック５１と連通し、樹脂ａ、ｂ層は合流一体化
された後、マニホールド２内へ導入される。
けたマニホールド２に導入されるものであり、図２に示
すようにそれぞれ樹脂導入路３を通じて、その流路をダ
イ本体側面に取付けてなるアダプター４内の流路変換路
４１に連通させている。図中の矢印により示すように、
アダプター４内の流路変換路４１はダイ本体内部のフィ
ードブロック５１と連通し、樹脂ａ、ｂ層は合流一体化
された後、マニホールド２内へ導入される。
【００１０】ここで、上記流路変換路４１はアダプター
４を交換することにより、樹脂導入路３からの流路を変
換できる。例えば、樹脂ａ／ｂからなる２層の積層順を
ｂ／ａの積層順に変えたり、ａ／ｂ／ａからなる３層に
変えることができる。この他要求に応じて各種構成に変
換することができ、アダプター４と共にフィードブロッ
ク５１を交換してもよい。
４を交換することにより、樹脂導入路３からの流路を変
換できる。例えば、樹脂ａ／ｂからなる２層の積層順を
ｂ／ａの積層順に変えたり、ａ／ｂ／ａからなる３層に
変えることができる。この他要求に応じて各種構成に変
換することができ、アダプター４と共にフィードブロッ
ク５１を交換してもよい。
【００１１】上記流路変換路４１を有するアダプター４
はダイ本体の側面に設けることから、交換が容易であ
る。また、必要に応じて樹脂導入路３を増やすことによ
り、層構成の変換の可能性を増加できる。
はダイ本体の側面に設けることから、交換が容易であ
る。また、必要に応じて樹脂導入路３を増やすことによ
り、層構成の変換の可能性を増加できる。
【００１２】
【発明の効果】上述したように本発明の共押出用フラッ
トダイによれば、得られる積層フイルムの層数や積層順
を容易に変更することができ、各種積層フイルムの製造
への利用性が大きい。
トダイによれば、得られる積層フイルムの層数や積層順
を容易に変更することができ、各種積層フイルムの製造
への利用性が大きい。
【図１】本発明の共押出用フラットダイの一例を示す断
面概略図。
面概略図。
【図２】図１に示したダイの主にアダプター周辺部を示
す一部切り欠き斜視図。
す一部切り欠き斜視図。
１ 共押出用フラットダイ ２ マニホールド ３ 樹脂導入路 ４ アダプター ４１ 流路変換路 ５１ フィードブロック
Claims (1)
- 【請求項１】 溶融した多層の樹脂を複数のマニホール
ド（２）により積層する共押出用フラットダイ（１）に
おいて、ダイ本体内部に設けた樹脂導入路（３）をダイ
本体の側面に取り付けてなるアダプター（４）内の流路
変換路（４１）に連通させ、再びダイ本体内部のフィー
ドブロック（５１）からマニホールド（２）に連通させ
てなり、アダプター（４）を交換することにより、層数
や積層樹脂を変更することができる共押出用フラットダ
イ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04274589A JP3112358B2 (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 共押出用フラットダイ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04274589A JP3112358B2 (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 共押出用フラットダイ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06122142A true JPH06122142A (ja) | 1994-05-06 |
| JP3112358B2 JP3112358B2 (ja) | 2000-11-27 |
Family
ID=17543851
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04274589A Expired - Lifetime JP3112358B2 (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 共押出用フラットダイ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3112358B2 (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7090479B2 (en) * | 2002-04-12 | 2006-08-15 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Apparatus and method for manufacturing resin molded product |
| WO2008016174A1 (en) | 2006-08-01 | 2008-02-07 | Tonen Chemical Corporation | Polyolefin composition, its production method, and a battery separator made therefrom |
| WO2009048172A1 (en) * | 2007-10-12 | 2009-04-16 | Tonen Chemical Corporation | Microporous membranes and methods for making and using such membranes |
| EP2111915A1 (en) | 2008-04-24 | 2009-10-28 | Tonen Chemical Corporation | Microporous polymeric membrane, battery separator and battery |
| EP2111911A1 (en) | 2008-04-24 | 2009-10-28 | Tonen Chemical Corporation | Multi-Layer Microporous Membrane, Battery Separator and Battery |
| EP2111914A1 (en) | 2008-04-24 | 2009-10-28 | Tonen Chemical Corporation | Multi-layer microporous membrane, battery separator and battery |
| JP2010538858A (ja) * | 2007-09-14 | 2010-12-16 | 東燃化学株式会社 | 共押出金型とそのマニホールドシステム |
| US8323821B2 (en) | 2007-11-09 | 2012-12-04 | Toray Battery Separator Film Co., Ltd. | Multi-layer microporous membrane, battery separator and battery |
| US8748028B2 (en) | 2007-11-02 | 2014-06-10 | Toray Battery Separator Film Co. Ltd. | Multi-layer microporous membrane, battery separator and battery |
| JP2017019270A (ja) * | 2010-05-07 | 2017-01-26 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 多層高分子フィルムを製造するための装置 |
-
1992
- 1992-10-13 JP JP04274589A patent/JP3112358B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7090479B2 (en) * | 2002-04-12 | 2006-08-15 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Apparatus and method for manufacturing resin molded product |
| WO2008016174A1 (en) | 2006-08-01 | 2008-02-07 | Tonen Chemical Corporation | Polyolefin composition, its production method, and a battery separator made therefrom |
| JP2010538858A (ja) * | 2007-09-14 | 2010-12-16 | 東燃化学株式会社 | 共押出金型とそのマニホールドシステム |
| WO2009048172A1 (en) * | 2007-10-12 | 2009-04-16 | Tonen Chemical Corporation | Microporous membranes and methods for making and using such membranes |
| WO2009048175A3 (en) * | 2007-10-12 | 2009-05-28 | Tonen Sekiyukagaku Kk | Microporous membranes and methods for making and using such membranes |
| US8748028B2 (en) | 2007-11-02 | 2014-06-10 | Toray Battery Separator Film Co. Ltd. | Multi-layer microporous membrane, battery separator and battery |
| US8323821B2 (en) | 2007-11-09 | 2012-12-04 | Toray Battery Separator Film Co., Ltd. | Multi-layer microporous membrane, battery separator and battery |
| EP2111915A1 (en) | 2008-04-24 | 2009-10-28 | Tonen Chemical Corporation | Microporous polymeric membrane, battery separator and battery |
| EP2111911A1 (en) | 2008-04-24 | 2009-10-28 | Tonen Chemical Corporation | Multi-Layer Microporous Membrane, Battery Separator and Battery |
| EP2111914A1 (en) | 2008-04-24 | 2009-10-28 | Tonen Chemical Corporation | Multi-layer microporous membrane, battery separator and battery |
| JP2017019270A (ja) * | 2010-05-07 | 2017-01-26 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 多層高分子フィルムを製造するための装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3112358B2 (ja) | 2000-11-27 |
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