JP2005045546A - デジタルアンプ回路 - Google Patents

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康人 相馬
Takeyuki Takayama
強之 高山
Hisahito Watanabe
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Masanori Harui
正徳 春井
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Abstract

【課題】 デジタルアンプ回路において、電源投入直後にビープ音を出すと、信号レベルが大きく変わるため、ボツ音が発生していた。
【解決手段】 ビープ音を発生する確認音発生回路10と、ビープ音の基準レベルを決める基準レベル信号を生成する基準信号発生回路20と、これらの出力を加算して出力する加算器22とを備え、基準レベル信号は、電源オフのレベルから、音声信号の基準レベルまで、徐々に変化するように構成する。電源投入から音声出力までの間、基準レベル(直流レベル)が連続して徐々に変化するため、電源投入直後にビープ音を出力しても、ボツ音が発生することがない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタルアンプ回路に関し、特に、スピーカを2値信号で駆動するデジタルアンプ回路に関するものである。
カーステレオや、ポータブルコンパクトディスクプレーヤのように、ユーザが機器本体を直接見ないで操作をする場合がある電子機器において、操作ボタンを押されたことをユーザに伝える操作確認音、いわゆるビープ音は重要な機能となっている。
従来の操作確認音出力回路としては、たとえば、特許文献1に開示されたものがある。図9に、従来の操作確認音出力回路のブロック図を示す。この従来の操作確認音出力回路では、アナログ音声信号を増幅するアンプ1の出力に、アンプ2、コンデンサ5、抵抗6を用いて、マイコンチップ3の出力する2値信号を加算しており、この際、抵抗4と、音量調整回路7とで、振幅調整をすることを特徴としている。
他方、機器のデジタル化が進み、アナログ音声信号ではなく、デジタル信号でスピーカを駆動するデジタルアンプ回路も実用化されつつある。デジタルアンプ回路の例としては、特許文献2に開示されているものがある。このようなデジタルアンプ回路では、PWM(Pulse Width Modulation)波形発生回路などが出力する2値信号で、直接スピーカを駆動するため、図9の構成によって、操作確認音をアナログ音声信号に加算することはできない。
図10に操作確認音出力機能を有する従来のデジタルアンプ回路のブロック図を、図11に従来のデジタルアンプ回路が出力する音声信号を示す。なお、デジタルアンプ回路の出力は2値信号であるが、直感的にわかりにくいので、図11では、平滑後のアナログ波形として示している。
図10において、9はデジタル音声信号を入力し、オーバーサンプリング処理や、ノイズシェープ処理などを行い、出力する音声処理回路、10は操作確認音信号(デジタルデータ)を生成する確認音生成回路、11はシステム制御回路23の指示に従い、音声処理回路9の出力、あるいは操作確認音信号のいずれか一方を選択し出力するスイッチ、13はスイッチ11が出力する信号をPWM信号に変換し出力するPWM変調回路、14はスピーカ15を駆動するインバータである。
以上のように構成された本従来のデジタルアンプ回路の動作を説明する。音楽などを出力する場合、システム制御回路12はスイッチ11を音声処理回路9に接続し、音声処理回路9の出力をPWM変調回路13に供給する。PWM変調回路13では入力した信号をPWM変調し、インバータ14に出力する。インバータ14では入力した2値信号を反転し、スピーカ15に出力する。スピーカ15はローパスフィルタとして動作し、2値信号がアナログ音声として出力される。
外部より何らかの指示が与えられると、システム制御手段23はスイッチ11を確認音発生回路10側に接続し、操作確認音信号をPWM変調回路13に供給する。PWM変調回路13は操作確認音信号をPWM変調し、インバータ14を介してスピーカ15に供給する。この結果、スピーカ15からは操作確認音が出力される(図11における、t1)。所定時間の経過後、システム制御回路12はスイッチ11を音声処理回路9側に戻し、操作確認音の出力を停止する(図11における、t2)。
特開平10−289504号公報(第2−5頁、図1) 特開平9−46787号公報(第2−4頁、図1)
