JPH06121769A - 内視鏡用洗浄装置 - Google Patents

内視鏡用洗浄装置

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Publication number
JPH06121769A
JPH06121769A JP5074782A JP7478293A JPH06121769A JP H06121769 A JPH06121769 A JP H06121769A JP 5074782 A JP5074782 A JP 5074782A JP 7478293 A JP7478293 A JP 7478293A JP H06121769 A JPH06121769 A JP H06121769A
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JP
Japan
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cleaning
endoscope
conduit
pipe
water
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Withdrawn
Application number
JP5074782A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Iida
善洋 飯田
Koji Takamura
幸治 高村
Shigeru Nakajima
中島  茂
Jun Hiroya
純 広谷
Nobuyuki Nakanishi
信之 中西
Takeaki Nakamura
剛明 中村
Noriyasu Aoki
義安 青木
Osamu Mizuta
修 瑞田
Hiroyuki Sasa
宏行 笹
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、内視鏡に設けられた管路内に所要の
速い流速で洗浄液を流し込んでその内視鏡の管路内を確
実に洗浄することができる内視鏡用洗浄装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】内視鏡30に設けられた管路に管路洗浄ポンプ
14により洗浄液を送り込み前記管路を洗浄する内視鏡
用洗浄装置において、前記ポンプ14の吐出量が3.0
(l/min)以上の能力を有することとして、その内視鏡
30の管路内を確実に洗浄できるようにしたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡を洗浄する内視
鏡用洗浄装置に係り、特に、内視鏡に設けられた管路内
も洗浄液で洗浄するようにした内視鏡用洗浄装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、内視鏡は、送気用管路、送水用
管路、吸引用管路、処置具挿通用管路等の管路を有して
いる。この種の内視鏡を洗浄する装置は、内視鏡の少な
くとも挿入部を設置する洗浄槽を有している。さらに、
前記洗浄槽には、内視鏡の外部表面に洗浄液を吹き付け
るためのノズルと、チャンネル洗浄用チューブを接続す
るための接続口を設けている。この接続口と前記内視鏡
の管路とはチャンネル洗浄用チューブを介して接続され
る。
【0003】一方、この内視鏡の管路内に洗浄液を送り
込むためのポンプと、内視鏡の外部表面に吹き付ける洗
浄液を送るためのポンプは、通常、1つのもので兼ねて
いる。例えば、実開昭64−26005号公報のものは
その一例であって、これはポンプの吐出圧力を規定する
開示がなされている。しかし、その洗浄液の流量を規定
する旨の記載はない。
【0004】一方、前記内視鏡の管路内を洗浄するにあ
たり、その管路内に水道水や洗剤入りの洗浄液を送り込
む洗浄方式の他、洗浄液と気体の混合流体を送り込む、
いわゆる気液二相流を送り込む洗浄方式が知られてい
る。この気液二相流で洗浄する方式では、管路内に洗浄
液を送り込む前にその洗浄液に送気ポンプから送られて
くる気体を混合させるため、洗浄しようとする内視鏡の
管路内に、どれだけの流量の洗浄液を実際に送り込めて
いるのかの判断が付かない。
【0005】なお、管路専用の洗浄ポンプを有している
内視鏡用洗浄装置は、その内視鏡の管路内に洗浄液を送
り込める能力を有していることはもちろんであるが、そ
の流量を規定するものではなく、何をもって管路内を洗
浄可能かを示せるのかが明らかでなかった。ただ単に、
洗浄装置自体の大きさやレイアウトより適当に考えられ
る能力のポンプを選んで用いていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、内
視鏡の管路内の洗浄能力は、その管路の構造や洗浄液自
体の洗浄力と洗浄水の温度、及び流速に左右されると言
ってもよい。当然のことながら強力な洗剤を含有した洗
浄液で洗浄すれば、内視鏡検査で付着する程度の汚れは
