JPH06119948A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH06119948A
JPH06119948A JP26855192A JP26855192A JPH06119948A JP H06119948 A JPH06119948 A JP H06119948A JP 26855192 A JP26855192 A JP 26855192A JP 26855192 A JP26855192 A JP 26855192A JP H06119948 A JPH06119948 A JP H06119948A
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JP
Japan
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housing
core
female
male
terminal
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Withdrawn
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JP26855192A
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English (en)
Inventor
Takashi Sawada
尚 澤田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06119948A publication Critical patent/JPH06119948A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5219Sealing means between coupling parts, e.g. interfacial seal
    • H01R13/5221Sealing means between coupling parts, e.g. interfacial seal having cable sealing means
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01R13/42Securing in a demountable manner
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    • H01R13/502Bases; Cases composed of different pieces
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    • H01R13/405Securing in non-demountable manner, e.g. moulding, riveting
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
    • H01R13/4364Insertion of locking piece from the front

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コネタクにおいて、端子のガタ付きや抜けの
防止及びハウジングの端子挿入方向の長さの低減を図
る。 【構成】ハウジングの嵌合方向に収容室を穿設する。収
容室の内周面に係止用突起を設ける。収容室内に突出す
る係止用壁部を設ける。樹脂製であって、端子を鋳ぐる
んでなる中子の外周面に、係止溝を形成する。中子を嵌
合側からハウジングの収容室に挿入し、係止溝と係止突
起を係合させて中子をハウジング内に保持すると共に、
中子の端部を係止壁部により係止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコネクタに関し、詳しく
は、端子を鋳ぐるんだ樹脂製の中子をハウジング内に保
持し、端子のガタ付きや抜けの防止及びハウジングの端
子挿入方向の長さの低減を図るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコネクタでは、例えば、図24に
示すように、ハウジング1の収容室2内に、弾性腕3a
の先端に係止突起3bを設けてなるランス3を備え、こ
のランス3により収容室2内に端子4を係止する構成と
している。(実開昭64−7777号公報参照)
【0003】即ち、上記のコネクタでは、図24中矢印
