JPH0611952U - パレット搬送式トランスファーマシン - Google Patents
パレット搬送式トランスファーマシンInfo
- Publication number
- JPH0611952U JPH0611952U JP5492192U JP5492192U JPH0611952U JP H0611952 U JPH0611952 U JP H0611952U JP 5492192 U JP5492192 U JP 5492192U JP 5492192 U JP5492192 U JP 5492192U JP H0611952 U JPH0611952 U JP H0611952U
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- column
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- Pending
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- Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 トランスファー機能及びメインテナンス性に
優れたパレット搬送式トランスファーマシンを提供する
ことを目的とする。 【構成】 コラム11の表面だけでなく背面にも加工ユ
ニット32を設け、各ステーションにおいてパレットP
を旋回可能に設ける。また、コラム11の端面において
パレットPを旋回させる機能を選択可能なように2種類
設けるようにする。
優れたパレット搬送式トランスファーマシンを提供する
ことを目的とする。 【構成】 コラム11の表面だけでなく背面にも加工ユ
ニット32を設け、各ステーションにおいてパレットP
を旋回可能に設ける。また、コラム11の端面において
パレットPを旋回させる機能を選択可能なように2種類
設けるようにする。
Description
【0001】
本考案は、ワーク治具を取り付けたパレットを水平方向に走行させるパレット 搬送式トランスファーマシンに関する。
【0002】
従来のパレット搬送式トランスファーマシン(以下単にトランスファーマシン と称する)として、図4に示したような構造が知られている(実公昭60−21 165号公報)。このトランスファーマシンは、L字状のコラム11の表面に、 図5に示したようなトランスファーレール13が各ステーション間及びコラム1 1の両端部に設けられて、このトランスファーレール13上をワーク治具31を 取り付けたパレットPが間欠的に搬送されるように載置されて、ワーク治具31 にはワークWが固定されている。
【0003】 また、コラム11の背面にはトランスファーレール13と同じ高さに回収レー ル17が固定されて、図5に示すようにコラム11の端面において旋回部材39 の前端部39aでパレットPが軸38の回転により180°旋回されて、トラン スファーレール13からその回収レール17に回収可能に移動されるように構成 されている。コラム11の各ステーションにはパレットP上のワーク治具31に 取り付けられたワークWに対して、上下方向から加工、組立を行なう加工ユニッ ト32,33が取り付けられている。
【0004】 さらに、コラム11のウイングベース取付部34にはウイングベース35が取 り付けられ、このウイングベース35上にはワークWに対して前方から水平方向 に加工、組立を行なう加工ユニット36が取り付けられている。37はウイング ベース35とコラム11間に介装された連結棒である。コラム11の水平部には 加工ユニット32,33,36によって生じたチップを受け入れて搬送するチッ プコンベア46が設けられている。50はコントロールボックス、52は操作パ ネルである。
【0005】
ところでこのような従来のパレット搬送式トランスファーマシンでは、次のよ うな問題が存在している。 (1)コラム11の背面にパレットPを回収するための回収レール17が設けら れているが、この背面には単に回収レール17が設けられているだけでトランス ファー機能はないので、スペースメリットしか得られない。 (2)加工ユニット32,33,36の下方にチップコンベア46が設けられて いるが、コラム構造内に設けられているため、長期に亘る使用においてはメイン テナンス性に劣る。
【0006】 本考案は以上のような問題に対処してなされたもので、より優れたスペース効 率、機能性及びメインテナンス性を具備したパレット搬送式トランスファーマシ ンを提供することを目的とするものである。
【0007】
上記目的を達成するために本考案は、複数のステーションを有するコラムと、 このコラムの表面及び背面に沿いパレットを水平方向に走行させるトランスファ ー装置と、パレットをコラム両端の表面及び背面間で移動させる手段と、各ステ ーションでパレットを旋回させる手段と、コラムの表面及び背面の各ステーショ ンに設けた加工ユニットと、コラムの表面及び背面の各トランスファー装置の下 方に配した切りくずの回収手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0008】
コラムの表面だけでなく背面にもトランスファー装置を設けると共に、表面及 び背面の各ステーションに加工ユニットを設け、また各ステーションで必要に応 じてパレットを旋回させ、さらに各トランスファー装置の下方にチップコンベア を配するようにしたので、パレット回収という機能が省略でき、機能性及びメイ ンテナンス性に優れたパレット搬送式トランスファーマシンを実現することがで きる。
【0009】
以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。 図1は本考案のパレット搬送式トランスファーマシンの実施例を示す側面図で 、11はコラムでこのコラム11の表面にはクランプレール15が設けられると 共に、その背面にもクランプレール15が設けられている。これら各クランプレ ール15は従来例と同様に、トランスファーレールと連続するように構成され、 このように連続した状態で上下から挾むようにしてパレットPが間欠的に搬送さ れるようになっている。
【0010】 コラム11の表面及び背面の各ステーション間に設けられたクランプレール1 5上にはワーク治具31を取り付けたパレットPが間欠的に搬送されるように載 置されて、ワーク治具31にはワークWが固定されている。コラム11の表面及 び背面に設けられたクランプレール15及びトランスファーレールの高さは同じ く保たれている。
【0011】 図2は例えばコラム11の背面に設けられたステーションSの構造を示すもの で、コラム11の内側に設けられた回転継手61、サーボモータ62、減速機6 3、軸本体64等から構成されて、パレットPを矢印で示すように旋回できるよ うになっている。このようなステーションSの構造はコラム11の表面背面に加 工工程上の必要に応じて配置されている。旋回機能を持たないステーションにつ いては従来方法に類似するので省略する。
【0012】 コラム11の表面及び背面に設けられたクランプレール15は、コラム11の 端面において図5に示すように旋回部材39の前端部39aでパレットPが軸3 8の回転により180°旋回されるように構成されている他に、図3に示すよう に軸38と直交するように設けられた軸40によってパレットPの高さ位置が変 化しないように保った状態で、旋回部材39により180°旋回するように構成 されている。このような2種類の旋回構造はいずれかを選択できるようになって いる。