落ちてしまう。
【0007】しかしながら、強力な洗剤は、内視鏡の部
材の材料に対して与える影響が大きく、内視鏡自体にダ
メージを与えてしまうことも多々ある。さらに、洗浄液
の温度を高くすれば、内視鏡自体がダメージを負うこと
になる。したがって、使用する現場では水道水で洗浄を
行っている施設が多い。しかし、ただ単に管路内に洗浄
液を流すというだけでは、充分な洗浄ができない。
【0008】本発明は前記課題に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、内視鏡に設けられた
管路内に所要の速い流速で洗浄液を流し込んでその内視
鏡の管路内を確実に洗浄することができる内視鏡用洗浄
装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】内視鏡の管路内を確実に
洗浄するためには、ある程度、速い流速で洗浄液を流し
込む必要があり、さらに、その管路内の洗浄には、流体
力学上、管路内における洗浄液の流れに乱流を起させる
ことが必要である。乱流はレイノルズ数Re=2320
で発生する。そして、このレイノルズ数Reと洗浄液の
流速μの関係は次の式で示される。
【0010】Re=μ・d/ν ここで、dは管路内径、νは動粘性係数、μは洗浄液の
流速でその管路に流れる単位時間当りの流量Qを管路の
断面積Aで割った値である。つまり、μ=Q/A(cm/
s)である。
【0011】そこで、例えば、内径φ2.0mmのチャン
ネル(管路)では、μ=Re・ν/dより、116.4
cm/sで乱流が発生することとなる。動粘性係数νは、水
の場合、20℃で、1.0038×10-62 /sであ
る。図1(a)は内視鏡の管路aに洗浄液bを流す場
合、その速度ベクトルvの分布を示しており、これより
知れるように、管路aの中央では流速が速く、管路aの
内壁面の近くでは流速が遅くなる。したがって、Re=
2320の近辺では、壁面においては乱流が発生してい
ないと考えてよい。
【0012】そこで、実際に管路壁面を洗浄するには、
どれ位の流速を必要とするか、実験で求めてみた。ここ
では、内径φ2.0mmのテフロン製チャンネル用チュー
ブに体液を想定した蛋白質を含む汚物を注入し、そのチ
ューブ内に水道水を実際に流して洗浄を行った。図1
(b)はその結果を示し、洗浄時間と洗浄液の速度の関
係をグラフにしたものである。
【0013】この図1(b)のグラフより明らかなよう
に、内径φが2.0mmのチャンネルの場合、流速μ=1
70cm/s以上で洗浄性が急激に向上している。このとき
のレイノルズ数は、Re=3387である。内視鏡の管
路を洗浄する場合、 Re=3387以上で洗浄する必
要がある。しかし、従来は、このような着眼で、どれ
位、洗浄液を流せばよいか検討して洗浄用ポンプの能力
を決めてはいない。適当に管路内に洗浄液を流せる程度
のものを単に選択してこれを組み込んでいた。
【0014】ところで、一般的な内視鏡における管路
は、送気管路、送水管路、処置具挿通用管路、吸引管路
に大別される。そして、これらを洗浄するための洗浄液
の流し込みは、ピストンを取り払った管路切換え弁のシ
リンダから行っている。内視鏡のうち、最も管路系の太
い機種の管路内径は以下のように示される。すなわち、
挿入部側送気管路の内径φは1.5mm、送水管路の内径
φは1.5mm、吸引管路の内径はφ5.5mm、ユニバー
サルコード側送気管路の内径はφ2mm、送水管路の内径
φは2.4mm、吸引管路の内径φは4mmである。
【0015】そして、これらの管路全てをRe=338
7以上の流速で洗浄液を流すためには、前記μ=Q/A
´、μ=Reν/dより、Q=μ・A=Reν/d×π
2=Re・ν・π・d/4となる。これより各管路を
洗浄するために必要な流量Qは、挿入部側で、吸引管路
14.69ml/sec、送気管路4.01ml/sec、送水管路
4.01ml/sec、ユニバーサルコード側で、吸引管路1
0.68ml/sec、送気管路5.34ml/sec、送水管路
6.41ml/secより、それらの合計は、45.14ml/s
ec=2708ml/minとなる。したがって、管路の洗浄に
は、毎分約3リットル程度の流量が必要である。
【0016】一方、長い管路に流体を流す場合、管路抵
抗が負荷されることとなる。管路抵抗は一般的に細い管
路ほど大きい。内視鏡の場合、送気送水管路は吸引管路
よりも細くしかも挿入部の先端に抵抗となるノズルを有
しているため、送気送水管路の管路抵抗が内視鏡の管路
において最も大きくなっている。したがって、送気送水
管路に所定の流速で洗浄液を注入するには一定以上の圧
力が必要となる。
【0017】内視鏡の送気送水管路の形態は、図15に
示すように送気管路と送水管路とが各々独立して設けら
れた2ノズルタイプと、図3に示すように送気管路と送
水管路とが途中で合流する1ノズルタイプとに分類され
る。1ノズルタイプは管路が合流することにより2ノズ
