JPH06120752A - 音量制御装置 - Google Patents

音量制御装置

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JPH06120752A
JPH06120752A JP27026092A JP27026092A JPH06120752A JP H06120752 A JPH06120752 A JP H06120752A JP 27026092 A JP27026092 A JP 27026092A JP 27026092 A JP27026092 A JP 27026092A JP H06120752 A JPH06120752 A JP H06120752A
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JP
Japan
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volume
control
mute
data
electronic
Prior art date
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Pending
Application number
JP27026092A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Okada
浩史 岡田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH06120752A publication Critical patent/JPH06120752A/ja
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリアル・デジタル・データで制御する電子
ボリュームでの消音動作時に発生する異常音を緩和する
ことを目的とする。 【構成】 操作者が音量ミュートを指示したとき、マイ
コン9の制御部4は、音量を0にするシリアル・デジタ
ル・データを音量制御回路3に出力する。シリアル・デ
ジタル・データは、音量制御回路3で段階的に音量を低
下させるようにシリアル・デジタル・データを変化さ
せ、電子ボリュームIC6に音量制御用データを送信
し、音量を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受信機等
のAV機器の音量制御装置に関し、特に、音量コントロ
ールをデータで制御する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近はテレビジョン受信機等のAV機器
の音量コントロールは、電子ボリュームと呼ばれる1チ
ップのICで制御しているものが多くなってきた。この
電子ボリュームICでは、音量以外に、高音、低音、左
右のバランスなどの機能を備えているのが一般的であ
る。
【0003】この電子ボリュームICでは、音量、高
音、低音、左右のバランスを制御する端子が備えられて
おり、この端子に直流電圧を印加することで各種の制御
を行える。図7に、この電子ボリュームICの制御方法
を説明する。5は電子ボリュームIC、9はマイクロコ
ンピュータ(以下マイコンという)で、操作者の指示で
電子ボリュームIC5を制御するために音量の大きさに
よって、パルス幅の異なったパルスを発生する。10は
平滑回路でマイコン9からのパルスを平滑し、電子ボリ
ュームIC5に直流電圧を供給し、音量を制御する。こ
のような技術は、実開昭60−17019号公報(H0
3G3/00)に示されている。
【0004】この状態を図8で示す。例えば、電子ボリ
ュームIC5の入力として、正弦波が加わったと考える
と、図8(a)では、音量を上げていく制御を行った場
合を示し、図8(b)では、音量を下げていく制御を行
った場合を示すものである。この図から分かるように、
電子ボリュームIC5の制御により連続したスムーズな
出力変化が行える。
【0005】一方、近年、このように直流電圧で制御さ
れる電子ボリュームIC以外に、数本のシリアル・デー
タ・バス・ラインで制御される電子ボリュームICが利
用されはじめてきている。
【0006】これは最近のセットの高性能化、高機能化
にともない生産ライン上での調整作業を自動化するため
に、マイコンとバス・インターフェイス及びバス・ライ
ンを介して、調整するICへマイコンからシリアル・デ
ータを送り制御することができるからである。このよう
な技術は、特開平1−138856号公報(HO4N5
/44)で提案されている。
【0007】従って、テレビジョン受像機の場合、この
電子ボリュームICは、選局を行うマイコンからバス・
ラインを介してシリアル・データにより直接制御され
る。その構成を図9に示す。図9において、2は音声処
理回路であり、テレビジョン信号から音声信号を抜き出
し、右(L)左(R)信号を作成する。6は電子ボリュ