Aで示すように収容室2の後方より端子4を挿入する
と、図中Bに示す半嵌合状態では、弾性腕3aが端子4
により押しのけられて弾性的にたわみ、更に端子4を挿
入すると、図中Cで示すように、ランス3の係止突起3
bが端子4の係止穴4aに係合され、よって、端子4が
収容室2内に保持される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように弾性を有するランス3により端子4を係止する構
造とした場合、端子4に接続した電線7に引張力等の外
力が作用すると、端子4がガタ付いたり、端子4が収容
室2から抜け出てしまうおそれがある。
【0005】また、ランス3に弾性を持たせるために
は、上記弾性腕3aをある程度の長さLに設定する必要
があるため、ハウジング1の端子挿入方向の長さが必然
的に長くなってしまう。
【0006】本発明は、上記のような従来のコネクタに
おける問題を解決し、ハウジング内に保持した端子のガ
タ付き、抜けを防止すると共に、ハウジングの端子挿入
方向の長さを低減することを目的としてなされたもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、嵌合
方向に穿設した収容室と、該収容室に設けた第1の係止
手段とを備えるハウジングと、樹脂製であって、端子を
鋳ぐるんでなり、上記端子収容室の第1の係止手段と係
合する第2の係止手段を備え、該第2の係止手段と第1
の係止手段の係合により上記収容室内に保持される中子
とを備えることを特徴とするコネクタを提供するもので
ある。
【0008】上記コネクタでは、上記収容室に突出する
係止用壁部を設け、相手方嵌合側から収容室に挿入した
上記中子の端部を上記係止用壁部が係止する構成とする
ことが好ましい。
【0009】また、具体的には、上記第1の係止手段は
収容室の内周面に設けた係止突起とすることが好まし
く、上記第2の係止手段は中子の外周に設けた係止溝と
することが好ましい。
【0010】
【作用】本発明に係るコネクタでは、上記のような構成
としているため、端子を鋳ぐるんだ中子をハウジングの
収容室に挿入し、第1の係止手段を構成する収容室の内
周面に設けた係止突起と、第2の係止手段を構成する中
子の外周に設けた係止溝を係止すると共に、収容室に突
出する係止壁部を設け、この係止壁部によリ中子の端部
を係止しているため、中子を確実にハウジング内に保持
することができる。そのため、本発明のコネクタでは、
端子に対して引張力等の外力が作用する場合にも端子の
ガタ付きや抜けが生じることがない。
【0011】
【実施例】次に、図面に示す実施例に基づき、本発明に
ついて詳細に説明する。図1から図6に示す本発明の実
施例は、雌雄端子21,22を備える雌コネクタ23と
雄コネクタ24を互いに嵌合し、上記雌雄端子21,2
2を互いに接続するものである。
【0012】上記雌コネクタ23は、樹脂製の雌側ハウ
ジング26内に、雌端子21をインサートモールドした
樹脂製の雌側中子27を挿入配置すると共に、上記雌側
ハウジング26の一端を栓部材28により閉鎖する構成
としている。
【0013】上記雌側ハウジング26は、図6から図1
0に詳細に示すように、断面四角形の筒状であって、雄
コネクタ24との嵌合側である前方側Xの端面26aか
ら後方側Yの端面26bへ、雌端子収容室29と、ゴム
リング収容室30を連続して穿設し、収容室を形成して
いる。これら雌端子収容室29とゴムリング収容室30
はそれぞれ断面円形状であって、その接続部分には中子
係止用の一対の係止壁部31,31を設けている。
【0014】上記雌端子収容室29の内周面29aの後
方Y側には、第1の係止手段を構成し、後述する中子2
7の係止溝27eと係合する一対の係止突起32,32
を対向して設けている。この係止突起32は、内周面2
9aに対して傾斜する傾斜部32a、内周面に対してほ
ぼ平行な平坦部32b、及び、内周面29aに対してほ
ぼ垂直な係合部32cを前方X側から連続して設けてい
る。
【0015】また、上記雌端子収容室29の内周面29
aには、断面矩形状であって雌端子収容室29の長さ方
向全体に延在する一対の中子案内溝33,33をほぼ1
80゜対向して設けている。
【0016】上記ゴムリング収容室30は、上記雌端子
収容室29よりも断面積を大きく設定し、円環状の第1
ゴムリング34(図4及び図5に図示する。)を内嵌で
きるようにしている。
【0017】雌側ハウジング26の前方側Xの周壁は二
重構造としており、内側壁26cと外側壁26dの間
に、雄コネクタ24の雌側ハウジング26が挿入される
隙間部36を形成している。上記外側壁26dの後方側