ルタイプに比べて抵抗が大きい。すなわち、合流する上
流側では所定の流速を確保し難い。
【0018】そこで、送気管路と送水管路各々の流速と
圧力の関係を測定したものを図16に示す。図中、イは
2ノズルタイプ、ロは1ノズルタイプのものをそれぞれ
示している。この結果より、送気管路、送水管路をRe
=3387以上の流速で洗浄するためには、2ノズルタ
イプで1.2 Kg/cm2 、1ノズルタイプで 2.15Kg
/cm2 以上の圧力を必要とすることが判明した。つま
り、送気送水管路を洗浄するための洗浄用ポンプは、2
ノズルタイプの場合1.2 Kg/cm2 、1ノズルタイプの
場合2.15 Kg/cm2 以上の吐出圧を有するものが必要
となる。
【0019】したがって、本発明は内視鏡に設けられた
管路に送液手段により洗浄液を送り込み前記管路を洗浄
する内視鏡用洗浄装置において、前記送液手段の吐出量
が3.0(l/min)以上、吐出圧2.15( Kg/cm2
以上の能力を有することとして、その内視鏡の管路内を
確実に洗浄できるようにしたものである。
【0020】
【実施例】図2ないし図12は本発明の第1の実施例を
示すものである。図2は内視鏡用洗浄装置全体の構成を
概略的に示している。同図中、1は水道の蛇口である。
この蛇口1には、給水弁2を途中に設けた給水路3が接
続されている。この給水路3は洗浄槽4の底部に接続さ
れている。給水路3の途中で給水弁2より先に位置する
部分には、消毒液タンク5と洗剤タンク6が各々弁7,
8を介して接続されている。
【0021】内視鏡用洗浄装置は外部表面洗浄ポンプ1
1と管路洗浄ポンプ14を有しており、外部表面洗浄ポ
ンプ11は外部表面洗浄液用管路12を介して洗浄槽4
の内部に設けられた複数のノズル13に通じている。ま
た、管路洗浄ポンプ14は管路用洗浄液供給路15を通
じて洗浄槽4の内部に設けられた複数のチャンネル接続
口16に通じている。この各チャンネル接続口16には
それぞれ洗浄チューブ19が着脱自在に接続される。こ
の各洗浄チューブ19を通じて後述する内視鏡30の管
路に洗浄液等を供給する。
【0022】前記管路用洗浄液供給路15の途中には、
エアーポンプ21に通じる送気管路22との合流部23
が設けられている。前記洗浄槽4の下部には、外部表面
洗浄ポンプ11と、管路洗浄ポンプ14とに通じる共通
管路25が接続されている。この共通管路25は洗浄槽
4の底部に溜まる洗浄液または消毒液を外部表面洗浄ポ
ンプ11と管路洗浄ポンプ13に戻す通路となる。ま
た、洗浄槽4の底壁には、排水管26が接続されてい
る。排水管26は、これの途中に排水弁27及び排水ポ
ンプ28を設け、これらを通じて洗浄槽4の内部にあっ
た使用済みの洗浄水を外部へ排水する。ここで、前記管
路洗浄ポンプ14は、その吐出量が3.5(l/min )以
上で、吐出圧が2.15( Kg/cm2 )の能力のものを用
いている。
【0023】一方、この洗浄装置で洗浄されるべき内視
鏡30は、次のように構成される。図3で示すように、
この内視鏡30は、挿入部31と操作部32とライトガ
イドケーブル33から内視鏡本体34を構成している。
挿入部31、操作部32及びライトガイドケーブル33
の各内部にわたりライトガイドファイバ束35が挿通し
て配置され、挿入部31から操作部32の各内部にわた
りイメージガイドファイバ束36が配置されている。
【0024】さらに、挿入部31、操作部32及びライ
トガイドケーブル33の各内部にわたって送気用管路3
7と送水用管路38とが配置されている。送気用管路3
7と送水用管路38の各先端は合流して挿入部31の先
端に設けられた送気送水用ノズル39に接続されてい
る。送気送水用ノズル39は挿入部31の先端にある観
察窓40の外表面に向けて開口している。また、挿入部
31、操作部32及びライトガイドケーブル33の各内
部にわたって吸引用管路41が挿入して配置されてい
る。この吸引用管路41は内視鏡30の挿入部31内に
おいては処置具挿通用チャンネル42を利用して兼用す
ることにより形成されている。処置具挿通用チャンネル
42の先端は挿入部31の先端面において開口する口部
に通じ、また、処置具挿通用チャンネル42の基端は操
作部32において外部に開口する処置具挿入口部43に
通じている。なお、挿入口部43には鉗子栓44が着脱
自在に設けられている。
【0025】ライトガイドケーブル33の延出先端には
コネクタ45が設けられており、このコネクタ45には
前記送気用管路37にそれぞれ連通する第1の送気口金
46と第2の送気口金47、送水用管路38に連通する
送水口金48、前述した吸引用管路41に連通する吸引
口金49が設けられている。そして、第1の送気口金4
6は、コネクタ45を図示しない光源装置に装着した
際、その光源装置内の送気ポンプに接続される。また、
第2の送気口金47は、図示しない送水タンク内の上部
空気層中に通じる。送水口金48は同じ送水タンク内の