デジタルアンプ回路は、電源効率がよいため、携帯型電子機器への適用が進められている。携帯型電子機器では、消費電力を減らすために、音声を出力しないときにはデジタルアンプ回路の電源をオフし、外部からの指示があった場合に、デジタルアンプ回路の電源をオンすることが有効である。ところが、デジタルアンプ回路の出力は電源が入っていない状態では”L”レベルであり、外部からの指示に従ってスイッチ11を確認音発生回路10側に接続すると、スピーカ15に供給される信号のレベルが急激に変化するため、ボツ音、あるいはクリック音と呼ばれるノイズが発生してしまう。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、電源投入直後に、ボツ音を出すことなしに操作確認音を出すことができるデジタルアンプ回路を実現することを目的としている。
本発明の請求項1に係るデジタルアンプ回路は、デジタル音声信号を入力し、所定の処理を施し出力する音声処理回路と、使用者による操作を確認するための音を発生する操作確認音信号を、生成する確認音発生回路と、前記操作確認音の基準レベルである基準レベル信号を生成する基準信号生成回路と、前記操作確認音信号と、前記基準レベル信号とを加算する加算回路と、前記音声処理回路の出力と、前記加算回路の出力とのいずれか一方を選択し出力する選択回路と、前記選択回路の出力を2値信号に変換し、該2値信号で直接、あるいは低域通過フィルタを介して、外部のスピーカを駆動する駆動回路と、を備え、前記基準信号生成回路は、前記基準レベル信号を、電源オフ時のレベルから前記デジタル音声信号の基準レベルまで、あるいは前記デジタル音声信号の基準レベルから電源オフ時のレベルまで、徐々に変化させるものである、ことを特徴とするものである。
この構成により、電源投入直後に操作確認音を出力するに際し、ボツ音を発生することなく、操作確認音を出力することができる。
また、本発明の請求項2に係るデジタルアンプ回路は、請求項1記載のデジタルアンプ回路において、前記加算回路は、前記基準レベル信号が前記操作確認音信号の振幅より大きいとき、前記操作確認音信号と、前記基準レベル信号との加算を行う、ことを特徴としている。
この構成により、操作確認音の波形がひずむことなく、操作確認音を出力することができる。
また、本発明の請求項3に係るデジタルアンプ回路は、請求項1記載のデジタルアンプ回路において、前記確認音発生回路は、前記操作確認音信号の振幅を、前記基準レベル信号に応じて変化させる、ことを特徴としている。
この構成により、電源投入からの時間遅れをほぼ零にしながら、操作確認音の波形をひずませることなく、操作確認音を出力することができる。
また、本発明の請求項4に係るデジタルアンプ回路は、請求項1ないし3のいずれかに記載のデジタルアンプ回路において、前記加算回路は、前記基準レベル信号が変化している間、前記操作確認音信号と、前記基準レベル信号とを加算し、その加算結果を前記駆動回路に出力し続ける構成としたものである。
この構成により、基準レベル信号が変化することにより発生するノイズを、操作確認音でマスクし、ユーザに与える不快感を軽減することができる。
本発明にかかるデジタルアンプ回路によれば、操作確認音の直流レベルを決める基準レベル信号を生成する基準信号発生回路を有し、基準レベル信号をボツ音が発生しないよう徐々に変化させる構成をとるものとしたので、電源投入直後においても、ボツ音を発生することなしに、操作確認音を出力することができる。これによって、携帯型電子機器にデジタルアンプ回路を適用した場合、デジタルアンプ回路の電源を停止し、省電力を実現しながら、ユーザからの操作に対し、応答が速い、使い勝手のよい電子機器を実現することが可能となる。
また、本発明にかかるデジタルアンプ回路によれば、基準レベル信号の振幅に応じて操作確認音の出力タイミング、および操作確認音の振幅を操作することにより、操作確認音をひずませずに、電源投入から操作確認音が出力されるまでの時間を極力短くすることができ、実用上の効果はきわめて高い。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1ないし図8は、本発明の実施の形態2,3に係るデジタルアンプ回路を説明する図である。なお、図中において同一または相当部分には同一符号を付し、その説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1によるデジタルアンプ回路のブロック図、図2は本実施の形態1のデジタルアンプ回路が出力する音声信号を示す図である。
デジタルアンプ回路の出力は、2値信号であるが、図11と同様、平滑後のアナログ波形として示している。図3はシステム制御回路23が行う処理のフローチャートである。