【0013】 コラム11の表面及び背面には各ステーションにおいて、主軸台66が設けら れて上方向からパレットP上のワーク治具31に取り付けられているワークWに 対して、加工、組立を行なう加工ユニット32が設けられている。パレットPは 図2に示したように各ステーションで旋回可能に構成されているので、またコラ ム11の表面及び背面に加工ユニット32を設けてあるので、パレットP上のワ ーク治具31に取り付けられているワークWはコラム11の表面及び背面で同一 方向もしくは反対方向からの加工が可能となり、さらに途中での任意方向での加 工も可能になる。
【0014】 コラム11の加工ユニット32の下方には加工によるチップを収容するオイル パン67が設けられ、各オイルパン67の下方はに切りくず回収手段としてのチ ップコンベア46が設けられている。コラム11の上方には配線ダクト68、ク ーラントなどの配管69が設けられ、さらに全体を覆うスプラッシュガード70 が設けられている。
【0015】 パレットPをトランスファーレール上を間欠的に搬送するトランスファーバー 19は、パレットPの下方位置に設けられ、支持ローラ20によって支持されて いる。このトランスファーバー19の動作は従来のものとほぼ同じなのでその詳 細な説明は省略する。
【0016】 以上のような構成で、コラム11の表面及び背面に設けられたトランスファー バー19によって間欠的に搬送されるパレットPは、各ステーションにおいて各 加工ユニット32によってワーク治具31のワークWの加工、組立が行なわれる 。この場合、本実施例においては加工ユニット32はコラム11の表面だけでな く、その背面にも設けられているので、特に背面においては従来のようにパレッ トPの回収だけでなく、トランスファー機能を有しているため、表面と同様にワ ークの加工、組立を行なうことができる。
【0017】 また、各パレットPは図2に示したように各ステーションにおいて旋回可能と なっている。これらによって、ワークWはコラム11の表面及び背面で同一方向 もしくは反対方向からの加工が可能となり、さらに途中での任意方向での加工も 可能となる。
【0018】 さらに、チップコンベア46がコラム11の表面及び背面の各加工ユニット3 2の方向に設けられているので、クーラントやチップに対する対策が容易となり 、長期に亘る使用においてもメインテナンス性を良くすることができる。さらに また、コラム11の表面と背面で加工工程を分配配置することが可能となるため 、各トランスファーピッチを別々に採用できるようになり、極めの細かい対応が 可能となる。従来方向と比較した場合、単純には同一コラム長さ内に倍のステー ションが配置できるため、限られたスペース内における工程配分において、極め て有利となる。
【0019】
以上述べたように本考案によれば、コラムの表面だけではなく、背面にもトラ ンスファー機能を設け、必要なステーションでパレットを旋回させるように構成 し、さらにコラム端面におけるパレットの旋回態様を複数選択可能に設けたので 、機能性及びメインテナンス性に優れたパレット搬送式トランスファーマシンを 提供することができる。
【図1】本考案の実施例を示す側面図である。
【図2】各ステーションにおけるパレットの旋回機能を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図3】コラム端面でのパレットの旋回機能を示す斜視
図である。
図である。
【図4】従来例を示す側面図である。
【図5】従来例におけるパレットの旋回機能を示す斜視
図である。
図である。
11 コラム 19 トランスファーバー 31 ワーク治具 32 加工ユニット 46 チップコンベア P パレット W ワーク
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のステーションを有するコラムと、
このコラムの表面及び背面に沿いパレットを水平方向に
走行させるトランスファー装置と、パレットをコラム両
端の表面及び背面間で移動させる手段と、各ステーショ
ンでパレットを旋回させる手段と、コラムの表面及び背
面の各ステーションに設けた加工ユニットと、コラムの
表面及び背面の各トランスファー装置の下方に配した切
りくずの回収手段とを備えたことを特徴とするパレット
搬送式トランスファーマシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5492192U JPH0611952U (ja) | 1992-07-14 | 1992-07-14 | パレット搬送式トランスファーマシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5492192U JPH0611952U (ja) | 1992-07-14 | 1992-07-14 | パレット搬送式トランスファーマシン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0611952U true JPH0611952U (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=12984086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5492192U Pending JPH0611952U (ja) | 1992-07-14 | 1992-07-14 | パレット搬送式トランスファーマシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0611952U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03124568A (ja) * | 1989-04-25 | 1991-05-28 | Liquid Molding Syst Inc | 流動性商品類の分配容器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6021165U (ja) * | 1983-07-20 | 1985-02-14 | シャープ株式会社 | 螢光表示装置 |
JPH02232151A (ja) * | 1989-03-02 | 1990-09-14 | Honda Motor Co Ltd | 自動加工方法およびその機械 |
-
1992
- 1992-07-14 JP JP5492192U patent/JPH0611952U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6021165U (ja) * | 1983-07-20 | 1985-02-14 | シャープ株式会社 | 螢光表示装置 |
JPH02232151A (ja) * | 1989-03-02 | 1990-09-14 | Honda Motor Co Ltd | 自動加工方法およびその機械 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03124568A (ja) * | 1989-04-25 | 1991-05-28 | Liquid Molding Syst Inc | 流動性商品類の分配容器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980421 |