水中に通じる。さらに、吸引口金49は図示しない吸引
装置に接続される。
【0026】前記処置具挿通用チャンネル42は、吸引
用管路41の基端側に対し吸引シリンダ51を介して接
続されている。また、送気用管路37と送水用管路38
の途中には送気送水シリンダ52が介挿されている。吸
引シリンダ51と送気送水シリンダ52は、操作部32
の側壁部分に並べて近接する状態で設置されている。吸
引シリンダ51には図示しないピストンが着脱自在に挿
入され、吸引操作弁を構成する。送気送水シリンダ52
にも、図示しない別のピストンが着脱自在に挿入され、
送気送水操作弁を構成する。
【0027】さらに、この内視鏡の管路系の細部につい
て説明する。まず、内視鏡30の管路において、例えば
チューブと、口金やシリンダとを接続する部位や、吸引
口金49の周りなど屈曲管路の部位には、ステンレスス
チール製パイプを用いている。このパイプの内面は、通
常、図4(a)で示すように、比較的鋭いクラック状の
溝55を有する状態を呈している。このような表面で
は、全面的に洗浄液が当り難く、洗浄性が悪い。また、
パイプの屈曲部にあっては、図4(b)に示すように屈
曲させた内面に塑性変形による皺56が発生する。した
がって、この部分も洗浄性が悪い。そこで、ここでの内
視鏡30では、ステンレススチール製のパイプからなる
管路の内面を化学研磨による処理を施す。これによりそ
の金属製パイプ内面は図4(c)に示すように、滑らか
な凹凸57となって平坦な表面が構成され、洗浄性が向
上する。
【0028】なお、前記処理は化学研磨に限らず電解研
磨や機械的な研磨又はコーテング処理等でもよい。ま
た、屈曲させたパイプは、曲げ加工後、その平滑処理を
することで、その内面の皺56が滑らかに形成されるの
で、その洗浄性がかなり改善される。さらに、ステンレ
ス製パイプではなく、超弾性材よりなるパイプやチュー
ブを使用することで、皺等の発生を極力押さえることが
できる。
【0029】内視鏡30の管路において、特に、前記吸
引口金49の近傍の屈曲部やシリンダ51,52の周り
の屈曲部では、一般に、図5(a)で示すように外側を
流れる洗浄液の流速が速く、内側を流れる洗浄液の流速
が遅くなる傾向がある。同図(a)中、59は屈曲部6
0における洗浄液の流速を示すベクトルである。したが
って、屈曲部60の外側の部分の洗浄性が良く、内側の
部分のそれは洗浄し難い。そこで、その差を少なくする
ため、図5(b)で示すようにその管路の屈曲部60を
偏平形状として、内外部分の流速の差を小さくする。す
なわち、真直な部分61の管路内径D1 より屈曲部60
の内径の短径D2 が、D1 >D2 の関係とする。これに
よると、屈曲部60における外側と内側で流速の差が少
なくなり、洗浄性に差が生じない。但し、あまり偏平な
ものとしてしまうと、洗浄用ブラシの挿通が不可能とな
るので、通常の場合、その偏平率、すなわち、D2 /D
1の値を70%以上に抑えた方が望ましい。なお、偏平
にした屈曲部の管路中心の位置は屈曲内側または屈曲外
側に偏位してもよい。
【0030】一方、チューブとパイプの間等の管路の継
ぎ目は、図6(a)で示すように、凹部63が形成され
る。同図中64はパイプ、65はそれに接続されるチュ
ーブである。パイプ64の端面とチューブ65の内面と
の境には、比較的大きな凹部63が形成されるため、そ
の凹部63の内部では洗浄液の流れが澱み、所定の流速
を確保できない。そこで、この実施例では管路の継ぎ目
を以下のように構成している。
【0031】すなわち、パイプ64の端面をテーパ部6
6となるように加工し、継ぎ目におけるチューブ65の
内面に密に接合するようにしたものである。したがっ
て、この間に凹部63が形成されない。また、一般に、
内視鏡30の管路にあっては、その洗浄性、耐薬品性を
考慮して前記チューブ65の材料に、PTFE等のテフ
ロン系チューブを用いている。この種のチューブは比較
的硬度が硬く鋭角的に曲がらないが、パイプ64の端面
におけるテーパ部66のテーパ角θを90°以下にし、
かつ、端面67の厚さtpを0.1mm以下に形成するこ
とで、この継ぎ目における凹部63の発生を小さく、ほ
ぼ直線的なチューブ部分の内面と同等の洗浄性が得られ
る。チューブ65の肉厚tが特に厚くなると、図6
(d)に示すようにテーパ角θを90°以下に構成して
も、チューブ65とパイプ64の間に隙間68が生じて
しまう場合がある。そこで、このような場合には、図7
(a)で示すように、チューブ65とパイプ64を矯正
的に接合させる押圧部材69を設けるとよい。すなわ
ち、この押圧部材69はパイプ64に形成されたテーパ
部66のテーパ角とほぼ同じ角度のテーパ部69aとチ
ューブ内径とパイプ内径をほぼ同じに形成するようチュ
ーブを押さえる平行部69bを有している。これにより
チューブとパイプの間に隙間68が生じることがなく、
洗浄性は向上する。さらに、湾曲操作等の曲げ力が加わ
った際、パイプのテーパ部66とチューブ65が剥離す