図1において、9は入力したデジタル音声信号に対して、オーバーサンプリング処理と、ノイズシェーピング処理を施し出力する音声処理回路、10は操作確認音を発生する確認音発生回路、11はPWM変調回路13に供給する信号を選択するスイッチ、13は入力した信号をPWM変調して出力するPWM変調回路、14はPWM変調回路13の出力を反転し出力するインバータ、15はインバータ14の出力を入力し、アナログ音声に変換するスピーカ、20は操作確認音の直流レベルを決める基準レベル信号を発生する基準信号発生回路、21は確認音発生回路10の出力を停止するスイッチ、22はスイッチ21の出力と、基準レベル信号とを加算する加算器、23はスイッチ11と、スイッチ21、および、基準信号発生回路20を制御するシステム制御回路である。
このように構成された本実施の形態1のデジタルアンプ回路について、その動作を説明する。
通常、音声を出力している場合、システム制御回路23は、スイッチ11を音声処理回路9側に接続し、音声処理回路9によって処理されたデジタル音声信号をPWM変調回路13に供給する。PWM変調回路13では入力した信号をPWM変調し、インバータ14を介してスピーカ15に供給する。スピーカ15は入力した信号をアナログ音声に変換し、出力する。
デジタルアンプ回路の電源が投入された場合、投入前のインバータ14の出力は”L”レベルである。電源が投入されると、基準信号発生回路20は”L”レベルに相当する基準レベル信号20aを出力する。さらにシステム制御回路23はスイッチ21を開き、スイッチ15を加算器22側に接続することにより、基準レベル信号がPWM変調されて、スピーカ15に入るようにする(図3における、S31)。
これにより、デジタルアンプ回路は、電源投入直後、スピーカ15を“L”レベルで駆動する(図2における、t3)。“L”レベルでの駆動は、すなわち、電源オフ時と同じレベルでの駆動を意味する。
次に、システム制御回路23は基準信号発生回路20に対し、基準レベルの漸増を指示する。基準信号発生回路20は漸増の指示を受け取ると、基準レベル信号の直流レベルを音声処理回路9の出力する音声信号の基準レベル(直流レベル、通常、電源電圧×0.5であり、図2のaに示される)まで、徐々にあげてゆく。電源投入からの経過時間が図2のt4に達すると、システム制御回路23はスイッチ21を閉じる(図3の、S32)。確認音発生回路10が出力する操作確認音信号は加算器22にて基準レベル信号と加算され、スイッチ11を経由してPWM変調回路13に入る。PWM変調回路13は入力した信号をPWM変調し、インバータ14を介してスピーカ15に送る。この結果、スピーカ15から操作確認音が出力される。所定時間が経過すると、システム制御回路23はスイッチ21を開き、操作確認音の出力を停止する(図2の、t5、図3の、S33)。これにより、スピーカ15に入る信号の直流レベルは、操作確認音の出力の有無にかかわらず、基準レベル信号によって決まり、急激な変化がないため、ボツ音が発生することがない。
基準レベル信号20aのレベルがデジタル音声信号の基準レベルに到達すると(図2の、ステップt6)、システム制御回路23はスイッチ11を音声処理回路9側に接続し、デジタル音声信号を出力する(図3の、S34、S35)。そして、外部より操作ボタンが押されるなど、なんらかの操作指令が入力するのを待つ(図3の、S36)。操作指令が入るとシステム制御手段23は、スイッチ21を閉じ、スイッチ11を加算器22側に接続し、操作確認音をスピーカ15から出力するようにする(図3の、S37)。所定時間の経過後、スイッチ11を音声処理回路9側に接続し、操作確認音の出力を終了する(図3の、S38)。
以上説明したように、本実施の形態1においては、操作確認音を出力する際に、“L”レベルから徐々に変化する基準レベル信号を生成し、この信号に操作確認音を加算して出力することにより、操作確認音出力時の信号レベルの急激な変化を抑えることができ、ボツ音を発生することなしに電源投入直後の操作確認音の出力を可能とすることができるものである。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2によるデジタルアンプ回路について説明する。
図4は本発明の請求項2に対応する実施の形態2によるデジタルアンプ回路を示すブロック図、図5は本実施の形態2によるデジタルアンプ回路が出力する音声信号を示す図である。
本実施の形態2のデジタルアンプ回路の出力は2値信号であるが、図2と同様、平滑後のアナログ波形として示している。図4において、31はスイッチ11、スイッチ21、および基準信号発生回路20を制御するシステム制御回路である。
また図5において、51は基準レベル信号、52は加算器22の出力である。
このように構成された本実施の形態2のデジタルアンプ回路について、その動作を説明する。
