JPH06121U - 一体成形面ファスナー - Google Patents

一体成形面ファスナー

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    • Y10T24/27Buckles, buttons, clasps, etc. including readily dissociable fastener having numerous, protruding, unitary filaments randomly interlocking with, and simultaneously moving towards, mating structure [e.g., hook-loop type fastener]
    • Y10T24/2792Buckles, buttons, clasps, etc. including readily dissociable fastener having numerous, protruding, unitary filaments randomly interlocking with, and simultaneously moving towards, mating structure [e.g., hook-loop type fastener] having mounting surface and filaments constructed from common piece of material

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Abstract

(57)【要約】 【目的】製造効率の向上、在庫・出荷時の管理及び取付
けの容易性を確保すると共に、係合強度が高く且つ形態
安定性に優れ、しかも繰返し係合に対する係合保持力の
低下を来さない一体成形面ファスナーを提供する。 【構成】平板状基材(21,31) の表面に多数のフック片
(4) を多列にもつ一体成形により得られる同一構造のオ
ス、メスの係合部材(2,3) からなり、同一フック列では
2個のフック片(4) を通常のピッチで形成し、それに続
く1ピッチ分は飛ばしてフック片(4) が存在しない空間
部分(5) とし、これが順次繰り返される。この空間部分
(5) の存在により、2個のフック片(4,4) 間に相手方の
フック片(4,4) が挿入されるとき、たとえ相対するフッ
ク片(4) の位置がずれても、それぞれに2個のフック片
(4) は離間方向に弾性変形しやすく、相対するフック片
(4,4) 同士の係合を確実にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、一体成形により平板状基材の表面に多数の係合片を多列に形成した 合成樹脂製の係合部材からなり、特にオス部材、メス部材ともに同一構造を採用 して製造及び製品管理を容易にし、しかも均一な係合強度分布と耐久性が確保さ れた合成樹脂製の一体成形面ファスナーに関する。
【0002】
【従来の技術】
通常の面ファスナーは、所謂ベルベット式ファスナーとして良く知られている ように、オステープとメステープの組合せからなり、オス係合片は編織物仕様の 場合はループの一部を切断してフック状とし、或いは合成樹脂の一体成形仕様に よる場合はフック状、マッシュルーム状、アンカー状等の各種形状を有するが、 メス係合片はループ編織物のループが主体となる。
【0003】 上述のごとくメス係合片はループ編織物のループ自体であり、係合強度は高い ものとなるが、メス係合片は強度的に弱く且つ可撓性が大きすぎるため、位置決 め機能と耐久性が要求される産業資材の分野に対する用途を満足するまでには到 っていないのが現状である。
【0004】 そこで開発されたものに合成樹脂製の一体成形面ファスナーが、例えば米国特 許第2,499,898 号明細書、実開昭52−71808号公報、実開平2−1272 05号公報などにより開示されている。これらの一体成形面ファスナーはオス係 合部材もメス係合部材も合成樹脂材料による一体成形により得られるため、部材 間の位置決め機能および係合片の強度自体は上記ループ編織物仕様のメス係合部 材を使用する場合に比べて格段に優れたものとなる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかして、上述の一体成形面ファスナーのオス、メス係合片は、いずれもマッ シュルーム形状を、その基本形状としている。係合片がマッシュルーム形状であ る場合、その構造から係合強度がフック形状に比べて劣ることは当然であり、特 に着脱回数が多くなると短期間のうちに係合強度が低下して使用に耐えられなく なる。