ることもない。
【0032】また、内視鏡に用いる程度の肉厚のチュー
ブ65であれば、図7(b)に示すように、パイプ64
のテーパ角θを60°以下に形成することで、そのパイ
プ64とチューブ65の隙間はなくなることが実験的に
明らかになっている。
【0033】ところで、このような構成としたパイプ6
4とチューブ65の継ぎ目を挿入部31の湾曲部内に配
置すると、その湾曲部を湾曲操作した際、パイプ64と
チューブ65との間に隙間が生じ易くなる。仮に、検査
中の湾曲操作によりその隙間に汚物が入ると、洗浄中は
湾曲部がストレートな状態に戻っているので、前記隙間
が塞ってしまい、入り込んだ汚物が洗浄できない。した
がって、湾曲操作でもパイプ64とチューブ65とが剥
離しないよう、構成しなければならない。そこで、管路
の継ぎ目を先端部の硬質部内に設けると、湾曲操作を行
ってもパイプ64のテーパ端面とチューブ65の間が剥
離することがない。
【0034】従来の内視鏡における吸引用管路41と処
置具挿通用チャンネル42の合流部の管路内断面積はか
なり大きく構成されている。しかし、この管路内断面積
が大きいと、その部分での洗浄液の流速が遅くなり、所
要の洗浄性を確保できない。そこで、ここでは、図8で
示すように、合流部71の断面積72を内視鏡内におけ
る管路の最も太い部分の断面積以下となるよう構成して
いる。内視鏡の吸引管路系において最も太い管路の部分
は挿入口部43の箇所である。また、吸引管路系を洗浄
する場合にはこの挿入口43より洗浄液を注入する。こ
の挿入口部43の管路内断面積S1 より合流部71の管
路内断面積S2 が小さいから、挿入口43での洗浄液の
流速を確保できる。当然のことながら洗浄の際、内視鏡
の管路の最も太い部分でも所定の流速が確保できるよ
う、ポンプの能力を設定しているので、その合流部71
でもその流速以上で洗浄液が流れ、洗浄性が確保でき
る。
【0035】また、このような挿入口部43において、
吸引用管路41を接続する合流部71は、その挿入口部
43に曲りのない直線状となった所の部分に設けた。こ
のため、挿入口部43から鉗子等を挿脱する際、この合
流部71の継ぎ目での引掛けを防止できる。
【0036】図9は先端構成部の構成を示す。同図
(a)中、75は先端構成部本体である。この先端構成
部本体75には例えば処置具挿通用チャンネル42を形
成するチューブ76を接続したパイプ77が固定されて
いる。また、先端構成部本体75には体壁との絶縁を目
的とした樹脂の先端カバー78が取り付けられている。
このような構成において先端構成部本体75とパイプ7
7または先端カバー78の継ぎ目には図9(b)で示す
ように凹部79が発生する。そこで、この凹部79に例
えば銀系の抗菌剤を混入した充填剤80でその凹部79
を塞ぐ。この充填剤80はエポキシ系の接着剤やシリコ
ン系の充填剤等を用いる。この充填剤80で凹部79を
塞ぐように構成されているため、管路の継ぎ目でも平滑
面を形成し、その各部にわたり所定の流速を確保して確
実に洗浄できる。
【0037】一方、内視鏡のコネクタや先端構成部等の
ブロック材に穴を開けて管路を形成している場合、図1
0で示すようにデットエンド部81が発生する。このよ
うな場合、このデットエンド部81をそのままにしてお
くと、それには洗浄液が流れ込まないので、洗浄性が悪
い。したがって、この実施例の内視鏡では、そのデット
エンド部81にも充填剤80を注入し、凹部を塞ぐよ
う、構成している。充填剤80の注入方法は次のように
行われる。まず、注射器等のディスペンサを使ってデッ
ドエンド部81の底から充填剤を注入して行く。デット
エンド部81に充填剤80が十分に入り込んだ後、この
管路に空気や洗浄液等の流体を流し込み、余分な充填剤
を排出する。これによりデッドエンド部81は塞がれ
る。したがって、デッドエンド部が加工上できてしまう
構造のものでも十分に洗浄できる管路を提供できるもの
である。
【0038】この内視鏡30の管路内への洗浄液を注入
する場合、送気送水系には送気送水シリンダ52から行
う。また、吸引系には処置具の挿入口部43から行う。
そして、このシリンダ52と挿入口部43に対する各洗
浄チューブ19の接続構造は、次の通りである。まず、
図11(a)で示すように、送気送水シリンダ52の内
側壁には、ユニバーサルなライトガイドコード33側の
送気管路37a、送水管路38a、挿入部31側の送気
管路37b、送水管路38bの計4本の管路が開口して
接続されている。この送気送水シリンダ52には図示し
ない送気送水用ピストンが挿入される。このピストン
は、送気送水を制御する関係で、各管路の内径よりも非
常に太い。したがって、ピストンを引き抜いた送気送水
シリンダ52の内径が各管路の内径よりかなり大きくな
ってしまう。このため、各管路に所定の流速で洗浄液が
流れても、シリンダ内壁は、その所定の流速で洗浄液は
流れず、流速が遅くなってしまう。
【0039】そこで、この実施例では、図11(a)で
