JPH0612136A - 直流電源 - Google Patents
直流電源Info
- Publication number
- JPH0612136A JPH0612136A JP16810292A JP16810292A JPH0612136A JP H0612136 A JPH0612136 A JP H0612136A JP 16810292 A JP16810292 A JP 16810292A JP 16810292 A JP16810292 A JP 16810292A JP H0612136 A JPH0612136 A JP H0612136A
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- JP
- Japan
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- voltage
- terminal
- output
- power source
- power supply
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- Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】無負荷および軽負荷時には出力電圧を下げて負
荷に対する危険を低減する。 【構成】この直流電源は、従来技術による直流電源と同
じ電源入力端7と電圧変換部1と電源出力端8と抵抗器
4,5からなる分圧回路と制御部2とを備えている。こ
の直流電源は、さらに、変換部1の出力端と電源出力端
8との間に出力電流検出抵抗器3を挿入し、追加のFE
T6はドレイン端子を分圧端P点に接続しソース端子を
電源出力端8に接続しゲート端子を変換部1の出力端に
接続する。無負荷および軽負荷時には、抵抗器3にゲー
ト電圧が生じないので、FET6のソース・ドレイン間
抵抗が下がって分圧器の分圧比が小さくなり、電源出力
端8の出力電圧が下がる。
荷に対する危険を低減する。 【構成】この直流電源は、従来技術による直流電源と同
じ電源入力端7と電圧変換部1と電源出力端8と抵抗器
4,5からなる分圧回路と制御部2とを備えている。こ
の直流電源は、さらに、変換部1の出力端と電源出力端
8との間に出力電流検出抵抗器3を挿入し、追加のFE
T6はドレイン端子を分圧端P点に接続しソース端子を
電源出力端8に接続しゲート端子を変換部1の出力端に
接続する。無負荷および軽負荷時には、抵抗器3にゲー
ト電圧が生じないので、FET6のソース・ドレイン間
抵抗が下がって分圧器の分圧比が小さくなり、電源出力
端8の出力電圧が下がる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は入力電圧を電圧変換部で
電圧変換する直流電源に関し、特に無負荷および軽負荷
時における負荷保護を確実にすることができる直流電源
に関する。
電圧変換する直流電源に関し、特に無負荷および軽負荷
時における負荷保護を確実にすることができる直流電源
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の直流電源について図4の回路図お
よび図5の電源特性図を参照して説明する。
よび図5の電源特性図を参照して説明する。
【0003】この直流電源は、電源入力端7に入力電圧
を加えると、電圧変換部1が上記入力電圧を電圧変換し
て第1の直流電圧を変換部出力端,即ち、電源出力端8
に上記第1の直流電圧と同じ出力電圧を生じる。出力端
8と接地端の間に設けられた抵抗器4と5の直列回路か
らなる分圧回路は、上記出力電圧対応の電圧を分圧して
検出しこの分圧電圧を分圧点Pに出力する出力電圧検出
回路である。制御部2は前記分圧電圧に基づいて電圧変
換部1を制御する。この制御の結果、電圧変換部1は図
5に示すとおり、出力電流に拘わらず出力電圧が安定化
された上記第1の直流電圧を生じる。
を加えると、電圧変換部1が上記入力電圧を電圧変換し
て第1の直流電圧を変換部出力端,即ち、電源出力端8
に上記第1の直流電圧と同じ出力電圧を生じる。出力端
8と接地端の間に設けられた抵抗器4と5の直列回路か
らなる分圧回路は、上記出力電圧対応の電圧を分圧して
検出しこの分圧電圧を分圧点Pに出力する出力電圧検出
回路である。制御部2は前記分圧電圧に基づいて電圧変
換部1を制御する。この制御の結果、電圧変換部1は図
5に示すとおり、出力電流に拘わらず出力電圧が安定化
された上記第1の直流電圧を生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の直流電源で
は、出力電圧から分圧電圧への電圧変換比率が一定であ
るので上記第1の直流電圧に対する出力電圧を変化させ
ることはできない。このため、この直流電源では、高電
圧出力の直流電源において負荷に対する危険を少なくす
る制御,つまり無負荷および軽負荷時においては出力電
圧を低下させるという制御を行えないという問題があっ
た。
は、出力電圧から分圧電圧への電圧変換比率が一定であ
るので上記第1の直流電圧に対する出力電圧を変化させ
ることはできない。このため、この直流電源では、高電
圧出力の直流電源において負荷に対する危険を少なくす
る制御,つまり無負荷および軽負荷時においては出力電