【0006】 そこで本考案者は、かかる従来の一体成形面ファスナーが有する課題を解決す るために、オス、メス係合片を共に同一のフック形状とした一体成形面ファスナ ーを先に提案した(実願平4−27364号)。この一体成形面ファスナーは、 第1係合基材および第2係合基材上にそれぞれ多列に形成されたフック片同士の ピッチを一方に対して互いに逆方向になるように形成すると共に、第1係合基材 のフック片同士のピッチと第2係合基材のフック片同士のピッチの比を2:1に 設定している。
【0007】 これは、一方のフック片を他方のフック片に確実に係合させるには、列方向に おける一対のフック片間に他方の1個のフック片を案内して係合させるようにす る必要があり、この案内時において一方のフック片同士には互いに離間する方向 に弾性変形するだけの余地を残しておく必要があるためである。この離間方向の 弾性変形を許容するためには、第1係合基材および第2係合基材の双方共にフッ ク片のピッチを大きくすることも考えられるが、この場合にはフック片の密度が 粗くなり、必然的に係合強度が低下する。
【0008】 先に提案した上述の一体成形面ファスナーは、かかる点を総合的に検討して開 発されたものであり、フック片同士を係合させるようにしたがために、極めて係 合強度が高く且つ形態安定性にも優れたものとなり、しかも繰返し係合に対して も強度低下を来すことがなく、特に産業資材などの用途に好適な一体成形面ファ スナーとされる。
【0009】 かかる構造の一体成形面ファスナーが上述のごとき優れた性質を有することは 明らかであるが、本考案者は更に検討を重ねた結果、上述の構造からなる一体成 形面ファスナーにも未だ満足出来ない点のあることを知った。
【0010】 即ち、この一体成形面ファスナーでは、第1係合基材および第2係合基材の構 造が異なることにより、製造時にあってはそれぞれの係合部材を別個に成形する 必要があり、また製品の在庫管理にあたっても第1係合基材および第2係合基材 を正確に仕分ける作業と、製品の発注・受注時における第1係合基材と第2係合 基材の組合せ及びその組数の確認作業等が必要となる。
【0011】 更に、製品の取付け時には第1係合基材および第2係合基材であることを確認 しながら取り付ける必要があり、そのための取付作業時の煩雑さも無視できない 。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は平板状基材の表面に多数の係合片を多列に もつ一体成形により得られるオス、メスの係合部材からなり、前記係合片はオス 、メス共にフック片から構成され、同フック片は前記平板状基材の表面から滑ら かな曲線上を傾斜して立ち上がる背面a及び少なくとも垂直に立ち上がる前面b をもつ立上り部SPと、該立上り部SPの先端から前方に延びるフック状係合部FPと を有し、該フック状係合部FPの先端から前記立ち上がり部SPの根元dにかけて断 面積が漸増しており、各係合部材の各列毎のフック片は2個のフック片に続き1 個分のフック片の存在しない部分をおいて順次配列され、少なくとも隣合う列の フック片同士は互いに所定のピッチだけ配列位置がずれてなることを特徴とする 一体成形面ファスナーを、主要な構成としており、 好適な例では、各係合部材の隣合う列のフック片は互いに逆向きに配列されて なる。
【0013】
【作用】
本考案においてフック片の形状を上述のごとき形状、即ち、その縦断面形状を 波打ち際の波形に近似する形状として、オス、メス係合基板上のフック片を上述 のごとき配列とすると、オス係合部材のフック片とメス係合部材のフック片の対 応関係は図1及び図2に示すごとくなり、ファスナー係合時にオス係合部材の2 個組のフック片と対向するメス係合部材の2個組のフック片とは互いに相手方の フック片同士に対して1ピッチ分ずれた状態で相対し、それぞれに1個のフック 片はそのフック状係合部FPの先端面を相手方のフック片のフック状係合部FPの先 端面に接触すると同時に列方向に隣接する他のフック片の背面aに接触しながら 、2個一組のフック片の各組の間に形成されている空間部分が存在することによ り同フック片組は弾性変形しやすくなり、容易に相手方のフック片を押し開きな がら、隣接するフック片の間に滑り込んでスムーズに案内係合される。また、同 時に前記のごとく係合する1個のフック片に隣接する他のフック片も相対するフ ック片との係合を確実にする。
【0014】 かくて、オス、メスの各係合部材は、そのフック面において全体のフック片が 満遍なくスムースに係合されるようになり、係着時における局部的な違和感がな く且つ所望の係合強度が確保される。
【0015】 係着した面ファスナーを離脱するときは、両係合部材を離脱方向に要求されて いる係合保持力を越えて力を加えれば、係合しているフック状係合部FP同士の先 端が僅かに側方に捩るようになり、同時に互いに離反する方向に開いて容易に離 脱する。
【0016】
【実施例】