示すように、送気送水シリンダ52に洗浄チューブ19
を接続したとき、そのシリンダ52内に差し込んで洗浄
液の流速を速めるための芯体82を設ける。この芯体8
2はその基端部に前記洗浄チューブ19を被嵌して接続
する部分83と、前記送気送水シリンダ52の開口部5
2aに設けられた取付座85に接続する取付け部材86
を取着する部分84が設けられている。洗浄チューブ1
9を接続する部分83と、取付け部材86を接続する部
分84とが芯体82と一体で設けられている。さらに、
芯体82には洗浄チューブ19から洗浄液をシリンダ5
2内に導きいれる注入口89が設けられている。
【0040】前記芯体82の外径はこれを送気送水シリ
ンダ52に差し込んだ状態で、その送気送水シリンダ5
2の内壁で洗浄液が所定の流速で流れるように設定され
る。すなわち、コンバーサルコード33側の送気管路3
7a、送水管路38a、挿入部31側の送気管路37
b、送水管路38bの各管路内断面積を各々A,B,
C,Dとする。
【0041】また、送気送水シリンダ52の内断面積に
おいて開口部84と送気管路37bの間の断面積をE、
送気管路37a,37b間をF、送気管路37aと送水
管路38b間をG、送水管路38b,38a間をHとす
る。さらに、芯体82も同様に各管路間の断面積をI,
J,K,Lとして、I=E−(A+B+C+D)、J=
F−(A+B+D)、K=G−(B+D)、L=(H−
B)となるよう、芯体82の外径を形成する。すなわ
ち、芯体82は洗浄液の流れに沿って送気送水シリンダ
52と芯体82とのクリアランスの面積をその下流に接
続する管路の断面積の和と等しくすることにより、送気
送水シリンダ52の内壁と各管路とが等しい流速で洗浄
液が流れる構成としたものである。なお、この方式によ
る洗浄効果の向上は、送気送水シリンダ52に限らず所
定の流速を得難い太い管路部でも、芯部材を入れること
で流速を高めて洗浄可能となる。
【0042】一方、吸引管路系への洗浄液の注入は挿入
口部43からこれに接続される別の洗浄チューブ19を
通じて行われる。また、吸引シリンダ51からはピスト
ンが引き抜かれている。吸引シリンダー51の開口部9
0に設けた取付け座91には蓋体92が取付けられてお
り、洗浄中、その開口部90を閉塞する。吸引シリンダ
51にはライトガイドコード33側の吸引用管路41a
と挿入部31側の吸引管路41bが開口している。これ
ら2本の管路内断面積は、等しく構成されている。吸引
管路41bから流れて来た洗浄液を吸引管路41aへと
流す。
【0043】このように送気送水シリンダ52と挿入口
部43に洗浄チューブ19を接続した状態で洗浄は図示
しない制御装置によって次のように逐行される。まず、
洗浄槽4内に洗浄水を貯える。すなわち、給水弁2を開
き、蛇口1からの水道水を洗浄槽4の内部に注入する。
その際、必要に応じて弁8が開放され、洗剤を混入す
る。洗浄槽4内に洗浄水が十分に貯えられると、外表面
洗浄ポンプ11と管路洗浄ポンプ14とが稼動する。洗
浄槽4に溜められた洗浄水が、外部表面洗浄液用管路1
2を通じて洗浄槽4の複数のノズル13にそれぞれ供給
される。この各ノズル13からは内視鏡30の外表面へ
向けて洗浄液を吹き付ける。これと同時に洗浄チューブ
19を介して内視鏡の管路内に洗浄液が注入される。し
たがって、内視鏡30の外表面および管路内を洗浄する
ことができる。
【0044】ところで、管路洗浄用ポンプ14は、内視
鏡30の各管路に対して、例えば、レイノルズ数Re=
3387以上の流速で洗浄液を流せる吐出能力(すなわ
ち、管路内に合計3.5(l/min )以上に注入できる吐
出能力)を有しており、各管路で確実に洗浄されること
となる。この際、ポンプの能力は高い程、各管路、特
に、細い管路の流速をかせぎ易い。しかし、内視鏡の耐
性上、0.5 Kg/cm2 〜4 Kg/cm2 程度のポンプを用い
るとよい。また、管路洗浄ポンプ14は洗浄工程中、連
続的に稼動させても十分な洗浄効果を発揮するが、図1
2の(a)に示すように送液と吸引を交互に行ったり、
または同図の(b)に示すように断続的に稼動させたり
すれば、速い流速で汚物を削ぎ落とすだけでなく、汚物
を洗浄液で溶かし流す効率的な洗浄を行うことができ
る。
【0045】以上の洗浄工程が終了すると、排水弁27
が開放し、排水ポンプ28が稼動し、さらにエアーポン
プ21が稼動し、内視鏡30の管路内に空気を送って残
留する水を排出する。
【0046】次に、消毒工程に入る。弁7が開き、消毒
液タンク5内の消毒液が洗浄槽4内に注入される。この
後、外表面洗浄ポンプ11と管路洗浄ポンプ14が稼動
し、前述した洗浄工程における洗浄水と同様に内視鏡3
0の外表面と管路内に供給され、それらの各部を消毒す
る。ここでも管路洗浄ポンプ14が高い能力を有してい
るため、各管路の隅々までの確実な消毒が可能であり、
消毒残しがない。
【0047】この消毒工程が終了すると、前述した洗浄