Yには、一対の切欠孔26e,26eを対向して設けて
おり、円環状の第2ゴムリング37(図4及び図5に図
示する。)の外周に設けた一対の突起37a,27aを
この切欠孔26e,26e内に係止し、よって、第2ゴ
ムリング37を隙間部36内に保持する構成としてい
る。
【0018】雌側ハウジング26の前方側Xの図中上方
の外側壁26dには、長方形板状の案内板38,38を
対向して一体に突設している。また、これら案内板3
8,38の間では、外側壁26dの前方側Xの端部を後
方側に折り返してロック用弾性腕39を形成している。
このロック用弾性腕39は上記前方側Xの端部を支点と
して弾性的にたわむように形成しており、長さ方向中央
付近に後述する雄コネクタ24の雄側ハウジング45に
設けたロック孔45gと係合するロック用突起39aを
形成する一方、後端部に押圧部39bを設けている。
【0019】雌側ハウジング26の後方側Yの端部に
は、後述する栓部材28のロック穴28d,28dと係
合する一対のロック用突起41,41を対向して設けて
いる。また、各ロック用突起41,41を挟んで長方形
状の板からなる一対の案内板42,42を対向して設け
ている。
【0020】図11から図14に詳細に示すように、雌
側中子27は、絶縁性樹脂材料からなり、インサートモ
ールドにより雌端子21を内部に鋳ぐるんでいる。
【0021】上記雌端子21は、銅等の導電性材料から
なり、前方側Xに雄端子22の先端部22cを内嵌する
筒状部21aを設けている。また、雌端子21には、電
線44の芯線44aをかしめる小径の芯線かしめ部21
b及び電線44の被覆部44bをかしめる大径の被覆か
しめ部21cを後方側Yに向けて連続して設けている。
上記雌端子21は、上記芯線かしめ部21b及び被覆か
しめ部21cに芯線44a、被覆部44bをかしめた状
態で雌側中子27にインサートモールドされる。
【0022】雌側中子27の外形は全体として円筒状で
あって、雌端子21の筒状部21aを鋳ぐるんだ部分を
第1大径部27a、電線かしめ部21bを鋳ぐるんだ部
分を小径部27b、被覆かしめ部21cを鋳ぐるんだ部
分を第2大径部27cとしている。上記第1及び第2大
径部27a,27cの外径は、上記雌側ハウジング26
の雌端子収容室29の内周面29aと摺動可能に密接す
るように設定している。
【0023】上記第2大径部27cの後方側Yの端面2
7d付近には、第2の係止手段として、断面矩形状の係
合溝27eを周方向全体に設けている。また、上記後方
側Yの端面27dには、周方向全体に面取りを施し、傾
斜部27fを形成している。
【0024】また、雌側中子27の外周には、前方側X
の端面27hから後方端Yに延在する一対のガイド板部
27g,27gを対向して設けている。更に、上記雌側
中子27の前方側Xの端面27hでは、この端面27h
から突出する雌端子21の筒状部21aの両側に、一対
の保護壁27k,27kを突設している。
【0025】栓部材28は、上記ゴムリング収容室30
を閉鎖する略矩形状であって、図中上方に切欠28aを
設けた板部28bの両側にロック用腕28c,28cを
設けてなる。また、各ロック用腕28c,28cには、
ロック穴28d,28dを設けている。
【0026】上記の構成からなる雌コネクタ21では、
雌側ハウジング26のゴムリング収容部30と隙間部3
6にそれぞれ第1及び第2ゴムリング34,37を配置
する。続いて、雄側中子27のガイド板部27g,27
gとハウジング26の中子案内溝33,33の位置を一
致させた状態で、雌側中子27を、雄コネクタ24との
嵌合側である前方側Xから雄端子収容室29に挿入す
る。
【0027】上記のように雌側中子27を挿入していく
と、雌側ハウジング26側の係止突起32が、雌側中子
27側の係止溝27eに嵌まり込み、係止突起32の係
止部32cと係止溝27eの後方側Yの側壁27mとの
係合により、雌側中子27を雌側ハウジング26内に固
定される。また、雌側中子27の後方側Yの端面27d
は雌側ハウジング26の係止壁部31,31に係止され
る。このとき、上記のように中子27は中子案内溝33
により案内されるため、雄端子収容室29内に円滑に挿
入することができる。また、雌側中子27の後端面に傾
斜面27fを設けているため、この傾斜面27fと雌端
子収容室29に設けた係止突起32の傾斜面32aが係
合し円滑に係止突起32を係止溝27eに係合させるこ
とができる。
【0028】次に、雌側ハウジング26の後端から伸び
ている電線44を切欠28a内に導入すると共に、ロッ
ク腕部28bの両側を雌側ハウジング26の後端の案内
板42,42の間に挿入し、ロック腕部28cのロック