ームICで、音声処理回路2から出力されるLR信号の
レベルを変化することができる。9はマイコンで、電子
ボリューム6を制御するためシリアル・データを送信す
る。
【0008】この動作状態を図6に示す。例えば、電子
ボリュームIC6の入力として、正弦波が加わったと考
えると、図6(c)では、音量を上げていく制御を行っ
た場合を示し、図8(b)では、音量を下げていく制御
を行った場合を示すものである。この図から分かるよう
に、電子ボリュームIC6の制御により断続的で段階的
な変化となる。
【0009】ところで、テレビジョン受信機では、チャ
ンネル切り換え時やリモコン送信器のミュートキーによ
るミュート動作は、電子ボリュームICを制御すること
でミュートを行っている。このミュート動作は、上述し
た電子ボリュームICにより異なる。
【0010】まず、図7で示されるような直流電圧で制
御される電子ボリュームIC5の場合、音量制御端子の
直流電圧を0Vとすることで、ミュートを行っている。
この電子ボリュームIC5では、マイコン9からパルス
制御電圧を平滑し、直流電圧に変換する構成であり、そ
の平滑回路10には、平滑用コンデンサを有している。
【0011】このため、マイコン9がミュート動作しよ
うとして、パルスの発生を止めても、電子ボリュームI
C5の音量制御端子は急速に0Vにはならず、コンデン
サの時定数にしたがって0Vになり、いわば図8(b)
に示すようにスムーズにミュートされる。
【0012】しかしながら、図9で示されるようなシリ
アル・データにより制御される電子ボリュームIC6の
場合、直接マイコン9で制御されるため、先ほどのよう
にコンデンサによる時定数がないので、マイコン9が、
ミュート動作すると、図10に示すように電子ボリュー
ムIC6は瞬時にミュートする。瞬時に音を消すと、
「ブチッ」と言う異音が発生し、特に、音量の大きさに
比例した音となり、不快感を与えてしまう。また、瞬間
にミュートを解除したときも同様な動作が発生する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した点
に鑑みなされたものであり、シリアル・デジタル・デー
タで制御する電子ボリュームでのミュート動作時に発生
する異常音を緩和することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、音量を制御す
るための音量制御装置において、音量を消去するための
音量指示信号に基づいて音量を制御する信号をシリアル
・デジタル・データに変換する手段と、シリアル・デジ
タル・データに基づき音量制御用のコントロール・デー
タを作成し、データを送出する音量制御手段と、コント
ロール・データによって、入力された音声信号の音量が
制御される音量可変手段とからなり、音量消去時に前記
音量制御手段でシリアル・デジタル・データからコント
ロール・データを作成するとき段階的に音量を低下させ
るようにデータを作成することを特徴とする音量制御装
置である。
【0015】
【作用】本発明は、上述した構成とすることにより、ミ
ュート時には、段階的に音量を低下させてミュートし、
ミュート解除時には、段階的に音量を上昇するようにす
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明を図1乃至図6を参照しながら
説明する。図1は、本発明のブロック図であり、図9と
同一図番は、同じであるため説明は省略する。本発明
で、従来技術と異なるのは、マイコン9内の制御で、各
種指令制御信号を与える制御部4とその制御部4からの
音量指令制御信号により音量制御をする音量制御回路3
を備えたことである。
【0017】次に、動作を図2及び図3のフローチャー
トを用いて説明する。マイコン9の制御部4は、操作者
が指示した指令に対応した各種指令制御信号(シリアル
・データ)を発生する。そして、音量に関しての指令が
あると音量制御回路3に指令制御信号(シリアル・デー
タ)を供給し、音量制御回路3から電子ボリュームIC
6へ制御信号(シリアル・データ)を送信して、音量を
制御する。
【0018】このとき、音量制御回路3は音量ミュート
制御動作か否かを判断し(22)、音量制御でなけれ
ば、音量のステップアップ制御か否かを判断する(3
4)。そして、ステップアップ指令であるならば、音量
ステップアップ制御(36)を行い、ステップダウン指
令であるなら、音量ステップダウン制御(35)を行
う。このステップ数と音量の関係は図4に示すようにな
っており、最大ステップが62で、そのときが最大音量
となる。(尚、実際は、図4のようにリニアな曲線には
ならず、ステップ数に応じてデジタル的に変化するため
階段状に上昇するが、ここでは、ステップ数と音量の関
係の説明のため図4のようにした。)一方、音量ミュー
ト制御動作の指令であれば、現在のステップ数を確認し
て、そのステップ数の1/2にする(23)。そして、
1/2にされたステップ数を50msec期間保持し