工程における洗浄液の場合と同様の排水工程を行った
後、すすぎ工程に入る。このすすぎ工程は、給水弁2を
開き、洗浄槽4内に水道水を貯え、前記洗浄工程と同
様、内視鏡30の管路内と外表面にすすぎ水を流し、消
毒液をすすぎ流す。なお、このすすぎ工程は消毒液の残
留を考え、2回程度、繰返した方がよい。これにより内
視鏡の洗浄、消毒が終了する。
【0048】図13および図14は本発明の第2の実施
例を示すものである。この第2の実施例は、内視鏡30
の管路のみを洗浄する方式の洗浄装置の例である。すな
わち、図13中、100は管路洗浄用ポンプである。こ
のポンプ100は、3.0(l/min )以上の吐出量を有
している。このポンプ100の吐出側には内視鏡30の
送気送水シリンダ52と挿入口部43に接続される洗浄
チューブ101が設けられている。一方、ポンプ100
の吸引側には吸引用管路102が設けられている。この
吸引用管路102は第1の電磁弁103を介した洗浄液
吸引用管路104と第2の電磁弁105を介したすすぎ
水吸引管路106が接続されている。洗浄液吸引管路1
04は洗浄水タンク107に連通し、すすぎ水吸引管路
106は、すすぎ水タンク108に連通している。な
お、第1の電磁弁104、第2の電磁弁105および管
路洗浄用ポンプ100はそれぞれ制御部109により制
御される。
【0049】洗浄水タンク107内には洗浄水が入って
おり、すすぎ水タンク108内には消毒液が入ってい
る。一般に、体液には蛋白質が混在している。蛋白質は
酸で固まる特性を有しており、酸性の水で洗うことはで
きない。したがって、この実施例では洗浄水にアルカリ
性または中性の洗浄水を用いるとよい。一方、酸性イオ
ン水は非常に強い消毒性を有している。この実施例で
は、水分解装置110を用いて水を電気分解することに
より、生成したアルカリイオン水と酸性イオン水を洗浄
水と消毒液とする。図14で示すように水分解装置11
0には、洗浄水タンク107に連通するアルカリイオン
水排出管路111とすすぎ水タンク108に連通する酸
性イオン水排水管路112を有している。
【0050】この洗浄装置を用いて洗浄する場合は次の
ように行われる。まず、管路洗浄用ポンプ100が駆動
し、第1の電磁弁103が開になり、管路内に洗浄水が
送り込まれる。次に、第1の電磁弁103が閉、第2の
電磁弁105が開になって管路内のすすぎと消毒を兼ね
た工程を行う。これにより管路内の洗浄消毒が行われた
こととなる。
【0051】なお、洗浄水タンク107に洗剤入りの水
道水、消毒液に一般的な市販されている消毒液を入れて
もよい。その際、消毒工程後に再度洗浄水ですすぐ工程
を加えた方がよい。この様な洗浄装置でも、Re=33
87以上の流速で内視鏡30の各管路に洗浄液を送り込
めるため、その管路内を確実に洗浄できる。さらに、洗
浄水にアルカリ性の洗浄液を用いているのでさらに効果
的である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明の内視鏡用洗
浄装置は、管路洗浄用ポンプの吐出量を、3.0(l/mi
n )以上のものを用いたことにより、内視鏡の各管路
に、流速170m/s (レイノルズ数Re=3387)以
上の流量で洗浄液を注入することが可能となり、各管路
を確実に洗浄できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は管路内を流れる洗浄液の速度分布を示
す図、(b)は洗浄時間と洗浄液の速度の関係を示す
図。
【図2】本発明の第1の実施例に係る内視鏡用洗浄装置
の全体の概略的な構成を示す説明図。
【図3】前記内視鏡(1ノズルタイプ)の全体を概略的
に示す説明図。
【図4】前記内視鏡の管路内面の状態を示す説明図。
【図5】前記内視鏡の管路の屈曲部の状態を示す説明
図。
【図6】前記内視鏡の管路を構成するチューブとパイプ
の継ぎ目の状態を示す断面図。
【図7】前記内視鏡の管路を構成するチューブとパイプ
の継ぎ目の状態を示す断面図。
【図8】前記内視鏡の吸引管路と処置具挿通用チャンネ
ルの合流部の管路の状態を示す断面図。
【図9】前記内視鏡の管路を形成するパイプとチューブ
の継ぎ目の状態を示す断面図。
【図10】前記内視鏡のブロック材に穴を開けて形成す
る管路のデットエンド部を示す説明図。
【図11】(a)は前記内視鏡の送気送水シリンダ周辺
の管路構成を示す断面図、(b)は前記内視鏡の吸引シ
リンダ周辺の管路構成を示す断面図。
【図12】前記洗浄装置における送液動作のタイムチャ
ート。
【図13】本発明の第2の実施例を示す洗浄装置の概略
的な構成を示す説明図。
【図14】同じくその第2の実施例における水分解装
置、洗浄水タンク、すすぎ水タンクを示す斜視図。
【図15】内視鏡(2ノズルタイプ)の全体を概略的に
示す説明図。
【図16】1ノズルタイプと2ノズルタイプのそれぞれ
における送気送水管路の流速と圧力との関係を示すグラ
フ図。
【符号の説明】