穴28dに雌側ハウジング26の係止突起41を嵌合
し、よって、栓部材28を雌側ハウジング26の後端に
固定する。
【0029】上記本実施例の雌コネクタ23では、雌端
子21をインサートモールドした雌側中子27を雌側ハ
ウジング26の相手方コネクタ嵌合側である前方側Xか
ら挿入し、この雌側中子27の後端27dを雌側ハウジ
ング26に設けた係止壁部31により係止しているた
め、電線44に引張力等の外力が作用する場合にも雌端
子21がガタ付いたり、雌側ハウジング26から抜け出
たりすることがない。
【0030】また、上記のように雌コネクタ23では、
雌側中子27の係止溝27eと雌側ハウジング26の雌
端子収容室29に設けた係止突起32の係合により、雌
側中子27を雌側ハウジング26内に保持する構成とし
ており、雌端子21と雌側ハウジング26は点的に接続
しているため、上記従来のコネクタのようにハウジング
に設けたランスにより端子を係止する場合のように雌コ
ネクタの端子挿入方向の長さを長くする必要がない。
【0031】本実施例の雄コネクタ24は、上記雌コネ
クタ23と同様に、樹脂製の雄側ハウジング45内に、
雄端子22をインサートモールドした樹脂製の雄側中子
46を挿入配置すると共に、雄側ハウジング45の一端
を栓部材28により閉鎖する構成としている。
【0032】上記雄側ハウジング45は、図15から図
19に詳細に示すように、全体としてほぼ筒状であっ
て、上記した雌コネクタ23と嵌合する前方側X’の端
面45aから後方側Y’の端面45bまで、相手方コネ
クタ嵌合部47、雄端子収容室48、ゴムリング収容室
49を連続して穿設して収容室を形成している。これら
相手方コネクタ嵌合部47、雄端子収容室48、ゴムリ
ング収容室49はそれぞれ断面円形状であって、相手方
コネクタ嵌合部47及びゴムリング収容室49の径を同
程度に設定する一方、雄端子収容室48の径を小径に設
定している。また、雄端子収容室48とゴムリング収容
室49との接続部分に中子係止用の一対の係止壁部5
0,50を突設している。
【0033】上記雄端子収容室48の内周面48aの後
方側Y’には、第1の係止手段を構成し、後述する雄側
中子46の係止溝46eを係止する一対の係止突起5
2,52を対向して設けている。この係止突起52は前
方側X’から、内周面48aに対して傾斜する傾斜部5
2a、内周面48aに対してほぼ平行な平坦部52b、
及び、内周面48aに対してほぼ垂直な係合部48bを
連続して設けている。
【0034】また、上記内周面48aには、断面矩形状
であって長さ方向全体に延在し、後述する雄側中子46
のガイド板部46f,46fが挿入される一対の中子案
内溝53,53をほぼ直交する角度位置で設けている。
【0035】上記ゴムリング収容室49には、上記雌コ
ネクタ23と同様に、円環状の第1ゴムリング34(図
4及び図5に図示する。)が内嵌される。
【0036】雄側ハウジング45の前方側X’の外側壁
45cの図中上方にには前方側X’のみを開口し、左右
側壁45d,45d、上方壁45e及び後方壁45fに
より取り囲んだ断面矩形状のロック用腕部挿入部54を
設けている。上記上方壁45eには、雌コネクタ23の
ロック用腕部39に設けたロック用突起39aを係合す
るロック孔45gを設けている。
【0037】また、上記相手方コネクタ嵌合部47の先
端付近の外周を薄肉として、挿入部45hとしている。
一方、雄側ハウジング45の後方側Y’先端付近の外周
部には、栓部材28のロック穴28dと係合する一対の
係止突起55,55を対向して設けている。また、雄側
ハウジング45の後方側Y’の端部には、上記突起5
5,55を挟んで一対の案内板56,56を設けてい
る。
【0038】図20から図23に詳細に示すように、絶
縁性樹脂からなる雄側中子46にインサートモールドさ
れる雌端子22は、導電材料からなり、前方側X’に
は、先端に球状部22aを設けた円柱部22bを長手方
向に二又状に分割してなる接続部22cを備え、この接
続部22cにつば部22dを介して芯線かしめ部22e
及び被覆かしめ部22fを連続して設けている。
【0039】上記雄側中子46は、上記電線かしめ部2
2f及び被覆かしめ部22eにそれぞれ芯線44a及び
被覆部44bをかしめた状態で、雄端子22をインサー
トモールドしており、上記つば部22d及び接続部22
cを前方側X’に設けた大径のフランジ状部46aから
突出させている。また、フランジ状部46aには、その
先端が接続部22cの長さ方向中央付近まで位置する一
対の保護板部46b,46bを対向して設けている。
【0040】上記フランジ状部46aの後方側Y’に