(24)、更に、その保持されたステップ数が6ステッ
プ以下か否かを判断する(25)。
【0019】ステップ数が6以上であるならば、(2
3)から(25)の動作をステップ数が6以下になるま
で繰り返す。ステップ数が6以下であると、ステップ数
を0にして、音量を完全に0にする(26)。これによ
り、音量ミュート制御が完了する。尚、この段階的に低
下した各ステップ数は、音量制御回路3内のメモリ(図
示しない)に蓄えられることになる。
【0020】この動作は図5を見れば理解できる。すな
わち、音量ミュート制御時は、現在のステップ数(仮に
Aとする)から1/2にし、ステップ数をA/2とす
る。更に、T=50msecのち、ステップ数をその1
/2のA/4とすることで、段階的に音量が低下するこ
とになる。
【0021】次に、音量ミュート解除時の動作を説明す
る。まず、ミュート解除か否かを判断し(27)、ミュ
ート解除されていない場合は、ステップ数を0に保持し
たままとする。音量ミュートが解除された場合は、ミュ
ート時において、はじめにステップ数0になる前段階の
ステップ数(これを最終ステップ:Nという)分ステッ
プアップする(28)。(図3参照)これは、先ほど説
明したミュート動作時に、段階的に低下させたステップ
数をメモリしておき、そのステップ数をメモリから順次
読み出し動作をし、はじめに、ステップ数0の前のステ
ップ数を読み出して、ステップアップする。そして、こ
の最終ステップ(N)を50msec保持する(2
9)。
【0022】次に、Nが音量ミュート解除動作前の音量
Aと同じか否かを判断して(30)、同じでなければ、
(28)から(29)の動作を繰り返し、ミュート時に
段階的に低下したステップ数を読み出していく。
【0023】ステップ数Xが音量Aと同じになれば、ス
トップする(31)。これにより、ミュートが解除され
る。
【0024】この動作波形を図6に示している。すなわ
ち、音声を正弦波とすると図6(a)に示すように波形
が段階的に減少し、増加していることがわかる。
【0025】以上により、ミュート時において、段階的
にミュートを行うことができ、異音が発生しない。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、シリアル・データ・バ
ス・ラインで制御する電子ボリュームICにおいて、ミ
ュート時に生ずる不快音や瞬時に音が消えるといった違
和感がなくなりその効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【図2】本発明の動作を示すフローチャート。
【図3】本発明の動作を示すフローチャート。
【図4】ステップ数と音量の関係を示す特性図。
【図5】ミュート動作とミュート解除の波形図。
【図6】本発明の音量制御波形動作を示す図。
【図7】従来技術を示すブロック図。
【図8】従来技術の波形図。
【図9】従来技術を示すブロック図。
【図10】従来技術の波形図。
【符号の説明】
2 音声処理回路 3 音量制御回路 4 制御部 6 電子ボリュームIC 9 マイコン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音量を制御するための音量制御装置にお
    いて、 音量を消去するための音量指示信号に基づいて音量を制
    御する信号をシリアル・デジタル・データに変換する手
    段と、 該シリアル・デジタル・データに基づき音量制御用のコ
    ントロール・データを作成し、データを送出する音量制
    御手段と、 該コントロール・データによって、入力された音声信号
    の音量が制御される音量可変手段とからなり、 音量消去時に前記音量制御手段でシリアル・デジタル・
    データからコントロール・データを作成するとき段階的
    に音量を低下させるようにデータを作成することを特徴
    とする音量制御装置。
JP27026092A 1992-10-08 1992-10-08 音量制御装置 Pending JPH06120752A (ja)

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JP27026092A JPH06120752A (ja) 1992-10-08 1992-10-08 音量制御装置

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JP27026092A JPH06120752A (ja) 1992-10-08 1992-10-08 音量制御装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006067490A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Funai Electric Co Ltd 音声出力装置
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