本デジタルアンプ回路に電源を投入した際、基準信号発生回路20は“L”レベルの基準レベル信号を出力する。また、システム制御回路31はスイッチ21を開き、スイッチ11を加算器22に接続し、基準レベル信号をPWM変調回路13に出力する。PWM変調回路13はインバータ14を介してスピーカ15を“L”レベルになるよう駆動する。
続いて、システム制御回路31は基準信号発生回路20に対し、基準レベル信号の漸増指示を送る(図5の、t7)。基準信号発生回路20は漸増指示を受け取ると、図5の51に示すように、基準レベル信号のレベルを徐々に高くする。システム制御回路31は、基準レベル信号のレベルが確認音発生回路10が発生する操作確認音の振幅(図5の、b)以上になったことを検出し、スイッチ21を閉じる(図5の、t8)。これにより、操作確認音が加算器22にて基準レベル信号を加算され(図5の、52)、スピーカ15から出力される。システム制御回路31は、所定時間の経過後スイッチ21を開き、操作確認音の出力を停止する。さらに、システム制御回路31は、基準レベル信号のレベルがデジタル音声信号の基準レベル(直流レベル、通常、電源電圧×0.5)に到達すると、スイッチ11を音声処理回路9側に接続する。音声出力時の操作確認音の出力方法は、上記実施の形態1と同じである。
このような、本実施の形態2によるデジタルアンプ回路においては、基準レベル信号のレベルが操作確認音の振幅以上になった後に操作確認音を加算するため、加算器22の出力が接地レベル以下になることにより生じる出力波形のひずみの発生を防ぐことができ、常に同じ音色の操作確認音を出力することが可能となる。
なお、上記実施の形態1では、操作確認音の出力を開始してから停止するまでの時間を所定時間としたが、スイッチ11を音声処理回路9側に切り替えるまでスイッチ21を閉じることにより、操作確認音を出力し続けるようにしてもかまわない。この場合に、デジタルアンプ回路が出力する音声信号を図6に示す。図6において、t7にて基準レベル信号の漸増を開始し、t8にてレベルがbを超えると、操作確認音の加算、及び出力を開始する。そして基準レベル信号が、デジタル音声信号の基準レベルaに到達すると、操作確認音の出力を停止する(図6の、t9)。基準信号発生回路20による漸増処理の際の基準レベル信号の変化量によっては、ノイズが聞こえる可能性があるが、基準レベル信号を変化させている間操作確認音を出力し続けることにより、前述のノイズが隠蔽され、ユーザに与える不快感を軽減することができる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3によるデジタルアンプ回路について説明する。
図7は本発明の請求項3に対応する実施の形態3によるデジタルアンプ回路の一例を示すブロック図、図8は本実施の形態3によるデジタルアンプ回路が出力する音声信号を示す図である。本実施の形態3によるデジタルアンプ回路の出力は2値信号であるが、図2と同様、平滑後のアナログ波形として示している。
図7において、41は操作確認音を発生する確認音発生回路、42はスイッチ11、スイッチ21、および確認音発生回路41を制御するシステム制御回路である。図8において、81は基準レベル信号、82は加算器22の出力である。
このように構成された本実施の形態3のデジタルアンプ回路について、その動作を説明する。
本実施の形態3のデジタルアンプ回路に電源を投入した際、基準信号発生回路20は、スピーカ15を駆動する信号が“L”レベルに相当する基準レベル信号を出力する。また、システム制御回路42は、スイッチ11を加算器21側に接続する。さらに、システム制御回路42は、確認音発生回路41に対し、発生する操作確認音の振幅が基準レベル信号のレベル(図8における、c)と等しくなるように設定する。ついで、スイッチ21を閉じ、確認音発生回路41が出力する操作確認音を基準レベル信号に加算する。次に、漸増指令を基準信号発生回路20に送り、基準レベル信号の漸増を開始する(図8における、t7)。操作確認音の振幅は、基準レベル信号のレベルに連動して大きくなり、所望の振幅(図7における、b)に到達すると、システム制御回路42は、振幅の変化を停止する。以降の動作は、上記実施の形態2と同様であるので、省略する。
このような本実施の形態3によるデジタルアンプ回路においては、基準レベル信号の漸増開始直後から、操作確認音を出力する際に出力振幅が“L”レベルを下回ることによる波形のひずみ、および異音発生を防ぐことができる。
なお以上の説明では、上記操作確認音は矩形波であるものとして説明したが、これは正弦波などその他の波形のものであってもかまわない。