は、雄端子22の芯線かしめ部22eを鋳ぐるんだ小径
部46b及び被覆かしめ部22fを鋳るぐるんだ大径部
46cを連続して設けている。この大径部46cの外径
は、上記雄側ハウジング45の雄端子収容室48に対し
て密接状態で摺動可能となるように設定している。
【0041】上記大径部46cの後方側Y’の端面46
d付近には、第2の係止手段を形成し、断面矩形状の係
合溝46eを周方向全体に設けている。また、上記端面
46dには、周方向全体に面取りを施し、傾斜部46f
を形成している。
【0042】また、雄側中子46の外周には、前方側
X’から後方側Y’に延在するガイド板部46f,46
fをほぼ直交する角度位置で設けている。
【0043】尚、雌側ハウジング26の後方側Y’に取
付けた栓部材28は、上記した雌コネクタ23と同一の
構成としているので同一符号を付して説明を省略する。
【0044】上記雄コネクタ24は、前記した雌コネク
タ23と同様に、雄側ハウジング45にゴムリング34
を収容した状態で、ガイド板部46f,46fと中子案
内溝53,53の位置を一致させて雄側中子46を前方
側X’からハウジング45内に挿入し、雄側中子46の
係止溝46eに係止突起52を係合して雄側中子46を
雄側ハウジング45に保持し、その後、雄側ハウジング
45の後端側に栓部材28を取付ける。
【0045】上記雄コネクタ24は、前記した雌コネク
タ23と同様に、雄側ハウジング45の前方側から挿入
した雄側中子46の後方側Y’の端面46dが雄側ハウ
ジング45の係止壁部50に係止されるため、雄端子2
2のガタ付きや抜けを防止することができる。また、雄
端子22は雄側中子46の係止溝46eと雄側ハウジン
グ45の係止突起52の係合により雄側ハウジング45
に対して保持されるため、ランスを設ける必要がなく雄
側ハウジング45の端子挿入方向の長さを低減すること
ができる。
【0046】上記本実施例の雌雄コネクタ23,24を
嵌合する場合には、雄コネクタ24のロック用弾性腕収
容部54に雌コネクタ23のロック用弾性腕39が挿入
されるように、雌雄コネクタ23,24を互いに近接さ
せていく。このとき、雌コネクタ23に設けた案内板3
8,38がロック用弾性腕収容部54が側壁45d,4
5dの内側に案内されると共に、雄コネクタ24の前方
X’側の挿入部45aが雌コネクタ23の隙間部36内
に挿入されるため、雌雄コネクタ23,24を円滑に近
接させることができる。
【0047】雌雄コネクタ23,24を近接させていく
と、雄端子22の接続部22cが雌端子21の筒状部2
1aに挿入され、雌雄端子22,23が接続される。一
方、上記雌コネクタ23のロック用弾性腕39に設けた
ロック用突起39aが雄コネクタ24のロック用孔部4
5gに嵌合し、よって、雌雄コネクタ23,24が互い
にロックされる。このとき、上記雄コネクタ24の挿入
部45aが雌コネクタ23の第2ゴムリング37に内嵌
し、この部分で雌雄コネクタ23,24の接合部のシー
ル性が確保される。
【0048】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、種々の変形が可能である。例えば、上記実施
例では雌雄コネクタを共に端子を鋳ぐるんだ樹脂製の中
子をハウジング内に保持する構成としているが、雌雄コ
ネクタの一方のみをこの中子を設けた構造とし、他方の
コネクタをハウジングに設けたランスにより端子を保持
する構成としてもよい。
【0049】また、雌雄端子のいずれか一方の端子のみ
を本実施例のコネクタ内に保持し、他方の端子はジャク
ションボックス等に配置しもよく、本実施例のコネクタ
の相手方は必ずしもコネクタである必要はない。
【0050】更に、上記ハウジング及び中子の具体的形
状も上記実施例に限定されるものではなく、雌雄コネク
タの嵌合方向に穿設したハウジングの収容室に端子を鋳
ぐるんだ樹脂製の中子を挿入し、収容室と中子に設けた
係止手段を係止する構成であればよい。
【0051】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るコネクタでは、ハウジングの嵌合方向に穿設した
収容室に係止突起を設け、この収容室に端子を鋳ぐるん
だ樹脂製の中子を挿入し、その外周面に設けた係止溝を
上記係止突起と係合させることにより、中子をハウジン
グ内に保持すると共に、上記収容室に係止用壁部を突出
させ、ハウジングの相手方嵌合側から収容室に挿入した
中子の端部を係止用壁部で係止する構成としているた
め、上記端子に接続した電線に引張力等の外力が作用し
た場合にも端子がガタ付いたり、端子がハウジング内か
ら抜け出てしまうのを防止することができる。