以下、本考案を図示実施例に基づいて具体的に説明する。 図1(a)(b)は本考案の係合原理を示す一体成形面ファスナーの係合状態 説明図、図2は本考案の代表的な実施例である一体成形面ファスナーの係合片の 配置例を示す平面図、図3は同配列例を示す列毎の側面図である。
【0017】 先ず、図1により本考案の面ファスナーの係合原理につき説明する。 上述のごとく本考案の面ファスナー1はオス、メス係合部材2,3が共に同一 構造を有している点に第1の特徴がある。
【0018】 また、第2の特徴としては、係合片として特定の形状を有するフック片4を採 用している点にある。その形状は本考案者により先に提案した上述のフック形状 と同様であり、平板状基材21,31の表面から滑らかな曲線上を傾斜して立ち 上がる背面aと、垂直に立ち上がる前面bとをもつ立上り部SP、該立上り部SPの 先端から前方に延びるフック状係合部FP、および前記立上り部SPの両側面に形成 されるリブcとを有している。しかも、各フック片4は前記フック状係合部FPの 先端から前記立上り部SPの根元dにかけてその断面積を漸増させてあり、根元d でその面積が最大になっている。なお、本考案においても上記リブcは必ずしも 必須の構成要素ではない。
【0019】 更に第3の特徴は、同一フック列では2個のフック片4を通常のピッチで形成 し、それに続く1ピッチ分を飛ばしてフック片4の存在しない空間部分5とし、 続いて2個のフック片4を形成すると共に前述の空間部分5を形成し、これが順 次繰り返される。
【0020】 上記第1の特徴点は、一体成形面ファスナーの製造にあたりオスとメスの区別 を無くすと同時に、在庫管理や出荷時の煩雑性を無くし、更にはファスナー取付 け時の容易性を確保する。 また上記第2の特徴点は、成形のしやすさ、係脱の確実性及び繰り返し使用に 対する耐久性を確保する。 更に上記第3の特徴点は、既述したごとく空間部分5を形成することにより、 同空間部分5に隣接する2個のフック片4,4間に相手方のフック片4が挿入さ れるとき、例えば図1の(a)(b)に示すごとく相対するフック片4の位置が 列方向にずれていても、それぞれに2個のフック片4,4は離間方向に弾性変形 しやすくなり、相対するフック片4同士の係合を確実にする。
【0021】 以上の3点は、本考案における最も特徴とする点であるが、本考案は更に次の 点を特徴ある態様としている。 即ち、平板状基材21,31の各表面上に配列される隣合うフック列のフック 片4は互いに逆方向を向いている。こうすることで、列方向における係合強度に 方向性を無くすることができる。
【0022】 本考案の面ファスナー1は合成樹脂材料からなる一体成形品であり、両図に示 すごとくオスとメスの係合部材2,3は同一構造をなしており、それぞれの平板 状基材21,31の表面には多数の列をなして突出するフック片4が上述の規則 的配列をもって直線状に多数突設されている。
【0023】 図2及び図3に示す第1実施例によれば、フック片4は A , a , B , b , C , c の6列毎に同一の配列パターンが繰り返される。ここで、 A , B , C 列の フック片4は同一方向を向いており、 a , b , c の各列のフック片4は前記 A , B , C 列のフック片4とは逆方向を向いている。勿論、各列のフック片4は 上述のごとく2個のフック片4を通常のピッチで形成し、それに続く1ピッチ分 を空間部分5とし、これを順次繰り返して配列してある。そして、この実施例で は前記隣合う A , a ; B , b ; C , c の各一対の列では、それぞれのフック片 4のピッチは1/2 づつずれており、且つ c , A ; a , B ; b , C の隣合う一対 の列同士では、フック片4を3/2 ピッチづつ同方向に配置位置をずらしている。
【0024】 かかる同一構造からなる2枚の係合部材のうちの一枚を基材面に沿って180 ° 回転させると共に、それぞれのフック片4の突出する面を対向させて押圧すると 、2枚の係合部材のフック片4同士は次のようにして係合する。
【0025】 フック片4の形状を上述のごとき形状、即ち、その縦断面形状を波打ち際の波 形に近似する形状として、オス、メス係合基板21,31上のフック片4を上述 の配列とすると、オス係合部材2のフック片4とメス係合部材3のフック片4の 対応関係は図1及び図2に示すごとくなり、ファスナー係合時にはオス係合部材 2の2個組のフック片4,4と対向するメス係合部材3の2個組のフック片4, 4とは互いに相手方のフック片4,4同士に対して1ピッチ分ずれた状態で相対 し、それぞれに1個のフック片4がそのフック状係合部FPの先端面を相手方のフ ック片4のフック状係合部FPの先端面に接触すると同時に列方向に隣接する他の フック片4の背面aに接触しながら、2個一組のフック片4,4の各組の間に形 成されている空間部分5の存在により相手方のフック片4を押し開きながら、隣 接するフック片4の間に滑り込むようにスムーズに案内されて係合する。また、 同時に前記1個のフック片4に隣接する他のフック片4も相対するフック片4と 確実に係合する。