4…洗浄槽、14…管路洗浄ポンプ、15…管路用洗浄
液供給路、16…チャンネル接続口、19…洗浄チュー
ブ、30…内視鏡、37…送気用管路、38…送水用管
路、39…送気送水用ノズル、41…吸引用管路、42
…処置具挿通用チャンネル。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】したがって、本発明は内視鏡に設けられた
管路に送液手段により洗浄液を送り込み前記管路を洗浄
する内視鏡用洗浄装置において、前記送液手段の吐出量
3.0(l/min)以上で、2ノズルタイプの場合には
吐出圧1.2( Kg/cm2 )以上、1ノズルタイプの場合
には吐出圧2.15( Kg/cm2 )以上の能力を有するこ
ととして、その内視鏡の管路内を確実に洗浄できるよう
にしたものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広谷 純 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中西 信之 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 剛明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 青木 義安 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 瑞田 修 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 笹 宏行 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡に設けられた管路に送液手段によ
    り洗浄液を送り込み前記管路を洗浄する内視鏡用洗浄装
    置において、 前記送液手段の吐出量が3.0(l/min)以上の能力を
    有することを特徴とする内視鏡用洗浄装置。
JP5074782A 1992-07-31 1993-03-31 内視鏡用洗浄装置 Withdrawn JPH06121769A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5074782A JPH06121769A (ja) 1992-08-24 1993-03-31 内視鏡用洗浄装置
US08/099,825 US5408991A (en) 1992-07-31 1993-07-29 Endoscope system wherein cleaning solution flows at same speed in cleaning solution supply section and in all flow paths of internal conduits

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4-224179 1992-08-24
JP22417992 1992-08-24
JP5074782A JPH06121769A (ja) 1992-08-24 1993-03-31 内視鏡用洗浄装置

Publications (1)

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JP (1) JPH06121769A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH078455A (ja) * 1993-06-25 1995-01-13 Miura Denshi Kk 流水生成電解酸性水を利用した内視鏡ファイバースコープの殺菌洗浄方法
JPH091594A (ja) * 1995-05-05 1997-01-07 Davidson Textron Inc 溶剤洗浄式の反応射出成形用混合ヘッド
JP2008110310A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Toppan Printing Co Ltd 塗布装置及びダイヘッド洗浄方法
JP2008302231A (ja) * 1997-06-23 2008-12-18 Princeton Trade & Technology Inc ラインおよびチューブ系からバイオフィルムおよびデブリを除去するための洗浄組成物および装置、およびその方法
JP2012245189A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Fujifilm Corp 内視鏡
WO2019150599A1 (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 オリンパス株式会社 チューブの接続構造および内視鏡用洗浄具

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