圧を低下させるという制御を行えないという問題があっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明による直流電源
は、入力電圧が加えられる電源入力端と、前記入力電圧
を電圧変換して第1の直流電圧を変換部出力端に生じる
電圧変換部と、前記第1の直流電圧に対応する出力電圧
を生じる電源出力端と、前記出力電圧対応の電圧を検出
する出力電圧検出回路と、安定化された前記第1の直流
電圧を生じせしめるように前記検出電圧に基づいて前記
電圧変換部を制御する制御部とを備える直流電源におい
て、前記出力電圧検出回路が、前記変換部出力端と電源
出力端との間に挿入した第1の抵抗器と、前記電源出力
端と接地端との間に接続され前記出力電圧を分圧端に分
圧出力しこの分圧電圧を前記検出電圧とする分圧器と、
ドレイン端子を前記分圧端に接続しソース端子を前記電
源出力端に接続しゲート端子を前記変換部出力端に接続
する電界効果トランジスタ(以下、FET)とを備えて
いる。
は、入力電圧が加えられる電源入力端と、前記入力電圧
を電圧変換して第1の直流電圧を変換部出力端に生じる
電圧変換部と、前記第1の直流電圧に対応する出力電圧
を生じる電源出力端と、前記出力電圧対応の電圧を検出
する出力電圧検出回路と、安定化された前記第1の直流
電圧を生じせしめるように前記検出電圧に基づいて前記
電圧変換部を制御する制御部とを備える直流電源におい
て、前記出力電圧検出回路が、前記変換部出力端と電源
出力端との間に挿入した第1の抵抗器と、前記電源出力
端と接地端との間に接続され前記出力電圧を分圧端に分
圧出力しこの分圧電圧を前記検出電圧とする分圧器と、
ドレイン端子を前記分圧端に接続しソース端子を前記電
源出力端に接続しゲート端子を前記変換部出力端に接続
する電界効果トランジスタ(以下、FET)とを備えて
いる。
【0006】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の回路図、図2はこの実施
例に使用するFET6のゲート電圧対ソース・ドレイン
間抵抗特性図、図3はこの実施例の出力電流対出力電圧
特性図である。
る。図1は本発明の一実施例の回路図、図2はこの実施
例に使用するFET6のゲート電圧対ソース・ドレイン
間抵抗特性図、図3はこの実施例の出力電流対出力電圧
特性図である。
【0007】図1を参照すると、この直流電源は、図2
の従来技術による直流電源と同じ電源入力端7と電圧変
換部1と電源出力端8と抵抗器4,5からなる分圧回路
と制御部2とを備えている。この直流電源は、さらに、
変換部1の出力端と電源出力端8との間に挿入した負荷
電流(出力電流)検出用の抵抗器3と、ドレイン端子を
分圧端P点に接続しソース端子を電源出力端8に接続し
ゲート端子を変換部1の出力端に接続するFET6とを
備えている。
の従来技術による直流電源と同じ電源入力端7と電圧変
換部1と電源出力端8と抵抗器4,5からなる分圧回路
と制御部2とを備えている。この直流電源は、さらに、
変換部1の出力端と電源出力端8との間に挿入した負荷
電流(出力電流)検出用の抵抗器3と、ドレイン端子を
分圧端P点に接続しソース端子を電源出力端8に接続し
ゲート端子を変換部1の出力端に接続するFET6とを
備えている。
【0008】この直流電源の動作を説明すると、電源出
力端8に負荷が接続されていない無負荷時においては、
負荷電流が流れないため、出力電流検出用の抵抗器3に
電圧が発生せず、FET6のゲート・ソース間電圧(以
下、ゲート電圧)が零になる。ゲート電圧が零では、図
2に示すとおり、FET6のソース・ドレイン間抵抗は
低く(図2のa点)、従ってP点に生じる分圧電圧は高
くなる。ここで、制御部2は、その入力電圧,即ちP点
の分圧電圧が一定になるように電圧変換部1を制御す
る。従って、上記の状態では電源出力端8に生じる出力
電圧が低くなる(図3のa点)。
力端8に負荷が接続されていない無負荷時においては、
負荷電流が流れないため、出力電流検出用の抵抗器3に
電圧が発生せず、FET6のゲート・ソース間電圧(以
下、ゲート電圧)が零になる。ゲート電圧が零では、図
2に示すとおり、FET6のソース・ドレイン間抵抗は
低く(図2のa点)、従ってP点に生じる分圧電圧は高
くなる。ここで、制御部2は、その入力電圧,即ちP点
の分圧電圧が一定になるように電圧変換部1を制御す
る。従って、上記の状態では電源出力端8に生じる出力
電圧が低くなる(図3のa点)。
【0009】一方、電源出力端8に負荷が接続されてい
ると、負荷電流により抵抗器3に電圧が発生し、FET
6のゲート電圧が+になる。ゲート電圧が十分大きい状
態では、FET6のソース・ドレイン間抵抗が大きく
(図2のb点)、分圧器のP点に生じる分圧電圧は抵抗
器4と5によって決る分圧比に対応する電圧になり、電
源出力端8における出力電圧は設定電圧(図3のb点)
になる。
ると、負荷電流により抵抗器3に電圧が発生し、FET
6のゲート電圧が+になる。ゲート電圧が十分大きい状
態では、FET6のソース・ドレイン間抵抗が大きく
(図2のb点)、分圧器のP点に生じる分圧電圧は抵抗
器4と5によって決る分圧比に対応する電圧になり、電
源出力端8における出力電圧は設定電圧(図3のb点)
になる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明の直流電源