【0052】また、本発明のコネクタでは、上記のよう
にハウジングの係止突起と中子の係止溝を係合すること
により、端子を鋳ぐるんだ中子をハウジング内に保持す
る構成としているため、従来のコネクタのようにハウジ
ングにある程度の長さを有する弾性腕を備えるランスを
設ける必要がなく、このランスの長さ分ハウジングの端
子挿入方向の長さを低減することができる等の種々の利
点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係るコネクタを示す正面図
である。
【図2】 図1の平面図である。
【図3】 (A)は図1の左側面図であり、(B)は図
1の右側面図である。
【図4】 図3(B)のIV−IV線での断面図である。
【図5】 図3(B)のV−V線での断面図である。
【図6】 雌コネクタのハウジングを示す正面図であ
る。
【図7】 図6の平面図である。
【図8】 (A)は図6の左側面図であり、(B)は図
6の右側面図である。
【図9】 図8(B)のIX−IX線での断面図である。
【図10】 図8(B)のX−X線での断面図である。
【図11】 中子を示す正面図である。
【図12】 図11の平面図である。
【図13】 (A)は図11の右側面図であり、図11
のXIII−XIII線での断面図である。
【図14】 図13(A)のXIV−XIV線での断面図であ
る。
【図15】 雄コネクタのハウジングを示す正面図であ
る。
【図16】 図15の平面図である。
【図17】 (A)は図15の左側面図であり、(B)
は図15の右側面図である。
【図18】 図17(B)のXVIII−XVIII線での断面図
である。
【図19】 図17(B)のXIV−XIV線での断面図であ
る。
【図20】 中子を示す正面図である。
【図21】 図20の底面図である。
【図22】 (A)は図20の右側面図であり、(B)
は図20のXXII−XXII線での断面図である。
【図23】 図22(A)のXXIII−XXIII線での断面図
である。
【図24】 従来のコネクタの一例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
21 雌端子 22 雄端子 23 雌コネクタ 24 雄コネクタ 26 雌側ハウジング 27 雌側中子 27e,46e 係止溝 28 栓部材 32,52 係止突起 45 雄側ハウジング 46 雄側中子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 嵌合方向に穿設した収容室と、該収容室
    に設けた第1の係止手段とを備えるハウジングと、 樹脂製であって、端子を鋳ぐるんでなり、上記端子収容
    室の第1の係止手段と係合する第2の係止手段を備え、
    該第2の係止手段と第1の係止手段の係合により上記収
    容室内に保持される中子とを備えることを特徴とするコ
    ネクタ。
  2. 【請求項2】 上記収容室に突出する係止用壁部を設
    け、相手方嵌合側から収容室に挿入した上記中子の端部
    を上記係止用壁部が係止する構成としていることを特徴
    とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 上記第1の係止手段は収容室の内周面に
    設けた係止突起であり、上記第2の係止手段は中子の外
    周に設けた係止溝であることを特徴とする請求項1又は
    請求項2に記載のコネクタ。
JP26855192A 1992-10-07 1992-10-07 コネクタ Withdrawn JPH06119948A (ja)

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JP26855192A JPH06119948A (ja) 1992-10-07 1992-10-07 コネクタ
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EP19930114451 EP0591694B1 (en) 1992-10-07 1993-09-08 Connector
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EP0591694B1 (en) 1997-11-19
EP0591694A3 (en) 1995-05-03
DE69315304T2 (de) 1998-06-10
EP0591694A2 (en) 1994-04-13

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