また上記実施の形態2においては、基準レベル信号が変化している間、操作確認音を出し続ける方法について説明したが、この方法は、上記実施の形態1、あるいは3に適用することも可能である。
また上記実施の形態3においては、操作確認音の振幅を、基準レベル信号のレベルと同じにしたが、これは基準レベル信号のレベル以下であればどのようなレベルに設定してもかまわない。たとえば徐々に振幅を上げていくことにより、ユーザにとって耳当たりのよい操作確認音を実現することができる。
また以上の説明では、従来の確認音発生回路を流用して実現する構成について述べたが、これは別途確認音発生回路を追加し、図10のスイッチ11を、3入力1出力タイプとして構成することもできる。
また、以上の説明では、音声処理回路9で行う処理を、オーバーサンプリング処理と、ノイズシェープ処理とし、これらの処理の後ろに、これらの処理を行った信号と操作確認音が含まれる信号とを切り替える切り替えスイッチを設けるようにしたが、操作確認音の直流レベルが時間的に前後の信号と連続的に変化するように構成していれば、オーバーサンプリング処理、あるいはノイズシェープ処理の前に、デジタル音声信号系の信号と、加算器22の出力とを切り替えるスイッチを設けるようにしてもかまわない。
この発明にかかるデジタルアンプ回路は、カーステレオや、ポータブルコンパクトディスクプレーヤのように、ユーザが機器本体を直接見ないで操作をする場合がある電子機器において、操作ボタンを押されたことをユーザに伝える操作確認音、いわゆるビープ音を出力するための回路であり、携帯型電子機器に適用されて有用である。
本発明の実施の形態1によるデジタルアンプ回路のブロック図 本発明の実施の形態1によるデジタルアンプ回路が出力する音声信号を示す図 本発明の実施の形態1におけるシステム制御回路23が行う処理のフローチャート 本発明の実施の形態2によるデジタルアンプ回路のブロック図 本発明の実施の形態2によるデジタルアンプ回路が出力する音声信号を示す図 本発明の実施の形態2によるデジタルアンプ回路が出力する第2の音声信号を示す図 本発明の実施の形態3によるデジタルアンプ回路のブロック図 本発明の実施の形態3によるデジタルアンプ回路が出力する音声信号を示す図 従来の操作確認音出力回路のブロック図 操作確認音出力機能を有する従来のデジタルアンプ回路のブロック図 従来のデジタルアンプ回路が出力する音声信号を示す図
符号の説明
1〜2:アンプ
3:マイコンチップ
4、6:抵抗
5:コンデンサ
7:音量調整回路
9:音声処理回路
10、41:確認音発生回路
11、21:スイッチ
12、23、31、42:システム制御回路
13:PWM変換回路
14:インバータ
15:スピーカ
20:基準信号発生回路
22:加算器
51、81:基準レベル信号
52、82:加算器22の出力

Claims (4)

  1. デジタル音声信号を入力し、所定の処理を施し出力する音声処理回路と、
    使用者による操作を確認するための音を発生する操作確認音信号を、生成する確認音発生回路と、
    前記操作確認音の基準レベルである基準レベル信号を生成する基準信号生成回路と、
    前記操作確認音信号と、前記基準レベル信号とを加算する加算回路と、
    前記音声処理回路の出力と、前記加算回路の出力とのいずれか一方を選択し出力する選択回路と、
    前記選択回路の出力を2値信号に変換し、該2値信号で直接、あるいは低域通過フィルタを介して、外部のスピーカを駆動する駆動回路と、を備え、
    前記基準信号生成回路は、前記基準レベル信号を、電源オフ時のレベルから前記デジタル音声信号の基準レベルまで、あるいは前記デジタル音声信号の基準レベルから電源オフ時のレベルまで、徐々に変化させるものである、
    ことを特徴とするデジタルアンプ回路。
  2. 請求項1記載のデジタルアンプ回路において、
    前記加算回路は、前記基準レベル信号が前記操作確認音信号の振幅より大きいとき、前記操作確認音信号と、前記基準レベル信号との加算を行う、
    ことを特徴とするデジタルアンプ回路。
  3. 請求項1記載のデジタルアンプ回路において、
    前記確認音発生回路は、前記操作確認音信号の振幅を、前記基準レベル信号に応じて変化させる、
    ことを特徴とするデジタルアンプ回路。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のデジタルアンプ回路において、
    前記加算回路は、前記基準レベル信号が変化している間、前記操作確認音信号と、前記基準レベル信号とを加算し、その加算結果を前記駆動回路に出力し続けるものである、
    ことを特徴とするデジタルアンプ回路。
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