【0026】 かくて、オス、メスの各係合部材2,3は、そのフック面において全体のフッ ク片4が満遍なくスムースに係合するため、係着時の違和感がなく且つ所望の係 合強度を確保する。
【0027】 係着した面ファスナー1を離脱するときは、両係合部材2,3を離脱方向に要 求されている係合保持力を越えて力を加えれば、係合しているフック状係合部FP 同士の先端が僅かに側方に捩るようになり、同時に互いに離反する方向に開いて 容易に離脱する。
【0028】 図4および図5は本考案の第2実施例であるフック片の配列パターンを示し、 図4は同平面図、図5はフック片列毎の側面図である。
【0029】 同実施例によれば、フック片4の配列は A , D , B , D , C , D の6列毎に 同一の配列パターンが繰り返されており、 D 列のフック片4は同一の配置であ りフック方向は同一方向を向いている。他の A , B , C 列のフック片4は前記 D 列の間に配列され、各フック片4共に D 列のフック片4とは逆の方向を向 いており、この A , B , C 列におけるそれぞれ2個一組のフック片4,4は全 体として斜紋織り状をなして配列されている。勿論、この例でも各列のフック片 4は上述のごとく2個のフック片4を通常のピッチで形成し、それに続く1ピッ チ分を空間部分5として、これを順次繰り返して配列してある。
【0030】 このように構成された2枚の係合部材を面ファスナー1のオス、メス用として 用いると、上記第1実施例と同様に確実に且つ係合強度を確保した上で容易に係 脱がなされるようになる。
【0031】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなごとく、本考案によれば面ファスナーを構成する一対 の係合部材が、いずれも係合片がフック片である同一構造の一体成形品であるた め、係合強度および繰り返し使用に対する耐久性が確保され、製造効率が高く、 更には在庫及び出荷時の管理および取付作業が容易であり、しかもフック片の配 列が合理的になされているため、面ファスナーの全面で均等に係合し強度面での の偏りがなく、また前記フック片の形状を略波形断面という特定の形状とし、同 時に第1および第2の係合部材におけるフック片の向きを逆方向にしているため 、係脱がフック片を損傷させることなく極めてスムースに行うことが可能となる 。
【0032】 従って、本考案の一体成形面ファスナーにより従来の面ファスナーの用途が著 しく拡大され、特に厳しい性能が要求される産業資材の分野における用途の拡大 が期待できる有用な考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一体成形面ファスナーの係合原理を示
す説明図である。
【図2】本考案の第1実施例である一体成形面ファスナ
ーの配列を示す平面図である。
【図3】同面ファスナーの列毎の側面図である。
【図4】本考案の第2実施例である一体成形面ファスナ
ーの配列を示す平面図である。
【図5】同面ファスナーの列毎の側面図である。
【符号の説明】
1 一体成形面ファスナー 2,3 (オス、メスの)係合部材 4 フック片 5 空間部分 21,31 平板状基材 a (フック片の)背面 b (フック片の)前面 c リブ d (フック片の)根元 P (フック列方向の)フック片間隔 FP フック状係合部 SP 立上り部 A,B,C,D,a,b,c フック列
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状基材(21,31) の表面に多数の係合
    片を多列にもつ一体成形により得られるオス、メスの係
    合部材(2,3) からなり、 前記係合片はオス、メス共にフック片(4) から構成さ
    れ、同フック片(4) は前記平板状基材の表面から滑らか
    な曲線上を傾斜して立ち上がる背面a及び少なくとも垂
    直に立ち上がる前面bをもつ立上り部SPと、該立上り部
    SPの先端から前方に延びるフック状係合部FPとを有し、
    該フック状係合部FPの先端から前記立ち上がり部SPの根
    元dにかけて断面積が漸増しており、 各係合部材(2,3) の各列毎のフック片(4) は2個のフッ
    ク片(4) に続き1個分のフック片(4) の存在しない部分
    をおいて順次配列され、少なくとも隣合う列のフック片
    同士は互いに所定のピッチだけ配列位置がずれてなるこ
    とを特徴とする一体成形面ファスナー。
  2. 【請求項2】 各係合部材(2,3) の隣合う列のフック片
    (4) は互いに逆向きに配列されてなる請求項1記載の一
    体成形面ファスナー。
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