は、分圧器の高電位側抵抗器にFETのソース端子とド
レイン端子を並列に接続し、無負荷および軽負荷時に
は、このFETのソース・ドレイン間抵抗を下げて分圧
器の分圧比を小さくし出力電圧を下げるので、負荷に対
する危険を低減する効果がある。
は、分圧器の高電位側抵抗器にFETのソース端子とド
レイン端子を並列に接続し、無負荷および軽負荷時に
は、このFETのソース・ドレイン間抵抗を下げて分圧
器の分圧比を小さくし出力電圧を下げるので、負荷に対
する危険を低減する効果がある。
【図1】本発明の一実施例の回路図である。
【図2】この実施例に使用するFET6のゲート電圧対
ソース・ドレイン間抵抗特性図である。
ソース・ドレイン間抵抗特性図である。
【図3】この実施例の出力電流対出力電圧特性図であ
る。
る。
【図4】従来技術による直流電源の回路図である。
【図5】図4の直流電源の出力電流対出力電圧特性図で
ある。
ある。
1 電圧変換部 2 制御部 3〜5 抵抗器 6 電界効果トランジスタ(FET) 7 電源入力端 8 電源出力端
Claims (1)
- 【請求項1】 入力電圧が加えられる電源入力端と、前
記入力電圧を電圧変換して第1の直流電圧を変換部出力
端に生じる電圧変換部と、前記第1の直流電圧に対応す
る出力電圧を生じる電源出力端と、前記出力電圧対応の
電圧を検出する出力電圧検出回路と、安定化された前記
第1の直流電圧を生じせしめるように前記検出電圧に基
づいて前記電圧変換部を制御する制御部とを備える直流
電源において、 前記出力電圧検出回路が、前記変換部出力端と電源出力
端との間に挿入した第1の抵抗器と、前記電源出力端と
接地端との間に接続され前記出力電圧を分圧端に分圧出
力しこの分圧電圧を前記検出電圧とする分圧器と、ドレ
イン端子を前記分圧端に接続しソース端子を前記電源出
力端に接続しゲート端子を前記変換部出力端に接続する
電界効果トランジスタとを備えることを特徴とする直流
電源。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16810292A JP2836382B2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 直流電源 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16810292A JP2836382B2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 直流電源 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0612136A true JPH0612136A (ja) | 1994-01-21 |
JP2836382B2 JP2836382B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=15861880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16810292A Expired - Fee Related JP2836382B2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 直流電源 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2836382B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013024811A1 (ja) * | 2011-08-12 | 2013-02-21 | シャープ株式会社 | 電源装置及び照明装置 |
JP2013084621A (ja) * | 2013-01-11 | 2013-05-09 | Sharp Corp | 電源装置及び照明装置 |
-
1992
- 1992-06-26 JP JP16810292A patent/JP2836382B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013024811A1 (ja) * | 2011-08-12 | 2013-02-21 | シャープ株式会社 | 電源装置及び照明装置 |
JP2013041937A (ja) * | 2011-08-12 | 2013-02-28 | Sharp Corp | 電源装置及び照明装置 |
US9287775B2 (en) | 2011-08-12 | 2016-03-15 | Sharp Kabushiki Kaisha | Power supply device and lighting device |
JP2013084621A (ja) * | 2013-01-11 | 2013-05-09 | Sharp Corp | 電源装置及び照明装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2836382B2 (ja) | 1998-12-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980908 |
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